JP2005189778A - 感熱ラベル - Google Patents

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Abstract

【課題】 低温タック性、耐ブロッキング性及び加飾性に優れ、しかも経時劣化が生じにくい感熱ラベルを提供する。
【解決手段】 本発明の感熱ラベル1は、ラベル基材2に、印刷層3と接着剤層4が積層されているラベルであって、前記ラベル基材2が、100℃のグリセリン浴に5秒間浸漬したときの熱収縮率が、MD方向、TD方向共に10%未満であり、該接着剤層4が、エチレン含有量が66〜84重量%であり、融点が60〜90℃であるエチレン系共重合体と、全固形分中の10〜30重量%の粘着付与剤とを含むエマルジョン型感熱接着剤からなる。本発明のラベル付き容器は、上記本発明の感熱ラベルが装着されている。
【選択図】 図1

Description

本発明は、容器等に装着する感熱ラベル、より詳細には、エマルジョン型感熱接着剤を用いた感熱ラベルに関する。
従来、ポリエチレンテレフタレート製容器(いわゆるPETボトル)やポリプロピレン、ポリエチレン等のプラスチック製容器やガラス瓶などに装着するラベルとしてタックラベルが多く使用されていたが、このラベルでは、容器に装着するまでの間粘着剤層を保護するための剥離紙が必要であり、この剥離紙が高価であることに加えて、剥離紙が厚いので、ラベラーに設置しうる1ロール当たりのラベル数量が限られるため作業効率が低下し、しかも使用後は剥離紙が産業廃棄物となってしまうという問題があった。そこで、このような剥離紙を必要としないラベルとして、熱軟化性の樹脂を溶融塗布した感熱接着紙やホットメルト接着剤を溶融塗工する感熱透明ラベルが提案されていた(例えば、特許文献1及び2参照)。
しかし、上記従来の感熱ラベルは、印刷工程とは別に押出しラミネーション(溶融押出コーティング)などの溶融塗布工程が必要となるため、ラベルのコストを低下させるのは困難である他、形成される接着剤層が厚くなるため容器との一体感がえられず加飾性に劣る。また、ディレードタック型感熱ラベルは、印刷と同様の工程により形成しうる感熱ラベルとして知られているが(例えば、特許文献3参照)、低温にて活性化させるために環境ホルモンに疑われる可塑剤が含まれることが多く、しかも貼り付けた直後には透明性があるが、貼着して数日後ディレードタック接着剤が結晶化して白濁し、接着強度が低下してくるなど経時劣化が著しいという問題があった。
特開昭55−21456号公報 特開2000−98904号公報 特開平8−20668号公報
本発明の目的は、低温タック性、耐ブロッキング性及び加飾性に優れ、しかも経時劣化が生じにくい感熱ラベルを提供することにある。
本発明の他の目的は、上記特性に加えて、少ない工程により低コスト化可能な感熱ラベルを提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、特定の構成からなるエマルジョン型感熱接着剤を用いることにより、優れた接着特性を有し、且つ経時劣化が生じにくい感熱ラベルを低コストで得られることを見いだし、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、ラベル基材に、接着剤層と印刷層が積層されているラベルであって、前記ラベル基材が、100℃のグリセリン浴に5秒間浸漬したときの熱収縮率が、MD方向、TD方向共に10%未満であり、該接着剤層が、エチレン含有量が66〜84重量%であり、融点が60〜90℃であるエチレン系共重合体と、全固形分中の10〜30重量%の粘着付与剤とを含むエマルジョン型感熱接着剤からなる感熱ラベルを提供する。
また、本発明は、上記本発明の感熱ラベルが装着されたラベル付き容器を提供する。
本発明の感熱ラベルは、低温で強固に貼着でき、ラベルの総厚みが薄いため容器と一体感が有り加飾性に優れ、貼付後は長期に亘り透明性、接着強度を保持しうる。また、常温ではブロッキングが生じにくく、しかも印刷と同じ工程で接着剤層を形成できるため、低コストでラベルを製造することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の感熱ラベルの一例を示す概略断面図である。図1に示される感熱ラベル1は、ラベル基材2の片面に印刷層3、接着剤層4がこの順で積層されている。
前記ラベル基材2としては、印刷適性等を考慮して適宜選択できるが、該ラベル基材2の裏側に設けた印刷層3を外観しうる点で透明な基材が好ましく、例えばプラスチックフィルムが用いられる。前記プラスチックフィルムとしては、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)などのポリエステル系樹脂;ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂;ポリスチレンなどのポリスチレン系樹脂;ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂等などを素材とする無延伸フィルム又は二軸延伸フィルムが挙げられる。これらの素材は単独で又は2種以上混合して使用できる。ラベル基材2は、単層又は2層以上の積層体であってもよい。
ラベル基材2の厚みは、機械的強度、ラベルの取扱性などを損なわない範囲で適宜選択できるが、一般には5〜50μm程度、好ましくは8〜40μm程度である。
ラベル基材として二軸延伸フィルムを用いる場合、延伸は、テンター方式、チューブ方式等の方式で行うことができる。延伸処理は、例えば、80〜230℃程度の温度で、一方の方向(例えば縦方向;MD方向)に2.0〜8.0倍、好ましくは3.5〜5.5倍程度、他方の方向(例えば横方向;TD方向)に2.0〜8.0倍、好ましくは3.5〜5.5倍程度延伸することにより行われる。ラベル基材2の熱収縮率は、100℃、5秒間グリセリン浴の条件で、MD方向、TD方向共に5%未満である。二軸延伸フィルムの場合は、延伸処理を施したいずれの方向においても、100℃、5秒間グリセリン浴の条件で5%未満である。前記熱収縮率が5%以上であると、ラベルが貼着時の熱により収縮して皺やずれを生じることがある。ラベル基材2の熱収縮率は、接着剤層4の活性化温度では、MD方向、TD方向共に1%未満であることが好ましい。
印刷層3は、商品名やイラスト、取扱い注意事項等を凸版輪転印刷、シルクスクリーン印刷、グラビア印刷等の公知の印刷法により印刷、表示した層である。本発明では、印刷層3と接着剤層4を一工程で形成でき、印刷速度が速く、生産効率を向上しうる点で、グラビア印刷が好ましく用いられる。この印刷層3の形成に用いられる印刷インキとしては、接着剤層4を活性化する際の熱によって損傷を受けないように、例えばアクリル樹脂若しくはウレタン樹脂又はこれらの混合物を主成分とするインキ等の耐熱性が考慮されたインキを用いるのが好ましい。
接着剤層4は、エマルジョン型感熱接着剤により構成されている。エマルジョン型感熱接着剤は、塗布、乾燥後の接着剤面が、常温では粘着性を示さないが、加熱によって粘着性が発現する接着剤であり、構成成分として、少なくともエチレン系共重合体と粘着付与剤とを含んでいる。接着剤層がエマルジョン型感熱接着剤で構成されるため、剥離紙が不要であり、構成成分に環境ホルモンに疑われる可塑剤などを使用する必要がなく、好ましい。
前記エチレン系共重合体としては、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−メタアクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EEA)等のエチレン−アクリル酸エステル共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体(EMMA)等のエチレン−メタクリル酸エステル共重合体などが挙げられる。なかでも、EVA系共重合体が好ましく用いられる。これらは単独で又は2種以上組み合わせて使用できる。
前記粘着付与剤は、接着性を向上する作用を示し、例えば、ロジン系樹脂(ロジン、重合ロジン、水添ロジン及びそれらの誘導体、樹脂酸ダイマーなど)、テルペン系樹脂(テルペン樹脂、芳香族変性テルペン樹脂、水添テルペン樹脂、テルペン−フェノール樹脂など)、石油樹脂(脂肪族系、芳香族系、脂環族系)、クマロン−インデン樹脂、スチレン系樹脂、フェノール樹脂などが挙げられる。なかでも、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂が好ましく、特に水添テルペン樹脂などのテルペン系樹脂が好ましい。粘着付与剤は単独で又は2種以上を組み合わせて使用できる。
本発明における接着剤層は、エチレン含有量が66〜84重量%であり、融点が60〜90℃であるエチレン系共重合体と、全固形分中の10〜30重量%の粘着付与剤を含むエマルジョン型感熱接着剤で構成されている。このような接着剤層によれば、優れた低温タック性及び耐ブロッキング性を発揮することができる。
前記低温タック性とは、低温加熱により接着力を発現しうる性質をいい、例えば、80℃に加熱することにより活性化させたラベルを、容器表面に類似のプラスチックシートに接着したサンプルについて、JIS K 6854−3(T型剥離)に準じた試験により(剥離速度200mm/min)、容器表面に対する接着強度として評価できる。前記方法に基づく接着剤層4の容器表面に類似のプラスチックシートに対する接着強度は、例えば3N/15mm以上である。前記接着強度が3N/15mm未満では、ラベル1が容器に密着できないなどの装着不良が生じやすい。低温タック性は、前記エチレン系重合体におけるエチレン含有量と融点、及び粘着付与剤の種類と含有量により調整できる。
前記耐ブロッキング性は、例えば、ラベルの接着剤層側の面とラベル基材側の面とを重ね、例えば2kg/cm2(196kPa)程度の圧力をかけた状態で、40℃雰囲気下、24時間保管したサンプルについて、JIS K 6854−3(T型剥離)に準じた試験により(剥離速度200mm/min)、プラスチックに対する接着強度として評価できる。前記方法に基づく接着剤層4のプラスチックに対する接着強度は、例えば0.1N/15mm未満である。前記接着強度が0.1N/15mm以上では、耐ブロッキング性に劣るため、ラベルを巻回したり積み重ねる際に粘着性が生じやすく、ラベリング時のラベラー適正が悪い。耐ブロッキング性は、主に、エチレン系共重合体の融点、粘着付与剤の種類と含有量により調整できる。
エチレン系共重合体のエチレン含有量が66重量%未満の場合、及び84重量%を超える場合の何れにおいても、前記低温タック性が著しく低下する。エチレン含有量は好ましくは67〜81重量%程度である。エチレン系共重合体の融点が60℃未満では、耐ブロッキング性に劣り、前記融点が90℃を超えると、接着剤層4の粘着性を生じる温度(活性化温度)も高くなるため、加熱活性化時に被着体及びラベル基材に損傷を与えやすい。前記融点は70〜85℃程度であることが好ましい。
全固形分中の粘着付与剤の含有量が10重量%未満の場合、及び30重量%を超える場合の何れにおいても、低温タック性に劣り、十分な接着力が得られない。全固形分中の粘着付与剤の含有量は好ましくは10〜25重量%程度である。
本発明における接着剤層は、透明性及び接着強度の経時変化が生じにくい。接着強度の経時変化は、例えば、ラベルを貼り付けた状態で常温に一定期間保持した場合のラベルの接着強度について、貼り付け直後の接着力に対する低下率として評価できる。本発明における接着剤層4では、1ヶ月後の接着強度の低下率を例えば20%未満に抑えることができる。前記接着強度の低下率が20%以上である場合には、ラベルを貼り付けた後、保管中に剥離しやすい。また、透明性の経時変化については、長期保管時に白濁や着色などの色相の変化として評価できる。本発明のラベルは、例えば常温で1ヶ月後保管した場合にも色相の変化が生じることがなく、優れた透明性を維持することができる。
エマルジョン型感熱接着剤には、必要に応じて、乳化剤、ワックス、安定剤、改質剤等の添加剤が添加されていてもよい。
エマルジョン型感熱接着剤は、上記エチレン系共重合体、粘着付与剤及びその他の成分を慣用の方法により水又は溶剤に分散させた状態で使用される。水に分散された(水系)エマルジョン型感熱接着剤は、例えば、上記エチレン系重合体に対応するエチレンを含むモノマーを乳化重合することにより調製できる。溶剤に分散された(溶剤系)エマルジョン型感熱接着剤は、例えば、上記成分を、上記成分に対して溶解性の低い溶剤(貧溶媒)、例えば、n−ヘキサン、n−ヘプタンなどの脂肪族炭化水素溶剤等に分散させることにより調製できる。環境負荷が低いことから、水系エマルジョン型感熱接着剤が好ましく用いられる。
接着剤層4は、フレキソ印刷、グラビア印刷等の公知の印刷法により形成できる。特に、グラビア印刷によれば、印刷速度が速く、塗布量が安定し、しかも印刷層3と接着剤層4を一工程で形成できるため好ましい。印刷には、上記構成からなるエマルジョン型感熱接着剤をそのまま用いてもよく、印刷後の乾燥を促進させるためにメタノール等を添加して用いてもよい。このように、エマルジョン型感熱接着剤によれば、ラベル基材(印刷層)への塗布を印刷と同じ工程を用いて容易に行うことができ、溶融押出しコーティング等の別工程が不要であるため経済的に有利である。しかも、接着剤層を薄く形成できるため、ラベルの薄肉化に有利である。
本発明のラベルは、接着剤層4を構成する接着剤としてエマルジョン型感熱接着剤が用いられているため、ラベラー適正に優れている。すなわち、エマルジョン型感熱接着剤は、高分子成分(固形分)が液体中に粒子状に分散した分散液であるため、該接着剤の塗工面が粒子に起因する微小の凹凸を形成してブロッキングを防ぎ、ラベラーによる貼付作業の効率を向上することができる。前記ラベラー適正は、JIS K 7125に準じた試験により、ラベル基材2と接着剤層4における静摩擦係数により評価することができ、ラベル基材2と接着剤層4における静摩擦係数は、例えば0.5未満である。静摩擦係数が0.5以上の場合には、重なり合ったラベル同士が滑りにくくなり、ラベラー適正が低下する傾向にある。
接着剤層4の厚みは、接着性や外観、コスト等を考慮して適宜選択でき、例えば0.1〜10μm、好ましくは1〜5μm程度である。該接着剤層の厚みが厚すぎると凝集破壊が生じ、要求接着強度が得られず、薄すぎると十分な接着性が得られにくくなる。
なお、ラベル基材の一方の面に接着剤層、他方の面に印刷層を設けてもよい。図2は、本発明の感熱ラベルの他の例を示す概略断面図である。図2に示される感熱ラベル1′は、ラベル基材2′の片面に接着剤層4、他の面に印刷層3、オーバーコート層5がこの順で積層されている。
ラベル基材2′としては、該ラベル基材2′の表側に印刷層3を設けるため印刷適性等に応じて適宜選択でき、上記図1におけるラベル基材2として例示の透明な基材の他に、不透明なプラスチックフィルム、コート紙等の耐水性を有する紙、和紙、合成紙等の紙;アルミニウム箔等の金属箔;又はこれらの積層体等を用いることができる。ラベル基材2′の厚みは、機械的強度、ラベルの取扱性などを損なわない範囲で適宜選択できるが、一般には5〜50μm程度、好ましくは8〜40μm程度である。印刷層3及び接着剤層4は上記に例示のものを利用できる。前記オーバーコート層5は、印刷層3を保護したり光沢を出すための層であり、透明な紫外線硬化型ニス、ポリエステル樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ樹脂、必要に応じて滑剤を添加したシリコーン樹脂等をコーティング、印刷等することにより形成できる。オーバーコート層の厚みは、例えば0.5〜2μm程度である。感熱ラベル1′は、例えば、ラベル基材の表面に印刷により印刷層3′及びオーバーコート層5′を形成した後、反転させて、他の面に接着剤層を印刷により形成して製造できる。
また、感熱ラベルは、ラベル基材、印刷層、接着剤層及びオーバーコート層以外の他の層(例えば、オーバーラミネート層、アンカーコート層、プライマーコート層など)を有していてもよい。これらの層は慣用のコーティング法、ラミネート法等により形成できる。これらの層を形成する工程も、前記印刷工程と同じ工程で行うのが好ましい。
感熱ラベルの総厚みは、コスト及び外観上の点で、例えば6〜75μm、好ましくは8〜60μmである。特に、貼付時の容器との一体感を生じ加飾性に優れることから、ラベルは薄肉化の傾向にあるが、厚みが薄すぎると、加工適性と貼付け時の作業性に劣る。
なお、ラベル全体の熱収縮率はラベル基材の熱収縮率とほぼ同じであり、ラベル全体の熱収縮率は、ラベル基材のMD方向、TD方向共、100℃、5秒間グリセリン浴の条件で通常5%未満である。
本発明の感熱ラベルによれば、接着剤層が特定の組成からなるエマルジョン型感熱接着剤で構成されているので、低温タック性、耐ブロッキング性、及びラベラー適正に優れるとともに、透明性及び接着強度の経時変化が生じにくい。
本発明のラベル付き容器は、前記本発明の感熱ラベルが、接着剤層側を該容器と接触するように装着されている。感熱ラベルは、容器の全表面に装着されていてもよく、一部に装着されていてもよい。容器としては、特に限定されず、プラスチック製ボトル、ガラス製ボトル、金属製の缶などの何れであってもよいが、ポリエチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、ポリブチレンテレフタレート等のポリエステル、高密度ポリエチレン、ポリプロピレン等からなるプラスチック製容器が好適である。
容器への感熱ラベルの装着は公知乃至慣用の方法で行うことができる。ラベルの装着は、例えば、感熱ラベル1の接着剤層4側の面を容器表面に重ね、ラベル基材2側から熱板を押し当てたり、加熱ドラムへ感熱ラベル1をラベル基材2側から吸引させ、ドラムからの熱又は赤外線等の熱源により、接着剤層へ熱をあてることにより接着剤層を活性化させた後、加圧により容器に貼着するなどの方法により、通常、ラベラー(ラベル自動貼付機)を使用して行われる。加熱温度は、接着剤層4の活性化温度に応じて適宜選択され、例えば60〜150℃、好ましくは70〜120℃程度である。こうして得られるラベル付き容器は、感熱ラベルの厚みを薄くできるため、ラベルと容器とが一体感を生じ、外観上優れている。
以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。なお、感熱接着剤の活性化温度は、0.1N/15mm以上の接着強度(前記JIS K 6854−3準拠)を生じる温度である。
実施例1
ラベル基材として、二軸延伸ポリエチレンテレフタレートフィルム(商品名「ルミラー P60」、東レ製)(厚み12μm)を用いた。このフィルムの縦方向(MD方向)及び横方向(TD方向)の熱収縮率は、何れも100℃のグリセリン浴に5秒間浸漬した条件で1%未満であった。前記フィルムの一方の面に、各種表示デザインをグラビア印刷により印刷して印刷層(厚み3μm)を形成した後、その上に、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA;エチレン含量72重量%、融点62℃、MFR400g/10分)88重量部と、粘着付与剤(テルペン系樹脂(商品名「YSポリスター T115」、ヤスハラケミカル社製)12重量部からなる水系エマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約65℃)をグラビア印刷により塗布して接着剤層(厚み4μm)を形成し、ラベル(総厚み19μm)を作製した。
得られたラベルを、加熱ドラムに吸着した状態でラベル基材側から加熱して(温度100℃)接着剤層を活性化させた後、接着剤層側の面をポリエチレンテレフタレート製ボトル(PETボトル)の表面に加圧により貼着することにより、ラベル付き容器を得た。
実施例2
実施例1において、水系エマルジョン型感熱接着剤として、実施例1と同じEVA80重量部と粘着付与剤20重量部からなる水系エマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約65℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベル及びラベル付き容器を作製した。
実施例3
実施例1において、水系エマルジョン型感熱接着剤として、実施例1と同じEVA76重量部と粘着付与剤24重量部からなる水系エマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約65℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベル及びラベル付き容器を作製した。
実施例4
実施例1において、水系エマルジョン型感熱接着剤として、エチレン含量が72重量%のEVAの代わりに、エチレン含量が67重量%のEVA(融点61℃、MFR400g/10分)90重量%と実施例1と同じ粘着付与剤10重量%からなる水系エマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約65℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベル及びラベル付き容器を作製した。
実施例5
実施例1において、水系エマルジョン型感熱接着剤として、エチレン含量が72重量%のEVAの代わりに、エチレン含量が81重量%のEVA(融点75℃、MFR400g/10分)75重量%と実施例1と同じ粘着付与剤25重量%からなる水系エマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約80℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベル及びラベル付き容器を作製した。
比較例1
実施例1において、水系エマルジョン型感熱接着剤の代わりに、ディレードタック型接着剤(商品名「TOYO DW4070」、東洋インキ製)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベルを作製した。
得られたラベルを、接着剤層側の面をポリエチレンテレフタレート製ボトル(PETボトル)の表面に加圧により貼着することにより、ラベル付き容器を得た。
比較例2
実施例1において、水系エマルジョン型感熱接着剤の代わりに、EVAを主成分とするホットメルト接着剤(商品名「ハイボンHX−118」、日立化成ポリマー製)を用い、フィルム上に溶融塗布した点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベル及びラベル付き容器を作製した。
比較例3
実施例1において、水系エマルジョン型感熱接着剤の代わりに、EVAを主成分とする熱溶融性樹脂を用い、フィルム上に溶融押出しコーティングした点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベル及びラベル付き容器を作製した。
比較例4
実施例1において、水系エマルジョン型感熱接着剤の代わりに、溶剤溶液型EVA系感熱接着剤(商品名「PE用PC剤」、大日精化製)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベル及びラベル付き容器を作製した。
比較例5
実施例1において、水系エマルジョン型感熱接着剤として、エチレン含量が72重量%のEVAの代わりに、エチレン含量が65重量%のEVA(融点58℃、MFR400g/10分)を含む水系エマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約60℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベル及びラベル付き容器を作製した。
比較例6
実施例1において、粘着付与剤を含まない、エチレン含量が72重量%のEVA(融点70℃、MFR30g/10分)100重量%の水系エマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約75℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベル及びラベル付き容器を作製した。
比較例7
実施例1において、粘着付与剤を含まない、エチレン含量が72重量%のEVA(融点65℃、MFR150g/10分)100重量%の水系エマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約70℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベル及びラベル付き容器を作製した。
比較例8
実施例1において、粘着付与剤を含まない、実施例1と同じEVA(融点62℃、MFR400g/10分)100重量%の水系エマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約65℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベル及びラベル付き容器を作製した。
比較例9
実施例1において、水系エマルジョン型感熱接着剤として、実施例1と同じEVA64重量部と実施例1と同じ粘着付与剤36重量部からなる水系エマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約65℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベル及びラベル付き容器を作製した。
比較例10
実施例1において、水系エマルジョン型感熱接着剤として、実施例1と同じEVA58重量部と実施例1と同じ粘着付与剤42重量部からなる水系エマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約65℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベル及びラベル付き容器を作製した。
比較例11
実施例1において、水系エマルジョン型感熱接着剤として、実施例1と同じEVA94重量%と実施例1と同じ粘着付与剤6重量%からなる水系エマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約65℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベル及びラベル付き容器を作製した。
比較例12
実施例1において、水系エマルジョン型感熱接着剤として、エチレン含量が72重量%のEVAの代わりに、エチレン含量が85重量%のEVA(融点70℃、MFR400g/10分)を88重量%含む水系エマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約75℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベル及びラベル付き容器を作製した。
実施例6
実施例1において、水系エマルジョン型感熱接着剤として、エチレン含量が72重量%のEVAの代わりに、エチレン含量が75重量%のエチレン−アクリル酸エチル共重合体(EEA;融点68℃、MFR275g/10分)90重量%と実施例1と同じ粘着付与剤10重量%からなる水系エマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約75℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベル及びラベル付き容器を作製した。
比較例13
実施例1において、水系エマルジョン型感熱接着剤として、粘着付与剤を含まない、エチレン含量が75重量%のEEA(融点68℃、MFR275g/10分)100重量%の水系エマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約75℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベル及びラベル付き容器を作製した。
実施例7
実施例1と同様の操作を行ってラベルを作製した。
実施例1において、PETボトルの代わりに、高密度ポリエチレン製ボトル(HDPEボトル)にラベルを貼着した点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベル付き容器を作製した。
(評価試験)
低温タック性
実施例1〜6及び比較例で得たラベルを、ポリエチレンテレフタレート(PET)シート[東洋紡績(株)製、商品名「A1101」、100μm(非処理面)]に、また、実施例7で得たラベルをポリエチレンシート(新神戸電機(株)製、商品名「コウベポリシート EL」、300μm」)に、接着面積が15mm×10mmとなるように熱板で接着し(温度80℃、圧力0.1MPa、時間1秒)、得られたサンプルについて、JIS K 6854−3に準じた方法でT型剥離試験(剥離速度200mm/min)を行い、サンプルの接着強度(N/15mm)を測定した。実施例1及び比較例1〜4のラベルについては、PETシートに対する接着強度が3N/15mm以上である場合を「○」、接着強度が3N/15mm未満である場合を「×」と評価した。これらの結果を表1に示す。実施例1〜7及び比較例5〜11について、表2の「低温タック性」の欄の上段にPETシート又はポリエチレンシートに対する接着強度(N/15mm)を、下段に上記評価を示す。
耐ブロッキング性
実施例及び比較例で得たラベルの接着剤層側をラベル基材側と重ね、荷重2kg/cm2(196kPa)の条件下、40℃で24時間保管した後、JIS K 6854−3に準じた方法でT型剥離試験(剥離速度200mm/min)を行い、ラベルの接着強度(N/15mm)を測定した。これらの接着強度が0.1N/15mm未満の場合を「○」、0.1〜0.2N/15mmの場合を「△」、0.2N/15mmを超える場合を「×」と評価した。実施例1及び比較例1〜3のラベルの結果を表1に、実施例1〜3及び比較例5〜11の結果を表2示す。
経時安定性
実施例1及び比較例1〜4で得たラベルを、ポリエチレンテレフタレート(PET)シートに接着面積が15mm×10mmとなるように熱板で接着し(温度80℃、圧力0.1MPa、時間1秒)、得られたサンプル(保管前)及び該サンプルを常温で1ヶ月保管した後のサンプル(保管後)について、JIS K 6854−3に準じた方法でT型剥離試験(剥離速度200mm/min)を行い、サンプルの接着力(N/15mm)を測定した。これらのサンプルについて、保管前に対する保管後の接着力の低下率が20%未満の場合を「○」、50%以上の場合を「×」として評価した。なお、低下率が20%未満であったが変色(黄変)した場合を「△」で示した。これらの結果を表1に示す。
ラベルコスト
実施例1及び比較例1〜4で得たラベルについて、製造に必要な工程数及び接着剤層を構成する接着剤の種類からラベル1枚当たりの生産コストを概算し、コストが安い場合から順に「○」、「△」、「×」の3段階で評価した。これらの結果を表1に示す。
環境負荷
実施例1及び比較例1〜4で得たラベルについて、環境負荷の高いことが知られている有機溶剤、剥離紙、及び環境ホルモンに疑わしい可塑剤が使用されているかどうかを基準として、いずれも使用されていない場合を「○」、いずれか1つ使用されている場合を「△」、2以上使用されている場合を「×」として評価した。これらの結果を表1に示す。
ラベラー適正
実施例1及び比較例1〜4で得たラベルについて、JIS K 7125に準じた試験を行い、接着剤層表面における静摩擦係数を算出した。静摩擦係数が0.5未満である場合を「○」、0.5〜1.0である場合を「△」、1.0以上である場合を「×」として評価した。これらの結果を表1の「ラベラー適正」の欄に示す。
容器への貼着性
実施例及び比較例で得たラベル付き容器20本中、全て良好に装着できた場合を「○」、全て装着できたが若干しわや歪みが発生したものがあった場合を「△」、1本以上の容器でラベルの装着不良が生じた場合を「×」と評価した。これらの結果を表3に示す。
Figure 2005189778
Figure 2005189778
Figure 2005189778
本発明の感熱ラベルの一例を示す概略断面図である。 本発明の感熱ラベルの他の例を示す概略断面図である。
符号の説明
1,1′ ラベル
2,2′ ラベル基材
3 印刷層
4 接着剤層
5 オーバーコート層

Claims (2)

  1. ラベル基材に、接着剤層と印刷層が積層されているラベルであって、前記ラベル基材が、100℃のグリセリン浴に5秒間浸漬したときの熱収縮率が、MD方向、TD方向共に5%未満であり、該接着剤層が、エチレン含有量が66〜84重量%であり、融点が60〜90℃であるエチレン系共重合体と、全固形分中の10〜30重量%の粘着付与剤とを含むエマルジョン型感熱接着剤からなる感熱ラベル。
  2. 請求項1記載の感熱ラベルが装着されたラベル付き容器。
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