JPH07325454A - 回転型現像装置 - Google Patents

回転型現像装置

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JPH07325454A
JPH07325454A JP6140955A JP14095594A JPH07325454A JP H07325454 A JPH07325454 A JP H07325454A JP 6140955 A JP6140955 A JP 6140955A JP 14095594 A JP14095594 A JP 14095594A JP H07325454 A JPH07325454 A JP H07325454A
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JP
Japan
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developing
developing device
unit
toner
developing unit
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Withdrawn
Application number
JP6140955A
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English (en)
Inventor
Kazuyuki Sugihara
和之 杉原
Tomoji Ishikawa
知司 石川
Katsuhiro Kosuge
勝弘 小菅
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 複数の現像器を有する現像器ユニットを回転
させて任意の現像器を現像位置に移動さる回転型現像装
置において、該ユニット端壁周面に当接する支持コロの
周面あるいは該端壁周面を清掃する部材を設け、現像ロ
ーラと感光体との距離を一定に維持する。 【構成】 現像器ユニットの前端壁周面に当接する支持
コロ49,49を設けてるとともに現像器ユニット後端
壁の中心から後方に突出するように設けた中心軸を、装
置後側板の孔に挿入して回動可能に現像器ユニットを支
持する。そして、上記支持コロ周面及び上記前端壁周面
にそれぞれ清掃ブラシ200,200,200を当接配
置する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置に適用される回転型現
像装置に係り、詳しくは回転軸の周りに配設された複数
の現像器を有する現像器ユニットを、該回転軸を中心に
回転させて任意の現像器を潜像担持体に対向する現像位
置に移動させて現像を行う回転型現像装置に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来この種の画像形成装置としては、複
数の現像器を有し、かつ潜像担持体途しての感光体ドラ
ムに近接して回動自在に設けられる回転現像器ユニット
と、上記複数の現像器それぞれに一対一で対応する複数
のトナー収容室を有し、かつ該回転現像器ユニットの一
端部に同軸上に設けられる回転トナー収容ユニットと、
これら各トナー収容室内と各現像器内とを連結するトナ
ー搬送手段とを備えた回転型現像装置を用いたものが知
られている(例えば、特開昭62−251772号公
報、特開昭63−78170号公報、実開昭63−41
164号公報)。
【0003】そして、上記特開昭63−78170号公
報には、上記回転現像器ユニットを装置内で回転可能に
支持する機構として、回転軸方向における現像器ユニッ
ト両端部のうちの少なくとも一方を、端壁周面に当接す
る回転可能な支持コロによって回転可能に支持する機構
が開示されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
回転支持機構を用いた回転型現像装置では、現像器の現
像ローラなどの現像剤担持体と感光体ドラムとの間隔
(接触現像における間隔を含む)が、現像器によって所
定の間隔からずれてしまい、所望の現像特性が得らない
ことがあるという不具合を発見した。
【0005】そこで、この不具合の原因について鋭意観
察及び研究を重ねた結果、上記支持コロの周面に回転型
現像ユニットからの飛散トナーが付着して固着し、装置
内における回転中心が傾くことが原因であることが判明
した。また該支持コロが当接する現像器ユニットの端壁
周面に飛散トナーが付着して固着し、上記不具合が発生
するもあることが判明した。そして、この支持コロ周面
や上記端壁周面へのトナー固着は、両周面の材質によっ
ては共に生じることもあり、また何れか一方のみ生じる
こともあると考えられる。
【0006】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その目的とするところは、装置内で回転自在に
現像器ユニットを支持する機構として、回転軸方向にお
ける該現像器ユニット両端部のうちの少なくとも一方
は、端壁周面に当接する回転可能な支持コロによって回
転可能に支持する機構を用いた回転型現像装置におい
て、現像材担持体と潜像担持体との距離を所望の距離に
維持できる回転型現像装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1の回転型現像装置は、回転軸の周りに配設
された複数の現像器を有する現像器ユニットを、該回転
軸を中心に回転させて任意の現像器を潜像担持体に対向
する現像位置に移動させて現像を行う回転型現像装置に
おいて、装置内で回転自在に該現像器ユニットを支持す
る機構として、該回転軸方向における該現像器ユニット
両端部のうちの少なくとも一方は、端壁周面に当接する
回転可能な支持コロによって回転可能に支持する機構を
用い、かつ、該支持コロの周面を清掃する清掃部材を設
けたことを特徴とするものである。
【0008】また、請求項2の回転型現像装置は、回転
軸の周りに配設された複数の現像器を有する現像器ユニ
ットを、該回転軸を中心に回転させて任意の現像器を潜
像担持体に対向する現像位置に移動させて現像を行う回
転型現像装置において、装置内で回転自在に該現像器ユ
ニットを支持する機構として、該回転軸方向における該
現像器ユニット両端部のうちの少なくとも一方は、端壁
周面に当接する回転可能な支持コロによって回転可能に
支持する機構を用い、かつ、該支持コロが当接する該周
面部分を清掃する清掃部材を設けたことを特徴とするも
のである。
【0009】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置であるカラー電
子写真プリンタ(以下、プリンタという)に適用した一
実施例について説明する。図1は本実施例に係るプリン
タの概略構成図である。まずこのプリンタ全体の概略に
ついて説明する。図1において、潜像担持体としての感
光体ドラム1は、矢印A向きに回転駆動されながら、一
様帯電手段としての帯電チャージャ2により一様に帯電
された後、レーザ光学装置3により画像情報に基づき走
査露光されて表面に静電潜像が形成される。ここで、露
光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マ
ゼンタ、シアン、及び黒の色情報に分解した単色の画像
情報である。感光体ドラム1上に形成された静電潜像
は、後述の回転型現像装置4により各々所定の現像剤と
してのイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒トナーで現
像され、これにより感光体ドラム1上に各色画像が形成
される。
【0010】感光体ドラム1上に形成された各色画像
は、感光体ドラム1と同期して図中矢印B向きに回転す
る中間転写ベルト5上に、イエロー、マゼンタ、シア
ン、及び黒の単色毎、1次転写チャージャ6によって順
次重ね転写される。中間転写ベルト5上に重ね合わされ
たイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の画像は、両面
複写兼用自動給紙カセット7あるいは手差し給紙トレイ
7aから給紙ローラ8,8a、レジストローラ9を経て
転写部へ搬送された転写紙10上に2次転写チャージャ
11により一括転写される。転写終了後の転写紙10は
定着装置12によりトナー像が定着されフルカラープリ
ントとして機外に排出される。
【0011】なお、中間転写ベルト5上に転写されなか
った感光体ドラム1上のトナーは、感光体クリーナ13
により感光体ドラム1から除去され、また、転写紙10
上に転写されなかった中間転写ベルト5上のトナーは、
中間転写ベルトクリーナ14により中間転写ベルト5か
ら除去される。
【0012】次に、本実施例に係る回転型現像装置につ
いて説明する。図2は同現像装置の分解斜視図、図3は
同現像装置の平面図、図4は同現像装置の現像器ユニッ
ト40の内部構造を示す断面図、図5は黒現像器の上記
上下搬送スクリュウ86,91の中心軸52を含む面に
よる縦断面図である。図2において回転型現像装置は、
内部に例えば黒、シアン、イエロ及びマゼンタの4色そ
れぞれの現像器が形成され、かつプリンタ本体内におい
て中心軸線回りで回動自在に取り付けられる外周がほぼ
円筒状の現像器ユニット40と、各現像器に一対一で対
応しそれぞれ黒、イエロ、マゼンタ、シアンのトナーを
収容した4つのトナー収容器41、42、43、44を
保持し、かつ該現像器ユニット40よりその中心軸線方
向の前側でほぼ同軸上になるように取り付けられて該中
心軸線回りで現像器ユニット40と一体に回動するトナ
ー収容器ユニット45と、これら現像器ユニット40及
びトナー収容器ユニット45(以下、リボルバ現像ユニ
ットという)を担持した状態で、上記中心軸線にほぼ平
行にプリンタ本体にスライド可能な収納台46と、回転
補給ユニットを覆う回転不能に設けられたカバー47と
を備えている。
【0013】上記リボルバ現像ユニットは、収容台46
の前支持板48に回動自在に取り付けらた例えば2つの
支持コロ49で現像器ユニット40の円盤状の前端壁5
0を支持し、かつ、現像器ユニット40の円盤状の後端
壁51の中心部に突設された先端テーパの中心軸52
を、本体後側板53に穿設された中心軸挿入孔54で回
動自在に支持することにより、プリンタ本体内で例えば
図1に示すようにその回転軸線が感光体ドラム1の回転
軸線とほぼ同一の水平面内において互いに平行になる位
置に位置決めされ、かつ回動自在になっている。
【0014】以下、このようにリボルバ現像ユニットを
回転自在に支持する機構の詳細について説明する。上記
収容台46は、上記前支持板48、後支持板55、両支
持板に前後端部それぞれが固着されかつ連結棒56、5
7、58で補強された側面カバー59とを有する。この
前支持板48には上記リボルバ現像ユニットを挿入可能
な挿入孔60が形成され、かつ上記支持コロ49の他に
上記トナー収容器ユニット45に設けられたトナー補給
ローラ駆動用のモータ61及び該モータ61で駆動され
る歯車列62が取り付けられている。また上記後支持板
55近傍の上記連結棒56、57部分には中板63が取
り付けられ、該中板63に本体後側板に穿設された位置
決め孔63aに嵌合する位置決めピン63bが突設され
ている。該中板63と後支持板55との間の位置決めピ
ン部分に、回転位置決めコロ66を保持したブラケット
64の基端部が揺動可能に取り付けられている。このブ
ラケット64はスプリング67により矢印向きに付勢さ
れている。
【0015】上記本体前側板68にはリボルバ現像ユニ
ットを担持した状態の上記収納台46を挿入可能な挿入
孔69などが形成され、この本体前側板68と本体後側
板53との間に、上記収納台46をスライド自在に支持
するための上下ガイド70、71が掛けわたされてい
る。これらのガイド70、71に案内される収容台部分
として、収容台側面カバー59の上端部と側部にそれぞ
れ被ガイド部72、73が設けられ、このうち側部の被
ガイド部73の下面部には、上記ガイド71に上向きに
植設されたガイドピン74が入り込むガイド用のピン溝
75が形成されている。このピン溝75は、収容台46
のプリンタ本体に対する挿入や引き出し操作時に、収容
台46を感光体ドラム1から離間する方向に逃がし、か
つ挿入完了時には感光体ドラム1に比較的近接した所定
個所にリボルバ現像ユニットをガイドできるように、手
前側の所定部分のみが後側の部分に比して感光体ドラム
1よりになるように途中から曲がった形状にされてい
る。
【0016】以上のリボルバ現像ユニットの支持機構に
おいては、収納台46の本体挿入時に、上記中板63に
突設された位置決めピン63bのテーパ状先端部がプリ
ンタ本体への収納台挿入完了直前から、本体後側板53
の上記位置決め孔63aに入り込み、該挿入完了時点
で、収容台46の後支持板55や、上記ブラケット63
を介して該中板64により保持している位置決めコロ6
6を、本体内で正確に位置決めする。一方、収納台46
の引き出し状態では該収納台46の後側板53で支持さ
れるリボルバ現像ユニットの後端部は、該収納台46の
本体挿入完了直前から先端テーパ上の中心軸52が上記
中心軸挿入孔54に徐々に入り込んでいくのに伴って持
ち上げられ、該挿入完了時点では、完全に後支持板55
から浮き上がる。そして、収納台46の前支持板48は
収納台46の本体への挿入完了後にねじ76などで本体
前側板68に固定される。これにより、リボルバ現像ユ
ニットは、本体に正確に位置決めされた収容台前支持板
48の支持コロ49で前端部が支持され、かつ中心軸5
2を介して本体後側板53に回動自在に後端部が位置決
めされて、回動可能になる。
【0017】そして、本実施例では、上記支持コロ49
の周面へのトナー固着及び該支持コロが当接する現像器
ユニット40の前端壁50周面へのトナー固着を防止す
るため、図4に二転鎖線で示すように、これら2つの支
持コロ49や上記前端壁50の周面を清掃するブラシ部
材200がそれぞれ設けられている。これにより、これ
らの周面が常時清掃され、トナー固着が防止される。
【0018】以下、図示の例におけるリボルバ現像ユニ
ット回転駆動のための機構や現像器ユニット40内の構
成例、及び、トナー収容器ユニット45の構成例につい
て説明する。図示例では、リボルバ現像ユニット回転駆
動のため、上記本体後側板53に、ステッピングモータ
などからなるリボルバ回転用モータ77で駆動されるリ
ボルバ出力歯車78が取り付けられ、これが現像器ユニ
ット40の後端板の背面にねじ止めなどで固定された該
後端板51とほぼ同径のリボルバ入力歯車79に噛み合
って、リボルバ現像ユニットを回転駆動するようになっ
ている。この本体後側板53には後述する現像器ユニッ
ト40内の現像ローラなどを駆動するための現像駆動用
モータ80で駆動される現像出力歯車81やギヤボック
ス82なども取り付けられている。
【0019】図4において、上記現像器ユニット40は
前述のほぼ円盤状の前後端板と、該前後端板間に設けら
れた仕切り壁とを備えている。この仕切り壁は黒トナー
を収容した円筒状の黒トナーボトルを挿入可能な中空円
筒部82と、該中空円筒部82から放射状に伸びて該中
空円筒部82まわりの空間を円周方向に互いにほぼ同型
の4つの現像室に区画する現像器ケーシング部83、8
3C、83M、83Yとからなっている。これらの各現
像室内に現像剤としてのキャリア及び各色のトナーから
なる二成分現像剤が収容されている。図示の例では感光
体ドラムに対向する現像ポジションにあるのが黒トナー
とキャリアを収容した黒現像器の現像室で、図中反時計
回りの順に、イエロートナーとキャリアを収容したイエ
ロー現像器の現像室、マゼンタトナーとキャリアを収容
したマゼンタ現像器の現像室、シアントナーとキャリア
を収容したシアン現像器の現像室になっている。
【0020】ここで、4つの各現像室の内部構造はまっ
たく同様であるので、以下、図4において現像ポジショ
ンにある黒現像室を例にとって内部構造を説明し、他の
現像室の内部構造については対応する部材の符号とし
て、黒現像室における符号と同じ数字にイエロー、マゼ
ンタ、シアンの各現像室を区別するためY、M、Cの添
字を付した符号を図中に示し、説明を省略する。
【0021】図中現像ポジションにある黒現像器におい
て、現像器ケーシング部83には感光体ドラム1に向け
た開口部が形成され、該開口部を介して一部が露出する
ように現像室内に現像ローラ84が設けられている。ま
た現像室内には現像ローラ84に担持されて感光体ドラ
ム1との対向部に搬送される現像剤量を規制するドクタ
ブレード85、該ドクタブレード85で規制されて現像
室内に押し留められた現像剤の一部を中心軸線方向に沿
って後から前に搬送する上搬送スクリュウ86とそのガ
イド87、及び、現像室内の現像剤を撹拌する撹拌パド
ル88が設けられている。この撹拌パドル88は現像ロ
ーラ84の幅方向にわたって複数の現像剤排出孔89a
が形成された中空円筒部89と、該中空円筒部89の周
面から放射状に伸びる複数の撹拌板部90とを備え、該
中空円筒部89内には、中心軸線方向に沿って上記上搬
送スクリュウ86とは逆の向きに現像剤を搬送する下搬
送スクリュウ91が収容されている。この下搬送スクリ
ュウ91の下方の現像器ケーシング部には、現像室内の
現像劣化に伴う現像剤交換時に、劣化現像剤排出口や未
使用現像剤(トナー混合済み)の投入口として使用する
剤排出口92が形成されている。この排出口92はねじ
94で取り付けられるキャップ93によって外側から覆
われている。
【0022】図5において、上下搬送スクリュウ86,
91の前側端部は現像ローラ84の有効幅領域よりも外
側(図示の例では現像器ユニットの前端壁50の外側)
まで延在し、この延在個所に上搬送スクリュウ86で搬
送されてきた現像剤を、下搬送スクリュウ91上に自重
で落下させための落下部96が設けられている。そし
て、下搬送スクリュウ91の前側端部は該落下部96よ
りも更に前側まで延び、例えば図5に示すようにトナー
収容器ユニット45の各現像室に対応させて設けられた
トナー補給ローラ97下方の連通室内まで延在してい
る。これにより、現像ローラ84で汲み上げられた現像
剤のうちドクタブレード85で規制され、かつガイド8
7及び上搬送スクリュウ86で前側まで搬送された現像
剤が上記落下部96で下搬送スクリュウ91上に落下
し、該下搬送スクリュウ91で現像ローラ84の有効幅
内に搬送され、該幅内の撹拌パドル中空円筒部の現像剤
排出口から現像室内に排出され、再び現像ローラ84に
担持される。つまり、現像室内での現像剤のいわゆる横
撹拌が行われる。そして撹拌パドル88の中空円筒部8
2の現像剤排出口から現像室下部の現像剤溜りに排出さ
れた現像剤が撹拌パドル88の回転によりその撹拌板部
でいわゆる縦撹拌が行われる。また上記補給ローラ97
の回転により上記連通室内の下搬送スクリュウ91上に
落下したトナーが、該下搬送スクリュウ91により落下
部96まで搬送され、ここで上搬送スクリュウ86から
落下した現像剤内に取り込まれて互いに混合され、この
混合された現像剤が上記現像剤排出口から現像室内に入
ることにより、現像室内の現像剤のトナー濃度を上昇さ
せる。
【0023】なお、現像器ユニット40の後端壁51
部、具体的には該後端壁51に固設された上記リボルバ
入力歯車79よりも後側には、本体側の現像出力歯車8
1と噛み合う図示を省略したリボルバ現像ユニット側の
現像入力歯車などが回動自在に設けられ、かつ、上記後
端壁51などを貫通して突出した現像ローラ84や上下
搬送スクリュウ86,91の軸端部に歯車が固設されて
いる。これらにより上記現像入力歯車などを介して各回
転体(現像ローラなど)を駆動するようになっている。
【0024】また、図示の例では例えば図4においてイ
エロー現像器について示すように上記現像ローラ84Y
とドクタブレード85Yとを支持する前後端壁部が、他
の前後端壁部から分離可能な小端壁部104に構成され
ている。これにより、現像室内の清掃や部品交換に際し
て、小端壁部104ごと現像ローラ84Y及びドクタブ
レード85Yを取り外して現像室内にアクセスしやすい
ようになっている。
【0025】上記トナー収容器ユニット45は、円盤状
のユニット面板108(図2参照)と、各現像器に1対
1で対応するように該面板の前面に取り付けられた合計
4つのトナー受入れ用ケース109Y,M,C、110
と、各トナー受入れ用ケース内にそれぞれ設けられたト
ナー補給ローラ97Y,M,C、97などを有してい
る。このトナー補給ローラは、対応する現像室が現像ポ
ジションに位置するときに、該ケース内への上記下搬送
スクリュウ91延在部分のほぼ直上に位置するように該
ケースの前端壁部及びユニット面板108に軸支されて
いる。
【0026】上記ユニット面板108は、円筒状の黒ト
ナー収容器が貫通し得る円形の貫通孔111がその中央
部に形成されており、上記各トナー受入れ用ケース10
9Y,M,C、110がこの貫通孔111を逃げて取り
付けられている。またユニット面板108には各現像器
の現像室から延在する下搬送スクリュウ91のための貫
通孔も形成されており、各下搬送スクリュウが各貫通孔
を介して該ユニット面板108の前面部の上記各トナー
受入れ用ケース109Y,M,C、110内に延在して
いる。
【0027】また上記ユニット面板108は、上記トナ
ー補給ローラ97Y,M,C、97の軸を軸受してお
り、該面板108を貫通して現像器ユニット40側に突
出した該軸の端部に図示を省略した歯車が固設されてい
る。そして図3に示すように、上記ユニット面板108
の現像ユニット側の面部には、該歯車にかみあう駆動入
力用の補給入力歯車136が回動自在に設けられてい
る。この各トナー補給ローラ毎に設けられた補給入力歯
車136のうち、現像ポジションにある現像器に対応し
たケース内のトナー補給ローラ97の補給入力歯車13
6が、収容台前支持板48に取り付けられている補給用
モータ61で駆動される歯車62に噛み合って、該モー
タ61により回転駆動され得るようになっている。該補
給モータ61の駆動制御によりトナー補給制御が行われ
る。
【0028】上記4つのトナー受入れ用ケース109
Y,M,C、109のうち、各カラー現像器に対応した
3つカラートナー受入れ用ケース109Y,M,Cは、
全て同様の形状をしている。すなわち、上記下搬送スク
リュウ91のケース内延在部分とトナー補給ローラ97
とを囲み、かつ対応する現像室が現像ポジションに位置
するときにトナー補給ローラ97の上方になる個所にト
ナー受入れ口が形成された周壁部を有する。このトナー
受入れ口の周囲は、カラートナーを収容した各色同一形
状のカラートナー収容器44が、そのトナー排出口を下
向きにした状態で、リボルバ現像ユニット回転軸方向の
スライドにより取り付けられるカラートナー収容器取付
部が形成されている。
【0029】一方黒現像器に対応した黒トナー受入れ用
ケース110は、図2に示すように上記カラートナー受
入れ用ケース109Y,M,Cにカラートナー収容器4
2、43、44を取り付けた状態の両者の全体周壁形状
とほぼ同一形状の周壁形状をしている。そしてカラート
ナー受入れ用ケースと同様の形状をした周壁部分のリボ
ルバ現像ユニットの中心線に面した個所には、黒トナー
収容器41のトナー排出口に対応する形状のトナー受入
れ口が形成されている。
【0030】黒トナー収容器41は、黒トナー収容器4
1は円筒状をしており、長手方向一端部の周壁部にトナ
ー排出口が形成され、その内周面部にはトナー送り用の
突条部が他端部から該トナー排出口側にかけて螺旋状に
形成されている。この螺旋状の突条部により、リボルバ
現像ユニットに取り付けられた状態での該ユニットと一
体の回転で、後端部からトナー排出口が形成されている
前端部に向けて収容トナーを送るようになっている。こ
のような黒トナー収容器41が、図2中に示すカバー4
7に形成されたトナー収容器挿入用切欠き47aの中央
部を介して、図3に示すように後端部が現像器ユニット
40の中空円筒部82内まで進入し、かつ先端部が例え
ば上記トナー収容器ユニット45の各ケースの前端壁部
前面とほぼ面一になる状態まで挿入された状態にセット
される。
【0031】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、装置内で回転
自在に現像器ユニットを支持する機構の現像器ユニット
の端壁周面に当接する支持コロの周面を、清掃部材で清
掃するので、該周面へのトナー固着を防止できる。従っ
て、該周面へのトナー固着による現像材担持体と潜像担
持体との距離変化を防止して、所望の現像特性を維持で
きる回転型現像装置を提供できる。
【0032】請求項2の発明によれば、装置内で回転自
在に現像器ユニットを支持する機構の支持コロが当接す
る現像器ユニットの端壁周面を、清掃部材で清掃するの
で、該周面へのトナー固着を防止できる。従って、該周
面へのトナー固着による現像材担持体と潜像担持体との
距離変化を防止して、所望の現像特性を維持できる回転
型現像装置を提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る複写機の概略構成図。
【図2】同複写機の回転型現像装置の分解斜視図。
【図3】同回転型現像装置の平面図。
【図4】同回転型現像装置の現像ユニットの断面図。
【図5】同回転型現像装置における現像器とトナー収容
器との連絡構造の説明図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 4 回転型現像装置 40 現像器ユニット 41 黒トナー収容器 42 イエロートナー収容器 43 マゼンタトナー収容器 44 シアントナー収容器 45 トナー収容器ユニット 49 支持コロ 50 前端壁 200 ブラシ 201 ブラシ

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸の周りに配設された複数の現像器を
    有する現像器ユニットを、該回転軸を中心に回転させて
    任意の現像器を潜像担持体に対向する現像位置に移動さ
    せて現像を行う回転型現像装置において、 装置内で回転自在に該現像器ユニットを支持する機構と
    して、該回転軸方向における該現像器ユニット両端部の
    うちの少なくとも一方は、端壁周面に当接する回転可能
    な支持コロによって回転可能に支持する機構を用い、 かつ、該支持コロの周面を清掃する清掃部材を設けたこ
    とを特徴とする回転型現像装置。
  2. 【請求項2】回転軸の周りに配設された複数の現像器を
    有する現像器ユニットを、該回転軸を中心に回転させて
    任意の現像器を潜像担持体に対向する現像位置に移動さ
    せて現像を行う回転型現像装置において、 装置内で回転自在に該現像器ユニットを支持する機構と
    して、該回転軸方向における該現像器ユニット両端部の
    うちの少なくとも一方は、端壁周面に当接する回転可能
    な支持コロによって回転可能に支持する機構を用い、 かつ、該支持コロが当接する該周面部分を清掃する清掃
    部材を設けたことを特徴とする回転型現像装置。
JP6140955A 1994-05-30 1994-05-30 回転型現像装置 Withdrawn JPH07325454A (ja)

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