JPH0732855U - ポータブル機器の電池蓋開閉機構 - Google Patents

ポータブル機器の電池蓋開閉機構

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Publication number
JPH0732855U
JPH0732855U JP6242393U JP6242393U JPH0732855U JP H0732855 U JPH0732855 U JP H0732855U JP 6242393 U JP6242393 U JP 6242393U JP 6242393 U JP6242393 U JP 6242393U JP H0732855 U JPH0732855 U JP H0732855U
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
battery
battery lid
lid
opening
force
Prior art date
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Pending
Application number
JP6242393U
Other languages
English (en)
Inventor
隆 丸山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Victor Company of Japan Ltd
Original Assignee
Victor Company of Japan Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Victor Company of Japan Ltd filed Critical Victor Company of Japan Ltd
Priority to JP6242393U priority Critical patent/JPH0732855U/ja
Publication of JPH0732855U publication Critical patent/JPH0732855U/ja
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    • Y02E60/12

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  • Battery Mounting, Suspending (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【目的】 ポータブル機器の電池蓋として、閉じている
状態では衝撃によっても開くことがなく、しかも簡単に
開操作することができるようにする。 【構成】 電池収納部2の内部には左右一対のロック用
カム5,6を支軸7にて回転可能に軸支して配設し、左
右一対のロック用カム5,6は力の死点、即ち、加圧の
力が反転する点がずれるように形成し、一方電池蓋4に
はロック用カム5,6のカム面5a,6aに当接する作
用突起部11を形成し、電池蓋4の回転中心12を電池
3の中心線13の近くに位置させた。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】
本考案はポータブル機器の電池蓋開閉機構に関する。
【0002】
【従来の技術】
従来のポータブル機器の電池蓋開閉機構としては、図5に示すように機器本体 101の電池収納部102に収納される電池103を覆うように電池蓋104が 支軸104aにて開閉可能に軸支され、この電池蓋104にはロックレバー10 5をレバー押え板106で支持してスライド可能に設けるとともに、スプリング 107にてロックレバー105をその先端爪部105aが機器本体101の係合 部108に係合する方向に付勢したものが知られている。
【0003】 そして、この電池蓋開閉機構にあっては、ロックレバー105をスプリング1 07に抗してスライドさせることで爪部105aと係合部108との係合が外れ て電池蓋105を開くことができ、このままの状態で電池蓋105を閉じてロッ クレバー105から手を離すことでスプリング107の作用によりロックレバー 105の爪部105aが係合部108に係合してロックされる。
【0004】
【考案が解決しようとする課題】
上述した従来の電池蓋開閉機構にあっては、電池蓋のロックをロックレバーの 爪部と本体係合部との係合によって行っているので、係脱の際にロックレバーの オーバストロークが必要になり、また、閉じ状態で電池蓋に閉じる方向に力が作 用していないので、電池蓋が浮いたり、ガタが発生しやすい。更に、収納した電 池の中心と電池蓋の回動中心とが大きくずれているため、落下等による衝撃が加 わったときに、電池蓋が開きやすい。
【0005】
【課題を解決するための手段】
上記の課題を解決するため本考案は、機器本体側または開閉蓋側の一方に一対 のロック用カムを配設し、各ロック用カムは力の死点がずれるように形成すると ともに、機器本体側または開閉蓋側の他方にロック用カムのカム面に当接する作 用突起部を設け、この電池蓋の回転中心を電池の中心線の近くに位置させた。
【0006】
【作用】
例えば機器本体側に配設されている力の死点がずれるように形成された左右一 対のロック用カムで電池蓋を保持することで、電池蓋を開くときに必要な力を小 さくしたまま高い保持力で電池蓋を閉状態に保持することができ、しかも電池蓋 の回転中心を電池の中心線の近くに位置させていることで、落下等の衝撃によっ て電池が飛出す方向に力が加わったときでも電池蓋を開く力は極めて僅かなもの になる。
【0007】
【実施例】
以下に本考案の実施例を添付図面に基づいて説明する。ここで、図1は本考案 に係る電池蓋開閉機構を適用したポータブル機器の外観斜視図、図2は図1のA −A線に沿う断面図、図3は一方のロック用カムの死点に作用突起が当接してい る状態の図2と同様の断面図、図4は開状態図2と同様の断面図を示す図である 。
【0008】 ポータブル機器の機器本体1の側部には電池収納部2が設けられて、この電池 収納部2に電池3を収納するとともに、電池3を覆うように電池蓋4が開閉可能 に取付けられている。電池収納部2の内部には左右一対のロック用カム5,6を 支軸7にて回転可能に軸支して配設し、この左右一対のロック用カム5,6は力 の死点、即ち、加圧の力が反転する点(思案点)がずれるように形成し、また、 電池収納部2の側壁と係止片8との間に介装したスプリング9にて内方に付勢し ている。
【0009】 一方、電池蓋4にはロック用カム5,6のカム面5a,6aに当接する作用突 起部11(カム6側の作用突起部はカム5側の作用突起部に重なるため図示して いない)を形成し、この電池蓋4の回転中心12を電池3の中心線13の近くに 位置させている。
【0010】 以上のように構成したので、電池蓋4を図2の矢示a方向に回転させることに よって、その作用突起部11がスプリング9の付勢力に抗しながらロック用カム 5,6のカム面5a,6aをスライドして、同図に示すようにロック用カム5, 6のカム面5a,6aの起立面5b,6bに係合して閉状態になり、この状態で ロック用カム5,6のスプリングの閉方向の力が電池蓋4に作用して、電池蓋4 はガタや隙間なく閉じられる。
【0011】 そして、電池蓋4を開ける場合、電池蓋4を矢示b方向に回転させると、図3 に示す回動位置でロック用カム6側の作用突起部がカム面6aの死点を越え、こ の後更に電池蓋4を回転させることでロック用カム5側の作用突起部がカム面5 aの死点を越え、作用突起部11がスプリング9の付勢力に抗しながらロック用 カム5,6のカム面5a,6aに沿ってスライドして、図4に示す開状態になる 。
【0012】 上述したように本考案にあっては、ロック用カム5,6の死点をずらして、図 3に示すようにロック用カム5のカム面5aをロック用カム6にカム面6aより カム支点からの距離を長く形成しているので、電池蓋4が閉じているときにはロ ック用カム5,6のそれぞれのスプリングが電池蓋4を閉じる方向に作用するた め大きな閉じ力が発生し、電池蓋4を開くときにはロック用カム6についてはす ぐに死点を越えてしまい、その後は小さな力に打ち勝てばよくなり、閉状態で高 い保持力を付加しつつ、小さな力で開くことができる。
【0013】 また、開閉蓋4の回転中心12を電池3の中心線13の近くに位置させている ので、電池3の接点の接点圧を得るための接点ばねの力や落下等の衝撃力によっ て電池3に対して電池3を飛出させる方向に力が作用した場合であっても、電池 蓋4を開こうとする力はゼロか極めて僅かであるため、電池蓋4が開かない。そ して、これにより、ロック用カムによる電池蓋4に対する閉方向の力も最小限に 抑えることができる。
【0014】 尚、実施例にあってはポータブル機器本体側に一対のロック用カムを設けたが 、これら一対のロック用カムを開閉蓋(電池蓋)側に設けてもよい。
【0015】
【考案の効果】
以上に説明したように本考案によれば、ポータブル機器本体側または開閉蓋側 の一方に力の死点がずれるように形成した左右一対のロック用カムを配設し、他 方にこれらロック用カムに当接する作用突起部を設け、更に電池蓋の回転中心を 電池の中心線の近くに位置させたので、電池蓋を衝撃等に対しても確実に閉状態 に保持できるとともに、簡単に開動作を行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案に係る電池蓋開閉機構を適用したポータ
ブル機器の外観斜視図
【図2】図1のA−A線に沿う断面図
【図3】一方のロック用カムの死点に作用突起が当接し
ている状態の図2と同様の断面図
【図4】開状態を示す図2と同様の断面図
【図5】従来の電池蓋開閉機構を適用したポータブル機
器の要部断面図
【符号の説明】
1…機器本体、2…電池収納部、3…電池、4…電池
蓋、5,6…ロック用カム、5a,6a…カム面、9…
スプリング、11…作用突起部、12…電池蓋の回転中
心、13…電池の中心線。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ポータブル機器の電池蓋の開閉機構にお
    いて、この開閉機構は機器本体側または開閉蓋側の一方
    に一対のロック用カムを、他方にこれらロック用カムに
    当接する作用突起部を備え、各ロック用カムは開閉蓋を
    閉じ方向に付勢するとともに力の死点がずれるように形
    成され、また前記電池蓋の回転中心は収納する電池の中
    心線の近くに設けられていることを特徴とするポータブ
    ル機器の電池蓋開閉機構。
JP6242393U 1993-11-19 1993-11-19 ポータブル機器の電池蓋開閉機構 Pending JPH0732855U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6242393U JPH0732855U (ja) 1993-11-19 1993-11-19 ポータブル機器の電池蓋開閉機構

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP6242393U JPH0732855U (ja) 1993-11-19 1993-11-19 ポータブル機器の電池蓋開閉機構

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH0732855U true JPH0732855U (ja) 1995-06-16

Family

ID=13199737

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP6242393U Pending JPH0732855U (ja) 1993-11-19 1993-11-19 ポータブル機器の電池蓋開閉機構

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JP (1) JPH0732855U (ja)

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2012007807A (ja) * 2010-06-24 2012-01-12 Harman Co Ltd 調理器

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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