JPH0737952Y2 - 自動車用ドアのミドルサッシュの連結構造 - Google Patents
自動車用ドアのミドルサッシュの連結構造Info
- Publication number
- JPH0737952Y2 JPH0737952Y2 JP16660788U JP16660788U JPH0737952Y2 JP H0737952 Y2 JPH0737952 Y2 JP H0737952Y2 JP 16660788 U JP16660788 U JP 16660788U JP 16660788 U JP16660788 U JP 16660788U JP H0737952 Y2 JPH0737952 Y2 JP H0737952Y2
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- JP
- Japan
- Prior art keywords
- door
- reinforcing member
- sash
- inner panel
- glass
- Prior art date
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Description
【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は、自動車用ドアの二分割された固定ガラスと昇
降ガラスとの間に設けられるミドルサッシュの連結構造
に関するものである。
降ガラスとの間に設けられるミドルサッシュの連結構造
に関するものである。
〔従来の技術〕 自動車用ドアにおいては、実開昭59-120624号公報に示
されているように、ドアガラスを固定ガラスと昇降ガラ
スとに分割し、前記固定ガラスの下縁内側と昇降ガラス
の上縁内側とにそれぞれ凹部材と凸部材とを取り付け、
この凹部材と凸部材とからミドルサッシュを構成する工
夫があった。
されているように、ドアガラスを固定ガラスと昇降ガラ
スとに分割し、前記固定ガラスの下縁内側と昇降ガラス
の上縁内側とにそれぞれ凹部材と凸部材とを取り付け、
この凹部材と凸部材とからミドルサッシュを構成する工
夫があった。
ところで、従来の自動車用ドアにおいて、窓肩開口部の
剛性を確保するためには、ドア外側パネルの側窓肩とド
ア内側パネルの側窓肩とに長手方向に亘って取り付けた
補強部材を強化する方法しかなかった。特にドアが横長
になるほど、窓肩開口部の剛性確保が難しくなるという
問題があった。
剛性を確保するためには、ドア外側パネルの側窓肩とド
ア内側パネルの側窓肩とに長手方向に亘って取り付けた
補強部材を強化する方法しかなかった。特にドアが横長
になるほど、窓肩開口部の剛性確保が難しくなるという
問題があった。
そこで、窓肩開口部の剛性確保が容易に行えるようにす
ること、特にドアガラス二分割タイプのドアにおいても
この窓肩開口部の剛性確保が容易に行えるようにするこ
とがが課題となされていた。
ること、特にドアガラス二分割タイプのドアにおいても
この窓肩開口部の剛性確保が容易に行えるようにするこ
とがが課題となされていた。
本考案は、上記した課題を考慮してなされたもので、ド
ア外側パネルa上端の側窓肩に前後方向にわたって閉断
面を形成するドア外側パネル補強部材7と、ドア内側パ
ネルb上端の側窓肩に前後方向にわたって閉断面を形成
するドア内側パネル補強部材8とが対向配置されている
自動車用ドアにおいて、ドア外側パネルaとドア内側パ
ネルbの間に位置するミドルサッシュ前端部50とメイン
サッシュ前端部20とをサッシュ補強部材60を介して連結
し、前記サッシュ補強部材60にブラケット61を取り付け
てなる連結補強部材6を、前記ドア外側パネル補強部材
7とドア内側パネル補強部材8との間に配置し、該連結
補強部材6を介してドア外側パネル補強部材7とドア内
側パネル補強部材8とを連結したことにより、上記課題
を解消するものである。
ア外側パネルa上端の側窓肩に前後方向にわたって閉断
面を形成するドア外側パネル補強部材7と、ドア内側パ
ネルb上端の側窓肩に前後方向にわたって閉断面を形成
するドア内側パネル補強部材8とが対向配置されている
自動車用ドアにおいて、ドア外側パネルaとドア内側パ
ネルbの間に位置するミドルサッシュ前端部50とメイン
サッシュ前端部20とをサッシュ補強部材60を介して連結
し、前記サッシュ補強部材60にブラケット61を取り付け
てなる連結補強部材6を、前記ドア外側パネル補強部材
7とドア内側パネル補強部材8との間に配置し、該連結
補強部材6を介してドア外側パネル補強部材7とドア内
側パネル補強部材8とを連結したことにより、上記課題
を解消するものである。
本考案においては、連結補強部材が側窓肩の両補強部材
の前部間に位置して、窓肩開口部の実質スパンを短く
し、前記連結補強部材を介して両補強部材をも連結す
る。
の前部間に位置して、窓肩開口部の実質スパンを短く
し、前記連結補強部材を介して両補強部材をも連結す
る。
つぎに、本考案を第1図から第3図に示す一実施例に基
づいて詳細に説明する。
づいて詳細に説明する。
図中1は自動車用のドアで、該ドア1のドアガラスは、
ドア前部からドア上部にかけてメインサッシュ2に接着
固定される固定ガラス3と、前記固定ガラス3の下縁に
上縁が沿う昇降ガラス4とに二分割され、前記固定ガラ
ス3と昇降ガラス4との間には固定ガラス3の下縁に沿
うミドルサッシュ5が配置されている。
ドア前部からドア上部にかけてメインサッシュ2に接着
固定される固定ガラス3と、前記固定ガラス3の下縁に
上縁が沿う昇降ガラス4とに二分割され、前記固定ガラ
ス3と昇降ガラス4との間には固定ガラス3の下縁に沿
うミドルサッシュ5が配置されている。
上記メインサッシュ2の前端部20とミドルサッシュ5の
前端部50とは、第1図に示すように、連結補強部材6を
介して連結されている。そして前記連結補強部材6は、
第2図に示すように、断面略コ字形状のサッシュ補強部
材60とこのサッシュ補強部材60の開放側の上下に架け渡
して溶着したブラケット61とからなるものである。また
この連結補強部材6は、ドア外側パネルaの側窓肩に亘
って設けられた補強部材7の前部とドア内側パネルbの
側窓肩に亘って設けられた補強部材8の前部の間に位置
し、ボルト9によって連結補強部材6を介在させた状態
で締付して連結されている。
前端部50とは、第1図に示すように、連結補強部材6を
介して連結されている。そして前記連結補強部材6は、
第2図に示すように、断面略コ字形状のサッシュ補強部
材60とこのサッシュ補強部材60の開放側の上下に架け渡
して溶着したブラケット61とからなるものである。また
この連結補強部材6は、ドア外側パネルaの側窓肩に亘
って設けられた補強部材7の前部とドア内側パネルbの
側窓肩に亘って設けられた補強部材8の前部の間に位置
し、ボルト9によって連結補強部材6を介在させた状態
で締付して連結されている。
このように上記補強部材7,8の前部間を連結補強部材6
を介して連結することから、メインサッシュ2およびミ
ドルサッシュ5のパネル側への結合状態が強化される。
また第3図に示す本考案を実施したものの側窓肩と第4
図に示す従来の側窓肩(符号10はサッシュを示す)との
対比からも判るように、窓肩開口部cのスパンLが従来
のスパンL′より短くなって、側窓肩の剛性の引き上げ
が容易となる。
を介して連結することから、メインサッシュ2およびミ
ドルサッシュ5のパネル側への結合状態が強化される。
また第3図に示す本考案を実施したものの側窓肩と第4
図に示す従来の側窓肩(符号10はサッシュを示す)との
対比からも判るように、窓肩開口部cのスパンLが従来
のスパンL′より短くなって、側窓肩の剛性の引き上げ
が容易となる。
以上説明したように、本考案によれば、ドア外側パネル
上端の側窓肩に前後方向にわたって閉断面を形成するド
ア外側パネル補強部材と、ドア内側パネル上端の側窓肩
に前後方向にわたって閉断面を形成するドア内側パネル
補強部材とが対向配置されている自動車用ドアにおい
て、ドア外側パネルとドア内側パネルの間に位置するミ
ドルサッシュ前端部とメインサッシュ前端部とをサッシ
ュ補強部材を介して連結し、前記サッシュ補強部材にブ
ラケットを取り付けてなる連結補強部材を、前記ドア外
側パネル補強部材とドア内側パネル補強部材との間に配
置し、該連結補強部材を介してドア外側パネル補強部材
とドア内側パネル補強部材とを連結したので、メインサ
ッシュとミドルサッシュとを連結する連結補強部材によ
ってメインサッシュおよびミドルサッシュのパネル側へ
の結合状態をも強化でき、前記連結補強部材の機能が高
くなる。そして窓肩開口部の実質スパンが短くなり、側
窓肩の剛性向上が図り易くなる。さらには連結補強部材
を介在させた部分の補強部材の剛性が高くなり、前面衝
突時などで加わる加重によって生じ易かった側窓肩前方
部分やサッシュの変形、ガラスの割れなども防止でき
る。またメインサッシュとミドルサッシュとの連結度合
いが高く、ドア組付け時などにおけるドア単体の搬送、
取り扱いが容易になるなど、実用性にすぐれた効果を奏
するものである。
上端の側窓肩に前後方向にわたって閉断面を形成するド
ア外側パネル補強部材と、ドア内側パネル上端の側窓肩
に前後方向にわたって閉断面を形成するドア内側パネル
補強部材とが対向配置されている自動車用ドアにおい
て、ドア外側パネルとドア内側パネルの間に位置するミ
ドルサッシュ前端部とメインサッシュ前端部とをサッシ
ュ補強部材を介して連結し、前記サッシュ補強部材にブ
ラケットを取り付けてなる連結補強部材を、前記ドア外
側パネル補強部材とドア内側パネル補強部材との間に配
置し、該連結補強部材を介してドア外側パネル補強部材
とドア内側パネル補強部材とを連結したので、メインサ
ッシュとミドルサッシュとを連結する連結補強部材によ
ってメインサッシュおよびミドルサッシュのパネル側へ
の結合状態をも強化でき、前記連結補強部材の機能が高
くなる。そして窓肩開口部の実質スパンが短くなり、側
窓肩の剛性向上が図り易くなる。さらには連結補強部材
を介在させた部分の補強部材の剛性が高くなり、前面衝
突時などで加わる加重によって生じ易かった側窓肩前方
部分やサッシュの変形、ガラスの割れなども防止でき
る。またメインサッシュとミドルサッシュとの連結度合
いが高く、ドア組付け時などにおけるドア単体の搬送、
取り扱いが容易になるなど、実用性にすぐれた効果を奏
するものである。
第1図は本考案に係る自動車用ドアのミドルサッシュの
連結構造の一実施例を示す説明図、第2図は一実施例の
要部を断面で示す説明図、第3図は一実施例における窓
肩開口部を示す説明図、第4図は従来例における窓肩開
口部を示す説明図、第5図は連結補強部材を示す説明図
である。 1……ドア 2……メインサッシュ 5……ミドルサッシュ 6……連結補強部材 7,8……補強部材
連結構造の一実施例を示す説明図、第2図は一実施例の
要部を断面で示す説明図、第3図は一実施例における窓
肩開口部を示す説明図、第4図は従来例における窓肩開
口部を示す説明図、第5図は連結補強部材を示す説明図
である。 1……ドア 2……メインサッシュ 5……ミドルサッシュ 6……連結補強部材 7,8……補強部材
Claims (1)
- 【請求項1】ドアガラスが、ドア前部からドア上部にか
けてメインサッシュ(2)に固着される固定ガラス
(3)と該固定ガラス(3)の下方で昇降可能な昇降ガ
ラス(4)とに分割されて、前記固定ガラス(3)と昇
降ガラス(4)との間にミドルサッシュ(5)が設けら
れ、 ドア外側パネル(a)上端の側窓肩に前後方向にわたっ
て閉断面を形成するドア外側パネル補強部材(7)と、
ドア内側パネル(b)上端の側窓肩に前後方向にわたっ
て閉断面を形成するドア内側パネル補強部材(8)とが
対向配置されている自動車用ドアにおいて、 ドア外側パネル(a)とドア内側パネル(b)の間に位
置するミドルサッシュ前端部(50)とメインサッシュ前
端部(20)とをサッシュ補強部材(60)を介して連結
し、 前記サッシュ補強部材(60)にブラケット(61)を取り
付けてなる連結補強部材(6)を、前記ドア外側パネル
補強部材(7)とドア内側パネル補強部材(8)との間
に配置し、該連結補強部材(6)を介してドア外側パネ
ル補強部材(7)とドア内側パネル補強部材(8)とを
連結した ことを特徴とする自動車用ドアのミドルサッシュの連結
構造。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16660788U JPH0737952Y2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | 自動車用ドアのミドルサッシュの連結構造 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP16660788U JPH0737952Y2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | 自動車用ドアのミドルサッシュの連結構造 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0286810U JPH0286810U (ja) | 1990-07-10 |
JPH0737952Y2 true JPH0737952Y2 (ja) | 1995-08-30 |
Family
ID=31454143
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP16660788U Expired - Lifetime JPH0737952Y2 (ja) | 1988-12-23 | 1988-12-23 | 自動車用ドアのミドルサッシュの連結構造 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0737952Y2 (ja) |
-
1988
- 1988-12-23 JP JP16660788U patent/JPH0737952Y2/ja not_active Expired - Lifetime
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH0286810U (ja) | 1990-07-10 |
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Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
EXPY | Cancellation because of completion of term |