JP2008062944A - 炭酸飲料入りボトル - Google Patents

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Abstract

【課題】胴部にプラスチックラベルが設けられ、プラスチックボトルの内部に炭酸飲料を封入した炭酸飲料入りボトルにおいて、開封後のプラスチックラベルの外観を良好にすることを目的とする。
【解決手段】胴部にプラスチックラベルが設けられた炭酸飲料入りボトルにおいて、プラスチックラベルは、接着剤によってプラスチックボトルの胴部に貼着され、接着剤帯状層が、上記プラスチックボトルの周方向、又は周方向から傾斜した方向となるように、プラスチックラベルの裏側に少なくとも2本設け、炭酸飲料が封入された上記プラスチックボトルにおける、開封前のプラスチックラベルは平滑であり、炭酸飲料が封入されたプラスチックボトルにおける、開封後のプラスチックラベルは、少なくとも2本の接着剤帯状層で挟まれた部分に、格子状の凹凸部が形成される。
【選択図】図1

Description

この発明は、プラスチックラベルを接着剤で貼着したプラスチックボトルに炭酸飲料を封入した炭酸飲料入りボトルに関する。
一般に、ポリエチレンテレフタレート(以下「PET」と略する。)製ボトル等のプラスチックボトルには、容器破損に対する保護、内容物の表示、意匠性の観点から、各種のラベルが設けられている。このラベルとしては、収縮フィルムを用いたものや、収縮フィルムの代わりに、ラベルを構成する基材の両端縁に接着剤を塗布したものをプラスチックボトルに貼着したもの等が知られている(特許文献1〜3等参照)。
特開2000−227760号公報 特開平04−279454号公報 特開2005−70323号公報
ところで、上記プラスチックボトルに入れられる飲料としては、お茶類、ジュース、炭酸飲料等があげられる。これらのうち、炭酸飲料をプラスチックボトルに封入する際には、プラスチックボトルの内圧が陽圧状態に保たれ、そのボトルが外側に膨らんだ状態となる。そして、蓋を開けると、プラスチックボトルの内圧が常圧に戻り、上記プラスチックボトルも通常の状態に戻る。
この場合、収縮フィルムを用いたラベルは、ボトルの変化に追随できるもので問題ないが、接着剤によってラベルとプラスチックボトルとを貼着する場合、プラスチックボトルに炭酸飲料を封入し、そのプラスチックボトルが外側に膨らんだ状態で上記のラベルを貼着すると、蓋を開けて、プラスチックボトルの内容を常圧に戻した際に、図7(a)(b)に示すように、ラベル1の接着剤帯状層2を形成した少なくとも一方の端縁付近にしわ3が生じ、外観上、好ましくない場合がある。
そこで、この発明は、胴部にプラスチックラベルが設けられ、プラスチックボトルの内部に炭酸飲料を封入した炭酸飲料入りボトルにおいて、開封後のプラスチックラベルの外観を良好にすることを目的とする。
この発明は、胴部にプラスチックラベルが設けられ、プラスチックボトルの内部に炭酸飲料を封入した炭酸飲料入りボトルにおいて、上記プラスチックラベルは、接着剤によって、上記プラスチックボトルの胴部に貼着され、上記プラスチックラベルを上記プラスチックボトルに貼着した際、上記接着剤から構成される帯状の層が、上記プラスチックボトルの周方向、又は周方向から傾斜した方向となるように、上記プラスチックラベルの裏側に少なくとも2本設け、炭酸飲料が封入された上記プラスチックボトルにおける、開封前の上記プラスチックラベルは、平滑であり、炭酸飲料が封入された上記プラスチックボトルにおける、開封後の上記プラスチックラベルは、上記の少なくとも2本の接着剤から構成される帯状の層で挟まれた部分に、格子状の凹凸部を形成することにより、上記課題を解決したのである。
この発明によると、炭酸飲料入りボトルを開封した際、プラスチックラベルのうち、接着剤によって形成された多角形の内側に該当する部分に、格子状の凹凸部からなるしわが形成され、このしわが、一種の模様を形成することとなり、外観を良好にすることができる。
以下において、この発明について詳細に説明する。
この発明にかかる炭酸飲料入りボトル11は、図1(a)(b)に示すような、胴部にプラスチックラベル12aや12bが設けられ、プラスチックボトルの内部に炭酸飲料を封入したボトルである。
上記プラスチックラベル12aは、プラスチックボトルの胴部の全周に巻きつけられる胴巻きラベルであり、また、上記プラスチックラベル12bは、プラスチックボトルの胴部の一部に貼着されるラベルである。
上記プラスチックボトルとしては、ポリエチレンテレフタレート(PET)、ポリプロピレン等のポリオレフィン等からなるボトルがあげられる。
上記プラスチックラベルは、接着剤によって、上記プラスチックボトルの胴部に貼着されるラベルである。このプラスチックラベルの基材としては、PETフィルムや二軸延伸ポリプロピレンフィルム等のポリオレフィンフィルム等があげられる。フィルムの厚さは30〜100μmが好ましく、特に好ましくは40〜60μmである。フィルムの厚みが30μm未満だと、腰が弱すぎるため、機械適性がよくない傾向がある。一方、フィルムの厚みが100μmより大きいと、厚すぎて、ボトル開封時にしわが入らない傾向がある。
さらに、未延伸フィルムよりも延伸フィルムの方が好ましい。また、このラベルには、必要に応じて印刷層が設けられる。延伸フィルムとすることにより、印刷適性がよくなり、耐熱性も向上する傾向があるので、感熱接着剤を使用する場合に適性が向上する。好ましい延伸倍率は、2〜20倍である。2倍未満だと、印刷適性、耐熱性が悪化する傾向があり、一方、20倍を越えると、均一な厚みのフィルムを安定に作製することが困難であり、ラベルの使用には不適である。
上記接着剤は、上記のプラスチックラベルが貼着された上記プラスチックボトルから剥がれることを抑制できる接着力を有すれば、特に限定されないが、ボトルとの接着部を自由な形状にするために、印刷による加工を行うことが好ましく、この印刷による加工に適した接着剤・粘着剤として、ヒートシール剤、感熱性接着剤、コールドシール剤等が好ましい。この中でも、感熱性接着剤は剥離紙・離型コートが不要であることから特に好ましい。
上記感熱性接着剤とは、熱可塑性樹脂、固体可塑剤、粘着付与剤から構成されるもので、常温では粘着性を持たないが、加熱すると固体可塑剤が溶融し、熱可塑性樹脂・粘着付与剤と相溶することで、熱可塑性樹脂の粘着性を発現させる。このとき、粘着付与剤が粘着性能を向上させる働きをする。
上記接着剤は、上記プラスチックラベル12(12a及び12bを含む)の裏側に帯状に塗工して設けられる。この接着剤から構成される帯状の層(接着剤帯状層)は、上記プラスチックラベル12を上記プラスチックボトルに貼着した際、上記プラスチックボトルの周方向、又は周方向から傾斜した方向となるように、少なくとも2本設けられる。このように設けられた接着剤帯状層を、以降、「周方向の接着剤帯状層」と称する。
なお、上記プラスチックラベル12の四隅付近に接着剤が設けられない場合、このプラスチックラベル12がプラスチックボトルに対し、めくれが生じることなく、貼着することが困難となる場合がある。この場合は、上記プラスチックラベル12をプラスチックボトルに確実に貼着するため、上記プラスチックボトルに貼着した際、上記プラスチックボトルの軸方向に、接着剤帯状層を設けることが好ましい。このように設けられた接着剤帯状層を、以降、「軸方向の接着剤帯状層」と称する。
上記周方向の接着剤帯状層aの設ける場所としては、図2(a)や図2(b)に示されるような場所があげられる。なお、図2(a)や図2(b)の各図において、周方向の接着剤帯状層aを斜線で示す。図2(a)や図2(b)の各図は、それぞれ、(a1)、(a2)、(a3)、(b1)、(b2)、(c1)、(c2)、(c3)、(d1)、(d2)、(e1)、(e2)、(f1)、(f2)、(g1)、(h1)、(h2)、(i1)、(i2)の符号が付与されている。以下、図2(a)や図2(b)の各図について説明する場合は、図の番号を示さず、上記の符号のみを示す。
図2(a)や図2(b)において、(a1)は、上記プラスチックラベル12の両側縁部に周方向の接着剤帯状層aを形成したものである。さらに、(b1)は、上記プラスチックラベル12の両側縁と平行に、この両側縁から少し内側によった位置に2つの周方向の接着剤帯状層aを形成したものである。また、(c1)は、上記プラスチックラベル12の両側縁(すなわち、プラスチックボトルの周方向)に対して所定の角度(θ)をもって斜め方向に、2つの周方向の接着剤帯状層aを形成したものである。
なお、斜め方向であっても後述するシワは生じるが、より明確に生じさせるためには水平に近いことが好ましい。
さらにまた、(d1)は、(a1)の2つの周方向の接着剤帯状層aに加え、その間にもう1本、周方向の接着剤帯状層aを設けたものである。そして、(d2)は、(d1)の中央部の周方向の接着剤帯状層aを、両側の周方向の接着剤帯状層aの両方から等距離の位置に設けたものである。
また、(e1)は、上記プラスチックラベル12の内部に2つの平行な周方向の接着剤帯状層aを形成したものである。この場合、上記プラスチックラベル12の四隅に接着剤が設けられないので、軸方向の接着剤帯状層cが、上記プラスチックラベル12の両端部に設けられる。さらに、(f1)は、(e1)の2つの平行な周方向の接着剤帯状層aを途中で屈曲させたものである。
さらにまた、(g1)は、(a1)の2つの周方向の接着剤帯状層aに加え、その間にもう1本、周方向の接着剤帯状層aを設けたものであり、かつ、その間に設けた周方向の接着剤帯状層aの途中の一部を欠いたものである。また、(h1)は、(a1)で設けた2つの周方向の接着剤帯状層aのうち、2辺の周方向の接着剤帯状層aの一部をそれぞれ欠いたものである。
さらに、(i1)は、(h1)で、周方向の接着剤帯状層aの欠いた部分の内側に、別途、接着剤帯状層を設けたものである。
上記周方向の接着剤帯状層aの設ける場所の例としては、上記の(a1)〜(i1)を例としてあげることができるが、これに加え、軸方向の接着剤帯状層cを上記プラスチックラベル12の両端縁に設けた、(a2)、(a3)、(b2)、(c2)、(c3)、(h2)、(i2)があげられ、さらに、図2(a)や図2(b)に示されていないが、上記の(a1)〜(i1)のいずれかの周方向の接着剤帯状層aを有し、かつ、上記プラスチックラベル12の両端縁に軸方向の接着剤帯状層cを設けたものがあげられる。さらに、(e1)や(f1)のプラスチックラベル12の内部に設けた周方向の接着剤帯状層a又は屈曲した周方向の接着剤帯状層aの端部同士を接着剤帯状層で連結した(e2)や(f2)をあげることができる。
次に、この発明にかかる炭酸飲料入りボトル11の製法、作用について説明する。
この発明にかかる炭酸飲料入りボトル11は、上記プラスチックラベル12を加熱及び加圧により貼着し、次いで、炭酸飲料を充填する方法、又は炭酸飲料を充填した後に、上記プラスチックラベル12を加熱及び加圧により貼着する方法により製造される。このようにして得られた炭酸飲料入りボトル11は、炭酸飲料により発生した二酸化炭素によりボトルが膨張し、プラスチックラベル12は、ラベル全体として平滑に、すなわち、しわのない状態となる。
この炭酸飲料入りボトル11は、搬送され、冷蔵状態で保管され、販売される。そして、この炭酸飲料入りボトル11内の炭酸飲料を飲むときに、開封される。このとき、外方向に膨らんでいたプラスチックボトルは、元の状態に戻る、すなわち、収縮する。これに対し、胴部に巻かれた上記プラスチックラベル12に収縮性はないため、プラスチックボトルの収縮に伴い、このプラスチックラベル12には、しわが生じる。接着剤の塗布された部分にはしわは生じ得ないため、その他の部分にしわが生じることとなる。
このしわは、上記周方向の接着剤帯状層aで挟まれた部分に形成される。具体的には、図2(a)や図2(b)の各図の点部で示された凹凸部bが該当する。このとき、(h1)、(h2)、(i1)、(i2)等の場合は、周方向の接着剤帯状層aの欠けた部分には、しわは生じない。また、(i1)、(i2)等の場合は、周方向の接着剤帯状層aの欠けた部分と、側縁から内側に設けられた接着剤帯状層aとの間の部分には、しわは生じない。
また、(e1)、(e2)、(f1)、(f2)の2つの接着剤帯状層aで挟まれた部分以外の部分にもしわは発生しない。さらに、3つの周方向の接着剤帯状層aを有する(d1)や(d2)、(g1)((g1)は、内側の周方向の接着剤帯状層aの一部が欠けている)の場合、3つの周方向の接着剤帯状層aで挟まれる2つの部分は、いずれもしわが生じる。
上記のしわは、図5や図6に示すように、格子状の凹凸部として表出する。具体的には、格子の部分が凸状となり、格子と格子との間の部分が凹状となる。この格子状の凹凸部は、外観上、一種の立体的なデザインとなるので、この凹凸部が生じるプラスチックラベル12の色合いや絵柄等と組み合わせることにより、外観上、良好なデザインとなり得る。
なお、上記の格子状の凹凸部の格子は、図5や図6から明らかなように、必ずしも直線が交差した格子となるものではなく、曲線が交差した格子であってもよい。
上記格子状の凹凸部bを設ける、プラスチックラベル12上の位置は、このプラスチックラベル12に描かれる文字、絵柄、色合い等のデザインにあわせて、図2(a)や図2(b)の各図に示されたパターンと組み合わせて、任意に選ぶことができる。例えば、金色、銀色等の光沢色を描いた部分に、この格子状の凹凸部bを設けると、この部分の光の反射が乱雑となり、キラキラとした反射光を発し、顧客の注意を引くことが可能となる。また、バーコードの部分にこの格子状の凹凸部bを設けると、商品の開封後は、バーコードの読み取りが困難となるので、違法な商品開封を見つけ出すことが容易となる。
ところで、上記のしわは、プラスチックボトルを開栓した際、プラスチックボトルの周方向の収縮量と、プラスチックボトルの軸方向の収縮量とが大きく異なるために生じるものである。
なお、上記の炭酸飲料入りボトル11において、図1(a)のプラスチックラベル12aを用いると、図1(b)のプラスチックラベル12bを用いた場合に比べ、上記のしわは、よりはっきりとした凹凸の表れるしわとなる。これは、プラスチックボトルを開栓したときの横方向(ボトルの周方向)の収縮長さが、図1(a)の方が大きいためと考えられる。
(実施例1)
胴部が円筒状となっている市販の炭酸飲料入りの1.5リットルペットボトルを購入し、伸縮性ラベルを取り外した。
次いで、図1(a)に示される二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPPフィルム、二村化学(株)製:FOS−BT、117mm×300mm)の一方の面に、図3(A)に示す周方向及び軸方向の接着剤帯状層からなるパターンを形成するように、感熱接着剤(東洋インキ製造(株)、DW1040)を、4g/mとなるように塗工した(各接着剤帯状層の幅は、図3(A)に記載の通り。)。そして、図2(a)の(a2)で示すパターンを形成させた。
次に、上記の接着剤を塗布したOPPフィルムを上記ペットボトルの胴部に巻き付け、130℃の温度をかけて加熱圧着した。
その後、蓋を開けて、生じた格子状の凹凸を観察した。複数回、同様の実験を行った。格子状の凹凸は、図2(a)の(a2)のbで示される部分の全体に生じていた。そのうち、2つの場合について、生じた格子状の凹凸の写真を図5及び図6に示す。
(実施例2〜6)
周方向及び軸方向の接着剤帯状層が、図3(B)〜(F)に示すパターンを形成するように、塗工した(各接着剤帯状層の幅は、図3(B)〜(F)に記載の通り。)以外は、実施例1と同様にして、上記ペットボトルの胴部に巻き付け、加熱圧着した。なお、図3(B)〜(F)で形成されるパターンは、図2(a)及び図2(b)の(b2)、(c3)、(h2)、(i2)、(e2)で示すパターンとなる。
その後、蓋を開けて、生じた格子状の凹凸を観察した。格子状の凹凸は、図2(a)(b)の各図のbで示される部分の全体に生じていた。
(実施例7〜10)
図1(b)に示される二軸延伸ポリプロピレンフィルム(OPPフィルム、二村化学(株)製:FOS−BT、100mm×100mm)を用い、周方向及び軸方向の接着剤帯状層が、図3(G)〜(J)に示すパターンを形成するように、塗工した(各接着剤帯状層の幅は、図3(G)〜(J)に記載の通り。)以外は、実施例1と同様にして、上記ペットボトルの胴部に巻き付け、加熱圧着した。なお、図3(G)〜(J)で形成されるパターンは、図2(a)及び図2(b)の(a1)、(d2)、(d1)、(g1)で示すパターンとなる。
その後、蓋を開けて、生じた格子状の凹凸を観察した。格子状の凹凸は、図2(a)(b)の各図のbで示される部分の全体に生じていた。
(比較例1〜4)
軸方向の接着剤帯状層が、図4(A)〜(C)に示すパターンを形成するように、塗工した。また、比較例4の場合は、図4(D)に示すように、四隅に接着剤層を形成した以外は実施例1と同様にして、上記ペットボトルの胴部に巻き付け、加熱圧着した。
その後、蓋を開けたところ、図4(A)〜(C)の場合は、接着剤帯状層又は接着剤層のそばのみに、図7(a)(b)で示されるようなしわが生じているのみであった。また、図4(D)の場合は、四隅の接着剤層以外の部分が浮き上がってしまい、しわさえも生じなかった。
(a)(b)この発明にかかる炭酸飲料入りボトルの例を示す斜視図 この発明にかかる炭酸飲料入りボトルに用いられるプラスチックラベルに設けられる接着剤帯状層の各パターンと、格子状の凹凸部が生じる部分を示した模式図 この発明にかかる炭酸飲料入りボトルに用いられるプラスチックラベルに設けられる接着剤帯状層の各パターンと、格子状の凹凸部が生じる部分を示した模式図 実施例1〜10で用いた接着剤帯状層のパターン 比較例1〜4で用いた接着剤帯状層又は接着剤層のパターン この発明にかかる炭酸飲料入りボトルの凹凸部の例を示す図 この発明にかかる炭酸飲料入りボトルの凹凸部の他の例を示す図 (a)(b)従来におけるラベルに設けられる接着剤帯状層の各パターン
符号の説明
1 ラベル
2 接着剤帯状層
3 しわ
11 炭酸飲料入りボトル
12、12a、12b プラスチックラベル
a 周方向の接着剤帯状層
b 格子状の凹凸部
c 軸方向の接着剤帯状層

Claims (1)

  1. 胴部にプラスチックラベルが設けられ、プラスチックボトルの内部に炭酸飲料を封入した炭酸飲料入りボトルにおいて、
    上記プラスチックラベルは、接着剤によって、上記プラスチックボトルの胴部に貼着され、
    上記プラスチックラベルを上記プラスチックボトルに貼着した際、上記接着剤から構成される帯状の層が、上記プラスチックボトルの周方向、又は周方向から傾斜した方向となるように、上記プラスチックラベルの裏側に少なくとも2本設け、
    炭酸飲料が封入された上記プラスチックボトルにおける、開封前の上記プラスチックラベルは、平滑であり、
    炭酸飲料が封入された上記プラスチックボトルにおける、開封後の上記プラスチックラベルは、上記の少なくとも2本の接着剤から構成される帯状の層で挟まれた部分に、格子状の凹凸部が形成される炭酸飲料入りボトル。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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EP2100741A2 (en) 2008-03-12 2009-09-16 Brother Kogyo Kabushiki Kaisha Inkjet recording apparatus
JP2015014630A (ja) * 2013-07-03 2015-01-22 凸版印刷株式会社 感熱ラベル
KR200488369Y1 (ko) * 2018-05-18 2019-04-11 이준희 개선된 분리구조를 갖는 라벨지

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