JPH07333978A - 回転型現像装置 - Google Patents

回転型現像装置

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JPH07333978A
JPH07333978A JP6147177A JP14717794A JPH07333978A JP H07333978 A JPH07333978 A JP H07333978A JP 6147177 A JP6147177 A JP 6147177A JP 14717794 A JP14717794 A JP 14717794A JP H07333978 A JPH07333978 A JP H07333978A
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JP
Japan
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developing
developing device
unit
toner
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JP6147177A
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Kazuyuki Sugihara
和之 杉原
Tomoji Ishikawa
知司 石川
Katsuhiro Kosuge
勝弘 小菅
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Priority to US08/980,339 priority patent/US5850586A/en
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    • G03G2215/018Linearly moving set of developing units, one at a time adjacent the recording member

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ドクタブレードで規制された現像剤を受ける
ガイドに溜った現像剤を、リボルバ現像器ユニットの回
転により現像器内の現像剤中に放出させて良好に現像剤
の縦撹拌を行うことができる回転型現像装置を提供す
る。 【構成】 回転する現像器ユニットにおける各現像器
に、ドクタブレード85により規制された現像ローラ8
4の現像剤を受ける樋状のガイド87と、該ガイド内で
現像剤を搬送する上搬送スクリュウ86を設ける。この
ガイド87内の現像剤は現像器ユニットの回転により開
口が下向きになった際に現像器内の現像剤中に放出され
て縦撹拌される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置の現像装置に係り、詳
しくは、回転中心線の周りに配設された複数の現像器を
有する現像器ユニットを、該中心線周りに回転させ任意
の現像器を潜像担持体に対向する現像位置に移動させて
現像を行う回転型現像装置における現像剤の撹拌や現像
剤の立ち上げの改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】
〔従来技術1〕回転中心線の周りに配設された複数の現
像器を有する現像器ユニットと、該複数の現像器に1対
1で対応させて設けた複数の現像剤収容器を有する現像
剤収容器ユニットと、該現像剤収容器から対応する現像
器内に現像剤を搬送する現像剤搬送手段とを、該中心線
周りに一体的に回転させ任意の現像器を潜像担持体に対
向する現像位置に移動させて現像を行う回転型現像装置
は従来から知られている(例えば特開昭62−2517
72号公報、特開昭63−78170号公報参照)。
【0003】〔従来技術2〕また、上記従来例1とは異
なり、上記現像器ユニットと上記現像剤収容器ユニット
とを個別独立に設け、現像器ユニットのみ回転可能に
し、現像剤収容器ユニットから現像剤を搬送する搬送手
段の終端部構造体を、現像器ユニットの回転中心部に形
成した穴内に回転不能に挿入配置し、該終端部構造体の
下部に形成した現像剤排出孔から現像剤を自重で落下さ
せて、真下に位置する現像器に現像剤を供給するように
した回転型現像装置も知られている(例えば特公昭64
−8330号公報、特開昭61−243467号公報参
照)
【0004】
【発明が解決しようとする課題】この種の回転型現像装
置では、例えば上記複数の現像器で互いに色が異なる現
像剤を使用し、フルカラーの画像を形成するような場
合、画像形成動作中に順次使用現像器を切り換える必要
があるので、各現像器における現像剤の撹拌不足が生じ
たり、現像剤収容器から現像器内に搬送した現像剤につ
いての帯電立ち上げの不足が生じたりするという問題点
があった。この撹拌不足が生じた場合には、現像像の濃
度むらなどの不具合が起こり、また帯電立ち上げの不足
が生じた場合には、現像像の地肌汚れや現像剤飛散など
の不具合が起こる。
【0005】そこで、上記特公昭64−8330号公報
には、現像器内を隔壁によって2つの現像室に区分し、
各現像室に撹拌スクリュウを配設するとともに該隔壁の
両端部に両現像室間の連通口を形成し、両撹拌スクリュ
ウの駆動により該連通口を介して両現像室にわたって現
像剤を循環させて撹拌することが開示されている。また
両現像室のうちの一方の現像室に上記終端部構造体の現
像剤排出孔から落下した現像剤を受入、ここで既存の現
像剤とある程度混合、撹拌した後に上記連通口を介して
現像ローラが設けられた他方の現像室に送り込むように
なっている。
【0006】また、同特公昭64−8330号公報で
は、上記真下に位置する現像器に対して現像剤の補給を
行った後に、該真下の位置とは異なる位置に設定した潜
像担持体に対向する現像位置に移動させて現像を行うよ
うにし、これにより、該現像位置に到達した時点では新
に補給された現像剤が既存の現像剤とある程度混ざり、
かつある程度の帯電量を有する状態にして、現像剤穂給
直後においても現像位置においては現像ムラのない良好
な現像を可能にすることが提案されている。
【0007】また上記特開昭61−243467号公報
では、上記真下に位置する現像器に対して現像剤の補給
を行うときに該現像器内の現像ローラを駆動して現像器
内での撹拌を行えるよう、該位置にある現像器に対向さ
せて専用の現像ローラ駆動系を本体側に設けることが提
案されている。
【0008】ところが、上記特公昭64−8330号公
報における上記両端部に両現像室間の連通口を形成した
隔壁を用いる構造によれば、現像器ユニットの回転によ
り両現像室の上下関係が逆転する際に、上側になった現
像室から下側になった現像室への現像剤の移動によりい
わゆる縦撹拌が行われる。しかしこの縦撹拌が現像室内
の幅方向端部に位置する連通口を介して行われるため、
その後に十分な幅方向における撹拌(以下、横撹拌とい
う)を行わないと、幅方向における現像ムラが発生する
恐れが残されていた。
【0009】また、同特公昭64−8330号公報にお
ける上記終端部構造体の現像剤排出孔から落下した現像
剤を、直接一方の現像室内に受入れて、搬送スクリュウ
により既存の現像剤と混合、撹拌する構成によれば、例
えばパイプなどの中空体の内部のような限られた空間内
で撹拌する場合に比して撹拌効率が劣るため、補給され
た現像剤の帯電立ち上げが不十分になる恐れが残されて
いた。
【0010】また、同特公昭64−8330号公報で
は、上記真下に位置する現像器に対して現像剤の補給を
行った後に、該真下の位置とは異なる位置に設定した現
像位置に移動させて現像を行う構成は、上記従来例2で
言及したような特殊な構造を前提にした構成であるた
め、上記従来例1のように基本的な前提構造が異なる回
転型現像装置に適用する場合の配慮がなされていなかっ
た。
【0011】また、上記特開昭61−243467号公
報における、上記真下に位置する現像器内で撹拌を行わ
せる構成によれば、専用の現像ローラ駆動系を本体側に
通過して設けるため、現像器ユニットの回転に伴う、現
像器ユニット側と本体駆動系側との駆動系の係脱箇所が
その分増えることになり、装置振動が増える恐れが残さ
れていた。更に、該専用の現像ローラ駆動系による現像
ローラ駆動速度によっては、撹拌が不十分になる恐れが
残されていた。
【0012】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その第1の目的は、現像器ユニットの回転によ
り良好に縦撹拌を行うことができる回転型現像装置を提
供することである。また、その第2の目的は、現像剤収
容器から現像器に補給する現像剤の帯電を従来に比して
良好に立ち上げることができる回転型現像装置を提供す
ることである。また、その第3の目的は、現像器ユニッ
ト、現像剤収容器ユニット、及び、該現像剤収容器ユニ
ットの現像剤収容器から対応する現像ユニットの現像器
内に現像剤を搬送する現像剤搬送手段を、該中心線周り
に一体的に回転させ回転型現像装置であって、現像位置
とは異なる位置にある現像器に、対応する現像剤収容器
から現像剤を補給できる回転型現像装置を提供すること
である。また、その第4の目的は、装置振動の増加を可
能な限り抑えながら、現像位置とは異なる位置にある現
像器の現像剤撹拌を可能にした回転型現像装置を提供す
ることである。また、その第5の目的は、現像位置とは
異なる位置にある現像器の現像剤撹拌を十分に行って、
該現像器を現像位置に移動させた時点で良好な現像を行
えるようにできる回転型現像装置を提供することであ
る。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1の回転型現像装置は、回転中心線の
周りに配設された複数の現像器を有する現像器ユニット
を、該中心線周りに回転させ任意の現像器を潜像担持体
に対向する現像位置に移動させて現像を行う回転型現像
装置において、現像剤担持体と、該現像剤担持体に担持
されて潜像担持体との対向部に搬送される現像剤の量を
規制する剤規制部材と、該剤規制部材により規制されて
現像器内に留められる現像剤を受け入れる該剤規制部材
の幅に対応した幅の開口を有するガイド部材と、該ガイ
ド部材で受けられた現像剤を該ガイド部材に沿って搬送
する搬送手段とを該現像器内に設けたことを特徴とする
ものである。
【0014】上記第2の目的を達成するために、請求項
2の回転型現像装置は、回転中心線の周りに配設された
複数の現像器を有する現像器ユニットと、該複数の現像
器に1対1で対応させて設けた複数の現像剤収容器を有
する現像剤収容器ユニットと、該現像剤収容器から対応
する現像器内に現像剤を搬送する現像剤搬送手段とを、
該中心線周りに一体的に回転させ任意の現像器を潜像担
持体に対向する現像位置に移動させて現像を行う回転型
現像装置において、現像有効領域幅に対応した幅の撹拌
羽根が周方向に所定間隔で複数形成され、かつ回転駆動
される中空部材を現像器内に設け、現像有効領域幅に対
応させて該中空部材内に該現像剤搬送手段を延在させ、
かつ、該中空部材周壁に現像剤排出孔を形成したことを
特徴とするものである。
【0015】また、請求項3の回転型現像装置は、請求
項2の回転型現像装置において、上記現像剤搬送手段に
よる現像剤搬送方向の途中から下流側端部までの上記中
空部材周壁領域に現像剤排出孔を形成したことを特徴と
するものである。
【0016】上記第3の目的を達成するために、請求項
4の回転型現像装置は、回転中心線の周りに配設され、
かつ内部に現像剤撹拌手段を備えた複数の現像器を有す
る現像器ユニットと、該複数の現像器に1対1で対応さ
せて設けた複数の現像剤収容器を有する現像剤収容器ユ
ニットと、該現像剤収容器から対応する現像器内に現像
剤を搬送する現像剤搬送手段とを、該中心線周りに一体
的に回転させ任意の現像器を潜像担持体に対向する現像
位置に移動させて現像を行う回転型現像装置において、
上記現像位置以外の少なくとも一つの現像器位置におい
て、対応する該現像剤搬送手段における現像剤収容器内
の部分が、周囲に現像剤が存在する箇所に位置するよう
に各現像剤収容器における現像剤搬送手段の配置を設定
し、該一つの位置にある現像器について現像剤の補給動
作を行わせるように構成したことを特徴とするものであ
る。
【0017】上記第4の目的を達成するために、請求項
5の回転型現像装置は、回転中心線の周りに配設され、
かつ内部に現像剤撹拌手段を備えた複数の現像器を有す
る現像器ユニットを、該中心線周りに回転させ任意の現
像器を潜像担持体に対向する現像位置に移動させて現像
を行う回転型現像装置において、該現像位置にある現像
器に駆動を入力する駆動入力装置と、該駆動入力装置に
より入力された駆動を、該現像位置以外の位置にある少
なくとも一つの現像器に現像器ユニット側で伝達する駆
動伝達手段とを設けたことを特徴とするものである。
【0018】上記第5の目的を達成するために、請求項
6の回転型現像装置は、回転中心線の周りに配設され、
かつ内部に現像剤撹拌手段を備えた複数の現像器を有す
る現像器ユニットを、該中心線周りに回転させ任意の現
像器を潜像担持体に対向する現像位置に移動させて現像
を行う回転型現像装置において、該現像位置にある現像
器内の該現像剤撹拌手段と、該現像位置以外の位置にあ
る少なくとも一つの現像器内の該現像剤撹拌手段とを駆
動可能に構成し、かつ、該現像位置以外の位置にある少
なくとも一つの現像器内の該現像剤撹拌手段の撹拌動作
速度を、該現像位置にある現像器内の該現像剤撹拌手段
の撹拌動作速度よりも高速に設定したことを特徴とする
ものである。
【0019】
【作用】請求項1の回転型現像装置においては、現像動
作中に現像器のガイド部材で、剤規制部材で規制された
現像剤を受け、かつ、この現像剤を搬送手段で搬送して
いわゆる横撹拌を行う。この横撹拌のために、該搬送手
段で現像器内の幅方向の端部まで搬送した現像剤を、今
度は逆方向に搬送しながら、適宜現像剤器内の現像剤溜
りないに放出する逆方向用の搬送手段及び該搬送手段収
容体を設けても良い。また現像動作中の縦撹拌を行う縦
撹拌装置を設けても良い。そして、現像器ユニットの回
転により、ガイド部材の開口が下を向く際に、該ガイド
部材に溜っていた現像剤を、該開口を介し現像器内に放
出して、縦撹拌を行う。この開口は、現像剤を受け入れ
る該剤規制部材の幅に対応した幅の開口を有するため、
ガイド部材に溜っていた現像剤を幅方向の特定箇所に集
中させることなく、そのまま幅方向で均一に放出でき
る。
【0020】請求項2の回転型現像装置においては、現
像動作中に現像器の撹拌羽根が複数形成され中空部材を
回転駆動して縦撹拌を行う。これと同時に、該中空部材
内まで現像剤収容器から延在させ該現像剤搬送手段を該
中空部材と一体で回転させるか又は別駆動で回転駆動さ
せて、現像剤収容器からの現像剤を該中空部材内に搬送
する。この中空部材内での現像剤搬送中に現像剤を帯電
させる。そして、該中空部材周壁に形成した現像剤排出
孔から現像器内の現像剤溜りに放出する。この放出され
た現像剤は上記撹拌羽根により現像剤溜りの現像剤と直
ちに混合・撹拌される。ここで、現像剤収容器からの現
像剤に加え、例えば請求項1のガイド部材上で現像器の
幅方向の一方へ搬送された現像剤を該中空部材内に取り
込ませるようにし、この取り込まれた現像剤と現像剤収
容器からの現像剤とを混合・撹拌するようにしても良
い。
【0021】また、請求項3の回転型現像装置において
は、請求項2の中空部材周壁の現像剤排出孔を、上記現
像剤搬送手段による現像剤搬送方向の途中から下流側端
部までの該周壁領域に形成して、該途中までは現像器内
の現像剤溜りに放出されることなく、該中空部材内を搬
送されるようにして、撹拌時間を比較的長めに確保でき
るようにする。
【0022】請求項4の回転型現像装置においては、上
記一つの現像器位置にあって、対応する現像剤搬送手段
における現像剤収容器内の部分が、周囲に現像剤が存在
する箇所に位置する現像器について、現像剤の補給動作
を行わせる。該現像器については、該現像器に対応する
該現像剤搬送手段における現像剤収容器内の部分が、周
囲に現像剤が存在する箇所に位置しているので、良好に
現像剤収容器内の現像剤を現像器へ搬送補給することが
できる。
【0023】請求項5の回転型現像装置においては、現
像位置にある現像器に駆動を入力する駆動入力装置によ
り入力された駆動を、現像器ユニット側で駆動伝達する
駆動伝達手段によって、該現像位置以外の位置にある少
なくとも一つの現像器に伝達して、該現像器での現像剤
撹拌を行わせる。
【0024】請求項6の回転型現像装置においては、現
像位置以外の位置にある少なくとも一つの現像器内の現
像剤撹拌手段を、該現像位置にある現像器内の該現像剤
撹拌手段の撹拌動作速度よりも高速で動作させる。これ
により、現像品質上高速化に制限がある現像位置の現像
器の撹拌動作速度は、比較的低速にして良好な現像を可
能にするとともに、現像位置以外の位置にあってこのよ
うな制限がない現像器については比較的高速の撹拌動作
により十分な現像剤の混合・撹拌を行わせる。
【0025】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置であるカラー電
子写真プリンタ(以下、プリンタという)に適用した一
実施例について説明する。図1は本実施例に係るプリン
タの概略構成図である。まずこのプリンタ全体の概略に
ついて説明する。図1において、潜像担持体としての感
光体ドラム1は、矢印A向きに回転駆動されながら、一
様帯電手段としての帯電チャージャ2により一様に帯電
された後、レーザ光学装置3により画像情報に基づき走
査露光されて表面に静電潜像が形成される。ここで、露
光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マ
ゼンタ、シアン、及び黒の色情報に分解した単色の画像
情報である。感光体ドラム1上に形成された静電潜像
は、後述の回転型現像装置4により各々所定の現像剤と
してのイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒トナーで現
像され、これにより感光体ドラム1上に各色画像が形成
される。
【0026】感光体ドラム1上に形成された各色画像
は、感光体ドラム1と同期して図中矢印B向きに回転す
る中間転写ベルト5上に、イエロー、マゼンタ、シア
ン、及び黒の単色毎、1次転写チャージャ6によって順
次重ね転写される。中間転写ベルト5上に重ね合わされ
たイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の画像は、両面
複写兼用自動給紙カセット7あるいは手差し給紙トレイ
7aから給紙ローラ8,8a、レジストローラ9を経て
転写部へ搬送された転写紙10上に2次転写チャージャ
11により一括転写される。転写終了後の転写紙10は
定着装置12によりトナー像が定着されフルカラープリ
ントとして機外に排出される。
【0027】なお、中間転写ベルト5上に転写されなか
った感光体ドラム1上のトナーは、感光体クリーナ13
により感光体ドラム1から除去され、また、転写紙10
上に転写されなかった中間転写ベルト5上のトナーは、
中間転写ベルトクリーナ14により中間転写ベルト5か
ら除去される。 (以下、余白)
【0028】次に、実施例に係る回転型現像装置につい
て説明する。図2は同現像装置の分解斜視図、図3は同
現像装置の現像器ユニット40の内部構造を示す断面
図、図4(a)は黒現像器の上記上下搬送スクリュウ8
6,91の中心軸52を含む面による縦断面図、図4
(b)は撹拌パドルの断面図、図4(c)は変形例に係
る撹拌パドルの説明図、図5(a),(b),(c)は
同現像ユニット40の駆動系などを示す正面からの透視
図、図6はトナー収容器ユニット45の内部構造を示す
断面図、図7は同現像器ユニット40の回転により現像
剤撹拌の説明図である。
【0029】図2において回転型現像装置は、内部に例
えば黒、シアン、イエロ及びマゼンタの4色それぞれの
現像器が形成され、かつプリンタ本体内において中心軸
線回りで回動自在に取り付けられる外周がほぼ円筒状の
現像器ユニット40と、各現像器に一対一で対応しそれ
ぞれ黒、イエロ、マゼンタ、シアンのトナーを収容した
4つのトナー収容器41、42、43、44を保持し、
かつ該現像器ユニット40よりその中心軸線方向の前側
でほぼ同軸上になるように取り付けられて該中心軸線回
りで現像器ユニット40と一体に回動するトナー収容器
ユニット45と、これら現像器ユニット40及びトナー
収容器ユニット45(以下、リボルバ現像ユニットとい
う)を担持した状態で、上記中心軸線にほぼ平行にプリ
ンタ本体にスライド可能な収納台46と、上記トナー収
容器ユニット45を覆うよう収納台前支持板48に回転
不能に設けられたカバー47とを備えている。
【0030】上記リボルバ現像ユニットは、収容台46
の前支持板48に回動自在に取り付けらた例えば2つの
支持コロ49で現像器ユニット40の円盤状の前端壁5
0を支持し、かつ、現像器ユニット40の円盤状の後端
壁51の中心部に突設された先端テーパの中心軸52
を、本体後側板53に穿設された中心軸挿入孔54で回
動自在に支持することにより、プリンタ本体内で例えば
図1に示すようにその回転軸線が感光体ドラム1の回転
軸線とほぼ同一の水平面内において互いに平行になる位
置に位置決めされ、かつ回動自在になっている。
【0031】まず、図2を用いて、このようにリボルバ
現像ユニットを回転自在に支持する機構について説明す
る。図2において、上記収容台46は、上記前支持板4
8と、後支持板55と、両支持板に前後端部それぞれが
固着されかつ連結棒56、57、58で補強された側面
カバー59とを有する。上記前支持板48には上記リボ
ルバ現像ユニットを挿入可能な挿入孔60が形成され、
かつ上記支持コロ49の他に上記トナー収容器ユニット
45に設けられたトナー補給ローラ駆動用のモータ61
及び該モータ61で駆動される歯車列が取り付けられて
いる。また上記後支持板55近傍の上記連結棒56、5
7部分には中板63が取り付けられ、該中板63には本
体後側板に穿設された位置決め孔63aに嵌合する位置
決めピン63bが突設されている。該中板63と後支持
板55との間の位置決めピン部分に、回転位置決めコロ
66を保持したブラケット64の基端部が揺動可能に取
り付けられている。そして、このブラケット64は、上
記コロ66を現像器ユニット後端壁51の周面部の所定
個所(本実施例では4つの現像器それぞれに対応させて
合計4箇所)に形成した凹部65に嵌入させる向きにス
プリング67で付勢されている(図5(a)も参照)。
【0032】上記本体前側板68にはリボルバ現像ユニ
ットを担持した状態の上記収納台46を挿入可能な挿入
孔69などが形成され、この本体前側板68と本体後側
板53との間に、上記収納台46をスライド自在に支持
するための上下ガイド70、71が掛けわたされてい
る。これらのガイド70、71に案内される収容台部分
として、収容台の上記側面カバー59の上端部と側部に
それぞれ被ガイド部72、73が設けられ、このうち側
部の被ガイド部73の下面部には、上記ガイド71に上
向きに植設されたガイドピン74が入り込むガイド用の
ピン溝75が形成されている。このピン溝75は、収容
台46のプリンタ本体に対する挿入や引き出し操作時
に、収容台46を感光体ドラム1から離間する方向に逃
がし、かつ挿入完了時には感光体ドラム1に比較的近接
した所定個所にリボルバ現像ユニットをガイドできるよ
うに、手前側の所定部分のみが後側の部分に比して感光
体ドラム1よりになるように途中から曲がった形状にさ
れている。
【0033】以上のリボルバ現像ユニットの支持機構に
おいては、収納台46の本体挿入時に、上記中板63に
突設された位置決めピン63bのテーパ状先端部が、プ
リンタ本体への収納台挿入完了直前から本体後側板53
の上記位置決め孔63aに入り込み、該挿入完了時点
で、収容台46の後支持板55や上記ブラケット63
を、本体内で正確に位置決めする。また、収納台46の
引き出し状態では該収納台46の後側板53で支持され
るリボルバ現像ユニットの後端部は、該収納台46の本
体挿入完了直前から先端テーパ状の中心軸52が上記中
心軸挿入孔54に徐々に入り込んでいくのに伴って持ち
上げられ、該挿入完了時点では、完全に後支持板55か
ら浮き上がる。そして、収納台46の前支持板48は収
納台46の本体への挿入完了後にねじ76などで本体前
側板68に固定される。これにより、リボルバ現像ユニ
ットは、本体に正確に位置決めされた収容台前支持板4
8の支持コロ49で前端部が支持され、かつ中心軸52
を介して本体後側板53に回動自在に後端部が位置決め
されて、回動可能になる。
【0034】そして、リボルバ現像ユニット回転駆動の
ため上記本体後側板53には、図示を省略したステッピ
ングモータなどからなるリボルバ回転用モータで駆動さ
れるリボルバ駆動歯車78が取り付けられる。これが現
像器ユニット40の後端板の背面にねじ止めなどで固定
された該後端板51とほぼ同径のリボルバ入力歯車79
に噛み合って、リボルバ現像ユニットを回転駆動するよ
うになっている(図5(a)も参照)。また本体後側板
53には後述する現像器ユニット40内の現像ローラ8
4などを駆動するため、図示を省略した現像駆動用モー
タで駆動される現像駆動歯車81も取り付けられている
(図5(a)も参照)。
【0035】次に、図3乃至図5を用いて現像器ユニッ
ト40本体について説明する。図3において、上記現像
器ユニット40は、前述のほぼ円盤状の前後端板50,
51間に設けられた仕切り壁を備えている。この仕切り
壁は黒トナーを収容した円筒状の黒トナーボトルを挿入
可能な中空円筒部82と、該中空円筒部82から放射状
に伸びて該中空円筒部82まわりの空間を円周方向に互
いにほぼ同型の4つの現像室に区画する現像器ケーシン
グ部83、83C、83M、83Yとからなっている。
上記各現像室内には、現像剤としてのキャリア及び各色
のトナーからなる二成分現像剤が収容されている。図示
の例では感光体ドラムに対向する現像ポジションにある
のが黒トナーとキャリアを収容した黒現像器の現像室
で、図中反時計回りの順に、イエロートナーとキャリア
を収容したイエロー現像器の現像室、マゼンタトナーと
キャリアを収容したマゼンタ現像器の現像室、シアント
ナーとキャリアを収容したシアン現像器の現像室になっ
ている。
【0036】上記4つの各現像室の内部構造はまったく
同様であるので、以下、図3において現像ポジションに
ある黒現像室を例にとって内部構造を説明し、他の現像
室の内部構造については対応する部材の符号として、黒
現像室における符号と同じ数字にイエロー、マゼンタ、
シアンの各現像室を区別するためY、M、Cの添字を付
した符号を図中に示し、説明を省略する。
【0037】図中現像ポジションにある黒現像器におい
て、現像器ケーシング部83には感光体ドラム1に向け
た開口部が形成され、該開口部を介して一部が露出する
ように現像室内に現像ローラ84が設けられている。ま
た現像室内には現像ローラ84に担持されて感光体ドラ
ム1との対向部に搬送される現像剤量を規制するドクタ
ブレード85、該ドクタブレード85で規制されて現像
室内に押し留められた現像剤の一部を中心軸線方向に沿
って後から前に搬送する上搬送スクリュウ86とそのガ
イド87が設けられている。このガイド87は上記ドク
タブレード85の幅と対応した幅を有する上方開口の樋
状をしており、後述するようにリボルバ現像ユニットの
回転に伴って現像室内の縦撹拌に寄与するものである。
【0038】また、現像室内には現像剤を撹拌する撹拌
パドル88も設けられている。この撹拌パドル88は、
例えば図4(a),(b)に示すように、現像ローラ8
4の幅方向にわたって複数の現像剤排出孔89aが形成
された中空円筒部と、該中空円筒部の周面から放射状に
伸びる複数の撹拌板部90とを備え、該中空円筒部内に
は、中心軸線方向に沿って上記上搬送スクリュウ86と
は逆の向きに現像剤を搬送する下搬送スクリュウ91が
収容されている。この下搬送スクリュウ91の下方の現
像器ケーシング部には、現像室内の現像劣化に伴う現像
剤交換時に、劣化現像剤排出口や未使用現像剤(トナー
混合済み)の投入口として使用する剤交換口92が形成
されている。この剤交換口92はねじ94で取り付けら
れるキャップ93によって外側から覆われている。
【0039】図4(a)において、上記上下搬送スクリ
ュウ86,91の前側端部は、現像器ユニットの前端壁
50の外側まで延出し、この延出個所に上搬送スクリュ
ウ86で搬送されてきた現像剤を、下搬送スクリュウ9
1上に自重で落下させための落下部96が設けられてい
る。この落下部96を介して、上記ドクタブレード85
で規制されてガイド87及び上搬送スクリュウ86で前
側まで搬送された現像剤が下搬送スクリュウ91上に落
下し、該下搬送スクリュウ91で現像ローラ84の有効
幅内に搬送された後に上記撹拌パドル中空円筒部の現像
剤排出孔89aから現像室内に排出される。これにより
現像室内での現像剤のいわゆる横撹拌が行われる。更に
上記撹拌パドル88の中空円筒部89の現像剤排出孔8
9aから現像室下部の現像剤溜りに排出された現像剤が
撹拌パドル88の回転によりその撹拌板部で撹拌される
ことにより、縦撹拌が行われる。
【0040】また、上記下搬送スクリュウ91の前側端
部は上記落下部96よりも更に前側まで延びトナー収容
器ユニット45の各現像室に対応させて設けられた各ト
ナー受け入れ用ケース91Y,M,C、110内部、具
体的には該ケース内に設けられたトナー補給ローラ97
の下方まで延在している。これにより後述するトナー収
容器ユニットからのトナーが上記落下部96で合流した
横撹拌中の現像剤に取り込まれ、撹拌パドル88の中空
円筒部89内を搬送される間に、現像剤と混合撹拌され
て帯電の立ち上げなどが行われる。そして、現像剤排出
孔89aから放出されると直ちに撹拌板部90により現
像器内の現像剤溜りの現像剤と混合撹拌される。ここ
で、この現像剤排出孔89aは、図4(c)に示すよう
に、下搬送スクリュウ91による搬送方向で中空円筒部
の途中から下流側の端部にわたる領域のみに形成しても
良い。すなわち、図4(c)に示すトナー収容器ユニッ
ト側の領域Lを避けて現像剤排出孔89aを形成しても
良い。これによれば、この領域Lの分だけ確実に中空円
筒部89内での撹拌時間を確保できる。この撹拌撹拌時
間の確保は、この中空円筒部89を収容する下搬送スク
リュウ91と一体に回転するように構成して、回転駆動
系の簡略化を図るような場合に、撹拌不足を生じないよ
うにするのに特に有効である。
【0041】なお、図3の例では例えばイエロー現像器
について示すように上記現像ローラ84Yとドクタブレ
ード85Yとを支持する前後端壁部が、他の前後端壁部
から分離可能な小端壁部104に構成されている。これ
により、現像室内の清掃や部品交換に際して、小端壁部
104ごと現像ローラ84Y及びドクタブレード85Y
を取り外して現像室内にアクセスしやすいようになって
いる。
【0042】次に、図5(a)を用いて、現像器ユニッ
ト40内の現像ローラなどの回転体を回転駆動するため
の機構などについて説明する。現像器ユニット40の後
端壁51部、具体的には該後端壁51に固設された上記
リボルバ入力歯車79よりも後側には、図示の各歯車が
設けられている。すなわち、上記後端壁51などを貫通
して上記リボルバ入力歯車79よりも後側まで突出した
現像ローラ84の軸端部に現像ローラ歯車98が固設さ
れ、同様に上記リボルバ入力歯車79よりも後側まで突
出した上下搬送スクリュウ86,91それぞれの軸端部
に上下搬送スクリュウ歯車99、100が固設されてい
る。そして、図示の例では上記現像ローラ84歯車と下
搬送スクリュウ歯車100とに噛み合うアイドル歯車1
01と、本体後側板53に取り付けられ現像駆動用モー
タ80により駆動される現像出力歯車81とに噛み合う
ための現像入力歯車95が、現像器ユニットの後端壁5
1の背面側に取り付けられている。これらの歯車は、後
端壁側に設けられているリボルバ現像ユニットが前述の
ように収納台46に担持されてプリンタ本体内に挿入さ
れることにより、同図5(a)に示すように本体側の現
像出力歯車81とリボルバ現像ユニット側の現像入力歯
車95とが噛み合う。これと同時に同じく同図5(a)
に示すように本体側のリボルバ出力歯車78にリボルバ
現像ユニット側のリボルバ入力歯車79が噛み合う。
【0043】上記噛み合いが実現できた状態の図5
(a)において、現像中、現像出力歯車81が図中矢印
Aで示す向きに駆動され、これに噛み合う現像入力歯車
95を介して上下搬送スクリュウ歯車99、100が回
転し、上下搬送スクリュウが回転駆動される。また同現
像入力歯車95、下搬送スクリュウ歯車100及びアイ
ドル歯車101を介して現像ローラ歯車98が回転し、
現像ローラ84が回転駆動される。
【0044】そして、使用する現像器の切り換え時に
は、前述のリボルバ駆動用モータで駆動されるリボルバ
出力歯車79を、図5(a)に示す矢印B向きに回転駆
動してリボルバ現像ユニットを矢印C向きに回転させる
ことにより、現像ポジションに位置させる現像器を切換
え、かつ、リボルバ現像ユニットの後端壁51の周面部
の所定個所に形成した凹部65に、位置決めコロ66を
入り込ませて嵌合せさ、リボルバ現像ユニットの位置決
めを行なう。なお、この位置決め後に、上記現像駆動歯
車81を矢印A向きに回転させると、リボルバ現像ユニ
ットに同図中矢印Dで示す回転モーメントが働く。よっ
て、この回転モーメントに抗してリボルバ現像ユニット
を位置決めできるように例えば上記凹部65の形状を、
上記矢印C向きの回転時に上記コロ66が乗り上げて抜
け出す凹部部分を比較的なださらかな傾斜にし、ロック
用の凹部部分65bを比較的急な傾斜にすることが望ま
しい。
【0045】なお、図5(a),(b)に示すように現
像ポジションに位置する現像器の現像ローラ軸98a端
に対向する本体後側板53の定位置には、バイアス回路
105に接続された現像バイアス印加用の棒状端子10
6がブラケット107により収納台スライド方向に後退
可能に取り付けられ、かつ付勢手段としてのスプリング
107aにより本体前側に押し出し付勢されている。
【0046】ここで、以上のリボルバ現像ユニットの回
転により、前述のガイド87などによる現像剤の縦撹拌
が行われる。すなわち、例えば図7に示すように、現像
位置にあるときに現像動作で該ガイド87に溜った現像
剤は、図中反時計周りのリボルバ現像ユニットの回転に
より、例えば現像位置から90度同方向に移動した現像
器に示すように、ガイド87の上記開口から放出され
る。そして、同図中に現像位置から同方向に180度、
更に270度移動した現像器に示すように、上記開口か
ら放出された現像剤が現像器内に溜っている現像剤とと
もに混合撹拌され、いわゆる縦撹拌が行われる。そし
て、380度回転して現像位置に戻ったのちは、現像動
作により上記ドクタブレード85で規制された現像剤が
新に該ガイド87に受けられ、上搬送スクリュウ87で
搬送される。
【0047】次に、図6を用いて上記トナー収容器ユニ
ット45について説明する。上記トナー収容器ユニット
45は、円盤状のユニット面板108(図2も参照)
と、各現像器に1対1で対応するように該面板の前面に
取り付けられた合計4つのトナー受入れ用ケース109
Y,M,C、110と、各トナー受入れ用ケース内にそ
れぞれ設けられたトナー補給ローラ97Y,M,C、9
7などを有している。このトナー補給ローラは、対応す
る現像室が現像ポジションに位置するときに、該ケース
内への上記下搬送スクリュウ91延在部分のほぼ直上に
位置するように該ケースの前端壁部及びユニット面板1
08に軸支されている。
【0048】上記ユニット面板108は、円筒状の黒ト
ナー収容器が貫通し得る円形の貫通孔111がその中央
部に形成されており、上記各トナー受入れ用ケース10
9Y,M,C、110がこの貫通孔111を逃げて取り
付けられている。またユニット面板108には各現像器
の現像室から延在する下搬送スクリュウ91のための貫
通孔も形成されており、各下搬送スクリュウが各貫通孔
を介して該ユニット面板108の前面部の上記各トナー
受入れ用ケース109Y,M,C、110内に延在して
いる。
【0049】また上記ユニット面板108は、上記トナ
ー補給ローラ97Y,M,C、97の軸を軸受してお
り、該面板108を貫通して現像器ユニット40側に突
出した該軸の端部に歯車197が固設されている(図4
(a)参照)。そして図6に示すように、上記ユニット
面板108の現像ユニット側の面部には、上記歯車19
7にかみあう駆動入力用の補給入力歯車136が回動自
在に設けられている。この各トナー補給ローラ毎に設け
られた補給入力歯車136のうち、図6に示すように現
像ポジションにある現像器に対応するトナー補給ローラ
97の補給入力歯車136が、収容台前支持板48に取
り付けられている回転駆動手段としての補給用モータ6
1で駆動される歯車62に噛み合って、該モータ61に
より回転駆動され得るようになっている。該補給モータ
61の駆動制御によりトナー補給制御が行われる。
【0050】上記4つのトナー受入れ用ケース109
Y,M,C、109のうち、各カラー現像器に対応した
3つカラートナー受入れ用ケース109Y,M,Cは、
全て同様の形状をしている。すなわち、シアントナー受
入れ用ケースを例に説明すると、図6に示すように上記
下搬送スクリュウ91のケース内延在部分とトナー補給
ローラ97Cとを囲み、かつ対応する現像室が現像ポジ
ションに位置するときにトナー補給ローラ97Cの上方
になる個所にトナー受入れ口が形成された周壁部を有す
る。このトナー受入れ口の周囲は、カラートナーを収容
した各色同一形状のカラートナー収容器44が、そのト
ナー排出口を下向きにした状態で、リボルバ現像ユニッ
ト回転軸方向のスライドにより取り付けられるカラート
ナー収容器取付部113が形成されている。また、トナ
ー補給ローラ97Cと対向するケース内壁面にはトナー
補給ローラ97C周面との間をシールするシール部材1
14Cが取り付けられいる。該シールとトナー補給ロー
ラ97Cとでトナー収容器取付部113内がトナー収容
器側と現像室側とに仕切られ、かつ、該シールと、トナ
ー補給ローラ97Cや下搬送スクリュウ91Cを囲むケ
ース周壁部などとで、ユニット面板の貫通孔、上記落下
部などを介して対応する現像器の現像室と連通した連通
室が区画されている。なお上記トナー補給ローラ97
Y,M,C、97としては軸線方向に延びる溝が周面部
に複数形成されたローラ部を有するものが用いられてい
る。
【0051】上記カラートナー収容器42、43、44
は、対応するトナー受け用ケースよりもリボルバ現像ユ
ニット回転方向上流側のトナー受け用ケースの下搬送ス
クリュウ91回りの周壁部と嵌合し得る形状をしてい
る。また、後端壁51の外面部には図示を省略したセッ
ト検知装置で検出される被検知用突起部119Y、M、
Cが形成されている。
【0052】上記4つのトナー受入れ用ケース109
Y,M,C、109のうち、黒現像器に対応した黒トナ
ー受入れ用ケース110は、上記3つカラートナー受入
れ用ケース109Y,M,Cとは異なり内部に大きなト
ナー収容スペースを有している。具体的には図6に示す
ように上記カラートナー受入れ用ケース109Y,M,
Cにカラートナー収容器42、43、44を取り付けた
状態の両者の全体周壁形状とほぼ同一形状の周壁形状を
している。そしてカラートナー受入れ用ケースと同様の
形状をした周壁部分には、同様にトナー補給ローラ97
とケース内壁面との間をシールするシール部材114が
設けられ、カラートナー受入れ用ケースと同様に下搬送
スクリュウ91の延在部分を収容した現像室との連通室
が形成されている。またカラートナー容器と同様の形状
をした周壁部分は、のリボルバ現像ユニットの中心線に
面した個所に、黒トナー収容器41のトナー排出口12
1に対応する形状のトナー受入れ口122が形成され、
このトナー受入口122から受け入れたトナーを収容す
るトナー収容スペースになっている。そして上記トナー
受入れ口122を内側から塞ぐためのシャッタ124
が、リボルバ現像ユニット回転軸に平行な支軸123に
より回動自在に取り付けられている。このシャッタ12
4の縁部にはトナー受入れ口122の遮蔽性を高めるた
めのシール部材125が取り付けられている。
【0053】上記黒トナー収容器41は円筒状をしてお
り、長手方向一端部の周壁部にトナー排出口121が形
成され、内周面部にはトナー送り用の突条部が他端部か
ら該トナー排出口121側にかけて螺旋状に形成されて
いる。この螺旋状の突条部は、リボルバ現像ユニットに
取り付けられた状態での該ユニットと一体の回転によ
り、後端部からトナー排出口121が形成されている前
端部に向けて収容トナーを送る螺旋状にされている。ま
た、トナー排出口121より長手方向で後端側の周壁外
面部には被検知用突起部128が形成されている。
【0054】この黒トナー収容器41を、上記トナー排
出口121が上向きになる姿勢で該排出口を密封してい
るシール部材を取り除き、上記被検知用突起部128が
図2中に示すカバー47に形成された通過用の切欠き部
130を通過するようにして、該カバー47のトナー収
容器挿入用切欠き47aを介して後端部が現像器ユニッ
ト40の中空円筒部82内まで進入し、かつ先端部が例
えば上記トナー収容器ユニット45の各ケースの前端壁
部前面とほぼ面一になる状態まで完全に挿入する。そし
て、上記つまみを持って上記トナー排出口121が上記
黒トナー受け入れ用ケースのトナー受入れ口122に一
致するよう図中時計まわりに回転させる(以下、この回
転をセット回転という)。
【0055】このセット回転の間に、上記被検知用突起
部128が、例えば図6中に破線で示すようなリボルバ
現像ユニット側、具体的には収容台の前支持板48の後
面部に取り付けられたリンク134(支軸123回りで
揺動可能)及びセット検知装置127で検出される。
【0056】以上本実施例の回転型現像装置において
は、リボルバ現像ユニットの回転によりガイド87に溜
った現像剤を放出させて縦撹拌を行い、また現像中には
トナー収容器からのトナーを撹拌パドルの中空円筒部内
での撹拌で帯電を立ち上げてから現像器内に放出するの
で、良好な現像を行うことができる。 (以下、余白)
【0057】次に、図6を用いて、上記回転型現像装置
における、トナー補給動作を現像位置ではなく、これと
異なる位置にある現像器に対して行うようにした変形例
について説明する。前述のように上記実施例では、現像
位置にある現像器に対応したトナー補給ローラ91の歯
車197を駆動できるように補給モータ61に設ける一
方、トナー収容器から補給されたトナーは事前に帯電を
立ち上げてから現像器内に放出するようにしている。し
かし、現像中にトナー補給動作を行うとトナー帯電立ち
上げ不足による画像の地汚れなどの不具合が発生する恐
れが皆無ではない。そこで、現像位置以外の位置でトナ
ー補給を行えるようにすることが望ましい。そして、本
実施例のようにトナー収容器ユニット45を現像器ユニ
ット40と一体に回転させるものにおいては、トナー収
容器ユニット45の各トナー収容器や上記トナー受入用
ケース内で、回転に伴って収容トナーが移動するので、
この移動を考慮してトナー補給を行う位置を設定する必
要がある。すなわち、トナー補給のためには、トナー補
給ローラと下搬送スクリュウとからなるトナー搬送手
段、直接的にはこのうちのトナー補給ローラが、トナー
収容器やトナー受入用ケース内のトナーが分布している
領域に位置していることが必要である。換言すれば、対
応する現像器が現像位置以外の少なくとも1つの回転位
置にあるときに、トナー補給ローラがトナー収容器やト
ナー受入用ケース内のトナーが分布して領域内に位置す
るように各トナー補給ローラの配置を設定する必要があ
る。
【0058】そこで、本例では、図6に二点鎖線で示す
ように、補給モータ61や伝達用の歯車62aを、現像
位置から反時計周りに90度移動した位置の現像器に対
応するトナー補給ローラ(図示の例では97Y)を駆動
できるように設け、ここでトナー補給を行えるようにし
ている。
【0059】なお、トナー補給動作のためには上記トナ
ー補給ローラに加えて少なくとも下搬送スクリュウ、望
ましくは上下搬送スクリュウも駆動する必要がある。こ
のように現像位置以外の位置にある現像器についてのこ
れらの搬送スクリュウを駆動するためには、種々のやり
方が採用できる。例えば、図5(a)中に二点鎖線で示
すように、現像駆動歯車81aを追加して設け、これに
より、直接補給動作を行わせる現像器に駆動を伝達する
ようにしたり、図8に示すように、現像駆動歯車81に
より、現像位置にある現像器に入力された駆動を、現像
器ユニットの後端壁部に回動自在に取り付けた中間歯車
95aにより、他の現像器へ伝達するようにしたりでき
る。特に、後者の場合には、リボルバ現像ユニットの回
転による現像駆動歯車81と現像入力歯車95との離接
が現像位置にある現像器の1か所で済むので装置振動防
止上有利である。このような駆動装置により、上記トナ
ー補給ローラの駆動とともに、該搬送スクリュウを駆動
して、トナー補給を行う。
【0060】ここで、上記図5(a)や図8を用いて説
明した現像位置以外の位置にある現像器について搬送ス
クリュウを駆動する構成は、上記トナー補給動作と別に
しても有益である。すなわち、現像位置のみで現像剤の
撹拌を行うことにすれば、前述のように色切り換えのた
めに適宜リボルバ現像器ユニットを回転させる必要があ
ることから、撹拌不足になりがちである。そこで、現像
位置以外の位置でも搬送スクリュウを駆動することによ
り、このような撹拌不足を解消することができる。この
場合にも上記図5(a)や図8の駆動系を使用でき、か
つ、後者の方が装置振動防止上有利である。特に図8の
例では、4つの全ての現像器を駆動できるので、全ての
現像器について十分な現像剤の撹拌を行うことができ
る。
【0061】また、このような現像位置以外の位置にあ
る現像器における撹拌は高速で行うほど効率が良い。こ
のためには、図5(a)のように現像駆動歯車81aを
追加して設ける場合には、例えば回転数を現像位置用の
現像駆動歯車81よりも高速に設定する。また図8のよ
うに中間歯車95aを用いる場合には、例えば、現像位
置にある現像器よりもそれ以外の位置にある現像器の方
の搬送スクリュウが高速で回転するように中間歯車95
aのギャ比を設定する。なお、現像位置にある現像器に
ついての撹拌速度は良好な現像特性を得るために、それ
ほど高速にできない。
【0062】
【発明の効果】請求項1のの回転型現像装置によれば、
現像器ユニットの回転により、ガイド部材の開口が下を
向く際に、該ガイド部材に溜っていた現像剤を、該開口
を介し幅方向の特定箇所に集中させることなく、そのま
ま幅方向で均一に放出させて、縦撹拌を行うので、現像
器ユニットの回転により、その後の現像器内における横
撹拌の負担を増加させることなく縦撹拌を行うことがで
きる。
【0063】請求項2のの回転型現像装置によれば、現
像剤収容器からの現像剤を中空部材内で効率よく撹拌し
ながら搬送し、かつ、該中空部材周壁に形成した現像剤
排出孔から現像器内の現像剤溜りに放出する際に、放出
現像剤を、その周壁上に設けた撹拌羽根により、現像剤
溜りの現像剤と直ちに混合・撹拌するので、現像剤収容
器から現像器に補給する現像剤の帯電を従来に比して良
好に立ち上げることができる。
【0064】特に、請求項3の回転型現像装置によれ
ば、請求項2の中空部材周壁の現像剤排出孔を、該周壁
の所定領域に形成して、該中空部材内での撹拌時間を比
較的長めに確保できるようにするしているので、現像剤
収容器から現像器に補給する現像剤の帯電を一層良好に
立ち上げることができる。
【0065】請求項4の回転型現像装置によれば、上記
少なくとも一つの現像器位置において、対応する現像剤
搬送手段における現像剤収容器内の部分が、周囲に現像
剤が存在する箇所に位置するよう現像剤容器内における
現像剤搬送手段の位置を設定するので、現像器ユニッ
ト、現像剤収容器ユニット、及び、該現像剤収容器ユニ
ットの現像剤収容器から対応する現像ユニットの現像器
内に現像剤を搬送する現像剤搬送手段を、中心線周りに
一体的に回転させ、現像剤収容器内で現像剤の分布が変
化する回転型現像装置でありながら、現像位置とは異な
る上記現像器位置で、現像剤収容器から現像器への現像
剤補給を良好に行わせることができる。
【0066】請求項5のの回転型現像装置によれば、現
像位置以外の位置にある少なくとも一つの現像器への駆
動伝達を、上記駆動入力装置により現像器ユニット側に
入力された駆動を、現像器ユニット側で駆動伝達する駆
動伝達手段を用いて行うので、装置振動の増加を可能な
限り抑えながら、現像位置とは異なる位置にある現像器
の現像剤撹拌を行わせることができる。
【0067】請求項6のの回転型現像装置によれば、現
像品質上高速化に制限がある現像位置の現像器の撹拌動
作速度は、比較的低速にして良好な現像を可能にすると
ともに、現像位置以外の位置にあってこのような制限が
ない現像器については比較的高速の撹拌動作により十分
な現像剤の混合・撹拌を可能にするので、現像位置とは
異なる位置にある現像器の現像剤撹拌を十分に行って、
該現像器を現像位置に移動させた時点で良好な現像を行
えるようにできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る複写機の概略構成図。
【図2】同複写機の回転型現像装置の分解斜視図。
【図3】同回転型現像装置の現像ユニットの断面図。
【図4】(a)は黒現像器の上記上下搬送スクリュウ8
6,91の中心軸52を含む面による縦断面図。(b)
は撹拌パドルの断面図。(c)は変形例に係る撹拌パド
ルの説明図。
【図5】(a)は同現像ユニット40の駆動系などを示
す正面からの透視図。(b)は現像バイアス印加機構の
説明図。
【図6】トナー収容器ユニット45の内部構造を示す断
面図。
【図7】同現像ユニット40における回転による縦撹拌
の説明図。
【図8】変形例に係る同現像ユニット40の駆動系など
を示す正面からの透視図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 4 回転型現像装置 40 現像器ユニット 41 黒トナー収容器 42 イエロートナー収容器 43 マゼンタトナー収容器 44 シアントナー収容器 45 トナー収容器ユニット 45a カラートナー受入用ケース部 45b 黒トナー受入用ケース部 61 補給モータ 62 歯車 81 現像駆動歯車 81a 追加の現像駆動歯車 86 上搬送スクリュウ 87 ガイド 91 下搬送スクリュウ 97 トナー補給ローラ 109 カラートナー受入れケース 110 黒トナー受入れケース 113 カラートナー収容器取付部 121 トナー排出口 122 トナー受入口

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転中心線の周りに配設された複数の現像
    器を有する現像器ユニットを、該中心線周りに回転させ
    任意の現像器を潜像担持体に対向する現像位置に移動さ
    せて現像を行う回転型現像装置において、 現像剤担持体と、該現像剤担持体に担持されて潜像担持
    体との対向部に搬送される現像剤の量を規制する剤規制
    部材と、該剤規制部材により規制されて現像器内に留め
    られる現像剤を受け入れる該剤規制部材の幅に対応した
    幅の開口を有するガイド部材と、該ガイド部材で受けら
    れた現像剤を該ガイド部材に沿って搬送する搬送手段と
    を該現像器内に設けたことを特徴とする回転型現像装
    置。
  2. 【請求項2】回転中心線の周りに配設された複数の現像
    器を有する現像器ユニットと、該複数の現像器に1対1
    で対応させて設けた複数の現像剤収容器を有する現像剤
    収容器ユニットと、該現像剤収容器から対応する現像器
    内に現像剤を搬送する現像剤搬送手段とを、該中心線周
    りに一体的に回転させ任意の現像器を潜像担持体に対向
    する現像位置に移動させて現像を行う回転型現像装置に
    おいて、 現像有効領域幅に対応した幅の撹拌羽根が周方向に所定
    間隔で複数形成され、かつ回転駆動される中空部材を現
    像器内に設け、現像有効領域幅に対応させて該中空部材
    内に該現像剤搬送手段を延在させ、かつ、該中空部材周
    壁に現像剤排出孔を形成したことを特徴とする回転型現
    像装置。
  3. 【請求項3】上記現像剤搬送手段による現像剤搬送方向
    の途中から下流側端部までの上記中空部材周壁領域に現
    像剤排出孔を形成したことを特徴とする請求項2の回転
    型現像装置。
  4. 【請求項4】回転中心線の周りに配設され、かつ内部に
    現像剤撹拌手段を備えた複数の現像器を有する現像器ユ
    ニットと、該複数の現像器に1対1で対応させて設けた
    複数の現像剤収容器を有する現像剤収容器ユニットと、
    該現像剤収容器から対応する現像器内に現像剤を搬送す
    る現像剤搬送手段とを、該中心線周りに一体的に回転さ
    せ任意の現像器を潜像担持体に対向する現像位置に移動
    させて現像を行う回転型現像装置において、 上記現像位置以外の少なくとも一つの現像器位置におい
    て、対応する該現像剤搬送手段における現像剤収容器内
    の部分が、周囲に現像剤が存在する箇所に位置するよう
    に各現像剤収容器における現像剤搬送手段の配置を設定
    し、該一つの位置にある現像器について現像剤の補給動
    作を行わせるように構成したことを特徴とする回転型現
    像装置。
  5. 【請求項5】回転中心線の周りに配設され、かつ内部に
    現像剤撹拌手段を備えた複数の現像器を有する現像器ユ
    ニットを、該中心線周りに回転させ任意の現像器を潜像
    担持体に対向する現像位置に移動させて現像を行う回転
    型現像装置において、 該現像位置にある現像器に駆動を入力する駆動入力装置
    と、該駆動入力装置により入力された駆動を、該現像位
    置以外の位置にある少なくとも一つの現像器に現像器ユ
    ニット側で伝達する駆動伝達手段とを設けたことを特徴
    とする回転型現像装置。
  6. 【請求項6】回転中心線の周りに配設され、かつ内部に
    現像剤撹拌手段を備えた複数の現像器を有する現像器ユ
    ニットを、該中心線周りに回転させ任意の現像器を潜像
    担持体に対向する現像位置に移動させて現像を行う回転
    型現像装置において、 該現像位置にある現像器内の該現像剤撹拌手段と、該現
    像位置以外の位置にある少なくとも一つの現像器内の該
    現像剤撹拌手段とを駆動可能に構成し、かつ、該現像位
    置以外の位置にある少なくとも一つの現像器内の該現像
    剤撹拌手段の撹拌動作速度を、該現像位置にある現像器
    内の該現像剤撹拌手段の撹拌動作速度よりも高速に設定
    したことを特徴とする回転型現像装置。
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