JPH0127497Y2 - - Google Patents

Info

Publication number
JPH0127497Y2
JPH0127497Y2 JP211585U JP211585U JPH0127497Y2 JP H0127497 Y2 JPH0127497 Y2 JP H0127497Y2 JP 211585 U JP211585 U JP 211585U JP 211585 U JP211585 U JP 211585U JP H0127497 Y2 JPH0127497 Y2 JP H0127497Y2
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
quarter
panel
reinforcement
door
vehicle body
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Expired
Application number
JP211585U
Other languages
English (en)
Other versions
JPS61117771U (ja
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed filed Critical
Priority to JP211585U priority Critical patent/JPH0127497Y2/ja
Publication of JPS61117771U publication Critical patent/JPS61117771U/ja
Application granted granted Critical
Publication of JPH0127497Y2 publication Critical patent/JPH0127497Y2/ja
Expired legal-status Critical Current

Links

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 本考案は車体のクオータロツクピラー部を補強
するためのサイドボデー構造に関する。
〔従来の技術〕
自動車の車体上部はルーフパネル、ルーフサイ
ドレール、フロントボデーアツパパネル、ルーフ
サイドパネル等から構成されている。これらの部
はそれぞれ固着連結されて車体の剛性を向上して
いる。
一方、ルーフの取り外しが可能なオープンカー
等のようなルーフパネル、ルーフサイドレールの
ない自動車では、車体の剛性を向上するためにい
ろいろな工夫が施されている。例えば第4図、第
5図に示されるサイドボデー構造では、ドア10
の閉止時にドア10と車体側とをドアロツク(図
示省略)とは別にドアストツパー部品12,14
によつて連結することにより車体の剛性を向上す
るようになつている。これに伴ない車体側に固定
されるドアストツパー部品12の取付部を補強す
るために従来はドアストツパー部品12の取付部
がクオータパネル16に固着されたストツパーリ
ーンフオースメント18により補強されていた。
しかしながら、上記サイドボデー構造では、ス
トツパー部品12を介してストツパーリーンフオ
ースメント18に作用する力はクオータパネル3
0を介して車体全体に分散されるが、ストツパー
リーンフオースメント18に大きな力が作用した
際には、この力がクオータパネル16を介して車
体全体に効果的に分散されないため車体の剛性及
び振動等に対してあまり強いとはいえない。
〔考案が解決しようとする問題点〕
本考案は上記事実を考慮し、車体の剛性を向上
することができるサイドボデー構造を得ることが
目的である。
〔問題点を解決するための手段〕
本考案に係るサイドボデー構造では、車体外側
面を形成するクオータパネルと、このクオータパ
ネルと固着されて内部に中空部を形成するクオー
タインナパネルと、このクオータインナパネルと
固着されて前記中空部内に収容されたクオータイ
ンナリーンフオースメントと、このクオータイン
ナリーンフオースメントと前記クオータパネルと
を固着連結するドアストツパーリーンフオースメ
ントと、を有している。
〔作用〕
上記構成のサイドボデー構造では、ドアストツ
パーリーンフオースメントがクオータインナリー
ンフオースメントとクオータパネルとを固着連結
しているので、ドアストツパーリーンフオースメ
ントに力が作用した際には、この力はクオータイ
ンナリーンフオースメント及びクオータパネルを
介して車体全体へ分散される。
〔実施例の構成〕
第1図乃至第3図には、本考案に係るサイドボ
デー構造の実施例が示されている。
第1図には、本考案実施例が用いられた自動車
の概略が示されている。
この自動車の側部には、ドア20がヒンジ手段
により開閉可能に取り付けられている。このドア
20は第2図に示される如く、ドアアウタパネル
22とドアインナパネル24とから外板面が形成
されている。このドア20の後方側の外板面に
は、メール26がボルト28を介してドアインナ
パネル24に固定されている。
このドア20の後方では、第2図、第3図に示
される如く、クオータパネル30が車体後方の外
側面を形成している。クオータパネル30の車体
内方では、クオータインナパネル32が車体後方
の内側面を形成している。このクオータインナパ
ネル32及びクオータパネル30とは互いに固着
されており、クオータインナパネル32とクオー
タパネル30との間には、中空部34が形成され
ている。
この中空部34には、クオータインナリーンフ
オースメント36が収容されている。このクオー
タインナリーンフオースメント36は両端部がク
オータインナパネル32と固着され、中空部が屈
曲されてクオータパネル30側に向つて延びてい
る。
このクオータインナリーンフオースメント36
の中間部には、ドアストツパーリーンフオースメ
ント38の一端部が固着されている。このドアス
トツパーリーンフオースメント38は他端部が車
体前方側に向つて延び、クオータパネル30と固
着されており、クオータインナリーンフオースメ
ント36とクオータパネル30とを連結している
と共にクオータパネル30とクオータインナリー
ンフオースメント36及びクオータパネル32と
の間に閉断面が形成されている。
このドアストツパーリーンフオースメント38
とクオータインナパネル32との間の中空部34
には、フイメール40が配設されている。このフ
イメール40はクオータパネル30とクオータイ
ンナリーンフオースメント36との間に位置する
ドアストツパーリーンフオースメント38と固着
されている。
このフイメール40には、ドア20に取り付け
られている前記メール26がクオータパネル30
及びドアストツパーリーンフオースメント36に
形成された開口を貫通して嵌合されている。
〔実施例の作用〕
ドア20の開放状態では、メール26とフイメ
ール40とは嵌合されておらず、それぞれドア2
0側、車体側に固定された状態で分離されてい
る。
ドア20の閉止時には、第2図に示される如
く、ドア20側に固定されたメール26が車体側
に固定されたフイメール40に嵌合され、車体側
とドア20とが一体的に連結される。
自動車の走行中に車体が上下力を受けた場合に
は、車体が変形されてメール26とフイメール4
0とが相対的に移動されるので、メール26とド
アインナパネル24との連結部及びフイメール4
0とドアストツパーリーンフオスメント38との
接合部に大きな力が作用する。メール26とドア
インナパネル24との連結部に作用した力はドア
インナパネル24及び図示しないヒンジを介して
車体全体に分散される。フイメール40とドアス
トツパーリーンフオースメント38との接合部に
作用した力はドアストツパーリーンフオースメン
ト38に伝達される。ドアストツパーリーンフオ
ースメント38に伝達された力は一方ではクオー
タパネル30を介して車体全体へ分散され、他方
ではクオータインナリーンフオースメント36を
介して車体全体へ分散される。
このように本実施例では、車体が上下力等の外
力を受けた際にドアストツパーリーンフオスメン
ト38に作用する力はクオータインナリーンフオ
ースメント36及びクオータパネル30を介して
効果的に車体全体へ分散されるので、車体の剛性
を向上することができる。
なお、本実施例では、ドアストツパリーンフオ
ースメント38はクオータインナリーンフオース
メント36とクオータパネル30とにそれぞれ溶
着されているが、これに限らず、ボルト等により
固着する等の他の構造であつてもよい。
〔考案の効果〕
以上説明した如く、本考案に係るサイドボデー
構造では、車体外側面を形成するクオータパネル
と、このクオータパネルと固着されて内部に中空
部を形成するクオータインナパネルと、このクオ
ータインナパネルと固着されて前記中空部内に収
容されるクオータインナリーンフオースメント
と、このクオータインナリーンフオースメントと
前記クオータパネルとを固着連結するドアストツ
パーリーンフオースメントと、を有しているの
で、車体の剛性を向上することのできる優れた効
果を有する。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案に係るサイドボデー構造の実施
例が適用された自動車の側部概略を示す概略図、
第2図は第1図の−線断面を示す断面図、第
3図は第2図の要部を示す斜視説明図、第4図は
従来のサイドボデー構造を示す断面図、第5図は
第4図の要部を示す斜視説明図である。 30……クオータパネル、32……クオータイ
ンナパネル、34……中空部、36……クオータ
インナリーンフオースメント、38……ドアスト
ツパーリーンフオースメント。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 車体外側面を形成するクオータパネルと、この
    クオータパネルと固着されて内部に中空部を形成
    するクオータインナパネルと、このクオータイン
    ナパネルと固着されて前記中空部内に収容される
    クオータインナリーンフオースメントと、このク
    オータインナリーンフオースメントと前記クオー
    タパネルとを固着連結するドアストツパーリーン
    フオースメントと、を有するサイドボデー構造。
JP211585U 1985-01-11 1985-01-11 Expired JPH0127497Y2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP211585U JPH0127497Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP211585U JPH0127497Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JPS61117771U JPS61117771U (ja) 1986-07-25
JPH0127497Y2 true JPH0127497Y2 (ja) 1989-08-17

Family

ID=30475488

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP211585U Expired JPH0127497Y2 (ja) 1985-01-11 1985-01-11

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JPH0127497Y2 (ja)

Also Published As

Publication number Publication date
JPS61117771U (ja) 1986-07-25

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP2538907Y2 (ja) 車両の上部車体構造
JP4161442B2 (ja) 自動車の車体構造
JPH0671893B2 (ja) 自動車の車体構造
JPS60980Y2 (ja) サツシユ付ドア構造
JP3838468B2 (ja) 自動車の車体構造
JPH05319301A (ja) 自動車の車体構造
JPH02258481A (ja) 車両の後部車体構造
JPH0323909Y2 (ja)
JPS62181976A (ja) 自動車の下部車体構造
JP3524405B2 (ja) 自動車の車体の上側部構造
JPS6361234B2 (ja)
JPH0127497Y2 (ja)
JPH0360417U (ja)
JPH0542709Y2 (ja)
JPS6335902Y2 (ja)
JPH0443426Y2 (ja)
JP2002362414A (ja) 車両の側部車体構造
JPH0423743Y2 (ja)
JPH0525992Y2 (ja)
JPH02256570A (ja) 車両の後部車体構造
JPS6240859Y2 (ja)
JP2541936Y2 (ja) 自動車の後部車体構造
JPH0737952Y2 (ja) 自動車用ドアのミドルサッシュの連結構造
JPS6144924Y2 (ja)
JPH0352611Y2 (ja)