JP3471148B2 - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP3471148B2
JP3471148B2 JP26788395A JP26788395A JP3471148B2 JP 3471148 B2 JP3471148 B2 JP 3471148B2 JP 26788395 A JP26788395 A JP 26788395A JP 26788395 A JP26788395 A JP 26788395A JP 3471148 B2 JP3471148 B2 JP 3471148B2
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、複写機、ファクシ
ミリ、プリンター等の画像形成装置に係り、詳しくは回
転軸線の周りに配設された複数の現像器を有する現像器
ユニットを、該回転軸線を中心に回転させて任意の現像
器を潜像担持体に対向する現像位置に移動させて現像を
行う回転型現像装置を備えた画像形成装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来この種の画像形成装置として、例え
ば特開昭61−285468号公報には、回転可能な現
像器ユニット側に設けられたトナー濃度検出用のランプ
に装置本体側から電源を供給するのに、現像器ユニット
の回転中心部に設けた摺動部材を用いるものが開示され
ている。この特開昭61−285468号公報に開示の
電源供給方式は、上記トナー濃度検出用のランプへの電
源供給のみならず、現像器ユニットの内の他の電源供給
対象、例えば、現像電圧を印加する現像ローラなどに対
する電源供給にも適用可能である。
【0003】また、先に本出願人は、適宜回転される現
像器ユニット内の電源供給対象に対して良好に電源を供
給できる画像形成装置を提案した(特願平6−1438
17号)。この画像形成装置は、「回転軸線の周りに配
設された複数の現像器を有する現像器ユニットを、該回
転軸線を中心に回転させ、任意の現像器を潜像担持体に
対向する現像位置に移動させて現像を行う回転型現像装
置を備えた画像形成装置において、該現像器ユニットに
おける該回転軸線方向端部の所定箇所に電源受け入れ端
子を設け、該現像器ユニットの回転による該受け入れ端
子の移動経路に対向する装置本体側の所定箇所に電源供
給端子を設け、かつ、該受け入れ端子と該供給端子のい
ずれか一方を、他方に向けて付勢された状態で進退可能
に取り付けた進退部材で構成し、該進退部材を他方の端
子に当接させて該現像器ユニット側に電源を供給するよ
うに構成したことを特徴とする」ものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、画像形成装
置本体側端子における回転型現像装置側端子との接点部
分にトナーが付着し、両端子の接触不良で画像形成装置
本体側から回転型現像装置への電源供給が不良になる恐
れがあることが判明した。固定型の現像装置では、現像
装置が画像形成装置内の定位置に固定であることから、
現像装置側の端子と画像形成装置側の端子とが常時接触
状態にあり、かつ、両端子の接触位置の設定もトナー進
入の少ない位置に設定できるので、現像装置側への安定
した電源供給を行うことができる。例えば図8に示すよ
うに、現像ローラ200の軸201を、画像形成装置装
置本体の電源回路202に接続された本体側端子として
のスプリング203に接触させて、現像バイアスの供給
を行うようにする場合、上記軸21とスプリング203
との接点部分を装置側板に設けたトナー進入防止用部材
205内に設定して安定した電源供給を行うことができ
る。一方、回転型現像装置では、現像装置側の端子が装
置回転に伴って画像形成装置本体側の端子と接離し、か
つ、両端子の接触位置が飛散トナーの存在する画像形成
装置本体側板の内側に設定されることが多いので、両端
子の接点部分にトナーが進入しやすい。このような回転
現像装置への電源供給不良が発生すると、例えば現像ロ
ーラに現像バイアス電圧が印加されずに異常画像が発生
してしまう。
【0005】本発明は以上の背景に鑑みなされたもので
あり、その目的とするところは、画像形成装置本体側か
ら回転型現像装置に安定して電源を供給できる画像形成
装置を提供することである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の画像形成装置は、回転軸線の周りに配設
された複数の現像器を有する現像器ユニットを、該回転
軸線を中心に回転させ、任意の現像器を潜像担持体に対
向する現像位置に移動させて現像を行う回転型現像装置
を備えた画像形成装置において、上記現像器ユニットに
おける上記回転軸線方向端部の所定箇所に電源受け入れ
端子を設け、上記現像器ユニットの回転による該電源受
け入れ端子の移動経路に対向する装置本体側の所定箇所
に電源供給端子を設け、かつ、該電源供給端子の上記電
源受け入れ端子との係合部周辺に送風する送風装置を設
けたことを特徴とするものである。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明を画像形成装置であ
るカラー電子写真プリンタ(以下、プリンタという)に
適用した一実施形態について説明する。図1は本実施形
態に係るプリンタの概略構成図である。まずこのプリン
タ全体の概略について説明する。図1において、潜像担
持体としての感光体ドラム1は、矢印A向きに回転駆動
されながら、一様帯電手段としての帯電チャージャ2に
より一様に帯電された後、レーザ光学装置3により画像
情報に基づき走査露光されて表面に静電潜像が形成され
る。ここで、露光する画像情報は所望のフルカラー画像
をイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の色情報に分解
した単色の画像情報である。感光体ドラム1上に形成さ
れた静電潜像は、後述の回転型現像装置4により各々所
定の現像剤としてのイエロー、マゼンタ、シアン、及び
黒トナーで現像され、これにより感光体ドラム1上に各
色画像が形成される。
【0008】感光体ドラム1上に形成された各色画像
は、感光体ドラム1と同期して図中矢印B向きに回転す
る中間転写ベルト5上に、イエロー、マゼンタ、シア
ン、及び黒の単色毎、1次転写チャージャ6によって順
次重ね転写される。中間転写ベルト5上に重ね合わされ
たイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の画像は、両面
複写兼用自動給紙カセット7あるいは手差し給紙トレイ
7aから給紙ローラ8,8a、レジストローラ9を経て
転写部へ搬送された転写紙10上に2次転写チャージャ
11により一括転写される。転写終了後の転写紙10は
定着装置12によりトナー像が定着されフルカラープリ
ントとして機外に排出される。
【0009】なお、中間転写ベルト5上に転写されなか
った感光体ドラム1上のトナーは、感光体クリーナ13
により感光体ドラム1から除去され、また、転写紙10
上に転写されなかった中間転写ベルト5上のトナーは、
中間転写ベルトクリーナ14により中間転写ベルト5か
ら除去される。
【0010】次に、本実施形態に係る回転型現像装置に
ついて説明する。図2は同現像装置の分解斜視図、図3
は同現像装置の現像器ユニット40の内部構造を示す断
面図、図4は同現像器ユニット40とトナー収容器ユニ
ット45との連絡構造の説明図、図5は同現像器ユニッ
ト40の駆動系などを示す正面からの透視図、図6は同
現像ユニットの現像バイアス印加構造の説明図である。
図2において回転型現像装置は、内部に例えば黒、シア
ン、イエロ及びマゼンタの4色それぞれの現像器が形成
され、かつプリンタ本体内において中心軸線回りで回動
自在に取り付けられる外周がほぼ円筒状の現像器ユニッ
ト40と、各現像器に一対一で対応しそれぞれ黒、イエ
ロ、マゼンタ、シアンのトナーを収容した4つのトナー
収容器41、42、43、44を保持し、かつ該現像器
ユニット40よりその中心軸線方向の前側でほぼ同軸上
になるように取り付けられて該中心軸線回りで現像器ユ
ニット40と一体に回動するトナー収容器ユニット45
と、これら現像器ユニット40及びトナー収容器ユニッ
ト45(以下、リボルバ現像器ユニットという)を担持
した状態で、上記中心軸線にほぼ平行にプリンタ本体に
スライド可能な収納台46と、上記トナー収容器ユニッ
ト45を覆うよう収納台前支持板48に回転不能に設け
られたカバー47とを備えている。
【0011】上記リボルバ現像器ユニットは、収容台4
6の前支持板48に回動自在に取り付けらた例えば2つ
の支持コロ49で現像器ユニット40の円盤状の前端壁
50を支持し、かつ、現像器ユニット40の円盤状の後
端壁51の中心部に突設された先端テーパの中心軸52
を、本体後側板53に穿設された中心軸挿入孔54で回
動自在に支持することにより、プリンタ本体内で例えば
図1に示すようにその回転軸線が感光体ドラム1の回転
軸線とほぼ同一の水平面内において互いに平行になる位
置に位置決めされ、かつ回動自在になっている。
【0012】まず、図2を用いて、このようにリボルバ
現像器ユニットを回転自在に支持する機構の詳細につい
て説明する。図2において、上記収容台46は、上記前
支持板48と、後支持板55と、両支持板に前後端部そ
れぞれが固着されかつ連結棒56、57、58で補強さ
れた側面カバー59とを有する。上記前支持板48には
上記リボルバ現像器ユニットを挿入可能な挿入孔60が
形成され、かつ上記支持コロ49の他に上記トナー収容
器ユニット45に設けられたトナー補給ローラ駆動用の
モータ61及び該モータ61で駆動される歯車列が取り
付けられている。また上記後支持板55近傍の上記連結
棒56、57部分には中板63が取り付けられ、該中板
63には本体後側板に穿設された位置決め孔63aに嵌
合する位置決めピン63bが突設されている。該中板6
3と後支持板55との間の位置決めピン部分に、回転位
置決めコロ66を保持したブラケット64の基端部が揺
動可能に取り付けられている。そして、このブラケット
64は、上記コロ66を現像器ユニット後端壁51の周
面部の所定個所に形成した凹部65に嵌入させる向きに
スプリング67で付勢されている(図5も参照)。
【0013】上記本体前側板68にはリボルバ現像器ユ
ニットを担持した状態の上記収納台46を挿入可能な挿
入孔69などが形成され、この本体前側板68と本体後
側板53との間に、上記収納台46をスライド自在に支
持するための上下ガイド70、71が掛けわたされてい
る。これらのガイド70、71に案内される収容台部分
として、収容台の上記側面カバー59の上端部と側部に
それぞれ被ガイド部72、73が設けられ、このうち側
部の被ガイド部73の下面部には、上記ガイド71に上
向きに植設されたガイドピン74が入り込むガイド用の
ピン溝75が形成されている。
【0014】以上のリボルバ現像器ユニットの支持機構
においては、収納台46の本体挿入時に、上記中板63
に突設された位置決めピン63bのテーパ状先端部が、
プリンタ本体への収納台挿入完了直前から本体後側板5
3の上記位置決め孔63aに入り込み、該挿入完了時点
で、収容台46の後支持板55や上記ブラケット63
を、本体内で正確に位置決めする。一方、収納台46の
引き出し状態では該収納台46の後側板53で支持され
るリボルバ現像器ユニットの後端部は、該収納台46の
本体挿入完了直前から先端テーパ状の中心軸52が上記
中心軸挿入孔54に徐々に入り込んでいくのに伴って持
ち上げられ、該挿入完了時点では、完全に後支持板55
から浮き上がる。そして、収納台46の前支持板48は
収納台46の本体への挿入完了後にねじ76などで本体
前側板68に固定される。これにより、リボルバ現像器
ユニットは、本体に正確に位置決めされた収容台前支持
板48の支持コロ49で前端部が支持され、かつ中心軸
52を介して本体後側板53に回動自在に後端部が位置
決めされて、回動可能になる。
【0015】そして、リボルバ現像器ユニット回転駆動
のため上記本体後側板53には、図示を省略したステッ
ピングモータなどからなるリボルバ回転用モータで駆動
されるリボルバ駆動歯車78が取り付けられる。これが
現像器ユニット40の後端板の背面にねじ止めなどで固
定された該後端板51とほぼ同径のリボルバ入力歯車7
9に噛み合って、リボルバ現像器ユニット40を回転駆
動するようになっている(図5も参照)。また本体後側
板53には後述する現像器ユニット40内の現像ローラ
84などを駆動するため、図示を省略した現像駆動用モ
ータで駆動される現像駆動歯車81も取り付けられてい
る(図5も参照)。
【0016】次に、図3乃至図5を用いて現像器ユニッ
ト40について説明する。図3において、上記現像器ユ
ニット40は、前述のほぼ円盤状の前後端板50,51
間に設けられた仕切り壁を備えている。この仕切り壁は
黒トナーを収容した円筒状の黒トナーボトルを挿入可能
な中空円筒部82と、該中空円筒部82から放射状に伸
びて該中空円筒部82まわりの空間を円周方向に互いに
ほぼ同型の4つの現像室に区画する現像器ケーシング部
83、83C、83M、83Yとからなっている。これ
ら各現像室内に現像剤としてのキャリア及び各色のトナ
ーからなる二成分現像剤が収容されている。図示の例で
は感光体ドラムに対向する現像ポジションにあるのが黒
トナーとキャリアを収容した黒現像器の現像室で、図中
反時計回りの順に、イエロートナーとキャリアを収容し
たイエロー現像器の現像室、マゼンタトナーとキャリア
を収容したマゼンタ現像器の現像室、シアントナーとキ
ャリアを収容したシアン現像器の現像室になっている。
【0017】ここで、4つの各現像室の内部構造はまっ
たく同様であるので、以下、図3において現像ポジショ
ンにある黒現像室を例にとって内部構造を説明し、他の
現像室の内部構造については対応する部材の符号とし
て、黒現像室における符号と同じ数字にイエロー、マゼ
ンタ、シアンの各現像室を区別するためY、M、Cの添
字を付した符号を図中に示し、説明を省略する。
【0018】図中現像ポジションにある黒現像器におい
て、現像器ケーシング部83には感光体ドラム1に向け
た開口部が形成され、該開口部を介して一部が露出する
ように現像室内に現像ローラ84が設けられている。ま
た現像室内には現像ローラ84上の現像剤量を規制する
ドクタブレード85、該ドクタブレード85で現像室内
に押し留められた現像剤の一部を中心軸線方向に沿って
後から前に搬送する上搬送スクリュウ86とそのガイド
87、及び、撹拌パドル88が設けられている。この撹
拌パドル88は複数の現像剤排出孔89aが形成された
中空円筒部89と、該中空円筒部89の周面から放射状
に伸びる複数の撹拌板部90とを備え、該中空円筒部8
9内には、上記上搬送スクリュウ86とは逆の向きに現
像剤を搬送する下搬送スクリュウ91が収容されてい
る。この下搬送スクリュウ91の下方の現像器ケーシン
グ部には、劣化現像剤排出口や未使用現像剤(トナー混
合済み)の投入口として使用する剤排出口92が形成さ
れている。この排出口92はねじ94で取り付けられる
キャップ93によって外側から覆われている。
【0019】図4において、上記上下搬送スクリュウ8
6,91の前側端部は、現像器ユニットの前端壁50の
外側まで延出し、この延出個所に上搬送スクリュウ86
で搬送されてきた現像剤を、下搬送スクリュウ91上に
自重で落下させための落下部96が設けられている。こ
の落下部96を介して、上記ドクタブレード85で規制
されてガイド87及び上搬送スクリュウ86で前側まで
搬送された現像剤が下搬送スクリュウ91上に落下し、
該下搬送スクリュウ91で現像ローラ84の有効幅内に
搬送された後に上記撹拌パドル中空円筒部の現像剤排出
口から現像室内に排出される。上記撹拌パドル88の中
空円筒部82の現像剤排出口から現像室下部の現像剤溜
りに排出された現像剤は撹拌パドル88の回転により撹
拌される。また、上記下搬送スクリュウ91の前側端部
は上記落下部96よりも更に前側まで延びトナー収容器
ユニット45の各現像室に対応させて設けられた各トナ
ー受け入れ用ケース91Y,M,C、110内部、具体
的には該ケース内に設けられたトナー補給ローラ97の
下方まで延在している。
【0020】なお、図3の例では例えばイエロー現像器
について示すように上記現像ローラ84Yとドクタブレ
ード85Yとを支持する前後端壁部が、他の前後端壁部
から分離可能な小端壁部104に構成され、現像室内の
清掃や部品交換の便宜が図られている。
【0021】次に、再び図2を用いて、上記トナー収容
器ユニット45について説明する。上記トナー収容器ユ
ニット45は、円盤状のユニット面板108と、各現像
器に1対1で対応するように該面板の前面に取り付けら
れた合計4つのトナー受入れ用ケース91Y,M,C、
110を有する。この上記ユニット面板108は、円筒
状の黒トナー収容器が貫通し得る図示を省略した円形の
貫通孔がその中央部に形成されており、上記各トナー受
入れ用ケース91Y,M,C、110はこの貫通孔を逃
げて取り付けられている。
【0022】これら4つのトナー受入れ用ケース91
Y,M,C、110のうち、各カラー現像器に対応した
3つカラートナー受入れ用ケース91Y,M,Cには、
対応する現像室が現像ポジションに位置するときに上方
を向くトナー受入れ口が形成されている。そしてこのト
ナー受け入れ口の周囲の取付部に、カラートナーを収容
した各色同一形状のカラートナー収容器42,43,4
4が、取り付けられている。
【0023】一方黒現像器に対応した黒トナー受入れ用
ケース110は、上記カラートナー受入れ用ケース91
Y,M,Cにカラートナー収容器42、43、44を取
り付けた状態の両者の全体周壁形状とほぼ同一形状の周
壁形状をしている。そしてカラートナー受入れ用ケース
と同様の形状をした周壁部分のリボルバ現像ユニットの
中心線に面した個所に、黒トナー収容器41のトナー排
出口に対応する形状のトナー受入れ口が形成されてい
る。
【0024】上記黒トナー収容器41は円筒状をしてお
り、長手方向一端部の周壁部にトナー排出口が形成さ
れ、内周面部にはトナー送り用の突条部が他端部から該
トナー排出口側にかけて螺旋状に形成されている。この
螺旋状の突条部により、リボルバ現像ユニットに取り付
けられた状態での該ユニットと一体の回転中に、後端部
から前端部に向けて収容トナーを送り、トナー排出口か
ら上記黒トナー受け入れ用ケースのトナー受入れ口内に
トナー供給するようになっている。このような黒トナー
収容器41が、前述のカバー47に形成されたトナー収
容器挿入用切欠き47aの中央部を介して、後端部が現
像器ユニット40の中空円筒部82内まで進入し、かつ
先端部が例えば上記トナー収容器ユニット45の各ケー
スの前端壁部前面とほぼ面一になる状態まで挿入された
状態に取り付けられている。
【0025】そして、図4に黒トナー受け用ケース11
0を例にとって示すように、上記4つのトナー受け入れ
用ケース91Y,M,C、110それぞれの内部には、
トナー補給ローラ97が設けられている。このトナー補
給ローラ97は、該ケースの前端壁部及びユニット面板
108に軸支されている。このユニット面板108に軸
支されるトナー補給ローラ97の軸端部は、該面板10
8を貫通して現像器ユニット40側に突出し、この突出
端部に歯車197が固設されている。該歯車197は、
図示を省略した駆動入力用の補給入力歯車てかみあって
いる。この各トナー補給ローラ97毎に設けられた補給
入力歯車のうち、現像ポジションにある現像器に対応し
たケース内のトナー補給ローラ97に対応するものが、
前述の補給用モータ61で駆動される歯車(図2参照)
に噛み合って、該モータ61により回転駆動され得るよ
うになっている。このトナー補給ローラ97の回転で下
搬送スクリュウ91上に落下したトナーが、下搬送スク
リュウ91により現像室内に搬送される。このトナー補
給ローラ97を駆動する上記補給モータ61の駆動制御
でトナー補給制御が行われる。
【0026】次に、図5を用いて、現像器ユニット40
内の現像ローラなどの回転体を回転駆動するための機構
などついて説明する。現像器ユニット40の後端壁51
部には、図示の各歯車が設けられている。すなわち、上
記後端壁51などを貫通して上記リボルバ入力歯車79
よりも後側まで突出した現像ローラ84の軸端部に現像
ローラ歯車98が固設され、同様に上記リボルバ入力歯
車79よりも後側まで突出した上下搬送スクリュウ8
6,91それぞれの軸端部に上下搬送スクリュウ歯車9
9、100が固設されている。そして、図示の例では上
記現像ローラ84歯車と下搬送スクリュウ歯車100と
に噛み合うアイドル歯車101と、本体後側板53に取
り付けられ現像駆動用モータ80により駆動される現像
出力歯車81とに噛み合うための現像入力歯車95が、
現像器ユニットの後端壁51の背面側に取り付けられて
いる。リボルバ現像ユニットが前述のように収納台46
に担持されてプリンタ本体内に挿入されることにより、
同図5(a)に示すように本体側の現像出力歯車81と
リボルバ現像ユニット側の現像入力歯車95とが噛み合
う。これと同時に同じく同図5(a)に示すように本体
側のリボルバ出力歯車78にリボルバ現像ユニット側の
リボルバ入力歯車79が噛み合う。
【0027】上記噛み合いが実現できた状態の図5にお
いて、現像中、現像出力歯車81が図中矢印Aで示す向
きに駆動され、これに噛み合う現像入力歯車95を介し
て上下搬送スクリュウ歯車99、100が回転して上下
搬送スクリュウが回転駆動される。また同現像入力歯車
95、下搬送スクリュウ歯車100及びアイドル歯車1
01を介して現像ローラ歯車98が回転して現像ローラ
84が回転駆動される。そして、使用する現像器の切り
換え時には、前述のリボルバ駆動用モータで駆動される
リボルバ出力歯車79を、図5に示す矢印B向きに回転
駆動してリボルバ現像ユニットを矢印C向きに回転させ
ることにより、現像ポジションに位置させる現像器を切
換え、かつ、リボルバ現像ユニットの後端壁51の周面
部の所定個所に形成した凹部65に、位置決めコロ66
を入り込ませて嵌合せさ、リボルバ現像ユニットの位置
決めを行なう。なお、この位置決め後に、上記現像駆動
歯車81を矢印A向きに回転させると、リボルバ現像ユ
ニットに同図中矢印Dで示す回転モーメントが働く。よ
って、この回転モーメントに抗してリボルバ現像ユニッ
トを位置決めできるように上記凹部65の形状や回転位
置決めコロ66を付勢するスプリング67の力が設定さ
れている。 (以下、余白)
【0028】ここで、本実施形態においては、現像ロー
ラに現像バイアスを良好に印加できる現像バイアス印加
構造が採用されている。すなわち、図6に示すように、
現像ポジションに位置する現像器の現像ローラ軸98a
端に対向する本体後側板53の定位置に、バイアス回路
105に接続された現像バイアス印加用の棒状端子10
6がブラケット107により収納台スライド方向に後退
可能に取り付けられ、かつ付勢手段としてのスプリング
107aにより本体前側に押し出し付勢されている。こ
の棒状端子106の先端部がリボルバ現像器ユニット回
転中に接触する現像ローラ歯車98の棒状端子106側
の端面は、対応する現像器が最終的に現像位置に到達し
た状態で該棒状端子106の先端部が当接する現像ロー
ラ軸98aの端面まで周縁から突出するテ−パ形状にな
っている。これにより、リボルバ現像器ユニットの回転
で棒状端子106の先端部が該端面上を滑らかに摺動し
て現像ローラ軸98a端面との当接することが可能にな
った。この現像ローラ歯車98が固設された上記現像ロ
ーラ軸98aの中空部を貫通して端部から突出したマグ
ネットローラ軸98bが、装置本体側の上記現像バイア
ス印加用棒状端子106に接触する回転現像装置側の電
源受け入れ端子になっいる。そして、上記マグネットロ
ーラ軸98bが接触する装置本体側板より一側に突出し
た現像バイアス印加用棒状端子106の先端部周辺に送
風するための送風装置108が設けられている。
【0029】この現像バイアス印加の構成によれば、ス
プリング107aにより棒状端子を、現像ローラ81軸
端部に当接させているので、確実なバイアス印加が可能
である。また、リボルバ現像ユニットの回転に伴って棒
状端子106との対向部に到来する現像ローラ84軸端
部と、該棒状端子先端との係合離脱時に、棒状端子10
6が進退できるので、リボルバ現像ユニットの回転に対
する負荷が軽減できる。しかも、棒状端子106が進退
自在であるので、リボルバ現像器ユニットの駆動負荷も
低減できる。そして、上記送風装置108によって現像
バイアス印加用棒状端子106の先端部周辺に送風を行
うので、この端子106と上記マグネットローラ軸98
bとの接点部分におけるトナー付着を防止でき、安定し
た現像バイアスの印加が可能になる。
【0030】なお、現像バイアス印加用棒状端子106
の少なくとも先端部は、カーボン系の材料を用いて形成
することが望ましい。例えばこの端子106全体をカー
ボン系の材料を用いて形成する。これによれば、例えば
図7の(a)乃至(c)に示すように、現像バイアス印
加用棒状端子106にトナーTが付着した場合にも、こ
れに対するリボルバー現像ユニット側のマグネットロー
ラ軸98bの離接による掻き取り作用で、容易にトナー
を除去することができる。なお、掻き取りの際にマグネ
ットローラ軸98b側に転移したトナーが、このマグネ
ットローラ軸98bに堆積していくことはない。これ
は、リボルバ現像ユニットの回転でマグネットローラ軸
98bも装置内を移動するため、その移動中に該軸から
落ちてしまうためと考えられる。
【0031】
【発明の効果】請求項1あるいは2の画像形成装置にお
いては、送風装置により、装置本体側の電源供給端子に
おける現像器ユニット側電源受け入れ端子との係合部周
辺に送風して、両端子の接点部分にトナーが付着しない
ようにする。よって、該接点部分へのトナー付着による
電源供給不良を起こすことのない、安定した電源供給が
可能である。
【0032】特に、請求項2の画像形成装置において
は、上記電源供給端子を、カーボン系の材料を用いて形
成し、トナーが該端子から離れ易くしているので、一時
的に該端子にトナーが付着しても、現像器ユニット側の
電源受け入れ端子がこれに対して接離する際に、付着ト
ナーを容易に除去できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】発明の実施形態に係る複写機の概略構成図。
【図2】同複写機の回転型現像装置の分解斜視図。
【図3】同回転型現像装置の現像ユニットの断面図。
【図4】同回転型現像装置における現像器とトナー収容
器との連絡構造の説明図。
【図5】同現像ユニットの駆動系などを示す正面からの
透視図。
【図6】同現像ユニットの現像バイアス印加構造の説明
図。
【図7】(a)乃至(c)は同現像バイアス印加構造の
同回転型現像装置回転中の動作の説明図。
【図8】従来例の説明図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 4 回転型現像装置 40 現像器ユニット 41 黒トナー収容器 42 イエロートナー収容器 43 マゼンタトナー収容器 44 シアントナー収容器 45 トナー収容器ユニット 98 現像ローラ歯車 98a 現像ローラ軸 98b マグネットローラ軸 105 バイアス回路 106 棒状端子 107 ブラケット 107a スプリング 108 送風装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平7−267883(JP,A) 特開 平5−72871(JP,A) 特開 平5−127583(JP,A) 特開 平7−98540(JP,A) 特開 昭63−94259(JP,A) 特開 昭64−40957(JP,A) 特開 平4−335376(JP,A) 特開 平6−317981(JP,A) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) G01G 15/01 - 15/01 117 G03G 21/00 530 G03G 15/08 - 15/095 G12B 1/00

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸線の周りに配設された複数の現像器
    を有する現像器ユニットを、該回転軸線を中心に回転さ
    せ、任意の現像器を潜像担持体に対向する現像位置に移
    動させて現像を行う回転型現像装置を備えた画像形成装
    置において、 上記現像器ユニットにおける上記回転軸線方向端部の所
    定箇所に電源受け入れ端子を設け、 上記現像器ユニットの回転による該電源受け入れ端子の
    移動経路に対向する装置本体側の所定箇所に電源供給端
    子を設け、かつ、 該電源供給端子の上記電源受け入れ端子との係合部周辺
    に送風する送風装置を設けたことを特徴とする画像形成
    装置。
  2. 【請求項2】電子写真方式で画像を形成する請求項1の
    画像形成装置において、 カーボン系の材料を用いて上記電源供給端子を形成した
    ことを特徴とする画像形成装置。
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