JPH0735043A - 圧縮機の遮音装置 - Google Patents

圧縮機の遮音装置

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JPH0735043A
JPH0735043A JP19989993A JP19989993A JPH0735043A JP H0735043 A JPH0735043 A JP H0735043A JP 19989993 A JP19989993 A JP 19989993A JP 19989993 A JP19989993 A JP 19989993A JP H0735043 A JPH0735043 A JP H0735043A
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compressor
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absorbing material
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Hironari Fujiki
裕也 藤木
Kazuhiro Suzuki
一弘 鈴木
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Mitsubishi Heavy Industries Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 蓋体6を筒体5に確実に組み付けうるように
するとともに遮音性能を向上する。 【構成】 蓋体6の遮音材4Aの外径を筒体5の外径と同
一又はやや大きくするとともにこの蓋体6の吸音材4Bの
径を筒体5の吸音材4B内径よりやや小さくする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は空気調和機等に搭載され
る圧縮機の遮音装置に関する。
【0002】
【従来の技術及びその課題】従来の遮音装置の1例が図
3に示されている。圧縮機1は防振支持装置2を介して
ベース3上に防振支持されている。この圧縮機1の上方
から遮音シート4からなる円筒状の筒体5を嵌合するこ
とによって圧縮機1の外周に筒体5が装着される。次い
で、この筒体5の上端に遮音シート4からなる円盤状の
蓋体6を載置することによって筒体5の上部開口7は蓋
体6によって掩蓋される。
【0003】遮音シート4はゴムシート等からなる遮音
材4Aの内面にフェルト等からなる吸音材4Bを張付けるこ
とによって構成されている。なお、吸入管8は筒体5を
封密的に貫通し、吐出管9は蓋体6を封密的に貫通せし
められている。
【0004】この遮音装置は蓋体6が筒体5の上端に単
に載置されているので、圧縮機1が振動すると、蓋体6
が筒体5からずれたり、落下したりするおそれがあると
ともに蓋体6の下面と筒体5の上端との間の隙間から騒
音が漏れるという不具合があった。
【0005】これに対処するため、図4に示すように、
蓋体6の径を筒体5の内径より若干小さくして、蓋体6
を筒体5の内部に嵌合するようにしたものが提案された
が、これは蓋体6の下面、即ち、吸音材4Bが圧縮機1の
頂面に当接するため、圧縮機1の運転時圧縮機1が振動
すると、蓋体6が上下動して騒音が発生するおそれがあ
るとともに圧縮機1の頂面が高温(100℃以上) になる
と、吸音材4Bが変質して吸音性が低下するおそれがあっ
た。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記課題を解決
するために発明されたものであって、第1の発明の要旨
とするところは、ゴムシート等の遮音材の内面にフェル
ト等の吸音材を張付けた遮音シートからなる円筒状の筒
体を圧縮機の外周に装着するとともにこの筒体の上部開
口を上記遮音シートからなる蓋体で掩蓋してなる圧縮機
の遮音装置において、上記蓋体の遮音材の外径を上記筒
体の外径と同一又はやや大きくするとともにこの蓋体の
吸音材の径を上記筒体の吸音材内径よりやや小さくした
ことを特徴とする圧縮機の遮音装置にある。
【0007】第2の発明の要旨とするところは、ゴムシ
ート等の遮音材の内面にフェルト等の吸音材を張付けた
遮音シートからなる円筒状の筒体を圧縮機の外周に装着
するとともにこの筒体の上部開口を上記遮音シートから
なる蓋体で掩蓋してなる圧縮機の遮音装置において、上
記筒体の吸音材の上端部を全周に亘って所定長さ削除し
て遮音材を吸音材の上端面より上方に伸長させることに
よって筒体の上部に段部を形成し、この段部上に筒体の
遮音材の内径に嵌合する径の蓋体を載置したことを特徴
とする圧縮機の遮音装置にある。
【0008】
【作用】第1の発明においては、蓋体の吸音材を筒体の
内部に嵌合して蓋体の遮音材を筒体の上端に載置する
と、筒体の上部開口は蓋体によって掩蓋される。
【0009】第2の発明においては、蓋体を段部上に載
置すると、筒体の上部開口は蓋体によって掩蓋される。
【0010】
【実施例】本発明の1実施例が図1に示されている。蓋
体6の遮音材4Aの径は筒体5の外径と同一又はやや大き
くされている。そして、蓋体6の吸音材4Bの径は筒体5
の吸音材4Bの内径よりやや小さくされている。他の構成
は図3又は図4に示す従来のものと同様であり、対応す
る部材には同じ符号が付されている。
【0011】しかして、蓋体6の吸音材4Bを筒体5の内
部に嵌合して蓋体6の遮音材4Aを筒体5の上端に載置す
ると、筒体5の上部開口7は蓋体6によって掩蓋され
る。
【0012】しかして、蓋体6の吸音材4Bが筒体5の内
部に嵌合されるので、蓋体6を確実に筒体5に組み付け
ることができ、従って、蓋体6と筒体5との間に隙間が
できるのを阻止しうるとともに筒体5及び蓋体6の吸音
材4Bは遮音材4Aによって完全に囲まれるので、遮音性能
が向上する。
【0013】図2には本発明の第2の実施例が示されて
いる。筒体5の吸音材4Bの上端部を全周に亘って所定長
さ削除して吸音材4Bの上端面より遮音材4Aが上方に伸長
する段部10が筒体5の上部に形成されている。そして、
蓋体6の外径、即ち、その遮音材4A及び吸音材4Bの外径
は筒体5の遮音材4A内径よりやや小さくされている。
【0014】しかして、蓋体6を筒体5の遮音材4A内に
嵌挿して段部10上に載置することによって筒体5の上部
開口7は蓋体6によって掩蓋される。他の構成は図3又
は図4に示す従来のものと同様であり、対応する部材に
は同じ符号が付されている。
【0015】この第2の実施例は第1の実施例と同様、
蓋体6の筒体5への組み付け性及び遮音性能に秀れてい
るのみならず加工が容易であるため安価に製造しうる。
【0016】
【発明の効果】第1の本発明においては、蓋体の遮音材
の外径を筒体の外径と同一又はやや大きくするとともに
この蓋体の吸音材の径を筒体の吸音材の内径よりやや小
さくしたため、蓋体の吸音材を筒体の内部に嵌合して蓋
体の遮音材を筒体の上端上に載置することによって筒体
の上部開口を蓋体によって掩蓋することができる。この
結果、蓋体を筒体に確実に組み付けうるのみならず蓋体
と筒体との間に隙間ができるのを防止できるとともに吸
音材を遮音材で囲むことができるので、遮音性が向上す
る。そして、圧縮機が振動しても蓋体が筒体からずれた
り、落下したりすることはなく、また、蓋体の吸音材が
圧縮機の頂面に接触して変質したり、蓋体が上下動して
騒音を発生することもない。
【0017】第2の発明においては、筒体の吸音材の上
端部を全周に亘って所定長さ削除して遮音材を吸音材の
上端面より上方に伸長させることによって筒体の上部に
段部を形成し、この段部上に筒体の遮音材の内径に嵌合
する径の蓋体を載置したため、第1の発明と同様の効果
を奏しうるのみならず加工が容易になるので、安価に製
造できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例を示す縦断面図である。
【図2】本発明の第2の実施例を示す縦断面図である。
【図3】従来の遮音装置の1例を示す縦断面図である。
【図4】従来の遮音装置の他の1例を示す縦断面図であ
る。
【符号の説明】
1 圧縮機 4 遮音シート 4A 遮音材 4B 吸音材 5 筒体 6 蓋体

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ゴムシート等の遮音材の内面にフェルト
    等の吸音材を張付けた遮音シートからなる円筒状の筒体
    を圧縮機の外周に装着するとともにこの筒体の上部開口
    を上記遮音シートからなる蓋体で掩蓋してなる圧縮機の
    遮音装置において、上記蓋体の遮音材の外径を上記筒体
    の外径と同一又はやや大きくするとともにこの蓋体の吸
    音材の径を上記筒体の吸音材内径よりやや小さくしたこ
    とを特徴とする圧縮機の遮音装置。
  2. 【請求項2】 ゴムシート等の遮音材の内面にフェルト
    等の吸音材を張付けた遮音シートからなる円筒状の筒体
    を圧縮機の外周に装着するとともにこの筒体の上部開口
    を上記遮音シートからなる蓋体で掩蓋してなる圧縮機の
    遮音装置において、上記筒体の吸音材の上端部を全周に
    亘って所定長さ削除して遮音材を吸音材の上端面より上
    方に伸長させることによって筒体の上部に段部を形成
    し、この段部上に筒体の遮音材の内径に嵌合する径の蓋
    体を載置したことを特徴とする圧縮機の遮音装置。
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