JP3284777B2 - 車両用ドア構造 - Google Patents

車両用ドア構造

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JP3284777B2 JP21972794A JP21972794A JP3284777B2 JP 3284777 B2 JP3284777 B2 JP 3284777B2 JP 21972794 A JP21972794 A JP 21972794A JP 21972794 A JP21972794 A JP 21972794A JP 3284777 B2 JP3284777 B2 JP 3284777B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は車両用ドア構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来の車両用ドア構造としては、例えば
図4〜図6に示すようなものが知られている(類似技術
として、実開昭63−180419号公報参照)。
【0003】1は自動車のフロント側のドアで、互いに
サッシュ部2、3を一体的に有するインナパネル4とア
ウタパネル5(図5参照)を接合して形成したものであ
る。インナパネル4の前端には上下にヒンジ6、7が設
けられており、後端にはドアロック8が設けられてい
る。
【0004】インナパネル4の前部には、サッシュ部2
の前下端9から下側のヒンジ7に至る範囲にわたってイ
ンナパネル4と同一断面形状のフロントレインフォース
10が配されている。また、インナパネル4の後部に
は、サッシュ部2の後下端11からドアロック8に至る
範囲に同じくインナパネル4と同一断面形状のリヤレイ
ンフォース12が配されている。前記フロントレインフ
ォース10は上下のヒンジ6、7取付部を補強し、また
リヤレインフォース12はドアロック8の取付強度を高
める役割を果たすと共に、サッシュ部2の後下端11付
近の剛性を確保している。
【0005】また、ドア1のウエスト部Wには、それぞ
れインナパネル4側とアウタパネル5側にウエストレイ
ンフォース14、15が設けられており、特にインナパ
ネル4側のウエストレインフォース14の前端部16及
び後端部17は、前記フロントレインフォース10とリ
ヤレインフォース12に接続されている。外側のウエス
トレインフォース15はアウタパネル5と閉断面H1
形成し、内側のウエストレインフォース14はインナパ
ネル4と閉断面H2 を形成する。尚、ウエストレインフ
ォース14の前端部16では、該前端部16がフロント
レインフォース10及びインナパネル4と同一断面とな
るよう断面形状を変化させ(図5参照)、図示されない
が後端部17においても該後端部17がリヤレインフォ
ース12と同一断面になるよう断面変化している。
【0006】そして、そのウエストレインフォース14
の下方位置にはガードバー18が配されており、該ガー
ドバー18の前後もブラケット19を介して前記フロン
トレインフォース10及びリヤレインフォース12に接
続されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の技術にあっては、高速走行時における外側へ
吸い出し力がドアガラス13に加わった場合において、
該吸い出し力がサッシュ部2を外側へ撓ませる方向へ作
用して、その撓もうとする力によりサッシュ部2の前下
端9と後下端11付近に相当の応力が集中する。
【0008】すなわち、高速走行中にはドアガラス13
の表面が負圧化し、サッシュ部2を車外側へ吸い出そう
とする力が生じる。この吸い出し力により、ドア1のサ
ッシュ部2が、上側ヒンジ6とドアロック8とを結ぶ直
線Lから外側へ撓みむため、フロントレインフォース1
0及びリヤレインフォース12によりサッシュ部2の前
下端9及び後下端11付近の剛性を高めて、サッシュ部
2の外側への撓みを防ぐ必要があるが、サッシュ部2の
前下端9と後下端11におけるフロントレインフォース
10及びリヤレインフォース12がそれぞれインナパネ
ル4に密着状態で接合されているだけであり(図6参
照)、更にウエストレインフォース14はインナパネル
4のウエスト部Wとの間で閉断面H2 を形成するものの
(図5参照)、ウエストレインフォース14の前端部1
6と後端部17が平板状に変化してしまうため、このウ
エストレインフォース14は、ウエスト開口の補強以上
の機能を果たさず、サッシュ部2の補強構造としては合
理的でなかった。
【0009】従って、このような従来構造でサッシュ部
2の外側への撓みを防ぐには、フロントレインフォース
10やリヤレインフォース12の板厚を上げるか、或い
は別の補強部材を追加してフロントレインフォース10
やリヤレインフォース12側の剛性を高めるしか方法が
なく、いずれにしても車体重量の増加を招くことになり
好ましくない。
【0010】また、ドア1を上下のヒンジ6、7を介し
て車体に取付けた状態において、上側のヒンジ6からも
フロントレインフォース10にドア1の重量荷重が加わ
るため、このような重力荷重による応力集中を避けるた
めにも、特にフロントレインフォース10側の剛性は十
分に高めておく必要がある。
【0011】この発明はこのような従来の技術に着目し
てなされたものであり、車体重量増を招くことなく、フ
ロントレインフォースやリヤレインフォース側の剛性を
高めることができる車両用ドア構造を提供するものであ
る。
【0012】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の発明は、
フロントレインフォースとインナパネルとで上下方向に
沿う閉断面を形成すると共に、フロントレインフォース
のウエストレインフォースが接続される部位にウエスト
レインフォースに相応する断面形状の同一断面部を形成
し、前記ウエストレインフォースによる前後方向の閉断
面を、前記フロントレインフォースによる上下方向の閉
断面に、閉断面のまま結合したものである。
【0013】請求項2記載の発明は、フロントレインフ
ォースの下端部が少なくとも上側ヒンジ位置まで形成さ
れている。
【0014】請求項3記載の発明は、フロントレインフ
ォースが、サッシュ部の前下端から上側ヒンジ下方のガ
ードバー取付位置に至る範囲に設けられるアッパ部と、
下側ヒンジ取付位置に設けられているロア部とから成
り、前記アッパ部に形成した同一断面部にウエストレイ
ンフォースが接続されている。
【0015】請求項4記載の発明は、サッシュ部の前下
端付近に、ドアミラー取付部に対応するコーナーピース
部が設定されている。
【0016】請求項5記載の発明は、リヤレインフォー
スとインナパネルとで上下方向に沿う閉断面を形成する
と共に、リヤレインフォースのウエストレインフォース
が接続される部位にウエストレインフォースに相応する
断面形状の同一断面部を形成し、前記ウエストレインフ
ォースによる前後方向の閉断面を、前記リヤレインフォ
ースによる上下方向の閉断面に、閉断面のまま結合した
ものである。
【0017】請求項6記載の発明は、リヤレインフォー
スの下端部が少なくともドアロック位置まで形成されて
いる。
【0018】請求項7記載の発明は、フロントレインフ
ォースがサッシュ部の前下端から上側ヒンジ下方のガー
ドバー取付位置まで形成され、且つリヤレインフォース
がサッシュ部の後下端からドアロック位置に相当するガ
ードバー取付位置まで形成されたものである。
【0019】
【作用】請求項1記載の発明によれば、フロントレイン
フォースとインナパネルで閉断面が形成され、この閉断
面をウエストレインフォース側の閉断面へ結合する構造
となっているので、応力がウエストレインフォースの前
端部に集中することがない。また、フロントレインフォ
ースとウエストレインフォースとが同一断面部を介して
確実に接続されていることもあり、フロントレインフォ
ース側に加わった応力は、前記同一断面部からウエスト
レインフォース側へ分散されるので、高速走行時におけ
るサッシュ部の外側への撓みを確実に防止することがで
きる。また、フロントレインフォース側の剛性が高めら
れていることは、上側のヒンジからの重力荷重による応
力集中も回避でき、ドアの車体に対する取付剛性が高ま
る。
【0020】請求項2記載の発明によれば、フロントレ
インフォースの下端部が少なくとも上側ヒンジ位置まで
形成されているため、上側ヒンジからの荷重をフロント
レインフォースの閉断面で直接的に受けることができ
る。
【0021】請求項3記載の発明によれば、フロントレ
インフォースがアッパ部とロア部とに分割されているた
め、一体物を成形する場合に比べて成形が容易で歩留り
が向上する。
【0022】請求項4記載の発明によれば、ドアミラー
取付部に対応するコーナーピース部の剛性がフロントレ
インフォースの閉断面により高められるため、ドアミラ
ーの取付強度が向上する。
【0023】請求項5記載の発明によれば、リヤレイン
フォースとインナパネルとで閉断面が形成されるため、
前記フロントレインフォースの場合と同様の理由によ
り、リヤレインフォースの後端部における応力集中がな
くなり、また応力をウエストレインフォース側へ分散さ
せることができるため、高速走行時におけるサッシュ部
の外側への撓みを確実に防止することができる。
【0024】請求項6記載の発明によれば、リヤレイン
フォースの下端部が少なくともドアロック位置まで形成
されているので、リヤレインフォースがドアロック用の
補強部材を兼ねる。
【0025】請求項7記載の発明によれば、フロントレ
インフォース及びリヤレインフォースの下端がそれぞれ
ガードバー取付位置まで形成されているため、該フロン
ト・リヤレインフォースと、ウエストレインフォース
と、ガードバーとで四角形のフレーム構造が形成され
る。そして、ドアの上側ヒンジとドアロックとを結ぶ直
線はこのフレーム構造の略対角線上に位置した状態とな
るため、前記直線を中心としたドアのねじれ剛性が高ま
り、サッシュ部の外側への撓みが確実に防止される。
【0026】
【実施例】以下、この発明の好適な実施例を図1〜図3
に基づいて説明する。尚、従来と共通する部分には同一
の符号を付し、重複する説明は省略する。
【0027】この実施例におけるドア27のフロントレ
インフォース20は、アッパ部21とロア部22に分割
されている。アッパ部21はサッシュ部2の前下端9か
ら上側のヒンジ6に至る範囲に取付けられ、ロア部22
は下側のヒンジ7に対応する位置に取付けられている。
このフロントレインフォース20と対応するインナパネ
ル4とで上下方向に沿う閉断面H3 が形成される。
【0028】また、ウエストレインフォース14の前端
部16に対応する部位には、該ウエストレインフォース
14に相応する断面形状を有する同一断面部23が形成
されており、該同一断面部23がウエストレインフォー
ス14の前端部16に接合されている。この同一断面部
23はウエストレインフォース14の前端部16に接合
される部分だけでなく、該前端部16の前側部分にも延
長された状態で形成されている。
【0029】更に、サッシュ部2の前下端9付近には、
図示せぬアウタパネル側に取付けられるドアミラー取付
部に対応するコーナーピース部24が設定されている。
尚、このコーナーピース部24の周辺は閉断面H3
が、コーナーピース部24自体はフロントレインフォー
ス20に近接配置されている。
【0030】一方、リヤレインフォース25も、対応す
るインナパネル4とで上下方向に沿う閉断面H4 を形成
する形状をしており、ウエストレインフォース14の後
端部17が接続される部分には、前記の同一断面部23
と前後対称の同一断面部26が形成されている。また、
このリヤレインフォース25の下端部は下方のドアロッ
ク8位置まで形成されている。
【0031】この実施例によれば、フロントレインフォ
ース20のアッパ部21と、それに対応するインナパネ
ル4(サッシュ部2の前下端9を含む)とで、上下方向
に沿う閉断面H3 が形成されるため、サッシュ部2の前
下端9付近の剛性が高まる。そして、このアッパ部21
とウエストレインフォース14の前端部16とを同一断
面部23を介して接続することにより、アッパ部21側
の閉断面H3 と、ウエストレインフォース14側の閉断
面H2 とが連続することとなり、その接続部における剛
性変化が少なくなるため、高速走行時においてサッシュ
部2を外側へ撓ませる力の応力が局部的に集中すること
はない。しかも、アッパ部21とウエストレインフォー
ス14とを同一断面部23を介して接続することによ
り、アッパ部21とウエストレインフォース14との接
続強度を高めているため、アッパ部21に加わった応力
は該同一断面部23からウエストレインフォース14へ
確実に分散されることになり、サッシュ部2の外側への
撓みが確実に防止される。
【0032】また、フロントレインフォース20のアッ
パ部21が上側ヒンジ6の対応位置にも延びているた
め、上側のヒンジ6からの重力荷重に応じた応力集中も
回避でき、ドア27の車体に対する取付強度が高まる。
【0033】更に、図示せぬドアミラーに対応するコー
ナーピース部24の周辺に、アッパ部21による閉断面
3 が形成されるため、ドアアウタパネルに取付けられ
る図示せぬドアミラーの取付強度も高まる。
【0034】加えて、この実施例のフロントレインフォ
ース20は、前述のようにアッパ部21とロア部22と
いう2部品に分割されているため、例えばサッシュ部2
の前下端9から下側ヒンジ7に至るような大きなサイズ
の「フロントレインフォース」を一体物として成形する
場合に比べて、個々の成形が容易となり、フロントレイ
ンフォース20全体としての歩留りが向上する。
【0035】一方、リヤレインフォース25側において
も、リヤレインフォース25とインナパネル4とで閉断
面H4 が形成されており、且つウエストレインフォース
14の後端部17とリヤレインフォース25とが同一断
面部26を介して接続されているため、前記フロントレ
インフォース20の場合と同様に、ウエストレインフォ
ース14の後端部17における局部的な応力集中がな
く、また応力をウエストレインフォース14側へ分散さ
せることができる。従って、後側のサッシュ部2の後下
端11の剛性も高められ、高速走行時におけるサッシュ
部2の外側への撓みが更に確実に防止されることとな
る。
【0036】そして更に、図1に示す如く、フロントレ
インフォース20のアッパ部21と、リヤレインフォー
ス25と、ウエストレインフォース14と、ガードバー
18とで、長方形状のフレーム構造Fが形成される。そ
して、ドア27の上側ヒンジ6とドアロック8とを結ぶ
直線Lがこのフレーム構造Fの略対角線上に位置した状
態となるため、前記直線Lを中心としたドア27のねじ
れ剛性が高まり、この点においても、サッシュ部2の外
側への撓みを防止することができる。
【0037】以上のように、この実施例によれば、フロ
ントレインフォース20やリヤレインフォース25付近
の剛性を合理的に高めているため、当該フロントレイン
フォース20やリヤレインフォース25、或いはインナ
パネル4の板厚を上げずに済み、車体重量の低減を図る
ことができる。
【0038】
【発明の効果】請求項1記載の発明によれば、フロント
レインフォースとインナパネルで閉断面が形成され、こ
の閉断面をウエストレインフォース側の閉断面へ結合す
る構造となっているので、応力がウエストレインフォー
スの前端部に集中することがない。また、フロントレイ
ンフォースとウエストレインフォースとが同一断面部を
介して確実に接続されていることもあり、フロントレイ
ンフォース側に加わった応力は、前記同一断面部からウ
エストレインフォース側へ分散されるので、高速走行時
におけるサッシュ部の外側への撓みを確実に防止するこ
とができる。また、フロントレインフォース側の剛性が
高められていることは、上側のヒンジからの重力荷重に
よる応力集中も回避でき、ドアの車体に対する取付剛性
が高まる。
【0039】請求項2記載の発明によれば、フロントレ
インフォースの下端部が少なくとも上側ヒンジ位置まで
形成されているため、上側ヒンジからの荷重をフロント
レインフォースの閉断面で直接的に受けることができ
る。
【0040】請求項3記載の発明によれば、フロントレ
インフォースがアッパ部とロア部とに分割されているた
め、一体物を成形する場合に比べて成形が容易で歩留り
が向上する。
【0041】請求項4記載の発明によれば、ドアミラー
取付部に対応するコーナーピース部の剛性がフロントレ
インフォースの閉断面により高められるため、ドアミラ
ーの取付強度が向上する。
【0042】請求項5記載の発明によれば、リヤレイン
フォースとインナパネルとで閉断面が形成されるため、
前記フロントレインフォースの場合と同様の理由によ
り、リヤレインフォースの後端部における応力集中がな
くなり、また応力をウエストレインフォース側へ分散さ
せることができるため、高速走行時におけるサッシュ部
の外側への撓みを確実に防止することができる。
【0043】請求項6記載の発明によれば、リヤレイン
フォースの下端部が少なくともドアロック位置まで形成
されているので、リヤレインフォースがドアロック用の
補強部材を兼ねる。
【0044】請求項7記載の発明によれば、フロントレ
インフォース及びリヤレインフォースの下端がそれぞれ
ガードバー取付位置まで形成されているため、該フロン
ト・リヤレインフォースと、ウエストレインフォース
と、ガードバーとで四角形のフレーム構造が形成され
る。そして、ドアの上側ヒンジとドアロックとを結ぶ直
線はこのフレーム構造の略対角線上に位置した状態とな
るため、前記直線を中心としたドアのねじれ剛性が高ま
り、サッシュ部の外側への撓みが確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の一実施例に係る車両用ドア構造を示
す側面図である。
【図2】フロントレインフォース部分を示す斜視図であ
る。
【図3】リヤレインフォース部分を示す斜視図である。
【図4】従来の車両用ドア構造を示す側面図である。
【図5】図4中矢示SA−SA線に沿う断面図である
【図6】図4中矢示SB−SB線に沿う断面図である。
【符号の説明】
2 サッシュ部(インナピラー) 4 インナパネル 5 アウタパネル 9 前下端 11 後下端 14 ウエストレインフォース 20 フロントレインフォース 23 同一断面部(フロントレインフォース) 25 リヤレインフォース 26 同一断面部(リヤレインフォース) 27 ドア W ウエスト部 H2 閉断面(ウエストレインフォース) H3 閉断面(フロントレインフォース) H4 閉断面(リヤレインフォース)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B60J 5/00

Claims (7)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一体成形されたサッシュ部を互いに有す
    るインナパネルとアウタパネルとを接合してドアを形成
    し、前記サッシュ部の前下端付近に設けられたフロント
    レインフォースと、サッシュ部の後下端付近に設けられ
    たリヤレインフォースに、ウエストレインフォースの前
    端部及び後端部を接続して、該ウエストレインフォース
    とインナパネルのウエスト部とで前後方向に沿う閉断面
    を形成する車両用ドア構造において、 前記フロントレインフォースとインナパネルとで上下方
    向に沿う閉断面を形成すると共に、フロントレインフォ
    ースのウエストレインフォースが接続される部位にウエ
    ストレインフォースに相応する断面形状の同一断面部を
    形成し、前記ウエストレインフォースによる前後方向の
    閉断面を、前記フロントレインフォースによる上下方向
    の閉断面に、閉断面のまま結合したことを特徴とする車
    両用ドア構造。
  2. 【請求項2】 フロントレインフォースの下端部が少な
    くとも上側ヒンジ取付位置まで形成されている請求項1
    記載の車両用ドア構造。
  3. 【請求項3】 フロントレインフォースが、サッシュ部
    の前下端から上側ヒンジ下方のガードバー取付位置に至
    る範囲に設けられるアッパ部と、下側ヒンジ取付位置に
    設けられているロア部とから成り、前記アッパ部に形成
    した同一断面部にウエストレインフォースが接続されて
    いる請求項1記載の車両用ドア構造。
  4. 【請求項4】 サッシュ部の前下端付近に、ドアミラー
    取付部に対応するコーナーピース部が設定されている請
    求項1〜3のいずれか1項に記載の車両用ドア構造。
  5. 【請求項5】 一体成形されたサッシュ部を互いに有す
    るインナパネルとアウタパネルとを接合してドアを形成
    し、前記サッシュ部の前下端付近に設けられたフロント
    レインフォースと、サッシュ部の後下端付近に設けられ
    たリヤレインフォースに、ウエストレインフォースの前
    端部及び後端部を接続して、該ウエストレインフォース
    とインナパネルのウエスト部とで前後方向に沿う閉断面
    を形成する車両用ドア構造において、 前記リヤレインフォースとインナパネルとで上下方向に
    沿う閉断面を形成すると共に、リヤレインフォースのウ
    エストレインフォースが接続される部位にウエストレイ
    ンフォースに相応する断面形状の同一断面部を形成し、
    前記ウエストレインフォースによる前後方向の閉断面
    を、前記リヤレインフォースによる上下方向の閉断面
    に、閉断面のまま結合したことを特徴とする車両用ドア
    構造。
  6. 【請求項6】 リヤレインフォースの下端部が少なくと
    もドアロック位置まで形成されている請求項5記載の車
    両用ドア構造。
  7. 【請求項7】 フロントレインフォースがサッシュ部の
    前下端から上側ヒンジ下方のガードバー取付位置まで形
    成され、且つリヤレインフォースがサッシュ部の後下端
    からドアロック位置に相当するガードバー取付位置まで
    形成された請求項1〜6のいずれか1項に記載の車両用
    ドア構造。
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