JP2008201465A - 熱収縮性筒状ラベル、及びラベル付き容器 - Google Patents

熱収縮性筒状ラベル、及びラベル付き容器 Download PDF

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Abstract

【課題】 本発明は、一部領域を切取る際、形成される窓部の縁部に亀裂を生じせず、更に、切取り後に於いて外観上良好な状態を保つことができる熱収縮性筒状ラベルを提供することを課題とする。
【解決手段】 本発明の熱収縮性筒状ラベル3は、周方向に熱収縮して容器2に装着可能で、且つ縦方向に延びる縦切取補助線5が形成された筒状体31を有し、容器に熱収縮装着した後、縦切取補助線5に従って筒状体31の一部を分断し、縦切取補助線5を基準として周方向一方側に於ける一部領域Xが切取可能に構成されており、筒状体31は、一部領域Xと反対側に於いて、縦切取補助線5に沿って設けられたフィルム厚肉部7を有する。このフィルム厚肉部7は、筒状体31の内面にテアテープ8を添付することにより設けられている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、容器に装着後、一部が切り取られて使用される熱収縮性筒状ラベル、及び該熱収縮性筒状ラベルが装着されたラベル付き容器に関する。
従来、熱収縮することにより、容器の胴部に装着可能な熱収縮性筒状ラベルは周知である。
かかる熱収縮性筒状ラベルは、容器に装着するため、周方向に大きく熱収縮する。このように周方向に大きく熱収縮する該熱収縮性筒状ラベルは、通常、主延伸方向が周方向となるように、延伸フィルムを筒状に形成した筒状体を有する。
ところで、液体洗剤、油、飲料などを充填する比較的大型の容器として、取っ手の形成された容器が知られている。このような取っ手付きの容器にも、上記熱収縮性筒状ラベルが装着される場合がある。
該取っ手付き容器に装着される熱収縮性筒状ラベルとして、特許文献1には、縦方向及び周方向に延びるミシン目線を形成し、このミシン目線で囲われた所定領域を切り離すことにより、容器の凹所に対応する位置に2つの孔を形成できるスリーブ(熱収縮性筒状ラベル)が開示されている。
かかる熱収縮性筒状ラベルは、縦方向及び周方向に延びるミシン目線に従ってフィルムの一部領域を切取ることにより、容器の凹所に対応する位置に切取窓部を形成できる。このため、容器の凹所が筒状ラベルを装着したことによって塞がれず、熱収縮性筒状ラベルに形成した前記窓部を通じて容器の凹所に指を入れ、これを持つことができる。
しかしながら、熱収縮性筒状ラベルは、上記のように主延伸方向が周方向となるように、延伸フィルムを筒状に形成した筒状体を有する。このため、熱収縮性筒状ラベルは、縦方向に極めて裂け難い反面、周方向には裂け易いという特性を有する。特に、該延伸フィルムとして、一軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルムのようなポリエステル系延伸フィルムを用いた場合には、周方向への引裂き性が強い傾向にある。
従って、上記従来の熱収縮性筒状ラベルについて、縦方向に延びるミシン目線に従って切り取ろうとしても、切取途中で周方向に亀裂が生じ易い。この点、一部領域に亀裂が生じても、該一部領域は除去する部分であって、その後使用に供しない。
しかし、一部領域と反対側に亀裂が生じると、形成される窓部の縁部が綺麗な線条痕とならない。その結果、窓部を通じて容器の凹所を持つ際に、窓部の縁部を構成するフィルム部分が、捲れ上がり、容器を持ち難くするという問題がある。また、窓部の縁部が捲れると、デザインが隠れたり或いは歪むので、外観上好ましくない。
特表平8−509190公報
そこで、本発明は、一部領域を切取る際、形成される窓部の縁部に亀裂を生じせず、更に、切取り後に於いて外観上良好な状態を保つことができる熱収縮性筒状ラベル、及び該ラベルが容器に装着されたラベル付き容器を提供することを課題とする。
本発明に係る熱収縮性筒状ラベルは、周方向に熱収縮して容器に装着可能で、且つ縦方向に延びる縦切取補助線が形成された筒状体を有し、容器に熱収縮装着した後、前記縦切取補助線に従って筒状体の一部を分断し、縦切取補助線を基準として周方向一方側に於ける一部領域が切取可能に構成されており、筒状体は、一部領域と反対側に於いて、縦切取補助線に沿って設けられたフィルム厚肉部を有することを特徴とする。
上記熱収縮性筒状ラベルは、一部領域と反対側に於いて、縦切取補助線に沿ってフィルム厚肉部が設けられているので、縦切取補助線を利用して筒状体の一部を縦方向に分断する際に、一部領域と反対側に亀裂が生じることを防止できる。
従って、上記熱収縮性筒状ラベルは、一部領域を切り取った後、窓部の縁部が、縦切取補助線に従った綺麗な線条痕となる。また、窓部の縁部が捲れ難いので、切取り後に於いて、デザインの歪みなどを防止できる。
本発明の好ましい熱収縮性筒状ラベルは、上記縦切取補助線が、周方向に所定間隔を開けて2本形成されており、上記一部領域が2本の縦切取補助線の間の領域であり、一部領域と反対側に於いて、2本の縦切取補助線に沿って上記フィルム厚肉部がそれぞれ設けられている。
かかる熱収縮性筒状ラベルは、縦切取補助線が2本設けられているので、この両縦切取補助線の間に存する一部領域を容易に切り取ることができる。さらに、筒状体には、一部領域と反対側に於いて、2本の縦切取補助線に沿ってフィルム厚肉部がそれぞれ設けられているので、一部領域の切取り後に形成される窓部の縁部が、綺麗な線条痕となる。
さらに、本発明の他の好ましい熱収縮性筒状ラベルは、上記一方のフィルム厚肉部が、筒状体の上縁から下縁にかけて添付されたテアテープで構成され、他方のフィルム厚肉部が、筒状体のセンターシール部で構成されている。
本発明の熱収縮性筒状ラベルのフィルム厚肉部は、例えば、筒状体に添付したテアテープで構成できる。
上記好ましい熱収縮性筒状ラベルは、2本の縦切取補助線のうち、他方の縦切取補助線に沿って設けられたフィルム厚肉部として、この種ラベルに形成されるセンターシール部を利用するものである。従って、2本の縦切取補助線に沿って設けられるフィルム厚肉部のそれぞれをテアテープで構成する場合に比して、テアテープの添付作業を少なくすることができる。
本発明に係るラベル付き容器は、上記何れかの熱収縮性筒状ラベルが、周壁面に凹み部が形成された容器に熱収縮装着されており、筒状体の一部領域が、容器の凹み部に対応するように装着されている。
本発明の熱収縮性筒状ラベル及びラベル付き容器は、一部領域と反対側に於いて、縦切取補助線に沿ってフィルム厚肉部が設けられているので、縦切取補助線に従って筒状体の一部を縦方向に分断する際に、一部領域と反対側に亀裂が生じることを防止できる。
従って、上記熱収縮性筒状ラベルは、形成される窓部の縁部が綺麗な線条痕となり、窓部の縁部が大きく捲れることを防止できるので、デザインを損ねることなく外観上も良好となる。
以下、本発明について、図面を参照しつつ具体的に説明する。
ただし、同様の構成を示す用語の接頭語として、「第1」、「第2」などを付すが、これは、用語を区別するために付するものであり、部材の優劣、順序などを意味するものではない。また、方向を示す用語として、「上」は、自立状態の容器に装着された筒状体を基準として、自立させた面から鉛直方向へ離れる方向を指す。「下」は、同筒状体を基準として、自立させた面に近づく方向を指す。「縦方向」とは、同筒状体を基準にして、その上下方向を指し、「周方向」とは、同筒状体を基準にして、その周方向を指す。
(第1実施形態)
図1〜図3に於いて、1は、容器2と、該容器2に熱収縮により外嵌装着された熱収縮性筒状ラベル3と、を備えるラベル付き容器を示す。
容器2は、熱収縮性筒状ラベル3が熱収縮装着可能なものであれば特に限定されないが、本発明の熱収縮性筒状ラベル3は一部領域Xを切取可能であることから、内側へ凹んだ凹み部を有するものが好ましい。
該凹み部を有する容器2は、特に限定されず、例えば、図4に示すように、容器胴部21の中途部一側寄りに、内側へ凹んだ凹み部22,23が胴部両面に対向して形成され、この対向する2箇所の凹み部22,23を形成することによって取っ手24が形成されている容器が挙げられる。また、図5に示すように、容器胴部21の中途部一側寄りに、内側に凹んだ凹み部22,23が胴部両面に対向して形成され且つこの対向する2箇所の凹み部22,23が貫通されていると共に、この貫通した凹み部22,23の外側に取っ手24が形成されている容器2などが挙げられる。
なお、凹み部を有する容器2は、上記のように取っ手24を形成する目的で、2箇所の凹み部22,23が形成されているものに限られず、例えば、補強目的又は装飾目的で、1箇所以上の凹み部が形成されている容器でもよい。
容器2の形状は、特に限定されず、例えば、図4に示すような略直方体状、図5に示すような略円錐台状の他、略円柱状などでもよい。また、容器2の大きさも特に限定されない。もっとも、取っ手24が形成されるこの種の容器2は、通常比較的大型の容器であることが多く、例えば、容積0.5リットル以上、特に1リットル以上のものが例示される。
容器2に充填される充填物は、特に限定されず、ジュースなどの飲料、液体洗剤や詰替え用シャンプーなどのサニタリー品、消毒用アルコールなどの医薬品、化粧品などの液体、顆粒状の洗剤などの粒状体などの各種充填物が例示される。
熱収縮性筒状ラベル3は、図6〜図8にも示すように、所定温度(例えば80〜100℃程度)で熱収縮しうる熱収縮性フィルムの両側端部32,33を接着することにより筒状に成形された筒状体31を有する。
筒状体31を構成する熱収縮性フィルムは、少なくとも一方向(筒状に形成した際に於ける周方向。以下同じ)に熱収縮性を有するものであればその材質は特に限定されず、例えば、ポリエチレンテレフタレートなどのポリエステル系樹脂、ポリプロピレンなどのオレフィン系樹脂、ポリスチレン、スチレン−ブタジエン共重合体などのスチレン系樹脂、環状オレフィン系樹脂、塩化ビニル系樹脂などの熱可塑性樹脂から選ばれる1種、又は2種以上の混合物などからなる合成樹脂製フィルムなどを用いることができる。また、熱収縮性を有する2種以上のフィルムが積層された積層フィルムでもよく、又、熱収縮性を有するフィルムに発泡樹脂シート等の断熱層やその他の機能層が積層された積層フィルムを用いることもできる。中でも、収縮特性に優れている点などから、ポリエステル系フィルムを含むものが好ましい。一方向に熱収縮性を有するポリエステル系の延伸フィルムは、一方向に引裂き性が強いが、本発明に於いては、かかるフィルムを用いても縦切取補助線5に従ってフィルムを確実に且つ綺麗に分断できる。
熱収縮性フィルムは、公知の製法で製膜し延伸処理することにより得ることができる。延伸処理は、通常、70〜110℃程度の温度で、幅方向に2.0〜8.0倍、好ましくは3.0〜7.0倍程度で主延伸することにより行われる。さらに、フィルムの他方向(筒状に形成した際に於ける縦方向。以下同じ)にも、例えば1.5倍以下の低倍率で延伸処理を行ってもよい。得られたフィルムは、一軸延伸フィルム又は主延伸方向と直交する方向に若干延伸された二軸延伸フィルムとなる。熱収縮性フィルムの厚みは、特に限定されないが、通常、30〜80μm程度のものが用いられる。
熱収縮性フィルムの熱収縮率としては、熱収縮により容器2に密着可能な程度であれば特に限定されないが、通常、一方向に於ける熱収縮率(90℃温水中に10秒間浸漬)は約30%以上、好ましくは約40%以上のものが例示される。また、熱収縮性フィルムは他方向に若干熱収縮してもよく、かかるフィルムの他方向に於ける熱収縮率(80℃温水中に10秒間浸漬)は、約−3〜15%程度のものが例示される。
但し、熱収縮率(%)=[{(一方向(又は他方向)の元の長さ)−(一方向(又は他方向)の浸漬後の長さ)}/(一方向(又は他方向)の元の長さ)]×100。
尚、熱収縮性フィルムには、例えば商品名、商標、絵柄デザインなどの意匠印刷層(図示せず)がグラビア印刷などによって単色又は多色刷りにて印刷されている。これにより筒状体31に所望の意匠印刷が表されている。
筒状体31は、上記熱収縮性フィルムの主延伸方向が周方向になるように、熱収縮性フィルムの一側端部32を他側端部33の外面に重ね合わせて筒状に形成され、該重ね合わせ部分を、溶剤又は接着剤を用いて接着してセンターシール部9が形成されている。
この筒状体31には、縦方向に延びる縦切取補助線5と、縦切取補助線5の上下端に連設され且つ周方向に延びる横切取補助線6と、縦切取補助線5に沿って縦方向に延びる帯状のフィルム厚肉部7と、が形成されている。
具体的には、縦切取補助線5は、筒状体31の面内に於いて、周方向に所定間隔を開けて左右一対形成されている(2本の縦切取補助線5,5のうち、正面から見て右方を「第1縦切取補助線51」、同左方を「第2縦切取補助線52」という場合がある)。横切取補助線6は、上下一対形成されている(2本の横切取補助線6のうち、上方を「第1横切取補助線61」、下方を「第2横切取補助線62」という場合がある)。
第1横切取補助線61は、第1縦切取補助線51の上端と第2縦切取補助線52の上端の間に架け渡すように形成されている。第2横切取補助線62は、第1縦切取補助線51の下端と第2縦切取補助線52の下端の間に架け渡すように形成されている。
上記第1及び第2縦切取補助線51,52と第1及び第2横切取補助線61,62に従って、筒状体31(フィルム)を分断することにより、各切取補助線51,…によって囲われた筒状体31の一部領域Xを切り取ることができる。
第1及び第2縦切取補助線51,52と第1及び第2横切取補助線61,62の形成位置は特に限定されない。例えば、本発明の熱収縮性筒状ラベル3が凹み部22を有する容器2に装着される場合には、第1及び第2縦切取補助線51,52と第1及び第2横切取補助線61,62で囲われた領域(即ち一部領域X)が容器2の凹み部22,23を含むように、第1及び第2縦切取補助線51,52と第1及び第2横切取補助線61,62が形成されていることが好ましい。
第1縦切取補助線51及び第2縦切取補助線52は、センターシール部9と平行に且つ直線状に形成されている。もっとも、第1縦切取補助線51及び第2縦切取補助線52は、縦方向に延びて設けられていればセンターシール部9と平行に形成されている場合に限られず、例えば、センターシール部9に対して僅かに傾斜した状態で縦方向に形成されていてもよい。また、第1縦切取補助線51及び第2縦切取補助線52は、非直線状(例えば、縦方向に延びる略円弧状、縦方向に延びる略鋸刃状など)に形成されていてもよい。
具体的には、本発明の熱収縮性筒状ラベル3が、上記2箇所の凹み部22,23が形成されている容器2に装着される場合には、図1及び図2に示すように、第1縦切取補助線51は、容器2の一方の凹み部22の右側縁に略一致又は該右側縁の近傍に位置し、且つ縦方向に延びて形成されている。一方、第2縦切取補助線52は、容器2の他方の凹み部23の左側縁に略一致又は該左側縁の近傍に位置し、且つ縦方向に延びて形成されている。
第1横切取補助線61は、容器2の一対の凹み部22,23の上縁に略一致又は該上縁の近傍に位置し、且つ周方向に延びて形成されている。一方、第2横切取補助線62は、容器2の一対の凹み部22,23の下縁に略一致又は該下縁の近傍に位置し、且つ周方向に延びて形成されている。
縦切取補助線5及び横切取補助線6は、その形成部分に於いてフィルムを切取り易くするための線状部である。縦切取補助線5及び横切取補助線6としては、ミシン目線、ハーフカット線などが挙げられる。ミシン目線は、ミシン針の縫い目跡の如く、フィルムの厚み方向に貫通する貫通孔が断続的に刻設された線である。ハーフカット線は、(フィルムを貫通せず)フィルムの厚み方向に略V字状に切り込んだ刻み部が連続する線である。本発明では、形成容易で、且つフィルムの分断性にも優れていることから、縦切取補助線5及び横切取補助線6としては、ミシン目線を用いることが好ましい。
以下、縦切取補助線5及び横切取補助線6として、ミシン目線を用いた場合について説明する。なお、縦切取補助線5を「縦ミシン目線5」と、第1縦切取補助線51を「第1縦ミシン目線51」と、第2縦切取補助線52を「第2縦ミシン目線52」と、横切取補助線6を「横ミシン目線6」と、第1横切取補助線61を「第1横ミシン目線61」と、第2横切取補助線62を「第2横ミシン目線62」と、それぞれ記載する場合がある。
縦ミシン目線5及び横ミシン目線6の貫通孔の形状は特に限定されず、円状(楕円状を含む)、細長い線状の何れでもよい。各ミシン目線の貫通孔の長さ(貫通孔が円状の場合には直径。貫通孔が細長い線状の場合にはその長手方向の長さ)と非貫通部の長さ(隣合う貫通孔の間隔)は、特に限定されず、適宜に設計できる。
縦ミシン目線5の貫通孔の長さと非貫通部の長さは、好ましくは1:1〜2:1であり、より好ましくは2:1程度である。具体的には、縦ミシン目線5の貫通孔の長さは、好ましくは0.5mm〜2mmである。一方、縦ミシン目線5の非貫通部の長さは、好ましくは0.5mm〜1mmである。中でも、貫通孔が2mmで、非貫通部の長さが1mmであることが特に好ましい。
なお、必要に応じて、上記縦ミシン目線5の貫通孔の一部を、より長大な貫通孔としてもよい。例えば、縦ミシン目線5の縦方向中央部に存する貫通孔を、長さ10mm〜20mm程度に形成してもよい。このように縦ミシン目線5の一部の貫通孔を、他の貫通孔に比して長く形成することにより、熱収縮性筒状ラベル3を熱収縮させた際、該長大な貫通孔の部分が周方向に引っ張られて大きく開口する。このため、この開口部分が開封起点口となり、該開封起点口から指を入れてその縁部を容易に掴むことができる。
また、縦ミシン目線5は、図示したように、1本で構成されているものに限られず、隣接して2本以上形成してもよい。すなわち、第1縦ミシン目線51及び/又は第2縦ミシン目線52が、縦方向に延びる2本以上の隣接したミシン目線で構成されていてもよい。2本のミシン目線は、例えば、周方向に1mm〜4mm程度の間隔を開けて形成されていることが好ましく、該ミシン目線の貫通孔と非貫通部は、それぞれ0.7mm程度の長さに形成されていることが好ましい。
一方、横ミシン目線6の貫通孔の長さと非貫通部の長さは、、好ましくは1:1〜2:1であり、より好ましくは2:1程度である。具体的には、横ミシン目線6の貫通孔の長さは、好ましくは0.5mm〜2mmである。一方、横ミシン目線6の非貫通部の長さは、好ましくは0.5mm〜1mmである。
次に、フィルム厚肉部7は、筒状体31の中で部分的にフィルム厚が厚く形成された部分である。フィルム厚肉部7は、上記第1縦ミシン目線51及び第2縦ミシン目線52に沿って、それぞれ設けられている。
フィルム厚肉部7は、例えば、フィルムを2枚以上重ね合わせた部分で構成されている。該フィルム厚肉部7は、例えば、筒状体31の内面にテアテープ8を添付することにより構成できる。また、該フィルム厚肉部7は、筒状体31のセンターシール部9を利用して構成することもできる。
以下、第1縦ミシン目線51に沿って設けられたフィルム厚肉部7を「第1フィルム厚肉部71」と、第2縦ミシン目線52に沿って設けられたフィルム厚肉部7を「第2フィルム厚肉部72」と、それぞれ記載する場合がある。
第1フィルム厚肉部71は、第1縦ミシン目線51を基準にして、一部領域Xと反対側に於いて、該第1縦ミシン目線51に沿って縦方向に延びて設けられている。すなわち、第1フィルム厚肉部71は、非切取領域側であって、第1縦ミシン目線51と略平行に、且つ第1縦ミシン目線51の少なくとも上端から下端にかけて設けられている。
上記一部領域Xと反対側とは、意図的に切取除去されない筒状体31の領域であり、以下、一部領域と反対側を、「非切取領域側」という場合がある。
本実施形態では、第1フィルム厚肉部71としてテアテープ8が用いられている。
該テアテープ8は、例えば、直線状の側縁8aを有する帯状のフィルムが用いられる。テアテープ8の材質は、特に限定されず、筒状体31を構成するフィルムと同様に、任意の樹脂フィルムを用いることができる。テアテープ8は、周方向に熱収縮しうるフィルムを用いることもできるが、非熱収縮性のフィルム(筒状体31の熱収縮温度で熱収縮しないフィルム)を用いることが好ましい。テアテープ8が、周方向に熱収縮すると、隣接する縦ミシン目線5の貫通孔が周方向に引っ張られて大きく開口し易くなるからである。
該テアテープ8は、図8にも示すように、その直線状の側縁8aを第1縦ミシン目線51の近傍に位置させ、該第1縦ミシン目線51に沿って添付されている。テアテープ8の側縁8aは、第1縦ミシン目線51に出来るだけ近く配置されていることが好ましい。例えば、テアテープ8の側縁8aと第1縦ミシン目線51の間隔は、4mm以下、好ましくは3mm以下である。
テアテープ8を筒状体31の内面に添付する方法としては、例えば、接着剤を用いることができる。また、テアテープ8と筒状体31が溶剤接着可能な材質である場合には、溶剤によって筒状体31に接着することもできる。
テアテープ8の幅(周方向の長さ)は、特に限定されないが、通常、2mm〜7mm程度のものが用いられる。
上記テアテープ8は、筒状体31の上縁から下縁にかけて添付されている。本発明は、第1縦ミシン目線51を基準にして、非切取領域側に第1フィルム厚肉部71を設けることにより、第1縦ミシン目線51に従って筒状体31の一部を分断する際に、非切取領域側に亀裂が発生することを防止するものである。このため、フィルム厚肉部7は、縦切取補助線5の上端から下端に対応して設けられていれば良いが、テアテープ8を筒状体31の縦方向中途部にのみ添付することは製造上煩雑である。さらに、上記目的から、フィルム厚肉部7は、縦切取補助線5の上端及び/又は下端よりも、上方及び/又は下方へ長く設けられていることが好ましい。
このような理由で、テアテープ8は、筒状体31の上縁から下縁にかけて添付されていることが好ましい態様である。
一方、第2フィルム厚肉部72は、第2縦ミシン目線52を基準にして、一部領域Xと反対側に於いて、第2縦ミシン目線52に沿って縦方向に延びて設けられている。すなわち、第2フィルム厚肉部72は、非切取領域側であって、第2縦ミシン目線52と略平行に、且つ少なくとも第1縦ミシン目線51の上端から下端にかけて設けられている。
本実施形態では、第2フィルム厚肉部72としてセンターシール部9が用いられている。
センターシール部9は、上述のように、筒状体31を形成するために、熱収縮性フィルムの一側端部32と他側端部33の重ね合わせ接着部分である。
該センターシール部9に於ける一側端部32と他側端部33の重ね順序は特に限定されず、何れの側端部32,33が筒状体31の外面側に位置していてもよい。中でも、筒状体31の外側に位置する一側端部32の縁32aが第2縦ミシン目線52に近接するように、熱収縮性フィルムの両側端部32,33を重ね合わせてセンターシール部9が形成されていることが好ましい。センターシール部9を形成する際、内側に位置する他側端部33の縁部33aは、図6に示すように、通常、数mmほどが接着されない余り代として延出されるので、この余り代が第2縦ミシン目線52に従って分断する際に支障を来すからである。
該センターシール部9の一側端部32の縁32aは、上下に直線状に延びており、該縁の近傍に第2縦ミシン目線52が形成されている。センターシール部9の一側端部32の縁32aは、第2縦ミシン目線52に出来るだけ近いことが好ましい。例えば、センターシール部9の一側端部32の縁32aと第2縦ミシン目線52の間隔は、5mm以下、好ましくは4mm以下である。
センターシール部9の幅(周方向の長さ)は、特に限定されないが、通常、3mm〜10mm程度に形成される。
なお、筒状体31には、容器2のリサイクルのため、熱収縮性筒状ラベル3を容器2から除去し易くするために、縦方向に延びる縦開封補助線4が形成されている。
本実施形態では、縦開封補助線4は、上記第1縦ミシン目線51に連設して設けられている。具体的には、縦開封補助線4は、筒状体31の上縁から第1縦ミシン目線51の上端にかけて形成された第1縦開封補助線41と、第1縦ミシン目線51の下端から筒状体31の下縁にかけて形成された第2縦開封補助線42と、を有する。
従って、縦開封補助線4は、その縦方向中途部が第1縦ミシン目線51に連設されている。
なお、縦開封補助線4は、第2縦ミシン目線52の上下端に連設して設けられていてもよいし、縦開封補助線4は、第1縦ミシン目線51及び第2縦ミシン目線52のそれぞれに連設されていてもよい(この場合、上下縁に延びる縦開封補助線4は周方向に所定間隔を開けて2本設けられる)。
ただし、縦開封補助線4は、第1縦ミシン目線51及び第2縦ミシン目線52に連設されておらず、別個独立して、筒状体31の上縁から下縁にかけて縦方向に形成されていてもよい。
このように縦開封補助線4を設けることにより、使用後、熱収縮性筒状ラベル3全体を縦方向に分断して容器2から除去することができる。
上記熱収縮性筒状ラベル3は、例えば、下記のようにして製造できる。
長尺状の熱収縮性のフィルム原反(主たる熱収縮方向がTD方向)と、裏面に接着剤が塗布された長尺状のテアテープと、を準備する。このテアテープを、送り出されるフィルム原反の所定位置に貼付する。
次に、ミシン目形成装置(トムソン刃や回転刃など)を用いて、長手方向にテアテープが添付されたフィルム原反に、2本の長手方向のミシン目(縦切取補助線及び縦開封補助線)と、該長手方向のミシン目の間に長手方向と直交する方向のミシン目(横切取補助線)と、を形成する。なお、該ミシン目を形成する際に、テアテープを分断するための切り目も同時に刻設する。
その後、熱収縮性フィルム原反を、主熱収縮方向が周方向になるように、熱収縮性フィルム原反の両側部を重ね合わせ、溶剤(又は接着剤)を介して、該重ね合わせ部分を接着して長手方向に延びるセンターシール部を形成する。
このようにして、上記熱収縮性筒状ラベル3が連続的に繋がった筒状ラベル原反を作製できる。該筒状ラベル原反は、一旦、ロール状に巻き取られ、ラベラーに装填される。ラベラーでは、筒状ラベル原反を所定長さに切断して熱収縮性筒状ラベル3を形成した後、該熱収縮性筒状ラベル3の一部領域Xを容器2の凹み部22,23に対応させながら外嵌し、熱収縮性筒状ラベル3を加熱する。
これにより、図1〜図3に示すような、ラベル付き容器1を得ることができる。
上記ラベル付き容器1は、使用に際して、図10に示すように、熱収縮性筒状ラベル3の第1縦ミシン目線51に従って筒状体31の一部を分断する。
第1縦ミシン目線51の一部の貫通孔が長く切り込まれ、第1縦ミシン目線51の一部に大きな開口部分(開封起点口)が形成されている場合には、その部分に指を入れ、フィルムを一部領域X側へ捲るように引き出すことにより、第1縦ミシン目51に従って筒状体31が分断される。
本発明の熱収縮性筒状ラベル3は、一部領域X側に於いて、第1縦ミシン目線51に沿って第1フィルム厚肉部71が形成され、この第1フィルム厚肉部71が設けられた部分は、他の部分に比して切れ難い。このため、フイルムを捲ることにより、非切取領域側に亀裂が生じることなく、第1縦ミシン目線51(第1フィルム厚肉部71の側縁8a)に沿って、筒状体31を分断できる。
特に、第1フィルム厚肉部71の側縁8aが、第1縦ミシン目線51に近接し且つ平行に設けられているため、第1縦ミシン目線51にて分断することにより生じる分断縁は、ほぼ直線状の綺麗な線条痕となる。
さらに、第1縦ミシン目線51の上下端にまで分断すると、切り目81から第1及び第2横ミシン目線61,62に従って筒状体31を分断でき、最後に、第2縦ミシン目線52に従って分断することにより、一部領域Xを完全に筒状体31から切り取ることができる。
上記一部領域Xの切取終焉部分となる第2縦ミシン目線52には、非切取領域側に於いて、第2フィルム厚肉部72が設けられている。このため、第2縦ミシン目線52に従って切り取る際、非切取領域側に亀裂が生じることなく、第2縦ミシン目線52に従って筒状体3を分断できる。
一部領域Xが切り取られたラベル付き容器1は、熱収縮性筒状ラベル3に窓部が形成される。
本発明の熱収縮性筒状ラベル3は、非切取領域側に於いて、第1及び第2縦ミシン目線51,52に沿って第1及び第2フィルム厚肉部71,72が設けられているので、一部領域Xを切り取った後に形成される窓部の縁部は、綺麗な線条痕となる。このため、該窓部の縁部が大きく捲れる虞がなく、又、窓部の外観も良好となる。
特に、熱収縮性筒状ラベル3の一部領域Xを、容器2の凹み部22に対応させて装着する場合、該凹み部22に対応させた一部領域Xは、熱収縮時、大きく収縮するため、一部領域Xの周方向の両側部に収縮応力が強く作用して、その両側部に於けるデザインが歪み易い。この点、本発明の熱収縮性筒状ラベル3は、縦ミシン目線5を基準にして、非切取領域側にフィルム厚肉部7が設けられているので、上記一部領域Xの収縮応力が、フィルム厚肉部7に遮られる。このため、上記一部領域Xの収縮応力が、フィルム厚肉部7を挟んだ反対側である非切取領域に作用し難く、該非切取領域のデザインが歪むことを防止できる。
そして、熱収縮性筒状ラベル3に窓部が形成されたラベル付き容器1は、該窓部から容器2の凹み部22,23が露出するので、該凹み部22,23に指を入れつつ取っ手24を確実に掴むことができる。
(第2実施形態)
第2実施形態は、筒状体31の内面に、感熱性接着剤が設けられている上記熱収縮性筒状ラベル3に係る。
以下、本実施形態に於いて、主として上記第1実施形態と異なる構成及び効果について説明し、上記第1実施形態と同様の構成及び効果については説明を省略し、用語及び符号を援用する。なお、下記第3〜第7実施形態についても、同様に説明し、各実施形態と同様の構成及び効果については説明を省略し、用語及び符号を援用する。
本実施形態の熱収縮性筒状ラベル3は、図10に示すように、筒状体31の一部領域Xを囲うように、筒状体31の内面に感熱接着部10が設けられている。
具体的には、感熱接着部10は、第1縦ミシン目線51を基準にして、非切取領域側に於いて、第1縦ミシン目線51に沿って縦方向に延びて設けられた第1感熱接着部11と、第2縦ミシン目線52を基準にして、非切取領域側に於いて、第2縦ミシン目線52に沿って縦方向に延びて設けられた第2感熱接着部12と、第1横ミシン目線61を基準にして、非切取領域側に於いて、第1横ミシン目線61に沿って周方向に延びて設けられた第3感熱接着部13と、第2横ミシン目線62を基準にして、非切取領域側に於いて、第2横ミシン目線62に沿って周方向に延びて設けられた第4感熱接着部14と、を有する。第1〜第4感熱接着部11〜14は、上記位置に感熱性接着剤を帯状に塗工することにより、筒状体31の内面に設けられている。
感熱性接着剤は、室温では接着性を示さず且つ加熱されることによって接着性を発現しうる接着剤であり、中でも熱収縮性筒状ラベル3の熱収縮温度(例えば、80〜100℃程度)で接着力が発現するものを用いることが好ましい。かかる温度の感熱性接着剤を用いれば、熱収縮性筒状ラベル3を熱収縮させるために加える熱で活性化し、容器2に接着させることができる。
感熱性接着剤としては、例えば、ディレードタック型感熱接着剤、パートコート型感熱接着剤、ホットメルト型接着剤などを用いることができる。
ディレードタック型感熱接着剤は、室温で接着性を示さず、加熱することによって活性化して接着性を示し且つ冷却後長時間に亘ってそれが持続するものであり、グラビアコーティングなどの印刷によって塗工可能な接着剤である。ディレードタック型感熱接着剤としては、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体、酢酸ビニル−アクリル酸エステル共重合体、合成ゴムなどのベース樹脂に粘着付与剤及び固体可塑剤が配合されたエマルジョン型のものなどが例示される。
パートコート型感熱接着剤は、室温で接着性を示さず、加熱によって接着性を示し、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体などの熱接着性樹脂と粘着付与剤などを有機溶剤などに溶解又は分散させた溶液を、グラビアコーティングなどの印刷によって塗工可能な接着剤であり、塗工後乾燥して使用するものである。
ホットメルト型接着剤は、常温で接着性を示さず、加熱することによって接着可能となるものであり、加熱溶融することによって塗工可能な接着剤である。ホットメルト型接着剤としては、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体やエチレンアクリル酸共重合体などのエチレン系樹脂、スチレン−ブタジエンブロック共重合体などのベース樹脂に粘着付与剤などの添加剤が配合されたものが例示される。
本発明に於いては、所望範囲に簡易に塗布できることから、印刷塗工可能な感熱性接着剤、例えば、上記ディレードタック型感熱接着剤やパートコート型感熱接着剤などを用いることが好ましい。特に、長時間に亘って接着性が持続するディレードタック型感熱接着剤を用いることがより好ましい。
本実施形態に係る熱収縮性筒状ラベル3は、容器2に熱収縮装着させる際の熱によって、感熱性接着剤が活性化し、感熱接着部10が容器2の外面に接着する。なお、必要に応じて、感熱性接着剤をスポット的に加熱するための加熱装置を併用してもよい。
本実施形態の熱収縮性筒状ラベル3は、各切取補助線5,6に従って一部領域Xを切り取った後に生じる窓部の縁部が、感熱接着部10を介して容器2に接着した状態となる。従って、該窓部の縁部が、捲れることを防止できるため、上記熱収縮性筒状ラベル3は、デザインの歪みなどを生じず、外観上特に好ましい。
なお、本実施形態に於いて、感熱接着部10は、一部領域Xを囲うように第1〜第4感熱接着部11〜14が設けられているが、これに限定されず、上記第1〜第4感熱接着部11〜14から選ばれる少なくとも1ヶ所以上設けられていればよい。もっとも、上記窓部の縁部のうち、縦方向の縁(分断縁)が捲れ易い傾向にあることから、少なくとも第1感熱接着部11及び第2感熱接着部12が設けられていることが好ましい。
本実施形態に於いては、窓部の縁部の捲れを防止できることから、例えば、図11に示すように、第1縦ミシン目線51及び第2縦ミシン目線52が、筒状体31の上縁から形成されている場合に、特に有効である。つまり、この熱収縮性筒状ラベル3は、上記第1横ミシン目線61が形成されていない態様である。
かかる熱収縮性筒状ラベル3は、一部領域Xを切り取った際、筒状体31の上方部は、左右に完全に分かれるため、窓部の上方縁部に於いて捲れを生じ易い。この点、本実施形態のように、感熱接着部10が設けられていることにより、この捲れを防止できる。
(第3実施形態)
第3実施形態は、第1フィルム厚肉部71及び第2フィルム厚肉部72が上記第1実施形態と異なる上記熱収縮性筒状ラベル3に係る。
本実施形態の熱収縮性筒状ラベル3は、第1縦ミシン目線51に沿って設けられる第1フィルム厚肉部71が、センターシール部9で構成され、第2縦ミシン目線52に沿って設けられる第2フィルム厚肉部72が、テアテープ8で構成されている点で、上記第1実施形態と異なる(図示せず)。
(第4実施形態)
第4実施形態は、第1フィルム厚肉部71及び第2フィルム厚肉部72が何れもテアテープ8で構成されている上記熱収縮性筒状ラベル3に係る。
本実施形態の熱収縮性筒状ラベル3は、図12に示すように、第1フィルム厚肉部71は、第1縦ミシン目線51を基準にして、非切取領域側に於いて、該第1縦ミシン目線51に沿って縦方向に延びて設けられている。また、第2フィルム厚肉部72は、第2縦ミシン目線52を基準にして、非切取領域側に於いて、該第2縦ミシン目線52に沿って縦方向に延びて設けられている。
該熱収縮性筒状ラベル3は、第1フィルム厚肉部71及び第2フィルム厚肉部72が、何れもテアテープ8で構成されている。この場合、センターシール部9は、非切取領域に形成される。また、縦開封補助線4は、第1縦ミシン目線51及び第2縦ミシン目線52に連設されておらず、センターシール部9の一側端部32の縁32aに沿って、筒状体の上縁から下縁にかけて形成されていることが好ましい。
(第5実施形態)
第5実施形態は、フィルム厚肉部7が、縦切取補助線5を基準にして、一部領域X側及び非切取領域側の双方側に設けられている上記熱収縮性筒状ラベル3に係る。
本実施形態の熱収縮性筒状ラベル3は、図13に示すように、第1フィルム厚肉部71,71は、第1縦ミシン目線51を基準にして、一部領域X側及び非切取領域側の双方に於いて、該第1縦ミシン目線51に沿って縦方向に延びて設けられている。また、第2フィルム厚肉部72,72は、第2縦ミシン目線52を基準にして、一部領域X側及び非切取領域側の双方に於いて、該第2縦ミシン目線52に沿って縦方向に延びて設けられている。該熱収縮性筒状ラベル3は、第1フィルム厚肉部71及び第2フィルム厚肉部72が、何れもテアテープ8で構成されている。
本実施形態に係る熱収縮性筒状ラベル3は、第1縦ミシン目線51を挟んで、第1フィルム厚肉部71,71が設けられているので、第1縦ミシン目線51に従って筒状体31を切り取る際、該第1縦ミシン目線51の周方向両側(一部領域X側及び非切取領域側)に亀裂が生じない。従って、一部領域Xを容易に切り取ることができる上、分断縁が鋸刃状にならず、切取後に生じる窓部の縁部は、ほぼ直線状の綺麗な線状痕となる。
なお、第2縦ミシン目線52についても同様である。
本実施形態の如く、一部領域X側にフィルム厚肉部7を設ける場合に於いて、フィルム厚肉部7(例えばテアテープ8)を筒状体31の上縁から下縁にかけて設けた場合には、例えば、第1縦ミシン目線51を開封起点として一部領域Xを切り取る際、一部領域X側に設けられた第1フィルム厚肉部71の存在によって、第1及び第2横ミシン目線61,62に従って周方向に切り取ることができないという不都合が生じる。
このため、本実施形態では、一部領域Xに設けられた第1フィルム厚肉部71の縦方向中途部に、周方向に延びる切り目81が形成されている。該切り目81は、第1縦ミシン目線51の上端(第1横ミシン目線61の連設部)及び第1縦ミシン目線51の下端(第2横ミシン目線62の連設部)に対応する部分にそれぞれ形成されている。従って、切り目81,81は、第1横ミシン目線61の一端部の貫通孔、及び第2横ミシン目線62の一端部の貫通孔に相当する。
上記切り目81を形成することにより、筒状体31の上縁から下縁にかけて設けられたテアテープ8は、周方向にて分断されている。このようにして、第1縦ミシン目線51の上端から下端の間に、実質的に独立したテアテープ8を形成できる。
この切り目81は、テアテープ8を完全に上下分断するように形成されていてもよいし、テアテープ8の一側縁から周方向中途部にまで部分的に切り込んだものでもよい。かかる不完全分断の切り目81は、テアテープ8の両側縁のうち第1縦ミシン目線51側の側縁から形成されていることが好ましい。
なお、第2縦ミシン目線52に沿って設けられた一部領域X側の第2フィルム厚肉部72についても同様に、第2縦ミシン目線52の上端(第1横ミシン目線61の連設部)及び第2縦ミシン目線52の下端(第2横ミシン目線62の連設部)に対応する部分にそれぞれ上記切り目81が形成されていることが好ましい。
また、図14に示すように、縦切取補助線5が、テアテープ8の周方向中途部に於いて該テアテープ8を縦方向に分断するように形成されていてもよい。
具体的には、該熱収縮性筒状ラベル3は、やや幅広のテアテープ8(例えば、周方向の長さが5mm〜10mm程度)を筒状体31の内面に添付し、縦方向に伸びる第1縦ミシン目線51にて該テアテープ8を2分するように、テアテープ8の面内に第1縦ミシン目線51が形成されている。
同様に、第2縦ミシン目線52も、テアテープ8を2分するように、テアテープ8の面内に形成されている。
なお、上記第1縦ミシン目線51及び第2縦ミシン目線52で2分されたテアテープ8のうち、一部領域X側に位置するテアテープ8は、第1縦ミシン目線51及び第2縦ミシン目線52の上下端部に上下切り目81が形成されている。
この変形例に係る熱収縮性筒状ラベル3は、テアテープ8の貼付作業を少なくできるので好ましい態様である。すなわち、図13に示す例では、4本のテアテープ8を貼付しなければならないが、本変形例の場合には、2本のテアテープ8の貼付で、上記と同様の効果を奏する。
なお、本実施形態及び変形例に於いて、第1縦ミシン目線51(又は/及び第2縦ミシン目線52)を形成することにより、テアテープ8を容易に2分できるようにするために、該テアテープ8として縦方向に引裂き性を有するフィルムを用いることが好ましい。
なお、本実施形態及び変形例に於いては、第1縦ミシン目線51及び第2縦ミシン目線52の両側に、フィルム厚肉部7が形成されているが、何れか一方の縦ミシン目線51,52のみでもよい。
また、本実施形態及び変形例に於いては、フィルム厚肉部7が、テアテープ8で構成されているが、フィルム厚肉部7の1つをセンターシール部9で構成することも可能である。
(第6実施形態)
第6実施形態は、横切取補助線が形成されていない上記熱収縮性筒状ラベル3に係る。
図15に示すように、本実施形態の熱収縮性筒状ラベル3は、横切取補助線6が形成されていないことを除いて、その余の点は、上記各実施形態と同様である。
上述のように、熱収縮性筒状ラベル3は、周方向に引裂き性を有するフィルム(延伸方向が周方向とされた熱収縮性フィルム)が用いられている。このため、周方向に伸びる横切取補助線が設けられていなくても、一部領域Xを切り取って、窓部を形成することが可能である。
(第7実施形態)
本発明の熱収縮性筒状ラベル3は、上記各実施形態に示した構成のものに限られず、適宜設計変更することができる。
例えば、上記第2実施形態で示した感熱接着部を、第5実施形態で示した熱収縮性筒状ラベル3に適用するというように、各実施形態を適宜組み合わせた態様に変更することもできる。
さらに、上記各実施形態では、縦ミシン目線5は、2本形成されているが、3本以上形成してもよい。また、縦ミシン目線5が1本のみでもよい。
また、本発明の熱収縮性筒状ラベル3は、縦開封補助線4が設けられていなくてもよい。
また、上記実施形態では、熱収縮性筒状ラベル3は、容器2に外嵌する前に、予め筒状に形成されているものを例示したが、本発明の熱収縮性筒状ラベル3は、容器2に装着する際に、筒状に形成されるものも含まれる。
このような熱収縮性筒状ラベル3は、例えば、上記縦ミシン目線5やテアテープ8などが設けられた長尺状のフィルム原反(但し、主たる熱収縮方向がMD方向)の先端部を、容器2の胴部21に貼付し、これを容器2の周方向に巻き付けつつ切断した後、この切断端部の内面を先端部の外面に貼着することによりセンターシール部9を形成して、筒状に形成される。
また、本発明の熱収縮性筒状ラベル3は、凹み部22を有する容器2に装着される場合に限られず、凹み部を有しない容器に装着してもよい。
さらに、本発明の熱収縮性筒状ラベル3は、例えば、胴部21の外面に、景品や能書などの附属品を添付している容器2に装着してもよい。この場合、一部領域Xが該附属品に対応するように、熱収縮性筒状ラベル3は容器2に熱収縮装着される。このように装着された熱収縮性筒状ラベル3は、一部領域Xを切り取ることで生じる窓部から、上記附属品を取り出すことができる。
(a)は、第1実施形態に係るラベル付き容器を示す右側面図、(b)は、I−I線横断面図。尚、ミシン目線と隠れ線を区別するため、ミシン目線を太破線で、隠れ線を細破線で表す(各図に於いて同じ)。 同左側面図。 同正面図。 (a)は、容器の一例を示す右側面図、(b)は、II−II線横断面図。 (a)は、容器の他例を示す右側面図、(b)は、III−III線横断面図。 第1実施形態に係る熱収縮性筒状ラベルを右側面側から見た斜視図。 同正面側から見た斜視図。 図7のIV−IV線縦断面図。 (a)は、熱収縮性筒状ラベルの一部領域を切取る途中を示す右側面図、(b)は、V−V線横断面図。 (a)は、第2実施形態に係る熱収縮性筒状ラベルを正面側から視た斜視図、(b)は、VI−VI線縦断面図。但し、便宜上、感熱接着部を網掛けで表す。 (a)は、第2実施形態の変形例に係る熱収縮性筒状ラベルを正面側から視た斜視図、(b)は、VII−VII線縦断面図。 第4実施形態に係る熱収縮性筒状ラベルを正面側から見た斜視図。 第5実施形態に係る熱収縮性筒状ラベルを正面側から見た斜視図。 (a)は、第5実施形態の変形例に係る熱収縮性筒状ラベルを正面側から視た斜視図、(b)は、VIII−VIII線縦断面図。 第6実施形態に係る熱収縮性筒状ラベルを正面側から見た斜視図。
符号の説明
1…ラベル付き容器、2…容器、21…容器胴部、22,23…容器の凹み部、3…熱収縮性筒状ラベル、31…筒状体、32…筒状体の一側端部、33…筒状体の他側端部、5…縦切取補助線、51…第1縦切取補助線(第1縦ミシン目線)、52…第2縦切取補助線(第2縦ミシン目線)、6…横切取補助線、61…第1横切取補助線(第1横ミシン目線)、62…第2横切取補助線(第2横ミシン目線)、7…フィルム厚肉部、71…第1フィルム厚肉部、72…第2フィルム厚肉部、8…テアテープ、81…テアテープの切れ目、9…センターシール部、10…感熱接着部、X…一部領域

Claims (4)

  1. 周方向に熱収縮して容器に装着可能で、且つ縦方向に延びる縦切取補助線が形成された筒状体を有し、
    容器に熱収縮装着した後、前記縦切取補助線に従って筒状体の一部を分断し、縦切取補助線を基準として周方向一方側に於ける一部領域が切取可能とされる熱収縮性筒状ラベルであって、
    前記筒状体は、前記一部領域と反対側に於いて、前記縦切取補助線に沿って設けられたフィルム厚肉部を有することを特徴とする熱収縮性筒状ラベル。
  2. 前記縦切取補助線が、周方向に所定間隔を開けて2本形成されており、前記一部領域が前記2本の縦切取補助線の間の領域であり、前記一部領域と反対側に於いて、2本の縦切取補助線に沿って前記フィルム厚肉部がそれぞれ設けられている請求項1に記載の熱収縮性筒状ラベル。
  3. 前記一方のフィルム厚肉部が、筒状体の上縁から下縁にかけて添付されたテアテープで構成され、前記他方のフィルム厚肉部が、筒状体のセンターシール部で構成されている請求項2に記載の熱収縮性筒状ラベル。
  4. 請求項1〜3のいずれかに記載の熱収縮性筒状ラベルが、周壁面に凹み部が形成された容器に熱収縮装着されているラベル付き容器であって、前記筒状体の一部領域が、前記容器の凹み部に対応するように装着されているラベル付き容器。
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