JPH05221340A - 自動車の車体下部構造 - Google Patents

自動車の車体下部構造

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JPH05221340A
JPH05221340A JP4059417A JP5941792A JPH05221340A JP H05221340 A JPH05221340 A JP H05221340A JP 4059417 A JP4059417 A JP 4059417A JP 5941792 A JP5941792 A JP 5941792A JP H05221340 A JPH05221340 A JP H05221340A
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JP
Japan
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panel
rocker
rear quarter
reinforcing
center pillar
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Atsushi Sawai
敦 澤井
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 リヤクォータパネルの前部が側方から衝撃を
受けたとき、このリヤクォータパネルが、強度上、上記
衝撃に十分に対抗して容易には変形しないようにする。 【構成】 センタピラーインナ12と、リヤクォータパ
ネル10の前部と、ロッカ補強パネル18とにそれぞれ
補強パネル22が接合している。これらセンタピラーイ
ンナ12と補強パネル22、およびロッカ補強パネル1
8と同上補強パネル22とを互いに接合させて、これら
接合した部分をそれぞれ断面箱形とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、自動車の車体下部構
造に関し、より詳しくは、センタピラーと、ロッカパネ
ルの補強構造に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車の車体下部構造には、従来、例え
ば、実開平2‐85680号公報で示されるものがあ
る。これによれば、リヤクォータパネルの前部と、この
リヤクォータパネルの前部内面に沿って延びるセンタピ
ラーインナとでセンタピラーが構成されている。また、
上記リヤクォータパネルの下部に形成されたホイールハ
ウス部から前方に向ってロッカパネルが延びており、こ
のロッカパネルは左右方向で対面するロッカパネルイン
ナと、ロッカパネルアウタと、これらロッカパネルイン
ナ、アウタを補強するロッカ補強パネルとで構成されて
いる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上記従来構
成において、特にリヤクォータパネルの前部が側方から
衝撃を受けると、このリヤクォータパネルの前部は、セ
ンタピラーインナやロッカパネルにより補強されてはい
るが、これは面積が広い平板状をなしているため、上記
衝撃で容易に変形するおそれがある。
【0004】
【発明の目的】この発明は、上記のような事情に注目し
てなされたもので、リヤクォータパネルの前部が側方か
ら衝撃を受けたとき、このリヤクォータパネルが、強度
上、上記衝撃に十分に対抗して容易には変形しないよう
にすることを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
のこの発明の特徴とするところは、センタピラーインナ
と、リヤクォータパネルの前部と、ロッカ補強パネルと
にそれぞれ接合する補強パネルを設け、上記センタピラ
ーインナと同上補強パネル、および上記ロッカ補強パネ
ルと同上補強パネルがそれぞれ互いに接合した部分をそ
れぞれ断面箱形とした点にある。
【0006】
【作 用】上記構成による作用は次の如くである。図
1、および図3から図7で示すように、センタピラーイ
ンナ12と、リヤクォータパネル10の前部と、ロッカ
補強パネル18とにそれぞれ補強パネル22が接合して
いて、これら補強パネル22等により上記リヤクォータ
パネル10の前部が補強される。また、図1と図4にお
いて、上記センタピラーインナ12と補強パネル22、
およびロッカ補強パネル18と同上補強パネル22とを
互いに接合させて、これら接合した部分をそれぞれ断面
箱形としてある。このため、上記センタピラーインナ1
2やロッカ補強パネル18は上記補強パネル22と共に
十分に強度が向上することになり、つまり、このように
強度向上されたセンタピラーインナ12、ロッカ補強パ
ネル18、および補強パネル22によって、上記リヤク
ォータパネル10の前部が十分に補強されることとな
る。
【0007】
【実施例】以下、この発明の実施例を図面により説明す
る。図2中、符号1は自動車で、矢印Frは、この自動
車1の前方を示している。全図において、2は自動車1
の車体で、3は前輪、4は後輪である。上記車体2の側
壁にはドア開口5が形成され、このドア開口5はドア6
によって開閉自在とされている。また、上記ドア開口5
よりも後方の同上車体2の側壁上部にはウィンド開口7
が形成され、このウィンド開口7はウィンドガラス8に
よって閉じられている。
【0008】上記ドア開口5よりも後方の同上車体2の
側壁は、その外面がリヤクォータパネル10で構成され
ている。このリヤクォータパネル10の上部の前後中途
部には上記ウィンド開口7が形成されている。また、同
上リヤクォータパネル10の下部の前後中途部にはホイ
ールハウス部21が形成され、このホイールハウス部2
1に後輪4が収納される。
【0009】上記リヤクォータパネル10の前部の車室
11側の面である内面に沿って、上下に長いセンタピラ
ーインナ12が設けられている。これらリヤクォータパ
ネル10の前部と、センタピラーインナ12とでセンタ
ピラー13が形成され、上記リヤクォータパネル10と
センタピラーインナ12の各前縁は互いに強固にスポッ
ト溶接(図中×印、以下同じ)されている。
【0010】上記リヤクォータパネル10のホイールハ
ウス部21から前方に向ってロッカパネル15が延び、
このロッカパネル15は上記ドア開口5の開口縁の下部
を構成している。上記ロッカパネル15は左右方向で対
面するロッカパネルインナ16と、ロッカパネルアウタ
17と、これらロッカパネルインナ16とロッカパネル
アウタ17を補強するロッカ補強パネル18とで構成さ
れ、このロッカ補強パネル18は上記ロッカパネルイン
ナ16とロッカパネルアウタ17の間に挟まれている。
上記ロッカパネルアウタ17は上記リヤクォータパネル
10の前下部に一体成形され、上記ロッカパネルインナ
16とロッカパネルアウタ17はドア開口5の下方にお
いて断面箱形とされ、これにより十分の強度が与えられ
ている。また、上記ロッカパネルインナ16とロッカ補
強パネル18とは前記センタピラーインナ12の下部を
左右から挟んで、これらの正面視断面が箱形となってい
る。20はフロアパネル、21はホイールハウスであ
る。
【0011】上記リヤクォータパネル10の前部とセン
タピラーインナ12との間に位置して、これら両者に強
固に接合し、かつ、上下に延びる補強パネル22が設け
られている。上記リヤクォータパネル10と、補強パネ
ル22の各前縁は共に車室11側に折り曲げられてお
り、特に、図5で示すようにこれら折り曲げ部10a,
22aが前後に重ね合わされて、リヤクォータパネル1
0の前部が十分に補強されている。そして、この重ね合
わせ部に、ドア6用のロックストライカを支持させるロ
ックストライカ支持部23が形成されている。
【0012】図4と図5で示すように、上記補強パネル
22の前縁は、リヤクォータパネル10とセンタピラー
インナ12の各前縁間に介在して、これら三者が一体的
に溶接されている。また、同上センタピラーインナ12
と補強パネル22の各後縁同士が互いに溶接されて、こ
れらセンタピラーインナ12と補強パネル22とが接合
した部分は平面視断面が箱形とされている。そして、こ
れにより、センタピラーインナ12と補強パネル22と
に十分の強度が与えられると共に、これに伴いリヤクォ
ータパネル10の前部が十分に補強されることとなって
いる。
【0013】また、図1で示すように、上記補強パネル
22の下部と、前記ロッカ補強パネル18とは左右方向
で互いに対面して強固に接合されている。この場合、こ
れらロッカ補強パネル18と補強パネル22とは平面視
断面が箱形とされている。そして、これにより、これら
ロッカ補強パネル18と補強パネル22とに十分の強度
が与えられると共に、これに伴い同上リヤクォータパネ
ル10の前部が十分に補強されることとなっている。
【0014】
【発明の効果】この発明によれば、センタピラーインナ
と、リヤクォータパネルの前部と、ロッカ補強パネルと
にそれぞれ補強パネルが接合していて、これら補強パネ
ル等により上記リヤクォータパネルの前部が補強され
る。しかも、上記センタピラーインナと補強パネル、お
よびロッカ補強パネルと同上補強パネルとを互いに接合
させて、これら接合した部分をそれぞれ断面箱形として
あるため、上記センタピラーインナやロッカ補強パネル
は上記補強パネルと共に十分に強度が向上することにな
り、つまり、このように強度向上されたセンタピラーイ
ンナ、ロッカ補強パネル、および補強パネルによって、
上記リヤクォータパネルの前部が十分に補強されること
となる。よって、上記リヤクォータパネルの前部が側方
から衝撃を受けたとしても、このリヤクォータパネル
は、強度上、上記衝撃に十分に対抗できて、容易に変形
することが確実に防止される。
【図面の簡単な説明】
【図1】図2の1‐1線矢視断面図である。
【図2】車体の斜視図である。
【図3】車体下部の展開斜視図である。
【図4】図2の4‐4線矢視断面図である。
【図5】図2の5‐5線矢視断面図である。
【図6】図2の6‐6線矢視断面図である。
【図7】図2の7‐7線矢視断面図である。
【符号の説明】
1 自動車 2 車体 10 リヤクォータパネル 11 車室 12 センタピラーインナ 13 センタピラー 15 ロッカパネル 16 ロッカパネルインナ 17 ロッカパネルアウタ 18 ロッカ補強パネル 21 ホイールハウス部 22 補強パネル

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 リヤクォータパネルの前部と、このリヤ
    クォータパネルの前部内面に沿って延びるセンタピラー
    インナとでセンタピラーを構成し、かつ、上記リヤクォ
    ータパネルの下部に形成されたホイールハウス部から前
    方に向って延びるロッカパネルを設け、このロッカパネ
    ルを左右方向で対面するロッカパネルインナと、ロッカ
    パネルアウタと、これらロッカパネルインナ、アウタを
    補強するロッカ補強パネルとで構成した自動車の車体下
    部構造において、 上記センタピラーインナと、リヤクォータパネルの前部
    と、ロッカ補強パネルとにそれぞれ接合する補強パネル
    を設け、上記センタピラーインナと同上補強パネル、お
    よび上記ロッカ補強パネルと同上補強パネルがそれぞれ
    互いに接合した部分をそれぞれ断面箱形とした自動車の
    車体下部構造。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008213704A (ja) * 2007-03-06 2008-09-18 Toyota Auto Body Co Ltd 車両ピラーの強化構造
JP2010505702A (ja) * 2006-10-09 2010-02-25 フォード グローバル テクノロジーズ、リミテッド ライアビリティ カンパニー 型打ちロッカに対する管状bピラーの接合部材、及び、その組立方法
JP2013112032A (ja) * 2011-11-25 2013-06-10 Honda Motor Co Ltd 車体側部

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