JPH07333962A - 回転型現像装置 - Google Patents

回転型現像装置

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JPH07333962A
JPH07333962A JP6145697A JP14569794A JPH07333962A JP H07333962 A JPH07333962 A JP H07333962A JP 6145697 A JP6145697 A JP 6145697A JP 14569794 A JP14569794 A JP 14569794A JP H07333962 A JPH07333962 A JP H07333962A
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JP
Japan
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developing device
toner
developer
developing
hopper
Prior art date
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Application number
JP6145697A
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English (en)
Inventor
Katsuhiro Kosuge
勝弘 小菅
Tomoji Ishikawa
知司 石川
Kazuyuki Sugihara
和之 杉原
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Ricoh Co Ltd
Original Assignee
Ricoh Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 現像器の回転によってトナーの流動性が高ま
った場合でも、ホッパ部から現像器への不必要なトナー
流出を抑え、現像器へのトナー供給過多を防止できる回
転型現像装置を提供する。 【構成】 表面に溝を有する羽根車形状のトナー補給ロ
ーラ97と、補給ローラ97とトナー受入れ用ケース1
09Y,M,C、110の内壁との隙間をシールするシ
ール部材114と、補給ローラ97を所定のタイミング
で回転させる補給用モータ61とを設け、補給ローラ9
7がどの回転角度にあっても補給ローラ97とシール部
材114とが当接するように補給ローラ97の溝及びシ
ール部材114を構成する。ここで、上部に接するよう
に自重で移動可能なコイルスプリング100を有しても
よい。また、一端部がトナー受入れ用ケースの内壁に固
定され、他端部が補給ローラ97の表面に当接する板バ
ネ101を設けてもよい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、複写機、ファクシミ
リ、プリンター等の画像形成装置における現像装置に係
り、詳しくは、回転軸の周りに配設された複数の現像器
と、該現像器に対して内部が連通するように該現像器と
一体に構成され、該現像器に供給する粉体現像剤を収容
するホッパ部と、該ホッパ部と内部が連通するように該
ホッパ部に装着可能に構成され、該ホッパ部に補給する
該粉体現像剤を収容する補給現像剤収容部とを有し、該
回転軸を中心に該複数の現像器を回転させて任意の現像
器を潜像担持体に対向する現像位置に移動させて現像を
行い、該現像器の回転動作により該補給現像剤収容部か
ら該ホッパ部に該粉体現像剤を補給する回転型現像装置
に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、色分解光像を潜像担持体に露光
し、形成された各潜像を各々色分解光の補色のトナーで
現像し、得られた複数のトナー像を同一転写紙上に重ね
合わせて転写する方式のフルカラー複写機等のフルカラ
ー画像形成装置や、異なる色で再現すべき画像を別々に
潜像担持体上に露光し、形成された各潜像を各々異なる
色の粉体現像剤であるトナーで現像し、得られた複数の
トナー像を同一転写紙に重ね合わせて転写する多色画像
形成装置等が知られている。これらの画像形成装置で
は、複数色の現像を行うために複数の現像器を必要とす
るが、各現像器を各々別個独立に構成して潜像担持体の
周辺に並設すると装置が大型化してしまうという欠点が
あった。
【0003】そこで、従来より、潜像担持体に近接する
ように回転体を対設すると共に、この回転体に複数の現
像器を所定の位置に支持させ、各現像器を潜像担持体に
対向する現像位置に順次回動搬送することにより潜像担
持体上の潜像を各色トナーにて現像するようにした回転
型現像装置が開発されている。
【0004】ここで、このような回転型現像装置につい
て、トナーを排出する開口が外周に設けられた中空のト
ナー供給部材を各現像器の内部の長手方向に延在するよ
うに設け、各現像器に補給されるべきトナーを収容し、
各現像器とは別個に設けられた補給トナー収容部と該ト
ナー供給部材とを可撓性の円筒体で連結し、該補給トナ
ー収容部及び該円筒体内に設けられたスクリュー等の可
撓性の搬送部材により、補給トナー収容部から対応する
現像器へトナーを搬送するよう構成されたものが知られ
ている(例えば、特開昭60−233668号公報参
照)。
【0005】また、各現像器内にトナーを収容させるよ
うに構成し、該各現像器内の現像剤担持体の近傍に、現
像装置の回転動作により所定量のトナーが滞留されるホ
ッパ部を設けたものも知られている(例えば、実開昭6
3−153258号公報参照)。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記特開昭6
0−233668号公報に示されたような、各現像器と
は別個に設けられた補給トナー収容部を可撓性の円筒体
で各現像器に連結し、搬送部材により該補給トナー収容
部から該現像器へトナーを搬送する構成の回転型現像装
置においては、該補給トナー収容部から該現像器へトナ
ーを搬送する搬送部材を駆動させるための駆動手段が必
要となり、装置が複雑化して高コストとなるという欠点
や、該補給トナー収容部から該現像器へ搬送されるトナ
ーは、常に搬送部材による機械力を受けるため、早期に
劣化してしまうという欠点があった。
【0007】また、上記実開昭63−153258号公
報に示されたような、各現像器内にトナーを収容するよ
うに構成し、該各現像器内の現像剤担持体の近傍に、現
像装置の回転動作により所定量のトナーが滞留されるホ
ッパ部を設けた構成の回転型現像装置においては、予め
各現像器内に多量のトナーを収容させるようにすると、
現像装置全体が大型化してしまうという欠点があった。
また、現像器の使用にともなって現像剤担持体の軸方向
のトナー量が不均一となった場合、回転動作だけではト
ナー量を均一化できず、ホッパ部内に十分なトナーがあ
るにもかかわらず、画像に濃度ムラが発生することある
という欠点があった。
【0008】そこで、上記のような欠点に鑑み本出願人
は、各現像器に供給するトナーを収容するホッパ部を各
現像器の例えば端部側に一体に設け、このホッパ部に補
給するトナーを収容する補給トナー収容部を該ホッパ部
に互いの内部が連通するように装着し、該補給トナー収
容部から該ホッパ部へのトナーの補給は現像装置の回転
動作により行い、また、該ホッパ部から該現像器へのト
ナーの供給及び該現像器から該ホッパ部への余剰トナー
の回収はスクリュー等の搬送部材により行うように構成
した回転型現像装置を提案した。
【0009】この構成による回転型現像装置において
は、機械的なトナー搬送機構を何等用いることなく、補
給トナー収容部からホッパ部へのトナーの補給を実現で
きる。また、現像器で使用されるトナーはホッパ部及び
補給トナー収容部に収容されており、現像器内に直接収
容されるようにはなっていないため、現像器を小型化す
ることができ、現像装置全体が大型化することを防止で
きる。
【0010】また、上記ホッパ部に収容されたトナーを
現像器に供給するために、表面に凹部を有するローラ状
の現像剤供給部材としてのトナー補給ローラが上記ホッ
パ部に設けられている。このトナー補給ローラの凹部に
トナーを保持した状態でトナー補給ローラを回転させる
ことにより、トナーを現像器側に移動して供給してい
る。
【0011】ここで、上記回転型現像装置の現像器の回
転が行なわれると、その回転に伴ってホッパ部及び補給
トナー収容部に収容されているトナーが混合されて気体
を含み、流動性が高まる。このように流動性が高まった
トナーを上記トナー補給ローラで現像器側に供給する場
合、上記トナー補給ローラの周面とホッパ部の内面との
隙間のシール性が不十分であると、該隙間から流動性の
高まったトナーが現像器側に不必要に流出してしまい、
トナー供給過多になってしまうという問題があった。
【0012】また、上記現像器の回転がないまま回転型
現像装置が放置されたような場合には、上記ホッパ部の
トナー補給ローラ上のトナーが凝集してブロッキング現
象を起こし、該トナー補給ローラを回転させても適正な
量のトナーが現像器側に供給されず、トナーの供給不足
が発生するという問題もあった。
【0013】本発明は以上の問題点に鑑みなされたもの
であり、その第1の目的は、現像器の回転によって粉体
現像剤の流動性が高まった場合でも、該現像剤のホッパ
部から現像器への不必要な流出を抑え、該現像剤の現像
器への供給過多を防止できる回転型現像装置を提供する
ことであり、また、その第2の目的は、長期にわたって
現像器の回転が行なわれない場合でも、現像剤供給部材
上の粉体現像剤の凝集を抑え、該現像剤の現像器への供
給不足を防止できる回転型現像装置を提供することであ
る。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1の発明は、回転軸の周りに配設され
た複数の現像器と、該現像器に対して内部が連通するよ
うに該現像器と一体に構成され、該現像器に供給する粉
体現像剤を収容するホッパ部と、該ホッパ部と内部が連
通するように該ホッパ部に装着可能に構成され、該ホッ
パ部に補給する該粉体現像剤を収容する補給現像剤収容
部とを有し、該回転軸を中心に該複数の現像器を回転さ
せて任意の現像器を潜像担持体に対向する現像位置に移
動させて現像を行い、該現像器の回転動作により該補給
現像剤収容部から該ホッパ部に該粉体現像剤を補給する
回転型現像装置において、該ホッパ部内に配置された表
面に凹部を有するローラ状の現像剤供給部材と、該現像
剤供給部材と該ホッパ部の内壁との隙間をシールするシ
ール部材と、該現像剤供給部材を所定のタイミングで回
転させる回転駆動手段とを設け、該現像剤供給部材がど
の回転角度にあっても該現像剤供給部材と該シール部材
とが当接するように、該現像剤供給部材の凹部及び該シ
ール部材を構成したことを特徴とするものである。
【0015】上記第2の目的を達成するために、回転軸
の周りに配設された複数の現像器と、該現像器に対して
内部が連通するように該現像器と一体に構成され、該現
像器に供給する粉体現像剤を収容するホッパ部と、該ホ
ッパ部と内部が連通するように該ホッパ部に装着可能に
構成され、該ホッパ部に補給する該粉体現像剤を収容す
る補給現像剤収容部とを有し、該回転軸を中心に該複数
の現像器を回転させて任意の現像器を潜像担持体に対向
する現像位置に移動させて現像を行い、該現像器の回転
動作により該補給現像剤収容部から該ホッパ部に該粉体
現像剤を補給する回転型現像装置において、請求項2の
発明は、該ホッパ部内に配置された表面に凹部を有する
ローラ状の現像剤供給部材と、該現像剤供給部材を所定
のタイミングで回転させる回転駆動手段とを設け、該現
像剤供給部材の上部に接するように自重で移動可能な撹
拌部材を有することを特徴とするものであり、請求項3
の発明は、該ホッパ部内に配置された表面に凹部を有す
るローラ状の現像剤供給部材と、該現像剤供給部材を所
定のタイミングで回転させる回転駆動手段とを設け、一
端部が該ホッパ部の内壁に固定され、他端部が該現像剤
供給部材の表面に当接する板状の弾性部材を設けたこと
を特徴とするものである。
【0016】
【作用】請求項1の発明においては、上記回転駆動手段
によって表面に凹部を有するローラ状の現像剤供給部材
を所定のタイミングで回転させ、これにより、ホッパ部
に保持された粉体現像剤を現像剤供給部材の表面の凹部
に保持しつつ現像器側に供給する。ここで、現像剤供給
部材とホッパ部の内壁との隙間をシール部材でシール
し、しかも現像剤供給部材がどの回転角度にあっても現
像剤供給部材とシール部材とが当接するように構成して
いるので、ホッパ部の現像剤供給部材をはさんで補給現
像剤収容部側と現像器側が常に遮断され、現像剤が自然
落下して現像器側に供給されることがなくなり、現像剤
供給部材の凹部によって適正な量の粉体現像剤が現像器
側に供給されるようになる。
【0017】請求項2の発明においては、上記ホッパ部
に設けた現像剤供給部材の上部に接するように自重で移
動可能な撹拌部材を有することにより、上記回転駆動手
段で現像剤供給部材を回転させると、該撹拌部材が現像
剤供給部材とともに連れ回って粉体現像剤が撹拌され
る。
【0018】請求項3の発明においては、一端部が該ホ
ッパ部の内壁に固定され、他端部が該現像剤供給部材の
表面に当接する板状の弾性部材を設けることにより、上
記回転駆動手段で現像剤供給部材を回転させると、該弾
性部材の他端部が振動し、その振動で粉体現像剤が撹拌
される。
【0019】
【実施例】以下、本発明を画像形成装置であるカラー電
子写真プリンタ(以下、プリンタという)に適用した一
実施例について説明する。図1は本実施例に係るプリン
タの概略構成図である。まずこのプリンタ全体の概略に
ついて説明する。図1において、潜像担持体としての感
光体ドラム1は、矢印A向きに回転駆動されながら、一
様帯電手段としての帯電チャージャ2により一様に帯電
された後、レーザ光学装置3により画像情報に基づき走
査露光されて表面に静電潜像が形成される。ここで、露
光する画像情報は所望のフルカラー画像をイエロー、マ
ゼンタ、シアン、及び黒の色情報に分解した単色の画像
情報である。感光体ドラム1上に形成された静電潜像
は、後述の回転型現像装置4により各々所定の現像剤と
してのイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒トナーで現
像され、これにより感光体ドラム1上に各色画像が形成
される。
【0020】感光体ドラム1上に形成された各色画像
は、感光体ドラム1と同期して図中矢印B向きに回転す
る中間転写ベルト5上に、イエロー、マゼンタ、シア
ン、及び黒の単色毎、1次転写チャージャ6によって順
次重ね転写される。中間転写ベルト5上に重ね合わされ
たイエロー、マゼンタ、シアン、及び黒の画像は、両面
複写兼用自動給紙カセット7あるいは手差し給紙トレイ
7aから給紙ローラ8,8a、レジストローラ9を経て
転写部へ搬送された転写紙10上に2次転写チャージャ
11により一括転写される。転写終了後の転写紙10は
定着装置12によりトナー像が定着されフルカラープリ
ントとして機外に排出される。なお、この定着装置12
は熱ローラなどを用いた加熱定着方式のものである。こ
のため、この図1からも判るように、この定着装置12
に部分的に接近した配置になっている上記回転型現像装
置4内が昇温しやすい。このような昇温を防止するため
の構成については後に詳述する。
【0021】なお、中間転写ベルト5上に転写されなか
った感光体ドラム1上のトナーは、感光体クリーナ13
により感光体ドラム1から除去され、また、転写紙10
上に転写されなかった中間転写ベルト5上のトナーは、
中間転写ベルトクリーナ14により中間転写ベルト5か
ら除去される。
【0022】次に、本発明の実施例に係る回転型現像装
置について説明する。図2は同現像装置の分解斜視図、
図3は同現像装置の現像器ユニット40の内部構造を示
す断面図、図4は黒現像器の上記上下搬送スクリュウ8
6,91の中心軸52を含む面による縦断面図、図5は
上記トナー収容器ユニット45の内部構造を示す断面図
である。図2において回転型現像装置は、内部に例えば
黒、シアン、イエロ及びマゼンタの4色それぞれの現像
器が形成され、かつプリンタ本体内において中心軸線回
りで回動自在に取り付けられる外周がほぼ円筒状の現像
器ユニット40と、各現像器に一対一で対応しそれぞれ
黒、イエロ、マゼンタ、シアンのトナーを収容した4つ
のトナー収容器41、42、43、44を保持し、かつ
該現像器ユニット40よりその中心軸線方向の前側でほ
ぼ同軸上になるように取り付けられて該中心軸線回りで
現像器ユニット40と一体に回動するトナー収容器ユニ
ット45と、これら現像器ユニット40及びトナー収容
器ユニット45(以下、リボルバ現像ユニットという)
を担持した状態で、上記中心軸線にほぼ平行にプリンタ
本体にスライド可能な収納台46と、回転補給ユニット
を覆う回転不能に設けられたカバー47とを備えてい
る。
【0023】上記リボルバ現像ユニットは、収容台46
の前支持板48に回動自在に取り付けらた例えば2つの
支持コロ49で現像器ユニット40の円盤状の前端壁5
0を支持し、かつ、現像器ユニット40の円盤状の後端
壁51の中心部に突設された先端テーパの中心軸52
を、本体後側板53に穿設された中心軸挿入孔54で回
動自在に支持することにより、プリンタ本体内で例えば
図1に示すようにその回転軸線が感光体ドラム1の回転
軸線とほぼ同一の水平面内において互いに平行になる位
置に位置決めされ、かつ回動自在になっている。
【0024】上記収容台46は、上記前支持板48、後
支持板55、両支持板に前後端部それぞれが固着されか
つ連結棒56、57、58で補強された側面カバー59
とを有する。この前支持板48には上記リボルバ現像ユ
ニットを挿入可能な挿入孔60が形成され、かつ上記支
持コロ49の他に上記トナー収容器ユニット45に設け
られたトナー補給ローラ駆動用のモータ61及び該モー
タ61で駆動される歯車列62が取り付けられている。
また上記後支持板55近傍の上記連結棒56、57部分
には中板63が取り付けられ、該中板63に本体後側板
に穿設された位置決め孔63aに嵌合する位置決めピン
63bが突設されている。該中板63と後支持板55と
の間の位置決めピン部分に、回転位置決めコロ66を保
持したブラケット64の基端部が揺動可能に取り付けら
れている。このブラケット64はスプリング67により
矢印向きに付勢されている。
【0025】上記本体前側板68にはリボルバ現像ユニ
ットを担持した状態の上記収納台46を挿入可能な挿入
孔69などが形成され、この本体前側板68と本体後側
板53との間に、上記収納台46をスライド自在に支持
するための上下ガイド70、71が掛けわたされてい
る。これらのガイド70、71に案内される収容台部分
として、収容台側面カバー59の上端部と側部にそれぞ
れ被ガイド部72、73が設けられ、このうち側部の被
ガイド部73の下面部には、上記ガイド71に上向きに
植設されたガイドピン74が入り込むガイド用のピン溝
75が形成されている。
【0026】そして、上記本体後側板53には、図示を
省略した例えばステッピングモータなどからなるリボル
バ回転用モータで駆動されるリボルバ出力歯車78が取
り付けられ、これが現像器ユニット40の後端板の背面
にねじ止めなどで固定された該後端板51とほぼ同径の
リボルバ入力歯車79に噛み合って、リボルバ現像ユニ
ットを回転駆動するようになっている。この本体後側板
53には後述する現像器ユニット40内の現像ローラな
どを駆動するための図示を省略した現像駆動用モータで
駆動される現像出力歯車81なども取り付けられてい
る。
【0027】図3において、上記現像器ユニット40は
前述のほぼ円盤状の前後端板と、該前後端板間に設けら
れた仕切り壁とを備えている。この仕切り壁は黒トナー
を収容した円筒状の黒トナーボトルを挿入可能な中空円
筒部82と、該中空円筒部82から放射状に伸びて該中
空円筒部82まわりの空間を円周方向に互いにほぼ同型
の4つの現像室に区画する現像器ケーシング部83、8
3C、83M、83Yとからなっている。これらの各現
像室内に現像剤としてのキャリア及び各色のトナーから
なる二成分現像剤が収容されている。図示の例では感光
体ドラムに対向する現像ポジションにあるのが黒トナー
とキャリアを収容した黒現像器の現像室で、図中反時計
回りの順に、イエロートナーとキャリアを収容したイエ
ロー現像器の現像室、マゼンタトナーとキャリアを収容
したマゼンタ現像器の現像室、シアントナーとキャリア
を収容したシアン現像器の現像室になっている。
【0028】ここで、4つの各現像室の内部構造はまっ
たく同様であるので、以下、図3において現像ポジショ
ンにある黒現像室を例にとって内部構造を説明し、他の
現像室の内部構造については対応する部材の符号とし
て、黒現像室における符号と同じ数字にイエロー、マゼ
ンタ、シアンの各現像室を区別するためY、M、Cの添
字を付した符号を図中に示し、説明を省略する。
【0029】図中現像ポジションにある黒現像器におい
て、現像器ケーシング部83には感光体ドラム1に向け
た開口部が形成され、該開口部を介して一部が露出する
ように現像室内に現像ローラ84が設けられている。ま
た現像室内には現像ローラ84に担持されて感光体ドラ
ム1との対向部に搬送される現像剤量を規制するドクタ
ブレード85、該ドクタブレード85で規制されて現像
室内に押し留められた現像剤の一部を中心軸線方向に沿
って後から前に搬送する上搬送スクリュウ86とそのガ
イド87、及び、現像室内の現像剤を撹拌する撹拌パド
ル88が設けられている。この撹拌パドル88は現像ロ
ーラ84の幅方向にわたって複数の現像剤排出孔89a
が形成された中空円筒部89と、該中空円筒部89の周
面から放射状に伸びる複数の撹拌板部90とを備え、該
中空円筒部89内には、中心軸線方向に沿って上記上搬
送スクリュウ86とは逆の向きに現像剤を搬送する下搬
送スクリュウ91が収容されている。この下搬送スクリ
ュウ91の下方の現像器ケーシング部には、現像室内の
現像劣化に伴う現像剤交換時に、劣化現像剤排出口や未
使用現像剤(トナー混合済み)の投入口として使用する
剤排出口92が形成されている。この排出口92はねじ
94で取り付けられるキャップ93によって外側から覆
われている。(以下、余白)
【0030】図4において、上下搬送スクリュウ86,
91の前側端部は現像ローラ84の有効幅領域よりも外
側(図示の例では現像器ユニットの前端壁50の外側)
まで延在し、この延在個所に上搬送スクリュウ86で搬
送されてきた現像剤を、下搬送スクリュウ91上に自重
で落下させための落下部96が設けられている。そし
て、下搬送スクリュウ91の前側端部は該落下部96よ
りも更に前側まで延び、後に詳述するトナー収容器ユニ
ット45の各現像室に対応させて設けられた現像剤供給
部材としてのトナー補給ローラ97下方の連通室内まで
延在している。これにより、現像ローラ84で汲み上げ
られた現像剤のうちドクタブレード85で規制され、か
つガイド87及び上搬送スクリュウ86で前側まで搬送
された現像剤が上記落下部96で下搬送スクリュウ91
上に落下し、該下搬送スクリュウ91で現像ローラ84
の有効幅内に搬送され、該幅内の撹拌パドル中空円筒部
の現像剤排出口から現像室内に排出され、再び現像ロー
ラ84に担持され得るようになる。つまり、現像室内で
の現像剤のいわゆる横撹拌が行われる。そして撹拌パド
ル88の中空円筒部82の現像剤排出口から現像室下部
の現像剤溜りに排出された現像剤が撹拌パドル88の回
転によりその撹拌板部でいわゆる縦撹拌が行われる。ま
た上記補給ローラ97の回転により上記連通室内の下搬
送スクリュウ91上に落下したトナーが、該下搬送スク
リュウ91により落下部96まで搬送され、ここで上搬
送スクリュウ86から落下した現像剤内に取り込まれて
互いに混合され、この混合された現像剤が上記現像剤排
出口から現像室内に入ることにより、現像室内の現像剤
のトナー濃度を上昇させる。
【0031】なお、現像器ユニット40の後端壁51
部、具体的には該後端壁51に固設された上記リボルバ
入力歯車79よりも後側には、本体側の現像出力歯車8
1と噛み合う図示を省略したリボルバ現像ユニット側の
現像入力歯車などが回動自在に設けられ、かつ、上記後
端壁51などを貫通して突出した現像ローラ84や上下
搬送スクリュウ86,91の軸端部に歯車が固設されて
いる。これらにより上記現像入力歯車などを介して各回
転体(現像ローラなど)を駆動するようになっている。
【0032】また、図示の例では例えば図3においてイ
エロー現像器について示すように上記現像ローラ84Y
とドクタブレード85Yとを支持する前後端壁部が、他
の前後端壁部から分離可能な小端壁部104に構成され
ている。これにより、現像室内の清掃や部品交換に際し
て、小端壁部104ごと現像ローラ84Y及びドクタブ
レード85Yを取り外して現像室内にアクセスしやすい
ようになっている。
【0033】図5において、上記トナー収容器ユニット
45は、円盤状のユニット面板108(図2も参照)
と、各現像器に1対1で対応するように該面板の前面に
取り付けられた合計4つのホッパ部としてのトナー受入
れ用ケース109Y,M,C、110と、各トナー受入
れ用ケース内にそれぞれ設けられた現像剤供給部材とし
てのトナー補給ローラ97Y,M,C、97などを有し
ている。このトナー補給ローラは、対応する現像室が現
像ポジションに位置するときに、該ケース内への上記下
搬送スクリュウ91延在部分のほぼ直上に位置するよう
に該ケースの前端壁部及びユニット面板108に軸支さ
れている。
【0034】上記ユニット面板108は、図6(a)、
(b)に示すような円筒状の黒トナー収容器が貫通し得
る円形の貫通孔111がその中央部に形成されており、
上記各トナー受入れ用ケース109Y,M,C、110
がこの貫通孔111を逃げて取り付けられている。また
ユニット面板108には各現像器の現像室から延在する
下搬送スクリュウ91のための貫通孔も形成されてお
り、各下搬送スクリュウが各貫通孔を介して該ユニット
面板108の前面部の上記各トナー受入れ用ケース10
9Y,M,C、110内に延在している。
【0035】また上記ユニット面板108は、上記トナ
ー補給ローラ97Y,M,C、97の軸を軸受してお
り、該面板108を貫通して現像器ユニット40側に突
出した該軸の端部に図示を省略した歯車が固設されてい
る。そして図5に示すように、上記ユニット面板108
の現像ユニット側の面部には、該歯車にかみあう駆動入
力用の補給入力歯車136が回動自在に設けられてい
る。この各トナー補給ローラ毎に設けられた補給入力歯
車136のうち、図5に示すように現像ポジションにあ
る現像器に対応したケース内のトナー補給ローラ97の
補給入力歯車136が、収容台前支持板48に取り付け
られている回転駆動手段としての補給用モータ61で駆
動される歯車62に噛み合って、該モータ61により回
転駆動され得るようになっている。該補給モータ61の
駆動制御によりトナー補給制御が行われる。
【0036】上記4つのトナー受入れ用ケース109
Y,M,C、109のうち、各カラー現像器に対応した
3つカラートナー受入れ用ケース109Y,M,Cは、
全て同様の形状をしている。すなわち、シアントナー受
入れ用ケースを例に説明すると、図5に示すように上記
下搬送スクリュウ91のケース内延在部分とトナー補給
ローラ97Cとを囲み、かつ対応する現像室が現像ポジ
ションに位置するときにトナー補給ローラ97Cの上方
になる個所にトナー受入れ口が形成された周壁部を有す
る。このトナー受入れ口の周囲は、カラートナーを収容
した各色同一形状のカラートナー収容器44が、そのト
ナー排出口を下向きにした状態で、リボルバ現像ユニッ
ト回転軸方向のスライドにより取り付けられるカラート
ナー収容器取付部113が形成されている。また、トナ
ー補給ローラ97Cと対向するケース内壁面にはトナー
補給ローラ97C周面との間をシールするシール部材1
14Cが取り付けられいる。該シールとトナー補給ロー
ラ97Cとでトナー収容器取付部113内がトナー収容
器側と現像室側とに仕切られ、かつ、該シールと、トナ
ー補給ローラ97Cや下搬送スクリュウ91Cを囲むケ
ース周壁部などとで、ユニット面板の貫通孔、上記落下
部などを介して対応する現像器の現像室と連通した連通
室が区画されている。なお上記トナー補給ローラ97
Y,M,C、97としては軸線方向に延びる溝が周面部
に複数形成されたローラ部を有するものが用いられてい
る。
【0037】上記カラートナー収容器42、43、44
は、対応するトナー受け用ケースよりもリボルバ現像ユ
ニット回転方向上流側のトナー受け用ケースの下搬送ス
クリュウ91回りの周壁部と嵌合し得る形状をしてい
る。また、後端壁51の外面部には図示を省略したセッ
ト検知装置で検出される被検知用突起部119Y、M、
Cが形成されている。
【0038】上記4つのトナー受入れ用ケース109
Y,M,C、109のうち、黒現像器に対応した黒トナ
ー受入れ用ケース110は、図5に示すように上記カラ
ートナー受入れ用ケース109Y,M,Cにカラートナ
ー収容器42、43、44を取り付けた状態の両者の全
体周壁形状とほぼ同一形状の周壁形状をしている。そし
てカラートナー受入れ用ケースと同様の形状をした周壁
部分には、同様にトナー補給ローラ97とケース内壁面
との間をシールするシール部材114が設けられ、カラ
ートナー受入れ用ケースと同様に下搬送スクリュウ91
の延在部分を収容した現像室との連通室が形成されてい
る。またカラートナー容器と同様の形状をした周壁部分
のリボルバ現像ユニットの中心線に面した個所には、図
6(a)、(b)に示すような黒トナー収容器41のト
ナー排出口121に対応する形状のトナー受入れ口12
2が形成されている。そして上記トナー受入れ口122
を内側から塞ぐためのシャッタ124が、リボルバ現像
ユニット回転軸に平行な支軸123により回動自在に取
り付けられている。このシャッタ124の縁部にはトナ
ー受入れ口122の遮蔽性を高めるためのシール部材1
25が取り付けられている。
【0039】上記黒トナー収容器41は、図6(a)、
(b)に示すように長手方向一端部の周壁部にトナー排
出口121が形成され、その内周面部にはトナー送り用
の突条部126が他端部から該トナー排出口121側に
かけて螺旋状に形成されている。この螺旋状の突条部1
26は、リボルバ現像ユニットに取り付けられた状態で
の該ユニットと一体の回転により、後端部からトナー排
出口121が形成されている前端部に向けて収容トナー
を送る螺旋状にされている。また、トナー排出口121
より長手方向で後端側の周壁外面部には被検知用突起部
128が形成され、同長手方向先端の端面にはつまみ1
29が設けられている。
【0040】この黒トナー収容器41を、上記トナー排
出口121が上向きになる姿勢で該排出口を密封してい
るシール部材を取り除き、上記被検知用突起部128が
図2中に示すカバー47に形成された通過用の切欠き部
130を通過するようにして、該カバー47のトナー収
容器挿入用切欠き47aを介して後端部が現像器ユニッ
ト40の中空円筒部82内まで進入し、かつ先端部が例
えば上記トナー収容器ユニット45の各ケースの前端壁
部前面とほぼ面一になる状態まで完全に挿入する。そし
て、上記つまみ129を持って上記トナー排出口121
が上記黒トナー受け入れ用ケースのトナー受入れ口12
2に一致するよう図中時計まわりに回転させる(以下、
この回転をセット回転という)。
【0041】このセット回転の間に、上記被検知用突起
部128が、例えば図5中に破線で示すようなリボルバ
現像ユニット側、具体的には収容台の前支持板48の後
面部に取り付けられたリンク134(支軸123回りで
揺動可能)及びセット検知装置127で検出される。
【0042】図7(a)〜(d)は、リボルバ現像ユニ
ットを矢印方向に回転させたときのトナー収容器41,
42,43,44及び黒トナー受入用ケース110内の
トナー収容位置の様子を示した説明図である。カラート
ナー収容器42,43,44内のトナーについては同じ
様な動きを示すので、イエロートナー収容器42内のト
ナーのみを図示してある。ここで、黒トナーに注目して
みると、図7(a)に示すように黒現像器が現像ポジシ
ョンにあるときには、黒トナー受入用ケース110内の
黒トナーが該ケース110の内面で案内されながら自重
により下方に移動し、トナー補給ローラ97上のホッパ
に相当する領域の下部に溜り、下搬送スクリュウ91が
延在している連通室へのトナー補給が可能になる。この
とき、黒トナー収容器41のトナー排出口は図中右上方
を向いているので黒トナー受入用ケース110へのトナ
ー補給が行なわれず、また逆流防止部材であるシャッタ
124によって黒トナー受入用ケース110内の黒トナ
ーの黒トナー収容器41への逆流が阻止されている。
【0043】次に図7(b)に示すようにリボルバ現像
ユニットが矢印方向に90度回転すると、黒トナーはト
ナー補給ローラ近傍から徐々に左下方のトナー受入れ口
近傍に移動していく。更に、図7(c)に示すようにリ
ボルバ現像ユニットが矢印方向に90度回転すると、上
記シャッタ124が支軸を中心に自重で回転して開き、
黒トナー収容器41のトナー排出口121近傍の黒トナ
ーがトナー受入用ケース110内に自重によって移動し
始める。更に、図7(d)に示すようにリボルバ現像ユ
ニットが矢印方向に90度回転すると、上記黒トナーの
トナー受入用ケース110内への補給が更に進み、トナ
ー排出口121近傍の黒トナーがほとんどトナー受入用
ケース110内に移動して補給される。
【0044】図8は、本発明に係るトナー補給部の概略
構成図である。このトナー補給部に設けられたトナー補
給ローラ97は羽根車の形状をしており、回転軸方向に
凹部としての溝が形成されている。トナー補給ローラ9
7上方のトナーは、溝で保持されながら下方の連通室内
に供給される。また、前述のようにトナー補給ローラ9
7と対向するケース内壁面にはトナー補給ローラ97周
面との間をシールするシール部材114が取り付けられ
ている。このシール部材114は例えばスポンジ材で構
成することができる。ここで、上記トナー補給ローラ9
7がどの回転角度にあってもトナー補給ローラ97の周
面の羽根先端部がシール部材114に当接するように、
トナー補給ローラ97の溝及びシール部材を形成してい
る。これにより、トナー補給ローラ97の回転の際、ト
ナー受入れ用ケース109Y,M,C、110のトナー
補給ローラ97をはさんでトナー収容器41,42,4
3,44側と連通室側が遮断され、トナーが自然落下で
連通室側に流出することはなくなり、トナー補給ローラ
97の凹部である溝によって適正な量のトナーが連通室
側に供給されるようになる。従って、現像装置の回転に
よりトナーが気体を含んで流動性が高くなっている場合
でも、トナー補給過多になるのを未然に防止できる。
【0045】なお、上記実施例のトナー補給部におい
て、上記トナー補給ローラ97の上部に自重で接する撹
拌部材としてのコイルスプリング100を設けてもよ
い。このコイルスプリング100はトナー補給ローラ9
7の回転軸に沿って延在し、該回転軸方向のトナー受け
入れ用ケースの内壁に接触しないような長さを有するも
のであって、どこにも固定されてなく、トナー補給ロー
ラ97の回転に連れ回りするものである。この連れ回り
によって、トナー補給ローラ97上方のトナーを撹拌す
る。従って、現像装置が回転しないまま放置されてトナ
ー補給ローラ97上方のトナーが凝集している場合で
も、上記コイルスプリング100による撹拌によってほ
ぐされ、トナー補給ローラ97により適正な量のトナー
が連通室側に補給され、トナー補給不足になるのを防止
することができる。ここで、上記撹拌部材はコイルスプ
リング100に限定されるものではなく、例えば図9
(b)に示すような羽根車形状の撹拌部材100aを用
いてもよい。
【0046】また、上記トナー補給ローラ97上方で凝
集したトナーを撹拌してほぐすために、板状の弾性部材
としての板バネ101をトナー補給ローラ97に当接す
るように配置してもよい。この板バネ101は、トナー
補給ローラ97の回転軸に沿って延在し、該回転軸方向
のトナー受け入れ用ケースの内壁に接触しないような長
さを有するものであって、一端部がトナー受入れ用ケー
ス109Y,M,C、110に固定され、他端部がトレ
ーリング方向になるようにトナー補給ローラ97の周面
に当接されている。この板バネ101は自己の弾性力に
よってトナー補給ローラ97の周面に押圧するように付
勢されて固定されている。この構成の場合には、トナー
補給ローラ97の回転に伴い、トナー補給ローラ97の
羽根部によって板バネ101が周期的にはじかれて矢印
102の方向に振動する。この板バネ101の振動によ
って、トナー補給ローラ97上のトナーが撹拌される。
なお、上記板バネ101は一枚の板状のものに限定され
ず、トナー補給ローラ97の回転軸方向の適当な1箇所
もしくは複数箇所で分割したものであっても構わない。
【0047】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、現像剤供給部
材とホッパ部の内壁との隙間をシール部材でシールし、
しかも現像剤供給部材がどの回転角度にあっても現像剤
供給部材とシール部材とが当接するように構成している
ので、ホッパ部の現像剤供給部材をはさんで補給現像剤
収容部側と現像器側が常に遮断され、現像剤が自然落下
して現像器側に供給されることがなくなり、現像剤供給
部材の凹部によって適正な量の粉体現像剤が現像器側に
供給されるので、現像装置の回転により粉体現像剤が気
体を含んで流動性が高くなっている場合でも、補給過多
になるのを未然に防止できるという効果がある。
【0048】請求項2の発明によれば、上記ホッパ部に
設けた現像剤供給部材の上部に接するように自重で移動
可能な撹拌部材を有することにより、上記回転駆動手段
で現像剤供給部材を回転させると、該撹拌部材が現像剤
供給部材とともに連れ回って粉体現像剤が撹拌されるの
で、現像装置が回転しないまま放置されて現像剤供給部
材上の粉体現像剤が凝集している場合でも、撹拌部材に
よる撹拌によってほぐされ、現像剤供給部材により適正
な量の粉体現像剤が現像器側に補給され、補給不足にな
るのを防止することができるという効果がある。
【0049】請求項3の発明によれば、一端部が該ホッ
パ部の内壁に固定され、他端部が該現像剤供給部材の表
面に当接する板状の弾性部材を設けることにより、上記
回転駆動手段で現像剤供給部材を回転させると、該弾性
部材の他端部が振動し、その振動で粉体現像剤が撹拌さ
れるので、現像装置が回転しないまま放置されて現像剤
供給部材上の粉体現像剤が凝集している場合でも、撹拌
部材による撹拌によってほぐされ、現像剤供給部材によ
り適正な量の粉体現像剤が現像器側に補給され、補給不
足になるのを防止することができるという効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例に係る電子写真プリンタの概略構成を示
す正面図。
【図2】同プリンタの回転型現像装置の分解斜視図。
【図3】同現像装置の現像器ユニットの内部構造を示す
断面図。
【図4】黒現像器の上記上下搬送スクリュウの中心軸を
含む面による縦断面図。
【図5】トナー収容器ユニットの内部構造を示す断面
図。
【図6】(a)は黒トナー収容器の側面図。(b)は同
収容器の正面図。
【図7】(a)乃至(d)は回転型現像装置の回転にと
もなうトナー収容器内のトナー移動の説明図。
【図8】トナー受入れ用ケースのトナー補給部の概略構
成図。
【図9】(a)変形例に係るトナー補給部の概略構成
図。 (b)他の変形例に係るトナー補給部に用いる撹拌部材
の斜視図。 (c)更に他の変形例に係るトナー補給部の概略構成
図。
【符号の説明】
1 感光体ドラム 4 回転型現像装置 40 現像器ユニット 41 黒トナー収容器 42 イエロートナー収容器 43 マゼンタトナー収容器 44 シアントナー収容器 45 トナー収容器ユニット 61 トナー補給ローラ駆動用モータ 97 トナー補給ローラ 100 コイルスプリング 101 板バネ 102 板バネの振動方向 109 カラートナー受入れケース 110 黒トナー受入れケース 113 カラートナー収容器取付部 114 シール部材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】回転軸の周りに配設された複数の現像器
    と、該現像器に対して内部が連通するように該現像器と
    一体に構成され、該現像器に供給する粉体現像剤を収容
    するホッパ部と、該ホッパ部と内部が連通するように該
    ホッパ部に装着可能に構成され、該ホッパ部に補給する
    該粉体現像剤を収容する補給現像剤収容部とを有し、該
    回転軸を中心に該複数の現像器を回転させて任意の現像
    器を潜像担持体に対向する現像位置に移動させて現像を
    行い、該現像器の回転動作により該補給現像剤収容部か
    ら該ホッパ部に該粉体現像剤を補給する回転型現像装置
    において、 該ホッパ部内に配置された表面に凹部を有するローラ状
    の現像剤供給部材と、該現像剤供給部材と該ホッパ部の
    内壁との隙間をシールするシール部材と、該現像剤供給
    部材を所定のタイミングで回転させる回転駆動手段とを
    設け、 該現像剤供給部材がどの回転角度にあっても該現像剤供
    給部材と該シール部材とが当接するように、該現像剤供
    給部材の凹部及び該シール部材を構成したことを特徴と
    する回転型現像装置。
  2. 【請求項2】回転軸の周りに配設された複数の現像器
    と、該現像器に対して内部が連通するように該現像器と
    一体に構成され、該現像器に供給する粉体現像剤を収容
    するホッパ部と、該ホッパ部と内部が連通するように該
    ホッパ部に装着可能に構成され、該ホッパ部に補給する
    該粉体現像剤を収容する補給現像剤収容部とを有し、該
    回転軸を中心に該複数の現像器を回転させて任意の現像
    器を潜像担持体に対向する現像位置に移動させて現像を
    行い、該現像器の回転動作により該補給現像剤収容部か
    ら該ホッパ部に該粉体現像剤を補給する回転型現像装置
    において、 該ホッパ部内に配置された表面に凹部を有するローラ状
    の現像剤供給部材と、該現像剤供給部材を所定のタイミ
    ングで回転させる回転駆動手段とを設け、 該現像剤供給部材の上部に接するように自重で移動可能
    な撹拌部材を有することを特徴とする回転型現像装置。
  3. 【請求項3】回転軸の周りに配設された複数の現像器
    と、該現像器に対して内部が連通するように該現像器と
    一体に構成され、該現像器に供給する粉体現像剤を収容
    するホッパ部と、該ホッパ部と内部が連通するように該
    ホッパ部に装着可能に構成され、該ホッパ部に補給する
    該粉体現像剤を収容する補給現像剤収容部とを有し、該
    回転軸を中心に該複数の現像器を回転させて任意の現像
    器を潜像担持体に対向する現像位置に移動させて現像を
    行い、該現像器の回転動作により該補給現像剤収容部か
    ら該ホッパ部に該粉体現像剤を補給する回転型現像装置
    において、 該ホッパ部内に配置された表面に凹部を有するローラ状
    の現像剤供給部材と、該現像剤供給部材を所定のタイミ
    ングで回転させる回転駆動手段とを設け、 一端部が該ホッパ部の内壁に固定され、他端部が該現像
    剤供給部材の表面に当接する板状の弾性部材を設けたこ
    とを特徴とする回転型現像装置。
JP6145697A 1994-06-02 1994-06-02 回転型現像装置 Pending JPH07333962A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6070035A (en) * 1997-10-29 2000-05-30 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having developer supply device

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6070035A (en) * 1997-10-29 2000-05-30 Sharp Kabushiki Kaisha Image forming apparatus having developer supply device

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