JPH0145086Y2 - - Google Patents

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JPH0145086Y2
JPH0145086Y2 JP5592784U JP5592784U JPH0145086Y2 JP H0145086 Y2 JPH0145086 Y2 JP H0145086Y2 JP 5592784 U JP5592784 U JP 5592784U JP 5592784 U JP5592784 U JP 5592784U JP H0145086 Y2 JPH0145086 Y2 JP H0145086Y2
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battery case
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knob
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JP5592784U
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JPS60169166U (ja
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    • Y02E60/12

Landscapes

  • Packaging Of Annular Or Rod-Shaped Articles, Wearing Apparel, Cassettes, Or The Like (AREA)
  • Battery Mounting, Suspending (AREA)
  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 〔産業上の利用分野〕 この考案は、ロツク機構が設けられている引出
し型の収納装置に関するものである。
〔背景技術とその問題点〕
収納体(例えば、電池を収容したバツテリケー
ス)を収納する収納装置としてカセツト式のテー
プレコーダを例に採り、以下に説明する。
従来、バツテリケースをテープレコーダに収
納、取り付ける方法としては、第1図〜第3図に
示すようなものがあつた。
まず、第1図に示すようにテープレコーダT内
に収納されているバツテリケースBは、ロツク解
除ボタンPBを押圧すると、バツテリケースBの
ロツクが解除され、内部に設けたばねの付勢力で
バツテリケースBが二点鎖線のように飛び出す構
成のものがある。このような構成のものは、誤つ
てロツク解除ボタンPBを押圧すると、バツテリ
ケースBが飛び出し、落してしまうという問題が
ある。
次に、第2図に示すように蓋体Cに設けたロツ
ク解除つまみRを回転して蓋体Cを解放すると、
ばねで付勢されたバツテリケースBが二点鎖線の
ように飛び出す構成のものも、第1図の場合と同
様にバツテリケースBを取り出すときに落し易い
という問題がある。
さらに、第3図のようにロツク解除ボタンPB
を押圧しながらバツテリケースBをテープレコー
ダTと平行に移動させる構成のものは、バツテリ
ケースBが飛び出すことはないが、ロツク解除ボ
タンPBを押圧しながらバツテリケースBを引き
出すので、片手で簡単にバツテリケースBの取り
出しを行うことができないという問題がある。
〔考案の目的〕
この考案は、上記したような問題点にかんがみ
てなされたもので、収納体を取り出すときに落す
ことなく、しかも片手で簡単に収納体が取り出せ
るようにした収納装置を提供するものである。
〔考案の概要〕
この考案は、上記した所期の目的を達成するた
め、収納装置に収納した収納体を取り出すとき、
つまみの操作と、収納体を押し込む操作とによつ
て収納部の係合部材と収納体の被係合部との係合
を解除する構成とし、収納体を取り出すとき落す
ことなく、しかも片手で簡単に収納体が取り出せ
るようにしたものである。
〔実施例〕
第4図はこの考案をテープレコーダのバツテリ
ケース収納装置に適用した一実施例を示す部分斜
視図、第5図a,bはバツテリケース収納装置の
ロツク機構を示す平面図と側面図である。これら
の図において、1はテープレコーダにおけるバツ
テリケース9の収納部で、バツテリケース9を排
出方向へ押圧する第1のばね2と、係合部3、被
押圧部4が一体に合成樹脂で成形されて固定軸6
に回動可能に軸支された係合部材5と、係合部材
5を反時計方向(第5図a)へ付勢する第2のば
ね7と、被押圧部4をテーパ面8Aで押圧して係
合部材5を時計方向(第5図a)へ回動させるつ
まみ8とが設けてある。
9は電池を収容したバツテリケースで、側面に
係合部材5の係合部3と係合する凹状の被係合部
10が設けてある。
次に、バツテリケース9の収納、取り出し操作
を第6図a〜dで説明する。
まず、収納部1にバツテリケース9を収納する
場合は第6図aのように矢印A方向から収納部1
へバツテリケース9を押し込むと、バツテリケー
ス9の先端で係合部3を押圧することにより係合
部材5は第2のばね7に抗して時計方向へ回動す
るので、そのままバツテリケース9を押し込むこ
とができる。そして、バツテリケース9を第6図
bのように押し込むと、係合部材5は第2のばね
7の付勢力で反時計方向へ回動し、係合部3が被
係合部10内へ入る。この状態でバツテリケース
9を押圧する力を解除すると、バツテリケース9
が第1のばね2の付勢力で押し戻されるので、係
合部3と被係合部10とは第5図aのように係合
し、収納部1にバツテリケース9を収納すること
ができる。
次に、バツテリケース9を収納部1から取り出
す場合は第5図aの状態でつまみ8を反矢印A方
向へ押圧すると、テーパ面8Aで押圧される被押
圧部4のみが第6図cのようにたわみ、係合部材
5を時計方向へ回動させる力を蓄積する。この
時、バツテリケース9には第1のばね2の押圧力
が作用しているので、係合部3と被係合部10と
の係合は容易に解除されない。そして、この状態
でバツテリケース9を矢印A方向へ他の指で押圧
すると、係合部材5は被押圧部4がたわんで蓄積
した力で第2のばね7に抗して時計方向へ回動
し、係合部3と被係合部10とは第6図dのよう
に係合が解除される。したがつて、この状態でバ
ツテリケース9を押圧する力を解除することによ
りバツテリケース9は第1のばね2の付勢力で押
圧、排出され、取り出すことができる。このあと
つまみ8を押圧している力を解除すると、第2の
ばね7の付勢力でテーパ面8Aを被押圧部4が押
圧し、つまみ8は第5図aに示す位置へ復帰す
る。
この考案の収納装置は、上記のようにつまみ8
を押圧する操作と、バツテリケース9を押圧する
操作とによつて係合部3と被係合部10との係合
を解除する構成としたので、誤つてつまみ8のみ
を操作しても、またはバツテリケース9のみを押
圧してもバツテリケース9が収納部1から飛び出
すことはない。また、係合部3と被係合部10と
の係合はつまみ8を操作し、バツテリケース9を
押圧した状態で始めて解除されるので、バツテリ
ケース9が飛び出して落下することはない。さら
に、つまみ8の操作と、バツテリケース9を押圧
する操作とは片手の指で行えるので、バツテリケ
ース9を片手で簡単に取り出すことができる。
第7図はこの考案の他の実施例を示すバツテリ
収納装置の係合部材機構を示す斜視図であり、1
1は第1の軸、12は前記第1の軸11に回動可
能に軸支された係合部材で、第2のばね13で矢
印B,C方向へ付勢されており、矢印B方向、反
矢印B方向へ移動できる長穴12Aが設けられ、
係合部材12の一端(第1の軸11に対して右
側)の一部は収納部に衝合している。14は前記
係合部材12が反矢印B方向へ移動したときに一
端と係合し、係合部材12が反矢印C方向へ回動
するのを阻止する第1のストツパである。
15は第2の軸で、つまみ16、への字形をし
たハンマ17が回動可能に軸支されている。18
は前記つまみ16が当接する第2のストツパ、1
9は前記つまみ16とハンマ17とに張架された
第3のばね、20は前記ハンマ17を元の位置へ
復帰させる第4のばねである。なお、ハンマ17
が矢印D方向へ回動したときは係合部材12の一
端に当接するよう構成され、この両者の当接する
面、すなわち係合部材12のテーパ面12Bとハ
ンマ17のテーパ面17Aとはくさび状に衝合
し、係合部材12が第1の軸11を中心に反矢印
C方向へ回動する。なお、係合部材12と、つま
み16、ハンマ17の回動方向は互いに直交する
ように設定されている。
次に、このようなロツク機構でバツテリケース
の収納、取り出し操作を第8図a〜eで説明す
る。なお、第1の実施例と同一符号は同一部分を
示し、第2のばね13、つまみ16、およびハン
マ17の図示は省略してある。
まず、第8図aのように収納部1にバツテリケ
ース9を矢印B方向から押し込むと、係合部材1
2の一端が第1のストツパ14に係合していない
ので、係合部材12は時計方向へ第2のばね13
に抗して回動するため、そのままバツテリケース
9を押し込むことができる。そして、バツテリケ
ース9を第8図bのように押し込むと、係合部材
12は第2のばね13の付勢力で反時計方向へ回
動し、係合部材12の他端が被係合部10内へ入
る。この状態でバツテリケース9を押圧する力を
解除すると、バツテリケース9は第1のばね2で
反矢印B方向へ押し戻されるので、係合部材12
も反矢印B方向へ移動する。したがつて、係合部
材12の一端が第1のストツパ14と係合し、他
端が被係合部10と係合して第8図cのように収
納部1にバツテリケース9を収納することができ
る。
次に、収納部1にバツテリケース9を収納した
状態で、第7図に示したつまみ16を矢印D方向
へ回動すると、第3のばね19の引張力が第4の
ばね20の引張力よりも強くしてあるので、第3
のばね19に引かれてハンマ17も矢印D方向へ
回動し、ハンマ17が係合部材12に第8図dの
ように衝合する。しかしながら、バツテリケース
9は第1のばね2で強く付勢されているので、ハ
ンマ17は係合部材12によつて回動を阻止され
る。そのため、つまみ16をさらに回動してもハ
ンマ17は回動せず、第3のばね19にハンマ1
7を回転する力が蓄積される。次に、この状態で
バツテリケース9を矢印B方向へ押圧すると、係
合部材12も第2のばね13の付勢力で矢印B方
向へ移動して第1のストツパ14との係合が解除
されるので、第3のばね19に蓄積された力によ
つてハンマ17は矢印D方向(第7図)へ、係合
部材12は時計方向へ回動し、係合部材12と被
係合部10の係合が第8図eのように解除され
る。したがつて、この状態でバツテリケース9を
押圧する力を解除すると、バツテリケース9は第
1のばね2の付勢力で押圧、排出され、取り出す
ことができる。このあとつまみ16を回動する力
を解除すると、各部は第2、第3、および第4の
ばね13,19,20の付勢力で第7図の状態に
復帰する。
この実施例の場合も、先の実施例と同様な効果
がある。
なお、上記実施例において、つまみ8,16を
押圧、回動する操作と、バツテリケース9を押圧
する操作はいずれを先に行つてもよい。
また、第1の実施例の場合につまみ8を操作し
て係合部3と被係合部10との係合を解除する力
は、第1のばね2で両者の係合を維持する力より
も小さくする必要がある。
さらに、第2の実施例の場合には係合部材12
と係合して回動を阻止する第1のストツパ14が
設けてあるので、係合部材12と被係合部10と
の係合を解除する力は、第1のばね2で両者の係
合を維持する力と無関係にできる。また、第1の
ストツパ14を設けない場合は第1の実施例と同
様な力関係とする必要がある。
以上の実施例はテープレコーダにバツテリケー
ス9を収納し、取り出す例で説明したが、他の物
品を収納し、取り出す収納装置でも適用できるこ
とはいうまでもない。
〔考案の効果〕
以上説明したように、この考案の収納装置は、
つまみの操作と、収納体を押し込む操作とによつ
て収納部の係合部と収納体の被係合部との係合を
解除し、収納部から収納体を取り出す構成とした
ので、収納体がばねの付勢力で飛び出す構造でも
収納体を取り出すときに落すことなく、しかも片
手で簡単に収納体を取り出すことができる等の利
点がある。
【図面の簡単な説明】
第1図、第2図、第3図は従来の収納装置を示
す斜視図、第4図はこの考案の一実施例を示す部
分斜視図、第5図a,bはロツク機構を示す平面
図と側面図、第6図a〜dは動作説明図、第7図
はこの考案の他の実施例を示すロツク機構の斜視
図、第8図a〜eは動作説明図である。 図中、1は収納部、2は第1のばね、3は係合
部、4は被押圧部、5は係合部材、6は固定軸、
7は第2のばね、8はつまみ、9はバツテリケー
ス、10は被係合部である。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 被係合部を設けた収納体を収納する収納部に、
    前記収納体を排出する方向へ付勢する第1の付勢
    手段と、第2の付勢手段で前記被係合部と係合す
    るように付勢された回動可能な係合部材と、この
    係合部材を前記第2の付勢手段に抗して回動させ
    て前記被係合部との係合を解除する力を蓄積する
    蓄積手段と、この蓄積手段に力を蓄積させるつま
    みとを備え、前記つまみを操作して前記蓄積手段
    に力を蓄積するとともに、前記収納部に収納した
    前記収納体を前記第1の付勢手段に抗して押圧す
    ることにより前記係合部材と前記被係合部との係
    合を解除し、前記収納体を前記収納部から取り出
    すことを特徴とする収納装置。
JP5592784U 1984-04-18 1984-04-18 収納装置 Granted JPS60169166U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5592784U JPS60169166U (ja) 1984-04-18 1984-04-18 収納装置

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Application Number Priority Date Filing Date Title
JP5592784U JPS60169166U (ja) 1984-04-18 1984-04-18 収納装置

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Publication Number Publication Date
JPS60169166U JPS60169166U (ja) 1985-11-09
JPH0145086Y2 true JPH0145086Y2 (ja) 1989-12-26

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ID=30579058

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JP5592784U Granted JPS60169166U (ja) 1984-04-18 1984-04-18 収納装置

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JPS60169166U (ja) 1985-11-09

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