JP2596086Y2 - 自動車のドア構造 - Google Patents

自動車のドア構造

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JP2596086Y2
JP2596086Y2 JP1991027324U JP2732491U JP2596086Y2 JP 2596086 Y2 JP2596086 Y2 JP 2596086Y2 JP 1991027324 U JP1991027324 U JP 1991027324U JP 2732491 U JP2732491 U JP 2732491U JP 2596086 Y2 JP2596086 Y2 JP 2596086Y2
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昭仁 西尾
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Suzuki Motor Co Ltd
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Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、自動車のドア構造に関
する。
【0002】
【従来の技術】自動車用ドアは、側面強度を向上させる
ため、内部に補強材を入れるようにしたものがある。補
強構造としては、図6および図7に示すように、ドアパ
ネル100を構成するアウタパネル101とインナパネ
ル102との間に、縦方向のリーンフォースメント10
3を入れて補強するようにした補強構造(実開昭59−
116215号公報)と、図8および図9に示すよう
に、縦方向のリーンフォースメント103に代えて横方
向のリーンフォースメント104を入れて補強するよう
にした補強構造(特開昭62−255221号公報)が
知られている。
【0003】しかしながら、ドアパネル100をキーレ
スロックするときに、ドアアウトサイドハンドル105
の周囲に、荷重が加わると、ドアアウトサイドハンドル
105周囲のアウタパネル101が次第に凹む傾向があ
る。
【0004】そこで、従来では、アウタパネル101の
裏面にドアアウトサイドハンドル105上部に対応して
補強用のメイルシート106を貼り付けたり、あるいは
ドアアウトサイドハンドル105の周囲に鋼板107を
貼り付けて補強している。
【0005】
【考案が解決しようとする課題】しかしながら、メイル
シート106あるいは鋼板を貼り付ける工数を必要とす
ると共に部品点数の増大からコストアップになる課題が
ある。
【0006】この場合、アウタパネル1の板厚を上げる
ことは重量の増大を招くと共に加工作業が困難となり、
コストアップにつながる問題がある。
【0007】本考案は、上記課題を解決し、ドアパネル
の組立作業が容易で、かつ安価で充分な剛性を保つこと
ができる自動車のドア構造を提供することを目的とす
る。
【0008】
【課題を解決するための手段】本考案は上記課題を解決
するため、ドアアウタパネルの車体前後方向の後部側
に、ドアパネルを開閉するドアアウトサイドハンドルを
設け、上記ドアパネルのベルトライン部に補強用リーン
フォースメントを設けた自動車のドア構造において、上
記ドアアウトサイドハンドルを、ドアアウトサイドハン
ドルの取付位置のドアアウタパネルの下端とベルトライ
ン部との略中間位置に設け、上記ベルトライン部補強用
のリーンフォースメントとは別に、ドアアウトサイドハ
ンドル上部側のドアアウタパネルを補強すべく、上記ド
アアウトサイドハンドルの上部側のドアアウタパネルと
ドアインナパネル相互間で、車体の前後方向に断面コ字
状のリーンフォースメントを、その前端部が下向きにな
るように傾斜させて、リーンフォースメントの両端部を
ドアインナパネルの両側部に接合して配設し、このリー
ンフォースメントの一側面をドアアウタパネル内面に接
着したことにある。
【0009】
【作 用】ドアハンドルの上部側に当たるアウタパネル
の裏面にリーンフォースメントが接着されているので、
ドアアウトサイドハンドルの上部側の剛性が向上する。
【0010】
【実施例】以下本考案の一実施例を図面を参照しながら
詳細に説明する。
【0011】図1ないし図3において、ドアパネル1は
ドアアウタパネル2とドアインナパネル3で構成され、
ドアアウタパネル2とドアインナパネル3相互間に、ウ
ィンドガラス4が昇降されるものである。
【0012】上記ドアアウタパネル2には、ドアアウト
サイドハンドル(以下、ドアハンドルと略称する)5
設けられている。このドアハンドル5は、ドアアウタパ
ネル2の後部側で、ドアアウタパネル2の下端Xとベル
トライン部Yとの略中間位置に設けられている。
【0013】ドアアウタパネル2とドアインナパネル3
相互間には、後述するベルトライン部Y補強用のリーン
フォースメント10とは別に、ドアハンドル5上部側の
ドアアウタパネル2を補強すべく、上記ドアハンドル5
の上部側のドアアウタパネル2とドアインナパネル3相
間で、車体の前後方向に断面コ字状のリーンフォース
メント6が設けられている。このリーンフォースメント
6は図4に示すように長尺の帯状のもので、その前端部
が下向きになるように傾斜させて、配設されており、か
つ、その両端部をドアインナパネル3の両側部に直接
たは間接的に溶接されている。リーンフォースメント6
の一側面はドアパネル1の組立時にドアアウタパネル2
の裏面に接着剤7を介して接着され、ドアアウタパネル
2のドアハンドル5の上部側を補強している。
【0014】ドアアウタパネル2とドアインナパネル3
相互間には、図2に示すように、ベルトライン部8を補
するためのリーンフォースメントとして、アウターパ
ネルリーンフォースメント9と、図5に示すようなイン
ナーパネルリーンフォースメント10がそれぞれ配設さ
れている。
【0015】上記構成によると、ドアパネル1の組立て
に際して、ドアインナパネル3の裏面にリーンフォース
メント6を配設する。そして、ドアインナパネル3をド
アアウタパネル2に組付けるときに、リーンフォースメ
ント6の一側面をドアハンドル5の上部側のドアアウタ
パネル2裏面に接着する。
【0016】
【考案の効果】以上述べたように本考案による自動車の
ドア構造によれば、ドアアウトサイドハンドルを、ドア
アウトサイドハンドルの取付位置のドアアウタパネルの
下端とベルトライン部との略中間位置に設けたので、ベ
ルトライン部下部側で、ドアアウトサイドハンドル上部
側のドアアウタパネルの剛性を上げることができる。ま
た、リーンフォースメントは、ドアアウタパネルの下端
とベルトライン部との略中間位置から前方に向けて、そ
の前端部が下向きになるように傾斜させて配設されてい
るので、ベルトライン部補強用のリーンフォースメント
とは同方向にならないので、ドアの剛性を向上すること
ができる。よって、キーレスロックによってドアアウタ
パネルが凹む不具合を防止することができる。さらに、
断面コ字状のリーンフォースメントを、一側面を介して
ドアアウタパネル内面に接着したので、ドアアウタパネ
ルの剛性を向上することができる。またさらに、従来の
ようにメイルシート等を貼る必要がないので部品点数を
減少し、コスト削減を図ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案の一実施例による自動車のドア構造を示
す正面図である。
【図2】図1のA−A線矢視断面図である。
【図3】図1のB−B線矢視断面図である。
【図4】図1のリーンフォースメントを示す正面図であ
る。
【図5】図1のインナーパネルリーンフォースメントを
示す正面図である。
【図6】従来の自動車用ドアの補強構造を示す概念図で
ある。
【図7】図5のA−A線矢視断面図である。
【図8】従来の自動車用ドアの補強構造を示す概念図で
ある。
【図9】図7のA−A線矢視断面図である。
【符号の説明】
1 ドアパネル 2 ドアアウタパネル 3 ドアインナパネル 4 ウィンドガラス 5 ドアアウトサイドハンドル 6 リーンフォースメント 7 接着剤 8 ベルトライン部

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ドアアウタパネルの車体前後方向の後部
    側に、ドアパネルを開閉するドアアウトサイドハンドル
    を設け、上記ドアパネルのベルトライン部に補強用リー
    ンフォースメントを設けた自動車のドア構造において、
    上記ドアアウトサイドハンドルを、ドアアウトサイドハ
    ンドルの取付位置のドアアウタパネルの下端とベルトラ
    イン部との略中間位置に設け、上記ベルトライン部補強
    用のリーンフォースメントとは別に、ドアアウトサイド
    ハンドル上部側のドアアウタパネルを補強すべく、上記
    ドアアウトサイドハンドルの上部側のドアアウタパネル
    とドアインナパネル相互間で、車体の前後方向に断面コ
    字状のリーンフォースメントを、その前端部が下向きに
    なるように傾斜させて、リーンフォースメントの両端部
    をドアインナパネルの両側部に接合して配設し、このリ
    ーンフォースメントの一側面をドアアウタパネル内面に
    接着したことを特徴とする自動車のドア構造。
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JPH04115918U JPH04115918U (ja) 1992-10-15
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JP5684495B2 (ja) * 2010-06-02 2015-03-11 Jfeスチール株式会社 自動車のドア外板の補強構造
JP7151381B2 (ja) * 2018-10-31 2022-10-12 スズキ株式会社 車両用サイドドア

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JPH0521457Y2 (ja) * 1988-02-10 1993-06-02

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