JP4931040B2 - カップ状容器用熱収縮性筒状ラベル - Google Patents

カップ状容器用熱収縮性筒状ラベル Download PDF

Info

Publication number
JP4931040B2
JP4931040B2 JP2006024119A JP2006024119A JP4931040B2 JP 4931040 B2 JP4931040 B2 JP 4931040B2 JP 2006024119 A JP2006024119 A JP 2006024119A JP 2006024119 A JP2006024119 A JP 2006024119A JP 4931040 B2 JP4931040 B2 JP 4931040B2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heat
cylindrical label
adhesive
label
cup
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Fee Related
Application number
JP2006024119A
Other languages
English (en)
Other versions
JP2007204106A (ja
Inventor
美里 飯高
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Fuji Seal International Inc
Original Assignee
Fuji Seal International Inc
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Fuji Seal International Inc filed Critical Fuji Seal International Inc
Priority to JP2006024119A priority Critical patent/JP4931040B2/ja
Publication of JP2007204106A publication Critical patent/JP2007204106A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4931040B2 publication Critical patent/JP4931040B2/ja
Expired - Fee Related legal-status Critical Current
Anticipated expiration legal-status Critical

Links

Images

Landscapes

  • Details Of Rigid Or Semi-Rigid Containers (AREA)
  • Wrappers (AREA)

Description

本発明は、テーパ状の胴部を有するカップ状容器に特に好適に熱収縮装着できるカップ状容器用熱収縮性筒状ラベルに関する。
従来、テーパ状の胴部を有する容器に外嵌し熱収縮装着させるカップ状容器用の熱収縮性筒状ラベル(以下、筒状ラベルという場合がある)が知られている。
このような筒状ラベルとして、特開2002−46715公報には、筒状ラベルの内周面であってカップ状容器の上端部に相当する位置に、ホットメルトタイプやディレートタックタイプの感熱接着剤が周方向に塗布されている。
かかる熱収縮性筒状ラベルをカップ状容器に外嵌した状態で、カップ状容器の上端部に熱風を吹き付けることで、筒状ラベルを感熱接着剤によってカップ状容器の上端部に確実に仮止めすることができ、熱収縮に伴う筒状ラベルの位置ずれを確実に防止することができる。そして、筒状ラベルを仮止めした後、加熱することで、ゆがみや皺を生じさせることなく、筒状ラベルを均一に熱収縮させることができるという極めて優れた効果を奏する。
ところで、熱収縮性筒状ラベルは、通常、長尺状のラベル基材の両側端部を重ね合わせて接着してセンターシールを行うことで筒状に成形され、これを所定長さに切断し、容器に外嵌して装着される。このため、上記公報記載のような筒状ラベルの上端部に感熱接着剤を塗布するには、通常、製造ラインを流れてくる長尺状のラベル基材の内面に、印刷によって所定間隔を開けて感熱接着剤を塗布しなければならない。
しかしながら、製造時、長尺状のラベル基材に対して、個々の筒状ラベルの上端部相当位置に感熱接着剤を塗布するには、基材の送りなどを調整しなければならず、その制御が煩雑となる。
特開2002−46715公報
そこで、本発明は、カップ状容器に対して歪みなどを生じることなく良好に熱収縮装着でき、しかも、機械的に簡易に製造できるカップ状容器用熱収縮性筒状ラベルを提供することを課題とする。
本発明者らは、簡易に製造できる点から、感熱接着剤をラベル基材の長手方向(すなわち、筒状ラベルに成形した場合に縦方向)に沿って帯状に設けることを検討した。かかる筒状ラベルは、長尺状のラベル基材の送りに沿って感熱接着剤を塗布することで形成できるため、基材の送り調整などを行う必要がなく、機械的に簡易に製造できる。
しかしながら、本発明者らの研究によれば、感熱接着剤を筒状ラベルの縦方向に設ける場合、これを筒状ラベルの周方向の特定位置に設けなければ、カップ状容器に筒状ラベルを装着した際、該筒状ラベルが、容器に対して歪んで装着される場合があることを発見した。
例えば、図8(a)に示すように、センターシール部101の近傍位置に感熱接着剤102を縦方向に設けた筒状ラベル100は、同図(b)に示すように、カップ状容器103のテーパ状の胴部104に装着した際、容器103に対して片方側が浮き上がって歪むという問題が生じる。
このような歪みが生じる原因は明確ではないが、センターシール部101及び感熱接着剤102の塗布された部分は、他の領域に比して僅かに熱収縮し難く、その結果、筒状ラベル100に収縮差が生じる。この熱収縮し難いセンターシール部101と感熱接着剤102の塗布部が筒状ラベル100の周囲の一部分に偏っていると、収縮し易い領域105が比較的大きく収縮する結果、上記のように筒状ラベル100の装着歪みが生じるものと考えられる。
そこで、本発明は、上記問題を解決する手段として、テーパ状の胴部を有するカップ状容器に熱収縮装着される熱収縮性筒状ラベルであって、筒状ラベルが、熱収縮性フィルム層を有するラベル基材の両側端部をセンターシールすることにより筒状に成形されており、筒状ラベルの容器接触面には、感熱接着剤からなる接着部が設けられており、前記接着部が、センターシール部に対向し、且つ筒状ラベルの縦方向に帯状に形成されており、センターシール部と接着部とが重ならないように扁平状に折り畳まれ、且つロール状に巻かれていることを特徴とするカップ状容器用熱収縮性筒状ラベルを提供する。
上記熱収縮性筒状ラベルは、カップ状容器のテーパ状の胴部に外嵌され、熱収縮装着されて使用される。
この筒状ラベルの容器接触面には、感熱接着剤からなる接着部が設けられているので、装着時に接着部が容器胴部に接着することから、筒状ラベルが容器胴部から外れることがない。また、該接着部は、筒状ラベルの縦方向に帯状に形成されているので、上記説明の通り機械的に簡易に製造できる。
そして、本発明の筒状ラベルは、接着部がセンターシール部に対向し且つ筒状ラベルの縦方向に帯状に形成されているので、比較的熱収縮し難いセンターシール部と接着部とが筒状ラベルの周囲に於いて遠くに離れることとなる。このように、比較的熱収縮し難い2つの部分が、筒状ラベルの周囲にバランス良く配置されていることにより、該筒状ラベルをカップ状容器に熱収縮装着した際、筒状ラベルは、歪みを生じることなく良好に装着することができる。
さらに、本発明の筒状ラベルは、センターシール部と接着部が重ならないように扁平状に折り畳まれ、且つロール状に巻かれているので、巻き崩れやブロッキングの発生を抑えることができる。
さらに、本発明の好ましい態様では、上記ラベル基材が熱収縮性フィルム層と発泡樹脂層を有し、発泡樹脂層が筒状ラベルの容器接触面を構成してなり、感熱接着剤がホットメルト接着剤である上記カップ状容器用熱収縮性筒状ラベルを提供する。
かかる熱収縮性筒状ラベルは、発泡樹脂層が積層されているので、これをカップ状容器に装着することにより、断熱性に優れたラベル付きカップ状容器を構成できる。
また、該発泡樹脂層が筒状ラベルの容器接触面を構成し、この発泡樹脂層に設けられる感熱接着剤としてホットメルト接着剤を用いているので、接着部を簡単に厚肉状に塗工できる。具体的には、発泡樹脂層の表面は粗面であるため、印刷によって感熱接着剤を塗工することは困難であるが、ホットメルト接着剤であれば、溶融押出コーティングによって塗工できるので、発泡樹脂層の表面に良好に塗工できる。また、該ホットメルト接着剤を用いれば、一度の塗布工程で比較的厚肉状の接着部を形成することが可能となる。
本発明に係るカップ状容器用熱収縮性筒状ラベルは、カップ状容器に対して歪みなどを生じることなく良好に熱収縮装着でき、装着後、カップ状容器から外れる虞もない。さらに、本発明のカップ状容器用熱収縮性筒状ラベルは、機械的に簡易に製造することができる。
また、本発明の好ましい態様に係るカップ状容器用熱収縮性筒状ラベルは、断熱性に優れ且つ比較的厚肉状の接着部を形成でき、又、ロール状に巻き取った際にブロッキング発生などを防止できる。
以下、本発明について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
図1〜図3に於いて、1は、熱収縮性フィルム層2の内面に発泡樹脂層3が積層されたラベル基材5の両側端部5a,5bを重ね合わせて筒状にし、この重ね合わせ部分を溶剤又は接着剤にて貼着することによりセンターシール部6が形成された熱収縮性筒状ラベルを示す。
筒状ラベル1の容器接触面(最内面)には、感熱接着剤からなる接着部8が、センターシール部6に対向し、且つ筒状ラベル1の縦方向に帯状に形成されている。
具体的には、ラベル基材5は、外面側から順に、熱収縮性フィルム層2、意匠印刷層7発泡樹脂層3の各層が少なくとも積層された積層フィルムからなる。
このラベル基材5の一側端部5aの内面には、意匠印刷層7、発泡樹脂層3が積層されておらず、熱収縮性フィルム層2の内面が帯状に露出したフィルム露出部9が確保されている。
かかるラベル基材5を、発泡樹脂層3が筒状ラベル1の最内面を構成するように筒状にし、図3(a)に示すように、ラベル基材5の一側端部5aを上側にし、その内面(即ちフィルム露出部9)をラベル基材5の他側端部5bの外面に重ね合わせ、この重ね合わせ面を溶剤又は接着剤を介して貼着することにより、センターシール部6が形成されている。
ラベル基材5の他側縁5cは、センターシール部6から外側へ延びており、ラベル基材5の他側縁5cの近傍部分には、ラベル基材5の一側端部5aの内面に対して非接着の重ね代部5dが確保されている。
尚、図3(b)の変形例に示すように、ラベル基材5の一側端部5aの内面に対して非接着な重ね代部5dが設けられていない態様、すなわち、ラベル基材5の他側縁5cの近傍部分が、ラベル基材5の一側端部5aの内面に重ならないように筒状に成形してもよい。
上記センターシール部6の幅は特に限定されないが、通常、2〜7mm程度が例示される。また、非接着の重ね代部5dの幅についても特に限定されないが、通常、2〜8mm程度が例示される。
センターシール部6の形成は、溶剤又は接着剤を用いることができるが、熱収縮性フィルム層2が溶剤接着可能な場合には、貼着部分の厚みを薄くでき、しかも熱収縮を阻害し難いことから、樹脂成分などの固形分を含まない溶剤を用いて貼着することが好ましい。例えば、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、表内面に非晶性ポリオレフィン系樹脂を積層したフィルムなどを熱収縮性フィルム層2とする場合には、テトラヒドロフラン、ジオキサン、ジオキソランなどのエーテル系溶剤、塩化メチレンなどのハロゲン化炭化水素系溶剤、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサンなどの脂環族炭化水素系溶剤、アセトン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトンなどのケトン系溶剤、酢酸エチル、酢酸メチルなどのエステル系溶剤、ヘキサンなどの脂肪族炭化水素系溶剤、トルエンなどの芳香族炭化水素系溶剤などの1種、又は2種以上の混合溶剤などの有機溶剤が例示される。
熱収縮性フィルム層2は、意匠印刷層7を透視可能な無色透明又は有色透明の熱収縮性フィルムからなり、その材質については特に限定されず、例えば、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂、ポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂、ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体などのスチレン系樹脂、環状オレフィン系樹脂、塩化ビニル系樹脂などの熱可塑性樹脂からから選ばれる1種、又は2種以上の混合物などからなるフィルムが例示され、また、異なる2種以上のフィルムを積層した積層フィルムで構成されていてもよい。尚、発泡樹脂層3として非熱収縮性のものを積層する場合には、収縮力の強いポリエチレンテレフタレートフィルムなどのポリエステル系フィルムを用いることが好ましい。
かかる非熱収縮の発泡樹脂層3を積層する場合の好適なフィルムとしては、幅方向(筒状ラベルとした場合に周方向。以下同じ)に於ける収縮応力が8MPa(8N/mm)以上のものが例示される。但し、この幅方向に於ける収縮応力とは、フィルムを幅方向で200mm長、縦方向で15mm長に切り取り、このフィルム片の幅方向両端部を応力測定器((株)島津製作所製、商品名:オートグラフ)のチャックで保持し(チャック間距離50mm)、90℃温水中に10秒間浸漬している間に生じるフィルム片の幅方向に於ける収縮応力の最大値をいう。かかるフィルムを用いることにより、非熱収縮の発泡樹脂層3を積層した場合でも、良好にシュリンク装着できる程度の収縮応力(1MPa以上)を周方向に有する筒状ラベル1を構成することができる。
熱収縮性フィルムは公知の製法で製膜し延伸処理することにより得ることができる。延伸処理は、通常、70〜110℃程度の温度で、幅方向に2.0〜8.0倍、好ましくは3.0〜7.0倍程度延伸することにより行われる。さらに、縦方向(幅方向に直交する方向。以下同じ)にも、例えば1.5倍以下の低倍率で延伸処理を行ってもよい。得られたフィルムは、一軸延伸フィルム又は主延伸方向と直交する方向に若干延伸された二軸延伸フィルムとなる。フィルム層2の厚みは、概ね20〜60μm程度のものが好ましい。また、フィルム層2は、幅方向の熱収縮率(80℃温水中に10秒間浸漬)が40%以上、好ましくは50%以上のものが用いられる。尚、縦方向の熱収縮率は、0〜10%、好ましくは0〜6%程度のものが例示される。
但し、熱収縮率(%)=[{(幅方向(又は縦方向)の元の長さ)−(幅方向(又は縦方向)の浸漬後の長さ)}/(幅方向(又は縦方向)の元の長さ)]×100。
意匠印刷層7は、熱収縮性フィルム層2の内面に、例えば商品名などの所定の表示、デザインと白色等のベタ印刷がグラビア印刷などによって単色又は多色刷りにて設けられている。
発泡樹脂層3を構成する樹脂としては、ポリスチレン、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリウレタンなどが例示され、中でも高発泡性を有することからポリスチレン系を用いることが好ましい。スチレン系樹脂としては、汎用的なスチレンモノマーからなるポリマーの他、スチレン−ブタジエン、無水マレイン酸、メタクリル酸などとスチレンとの共重合体などを用いることができる。発泡方法は、物理的発泡、化学的発泡など公知の発泡方法で行えばよい。これらの樹脂には、必要に応じて、各種フィラー、着色剤、可塑剤、安定剤などの添加剤を適宜添加することができる。発泡樹脂層3は、その両面が粗面状(気泡の露出)のもの、両面が滑面状(スキン層の形成)のもの、一面が粗面状で且つ他面が滑面状のもの、の何れでもよい。一面が粗面状で且つ他面が滑面状の発泡樹脂層3を用いる場合には、滑面状の他面側(スキン層側)をフィルム層2に接着し、粗面状の一面を容器接触面とすることが好ましい。
発泡樹脂層3は、多数の気泡を含むことから白色を呈しているが、白色濃度を向上させるため、酸化チタンなどの顔料を添加してもよく、又、その他の色彩に着色することもできる。
また、発泡樹脂層3は、筒状ラベル1に断熱性を付与する観点から、1.5〜40倍程度、好ましくは2〜6倍程度の発泡倍率のものがよい。
尚、スチレン系樹脂を用いれば、比較的簡易に好適な発泡倍率の発泡樹脂層3を形成することができる。
発泡樹脂層3の厚みは、良好な断熱性を付与するという点から、80μm以上、好ましくは100μm以上がよく、一方、高い断熱性を付与できることから出来るだけ厚く形成することが好ましいが、余りに厚過ぎると、ラベルとして商品価値が損なわれるので、その上限は、500μm以下、好ましくは350μm以下程度がよい。
発泡樹脂層3は、フィルム層2の熱収縮で引張られることにより収縮させることができるので、熱収縮しない非熱収縮性のもの(僅かに熱収縮するものを含む)を用いてもよい。もっとも、収縮応力の弱いフィルム層2を用いる場合には、径差の大きいカップ状容器に良好に装着するため、延伸処理などを施すことにより、少なくとも幅方向に40〜60%程度の熱収縮率を有するものを用いることが好ましい。
発泡樹脂層3は、押出成形などによってシート状に形成された発泡樹脂シートを、ドライラミネーション、感熱接着剤を挟んで接着する熱ラミネーション、サンドラミネーションなどによってフィルム層2に積層接着される。尚、ロール状に巻き取った発泡樹脂シート原反を繰り出しながらラミネート(積層接着)する他、フィルム層2に押出成形によって発泡樹脂層3を成形しながら積層してもよい。
尚、発泡樹脂層3とフィルム層2を積層接着する接着剤は特に限定されず、通常のドライラミネート法、熱ラミネーションなどで用いられている接着剤、例えばアクリル系、ポリウレタン系、酢酸ビニル系、塩化ビニル系、ゴム系、エポキシ系などの溶剤型接着剤又は水溶性接着剤、感熱性接着剤などを用いることができる。
筒状ラベル1の容器接触面に設けられた接着部8は、発泡樹脂層3の内面であって、センターシール部6に対向して縦方向(センターシール部6と平行)に設けられている。
尚、接着部8がセンターシール部6に対向して設けられているとは、図2に示すように、センターシール部6の幅方向中心点Xと接着部8の幅方向中心点Yから形成される中心角θ(センターシール部6の幅方向中心点Xと筒状ラベル1の中心点Oとを結んだ直線と、接着部8の幅方向中心点Yと筒状ラベル1の中心点Oとを結んだ直線と、によって形成される角度)が、180度となる厳密に向かい合っている位置関係の他、同中心角θが180±45度、好ましくは180±30度の範囲のものも含まれる。
接着部8は、加熱によって接着しうる感熱接着剤を、図1に示すように、筒状ラベルの周方向位置のうち、センターシール部6に対向する上縁部から下縁部にかけて帯状に塗工することにより設けられている。
接着部8の幅は、特に限定されないが、余りに幅が狭いと容器胴部への接着が不十分となり、一方、余りに広いと装着時に筒状ラベル1が歪む虞があるため、この点を考慮すると、センターシール部6の幅に対して1〜3倍程度(具体的には、2〜20mm程度)に形成することが好ましい。
また、接着部8は、厚肉状に形成することが好ましく、該接着部8の厚みとしては、例えば、3〜15μm程度が例示される。
尚、図示した例では、接着部8は、縦方向に1本形成されているが、特に図示しないが、接着部8は、複数本で構成されていてもよい。
接着部8を構成する感熱接着剤は、加熱よって接着性を発揮する接着剤(接着剤とは、一般に粘着剤と言われているものも含む)であり、例えば、ホットメルト型接着剤、パートコート型感熱接着剤、ディレードタック型感熱接着剤などを用いることができる。
ホットメルト型接着剤は、常温では接着性はないが加熱することによって接着可能となるものであって加熱溶融によって塗工可能な接着剤であり、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体やエチレンアクリル酸共重合体などのエチレン系樹脂、スチレン−ブタジエンブロック共重合体などのベース樹脂に粘着付与剤などの添加剤が配合されたものが例示される。
また、パートコート型感熱接着剤は、ホットメルト型接着剤と同様に加熱によって接着性が生じ、エチレン−酢酸ビニル共重合体などの熱接着性樹脂と粘着付与剤などを有機溶剤などに溶解又は分散させた溶液を、グラビアコーティングなどの印刷によって塗工可能な接着剤であり、塗工後乾燥して使用するものである。
ディレードタック型感熱接着剤は、加熱することによって活性化して接着性が生じ且つ冷却後長時間に亘ってそれが持続するものであってグラビアコーティングなどの印刷によって塗工可能な接着剤であり、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニル−アクリル酸エステル共重合体、合成ゴムなどのベース樹脂に粘着付与剤及び固体可塑剤などが配合されたエマルジョン型などが例示される。
これら粘着付与剤としては、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂、石油樹脂、フェノール樹脂などが挙げられる。
上記例示した感熱接着剤の中では、溶融押出コーティング(例えば、溶融状態で2〜20mm幅のスリット状口金から吐出するなど)によって塗工可能なホットメルト型接着剤を用いることが好ましい。詳しくは、パートコート型感熱接着剤又はディレードタック型感熱接着剤は、印刷により塗工するので、粗面状の発泡樹脂層3の表面に塗工し難く、さらに、該接着剤を厚肉状に塗工するには、複数回重ね塗りをする必要がある。この点、ホットメルト型接着剤を用いれば、粗面状の発泡樹脂層3の表面に溶融押出コーティングによって良好に塗工でき、さらに、一度の塗布工程により、比較的厚肉状の接着部8を形成することが可能である。
尚、筒状ラベル1の容器接触面に、ブロッキングをより確実に防止する観点から、シリコーン、ポリアミド硝酸綿系樹脂などのコーティング剤等を塗工することによってブロッキング防止層を形成してもよい。
上記熱収縮性筒状ラベル1は、例えば、下記の方法で製造され、容器に装着される。
上記ラベル基材の長尺物(基材原反という)を引き出しながら、図4に示すように、該基材原反51の発泡樹脂層3の内面のうち、基材原反51の幅方向略中央部に、スリット状口金の吐出ノズル4を通じてホットメルト接着剤を塗布する。基材原反51を送出することで、ホットメルト接着剤が縦方向に帯状に塗工されて接着部8が形成される。
該接着部8は、長尺状の基材原反51の送りに沿って感熱接着剤を塗布して形成できるので、基材原反51の送り調整などを行う必要がなく、機械的に簡易に製造できる。
この基材原反51の両側端部を重ね合わせ、溶剤又は接着剤などを用いて両側端部を貼着してセンターシール部6を形成することにより、筒状ラベル1が作製される。
次に、この筒状ラベル1は、扁平状に折り畳まれてロール状に巻き取られるが、該扁平状に折り畳む際、図5に示すように、センターシール部6と接着部8とが重ならないように折り畳まれる。この折り畳まれた長尺状の筒状ラベル1は、ロール状に巻き取られる。
具体的には、本発明の筒状ラベル1は、これを円筒状に開いた状態に於いて、センターシール部6の対向位置に接着部8が設けられている。かかる筒状ラベル1を扁平状に折り畳む際、両側の折り目の何れか一方寄りにセンターシール部6が位置するように折り畳むことにより、センターシール部6と接着部8が重ならない。この点、センターシール部6と接着部8が重なるように扁平状に形成すると、その重ね合わせ部分が厚くなるため、ロール状に巻き取った際、巻き崩れやブロッキングを生じ易くなるが、上記のようにセンターシール部6と接着部8が重ならないように扁平状に折り畳むことで、巻き崩れやブロッキングの発生を抑えることができる。
尚、筒状ラベル1を扁平状に形成する際、センターシール部6と接着部8の相対位置は特に限定されず、図5(a)に示すように、センターシール部6の他側縁5cよりも外側に接着部8が位置するように折り畳まれていてもよいし、同図(b)に示すように、センターシール部6の一側縁5eよりも外側に接着部8が位置するように折り畳まれていてもよい。もっとも、ロールに巻き取った際、接着部8に加わる巻き圧を低減でき、ブロッキング発生を更に抑制できることから、同図(a)に示すように、センターシール部6の他側縁5cよりも外側に接着部8が位置するように折り畳むことが好ましい。
ロールに巻き取られた長尺状の筒状ラベル1は、容器に装着する際、ラベリング装置に装填される。ラベリング装置では、長尺状の筒状ラベルを所定長さに切断した後、これを開口し、図6(a)に示すように、カップ状容器10の胴部11へと外嵌する。
本発明の熱収縮性筒状ラベル1を装着するカップ状容器10は、テーパ状の胴部11を有する容器である。このようなカップ状容器10としては、例えば、底面部12から上面開口部13にかけて次第に大径となるテーパ状の胴部11が形成され、上面開口部13に蓋材14が封止されたものなどが挙げられる。尚、筒状ラベル1をカップ状容器10に装着する際には容器10を逆さにして載置面上に載置するため、図6では、カップ状容器10を逆さに示している。
カップ状容器10に収納される収納物は特に限定されず、各種食品、サニタリー品、医薬品、おもちゃ、機械部品などが挙げられるが、上記筒状ラベル1は、発泡樹脂層3の積層によって断熱性を有するため、冷菓、冷飲料などの冷やして食する食品、ラーメン、ホット飲料などの温めて食する食品などを収納物が好適である。
カップ状容器10に外嵌された筒状ラベル1を、所定温度(例えば、80〜100℃)に加熱することにより、感熱接着剤が接着状態となると共に筒状ラベル1が熱収縮し、容器胴部11に密着する。尚、感熱接着剤を確実に軟化させるために、これを集中的に加熱するヒーターなどの別途の加熱装置を併用してもよい。
加熱によって、図6(b)に示すように、筒状ラベル1は、容器胴部11及び容器底面部12の周端部に熱収縮装着される共に、容器胴部11に感熱接着剤からなる接着部8が接着する。かかる接着部8の接着により、熱収縮性筒状ラベル1が外れないラベル付きカップ状容器を得ることができる。
尚、筒状ラベル1を容器10に熱収縮装着した際、容器接触面を構成する発泡樹脂層3に皺が生じる場合があるが、接着部8が厚肉状に形成されていることにより、発泡樹脂層3に皺が生じても、接着部8が容器10に接着可能となる。
本発明の筒状ラベル1は、これを円筒状に開いた状態に於いて、比較的熱収縮し難い部分であるセンターシール部6と接着部8が対向して形成されているので、両部6,8が、筒状ラベル1の周囲に於いて遠くに離れて位置することとなる。このように比較的熱収縮し難い2つの部分が、筒状ラベル1の周囲にバランス良く配置されていることにより、該筒状ラベル1をカップ状容器10に熱収縮装着した際、筒状ラベル1の片方側が浮き上がってが歪むことなく、図6(b)に示すように、筒状ラベル1をカップ状容器10に良好に装着することができる。
特に、接着部8が厚肉状に形成されていることにより、接着部8が設けられた部分とセンターシール部6に於ける収縮特性(低熱収縮性)が近似するので、筒状ラベル1をカップ状容器10に良好に装着することができる。
次に、本発明の変形例を示す。以下、主として上記実施形態と異なる部分を説明し、同様の構成については、用語及び図番を援用し、その説明を省略する。
上記実施形態に於いて、ラベル基材5として、熱収縮性フィルム層2及び発泡樹脂層3が積層された積層フィルムを例示しているが、さらに、この積層フィルムに他の機能層(例えば、不織布、和紙など)が積層された積層フィルムを用いることもできる。また、発泡樹脂層3が積層されていないフィルム(例えば、熱収縮性フィルム層2のみからなるフィルムや、該フィルム層2に上記他の機能層が積層されたフィルムなど)をラベル基材5として用いることもできる。
さらに、上記実施形態では、接着部8は、縦方向に連続する直線帯状に設けられているが、例えば、図7に示すように、縦方向に断続的に連なる帯状に設けられていてもよい。
また、装着された筒状ラベルを容器から除去するため、上記筒状ラベル1に、公知の分断手段が設けられていてもよい。分断手段としては、ミシン目、ハーフカット線などを用いることができ、筒状ラベルの縦方向に設けられる。
(a)は、本発明の筒状ラベルの一実施形態を示す斜視図、(b)は、同A−A線縦断面図。但し、便宜上、接着部が設けられた部分を薄墨塗りで示す(図4,図7及び図8も同様)。 図1のB−B線横断面図。 (a)は、図1のC−C線横断面図、(b)は、センターシール部分の変形例を示す横断面図。 筒状ラベルの製造過程を示す一部省略参考平面図。 (a)、(b)共に、扁平状に折り畳まれた筒状ラベルを示す横断面図。 (a)は、筒状ラベルをカップ状容器に外嵌した状態を示す一部省略縦断面図、(b)は、同筒状ラベルを熱収縮させた状態を示す一部省略縦断面図。 本発明の筒状ラベルの他の実施形態を示す斜視図、(b)は、同D−D線縦断面図。 (a)は、感熱接着剤がセンターシール部の近傍に設けられた筒状ラベルをカップ状容器に外嵌した状態を示す一部省略縦断面図、(b)は、同筒状ラベルを熱収縮させた状態を示す一部省略縦断面図。
符号の説明
1…熱収縮性筒状ラベル、2…熱収縮性フィルム層、3…発泡樹脂層、5…ラベル基材、5a…ラベル基材の一側端部、5b…ラベル基材の他側端部、6…センターシール部、7…意匠印刷層、8…接着部、9…フィルム露出部、10…カップ状容器、11…カップ状容器の胴部

Claims (2)

  1. テーパ状の胴部を有するカップ状容器に熱収縮装着される熱収縮性筒状ラベルであって、
    筒状ラベルが、熱収縮性フィルム層を有するラベル基材の両側端部をセンターシールすることにより筒状に成形されており、筒状ラベルの容器接触面には、感熱接着剤からなる接着部が設けられ、接着部が、センターシール部に対向し、且つ筒状ラベルの縦方向に帯状に形成されており、センターシール部と接着部とが重ならないように扁平状に折り畳まれ、且つロール状に巻かれていることを特徴とするカップ状容器用熱収縮性筒状ラベル。
  2. ラベル基材が熱収縮性フィルム層と発泡樹脂層を有し、この発泡樹脂層が筒状ラベルの容器接触面を構成してなり、感熱接着剤がホットメルト接着剤である請求項1記載のカップ状容器用熱収縮性筒状ラベル。
JP2006024119A 2006-02-01 2006-02-01 カップ状容器用熱収縮性筒状ラベル Expired - Fee Related JP4931040B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006024119A JP4931040B2 (ja) 2006-02-01 2006-02-01 カップ状容器用熱収縮性筒状ラベル

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2006024119A JP4931040B2 (ja) 2006-02-01 2006-02-01 カップ状容器用熱収縮性筒状ラベル

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2007204106A JP2007204106A (ja) 2007-08-16
JP4931040B2 true JP4931040B2 (ja) 2012-05-16

Family

ID=38483910

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2006024119A Expired - Fee Related JP4931040B2 (ja) 2006-02-01 2006-02-01 カップ状容器用熱収縮性筒状ラベル

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4931040B2 (ja)

Families Citing this family (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101167191B1 (ko) * 2007-10-22 2012-07-24 도칸 고교 가부시키가이샤 단열 용기
JP5810439B2 (ja) * 2011-03-14 2015-11-11 株式会社フジシール ラベル付き包装体
JP6553380B2 (ja) * 2015-03-18 2019-07-31 株式会社フジシール ラベル付き容器

Family Cites Families (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS6415270A (en) * 1987-07-08 1989-01-19 Toshiba Ceramics Co Plate brick for slide gate
JP4601139B2 (ja) * 2000-09-05 2010-12-22 株式会社フジシールインターナショナル 筒状ラベル及びラベル付き容器
JP2005029211A (ja) * 2003-07-04 2005-02-03 Fuji Seal International Inc ガスバリア性容器
JP2005193984A (ja) * 2003-12-10 2005-07-21 Fuji Seal International Inc 筒状ラベル付き容器、及び熱収縮性筒状ラベル
JP2005292461A (ja) * 2004-03-31 2005-10-20 Fuji Seal International Inc 熱収縮性筒状ラベル

Also Published As

Publication number Publication date
JP2007204106A (ja) 2007-08-16

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP6236003B2 (ja) シュリンクフィルム付き台紙
WO2005086122A1 (ja) 熱収縮性筒状ラベル、及び熱収縮性筒状ラベル連続体の製造方法
JP4931040B2 (ja) カップ状容器用熱収縮性筒状ラベル
JP4866073B2 (ja) 熱収縮性筒状ラベル、及び筒状ラベル付き容器
JP5870781B2 (ja) 蓋材用積層体、蓋材、分配包装容器、分配包装体、及び蓋材用積層体の製造方法
JP6079908B2 (ja) 蓋材用積層体、蓋材、分配包装容器、及び分配包装体
JP2006301136A (ja) 熱収縮性筒状ラベル
JP2001088839A (ja) ラベル付き容器及びその製造方法
JP6430309B2 (ja) 熱収縮性ラベル
JP2005193984A (ja) 筒状ラベル付き容器、及び熱収縮性筒状ラベル
JP4698962B2 (ja) 熱収縮性筒状ラベル、及び熱収縮性筒状ラベル連続体の製造方法
JP2011013395A (ja) ラベル
JP2006030668A (ja) 断熱性シュリンクラベル、およびラベル付き容器
JP6983601B2 (ja) ラベル付き容器の製造方法、及びシート成形用インモールドラベル
JP2002068150A (ja) 筒状ラベル及びラベル付き容器
JP3145133B2 (ja) クーポン券付インモールド用ラベル
JP5948006B2 (ja) ロールシュリンクラベル、ロールシュリンクラベル付き容器、及びその製造方法。
JP2008201465A (ja) 熱収縮性筒状ラベル、及びラベル付き容器
JP6657993B2 (ja) 蓋材用積層体、蓋材、分配包装容器、分配包装体、及び蓋材用積層体の製造方法
JP6308884B2 (ja) 包装体及びシュリンクフィルム付き台紙
JP4764211B2 (ja) ラベル付き容器、及びその製造方法
JP6585364B2 (ja) 包装体
JP4995547B2 (ja) ラベル付きインモールド成形品
JP2008064871A (ja) 熱収縮性筒状ラベル
JP4881248B2 (ja) 収縮成形体の製造方法、及び収縮成形体

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20081202

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20100825

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20110506

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20110812

A521 Request for written amendment filed

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20111108

A911 Transfer to examiner for re-examination before appeal (zenchi)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A911

Effective date: 20111115

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20120208

A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20120209

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Ref document number: 4931040

Country of ref document: JP

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150224

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20150224

Year of fee payment: 3

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees