JP4748934B2 - 電池外装用ラベル - Google Patents

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Description

本発明は、アルカリ乾電池等の電池に外装材として装着される電池外装用ラベルに関する。
乾電池の外装材としてタックラベルが多く使用されていたが、このラベルでは、電池に装着するまでの間粘着剤層を保護するための剥離紙が必要であり、この剥離紙が高価であることに加えて、剥離紙が厚いので、ラベラーに設置しうる1ロール当たりのラベル数量が限られるため作業効率が低下し、しかも使用後は産業廃棄物となってしまうという問題があった。そこで、このような剥離紙を必要としない乾電池の外装材として、押出しラミネーション(溶融押出コーティング)により感熱接着性樹脂を塗工した感熱ラベルが提案されていた(例えば、特許文献1参照)。
しかし、上記従来の電池外装用の感熱ラベルは、印刷工程とは別に押出しラミネーション工程が必要となるため、ラベルのコストを低下させるのは困難であった。また、ディレードタック型感熱ラベルは、印刷と同様の工程により形成しうる感熱ラベルとして知られているが、低温にて活性化させるために環境ホルモンに疑われる物質が含まれることが多く、しかも貼り付けた直後には透明性があるが、貼着して数日後ディレードタック接着剤が結晶化してラベルが白濁し、強度低下してくるなど経時劣化が著しく、乾電池の外装材用途には不向きであった。
特許第3273115号公報
本発明の目的は、低温タック性及び耐ブロッキング性に優れ、しかも経時劣化が生じにくい電池外装用ラベルを提供することにある。
本発明の他の目的は、上記特性に加えて、少ない工程により低コスト化可能な電池外装用ラベルを提供することにある。
本発明者らは、上記目的を達成するため鋭意検討した結果、特定の構成からなるエマルジョン型感熱接着剤を用いることにより、優れた接着特性を有し、且つ経時劣化が生じにくい電池外装用ラベルを低コストで得られることを見いだし、本発明を完成した。
すなわち、本発明は、一軸延伸処理が施された熱収縮性フィルムに、接着剤層と印刷層が積層されている電池外装用ラベルであって、前記熱収縮性フィルムが、100℃のグリセリン浴に5秒間浸漬したときの主延伸方向の熱収縮率が10%以上のフィルムであり、該接着剤層が、エチレン含有量が66〜84重量%であり、融点が60〜90℃であるエチレン系共重合体と、全固形分中の10〜25重量%の粘着付与剤とを含むエマルジョン型感熱接着剤からなり、該エチレン共重合体が全固形分中の75〜90重量%である、電池外装用ラベルを提供する。
本発明の電池外装用ラベルは、乾電池の金属部及びラベルのオーバラップ部に対して低温で強固に貼着でき、貼付後は長期間安定して貼着固定することができる。また、常温ではべとつかず、耐ブロッキング性に優れ、長期保管が可能である。しかも、印刷と同様の工程で接着剤層を形成できるため、低コストでラベルを製造することができる。
以下、本発明の実施の形態について図面を参照しつつ説明する。図1は本発明の電池外装用ラベルの一例を示す概略断面図である。図1に示される電池外装用ラベル1は、ラベル基材2の片面に印刷層3、接着剤層4がこの順で積層されている。
前記ラベル基材2は、一方向に延伸処理が施された熱収縮フィルムにより構成されている。このような熱収縮性フィルムの素材としては、通常用いられているものを使用でき、例えば、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリブチレンテレフタレート(PBT)、ポリエチレンナフタレート(PEN)などのポリエステル系樹脂;ポリエチレン、ポリプロピレンなどのポリオレフィン系樹脂;ポリスチレンなどのポリスチレン系樹脂;ポリ塩化ビニル系樹脂、ポリ塩化ビニリデン系樹脂等などが挙げられる。これらの素材は単独で又は2種以上混合して使用できる。なかでも、ポリエステル系樹脂、ポリスチレン系樹脂、ポリ塩化ビニル系樹脂、特にポリエステル系樹脂からなるフィルムが好ましい。ラベル基材2は、単層又は2層以上の積層体であってもよい。
ラベル基材2の厚みは、機械的強度、ラベルの取扱性などを損なわない範囲で適宜選択できるが、一般には20〜100μm程度、好ましくは25〜60μm程度である。
延伸処理は、テンター方式、チューブ方式等の方式を用いて、例えば、70〜100℃程度の温度で、一方向、好ましくは縦方向(MD方向)に2.0〜6.0倍、好ましくは3.5〜5.5倍程度延伸することにより行われる。なお、延伸処理は主に一方向に施されていればよく、他方向(横方向)にも1.01〜1.1倍程度延伸してもよい。こうして得られるラベル基材2は、延伸を施した方向に配向性を有し、該方向に大きい熱収縮性を示す。このラベル基材2(熱収縮性フィルム)の前記延伸処理を施した方向の熱収縮率は、100℃、5秒間グリセリン浴の条件で10%以上である。前記熱収縮率が10%未満であると、ラベルを電池に、該電池の周方向に熱収縮するように巻装装着した際に、ラベルの上下端部を乾電池の上面及び下面に熱収縮によって密着させることが困難となる。ラベル基材2の好ましい熱収縮率は、140℃で30%以上である。
印刷層3は、商品名やイラスト、取扱い注意事項等を凸版輪転印刷、シルクスクリーン印刷、グラビア印刷等の公知の印刷法により印刷、表示した層である。本発明では、印刷層3と接着剤層4を一工程で形成でき、印刷速度が速く、生産効率を向上しうる点で、グラビア印刷が好ましく用いられる。この印刷層3の形成に用いられる印刷インキとしては、接着剤層4を活性化する際の熱によって損傷を受けないように、耐熱性が考慮されたインキを用いることが好ましい。
なお、印刷層3のラベル基材2に対する接着性を高めるため、前記2層の間にプライマーコート層を設けてもよい。前記プライマーコート層は、公知のプライマー、例えば、ポリエステル系プライマー、イソシアネート系プライマー(二液混合型プライマー等)などで形成できる。プライマーコート層の厚みは、透明性やラベルの取扱性等を損なわない範囲で適宜選択でき、例えば0.3〜1.5μm程度である。
なお、ラベル基材の一方の面に接着剤層、他方の面に印刷層を設けてもよい。このようなラベルは、例えば、ラベル基材の表面に印刷を施した後、反転させて、他の面に接着剤層を印刷により形成して製造できる。この場合、印刷層の表面にオーバーコート層を設けてもよい。前記オーバーコート層は、印刷層を保護したり光沢を出すための層であり、透明な紫外線硬化型ニス、ポリエステル樹脂、アクリル系樹脂、エポキシ樹脂、必要に応じて滑剤を添加したシリコーン樹脂等をコーティング、印刷等することにより形成できる。オーバーコート層の厚みは、例えば0.5〜2μm程度である。
接着剤層4は、エマルジョン型感熱接着剤により構成されている。エマルジョン型感熱接着剤は、塗布、乾燥後の接着剤面が、常温では粘着性を示さないが、加熱によって粘着性が発現する接着剤であり、構成成分として、少なくともエチレン系共重合体と粘着付与剤とを含んでいる。接着剤層がエマルジョン型感熱接着剤で構成されるため、剥離紙が不要であり、構成成分に環境ホルモンに疑われる物質などを使用する必要がなく、好ましい。
前記エチレン系共重合体としては、例えば、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA)、エチレン−アクリル酸共重合体(EAA)、エチレン−メタアクリル酸共重合体(EMAA)、エチレン−アクリル酸エチル共重合体(EEA)等のエチレン−アクリル酸エステル共重合体、エチレン−メタクリル酸メチル共重合体(EMMA)等のエチレン−メタクリル酸エステル共重合体などが挙げられる。なかでも、EVA系共重合体が好ましく用いられる。これらは単独で又は2種以上組み合わせて使用できる。
前記粘着付与剤は、接着性を向上する作用を示し、例えば、ロジン系樹脂(ロジン、重合ロジン、水添ロジン及びそれらの誘導体、樹脂酸ダイマーなど)、テルペン系樹脂(テルペン樹脂、芳香族変性テルペン樹脂、水添テルペン樹脂、テルペン−フェノール樹脂など)、石油樹脂(脂肪族系、芳香族系、脂環族系)、クマロン−インデン樹脂、スチレン系樹脂、フェノール樹脂などが挙げられる。なかでも、ロジン系樹脂、テルペン系樹脂が好ましく、特に水添テルペン樹脂などのテルペン系樹脂が好ましい。粘着付与剤は単独で又は2種以上を組み合わせて使用できる。
接着剤層4が接着性を生じる温度(活性化温度)は、ラベル基材2を構成する熱収縮性フィルムの収縮開始温度(1%以上収縮する温度)より15℃以上、特に20℃以上低いことが好ましい。このようなラベルによれば、接着剤層4を活性化させる際に、十分に加熱して確実に接着性を発現させてから電池に装着しても、装着前にラベル基材2が収縮しないので、良好な外観状態で確実に電池に装着できる。
本発明における接着剤層は、エチレン含有量が66〜84重量%であり、融点が60〜90℃であるエチレン系共重合体と、全固形分中の10〜30重量%の粘着付与剤を含むエマルジョン型感熱接着剤で構成されている。このような接着剤層によれば、優れた低温タック性及び耐ブロッキング性を発揮することができる。
前記低温タック性とは、低温加熱により接着力を発現しうる性質をいい、例えば、80℃に加熱することにより活性化させたラベルを、金属板及びプラスチックシートに接着したサンプルについて、それぞれJIS K 6854−1(90°剥離)及びJIS K 6854−3(T型剥離)に準じた試験により(剥離速度200mm/min)、金属(乾電池表面)及びプラスチック(ラベル基材)に対する接着強度として評価できる。前記方法に基づく接着剤層4が有する接着強度は、金属及びプラスチックの両方に対して、例えば3N/15mm以上である。前記接着強度が3N/15mm未満では、ラベル1を電池に巻回した際に、ラベル1の巻き付け終端部におけるラベル1自身の重なり部分を貼着固定できなかったり、ラベル1が乾電池に密着できないなどの装着不良が生じやすい。低温タック性は、前記エチレン系重合体におけるエチレン含有量と融点、及び粘着付与剤の種類と含有量により調整できる。
前記耐ブロッキング性は、例えば、ラベルの接着剤層側の面をプラスチックシートと重ね、例えば2kg/cm2(196kPa)程度の圧力をかけた状態で、40℃雰囲気下、24時間保管したサンプルについて、JIS K 6854−3(T型剥離)に準じた試験により(剥離速度200mm/min)、プラスチックに対する接着強度として評価できる。前記方法に基づく接着剤層4が有する接着強度は、例えば0.1N/15mm未満である。前記接着強度が0.1N/15mm以上では、ラベリング時のラベラー適正が悪く、耐ブロッキング性に劣るため、ラベルを巻回したり積み重ねる際に粘着性が生じやすい。耐ブロッキング性は、主に、エチレン系共重合体の融点、粘着付与剤の種類と含有量により調整できる。
エチレン系共重合体のエチレン含有量が66重量%未満の場合、及び84重量%を超える場合の何れにおいても、前記低温タック性が著しく低下する。エチレン含有量は好ましくは67〜81重量%程度である。エチレン系共重合体の融点が60℃未満では、耐ブロッキング性に劣り、前記融点が90℃を超えると、接着剤層4の活性化温度も高くなるため、加熱活性化時に熱収縮性フィルム(ラベル基材2)が収縮してしまい、電池に巻装装着した際にラベルに皺や歪みが生じやすく、また印刷層が損傷を受けやすくなる。前記融点は70〜85℃程度であることが好ましい。
全固形分中の粘着付与剤の含有量が10重量%未満の場合、及び30重量%を超える場合の何れにおいても、低温タック性に劣り、十分な接着力が得られない。全固形分中の粘着付与剤の含有量は好ましくは10〜25重量%程度である。
本発明における接着剤層は、さらに経時安定性に優れている。前記経時安定性は、例えば、ラベルを貼り付けた状態で常温に一定期間保持した場合のラベルの接着力について、貼り付け直後の接着力に対する低下率として評価できる。接着剤層4における1ヶ月後の接着力の低下率は、例えば50%未満であり、このようなラベルによれば、接着力を長期間保持することができる。前記接着力の低下率が50%以上である場合には、ラベルを貼り付けた後、保管中に剥離しやすく、特に電池装着用のラベルとしては安全性の面からも好ましくない。
エマルジョン型感熱接着剤には、必要に応じて、乳化剤、ワックス、安定剤、改質剤等の添加剤が添加されていてもよい。
エマルジョン型感熱接着剤は、上記エチレン系共重合体、粘着付与剤及びその他の成分を慣用の方法により水又は溶剤に分散させた状態で使用される。水に分散された(水系)エマルジョン型感熱接着剤は、例えば、上記エチレン系重合体に対応するエチレンを含むモノマーを乳化重合することにより調製できる。溶剤に分散された(溶剤系)エマルジョン型感熱接着剤は、例えば、上記成分を、上記成分に対して溶解性の低い溶剤(貧溶媒)、例えば、n−ヘキサン、n−ヘプタンなどの脂肪族炭化水素溶剤等に分散させることにより調製できる。環境負荷が低いことから、水系エマルジョン型感熱接着剤が好ましく用いられる。
接着剤層4は、凸版輪転印刷、フレキソ印刷、グラビア印刷等の公知の印刷法により形成できる。特に、グラビア印刷によれば、印刷速度が速く、しかも印刷層3と接着剤層4を一工程で形成できるため好ましい。印刷には、上記構成からなるエマルジョン型感熱接着剤をそのまま用いてもよく、印刷後の乾燥を促進させるためにメタノール等を添加して用いてもよい。このように、エマルジョン型感熱接着剤によれば、熱収縮性フィルムへの塗布を印刷と同様の工程を用いて容易に行うことができ、溶融押出しコーティング等の別工程が不要であるため経済的に有利である。
本発明のラベルは、接着剤層4を構成する接着剤としてエマルジョン型感熱接着剤が用いられているため、ラベラー適正に優れている。すなわち、エマルジョン型感熱接着剤は、高分子成分(固形分)が液体中に粒子状に分散した分散液であるため、該接着剤の塗工面が粒子に起因する微小の凹凸を形成してブロッキングを防ぎ、ラベラーによる貼付作業の効率を向上することができる。前記ラベラー適正は、JIS K 7125に準じた試験により、ラベル表面と接着剤層4における静摩擦係数により評価することができ、ラベル表面と接着剤層4における静摩擦係数は、例えば0.5未満である。静摩擦係数が0.5以上の場合には、ラベル表面と接着剤面が滑りにくくなり、ラベラー適正が低下する傾向にある。
接着剤層4の厚みは、接着性や外観、コスト等を考慮して適宜選択でき、例えば0.1〜10μm、好ましくは1〜5μm程度である。該接着剤層の厚みが厚すぎると凝集破壊が生じ、要求接着強度が得られず、薄すぎると十分な粘着性が得られにくくなる。
なお、ラベル全体の熱収縮率はラベル基材の熱収縮率とほぼ同じであり、ラベル基材の主延伸方向の熱収縮率は、100℃、5秒間グリセリン浴の条件で10%以上である。
本発明の電池外装用ラベルは、図1に示される態様に限定されず、例えば、ラベル基材の片面に印刷層、他の面に接着剤層が積層された態様であってもよい。
本発明の電池外装用ラベルによれば、接着剤層が特定の組成からなるエマルジョン型感熱接着剤で構成されているので、低温タック性、耐ブロッキング性、及びラベラー適正に優れるとともに、長期間安定した接着力が保持される。このため、本発明の電池外装用ラベルは、アルカリ乾電池の他、リチウム電池、マンガン電池等の一次電池や、ニッケル水素電池、リチウムイオン電池等の二次電池など各種電池の外装用ラベル、特に円柱状の電池の外装用ラベルとして有用である。
次に、本発明の電池外装用ラベルを電池に装着する方法について説明する。例えば、接着剤層4を感熱性接着剤で構成したラベル1を電池5に装着する場合には、先ず、当該ラベル1と同じ層構成を有する長尺のフィルムをカッター刃などにより切断して所望の大きさの電池外装用ラベル10とし、次いで、該ラベル1を加熱して接着剤層4を活性化し、これを図2、図3に示すように電池5の周面に巻き付ける。この際、ラベル1を構成するラベル基材2のうち延伸処理が施された方向X(例えば、縦方向)が電池5の周方向となるように巻き付ける。この時、ラベル1の活性化された接着剤層4が電池5の表面に接するため、該接着剤層4の接着剤によってラベル1が電池5の周面に接着する。また、ラベル1の巻き付け終端部においては、ラベル1自身が重なり合って接着する。
その後、ラベル1が巻装された電池5を、ラベル基材2が熱収縮する温度まで加熱された加熱装置内に供給し、ラベル1を熱収縮させる。これにより、図4に示されるように、電池の両端部からはみ出したラベル1の上下端部が電池の上下端面5a、5bに密着し、ラベル1全体が電池5に密着される。この際、加熱ベルト等により電池5の外周面を加熱押圧しながら電池を転動させると、接着剤層4が再活性化してラベル1が電池5の外周面に強固に接着されるとともに、ラベル1の巻き付け終端部の重合部分も強固に接着し、ラベル1が確実に装着された電池が得られる。
なお、これらの一連の工程は公知のラベル装着装置、例えば、特開平9−39929号公報、特開平10−254364号公報等に記載の装置を利用して行うことができる。
以下に、実施例に基づいて本発明をより詳細に説明するが、本発明はこれらの実施例により限定されるものではない。なお、熱収縮性フィルムの熱収縮開始温度は、フィルムが1%以上収縮する温度であり、感熱接着剤の活性化温度は、0.1N/15mm以上の接着強度を生じる温度である。
実施例1
熱収縮性フィルムとして、熱収縮性ポリエステル系フィルム(厚み50μm;熱収縮開始温度90℃)を用いた。この熱収縮性フィルムの縦方向(MD方向)の熱収縮率は、100℃のグリセリン浴に5秒間浸漬した条件で30%である。また、140℃における熱収縮率は35%である。前記熱収縮性フィルムの一方の面に、各種表示デザインをグラビア印刷することにより印刷層(厚み2μm)を形成した後、その上に、エチレン−酢酸ビニル共重合体(EVA;エチレン含量72重量%、融点62℃、MFR400g/10分)88重量%と、粘着付与剤(テルペン系樹脂(商品名「YSポリスター T115」、ヤスハラケミカル社製)12重量%からなるエマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約65℃)をグラビア印刷により塗布して接着剤層(厚み2μm)を形成した。
実施例2
実施例1において、エマルジョン型感熱接着剤として、実施例1と同じEVA80重量%と粘着付与剤20重量%からなるエマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約65℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベルを作製した。
実施例3
実施例1において、エマルジョン型感熱接着剤として、実施例1と同じEVA76重量%と粘着付与剤24重量%からなるエマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約65℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベルを作製した。
実施例4
実施例1において、エマルジョン型感熱接着剤として、エチレン含量が72重量%のEVAの代わりに、エチレン含量が67重量%のEVA(融点61℃、MFR400g/10分)90重量%と実施例1と同じ粘着付与剤10重量%からなるエマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約65℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベルを作製した。
実施例5
実施例1において、エマルジョン型感熱接着剤として、エチレン含量が72重量%のEVAの代わりに、エチレン含量が81重量%のEVA(融点75℃、MFR400g/10分)75重量%と実施例1と同じ粘着付与剤25重量%からなるエマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約80℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベルを作製した。
比較例1
実施例1において、エマルジョン型感熱接着剤の代わりに、ディレードタック型接着剤(商品名「TOYO DW4070」、東洋インキ製)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベルを作製した。
比較例2
実施例1において、エマルジョン型感熱接着剤の代わりに、EVAを主成分とするホットメルト接着剤(商品名「ハイボンHX−118」、日立化成ポリマー製)を用い、熱収縮性フィルム上に溶融塗布した点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベルを作製した。
比較例3
実施例1において、エマルジョン型感熱接着剤の代わりに、EVAを主成分とする熱溶融性樹脂を用い、熱収縮性フィルム上に溶融押出しコーティングした点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベルを作製した。
比較例4
実施例1において、エマルジョン型感熱接着剤の代わりに、溶剤溶液型EVA系粘着剤(商品名「アクアテックス EC1200」、中央理化製)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベルを作製した。
比較例5
実施例1において、エマルジョン型感熱接着剤として、エチレン含量が72重量%のEVAの代わりに、エチレン含量が65重量%のEVA(融点58℃、MFR400g/10分)を含むエマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約60℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベルを作製した。
比較例6
実施例1において、粘着付与剤を含まない、エチレン含量が72重量%のEVA(融点70℃、MFR30g/10分)100重量%のエマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約75℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベルを作製した。
比較例7
実施例1において、粘着付与剤を含まない、エチレン含量が72重量%のEVA(融点65℃、MFR150g/10分)100重量%のエマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約70℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベルを作製した。
比較例8
実施例1において、粘着付与剤を含まない、実施例1と同じEVA(融点62℃、MFR400g/10分)100重量%のエマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約65℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベルを作製した。
比較例9
実施例1において、エマルジョン型感熱接着剤として、実施例1と同じEVA64重量%と実施例1と同じ粘着付与剤36重量%からなるエマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約65℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベルを作製した。
比較例10
実施例1において、エマルジョン型感熱接着剤として、実施例1と同じEVA58重量%と実施例1と同じ粘着付与剤42重量%からなるエマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約65℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベルを作製した。
比較例11
実施例1において、エマルジョン型感熱接着剤として、実施例1と同じEVA94重量%と実施例1と同じ粘着付与剤6重量%からなるエマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約65℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベルを作製した。
比較例12
実施例1において、エマルジョン型感熱接着剤として、エチレン含量が72重量%のEVAの代わりに、エチレン含量が85重量%のEVA(融点70℃、MFR400g/10分)を88重量%含むエマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約75℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベルを作製した。
実施例6
実施例1において、エマルジョン型感熱接着剤として、エチレン含量が72重量%のEVAの代わりに、エチレン含量が75重量%のエチレン−アクリル酸エチル共重合体(EEA;融点68℃、MFR275g/10分)90重量%と実施例1と同じ粘着付与剤10重量%からなるエマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約75℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベルを作製した。
比較例13
実施例1において、エマルジョン型感熱接着剤として、粘着付与剤を含まない、エチレン含量が75重量%のEEA(融点68℃、MFR275g/10分)100重量%のエマルジョン型感熱接着剤(活性化温度約75℃)を用いた点以外は実施例1と同様の操作を行ってラベルを作製した。
(評価試験)
低温タック性
実施例及び比較例で得たラベルを、ポリエチレンテレフタレート(PET)シート[東洋紡製、商品名「A1101」、100μm(非処理面)]に接着面積が15mm×10mmとなるように熱板で接着し(温度80℃、圧力0.1MPa、時間1秒)、得られたサンプルについて、JIS K 6854−3に準じた方法でT型剥離試験(剥離速度200mm/min)を行い、サンプルの接着強度(N/15mm)を測定した。また、上記と同様の方法によりラベルをSUS304ステンレス鋼板に接着し、JIS K 6854−1に準じた方法で90°剥離試験(剥離速度200mm/min)を行い、サンプルの接着強度(N/15mm)を測定した。実施例1及び比較例1〜4のラベルについては、PETシートに対する接着強度が3N/15mm以上である場合を「○」、接着強度が3N/15mm未満である場合を「×」と評価し、これらの結果を表1に示す。なお、ステンレス鋼板に対する接着強度についても同様の評価が得られた。実施例1〜3及び比較例5〜11について、表2の「低温タック性」の欄の上段にPETシートに対する接着強度(N/15mm)を、下段に上記評価を示す。なお、ステンレス鋼板に対する接着強度についても同様の評価が得られた。
耐ブロッキング性
実施例及び比較例で得たラベルの接着剤層側をPETシート[東洋紡製、商品名「A1101」、100μm(非処理面)]と重ね、荷重2kg/cm2(196kPa)の条件下、40℃で24時間保管した後、JIS K 6854−3に準じた方法でT型剥離試験(剥離速度200mm/min)を行い、ラベルの接着強度(N/15mm)を測定した。これらの接着強度が0.1N/15mm未満の場合を「○」、0.1〜0.2N/15mmの場合を「△」、0.2N/15mmを超える場合を「×」と評価した。実施例1及び比較例1〜4のラベルの結果を表1に、実施例1〜3及び比較例5〜11の結果を表2示す。
経時安定性
実施例1及び比較例1〜4で得たラベルを、ポリエチレンテレフタレート(PET)シートに接着面積が15mm×10mmとなるように熱板で接着し(温度80℃、圧力0.1MPa、時間1秒)、得られたサンプル(保管前)及び該サンプルを常温で1ヶ月保管した後のサンプル(保管後)について、JIS K 6854−3に準じた方法でT型剥離試験(剥離速度200mm/min)を行い、サンプルの接着強度(N/15mm)を測定した。これらのサンプルについて、保管前に対する保管後の接着強度の低下率が20%未満の場合を「○」、20%以上の場合を「×」として評価した。これらの結果を表1に示す。
ラベルコスト
実施例1及び比較例1〜4で得たラベルについて、製造に必要な工程数及び接着剤層を構成する接着剤の種類からラベル1枚当たりの生産コストを概算し、コストが安い場合から順に「○」、「△」、「×」の3段階で評価した。これらの結果を表1に示す。
環境負荷
実施例1及び比較例1〜4で得たラベルについて、環境負荷の高いことが知られている有機溶剤、剥離紙、及び環境ホルモンが使用されているかどうかを基準として、いずれも使用されていない場合を「○」、いずれか1つ使用されている場合を「△」、2以上使用されている場合を「×」として評価した。これらの結果を表1に示す。
ラベラー適正
実施例1及び比較例1〜4で得たラベルについて、JIS K 7125に準じた試験を行い、接着剤層表面における静摩擦係数を算出した。静摩擦係数が0.5未満である場合を「○」、0.5〜1.0である場合を「△」、1.0以上である場合を「×」として評価した。これらの結果を表1の「ラベラー適正」の欄に示す。
Figure 0004748934
Figure 0004748934
本発明の電池外装用ラベルの一例を示す概略断面図である。 本発明の電池外装用ラベルを電池に巻装した状態を示す一部断面図である。 図2のA−A線一部断面図である。 本発明の電池外装用ラベルを電池に装着した状態を示す一部断面図である。
符号の説明
1 ラベル
2 熱収縮性フィルム(ラベル基材)
3 印刷層
4 接着剤層
5 電池
5a 電池上端面
5b 電池下端面

Claims (1)

  1. 一軸延伸処理が施された熱収縮性フィルムに、接着剤層と印刷層が積層されている電池外装用ラベルであって、
    前記熱収縮性フィルムが、100℃のグリセリン浴に5秒間浸漬したときの主延伸方向の熱収縮率が10%以上のフィルムであり、
    該接着剤層が、エチレン含有量が66〜84重量%であり、融点が60〜90℃であるエチレン系共重合体と、全固形分中の10〜25重量%の粘着付与剤とを含むエマルジョン型感熱接着剤からなり、
    該エチレン共重合体が全固形分中の75〜90重量%である、
    電池外装用ラベル。
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