JP2003058057A - マンガン乾電池用ラベル及びマンガン乾電池の製造方法 - Google Patents
マンガン乾電池用ラベル及びマンガン乾電池の製造方法Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 電池に悪影響を与えずに、重ね合わせ部のピ
ールオフを防止することができ、しかも耐衝撃性が優れ
ているマンガン乾電池用ラベルを提供する。 【解決手段】 マンガン乾電池用ラベルは、ラベル基
材、接着剤層及び印刷層を少なくとも有しているマンガ
ン乾電池用ラベルであって、前記ラベル基材が、30μ
m以下の厚みを有する2軸延伸非熱収縮性プラスチック
フィルムからなり、且つ前記接着剤層が、60〜80℃
の接着開始温度を有する低温型感熱接着剤からなってい
ることを特徴とする。ラベル基材がポリエチレンテレフ
タレートフィルムからなるマンガン乾電池用ラベルにお
ける180°剥離強度としては、対ステンレス板、剥離
速度:200mm/分、幅:15mmの条件において、
0.5N〜5.0Nで、対ポリエチレンテレフタレート
フィルム、剥離速度:200mm/分、幅:15mmの
条件において、1.5N〜8.0Nが好ましい。
ールオフを防止することができ、しかも耐衝撃性が優れ
ているマンガン乾電池用ラベルを提供する。 【解決手段】 マンガン乾電池用ラベルは、ラベル基
材、接着剤層及び印刷層を少なくとも有しているマンガ
ン乾電池用ラベルであって、前記ラベル基材が、30μ
m以下の厚みを有する2軸延伸非熱収縮性プラスチック
フィルムからなり、且つ前記接着剤層が、60〜80℃
の接着開始温度を有する低温型感熱接着剤からなってい
ることを特徴とする。ラベル基材がポリエチレンテレフ
タレートフィルムからなるマンガン乾電池用ラベルにお
ける180°剥離強度としては、対ステンレス板、剥離
速度:200mm/分、幅:15mmの条件において、
0.5N〜5.0Nで、対ポリエチレンテレフタレート
フィルム、剥離速度:200mm/分、幅:15mmの
条件において、1.5N〜8.0Nが好ましい。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電池の性能に悪影
響を与えずに、重ね合わせ部のピールオフが防止されて
いるマンガン乾電池用ラベル及びマンガン乾電池の製造
方法に関する。
響を与えずに、重ね合わせ部のピールオフが防止されて
いるマンガン乾電池用ラベル及びマンガン乾電池の製造
方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、マンガン乾電池では、外装材とし
てメタルジャケットを用いることが多くなっている。マ
ンガン乾電池は、例えば、図4で示されるような構成を
有している。図4は従来のマンガン乾電池の一例を示す
概略断面図である。図4において、5はマンガン乾電池
であり、6は電池本体、61はプラス極、61aは合
剤、61bは炭素棒、62はマイナス極、7はメタルジ
ャケット、71はメタルジャケットの上部かしめ部位、
72はメタルジャケットの下部かしめ部位、73はメタ
ルジャケットのストレート部位、81はセパレーター、
82は封口体、83はメタルトップ、84はトップリン
グ、85はメタルボトム、86はボトムリング、87は
熱収縮性チューブである。マンガン乾電池5において、
電池本体6は、二酸化マンガン、アセチレンブラック、
塩化亜鉛水からなる正極材料としての合剤61aと炭素
棒61bとからなるプラス極61、亜鉛缶からなるマイ
ナス極62、プラス極61とマイナス極62とをショー
トさせないためにプラス極61とマイナス極62との間
に設けられているセパレーター81、およびプラス極6
1の合剤61aの液漏れや乾燥を防ぐための封口体82
から構成されている。マンガン電池5は、一般的に、電
池本体6と、該電池本体6の底部でマイナス極62と密
着させるメタルボトム(金属底板)85と、ボトムリン
グ(シールリング)86とを、絶縁と液漏れ防止として
用いられている熱収縮性チューブ87により被覆して熱
収縮させて密着させて、メタルボトム付き電池本体を作
製し、さらに、予め筒状に成形されているメタルジャケ
ット7の中に、前記メタルボトム付き電池本体を入れ、
該メタルボトム付き電池本体上にプラス側の電気をより
通じやすくさせるためのメタルトップ(金属キャップ)
83とトップリング84とを乗せてからメタルジャケッ
ト7の上部かしめ部位71及び下部かしめ部位72を内
側に折り曲げて、電池本体6とメタルジャケット7とを
密接に固定させることにより作製されている。
てメタルジャケットを用いることが多くなっている。マ
ンガン乾電池は、例えば、図4で示されるような構成を
有している。図4は従来のマンガン乾電池の一例を示す
概略断面図である。図4において、5はマンガン乾電池
であり、6は電池本体、61はプラス極、61aは合
剤、61bは炭素棒、62はマイナス極、7はメタルジ
ャケット、71はメタルジャケットの上部かしめ部位、
72はメタルジャケットの下部かしめ部位、73はメタ
ルジャケットのストレート部位、81はセパレーター、
82は封口体、83はメタルトップ、84はトップリン
グ、85はメタルボトム、86はボトムリング、87は
熱収縮性チューブである。マンガン乾電池5において、
電池本体6は、二酸化マンガン、アセチレンブラック、
塩化亜鉛水からなる正極材料としての合剤61aと炭素
棒61bとからなるプラス極61、亜鉛缶からなるマイ
ナス極62、プラス極61とマイナス極62とをショー
トさせないためにプラス極61とマイナス極62との間
に設けられているセパレーター81、およびプラス極6
1の合剤61aの液漏れや乾燥を防ぐための封口体82
から構成されている。マンガン電池5は、一般的に、電
池本体6と、該電池本体6の底部でマイナス極62と密
着させるメタルボトム(金属底板)85と、ボトムリン
グ(シールリング)86とを、絶縁と液漏れ防止として
用いられている熱収縮性チューブ87により被覆して熱
収縮させて密着させて、メタルボトム付き電池本体を作
製し、さらに、予め筒状に成形されているメタルジャケ
ット7の中に、前記メタルボトム付き電池本体を入れ、
該メタルボトム付き電池本体上にプラス側の電気をより
通じやすくさせるためのメタルトップ(金属キャップ)
83とトップリング84とを乗せてからメタルジャケッ
ト7の上部かしめ部位71及び下部かしめ部位72を内
側に折り曲げて、電池本体6とメタルジャケット7とを
密接に固定させることにより作製されている。
【0003】メタルジャケット11は、金属製であり、
金属光沢を有するため外観性に優れているとともに、剛
性を有しており、品質の維持に優れている。また、メタ
ルジャケット11は、その表面に印刷が施されており、
デザインや商品名などの表示機能を有している。このよ
うな表面に印刷が施されているメタルジャケット11と
しては、表面に直接印刷が施されている金属製平板(鉄
板など)を筒状に成形することにより作製されている。
金属光沢を有するため外観性に優れているとともに、剛
性を有しており、品質の維持に優れている。また、メタ
ルジャケット11は、その表面に印刷が施されており、
デザインや商品名などの表示機能を有している。このよ
うな表面に印刷が施されているメタルジャケット11と
しては、表面に直接印刷が施されている金属製平板(鉄
板など)を筒状に成形することにより作製されている。
【0004】なお、プラスチックラベルをマンガン乾電
池に巻いて、加飾する方法も考えられる。プラスチック
ラベルを用いると、デザインを変える場合はラベルを変
えるだけでよく、加飾の自由度を高めることが可能とな
る。なお、乾電池に用いられるラベルとしては、アルカ
リ乾電池に使用されている1軸延伸の熱収縮性フィルム
からなる粘着ラベルや感熱接着ラベルがある。
池に巻いて、加飾する方法も考えられる。プラスチック
ラベルを用いると、デザインを変える場合はラベルを変
えるだけでよく、加飾の自由度を高めることが可能とな
る。なお、乾電池に用いられるラベルとしては、アルカ
リ乾電池に使用されている1軸延伸の熱収縮性フィルム
からなる粘着ラベルや感熱接着ラベルがある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来のラベルを用いる方法では、タックラベラーに
用いるラベリング適正(いわゆる「こし」)が必要であ
ること、ラベルとして、ラベル基材が1軸延伸プラスチ
ックフィルムであることから延伸方向の耐衝撃性が低く
裂けやすいことから、該ラベル基材の厚みを30μmよ
りも厚くして「こし」および「強度」を確保していた。
そのため、重ね合わせ部において、ピールオフ(重ね合
わせた端部が浮き上がって剥がれる)が発生しやすい。
そこで、該ピールオフを防止するために、接着力が強い
感熱接着剤が必要となっている。感熱接着剤の接着力を
得るために、乾電池に巻いた後、加熱、押圧されるが、
電池の性能に悪影響を与えるおそれがあるので、高温で
押圧することができなかった。そのため、電池の性能に
悪影響を与えず、接着剤の強接着力を必要としないで、
ピールオフの発生を効果的に防止することができる方法
が求められている。
うな従来のラベルを用いる方法では、タックラベラーに
用いるラベリング適正(いわゆる「こし」)が必要であ
ること、ラベルとして、ラベル基材が1軸延伸プラスチ
ックフィルムであることから延伸方向の耐衝撃性が低く
裂けやすいことから、該ラベル基材の厚みを30μmよ
りも厚くして「こし」および「強度」を確保していた。
そのため、重ね合わせ部において、ピールオフ(重ね合
わせた端部が浮き上がって剥がれる)が発生しやすい。
そこで、該ピールオフを防止するために、接着力が強い
感熱接着剤が必要となっている。感熱接着剤の接着力を
得るために、乾電池に巻いた後、加熱、押圧されるが、
電池の性能に悪影響を与えるおそれがあるので、高温で
押圧することができなかった。そのため、電池の性能に
悪影響を与えず、接着剤の強接着力を必要としないで、
ピールオフの発生を効果的に防止することができる方法
が求められている。
【0006】さらにまた、1軸延伸プラスチックフィル
ムをラベル基材として用いたラベルでは、誤って貼着さ
せた場合、すぐに剥がしても、ラベル基材が1軸延伸タ
イプであるので、該延伸方向で糸状に裂けてしまい、き
れいに剥がすことが困難である。しかも、接着剤層の接
着力が強く、容易に剥がすこともできない場合がある。
ムをラベル基材として用いたラベルでは、誤って貼着さ
せた場合、すぐに剥がしても、ラベル基材が1軸延伸タ
イプであるので、該延伸方向で糸状に裂けてしまい、き
れいに剥がすことが困難である。しかも、接着剤層の接
着力が強く、容易に剥がすこともできない場合がある。
【0007】従って、本発明の目的は、電池の性能に悪
影響を与えることなく、重ね合わせ部におけるピールオ
フを効果的に防止することができ、しかも耐衝撃性が優
れているマンガン乾電池用ラベル、及び該ラベルを用い
たマンガン乾電池の製造方法を提供することにある。本
発明の他の目的は、さらに、貼着ミス時に容易に剥離さ
せることが可能なマンガン乾電池用ラベル、及び該ラベ
ルを用いたマンガン乾電池の製造方法を提供することに
ある。
影響を与えることなく、重ね合わせ部におけるピールオ
フを効果的に防止することができ、しかも耐衝撃性が優
れているマンガン乾電池用ラベル、及び該ラベルを用い
たマンガン乾電池の製造方法を提供することにある。本
発明の他の目的は、さらに、貼着ミス時に容易に剥離さ
せることが可能なマンガン乾電池用ラベル、及び該ラベ
ルを用いたマンガン乾電池の製造方法を提供することに
ある。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明者らは上記目的を
達成するため鋭意検討した結果、マンガン乾電池用ラベ
ルとして、特定の厚みを有する2軸延伸非熱収縮性プラ
スチックフィルムからなるラベル基材と、印刷層と、感
熱接着剤層とを有する接着ラベルを用いると、ラベルの
重ね合わせ部におけるピールオフを、電池の性能に悪影
響を与えずに、効果的に防止することができるととも
に、衝撃による裂けを防止することができ、さらには貼
着ミス時に容易に剥離させることも可能であることを見
出し、本発明を完成させた。
達成するため鋭意検討した結果、マンガン乾電池用ラベ
ルとして、特定の厚みを有する2軸延伸非熱収縮性プラ
スチックフィルムからなるラベル基材と、印刷層と、感
熱接着剤層とを有する接着ラベルを用いると、ラベルの
重ね合わせ部におけるピールオフを、電池の性能に悪影
響を与えずに、効果的に防止することができるととも
に、衝撃による裂けを防止することができ、さらには貼
着ミス時に容易に剥離させることも可能であることを見
出し、本発明を完成させた。
【0009】すなわち、本発明は、ラベル基材、接着剤
層及び印刷層を少なくとも有しているマンガン乾電池用
ラベルであって、前記ラベル基材が、30μm以下の厚
みを有する2軸延伸非熱収縮性プラスチックフィルムか
らなり、且つ前記接着剤層が、60〜80℃の接着開始
温度を有する低温型感熱接着剤からなっていることを特
徴とするマンガン乾電池用ラベルである。
層及び印刷層を少なくとも有しているマンガン乾電池用
ラベルであって、前記ラベル基材が、30μm以下の厚
みを有する2軸延伸非熱収縮性プラスチックフィルムか
らなり、且つ前記接着剤層が、60〜80℃の接着開始
温度を有する低温型感熱接着剤からなっていることを特
徴とするマンガン乾電池用ラベルである。
【0010】本発明では、ラベル基材がポリエチレンテ
レフタレートフィルムからなるマンガン乾電池用ラベル
における180°剥離強度が、対ステンレス板、剥離速
度:200mm/分、幅:15mmの条件において、
0.5N〜5.0Nであり、対ポリエチレンテレフタレ
ートフィルム、剥離速度:200mm/分、幅:15m
mの条件において、1.5N〜8.0Nであることが好
ましい。
レフタレートフィルムからなるマンガン乾電池用ラベル
における180°剥離強度が、対ステンレス板、剥離速
度:200mm/分、幅:15mmの条件において、
0.5N〜5.0Nであり、対ポリエチレンテレフタレ
ートフィルム、剥離速度:200mm/分、幅:15m
mの条件において、1.5N〜8.0Nであることが好
ましい。
【0011】本発明には、マンガン乾電池の電池本体に
メタルジャケットを装着させた後、電池本体に装着され
たメタルジャケットに、前記マンガン乾電池用ラベルを
装着させて、マンガン乾電池を製造することを特徴とす
るマンガン乾電池の製造方法も含まれる。本発明では、
予め低温型感熱接着剤を活性化させたマンガン乾電池用
ラベルを、電池本体に装着されたメタルジャケットに貼
着させた後、60〜80℃の温度で、ラベル表面を押圧
して装着することができる。マンガン乾電池用ラベルを
メタルジャケットに装着させる際の該ラベルの重ね合わ
せ部における幅は0.5〜1.5mmであることが好ま
しい。
メタルジャケットを装着させた後、電池本体に装着され
たメタルジャケットに、前記マンガン乾電池用ラベルを
装着させて、マンガン乾電池を製造することを特徴とす
るマンガン乾電池の製造方法も含まれる。本発明では、
予め低温型感熱接着剤を活性化させたマンガン乾電池用
ラベルを、電池本体に装着されたメタルジャケットに貼
着させた後、60〜80℃の温度で、ラベル表面を押圧
して装着することができる。マンガン乾電池用ラベルを
メタルジャケットに装着させる際の該ラベルの重ね合わ
せ部における幅は0.5〜1.5mmであることが好ま
しい。
【0012】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照しつつ説明する。なお、同一の部位又は部
材等については同一の符号を付している場合がある。
て図面を参照しつつ説明する。なお、同一の部位又は部
材等については同一の符号を付している場合がある。
【0013】[マンガン乾電池用ラベル]本発明のマン
ガン乾電池用ラベルは、ラベル基材、接着剤層及び印刷
層を少なくとも有しており、例えば、図1や図2で示さ
れるような、ラベル基材と、接着剤層と、印刷層とを少
なくとも有している構成又は形態の接着ラベルを好適に
用いることができる。図1は本発明のマンガン乾電池用
ラベルの一例を部分的に示す概略断面図である。図1に
おいて、1はマンガン乾電池用ラベル(単に「ラベル」
と称する場合がある)、2はラベル基材、3は印刷層、
4は接着剤層である。該ラベル1では、ラベル基材2の
片面側に印刷層3、接着剤層4がこの順で形成されてい
る。また、図2は本発明のマンガン乾電池用ラベルの他
の例を部分的に示す概略断面図である。図2において、
11はマンガン乾電池用ラベル(ラベル)であり、21
はラベル基材、31は印刷層、41は接着剤層である。
ラベル11では、ラベル基材21の片面側に印刷層31
が形成され、他面側に接着剤層41が形成されている。
ガン乾電池用ラベルは、ラベル基材、接着剤層及び印刷
層を少なくとも有しており、例えば、図1や図2で示さ
れるような、ラベル基材と、接着剤層と、印刷層とを少
なくとも有している構成又は形態の接着ラベルを好適に
用いることができる。図1は本発明のマンガン乾電池用
ラベルの一例を部分的に示す概略断面図である。図1に
おいて、1はマンガン乾電池用ラベル(単に「ラベル」
と称する場合がある)、2はラベル基材、3は印刷層、
4は接着剤層である。該ラベル1では、ラベル基材2の
片面側に印刷層3、接着剤層4がこの順で形成されてい
る。また、図2は本発明のマンガン乾電池用ラベルの他
の例を部分的に示す概略断面図である。図2において、
11はマンガン乾電池用ラベル(ラベル)であり、21
はラベル基材、31は印刷層、41は接着剤層である。
ラベル11では、ラベル基材21の片面側に印刷層31
が形成され、他面側に接着剤層41が形成されている。
【0014】(ラベル基材)ラベル基材(2,21)
は、30μm以下の厚みを有する2軸延伸非熱収縮性プ
ラスチックフィルムからなっている。該プラスチックフ
ィルムは、2軸延伸されており、その延伸の程度(縦方
向・横方向)は、特に制限されないが、縦方向、横方向
の延伸倍率は、それぞれ、例えば、3.5〜5.5倍
(好ましくは4.5〜5.0倍)程度である。なお、両
軸の延伸倍率は同一であってもよく、異なっていてもよ
い。なお、2軸延伸非熱収縮性プラスチックフィルム
は、両方向の延伸後に、熱処理(熱固定)を行って、実
質上熱収縮性を無くした(例えば、100℃(好ましく
は120℃)において、グリセリン中に10秒間浸漬し
たときの熱収縮率が1%未満である)フィルムである。
本発明では、2軸延伸非熱収縮性プラスチックフィルム
としては、150℃において、グリセリン中に10秒間
浸漬したときの熱収縮率が1%未満であることが好まし
い。
は、30μm以下の厚みを有する2軸延伸非熱収縮性プ
ラスチックフィルムからなっている。該プラスチックフ
ィルムは、2軸延伸されており、その延伸の程度(縦方
向・横方向)は、特に制限されないが、縦方向、横方向
の延伸倍率は、それぞれ、例えば、3.5〜5.5倍
(好ましくは4.5〜5.0倍)程度である。なお、両
軸の延伸倍率は同一であってもよく、異なっていてもよ
い。なお、2軸延伸非熱収縮性プラスチックフィルム
は、両方向の延伸後に、熱処理(熱固定)を行って、実
質上熱収縮性を無くした(例えば、100℃(好ましく
は120℃)において、グリセリン中に10秒間浸漬し
たときの熱収縮率が1%未満である)フィルムである。
本発明では、2軸延伸非熱収縮性プラスチックフィルム
としては、150℃において、グリセリン中に10秒間
浸漬したときの熱収縮率が1%未満であることが好まし
い。
【0015】ラベル基材(2,21)において、プラス
チックフィルムの素材としては、例えば、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリ
エステル;ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレ
フィン;ポリスチレンなどのスチレン系樹脂;ポリ塩化
ビニル;ポリアミド等が挙げられる。プラスチックフィ
ルムの素材としては、ポリエステル(ポリエチレンテレ
フタレートなど)、およびポリプロピレンが好適であ
る。なお、プラスチックフィルムの素材は、単独で又は
2種以上組み合わせて用いることができる。また、ホモ
ポリマー、コポリマーのいずれであってもよい。
チックフィルムの素材としては、例えば、ポリエチレン
テレフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリ
エステル;ポリエチレン、ポリプロピレン等のポリオレ
フィン;ポリスチレンなどのスチレン系樹脂;ポリ塩化
ビニル;ポリアミド等が挙げられる。プラスチックフィ
ルムの素材としては、ポリエステル(ポリエチレンテレ
フタレートなど)、およびポリプロピレンが好適であ
る。なお、プラスチックフィルムの素材は、単独で又は
2種以上組み合わせて用いることができる。また、ホモ
ポリマー、コポリマーのいずれであってもよい。
【0016】本発明では、ラベル基材(2,21)とし
ての2軸延伸された非熱収縮性プラスチックフィルム
は、30μm以下の薄肉のプラスチックフィルムであ
る。薄肉のプラスチックフィルムの厚みとしては、プラ
スチックフィルムの素材などに応じて適宜選択すること
ができ、例えば、5〜30μmの範囲から選択すること
ができる。より具体的には、例えば、プラスチックフィ
ルムの素材がポリエステルである場合、該プラスチック
フィルム(ポリエステルフィルム)の厚みとしては、例
えば、6〜20μm(好ましくは9〜16μm)程度の
範囲から選択することができる。また、例えば、プラス
チックフィルムの素材がポリプロピレンである場合、該
プラスチックフィルム(ポリプロピレンフィルム)の厚
みとしては、例えば、15〜30μm(好ましくは20
〜25μm)程度の範囲から選択することができる。
ての2軸延伸された非熱収縮性プラスチックフィルム
は、30μm以下の薄肉のプラスチックフィルムであ
る。薄肉のプラスチックフィルムの厚みとしては、プラ
スチックフィルムの素材などに応じて適宜選択すること
ができ、例えば、5〜30μmの範囲から選択すること
ができる。より具体的には、例えば、プラスチックフィ
ルムの素材がポリエステルである場合、該プラスチック
フィルム(ポリエステルフィルム)の厚みとしては、例
えば、6〜20μm(好ましくは9〜16μm)程度の
範囲から選択することができる。また、例えば、プラス
チックフィルムの素材がポリプロピレンである場合、該
プラスチックフィルム(ポリプロピレンフィルム)の厚
みとしては、例えば、15〜30μm(好ましくは20
〜25μm)程度の範囲から選択することができる。
【0017】なお、ラベル基材には、それぞれ、必要に
応じて、滑剤、充填剤、熱安定剤、酸化防止剤、紫外線
吸収剤、帯電防止剤、難燃剤、着色剤などの各種添加剤
が添加されていてもよい。
応じて、滑剤、充填剤、熱安定剤、酸化防止剤、紫外線
吸収剤、帯電防止剤、難燃剤、着色剤などの各種添加剤
が添加されていてもよい。
【0018】ラベル基材は、フィルムを製造する際に用
いられる慣用の方法、例えば、押出し法などにより製造
できる。より具体的には、例えば、1種又は2種以上の
樹脂組成物を、押出機を用いて溶融押出し成形し、冷却
ロールにより冷却した後、延伸処理を施し、さらに熱処
理(熱固定)を行うことにより得ることができる。な
お、ラベル基材が複数層により形成される場合は、押出
機として、Tダイを備えた合流方式フィードブロック2
種3層型の押出機を用いたり、各単層フィルムを作製し
た後、これを公知のラミネート法により積層したりする
ことにより、複数層により形成されたラベル基材を作製
することができる。
いられる慣用の方法、例えば、押出し法などにより製造
できる。より具体的には、例えば、1種又は2種以上の
樹脂組成物を、押出機を用いて溶融押出し成形し、冷却
ロールにより冷却した後、延伸処理を施し、さらに熱処
理(熱固定)を行うことにより得ることができる。な
お、ラベル基材が複数層により形成される場合は、押出
機として、Tダイを備えた合流方式フィードブロック2
種3層型の押出機を用いたり、各単層フィルムを作製し
た後、これを公知のラミネート法により積層したりする
ことにより、複数層により形成されたラベル基材を作製
することができる。
【0019】(印刷層)印刷層(3,31)は、商品名
やイラスト、取扱い注意事項等を凸版輪転印刷、シルク
スクリーン印刷、グラビア印刷等の公知の印刷法により
印刷した層である。なお、本発明では、図1に示す構成
において、グラビア印刷による印刷方法が好適に適用さ
れる。印刷層の形成に用いられる印刷インキとしては、
特に限定されない。印刷層(3,31)の厚みとして
は、例えば、0.1〜10μm、好ましくは1〜5μm
程度の範囲から選択することができる。
やイラスト、取扱い注意事項等を凸版輪転印刷、シルク
スクリーン印刷、グラビア印刷等の公知の印刷法により
印刷した層である。なお、本発明では、図1に示す構成
において、グラビア印刷による印刷方法が好適に適用さ
れる。印刷層の形成に用いられる印刷インキとしては、
特に限定されない。印刷層(3,31)の厚みとして
は、例えば、0.1〜10μm、好ましくは1〜5μm
程度の範囲から選択することができる。
【0020】(接着剤層)接着剤層(4,41)は、6
0〜80℃の接着開始温度を有する低温型感熱接着剤か
らなっている。該低温型感熱接着剤の接着開始温度とし
ては、60〜80℃の範囲であれば特に制限されない
が、65〜80℃であることが好ましく、さらに好まし
くは70〜75℃程度である。このような接着開始温度
を有する低温型感熱接着剤は単独で又は2種以上組み合
わせて使用することができる。
0〜80℃の接着開始温度を有する低温型感熱接着剤か
らなっている。該低温型感熱接着剤の接着開始温度とし
ては、60〜80℃の範囲であれば特に制限されない
が、65〜80℃であることが好ましく、さらに好まし
くは70〜75℃程度である。このような接着開始温度
を有する低温型感熱接着剤は単独で又は2種以上組み合
わせて使用することができる。
【0021】なお、本発明では、感熱接着剤の接着開始
温度としては、ラベル基材の一方の面に設けられた接着
剤層をポリエチレンテレフタレート製シートの表面に接
触させて1秒間熱(圧力:0.1MPa)をかけたとき
に、ラベルとポリエチレンテレフタレート製シートとの
間の接着力が0.1N/15mm以上を示すときの温度
のことを意味している。すなわち、1秒間熱(圧力:
0.1MPa)をかけたときに、ラベルとポリエチレン
テレフタレート製シートとの間の接着力が0.1N/1
5mm以上となる最低の温度のことを意味している。
温度としては、ラベル基材の一方の面に設けられた接着
剤層をポリエチレンテレフタレート製シートの表面に接
触させて1秒間熱(圧力:0.1MPa)をかけたとき
に、ラベルとポリエチレンテレフタレート製シートとの
間の接着力が0.1N/15mm以上を示すときの温度
のことを意味している。すなわち、1秒間熱(圧力:
0.1MPa)をかけたときに、ラベルとポリエチレン
テレフタレート製シートとの間の接着力が0.1N/1
5mm以上となる最低の温度のことを意味している。
【0022】より具体的には、本発明では、低温型感熱
接着剤としては、例えば、ラベルの分野で慣用の感熱接
着剤(例えば、ホットメルト型感熱接着剤、ディレード
タック型感熱接着剤など)の中から接着開始温度が60
〜80℃であるものを用いることができる。感熱性接着
剤としてはホットメルト型感熱性接着剤を好適に用いる
ことができる。ホットメルト型感熱接着剤は、熱溶融性
と接着性とを備えた感熱接着剤であり、通常、ベースポ
リマー、粘着付与剤、ワックスなどから構成されてい
る。ホットメルト型感熱接着剤において、ベースポリマ
ーとしては、例えば、エチレン−酢酸ビニル系樹脂、エ
チレン−(メタ)アクリル酸エステル系樹脂(例えば、
エチレン−アクリル酸メチル系樹脂、エチレン−アクリ
ル酸エチル系樹脂、エチレン−アクリル酸2−エチルヘ
キシル系樹脂、エチレン−メタクリル酸エチル系樹脂な
ど)、エチレン−アクリル酸系樹脂、エチレン−メタク
リル酸系樹脂などのオレフィン系樹脂;スチレン−ブタ
ジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレ
ン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SI
S)、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン−ブロ
ック共重合体(SEBS)、スチレン−エチレン−プロ
ピレン−スチレンブロック共重合体(SEPS)などの
熱可塑性エラストマー;ポリエステル;ポリアミドなど
が含まれる。ベースポリマーは単独で又は2種以上組み
合わせて使用することができる。ベースポリマーとして
は、エチレン−酢酸ビニル系樹脂又はエチレン−(メ
タ)アクリル酸エステル系樹脂が好適である。なお、エ
チレン−酢酸ビニル系樹脂やエチレン−(メタ)アクリ
ル酸エステル系樹脂などでは、モノマー(例えば、アク
リル酸など)の比率や分子量(数平均分子量など)を調
整することにより、接着開始温度と、接着性とをコント
ロールすることができる。
接着剤としては、例えば、ラベルの分野で慣用の感熱接
着剤(例えば、ホットメルト型感熱接着剤、ディレード
タック型感熱接着剤など)の中から接着開始温度が60
〜80℃であるものを用いることができる。感熱性接着
剤としてはホットメルト型感熱性接着剤を好適に用いる
ことができる。ホットメルト型感熱接着剤は、熱溶融性
と接着性とを備えた感熱接着剤であり、通常、ベースポ
リマー、粘着付与剤、ワックスなどから構成されてい
る。ホットメルト型感熱接着剤において、ベースポリマ
ーとしては、例えば、エチレン−酢酸ビニル系樹脂、エ
チレン−(メタ)アクリル酸エステル系樹脂(例えば、
エチレン−アクリル酸メチル系樹脂、エチレン−アクリ
ル酸エチル系樹脂、エチレン−アクリル酸2−エチルヘ
キシル系樹脂、エチレン−メタクリル酸エチル系樹脂な
ど)、エチレン−アクリル酸系樹脂、エチレン−メタク
リル酸系樹脂などのオレフィン系樹脂;スチレン−ブタ
ジエン−スチレンブロック共重合体(SBS)、スチレ
ン−イソプレン−スチレンブロック共重合体(SI
S)、スチレン−エチレン−ブチレン−スチレン−ブロ
ック共重合体(SEBS)、スチレン−エチレン−プロ
ピレン−スチレンブロック共重合体(SEPS)などの
熱可塑性エラストマー;ポリエステル;ポリアミドなど
が含まれる。ベースポリマーは単独で又は2種以上組み
合わせて使用することができる。ベースポリマーとして
は、エチレン−酢酸ビニル系樹脂又はエチレン−(メ
タ)アクリル酸エステル系樹脂が好適である。なお、エ
チレン−酢酸ビニル系樹脂やエチレン−(メタ)アクリ
ル酸エステル系樹脂などでは、モノマー(例えば、アク
リル酸など)の比率や分子量(数平均分子量など)を調
整することにより、接着開始温度と、接着性とをコント
ロールすることができる。
【0023】また、前記粘着付与剤としては、例えば、
ロジン系樹脂(ロジン、重合ロジン、水添ロジン及びそ
れらの誘導体、樹脂酸ダイマーなど)、テルペン系樹脂
(テルペン樹脂、芳香族変性テルペン樹脂、水添テルペ
ン樹脂、テルペン−フェノール樹脂など)、石油樹脂
(脂肪族系、芳香族系、脂環族系)、クマロン−インデ
ン樹脂、スチレン系樹脂、フェノール樹脂などが挙げら
れる。粘着付与剤は単独で又は2種以上組み合わせて使
用することができる。
ロジン系樹脂(ロジン、重合ロジン、水添ロジン及びそ
れらの誘導体、樹脂酸ダイマーなど)、テルペン系樹脂
(テルペン樹脂、芳香族変性テルペン樹脂、水添テルペ
ン樹脂、テルペン−フェノール樹脂など)、石油樹脂
(脂肪族系、芳香族系、脂環族系)、クマロン−インデ
ン樹脂、スチレン系樹脂、フェノール樹脂などが挙げら
れる。粘着付与剤は単独で又は2種以上組み合わせて使
用することができる。
【0024】本発明では、接着剤層(3,31)には、
各種安定剤などの添加剤が含まれていてもよい。
各種安定剤などの添加剤が含まれていてもよい。
【0025】接着剤層は、接着成分の種類等に応じて、
溶液やエマルジョンを用いたグラビアコートやロールコ
ート等のコーティング法、溶融押出しラミネート法等に
より形成できる。
溶液やエマルジョンを用いたグラビアコートやロールコ
ート等のコーティング法、溶融押出しラミネート法等に
より形成できる。
【0026】接着剤層(3,31)の厚みとしては、例
えば、1〜20μm、好ましくは3〜10μm程度の範
囲から選択することができる。
えば、1〜20μm、好ましくは3〜10μm程度の範
囲から選択することができる。
【0027】(他の層)なお、本発明では、図1に係る
ラベル1において、印刷層3は、プライマーコート層等
を介してラベル基材2上に積層されていてもよい。一
方、図2に係るラベル11では、印刷層31は、プライ
マーコート層等を介してラベル基材21上に積層されて
いてもよい。このようなプライマーコート層は、印刷層
(3,31)のラベル基材(2,21)に対する接着性
を高めるための層であり、公知のプライマー、例えば、
ポリエステル系プライマー、イソシアネート系プライマ
ー(二液混合型プライマー等)などにより形成すること
ができる。プライマーコート層の厚みは、透明性やラベ
ルの取扱性等を損なわない範囲で適宜選択でき、例え
ば、0.3〜1.5μm程度である。なお、プライマー
コート層は必ずしも設ける必要はない。
ラベル1において、印刷層3は、プライマーコート層等
を介してラベル基材2上に積層されていてもよい。一
方、図2に係るラベル11では、印刷層31は、プライ
マーコート層等を介してラベル基材21上に積層されて
いてもよい。このようなプライマーコート層は、印刷層
(3,31)のラベル基材(2,21)に対する接着性
を高めるための層であり、公知のプライマー、例えば、
ポリエステル系プライマー、イソシアネート系プライマ
ー(二液混合型プライマー等)などにより形成すること
ができる。プライマーコート層の厚みは、透明性やラベ
ルの取扱性等を損なわない範囲で適宜選択でき、例え
ば、0.3〜1.5μm程度である。なお、プライマー
コート層は必ずしも設ける必要はない。
【0028】また、図2に係るラベル1において、印刷
層31は、オーバーコート層等により被覆されていても
よい。オーバーコート層は、印刷層31を保護したり光
沢を出すための層であり、透明な紫外線硬化型ニス、ポ
リエステル樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ樹脂、必要
に応じて滑剤を添加したシリコーン樹脂等をコーティン
グ、印刷等することにより形成できる。オーバーコート
層の厚みは、例えば0.5〜2μm程度である。なお、
前記ニスとして、紫外線硬化型の代わりに、電子線硬化
型のものを使用することもできる。
層31は、オーバーコート層等により被覆されていても
よい。オーバーコート層は、印刷層31を保護したり光
沢を出すための層であり、透明な紫外線硬化型ニス、ポ
リエステル樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ樹脂、必要
に応じて滑剤を添加したシリコーン樹脂等をコーティン
グ、印刷等することにより形成できる。オーバーコート
層の厚みは、例えば0.5〜2μm程度である。なお、
前記ニスとして、紫外線硬化型の代わりに、電子線硬化
型のものを使用することもできる。
【0029】さらにまた、図1に係るラベル1では、接
着剤層4は、蒸着層等を介して印刷層3上に積層されて
いてもよい。一方、図2に係るラベル11では、接着剤
層41は、蒸着層等を介してラベル基材21上に積層さ
れていてもよい。蒸着層は、金属光沢を出すための層で
あり、蒸着層は印刷層(3,31)の背景として用いる
ことができる。蒸着層としては、例えば、アルミニウ
ム、ニッケル、スズ等の金属元素を、ラベル基材31b
等の表面に真空蒸着する方法や、金属箔を積層する方法
などの慣用の方法により形成することができる。蒸着層
の厚みは、例えば、アルミニウムから形成される場合、
300〜1000オングストローム程度である。
着剤層4は、蒸着層等を介して印刷層3上に積層されて
いてもよい。一方、図2に係るラベル11では、接着剤
層41は、蒸着層等を介してラベル基材21上に積層さ
れていてもよい。蒸着層は、金属光沢を出すための層で
あり、蒸着層は印刷層(3,31)の背景として用いる
ことができる。蒸着層としては、例えば、アルミニウ
ム、ニッケル、スズ等の金属元素を、ラベル基材31b
等の表面に真空蒸着する方法や、金属箔を積層する方法
などの慣用の方法により形成することができる。蒸着層
の厚みは、例えば、アルミニウムから形成される場合、
300〜1000オングストローム程度である。
【0030】なお、接着剤層(4,41)と蒸着層との
層間接着性を向上させるため、この2層の間にアンカー
コート層を設けることもできる。また、メタルジャケッ
ト部2に対する接着性を高めるため、接着剤層(4,4
1)の表面にコロナ放電処理等の表面処理を施してもよ
い。
層間接着性を向上させるため、この2層の間にアンカー
コート層を設けることもできる。また、メタルジャケッ
ト部2に対する接着性を高めるため、接着剤層(4,4
1)の表面にコロナ放電処理等の表面処理を施してもよ
い。
【0031】本発明のマンガン乾電池用ラベルは、図3
で示されるように、メタルジャケット7の表面(特に、
メタルジャケット7の表面のストレート部位73)に装
着することができる。ラベル1を装着する際には、メタ
ルジャケット7の内部には、通常、マンガン乾電池5の
電池本体6が組み込まれている。なお、図3は本発明の
マンガン乾電池用ラベルをマンガン乾電池に装着してい
る状態を示す概略断面図である。図3において、各部位
又は部材を示す符号は、図1及び4と同様である。
で示されるように、メタルジャケット7の表面(特に、
メタルジャケット7の表面のストレート部位73)に装
着することができる。ラベル1を装着する際には、メタ
ルジャケット7の内部には、通常、マンガン乾電池5の
電池本体6が組み込まれている。なお、図3は本発明の
マンガン乾電池用ラベルをマンガン乾電池に装着してい
る状態を示す概略断面図である。図3において、各部位
又は部材を示す符号は、図1及び4と同様である。
【0032】より具体的には、先ず、当該ラベルが連接
された長尺のフィルムをカッター刃などにより切断して
所望の大きさのマンガン乾電池用ラベルとし、次いで、
該ラベルの接着剤層4を構成する低温型感熱接着剤の接
着開始温度以上に加熱して低温型感熱接着剤からなる接
着剤層4を活性化させて、このマンガン乾電池用ラベル
1をマンガン乾電池5の電池本体6に装着されているメ
タルジャケット7の周囲(特に、ストレート部位73の
周囲)に巻き付けて貼着させる。これにより、ラベル1
の熱により活性化された接着剤層4がメタルジャケット
7の表面に接するため、該接着剤層4の感熱接着剤によ
ってラベル1がメタルジャケット7の周面に接着する。
また、ラベル1の巻き付け終端部においては、ラベル自
身が重なり合って接着する。
された長尺のフィルムをカッター刃などにより切断して
所望の大きさのマンガン乾電池用ラベルとし、次いで、
該ラベルの接着剤層4を構成する低温型感熱接着剤の接
着開始温度以上に加熱して低温型感熱接着剤からなる接
着剤層4を活性化させて、このマンガン乾電池用ラベル
1をマンガン乾電池5の電池本体6に装着されているメ
タルジャケット7の周囲(特に、ストレート部位73の
周囲)に巻き付けて貼着させる。これにより、ラベル1
の熱により活性化された接着剤層4がメタルジャケット
7の表面に接するため、該接着剤層4の感熱接着剤によ
ってラベル1がメタルジャケット7の周面に接着する。
また、ラベル1の巻き付け終端部においては、ラベル自
身が重なり合って接着する。
【0033】さらに、前記マンガン乾電池用ラベル1を
メタルジャケット7の周囲に巻き付けて貼着させた後、
80℃以下(例えば、60〜80℃)の加熱ベルトや加
熱ローラ等により、メタルジャケット7の外周面(すな
わち、メタルジャケット7上のマンガン乾電池用ラベル
1の表面)を加熱押圧しながら、メタルジャケット7を
転動させることにより、感熱接着剤からなる接着剤層4
が再活性化してラベル1がメタルジャケット7の外周面
(特にストレート部位73の外周面)に強固に接着され
るとともに、ラベル1の巻き付け終端部の重ね合わせ部
(重合部分)も強固に接着し、ラベル1を確実に、電池
本体6が組み込まれているメタルジャケット7に装着さ
せることができる。なお、押圧時の加圧の程度は、メタ
ルジャケット7及び電池本体6を変形させない程度の圧
力であることが重要である。
メタルジャケット7の周囲に巻き付けて貼着させた後、
80℃以下(例えば、60〜80℃)の加熱ベルトや加
熱ローラ等により、メタルジャケット7の外周面(すな
わち、メタルジャケット7上のマンガン乾電池用ラベル
1の表面)を加熱押圧しながら、メタルジャケット7を
転動させることにより、感熱接着剤からなる接着剤層4
が再活性化してラベル1がメタルジャケット7の外周面
(特にストレート部位73の外周面)に強固に接着され
るとともに、ラベル1の巻き付け終端部の重ね合わせ部
(重合部分)も強固に接着し、ラベル1を確実に、電池
本体6が組み込まれているメタルジャケット7に装着さ
せることができる。なお、押圧時の加圧の程度は、メタ
ルジャケット7及び電池本体6を変形させない程度の圧
力であることが重要である。
【0034】なお、ラベル基材が薄肉の2軸延伸非熱収
縮性プラスチックフィルムからなっているので、寸法安
定性が優れており、巻き付け終端部において、ラベルの
重ね合わせ部の幅は従来より短くても(例えば、3mm
以下であっても)よい。より具体的には、ラベルの重ね
合わせ部の幅としては、例えば、0.5〜3mm、好ま
しくは0.5〜1.5mm程度の範囲から選択すること
ができる。なお、この終端部においては、重ね合わせ部
の接着性を確保するため、ラベルの接着面にプライマー
層や印刷層がなく、ラベル基材が露出した状態にしてお
くのが好ましい。
縮性プラスチックフィルムからなっているので、寸法安
定性が優れており、巻き付け終端部において、ラベルの
重ね合わせ部の幅は従来より短くても(例えば、3mm
以下であっても)よい。より具体的には、ラベルの重ね
合わせ部の幅としては、例えば、0.5〜3mm、好ま
しくは0.5〜1.5mm程度の範囲から選択すること
ができる。なお、この終端部においては、重ね合わせ部
の接着性を確保するため、ラベルの接着面にプライマー
層や印刷層がなく、ラベル基材が露出した状態にしてお
くのが好ましい。
【0035】このように、本発明では、ラベル基材とし
て特定の厚みを有する薄肉の2軸延伸非熱収縮性プラス
チックフィルムを用いているので、ラベル基材のいわゆ
る「こし」が弱く、ラベルの重ね合わせ部におけるピー
ルオフを効果的に防止することができる。さらには、2
軸延伸非熱収縮性プラスチックフィルムを用いているの
で、落下などの衝撃によっても裂けが生じず、耐衝撃性
(耐裂性又は裂け防止性)が大きく改善されている。
て特定の厚みを有する薄肉の2軸延伸非熱収縮性プラス
チックフィルムを用いているので、ラベル基材のいわゆ
る「こし」が弱く、ラベルの重ね合わせ部におけるピー
ルオフを効果的に防止することができる。さらには、2
軸延伸非熱収縮性プラスチックフィルムを用いているの
で、落下などの衝撃によっても裂けが生じず、耐衝撃性
(耐裂性又は裂け防止性)が大きく改善されている。
【0036】また、前述のように、ラベル基材のいわゆ
る「こし」が弱いので、接着剤層を構成する接着剤の接
着強度が、従来より小さくてもよい。そのため、ラベル
の長尺フィルム時のブロッキングを防止することができ
る。さらには、感熱接着剤としては、強接着性を有する
ものに限定されないので、感熱接着剤を選択する自由度
が従来より広くなっている。しかも、接着剤の塗工量を
減少させて接着剤層の厚みを減少させることも可能であ
り、コストダウンを図ることができるとともに、ラベル
の加工性も改善することができる。
る「こし」が弱いので、接着剤層を構成する接着剤の接
着強度が、従来より小さくてもよい。そのため、ラベル
の長尺フィルム時のブロッキングを防止することができ
る。さらには、感熱接着剤としては、強接着性を有する
ものに限定されないので、感熱接着剤を選択する自由度
が従来より広くなっている。しかも、接着剤の塗工量を
減少させて接着剤層の厚みを減少させることも可能であ
り、コストダウンを図ることができるとともに、ラベル
の加工性も改善することができる。
【0037】さらにまた、前述のように、ラベルの巻き
付け終端部の重ね合わせ部における接着強度が従来より
低くてもよいので、その結果、ラベルのメタルジャケッ
トに対する剥離強度も低くすることができる。しかも、
2軸延伸非熱収縮性プラスチックフィルムを用いている
ので、ラベルを剥がす際に周方向に裂けるおそれが少な
く、容易に剥離させることができる。従って、本発明で
は、ラベルの重ね合わせ部におけるピールオフが効果的
に防止されている上に、ラベルをメタルジャケットから
容易にしかも裂くことなく全体的にきれいに剥がすこと
も可能であり、例えば、ラベルの貼着ミス時には、ラベ
ルを容易に剥離させることができる。具体的には、本発
明のマンガン乾電池用ラベルの180°剥離強度として
は、例えば、対ステンレス板、剥離速度:200mm/
分、幅:15mmの条件において、0.5N〜5.0N
(好ましくは1.0N〜3.0N)程度の範囲から選択
することができる。なお、180°剥離強度はJIS
Z 0237に準じて測定することができる。
付け終端部の重ね合わせ部における接着強度が従来より
低くてもよいので、その結果、ラベルのメタルジャケッ
トに対する剥離強度も低くすることができる。しかも、
2軸延伸非熱収縮性プラスチックフィルムを用いている
ので、ラベルを剥がす際に周方向に裂けるおそれが少な
く、容易に剥離させることができる。従って、本発明で
は、ラベルの重ね合わせ部におけるピールオフが効果的
に防止されている上に、ラベルをメタルジャケットから
容易にしかも裂くことなく全体的にきれいに剥がすこと
も可能であり、例えば、ラベルの貼着ミス時には、ラベ
ルを容易に剥離させることができる。具体的には、本発
明のマンガン乾電池用ラベルの180°剥離強度として
は、例えば、対ステンレス板、剥離速度:200mm/
分、幅:15mmの条件において、0.5N〜5.0N
(好ましくは1.0N〜3.0N)程度の範囲から選択
することができる。なお、180°剥離強度はJIS
Z 0237に準じて測定することができる。
【0038】また、マンガン乾電池用ラベルの180°
剥離強度としては、例えば、対ポリエチレンテレフタレ
ートフィルム、剥離速度:200mm/分、幅:15m
mの条件において、1.5N〜8.0N(好ましくは
2.0N〜5.0N)程度であってもよい。すなわち、
ポリエチレンテレフタレートフィルムに対する剥離強度
がこのような値であると、例えば、ラベル基材としてポ
リエチレンテレフタレートフィルムを用いた場合、ピー
ルオフが起こらず、ラベルの貼着ミス時に重ね合わせ部
からラベルを剥がし易くなる。感熱接着剤としては、ポ
リエチレンテレフタレートフィルムに対する剥離強度が
ステンレス板に対する剥離強度の2倍以上のものが、ピ
ールオフが起こらず、且つ貼着ミス時の剥がし易さに優
れているので、好ましい。
剥離強度としては、例えば、対ポリエチレンテレフタレ
ートフィルム、剥離速度:200mm/分、幅:15m
mの条件において、1.5N〜8.0N(好ましくは
2.0N〜5.0N)程度であってもよい。すなわち、
ポリエチレンテレフタレートフィルムに対する剥離強度
がこのような値であると、例えば、ラベル基材としてポ
リエチレンテレフタレートフィルムを用いた場合、ピー
ルオフが起こらず、ラベルの貼着ミス時に重ね合わせ部
からラベルを剥がし易くなる。感熱接着剤としては、ポ
リエチレンテレフタレートフィルムに対する剥離強度が
ステンレス板に対する剥離強度の2倍以上のものが、ピ
ールオフが起こらず、且つ貼着ミス時の剥がし易さに優
れているので、好ましい。
【0039】なお、本発明のマンガン乾電池用ラベル
は、メタルジャケットを被覆しているので、メタルジャ
ケットのつぎ目はほとんど又は全く目立たず、マンガン
乾電池の外観性を向上させることができる。
は、メタルジャケットを被覆しているので、メタルジャ
ケットのつぎ目はほとんど又は全く目立たず、マンガン
乾電池の外観性を向上させることができる。
【0040】従って、本発明のマンガン乾電池用ラベル
は、マンガン乾電池に装着するラベルとして極めて有用
である。
は、マンガン乾電池に装着するラベルとして極めて有用
である。
【実施例】以下、実施例により本発明をさらに詳細に説
明するが、本発明は実施例により何ら限定されるもので
はない。
明するが、本発明は実施例により何ら限定されるもので
はない。
【0041】(実施例1)マンガン乾電池用ラベルとし
て、ラベル基材(厚み:12μm)/印刷層(厚み:
3.0μm)/接着剤層(厚み:5.0μm)の層構成
からなるプラスチックラベルを作製した。なお、ラベル
基材として、2軸延伸された非熱収縮性ポリエチレンテ
レフタレートフィルム(延伸倍率:両方向ともに約4.
5倍)を用いた。接着剤層を構成する感熱接着剤とし
て、エチレン−酢酸ビニル系樹脂(EVA)をベースポ
リマーとするEVA系感熱接着剤(接着開始温度:75
℃)を用いた。また、印刷層は、ラベル用インキとして
慣用乃至公知のグラビア印刷用のインキを用いてグラビ
ア印刷により形成した。このラベルの剥離強度として
は、対ステンレス板の剥離強度が1.2N/15mmで
あり、対ポリエチレンテレフタレートフィルムの剥離強
度が3.1N/15mmであった。
て、ラベル基材(厚み:12μm)/印刷層(厚み:
3.0μm)/接着剤層(厚み:5.0μm)の層構成
からなるプラスチックラベルを作製した。なお、ラベル
基材として、2軸延伸された非熱収縮性ポリエチレンテ
レフタレートフィルム(延伸倍率:両方向ともに約4.
5倍)を用いた。接着剤層を構成する感熱接着剤とし
て、エチレン−酢酸ビニル系樹脂(EVA)をベースポ
リマーとするEVA系感熱接着剤(接着開始温度:75
℃)を用いた。また、印刷層は、ラベル用インキとして
慣用乃至公知のグラビア印刷用のインキを用いてグラビ
ア印刷により形成した。このラベルの剥離強度として
は、対ステンレス板の剥離強度が1.2N/15mmで
あり、対ポリエチレンテレフタレートフィルムの剥離強
度が3.1N/15mmであった。
【0042】前記マンガン乾電池用ラベルを、温度:1
10℃で感熱接着剤層を活性化させて、電池本体が組み
込まれたメタルジャケット(単3型マンガン乾電池に係
るメタルジャケット)の外周面のストレート部に、ラベ
ルの重ね合わせ部の幅を1.5mmとして巻き付け、そ
の後、電池(ラベル)表面を80℃の加熱ベルトで加熱
押圧して装着したところ、メタルジャケットへの接着性
および重ね合わせ部の接着性が良好であり、皺や歪みが
ほとんどない良好な外観を有するラベル付きマンガン乾
電池が得られた。特に、マンガン乾電池用ラベルをメタ
ルジャケットの外周面に巻き付ける際及び巻き付けた後
には、ラベルの重ね合わせ部において、ピールオフが全
く発生しなかった。
10℃で感熱接着剤層を活性化させて、電池本体が組み
込まれたメタルジャケット(単3型マンガン乾電池に係
るメタルジャケット)の外周面のストレート部に、ラベ
ルの重ね合わせ部の幅を1.5mmとして巻き付け、そ
の後、電池(ラベル)表面を80℃の加熱ベルトで加熱
押圧して装着したところ、メタルジャケットへの接着性
および重ね合わせ部の接着性が良好であり、皺や歪みが
ほとんどない良好な外観を有するラベル付きマンガン乾
電池が得られた。特に、マンガン乾電池用ラベルをメタ
ルジャケットの外周面に巻き付ける際及び巻き付けた後
には、ラベルの重ね合わせ部において、ピールオフが全
く発生しなかった。
【0043】(実施例2)マンガン乾電池用ラベルにお
ける接着剤層に係る感熱接着剤として、エチレン−酢酸
ビニル系樹脂(EVA)をベースポリマーとするEVA
系感熱接着剤(接着開始温度:65℃)を用いること以
外は実施例1と同様にして、プラスチックラベルを作製
した。このラベルの剥離強度としては、対ステンレス板
の剥離強度が0.9N/15mmであり、対ポリエチレ
ンテレフタレートフィルムの剥離強度が2.5N/15
mmであった。該ラベルを、電池本体が組み込まれたメ
タルジャケットに巻き付けた後に、70℃の加熱ベルト
で押圧すること以外は、実施例1と同様にして、電池本
体が組み込まれたメタルジャケットの外周面のストレー
ト部に連続的に装着したところ、メタルジャケットへの
接着性および重ね合わせ部の接着性が良好であり、皺や
歪みがほとんどない良好な外観を有するラベル付きマン
ガン乾電池が得られた。また、マンガン乾電池用ラベル
をメタルジャケットの外周面に巻き付ける際及び巻き付
けた後には、ラベルの重ね合わせ部において、ピールオ
フが全く発生しなかった。
ける接着剤層に係る感熱接着剤として、エチレン−酢酸
ビニル系樹脂(EVA)をベースポリマーとするEVA
系感熱接着剤(接着開始温度:65℃)を用いること以
外は実施例1と同様にして、プラスチックラベルを作製
した。このラベルの剥離強度としては、対ステンレス板
の剥離強度が0.9N/15mmであり、対ポリエチレ
ンテレフタレートフィルムの剥離強度が2.5N/15
mmであった。該ラベルを、電池本体が組み込まれたメ
タルジャケットに巻き付けた後に、70℃の加熱ベルト
で押圧すること以外は、実施例1と同様にして、電池本
体が組み込まれたメタルジャケットの外周面のストレー
ト部に連続的に装着したところ、メタルジャケットへの
接着性および重ね合わせ部の接着性が良好であり、皺や
歪みがほとんどない良好な外観を有するラベル付きマン
ガン乾電池が得られた。また、マンガン乾電池用ラベル
をメタルジャケットの外周面に巻き付ける際及び巻き付
けた後には、ラベルの重ね合わせ部において、ピールオ
フが全く発生しなかった。
【0044】(比較例1)マンガン乾電池用ラベルにお
けるラベル基材として、1軸延伸されたポリエチレンテ
レフタレートフィルム(延伸倍率:一方向のみに4倍;
厚み:50μm)を用いること以外は実施例1と同様に
して、プラスチックラベルを作製した。このラベルの剥
離強度としては、対ステンレス板の剥離強度が1.1N
/15mmであり、対ポリエチレンテレフタレートフィ
ルムの剥離強度が2.8N/15mmであった。該ラベ
ルを、実施例1と同様にして、電池本体が組み込まれた
メタルジャケットの外周面のストレート部に連続的に装
着したところ、マンガン乾電池用ラベルをメタルジャケ
ットの外周面に巻き付ける際(直後)に、ラベルの重ね
合わせ部においてピールオフが80%の割合で発生して
いた。
けるラベル基材として、1軸延伸されたポリエチレンテ
レフタレートフィルム(延伸倍率:一方向のみに4倍;
厚み:50μm)を用いること以外は実施例1と同様に
して、プラスチックラベルを作製した。このラベルの剥
離強度としては、対ステンレス板の剥離強度が1.1N
/15mmであり、対ポリエチレンテレフタレートフィ
ルムの剥離強度が2.8N/15mmであった。該ラベ
ルを、実施例1と同様にして、電池本体が組み込まれた
メタルジャケットの外周面のストレート部に連続的に装
着したところ、マンガン乾電池用ラベルをメタルジャケ
ットの外周面に巻き付ける際(直後)に、ラベルの重ね
合わせ部においてピールオフが80%の割合で発生して
いた。
【0045】(比較例2)マンガン乾電池用ラベルにお
けるラベル基材として、1軸延伸されたポリエチレンテ
レフタレートフィルム(延伸倍率:一方向のみに4倍;
厚み:50μm)を用いるとともに、接着剤層を構成す
る感熱接着剤として接着開始温度80℃のEVA系感熱
接着剤を用い且つ該接着剤層の厚みを10μmとしたこ
と以外は、実施例1と同様にして、プラスチックラベル
を作製した。このラベルの剥離強度としては、対ステン
レス板の剥離強度が5.9N/15mmであり、対ポリ
エチレンテレフタレートフィルムの剥離強度が5.7N
/15mmであった。該ラベルを、電池本体が組み込ま
れたメタルジャケットに巻き付けた後に、100℃の加
熱ベルトで押圧すること以外は、実施例1と同様にし
て、電池本体が組み込まれたメタルジャケットの外周面
のストレート部に連続的に装着したところ、マンガン乾
電池用ラベルをメタルジャケットの外周面に巻き付ける
際(直後)に、ラベルの重ね合わせ部においてピールオ
フが10%の割合で発生していた。
けるラベル基材として、1軸延伸されたポリエチレンテ
レフタレートフィルム(延伸倍率:一方向のみに4倍;
厚み:50μm)を用いるとともに、接着剤層を構成す
る感熱接着剤として接着開始温度80℃のEVA系感熱
接着剤を用い且つ該接着剤層の厚みを10μmとしたこ
と以外は、実施例1と同様にして、プラスチックラベル
を作製した。このラベルの剥離強度としては、対ステン
レス板の剥離強度が5.9N/15mmであり、対ポリ
エチレンテレフタレートフィルムの剥離強度が5.7N
/15mmであった。該ラベルを、電池本体が組み込ま
れたメタルジャケットに巻き付けた後に、100℃の加
熱ベルトで押圧すること以外は、実施例1と同様にし
て、電池本体が組み込まれたメタルジャケットの外周面
のストレート部に連続的に装着したところ、マンガン乾
電池用ラベルをメタルジャケットの外周面に巻き付ける
際(直後)に、ラベルの重ね合わせ部においてピールオ
フが10%の割合で発生していた。
【0046】(評価試験)上記実施例及び比較例により
得られた、ラベルが装着されたマンガン乾電池につい
て、下記の耐衝撃性試験、剥離強度試験を行って、耐衝
撃性、剥離性を評価した。
得られた、ラベルが装着されたマンガン乾電池につい
て、下記の耐衝撃性試験、剥離強度試験を行って、耐衝
撃性、剥離性を評価した。
【0047】(耐衝撃性試験)実施例1及び比較例1に
係るラベルが装着されたマンガン乾電池(各100個)
を、水平方向に保持した状態で、高さ1mからコンクリ
ート表面に落下させて、落下後のラベルの外観を観察
し、下記の基準に当てはまるものの個数を調べたとこ
ろ、表1に示される結果が得られた。 基準 ○:破れ及び裂けが全くない。 △:2mm未満の破れ又は裂けが発生している。 ×:2mm以上の破れ又は裂けが発生している。
係るラベルが装着されたマンガン乾電池(各100個)
を、水平方向に保持した状態で、高さ1mからコンクリ
ート表面に落下させて、落下後のラベルの外観を観察
し、下記の基準に当てはまるものの個数を調べたとこ
ろ、表1に示される結果が得られた。 基準 ○:破れ及び裂けが全くない。 △:2mm未満の破れ又は裂けが発生している。 ×:2mm以上の破れ又は裂けが発生している。
【0048】
【表1】
【0049】(剥離試験)実施例1、2及び比較例1、
2に係るラベルが装着されたマンガン乾電池を、ラベル
を装着してから24時間後に、各20本を手作業にて、
ラベルを剥がして、下記の基準に当てはまるものの個数
を調べたところ、表2に示される結果が得られた。 基準 ○:ラベルが裂けることなく容易に剥がすことができ
た。 △:ラベルが裂けたが、剥がすことができた。 ×:ラベルが裂ける事が多く、剥がすことが困難であっ
た。
2に係るラベルが装着されたマンガン乾電池を、ラベル
を装着してから24時間後に、各20本を手作業にて、
ラベルを剥がして、下記の基準に当てはまるものの個数
を調べたところ、表2に示される結果が得られた。 基準 ○:ラベルが裂けることなく容易に剥がすことができ
た。 △:ラベルが裂けたが、剥がすことができた。 ×:ラベルが裂ける事が多く、剥がすことが困難であっ
た。
【0050】
【表2】
【0051】上記結果より、実施例に係るマンガン乾電
池用ラベルは、ラベル基材が2軸延伸非熱収縮性フィル
ムにより形成されているので、耐衝撃性が優れており、
通常の使用態様では、ラベルの裂けを大きく改善するこ
とができる。
池用ラベルは、ラベル基材が2軸延伸非熱収縮性フィル
ムにより形成されているので、耐衝撃性が優れており、
通常の使用態様では、ラベルの裂けを大きく改善するこ
とができる。
【0052】また、前述のように、ラベル基材が薄肉の
ためピールオフが防止されているので接着剤層の剥離強
度が従来(例えば、比較例1に係る接着剤層の剥離強
度)より小さくてもよく、しかも、ラベル基材が2軸延
伸のフィルムからなっているので、ラベルの貼着ミス時
に容易に且つ全体的にきれいに剥離させることを可能と
することができる。
ためピールオフが防止されているので接着剤層の剥離強
度が従来(例えば、比較例1に係る接着剤層の剥離強
度)より小さくてもよく、しかも、ラベル基材が2軸延
伸のフィルムからなっているので、ラベルの貼着ミス時
に容易に且つ全体的にきれいに剥離させることを可能と
することができる。
【0053】さらにまた、ラベル基材が薄肉であり、し
かも接着剤層の厚みを薄くすることができるので、コス
トダウンを図ることが可能である。また、ラベル全体の
厚みも薄くなっているので、取扱性も優れている。しか
も、接着剤層の感熱接着剤としては、従来のように強接
着性を有していなくてもよいので、接着剤の選択の自由
度が従来より広くなっている。
かも接着剤層の厚みを薄くすることができるので、コス
トダウンを図ることが可能である。また、ラベル全体の
厚みも薄くなっているので、取扱性も優れている。しか
も、接着剤層の感熱接着剤としては、従来のように強接
着性を有していなくてもよいので、接着剤の選択の自由
度が従来より広くなっている。
【0054】
【発明の効果】本発明のマンガン乾電池用ラベルによれ
ば、薄肉の2軸延伸非熱収縮性プラスチックフィルムか
らなるラベル基材と、印刷層と、感熱接着剤層とを有す
る接着ラベルであるので、ラベルの重ね合わせ部におけ
るピールオフを、電池の性能に悪影響を与えずに、効果
的に防止することができるとともに、衝撃による裂けを
防止することができる。さらには、接着剤の剥離強度が
低くても前記ピールオフを防止することができるので、
貼着ミス時に容易に剥離させることも可能となる。
ば、薄肉の2軸延伸非熱収縮性プラスチックフィルムか
らなるラベル基材と、印刷層と、感熱接着剤層とを有す
る接着ラベルであるので、ラベルの重ね合わせ部におけ
るピールオフを、電池の性能に悪影響を与えずに、効果
的に防止することができるとともに、衝撃による裂けを
防止することができる。さらには、接着剤の剥離強度が
低くても前記ピールオフを防止することができるので、
貼着ミス時に容易に剥離させることも可能となる。
【図1】本発明のマンガン乾電池用ラベルの一例を部分
的に示す概略断面図である。
的に示す概略断面図である。
【図2】本発明のマンガン乾電池用ラベルの他の例を部
分的に示す概略断面図である。
分的に示す概略断面図である。
【図3】本発明のマンガン乾電池用ラベルをマンガン乾
電池に装着している状態を示す概略断面図である。
電池に装着している状態を示す概略断面図である。
【図4】従来のマンガン乾電池の一例を示す概略断面図
である。
である。
【符号の説明】
1 マンガン乾電池用ラベル
2 ラベル基材
3 印刷層
4 接着剤層
11 マンガン乾電池用ラベル
21 ラベル基材
31 印刷層
41 接着剤層
5 マンガン乾電池
6 電池本体
61 プラス極
61a 合剤
61b 炭素棒
62 マイナス極
7 メタルジャケット
71 メタルジャケットの上部かしめ部位
72 メタルジャケットの下部かしめ部位
73 メタルジャケットのストレート部位
81 セパレーター
82 封口体
83 メタルトップ
84 トップリング
85 メタルボトム
86 ボトムリング
87 熱収縮性チューブ
Claims (5)
- 【請求項1】 ラベル基材、接着剤層及び印刷層を少な
くとも有しているマンガン乾電池用ラベルであって、前
記ラベル基材が、30μm以下の厚みを有する2軸延伸
非熱収縮性プラスチックフィルムからなり、且つ前記接
着剤層が、60〜80℃の接着開始温度を有する低温型
感熱接着剤からなっていることを特徴とするマンガン乾
電池用ラベル。 - 【請求項2】 ラベル基材がポリエチレンテレフタレー
トフィルムからなるマンガン乾電池用ラベルにおける1
80°剥離強度が、対ステンレス板、剥離速度:200
mm/分、幅:15mmの条件において、0.5N〜
5.0Nであり、且つ対ポリエチレンテレフタレートフ
ィルム、剥離速度:200mm/分、幅:15mmの条
件において、1.5N〜8.0Nである請求項1記載の
マンガン乾電池用ラベル。 - 【請求項3】 マンガン乾電池の電池本体にメタルジャ
ケットを装着させた後、電池本体に装着されたメタルジ
ャケットに、前記請求項1又は2記載のマンガン乾電池
用ラベルを装着させて、マンガン乾電池を製造すること
を特徴とするマンガン乾電池の製造方法。 - 【請求項4】 予め低温型感熱接着剤を活性化させたマ
ンガン乾電池用ラベルを、電池本体に装着されたメタル
ジャケットに貼着させた後、60〜80℃の温度で、ラ
ベル表面を押圧して装着する請求項4記載のマンガン乾
電池の製造方法。 - 【請求項5】 マンガン乾電池用ラベルをメタルジャケ
ットに装着させる際の該ラベルの重ね合わせ部における
幅が0.5〜1.5mmである請求項3又は4記載のマ
ンガン乾電池の製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001247711A JP2003058057A (ja) | 2001-08-17 | 2001-08-17 | マンガン乾電池用ラベル及びマンガン乾電池の製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP2001247711A JP2003058057A (ja) | 2001-08-17 | 2001-08-17 | マンガン乾電池用ラベル及びマンガン乾電池の製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2003058057A true JP2003058057A (ja) | 2003-02-28 |
Family
ID=19076984
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2001247711A Pending JP2003058057A (ja) | 2001-08-17 | 2001-08-17 | マンガン乾電池用ラベル及びマンガン乾電池の製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2003058057A (ja) |
Cited By (9)
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---|---|---|---|---|
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-
2001
- 2001-08-17 JP JP2001247711A patent/JP2003058057A/ja active Pending
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---|---|---|---|
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