JPH0737940Y2 - 車両用ドア構造 - Google Patents

車両用ドア構造

Info

Publication number
JPH0737940Y2
JPH0737940Y2 JP7819987U JP7819987U JPH0737940Y2 JP H0737940 Y2 JPH0737940 Y2 JP H0737940Y2 JP 7819987 U JP7819987 U JP 7819987U JP 7819987 U JP7819987 U JP 7819987U JP H0737940 Y2 JPH0737940 Y2 JP H0737940Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
door
vehicle
outer panel
reinforcing member
outer handle
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired - Lifetime
Application number
JP7819987U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS63188217U (ja
Inventor
明和 澤田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Mitsubishi Motors Corp
Original Assignee
Mitsubishi Motors Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Mitsubishi Motors Corp filed Critical Mitsubishi Motors Corp
Priority to JP7819987U priority Critical patent/JPH0737940Y2/ja
Publication of JPS63188217U publication Critical patent/JPS63188217U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0737940Y2 publication Critical patent/JPH0737940Y2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Lock And Its Accessories (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔考案の目的〕 (産業上の利用分野) この考案は、ドアアウタパネルおよびドアインナパネル
によって本体が形成され、例えば乗用車両の側部に設け
られる車両用ドア構造に関する。
(従来の技術) 一般的な乗用車両は第3図に示されるように構成されて
いる。図中において1は車体であり、この車体1の側部
にはドア本体としてのフロントドア2およびリヤドア3
がそれぞれ左右に対称的に設けられている。
上記フロントドア2は車室4の図示しない前部座席の側
部に設けられており、このフロントドア2の前部5は車
体1のフロントフェンダー6の後部7に連続するように
位置して、車体1の内側部にヒンジで枢支されている。
そして、上記フロントドア2の後端側8が車外側に回動
されて、車室4を開閉するように構成されている。ま
た、このフロントドア2の後部には前部9が図示しない
センターピラーに枢支されたリヤドア3が設けられて、
その後端10がリヤフェンダーパネル11に連続するように
設けられている。
そして、これらフロントドア2およびリヤドア3の、そ
れぞれの後端8、10には、内ヒンジ型のアウタハンドル
12、13が後述するような構造で設けられている。
上記フロントドア2およびリヤドア3のアウタハンドル
12、13の取付けられた部分の構造は略同一のため、フロ
ントドア2のアウタハンドル12の設けられた部分の構造
のみを説明する。
第4図中において、12は上記アウタハンドルであり、こ
のアウタハンドル12はドア本体としてのフロントドア2
の外側面を形成するドアアウタパネル14の外側面に設け
られている。上記フロントドア2はドアアウタパネル14
の前後部および下部の縁部が、補強部材15の縁部にヘミ
ングされ、スポット溶接および接着されることで形成さ
れている。
さらに、上記アウタハンドル12が設けられる位置にある
補強部材15は、その上側縁16がドアアウタパネル14の上
縁17にスポット溶接17aされることによって結合されて
いる。
さらに、アウタハンドル12が設けられる位置のドアアウ
タパネル14には車室4側へ折曲された凹部18が設けられ
ている。この凹部18は車両の前後方向に長い略矩形状に
形成されている。この凹部18の上側には略矩形状の貫通
孔19が穿設されているとともに、このドアアウタパネル
14の車室4側に位置する補強部材15にもこの貫通孔19と
連通する同形状の貫通孔20が設けられている。
そして、上記凹部18が形成されることで、上記補強部材
15側へ接近して設けられた貫通孔19と、上側縁16が上記
ドアアウタパネル14の上縁17に結合されることで、ドア
アウタパネル14側へ接近して設けられた貫通孔20のそれ
ぞれの開口縁部21、22が互いにシーラー接着23されてい
る。
また、上記凹部18には上記アウタハンドル12が設けられ
ている。このドアアウタパネル12の図示しないヒンジ部
および、これに連動するドアロック機構等は、上記貫通
孔19、20を通して車室4側に設けられている。
そして、上記アウタハンドル12の下側には凹部18の下側
部24が延長されて、アウタハンドル12を操作する場合の
手指を挿入するスペースとなっている。
このように形成された車両用ドア構造は、例えばドアロ
ックを掛けた状態で、つまりフロントドア2を開放した
状態で図示しないドアロック装置を施錠し、その後フロ
ントドア2を閉鎖して、ドアの施錠をする場合には、上
記アウタハンドル12を矢印A方向に回動させたままフロ
ントドア2を閉鎖する必要がある。
そして、このようにアウタハンドル12を矢印A方向に回
動した状態を維持したままフロントドア2を閉鎖方向に
回動させるには、例えばアウタハンドル12に掛けられた
指の他の親指や手の平等で矢印Bで示されるドアアウタ
パネル14の押圧部分25を外側から内側へ向かって押圧す
ることが必要であった。
このため、この押圧部分25に押圧力による歪みが発生す
ることを防止するためにドアアウタパネル14の強度を向
上するリンホースメント26が重合された状態で結合され
ている。
このような別部品のリンホースメント26をドアアウタパ
ネル14の内側より結合する構造は、製造工数を増大する
とともに、材料の歩留りを低下させる原因になってい
た。
(考案が解決しようとする問題点) 上述のように、車両用ドア構造は一般的にアウタハンド
ルを操作する場合に、使用者の手指によって押圧される
ドアアウタパネルの押圧部分の内側面に、リンホースメ
ントが重合結合されており、このリンホースメントを設
けることが製造工数を増加するとともに材料の歩留りを
低下させるという事情があった。
この考案は上記事情に着目してなされたものであり、リ
ンホースメントを設けることなく押圧部分の剛性を向上
し、製造工数を低減するとともに、材料の歩留りを向上
できる車両用ドア構造を提供することを目的とする。
〔考案の構成〕
(問題点を解決するための手段及び作用) この考案は、ドアアウタパネル及びドアインナパネルが
結合されて形成されたドア本体と、上記ドアアウタパネ
ルの車室側に設けられる補強部材と、上記ドアアウタパ
ネルの車外側面に設けられて、上記ドア本体の開閉操作
をする内ヒンジ型のアウタハンドルとを具備する車両用
ドア構造において、上記アウタハンドルを操作するとき
の乗員の手指による上記ドアアウタパネルの押圧部分
に、上記補強部材の一部を重合することで、上記押圧部
分の強度を向上する車両用ドア構造に関する。
(実施例) この考案における第1実施例を第1図を参照して説明す
る。
図中において2はドアアウタパネル27と補強部材27aの
互いの縁部がヘミングされ、スポット溶接および接着さ
れることで形成されたドア本体としてのフロントドアで
ある。
そして、上記ドアアウタパネル27の後部付近には、後述
するアウタハンドル29が設けられる凹部30が形成されて
いる。この凹部30は図示しない車体の前後方向に長手方
向を有する略矩形状に形成されており、上部には貫通孔
31が穿設されている。
また、上記補強部材27aの上記貫通孔31に対応する部分
は、ドアアウタパネル27側に接して設けられており、こ
の貫通孔31に連通する貫通孔32が穿設されている。そし
て、上記貫通孔31、32の互いの縁部はスポット溶接によ
って結合されている。なお、図中において鎖線で示され
るドアインナパネル28は図示されない下側で実線で示さ
れる補強部材27aと一体になっている。
上記凹部30の上側には内ヒンジ型のアウタハンドル29が
設けられている。このアウタハンドル29の図示しないヒ
ンジおよびドアロック機構等は上記実線で示される補強
部材27aより車室4側に設けられ、鎖線で示されるドア
インナパネル28より車外側に位置している。そして、上
記凹部30の下側部はアウタハンドル29の下側に延長さ
れ、アウタハンドル29を操作する手指を挿入するための
スペースが形成されている。
一方、上記貫通孔31側に結合された実線で示される補強
部材27aの上端33は上記ドアアウタパネル27の上縁34に
スポット溶接されることで結合されている。そして、こ
の補強部材27aの中途部35はドアアウタパネル27の車室
4側面の略全面に重合されるように延長および折曲され
ている。
このように構成された車両用ドア構造は上記アウタハン
ドル29を例えばドアロックを掛けた状態で、つまりフロ
ントドア2を開放した状態で図示しないドアロック装置
を施錠し、その後フロントドア2を閉鎖して、施錠する
場合には、アウタハンドル29を矢印A方向に回動した状
態を維持したままフロントドア2を閉鎖方向に回動させ
る必要がある。この場合、例えばアウタハンドル29に掛
けられた指の他の親指や手の平等で矢印Bで示されるド
アアウタパネル27の押圧部分36を外側から車室4側に押
圧力が加わる。そして、この押圧部分36の車室4側面に
補強部材27aの中途部35が重合状態で設けられているこ
とで、ドアアウタパネル27が補強されているため、歪み
等が生じることを防止できる。
そして、この押圧部分36の補強のために特別の補強部材
を必要とせず、上記ドアアウタパネル27と補強部材27a
を互いに結合するのみで、補強することができる。この
ため、フロントドア2の製造工数を低減できるとともに
材料の歩留りを向上できる。
以下、この考案における第2実施例を第2図を参照して
説明するが、その基本的構造は第1図に示される第1実
施例と略同様のため同一構成部分に関しては同一符号を
付して説明を省略し、相違点についてのみ説明する。
図中において、27はドアアウタパネルであり、このドア
アウタパネルに設けられたアウタハンドル29の上側に
は、ドア本体としてのフロントドア2を上記ドアロック
状態で閉鎖する場合等に、使用者の手指によってドアア
ウタパネル27に矢印B方向に押圧力が加えられる押圧部
分36がある。そして、この押圧部分36の車室側に位置す
る補強部材27aの中途部35の一部は、上記押圧部分36に
対応する部分にのみ重合されるように延長折曲されてい
る。この押圧部分36に対応する補強部材27aの重合部37
は、車体方向に長手方向を持って設けられたアウタハン
ドル29の全長に沿ってのみ設けられている。
なお、この考案は上記各実施例にのみ限定されるもので
はない、例えば実施の対象となるドア装置は車体の左右
側部に設けられたドア装置であるが、車体の後部に設け
られたドア等も含まれる。また、補強部材27aによって
補強されるドアアウタパネル27の押圧部分36はアウタハ
ンドル29の上側に位置しているが、これに限定されず、
アウタハンドル29の操作時に乗員の手指によって押圧さ
れる部分であればよく、アウタハンドル29の上側に限定
されるものではない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案によれば、アウタハンド
ルの操作時の押圧部分を補強できるため、製造時の工数
を増大することを防止し、さらに材料の歩留りを向上で
きる車両用ドア構造を提供できる。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案における第1実施例の要部を示す断面
図、第2図は第2実施例の要部を示す断面図、第3図お
よび第4図は従来例であり、第3図は乗用車両の斜視
図、第4図は第3図におけるIV−IV線部分の断面図であ
る。 2…フロントドア(ドア本体)、27…ドアアウタパネ
ル、27a…補強部材、29…アウタハンドル、36…押圧部
分。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】ドアアウタパネル及びドアインナパネルが
    結合されて形成されたドア本体と、上記ドアアウタパネ
    ルの車室側に設けられる補強部材と、上記ドアアウタパ
    ネルの車外側面に設けられて、上記ドア本体の開閉操作
    をする内ヒンジ型のアウタハンドルとを具備する車両用
    ドア構造において、上記アウタハンドルを操作するとき
    の乗員の手指による上記ドアアウタパネルの押圧部分
    に、上記補強部材の一部を重合したことを特徴とする車
    両用ドア構造。
JP7819987U 1987-05-26 1987-05-26 車両用ドア構造 Expired - Lifetime JPH0737940Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7819987U JPH0737940Y2 (ja) 1987-05-26 1987-05-26 車両用ドア構造

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP7819987U JPH0737940Y2 (ja) 1987-05-26 1987-05-26 車両用ドア構造

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS63188217U JPS63188217U (ja) 1988-12-02
JPH0737940Y2 true JPH0737940Y2 (ja) 1995-08-30

Family

ID=30926919

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP7819987U Expired - Lifetime JPH0737940Y2 (ja) 1987-05-26 1987-05-26 車両用ドア構造

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0737940Y2 (ja)

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2596086Y2 (ja) * 1991-03-28 1999-06-07 スズキ株式会社 自動車のドア構造
KR100472234B1 (ko) * 2002-06-03 2005-03-08 기아자동차주식회사 도어 트림에 일체화 성형된 도어 인사이드 핸들 하우징 구조

Also Published As

Publication number Publication date
JPS63188217U (ja) 1988-12-02

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3660166B2 (ja) 自動車の車体後部補強構造
JP3951507B2 (ja) 自動車の側部車体構造
JPH0714691B2 (ja) 自動車の後部開閉体構造
JP2000280744A5 (ja)
JPH0737940Y2 (ja) 車両用ドア構造
JP4026110B2 (ja) 車体側部構造
JP2000335443A (ja) 車体の後部構造
JP2000142469A (ja) 車体構造
JPH09290775A (ja) サイドシル補強構造
JPH06312670A (ja) 自動車のフロントフードストライカの取付構造
JP2554439Y2 (ja) ドアストライカーの取付構造
JPS6113373Y2 (ja)
JPH08104258A (ja) 自動車の後部車体構造
JPH05131955A (ja) 自動車車体の前部構造
JP2001097120A (ja) ドアミラーの取付部補強構造
JP2000142465A (ja) 自動車車体のセンタピラー構造
JPH078369Y2 (ja) 自動車の前部車体構造
JPH0514945Y2 (ja)
JP2603625Y2 (ja) 車両の背面開口部構造
JPH0629070Y2 (ja) 自動車のドア構造
JPH05221340A (ja) 自動車の車体下部構造
JPH0742922Y2 (ja) クォータパネルのベルトライン部補強構造
JP2560422Y2 (ja) 車両のグラブボックスのニーパネル取付構造
JP2501685Y2 (ja) フロア構造
JP2542619Y2 (ja) 車体後側部構造