JP2013112032A - 車体側部 - Google Patents

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【課題】乗降開口部に設けたストライカに車室内からの荷重が入力されたときのストライカ取付け部の変形量を抑制した車体側部を提供する。
【解決手段】車体側部13では、乗降開口部14の縦枠部17はピラーインナ21を備え、リヤサイド部材18は、ピラーインナ21に連なるリヤインナ部材22と、リヤインナ部材22の外に配置されたピラーインナ21に連なるリヤアウタ部材と、を備える。ピラーインナ21は、断面がハット形であり、外方に且つリヤアウタ部材との間に、断面がハット形のスティフナ43を結合して閉断面を形成する。リヤインナ部材22は、ピラー後フランジ31にスティフナ後フランジ41を結合した第1結合部の近傍に、スポット溶接用のスポットガンが挿通可能なガン挿通開口47を備える。スティフナ43にビード57を形成している。
【選択図】図4

Description

本発明は、ドアを支持している車体側部に関するものである。
車体側部には、乗降口の縦枠部(ピラー)にドアをロックするストライカを設けたものがある。このピラー内に補強部材(リンフォース)を重ねて配置して、この重ねた部位(ストライカ取付け部)にストライカを取付けている(例えば、特許文献1参照)。
しかし、従来技術(特許文献1)は、例えば、衝突時に、車室内の荷物がドアに当たって車室の外側へ向けた荷重がドアに加わることがある。この時、ストライカおよびストライカ取付け部が車両の外側へ大きく変形する恐れがある。
従来技術は、補強部材によって、ストライカを取付ける面を裏から補強しているが、例えば、ドアによって車両の外側へストライカが引っ張られると、ピラーのパネルおよび補強部材は凸状にたわみやすく、変形量を抑制できない恐れがある。
特開2003−175859号公報
本発明は、乗降開口部の縦枠部に設けたストライカに車室内からの荷重が入力されたときの縦枠部のストライカ取付け部の変形量を抑制し、組み付け作業が容易な車体側部を提供することを課題とする。
上記の課題を解決するために、請求項1に係る発明は、車体の車体側部に設けた乗降開口部と、乗降開口部に開閉自在に支持されたサイドドアと、サイドドアをロックするストライカと、ストライカを設けた乗降開口部の縦枠部と、縦枠部に連ね車両の後方へ延びるリヤサイド部材と、を備えた車体側部であって、縦枠部は内壁をなすピラーインナを備え、リヤサイド部材は、ピラーインナに連なるリヤインナ部材と、リヤインナ部材の外に配置されピラーインナに連なるリヤアウタ部材と、を備え、ピラーインナは、断面がハット形で、車体の外側へ向け開口している第1断面ハット形状部を有し、第1断面ハット形状部は、ハット形の中央をなし車幅方向へ面を向けたピラー側壁と、ピラー側壁に連ね車体の前方へ面を向けたピラー前壁と、ピラー前壁に対応しピラー側壁に連ね車体の後方へ面を向けたピラー後壁と、ピラー前壁に連ね車体の前方へ延びるピラー前フランジと、ピラー後壁に連ね車体の後方へ延びるピラー後フランジと、からなり、リヤアウタ部材は、ピラー前フランジに結合されるアウタ前フランジと、アウタ前フランジに連なり車体の外側へ延出しストライカが取付けられるストライカ取付け部と、リヤインナ部材のインナ後端に結合されるアウタ後部結合部と、を備え、ピラー前フランジとアウタ前フランジとの間に介在して結合されたスティフナ前フランジと、スティフナ前フランジに連なってストライカ取付け部に重ね合わされてストライカが取付けられるスティフナ重合部と、スティフナ重合部に連なりピラー後フランジに結合されたスティフナ後フランジと、を有しているとともに、ピラーインナとで閉断面を形成しているスティフナを備え、リヤインナ部材は、ピラー後フランジに連続し、ピラー後フランジにスティフナ後フランジを結合した第1結合部の近傍に、スポット溶接用のスポットガンが挿通可能なガン挿通開口を備え、ピラー後フランジにスティフナ後フランジをスポット溶接による溶接部で結合していることを特徴とする。
請求項2に係る発明は、スティフナは、断面がハット形で、車体の内側へ向け開口している第2断面ハット形状部であり、スティフナ前フランジと、スティフナ重合部と、スティフナ重合部に連なる第1結合壁と、を有する第1スティフナと、第1結合壁に重ねて結合された第2結合壁と、第2結合壁に連なりピラー後フランジに達するスティフナ後壁と、スティフナ後壁に連なるスティフナ後フランジと、を有する第2スティフナと、からなることを特徴とする。
請求項3に係る発明は、スティフナは、スティフナ重合部およびスティフナ後壁に、車体の前後方向および車幅方向に延びる凹凸状のビードを備えていることを特徴とする。
請求項4に係る発明は、ビードは、ストライカ取付け部に設けたストライカ重なり部より上方若しくは下方に配置されていることを特徴とする。
請求項5に係る発明は、リヤアウタ部材にスティフナを組み付けることでアウタコンプを形成し、ピラーインナにリヤインナ部材を組み付けることでインナコンプを形成し、インナコンプに対してアウタコンプを組み付けることを特徴とする。
請求項1に係る発明では、車体側部は、乗降開口部と、サイドドアと、ストライカと、縦枠部と、リヤサイド部材と、を備え、縦枠部はピラーインナを備え、リヤサイド部材は、ピラーインナに連なるリヤインナ部材と、リヤアウタ部材と、を備え、ピラーインナは、断面がハット形で、車体の外側へ向け開口している第1断面ハット形状部を有し、ピラーインナにスティフナを結合することで、閉断面を形成し、リヤインナ部材は、ピラーインナのピラー後フランジに連続し、ピラー後フランジにスティフナ後フランジを結合した第1結合部(2枚重ね)の近傍に、スポット溶接用のスポットガンが挿通可能なガン挿通開口を備え、ピラー後フランジにスティフナ後フランジをスポット溶接による溶接部で結合しているので、ピラーインナの第1断面ハット形状部とで形成される閉断面に直接ストライカを取付けることができ、ストライカの取付け強度が大きくなる。
つまり、縦枠部のストライカ取付け部の変形量を抑制することができる。
また、リヤサイド部材(リヤアウタ部材、リヤインナ部材)およびピラーインナで形成される閉断面の中にスポット溶接用のスポットガンを入れることができ、閉断面を形成する部材同士をスポット溶接による溶接部で結合することができる。その結果、ボルト等を用いた結合に比べ、部品数を減らすことができ、且つ組み付け作業性を向上させることができる。
請求項2に係る発明では、スティフナは、断面がハット形で、車体の内側へ向け開口している第2断面ハット形状部であり、スティフナ前フランジと、スティフナ重合部と、スティフナ重合部に連なる第1結合壁と、を有する第1スティフナと、第1結合壁に重ねて結合された第2結合壁と、第2結合壁に連なりピラー後フランジに達するスティフナ後壁と、スティフナ後壁に連なるスティフナ後フランジと、を有する第2スティフナと、からなるので、設計の自由度が高まる。
例えば、第1スティフナにピラーインナを補強するためのピラーインナ補強部を設ける場合に、ピラーインナ補強部の形状をピラーインナに沿った形状に造ることができ、ピラーインナの強度を向上させることができる。
また、例えば、第2スティフナを小さくすることができ、板厚を厚くする場合であってもハット形に形成することができる。
従って、閉断面の形状およびスティフナ重合部の形状をより理想に近い形状に造ることができ、リヤアウタ部材のストライカ取付け部の強度を向上させることができる。
請求項3に係る発明では、スティフナは、スティフナ重合部およびスティフナ後壁に、車体の前後方向および車幅方向に延びる凹凸状のビードを備えているので、スティフナ重合部から第1結合部(ピラー後フランジにスティフナ後フランジを結合)を経由してスティフナ後壁まで、第2結合部(第1結合壁に第2結合壁を結合した部位)と第1結合部を繋ぐようにビードが造られ、部材を2枚重ねた強度の大きい部位(第1結合部、第2結合部)同士をビードによって繋ぐことができ、閉断面の強度が向上する。
例えば、車室内からサイドドアを押すと、押す荷重はストライカに車体の幅方向へ入力され、さらに荷重は車体の幅方向に延びるビードに沿って(言い換えるとビードの長手方向に沿って)入力されるので、ビードはストライカに入力される荷重に対してより効率的に補強することができる。
請求項4に係る発明では、ビードは、ストライカ取付け部に設けたストライカ重なり部より上方若しくは下方に配置されているので、ストライカ取付け部に接触する平坦面を確保しつつ、ビードによってストライカ取付け部を補強することができる。
請求項5に係る発明では、リヤアウタ部材にスティフナを組み付けることでアウタコンプを形成し、ピラーインナにリヤインナ部材を組み付けることでインナコンプを形成し、インナコンプに対してアウタコンプを組み付けるので、ピラーインナとスティフナで閉断面を形成する前に、リヤインナ部材とリヤアウタ部材で閉断面を形成する前に第1スティフナ、第2スティフナ、リヤアウタ部材の3部材を結合することができ、組み付け作業性がよくなる。
本発明の実施例に係る車体側部を示す車体の側面図である。 図1の2−2線断面図である。 図1の3−3線断面図である。 車体の外側から、リヤアウタ部材を外して車体を見た斜視図である。 図3の5矢視図である。 図3に示す状態からピラーインナおよびリヤインナ部材を外して見たスティフナの斜視図である。
以下、本発明の実施の形態について、実施例で詳細に説明する。
車両11は、図1、図2に示すように、車体12に実施例に係る車体側部13を採用している。
ここで、車両11または車体12の前後方向をX軸方向とし、車両11または車体12の車幅方向(左右方向)をY軸方向とする。また、車両11または車体12の内側は矢印a1の方向とし、車両11または車体12の外側は矢印a2の方向とし、車両11または車体12の前方を矢印a3の方向とし、車両11または車体12の後方を矢印a4の方向とする。
車体側部13の主要構成を図1〜図6で説明する。
車体側部13は、車体側部13に設けた乗降開口部14と、乗降開口部14に開閉自在に支持されたサイドドア15と、サイドドア15をロックするストライカ16と、ストライカ16を設けた乗降開口部14の縦枠部17と、縦枠部17に連ね車両11の後方へ延びるリヤサイド部材18と、を備える。
縦枠部17は内壁をなすピラーインナ21を備える。
リヤサイド部材18は、ピラーインナ21に連なるリヤインナ部材22と、リヤインナ部材22の外(車体12の外側)に配置されピラーインナ21に連なるリヤアウタ部材23と、を備える。
ピラーインナ21は、断面がハット形で、車体12の外側へ向け開口している第1断面ハット形状部24を有し、第1断面ハット形状部24は、図2、図3に示す通り、ハット形の中央をなし車幅方向へ面を向けたピラー側壁25と、ピラー側壁25に連ね車体12の前方へ面を向けたピラー前壁26と、ピラー前壁26に対向しピラー側壁25に連ね車体12の後方へ面を向けたピラー後壁27と、ピラー前壁26に連ね車体12の前方へ延びるピラー前フランジ28と、ピラー後壁27に連ね車体12の後方へ延びるピラー後フランジ31と、からなる。
リヤアウタ部材23は、ピラー前フランジ28に結合されるアウタ前フランジ32と、アウタ前フランジ32に連なり車体12の外側へ延出しストライカ16が取付けられるストライカ取付け部33と、リヤインナ部材22のインナ後端34に結合されるアウタ後部結合部35(図2)と、を備える。
ピラー前フランジ28とアウタ前フランジ32との間に介在して結合されたスティフナ前フランジ37と、スティフナ前フランジ37に連なってストライカ取付け部33に重ね合わされてストライカ16が取付けられるスティフナ重合部38と、スティフナ重合部38に連なりピラー後フランジ31に結合されたスティフナ後フランジ41と、を有しているとともに、ピラーインナ21とで閉断面(中空部42)を形成しているスティフナ43を備える。
リヤインナ部材22は、ピラー後フランジ31に連続し、ピラー後フランジ31にスティフナ後フランジ41を結合した第1結合部45(図3)の近傍に、スポット溶接用のスポットガン46が挿通可能なガン挿通開口47を備える。
ピラー後フランジ31にスティフナ後フランジ41をスポット溶接による溶接部48で結合している。
スティフナ43は、断面がハット形で、車体12の内側へ向け開口している第2断面ハット形状部51であり、スティフナ前フランジ37と、スティフナ重合部38と、スティフナ重合部38に連なる第1結合壁52と、を有する第1スティフナ53と、第1結合壁52に重ねて結合された第2結合壁54と、第2結合壁54に連なりピラー後フランジ31に達するスティフナ後壁55と、スティフナ後壁55に連なるスティフナ後フランジ41と、を有する第2スティフナ56と、からなる。
スティフナ43は、スティフナ重合部38およびスティフナ後壁55に、車体12の前後方向および車幅方向に延びる凹凸状のビード57を備えている。
ビード57は、ストライカ取付け部33に設けたストライカ重なり部58(二点鎖線で示した範囲)より上方若しくは下方に配置されている。
ここでは、ストライカ重なり部58(二点鎖線で示した範囲)より上方にビード57のうち第3ビード83を配置している。
リヤアウタ部材23にスティフナ43を組み付けることでアウタコンプ61(図6参照)を形成し、ピラーインナ21にリヤインナ部材22を組み付けることでインナコンプ62(図5参照)を形成し、インナコンプ62に対してアウタコンプ61を組み付ける。
次に、リヤインナ部材22、スティフナ43、ビード57をさらに説明する。
リヤインナ部材22は、ガン挿通開口47を有し(図5)、ガン挿通開口47は、カップホルダー65を配置するための配置スペースとして使われる。また、ホイールハウス66を備える。
リヤアウタ部材23には、サイドドア15を前後にスライドさせるためのガイドレール67(図4)を取付けている。なお、図4はリヤアウタ部材23を外して見た斜視図なので、リヤアウタ部材23を記載していない。
スティフナ43では、第2スティフナ56は、ケーブル類を通す配線穴71を備え、配線穴71はビード57の稜線72(図6)を避けた位置に開けられている。
第2スティフナ56のスティフナ後フランジ41は、下端73(図2、図5、図6)がピラー後フランジ31およびリヤインナ部材22に重なり、3枚重ねで結合(溶接部74)されることで3枚重ね結合部75を形成し、この3枚重ね結合部75の上方近傍にピラー後フランジ31のみに重なり、2枚重ねで結合されることで2枚重ね結合部76を形成している。なお、図6はリヤインナ部材22を省いて示したものである。
ビード57は、第1ビード81、第2ビード82、第3ビード83からなり、第2ビード82より第3ビード83が上方で、第1ビード81に連続するように形成されている。
第1ビード81、第2ビード82は、第2スティフナ56に形成され、当然スティフナ後フランジ41にも形成されている。
第3ビード83は、第1スティフナ53のスティフナ重合部38に形成されている。
次に、実施例に係る車体側部13の作用を説明する。
車体側部13では、図2、図3に示す通り、ピラーインナ21の第1断面ハット形状部24とで形成される閉断面(中空部42)に直接ストライカ16を取付けることができ、ストライカ16の取付け強度が大きくなる。
また、図3〜図5に示す通り、リヤサイド部材18(リヤアウタ部材23、リヤインナ部材22)およびピラーインナ21で形成される閉断面(中空部85)の中にスポット溶接用のスポットガン46を矢印b1、矢印b2のように入れることができ、閉断面(中空部42、中空部85)を形成する部材(ピラーインナ21、スティフナ43)同士をスポット溶接による溶接部48、74で結合することができる。その結果、ボルト等を用いた結合に比べ、部品数を減らすことができ、且つ組み付け作業性を向上させることができる。
スティフナ43では、図4、図6に示す通り、第1スティフナ53にピラーインナ21を補強するためのピラーインナ補強部53aを設ける場合に、ピラーインナ補強部53aの形状をピラーインナ21に沿った形状に造ることができ、ピラーインナ21の強度を向上させることができる。
車体側部13では、車両11が衝突したときに、図3、図6に示す通り、車室86内からサイドドア15を荷重Fで押すと、押す荷重Fはストライカ16に車体12の外側(矢印a2の方向)へ向け荷重F1のように入力され、さらに荷重F1は車体12の外側に延びるビード57に沿って(言い換えるとビード57の長手方向に沿って)矢印b3のように入力(分散)されるので、ビード57はストライカ16に入力される荷重に対してより効率的に補強することができる。
本発明の車体側部は、自動車に好適である。
12…車体、13…車体側部、14…乗降開口部、15…サイドドア、16…ストライカ、17…縦枠部、18…リヤサイド部材、21…ピラーインナ、22…リヤインナ部材、23…リヤアウタ部材、24…第1断面ハット形状部、25…ピラー側壁、26…ピラー前壁、27…ピラー後壁、28…ピラー前フランジ、31…ピラー後フランジ、32…アウタ前フランジ、33…ストライカ取付け部、34…インナ後端、35…アウタ後部結合部、37…スティフナ前フランジ、38…スティフナ重合部、41…スティフナ後フランジ、43…スティフナ、45…第1結合部、46…スポットガン、47…ガン挿通開口、48…溶接部、51…第2断面ハット形状部、52…第1結合壁、53…第1スティフナ、54…第2結合壁、55…スティフナ後壁、56…第2スティフナ、57…ビード、58…ストライカ重なり部、61…アウタコンプ、62…インナコンプ。

Claims (5)

  1. 車体の車体側部に設けた乗降開口部と、該乗降開口部に開閉自在に支持されたサイドドアと、該サイドドアをロックするストライカと、該ストライカを設けた前記乗降開口部の縦枠部と、該縦枠部に連ね車両の後方へ延びるリヤサイド部材と、を備えた車体側部であって、
    前記縦枠部は内壁をなすピラーインナを備え、
    前記リヤサイド部材は、前記ピラーインナに連なるリヤインナ部材と、該リヤインナ部材の外に配置され前記ピラーインナに連なるリヤアウタ部材と、を備え、
    前記ピラーインナは、断面がハット形で、前記車体の外側へ向け開口している第1断面ハット形状部を有し、該第1断面ハット形状部は、ハット形の中央をなし車幅方向へ面を向けたピラー側壁と、該ピラー側壁に連ね前記車体の前方へ面を向けたピラー前壁と、該ピラー前壁に対応し前記ピラー側壁に連ね前記車体の後方へ面を向けたピラー後壁と、前記ピラー前壁に連ね前記車体の前方へ延びるピラー前フランジと、前記ピラー後壁に連ね前記車体の後方へ延びるピラー後フランジと、からなり、
    前記リヤアウタ部材は、前記ピラー前フランジに結合されるアウタ前フランジと、該アウタ前フランジに連なり前記車体の外側へ延出し前記ストライカが取付けられるストライカ取付け部と、前記リヤインナ部材のインナ後端に結合されるアウタ後部結合部と、を備え、
    前記ピラー前フランジと前記アウタ前フランジとの間に介在して結合されたスティフナ前フランジと、該スティフナ前フランジに連なって前記ストライカ取付け部に重ね合わされて前記ストライカが取付けられるスティフナ重合部と、該スティフナ重合部に連なり前記ピラー後フランジに結合されたスティフナ後フランジと、を有しているとともに、前記ピラーインナとで閉断面を形成しているスティフナを備え、
    前記リヤインナ部材は、前記ピラー後フランジに連続し、該ピラー後フランジに前記スティフナ後フランジを結合した第1結合部の近傍に、スポット溶接用のスポットガンが挿通可能なガン挿通開口を備え、
    前記ピラー後フランジに前記スティフナ後フランジをスポット溶接による溶接部で結合していることを特徴とする車体側部。
  2. 前記スティフナは、断面がハット形で、前記車体の内側へ向け開口している第2断面ハット形状部であり、前記スティフナ前フランジと、前記スティフナ重合部と、該スティフナ重合部に連なる第1結合壁と、を有する第1スティフナと、
    前記第1結合壁に重ねて結合された第2結合壁と、該第2結合壁に連なり前記ピラー後フランジに達するスティフナ後壁と、該スティフナ後壁に連なる前記スティフナ後フランジと、を有する第2スティフナと、からなることを特徴とする請求項1記載の車体側部。
  3. 前記スティフナは、前記スティフナ重合部および前記スティフナ後壁に、前記車体の前後方向および車幅方向に延びる凹凸状のビードを備えていることを特徴とする請求項2記載の車体側部。
  4. 前記ビードは、前記ストライカ取付け部に設けたストライカ重なり部より上方若しくは下方に配置されていることを特徴とする請求項3記載の車体側部。
  5. 前記リヤアウタ部材に前記スティフナを組み付けることでアウタコンプを形成し、前記ピラーインナに前記リヤインナ部材を組み付けることでインナコンプを形成し、前記インナコンプに対して前記アウタコンプを組み付けることを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項記載の車体側部。
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