JP4809998B2 - 親展ラベル - Google Patents

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Description

【0001】
【発明の属する技術分野】
本発明は親展ラベルに関し、さらに詳しくは、カールの発生が効果的に抑制され、取り扱いやすく、例えば葉書などに記載された情報を一時的に隠蔽するための親展ラベル、及び上記の性質を有すると共に、返信葉書などに記載された情報を再度一時的に隠蔽するための親展ラベルに関するものである。
【0002】
【従来の技術】
最近、電気、ガス、水道、電話などの公共料金や保険などの支払いが、自動的な引き落としにより行われているため、その引き落とし額の通知が郵送されてくる場合が多い。このような通知は、従来は封書で行われていたが、最近は郵便料金の安い葉書を用いるのが一般的となっている。この葉書に記載された情報は、他人に見られるおそれがあるため、プライバシー保護のためになんらかの手段を講じる必要がある。したがって、その記載面を被覆し、情報を一時的に隠蔽するようにした各種の親展ラベルが開発され、実用化されている。
また、返信葉書に記載された情報を隠蔽するために、前記の情報を被覆するのに用いたラベルを剥がし、これを用いて返信葉書に記載された情報を一時的に隠蔽し得るような構成の親展ラベルも開発され、実用化されている。
親展ラベルの一般的なものとしては、例えば紙基材の片面に、隠蔽層、ポリエチレン層、樹脂コート層及び粘着剤層が順次積層された構造のものが知られている。しかしながら、このような隠蔽層を介して紙基材とポリエチレン層が積層された構成の親展ラベルにおいては、紙基材は吸湿しやすいが、ポリエチレン層はほとんど吸湿しないために、カールが発生するのを免れないという問題が生じる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】
このような状況下で、本発明の第1の目的は、カールの発生が効果的に抑制され、取り扱いやすく、例えば葉書などに記載された情報を一時的に隠蔽するための親展ラベルを提供することにあり、第2の目的は、上記の性質を有すると共に、返信葉書などに記載された情報を再度一時的に隠蔽するための親展ラベルを提供することにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】
本発明者らは、前記目的を達成するために鋭意研究を重ねた結果、紙基材の片面に、隠蔽層、該紙基材の吸水率に対比して特定の吸水率をもつ透明剥離性カール防止層及び粘着剤層を順次設けた構造のラベルが、カールの発生が効果的に抑制され、親展ラベルとして第1の目的に適合し得ることを見出した。
また、紙基材の片面に上記構成の各層を有し、さらに表面に剥離処理層が設けられたグラシン紙及び接着剤層を順次設けた構造のラベルは、情報隠蔽後剥離する際、グラシン紙と粘着剤層間で剥離するので、これを返信葉書などに記録された情報を隠蔽するのに再度使用することが可能で、しかもカール発生を効果的に抑制することができ、親展ラベルとして第2の目的に適合し得ることを見出した。
本発明は、かかる知見に基づいて完成したものである。
すなわち、本発明は、
(1)上質紙、クラフト紙、コート紙又はアート紙からなる厚さ30〜200μmの紙基材の一方の側の面に、顔料及び紙基材に接着性のある樹脂との組成物からなり、樹脂成分を60〜90重量%を含有する厚さ2〜15μmの隠蔽層、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、(メタ)アクリル酸エステル−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル−マレイン酸共重合体、スチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン及びスチレン−ビニルピロリドン共重合体から選ばれた1種若しくは2種以上を組み合わせた吸水性樹脂又は該吸水性樹脂に吸水性、隠蔽性又は剥離性を調節するために添加される疎水性樹脂からなる厚さ3〜20μmの透明剥離性カール防止層及び厚さ5〜60μmの粘着剤層が順次積層された構造であって、隠蔽層と透明剥離性カール防止層との間を剥離可能とされてなり、かつ紙基材の吸水率と透明剥離性カール防止層の吸水率との比が1:0.05ないし1:0.4であることを特徴とする親展ラベル(以下、親展ラベルIと称す)、
(2)上質紙、クラフト紙、コート紙又はアート紙からなる厚さ30〜200μmの紙基材の一方の側の面に、顔料及び紙基材に接着性のある樹脂との組成物からなり、樹脂成分を60〜90重量%を含有する厚さ2〜15μmの隠蔽層、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、(メタ)アクリル酸エステル−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル−マレイン酸共重合体、スチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン及びスチレン−ビニルピロリドン共重合体から選ばれた1種若しくは2種以上を組み合わせた吸水性樹脂又は該吸水性樹脂に吸水性、隠蔽性又は剥離性を調節するために添加される疎水性樹脂からなる厚さ3〜20μmの透明剥離性カール防止層、厚さ5〜60μmの粘着剤層、表面に剥離処理層が設けられた透明グラシン紙及び接着剤層が順次積層された構造であって、隠蔽層と透明剥離性カール防止層との間を剥離可能とされてなり、かつ透明グラシン紙と粘着剤層との間の剥離強度よりも、透明剥離性カール防止層と隠蔽層との間の剥離強度の方が大きいことを特徴とする親展ラベル(以下、親展ラベルIIと称す)、
(3)紙基材の吸水率と透明剥離性カール防止層の吸水率との比が1:0.05ないし1:0.4である第2項記載の親展ラベル、
(4)表面に剥離処理層が設けられたグラシン紙の不透明度が30%以下である第2項又は第3項記載の親展ラベル、
(5)接着剤層が感圧接着剤層又は感熱接着剤層である第2項、第3項又は第4項記載の親展ラベル、
(6)透明剥離性カール防止層の厚さが、3〜20μmである第1項ないし第5項のいずれかに記載の親展ラベル、及び
(7)顔料がカーボンブラックである第1項ないし第6項のいずれかに記載の親展ラベル、
を提供するものである。
【0005】
【発明の実施の形態】
本発明の親展ラベルには、親展ラベルI及び親展ラベルIIの2つの態様があり、親展ラベルIは、紙基材/隠蔽層/透明剥離性カール防止層/粘着剤層の構成を有し、親展ラベルIIは、紙基材/隠蔽層/透明剥離性カール防止層/粘着剤層/グラシン紙/接着剤層の構成を有している。
本発明の親展ラベルI及びIIにおける紙基材としては特に制限はなく、従来親展ラベルの紙基材として慣用されているものの中から、任意のものを適宜選択して用いることができる。例えば上質紙、クラフト紙、コート紙、アート紙などが用いられる。この紙基材の厚さとしては特に制限はないが、通常30〜200μm、好ましくは50〜120μmの範囲のものが用いられる。
本発明の親展ラベルI及びIIにおいては、前記紙基材の一方の側の面に、まず隠蔽層が設けられる。この隠蔽層は、隠蔽性のある顔料成分と、前記紙基材に対して接着性のある樹脂成分を含む層である。ここで、隠蔽性のある顔料成分としては、例えばクレー、カオリン、重質又は軽質炭酸カルシウム、水酸化アルミニウム、二酸化チタン、酸化亜鉛、硫酸バリウム、サチンホワイト、リトポンなどの白色顔料、カーボンブラック、ベンガラなどの有彩色顔料、ポリエチレン微粒子、ポリメチルメタクリレート微粒子などの有機顔料が挙げられる。これらの顔料成分は1種用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。一方、樹脂成分としては、例えばセルロース誘導体、スチレン系樹脂、スチレン共重合体、アクリル系樹脂、メタクリル系樹脂、ロジンエステル系樹脂、ポリ酢酸ビニル樹脂、ポリ塩化ビニル樹脂、塩化ビニル−酢酸ビニル共重合体、エチレン−酢酸ビニル共重合体、ポリエステル系樹脂、ポリウレタン系樹脂、ブチラール系樹脂、ポリアミド系樹脂、塩化ゴム、塩素化ポリオレフィン系樹脂などの中から、該隠蔽層とそれに隣接する透明剥離性カール防止層(以下、単にカール防止層と称すことがある)との接着性及び剥離性のバランスなどを考慮して適宜選択することができる。これらの樹脂成分は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
【0006】
隠蔽層中の樹脂成分の含有量(固形分)は、通常50〜95重量%の範囲で選定される。この含有量が50重量%未満では隣接するカール防止層との接着性が不十分となるおそれがあり、95重量%を超えると隠蔽性の低下やカール防止層からの剥離性が不十分となる場合がある。隠蔽性及びカール防止層との接着性や剥離性のバランスなどを考慮すると、この樹脂成分の好ましい含有量は60〜90重量%の範囲である。
隠蔽層の厚さは、通常2〜15μm、好ましくは3〜10μmの範囲である。
この隠蔽層は、適当な溶媒中に前記顔料成分と樹脂成分を含む塗工液を調製し、従来公知の方法、例えばバーコート法、ナイフコート法、ロールコート法、ブレードコート法、ダイコート法、グラビアコート法などを用いて、紙基材の一方の側の面に塗工し、加熱処理することにより、形成することができる。
本発明の親展ラベルI及びIIにおいては、このようにして形成された隠蔽層上に透明剥離性カール防止層が設けられる。このカール防止層は、前記隠蔽層との間で剥離が可能であり、かつ紙基材を隠蔽層と共に剥離した場合、隠蔽されていた情報が、カール防止層及び隣接する粘着剤層を通して見えるような透明性を有することが必要である。
そして、本発明の親展ラベルIにおいては、紙基材の吸水率と該カール防止層の吸水率との比が1:0.05ないし1:0.4であることが必要である。この吸水率比が上記範囲を逸脱するとカール防止効果が十分に発揮されず、本発明の目的が達せられない。カール防止効果の点から、該吸水率比は1:0.08ないし1:0.3の範囲が好ましく、特に1:0.1ないし1:0.2の範囲が好ましい。
一方、本発明の親展ラベルIIにおいては、後で説明するように、さらに剥離処理層が設けられた透明グラシン紙が設けられ、紙基材と該グラシン紙とで隠蔽層、カール防止層及び粘着剤層が狭持された構造を有していることから、親展ラベルIに比べてカールが生じにくいが、カールの発生をより一層防止する点から、前記吸水率比は1:0.05ないし1:0.4の範囲が好ましく、より好ましくは1:0.08ないし1:0.3、さらに好ましくは1:0.1ないし1:0.2の範囲である。
なお、紙基材及びカール防止層の吸水率は、下記の方法により、測定した値である。
10cm×10cmの大きさの試料を作製し、23℃、50%RHの雰囲気下で24時間放置後、重量を測定する(この重量をAとする。)同雰囲気下にて精製水中に試料を24時間浸漬させたのち、取り出し、ろ紙で水を切り、重量を測定する(この重量をBとする。)。
そして、下記式に基づいて吸水率(%)を算出する。
吸水率(%)=[(B−A)/A]×100
【0007】
本発明においては、このカール防止層を構成する樹脂としては、吸水性を有する樹脂が好ましく、例えばエチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、(メタ)アクリル酸エステル−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル−マレイン酸共重合体、スチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン、スチレン−ビニルピロリドン共重合体などの中から、吸水性及び前記隠蔽層との剥離性などを考慮して、適宜選択することができる。これらの樹脂は、1種を単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。また、吸水性及び隠蔽層との剥離性などを調節する目的で、オレフィン系樹脂、塩化ビニル系樹脂、スチレン系樹脂などの疎水性樹脂を適宜併用することができ、さらに透明性が損なわれない範囲で、クレー、炭酸カルシウム、酸化チタンなどの無機粉体を含有することもできる。
このカール防止層を形成する方法としては特に制限はなく、例えば上記樹脂や他の成分を含有する有機溶剤溶液、水性エマルジョン、水性溶液などを調製し、公知の方法により塗工し、乾燥処理することにより、所望のカール防止層を形成することができる。
このようにして形成されたカール防止層の厚さとしては3〜20μm程度で十分である。
本発明の親展ラベルI及びIIにおいては、このようにして形成されたカール防止層上に粘着剤層が設けられる。この粘着剤層の形成に用いられる粘着剤としては特に制限はなく、従来親展ラベルの粘着剤層に慣用されているものの中から、任意のものを適宜選択して用いることができる。例えばアクリル系粘着剤、ゴム系粘着剤、シリコーン系粘着剤、ポリウレタン系粘着剤及びポリエステル系粘着剤などを用いることができるが、これらの中で、一般的にはアクリル系粘着剤及びゴム系粘着剤がよく用いられる。
【0008】
前記アクリル系粘着剤としては、主成分として、例えばアクリル酸エステル単独重合体、アクリル酸エステル単位2種以上を含む共重合体及びアクリル酸エステルと他の官能性単量体との共重合体の中から選ばれた少なくとも1種を含有するものが用いられる。該アクリル酸エステルとしては、例えば(メタ)アクリル酸ブチルエステル、(メタ)アクリル酸ペンチルエステル、(メタ)アクリル酸ヘキシルエステル、(メタ)アクリル酸ヘプチルエステル、(メタ)アクリル酸オクチルエステル、(メタ)アクリル酸ノニルエステル、(メタ)アクリル酸デシルエステルなどが挙げられる。また、官能性単量体としては、例えば(メタ)アクリル酸ヒドロキシエチルエステル、(メタ)アクリル酸ヒドロキシプロピルエステルなどのヒドロキシル基含有単量体、(メタ)アクリルアミド、ジメチル(メタ)アクリルアミドなどのアミド基含有単量体、(メタ)アクリル酸などのカルボン酸基含有単量体などが挙げられる。
また、このアクリル系粘着剤としては、それが付着した紙類のリサイクル処理における離解工程や再生工程において、不都合をもたらさないようにするために、アルカリ可溶性、水溶性又は水再分散性を有するものを用いることもできる。前記ゴム系粘着剤としては、主成分として、例えば天然ゴム、ポリイソプレンゴム、ポリイソブチレン、ポリブタジエンゴム、スチレン−ブタジエン−スチレンブロック共重合体、スチレン−イソプレン−スチレンブロック共重合体などの中から選ばれた少なくとも1種を含有するものが用いられる。
【0009】
これらの粘着剤には、所望に応じて粘着付与剤、架橋剤、充填剤などが配合される。粘着付与剤としては、例えばロジン系樹脂、ポリテルペン系樹脂などの天然樹脂、C5系、C9系、DCPD系石油樹脂、クマロンインデン樹脂、キシレン樹脂などの合成樹脂などが挙げられる。
架橋剤としては、ポリイソシアネート化合物、エポキシ樹脂、メラミン樹脂、尿素樹脂、金属キレート化合物、金属塩などが挙げられる。充填剤としては、亜鉛華、酸化チタン、シリカ、炭酸カルシウムなどが挙げられる。
これらの粘着剤は、前記カール防止層上に直接塗布形成して粘着剤層を設けてもよいし、剥離シート上に粘着剤を塗布形成して粘着剤層を設けたのち、これをカール防止層上に貼付し、該粘着剤層を転写してもよい。なお、親展ラベルIの場合は、この剥離シートは、所望により剥がすことなく、そのまま付着させておいて、該ラベルの使用時に剥離してもよい。カール防止層上に設けられる粘着剤層の厚さは、通常5〜60μm、好ましくは10〜40μm程度である。
上記剥離シートとしては、例えば上質紙、グラシン紙、コート紙などの紙基材、これらの紙基材にポリエチレンなどの熱可塑性樹脂をラミネートしたラミネート紙、あるいはポリエチレンテレフタレート、ポリブチレンテレフタレート、ポリエチレンナフタレートなどのポリエステルフィルム、ポリプロピレンやポリエチレンなどのポリオレフィンフィルムなどのプラスチックフィルムに、シリコーン樹脂などの剥離剤を塗布し剥離剤層を設けたものなどが挙げられる、この剥離シートの厚さについては特に制限はないが、通常30〜150μm程度である。本発明の親展ラベルIは、前記した構成の積層構造を有するラベルであり、親展ラベルIIは、前記粘着剤層上に、さらに後述の透明グラシン紙及び接着剤層を順次設けた構成の積層構造を有するラベルである。
図1(a)は、本発明の親展ラベルIの構成の1例を示す概略断面図であって、親展ラベルI10は、紙基材1の一方の側の面に隠蔽層2、透明剥離性カール防止層3、粘着剤層4及び所望により剥離シート5が順次積層された構造を有している。この親展ラベルI10を使用する場合には、まず、所望により設けられている剥離シート5を剥離し、例えば葉書などに記載された隠蔽すべき情報の上に、該ラベルを粘着剤層4を介して貼付し、情報を隠蔽する。そして、このラベルを手で剥がすと、透明剥離性カール防止層3と隠蔽層2との間で剥離が生じ、該情報を粘着剤層4及び透明剥離性カール防止層3を通して視認することができる。
一方、本発明の親展ラベルIIにおいては、前述のようにして形成された粘着剤層上に、さらに表面に剥離処理層が設けられた透明グラシン紙及び接着剤層が順次積層される。
【0010】
この親展ラベルIIは、返信葉書などに記載された情報の隠蔽に再度利用するために、該透明グラシン紙としては、透明グラシン紙の表面に、シリコーン樹脂などの剥離剤による剥離処理層が設けられているものが用いられる。これにより、この透明グラシン紙と粘着剤層との間で剥離可能となる。そして、該透明グラシン紙と粘着剤層との間の剥離強度よりも、カール防止層と隠蔽層との間の剥離強度の方が大きいことが必要である。これは、葉書などに記載された隠蔽すべき情報の上に、後述の接着剤層を介して、この親展ラベルIIを貼付し、該情報を隠蔽したのち、該ラベルを手で剥がす場合、透明グラシン紙と粘着剤層間で剥離が生じ、接着剤層及び透明グラシン紙を通して上記情報を視認できるようにするためである。剥離したラベルは、返信葉書などに記載された情報の上に、粘着剤層を介して貼付することにより、該情報を隠蔽することができ、そしてこのラベルを手で剥がすことにより、カール防止層と隠蔽層との間で剥離が生じ、粘着剤層及びカール防止層を通して上記情報を視認することができる。
剥離処理層が設けられたグラシン紙は、情報視認の点から、JIS P−8138で規定する不透明度が30%以下であるものが好ましい。また、このグラシン紙の厚さについては特に制限はないが、通常20〜80μm、好ましくは25〜50μmの範囲にあるものが用いられる。
本発明の親展ラベルIIにおいて、上記透明グラシン紙上に設けられる接着剤層を形成する接着剤としては、感熱接着剤及び感圧接着剤(粘着剤)のいずれも用いることができる。
上記感熱接着剤としては特に制限はなく、従来親展ラベルにおいて、感熱接着剤として慣用されているものの中から、任意のものを適宜選択して用いることができる。この感熱接着剤は、通常の感熱接着剤、ディレイドタック型感熱接着剤のいずれであってもよい。通常の感熱接着剤とディレイドタック型感熱接着剤の違いは、ディレイドタック型感熱接着剤は、熱活性化後タックを維持する接着剤であり、通常の感熱接着剤は活性化の熱源を取り去るとほぼすぐ接着性がなくなるものである。
【0011】
このような感熱接着剤に用いられる樹脂成分としては、例えばポリ酢酸ビニル、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、アイオノマー樹脂、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル−無水マレイン酸共重合体、(メタ)アクリル酸エステル樹脂、ポリ塩化ビニル、塩化ビニル−塩化ビニリデン共重合体、酢酸ビニル−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、スチレン−(メタ)アクリル酸エステル共重合体、スチレン−無水マレイン酸共重合体又はその金属塩、ポリエステル系樹脂、熱可塑性ポリウレタン系樹脂、低分子量ポリエチレン、塩素化ポリオレフィン樹脂、天然ゴム、合成ゴムなどが挙げられる。これらの樹脂は単独で用いてもよいし、2種以上を組み合わせて用いてもよい。
また、この感熱接着剤には、必要に応じて粘着付与剤、固体可塑剤、無機粉体などを含有させることができる。ここで、粘着付与剤としては、例えばロジン誘導体、テルペン系樹脂、キシレン系樹脂、フェノール系樹脂、石油樹脂などが挙げられる。また、固体可塑剤は、常温では固体であって、その融点以上に加熱されると溶融し、前記樹脂成分や粘着付与剤を膨潤溶解し、粘接着性を発現させ、一旦溶融したのちは、なかなか結晶化しないで、熱活性化後の粘着保持時間を長くとることのできる物質である。このような固体可塑剤としては、例えばフタル酸ジフェニル、フタル酸ジヘキシル、フタル酸ジシクロヘキシル、イソフタル酸ジメチル、安息香酸スクロース、ジ安息香酸エチレングリコール、トリ安息香酸トリメチロールエタン、トリ安息香酸グリセリド、テトラ安息香酸ペンタエリスリット、オクタ酢酸スクロース、クエン酸トリシクロヘキシル、N−シクロヘキシル−p−トルエンスルホンアミドなどが挙げられる。
該感熱接着剤はホットメルト型、有機溶剤溶液型、水性エマルジョン型、水性溶液型などがあり、それぞれのタイプに応じ、従来公知の方法により、透明グラシン紙上に所望の感熱接着剤層を形成させることができる。この感熱接着剤層の厚さは、通常5〜50μm、好ましくは8〜30μm程度である。
【0012】
なお、この感熱接着剤としては、それが付着した紙類のリサイクル処理における離解工程や再生工程において、不都合をもたらさないようにするために、アルカリ可溶性、水溶性又は水再分散性を有するものを用いることもできる。
一方、該接着剤層として、感圧接着剤(粘着剤)を用いて感圧接着剤層(粘着剤層)を形成させる場合、使用する感圧接着剤としては、前述の粘着剤層の形成において説明した粘着剤と同じものを挙げることができる。この場合も、前述の粘着剤層の場合と同様に、該感圧接着剤は、前記透明グラシン紙上に直接塗布形成して感圧接着剤層を設けてもよいし、剥離シート上に感圧接着剤を塗布形成して感圧接着剤層を設けたのち、これを透明グラシン紙に貼付し、該感圧接着剤層を転写してもよい。なお、この場合は、上記剥離シートは、所望により剥がすことなく、そのまま付着させておいて、該ラベルの使用時に剥離してもよい。この際用いる剥離シートについては、前述で説明したとおりである。
図1(b)は、本発明の親展ラベルIIの構成の1例を示す概略断面図であって、親展ラベルII20は、紙基材1の一方の側の面に隠蔽層2、透明剥離性カール防止層3、粘着剤層4、透明グラシン紙6及び接着剤層7が順次積層された構造を有している。なお、接着剤層7が感圧接着剤層である場合は、該接着剤層7の下に、所望により剥離シートを設けることができる。
上記親展ラベルIIを使用する場合には、例えば葉書などに記載された隠蔽すべき情報の上に、該ラベルを接着剤層7を介して貼付し、情報を隠蔽する。そして、このラベルを手で剥がすと、透明グラシン紙6と粘着剤層4との間で剥離が生じ、該情報を接着剤層7及び透明グラシン紙6を通して視認することができる。
剥離したラベルは、返信葉書などに記載された情報の上に、粘着剤層4を介して貼付し、該情報を隠蔽する。そしてこのラベルを手で剥がすと、カール防止層3と隠蔽層2との間で剥離が生じ、粘着剤層4及びカール防止層3を通して上記情報を視認することができる。
このような構成の本発明の親展ラベルは、カールの発生が効果的に抑制されると共に、従来の親展ラベルにおけるポリエチレン層と樹脂コート層との合計厚みよりも、かなり厚さの薄いカール防止層が設けられているので、製品の親展ラベルそのものの厚さも薄くなり、取り扱いが容易となる。また、接着剤層、粘着剤層及びカール防止層に使用される材料として、それぞれアルカリ可溶性、水溶性又は水再分散性を有するものを選択することにより、これらが付着した紙類のリサイクル処理における離解工程や再生工程において、不都合をもたらすことがないので、該紙類のリサイクル処理を容易に行うことができる。
本発明の親展ラベルにおいては、紙基材の隠蔽層側とは反対側の表面に、文字や絵柄などの必要な情報を、従来公知の様々な方法により印刷することができる。またこの印刷層上に、耐擦過性、耐傷付き性、耐水性、耐候性及び耐汚染性などを付与する目的で、従来公知の各種透明保護層を設けることができる。
【0013】
【実施例】
次に、本発明を実施例により、さらに詳細に説明するが、本発明は、これらの例によってなんら限定されるものではない。
なお、紙基材及びカール防止層の吸水率並びに得られたラベルにおけるカールの程度は、下記の方法に従って測定した。
(1)紙基材及びカール防止層の吸水率
明細書本文に記載した方法に従い測定した。なお、カール防止層の吸水率は、紙基材の片面に施された隠蔽層上に形成されたカール防止層を、隠蔽層から剥離し、前記した方法に従い測定した。
(2)ラベルにおけるカールの程度
ラベルを15cm×15cmの大きさに5枚裁断し、剥離シートを除去して、水平面上にラベルの粘着剤層面を上にして、23℃、50%RHの雰囲気中にて10時間放置した。その後、23℃、80%RHの雰囲気中にて24時間放置したのち、各ラベルの四端部の水平面からの立ち上がり(mm)を測定し、この立ち上がりの最大値を、以下の評価により、ラベルにおけるカールの程度とした。
良 :立ち上がりが0〜8mm未満
可 :立ち上がりが8〜15mm未満
不可:立ち上がりが15mm以上
【0014】
実施例1
厚さ95μmのコート紙[日本製紙(株)製、商品名「エスプリコート」]の片面に、カーボンブラックとアクリル系樹脂の重量比10:90からなる厚み5μmの隠蔽層を形成し、さらにその上にエチレン−酢酸ビニル共重合体の水性エマルジョンを用い、厚さ10μmの透明剥離性カール防止層を形成した。上記コート紙の吸水率は64.3%であり、カール防止層の吸水率は9%であった。
したがって、紙基材の吸水率とカール防止層の吸水率との比は1:0.14であった。
次いで、厚さ95μmの剥離シート[リンテック(株)製、商品名「8LKY」]のシリコーン樹脂剥離処理層面にアクリル系粘着剤[リンテック(株)製、商品名「PA−T1」]を塗布、乾燥して、厚さ30μmの粘着剤層を設けた。
次に、この剥離シートを、前記コート紙上に設けられたカール防止層上に該粘着剤層を介して貼付し、図1(a)に示す構成の剥離シート付親展ラベルを作製した。この親展ラベルの立ち上がりは6mmであり、カールの程度は良であった。
この親展ラベルの剥離シートを剥がし、予め情報である文字、絵柄が印刷された被着体である葉書に該ラベルを貼付したところ、葉書に印刷された情報を完全に隠すことができた。次に、このラベルを手で剥がしたところ、カール防止層と隠蔽層間できれいに剥がれ、葉書に印刷された情報を視認することができた。
実施例2
実施例1と全く同様にしてコート紙/隠蔽層/粘着剤層/剥離シートの構成の積層体を得た。
次いで、上記積層体の剥離シートを剥がし、厚さ28μmの透明グラシン紙[リンテック(株)製、商品名「クリスタルウインドー」]の片面にシリコーン樹脂剥離剤[東レ・ダウコーニング・シリコーン(株)製、商品名「SD7333L」]を塗布、乾燥して厚さ0.8μmのシリコーン樹脂剥離処理層を設けたグラシン紙を、その剥離処理層面が該積層体の粘着剤層に接するようにして貼付した。なお剥離処理層が設けられたグラシン紙の不透明度は15%であった。
一方、実施例1と同様にして得られた剥離シートの剥離処理層面にアクリル系粘着剤[リンテック(株)製、商品名「PA−T1」]を塗布、乾燥して、厚さ30μmの感圧接着剤層を設けた。
次に、この剥離シートを、前記グラシン紙に該感圧接着剤層を介して貼付し、図1(b)に示す構成で、かつ感圧接着剤層面に剥離シートが設けられた剥離シート付親展ラベルを作製した。この親展ラベルの立ち上がりは4mmであり、カールの程度は良であった。
上記親展ラベルの剥離シートを剥がし、予め情報である文字、絵柄が印刷された被着体である葉書に該ラベルを貼付したところ、葉書に印刷された情報を完全に隠すことができた。次いで、このラベルを手で剥がしたところ、グラシン紙の剥離処理層と粘着剤層との間できれいに剥がれ、葉書に印刷された情報を視認することができた。次に、この剥離したラベルを、予め情報である文字、絵柄が印刷された別の被着体である葉書に、粘着剤層を介して再度貼付したところ、葉書に印刷された情報を完全に隠すことができた。次いで、このラベルを手で剥がしたところ、カール防止層と隠蔽層との間できれいに剥がれ、葉書に印刷された情報を視認することができた。
【0015】
実施例3
実施例2と同様にして、まずコート紙/隠蔽層/粘着剤層/グラシン紙の構成の積層体を得た。
次に、上記積層体のグラシン紙上に、塩素化ポリプロピレンからなる厚さ8μmの感熱接着剤層をダイコートにて設け、図1(b)に示す構成の親展ラベルを作製した。この親展ラベルの立ち上がりは4mmであり、カールの程度は良であった。
上記親展ラベルを、予め情報である文字、絵柄が印刷された被着体である葉書に、アイロンを用いて160℃で熱圧着して貼付したところ、葉書に印刷された情報を完全に隠すことができた。次いで、このラベルを手で剥がしたところ、グラシン紙の剥離処理層と粘着剤層との間できれいに剥がれ、葉書に印刷された情報を視認することができた。次に、この剥離したラベルを、予め情報である文字、絵柄が印刷された別の被着体である葉書に、粘着剤層を介して再度貼付したところ、葉書に印刷された情報を完全に隠すことができた。次いで、このラベルを手で剥がしたところ、カール防止層と隠蔽層との間できれいに剥がれ、葉書に印刷された情報を視認することができた。
比較例1
実施例1と同様にして、コート紙の片面に厚さ5μmの隠蔽層を設けたのち、この隠蔽層の上に厚さ30μmのポリエチレン層をTダイ熱押し出しにて設け、さらに該ポリエチレン層上にアクリル系樹脂からなる厚さ10μmのコート層を設けた。上記ポリエチレン層の吸水率は0であった。
次に、上記アクリル系樹脂からなるコート層上に、実施例1と同様にして、剥離シートをアクリル系粘着剤層を介して貼付し、剥離シート付親展ラベルを作製した。
この親展ラベルの立ち上がりは17mmでカールの程度は不可であり、実施例1と比較して著しく大きかった。
【0016】
【発明の効果】
本発明によれば、カールの発生が効果的に抑制され、取り扱いやすく、葉書などに記載された情報を一時的に隠蔽するための親展ラベルや、上記の性質を有すると共に、返信葉書などに記載された情報を再度一時的に隠蔽し得る親展ラベルを得ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の親展ラベルの構成の異なる例を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 紙基材
2 隠蔽層
3 透明剥離性カール防止層
4 粘着剤層
5 剥離シート
6 透明グラシン紙
7 接着剤層
10 本発明の親展ラベルI
20 本発明の親展ラベルII

Claims (7)

  1. 上質紙、クラフト紙、コート紙又はアート紙からなる厚さ30〜200μmの紙基材の一方の側の面に、顔料及び紙基材に接着性のある樹脂との組成物からなり、樹脂成分を60〜90重量%を含有する厚さ2〜15μmの隠蔽層、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、(メタ)アクリル酸エステル−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル−マレイン酸共重合体、スチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン及びスチレン−ビニルピロリドン共重合体から選ばれた1種若しくは2種以上を組み合わせた吸水性樹脂又は該吸水性樹脂に吸水性、隠蔽性又は剥離性を調節するために添加される疎水性樹脂からなる厚さ3〜20μmの透明剥離性カール防止層及び厚さ5〜60μmの粘着剤層が順次積層された構造であって、隠蔽層と透明剥離性カール防止層との間を剥離可能とされてなり、かつ紙基材の吸水率と透明剥離性カール防止層の吸水率との比が1:0.05ないし1:0.4であることを特徴とする親展ラベル。
  2. 上質紙、クラフト紙、コート紙又はアート紙からなる厚さ30〜200μmの紙基材の一方の側の面に、顔料及び紙基材に接着性のある樹脂との組成物からなり、樹脂成分を60〜90重量%を含有する厚さ2〜15μmの隠蔽層、エチレン−酢酸ビニル共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、(メタ)アクリル酸エステル−(メタ)アクリル酸共重合体、エチレン−(メタ)アクリル酸エステル−マレイン酸共重合体、スチレン−(メタ)アクリル酸共重合体、ポリ酢酸ビニル、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロリドン及びスチレン−ビニルピロリドン共重合体から選ばれた1種若しくは2種以上を組み合わせた吸水性樹脂又は該吸水性樹脂に吸水性、隠蔽性又は剥離性を調節するために添加される疎水性樹脂からなる厚さ3〜20μmの透明剥離性カール防止層、厚さ5〜60μmの粘着剤層、表面に剥離処理層が設けられた透明グラシン紙及び接着剤層が順次積層された構造であって、隠蔽層と透明剥離性カール防止層との間を剥離可能とされてなり、かつ透明グラシン紙と粘着剤層との間の剥離強度よりも、透明剥離性カール防止層と隠蔽層との間の剥離強度の方が大きいことを特徴とする親展ラベル。
  3. 紙基材の吸水率と透明剥離性カール防止層の吸水率との比が1:0.05ないし1:0.4である請求項2記載の親展ラベル。
  4. 表面に剥離処理層が設けられたグラシン紙の不透明度が30%以下である請求項2又は3記載の親展ラベル。
  5. 接着剤層が感圧接着剤層又は感熱接着剤層である請求項2、3又は4記載の親展ラベル。
  6. 透明剥離性カール防止層の厚さが、3〜20μmである請求項1ないし5のいずれかに記載の親展ラベル。
  7. 顔料がカーボンブラックである請求項1ないし6のいずれかに記載の親展ラベル。
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