JP2012007807A - 調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】電源として電池を使用する調理器において、電池の交換頻度を高くすることなく、また、別の電源を用いることなく、電池の取り外しが行われる場合の安全性を確保した調理器を提供する。
【解決手段】燃料通路と、前記燃料通路を通過する燃料の量の制御及び閉止を行う流量制御弁3と、前記流量制御弁3を駆動する駆動手段及び前記駆動手段を駆動するための制御部と、前記駆動手段及び制御部の電源となる電池が装填される電池ケース6と、前記電池ケース6が収納される電池収納部5と、前記電池が装填された電池ケース6が電池収納部5から取り出された状態においても前記電池から前記制御部への電源の供給を可能とする接続手段と、ケース取り出し前状態を検出する前状態検出手段と、を備え、前記制御部は、前記前状態検出手段がケース取り出し前状態を検出した場合に前記駆動手段を駆動して前記燃料通路を閉止する流量制御弁閉止処理を実行する。
【選択図】図4

Description

本発明は、電池を電源とする調理器の安全性を向上させる技術に関する。
従来より、電源として家庭用交流電源を使用する調理器において、停電時用のバックアップ電源と停電判定手段を有し、停電判定手段が停電と判定した場合に、バックアップ電源により燃料通路を閉止するものが知られている(例えば特許文献1参照)。
調理器の電源として電池を使用する場合においては、上記停電と判定される事象として電池の取り外しが想定される。
バックアップ用処理(特に流量制御弁を閉止する処理)が確実に実行されるようにするためには、バックアップ用電源は常に充電状態に保つ必要がある。ここで、調理器の電源として家庭用交流電源を使用するものにおいては、家庭用交流電源によりバックアップ用電源を常に充電状態に保つようにしても特に支障は生じない。しかし、調理器の電源として電池を使用するものにおいては、電池によりバックアップ用電源を常に充電状態に保とうとすると、バックアップ用電源の充電に電池の電気エネルギが消費されることになり、電池を交換する頻度が高くなってしまう恐れがある。
特に、バックアップ用電源としてコンデンサを用いる場合には、コンデンサの漏れ電流による充電電圧の継続的な低下を補うために電池の電気エネルギが常に消費されるから、電池を交換する頻度が高くなってしまう。
またバックアップ用電源として、調理器の電源用の電池とは別にバックアップ用の電池を用いる場合には、ガス通路の遮断に要する短時間のバックアップ用処理のために電池を使用することになり経済的でない。
特許第2563758号公報
本発明は上記従来の問題点に鑑みて発明したものであって、その目的とするところは、電源として電池を使用する調理器において、電池の交換頻度を高くすることなく、また、別の電源を用いることなく、電池の取り外しが行われる場合の安全性を確保することができる調理器を提供する。
上記課題を解決するために、本発明は、以下のような構成とする。
バーナに燃料を供給するための燃料通路と、前記燃料通路を通過する燃料の量を制御し前記燃料通路における燃料の通過を阻止する閉止機能を有する流量制御弁と、前記流量制御弁を駆動する駆動手段及び前記駆動手段を駆動するための制御部と、前記駆動手段及び制御部の電源となる電池が装填されると共に該電池の正負の各電極と接触する接触端子が設けられる電池ケースと、前記電池ケースが収納される電池収納部と、前記電池が装填された電池ケースが電池収納部から取り出された状態においても前記電池から前記制御部への電源の供給を可能とする前記電池ケースの前記接触端子と前記制御部とを電気的に接続する接続手段と、前記電池収納部からの前記電池ケースの取り出しが行われる前の状態であるケース取り出し前状態を検出する前状態検出手段と、を備え、前記制御部は、前記前状態検出手段がケース取り出し前状態を検出した場合に前記駆動手段を駆動して前記燃料通路を閉止する流量制御弁閉止処理を実行することを特徴とする。
これにより、電池が取り外される前の段階で流量制御弁閉止処理が開始され、電池が取り外されるまでに流量制御弁閉止処理を完了することができて、電池が取り外された状態では流量制御弁が閉止されていて安全である。
また請求項2に係る発明は、請求項1に係る発明において、前記電池収納部は、前記電池収納部に前記電池ケースが収納された際に閉じられ前記電池収納部から前記電池ケースが取り出される際に開かれる電池ケース扉を備え、前記電池ケース扉が閉じた状態から前記電池ケース扉が開いた状態への移行を検出する扉開放検知手段を前状態検出手段として備えることを特徴とする。
これにより、扉が開かれた状態をケース取り出し前状態とすることができるため、扉開放検知手段により前状態検出手段を容易に構成することができる。
また請求項3に係る発明は、請求項2に係る発明において、電池ケース扉に閉じる力を作用させる閉扉手段を備えることを特徴とする。
これにより、電池ケースが電池収納部に収納された状態から取り出されるのが牽制され、電池が取り出されるまでの時間を稼ぐことができて、流量制御弁閉止処理を実行する時間を確保することができる。
また請求項4に係る発明は、請求項1乃至3のいずれか一項に係る発明において、前記前状態検出手段がケース取り出し前状態を検出してから電池ケースが電池収納部から取り出されるのを牽制する電池交換牽制手段を備えることを特徴とする。
これにより、ケース取り出し前状態が検出されてから電池ケースが取り出されるのが牽制され、電池が取り出されるまでの時間を稼ぐことができて、流量制御弁閉止処理を実行する時間を確保することができる。
また請求項5に係る発明は、請求項4に係る発明において、電池交換牽制手段として、音声メッセージを発する音声報知手段又はランプの点灯や文字・図形・記号の表示により報知を行う表示報知手段を備えることを特徴とする。
これにより、ケース取り出し前状態が検出されてから電池が交換されることが防止できるため、流量制御弁閉止処理を実行する時間を確実に確保することができる。
本発明は、電池が取り外される前の段階で流量制御弁閉止処理が開始され、電池が取り外されるまでに流量制御弁閉止処理を完了することができて、電池が取り外された状態では流量制御弁が閉止されていて安全となる。
本実施形態のガスこんろの全体斜視図である。 同上のガスこんろの燃料ガスの供給を説明する図である。 流量制御弁を説明する断面図である。 電池収納部付近の斜視図である。 電池ケースの脱着機構を示し、(a)は電池ケースの収納位置を示し、(b)は電池ケースを収納位置から途中まで引き出した状態を示す側面断面図である。 同上の掛け止め状態にある電池ケースと電池収納部の底面図である。 制御部への給電に関わる回路構成を示す回路図である。
以下、本発明を添付図面に示す実施形態に基いて説明する。
調理器としてのガスこんろ1は、図1に示すように、上方に開口する箱状をした筐体10と、筐体10の上方への開口を閉塞しガスこんろ1の天面部となるガラス製のトッププレート11と、で外殻が構成される。
トッププレート11にはこんろバーナ25を備えた加熱部2が複数設けてある。図1に示す実施形態では、加熱部2として、標準バーナ2a、小バーナ2b、高火力バーナ2cの計三個のこんろバーナ25が設けてある。図1中の符号21は五徳である。
ガスこんろ1内にはグリルバーナを備えたグリル庫が設けてあり、グリル庫の前開口は、ガスこんろ1の前面に設けたグリル扉12によって開閉自在に閉塞される。
また、各加熱部2には、被加熱物検知手段22が設けてある。被加熱物検知手段22は、五徳21に被加熱物が載置された状態にあるか否か、即ち、各こんろバーナ25上に被加熱物が配置された状態にあるか否かを検知するものである。
ガスこんろ1の前面部を構成する前面パネル13には、各加熱部2を操作するためのつまみダイヤル装置からなる操作部14がそれぞれ設けてある。
各操作部14は手動で操作されて対応するこんろバーナ25の点火及び消火の切り替えや火力調節を指令するものであり、これを受けて制御部が各こんろバーナ25の点消火の切り替えや火力調節を行う。
前面パネル13の各操作部14の下側には対応するこんろバーナ25の調理の設定を指令するための設定手段を構成する設定入力パネル15が設けてあり、この設定入力パネル15を操作することで、こんろバーナ25毎に、調理タイマーモード、湯沸しモード、炊飯モード等の自動調理モードを設定できるようになっている。
また、前面パネル13における向かって左側の部位には、グリルバーナの点火及び消火の切り替えや火力調整を指令するための設定入力パネル16が設けてある。また、設定入力パネル16の上側には電池収納部5が設けられるもので、後で詳述する。
上記設定入力パネル15、16によるモード設定なしの状態で調理を行う場合、前面に設けた電源スイッチ17をONにした後、操作部14を押し操作して制御部に点火の指令を送る。この指令を受けると制御部は、後述するガス供給路26の元電磁弁27を開き、且つ任意のこんろバーナ25又はグリルバーナに対応する流量制御弁を所定開度で開くと共に点火プラグ24をスパークさせ、こんろバーナ25又はグリルバーナを点火する。これにより、こんろバーナ25の炎により対応する五徳21上に載置した被加熱物を加熱したり、グリルバーナの炎によりグリル庫内の肉や魚を焼くことができる。
調理器には、マイクロコンピュータからなる制御部が設けられる。制御部には、各バーナ(こんろバーナ25、グリルバーナ)に設けてある炎検出手段としての熱電対23(図2参照)の起電力が入力され、制御部は入力された起電力が所定値以上になったときに、設定入力パネル15、16又は/及びトッププレート11に設けてある表示部に備える燃焼ランプ(それぞれのバーナに対応する燃焼ランプ)を点灯させる。
各こんろバーナ25及びグリルバーナには、燃料を供給するための燃料通路が接続されるもので、本実施形態では燃料通路として、都市ガス等の燃料ガスを供給するガス供給路26からそれぞれ分岐する分岐路26aが接続されている。
また、前記燃料通路を通過する燃料の量を制御すると共に、前記燃料通路における燃料の通過を阻止する閉止機能を有する流量制御弁3と、前記流量制御弁3を駆動する駆動手段が設けられる。本実施形態では駆動手段として、燃料ガスの供給量の調節を行うためステッピングモータ30が設けられ、このステッピングモータ30により駆動されて後述するスライド閉子の開度位置の微調整がなされる。なお、駆動手段はステッピングモータ30ではないモータでもよく、特に限定されない。また、前記スライド閉子の開度位置を検出する位置検出手段4が設けられ、これらについては後で詳述する。更に、各分岐路26aに通電により開弁が保持される元電磁弁27が設けられる。
元電磁弁27と、流量制御弁3を駆動するステッピングモータ30とは、制御部により制御が行われ、位置検出手段4における検出情報は制御部に読み込み処理される。また、流量制御弁3は、対応するこんろバーナ25が使用されない時には、流量を零にして遮断状態となるように閉止される。
流量制御弁3について説明する。図3に示すように、流量制御弁3の本体31内には空洞31aが形成され、空洞31aの内面の一部に本体31外に連通するガス入口32が形成されると共に該ガス入口32とは別の箇所にガス出口33が形成され、空洞31aは燃料通路の一部となる。前記空洞31aには、スライド閉子34と流量チップ35と付勢部材36とが設けられる。また元電磁弁27は、ガス入口32を開放したり閉塞したりするものである。
スライド閉子34は、連通用孔34aが貫通形成されて、空洞31aのガス出口33の周囲の内面(出口近傍面という)に当接しこの面に沿ってスライド自在となるように設けられる。スライド閉子34がスライドすることで、前記空洞31aのガス出口33が連通用孔34aに連通したりスライド閉子34により閉塞されたりする。
流量チップ35は板状をしたもので、その板面の面積は少なくともスライド閉子34の連通用孔34aよりも大きく、また、板面に略垂直に貫通する複数の流量制御孔(図示せず)が穿設されている。流量チップ35は、スライド閉子34の出口近傍面に当接する面と反対側の面に当接し、コイルばね等からなる付勢部材36によって付勢される。付勢部材36は、流量チップ35のスライド閉子34に当接する面と反対側の面と、空洞31aの出口近傍面と対向する面と、の間に圧縮された状態で配設され、スライド閉子34を出口近傍面に圧接させている。スライド閉子34には、前記空洞31aの出口近傍面に沿ってスライドする方向の一端部にスピンドル37が接続される。
スピンドル37は、前記空洞31aの側壁の一部に穿設されたスピンドル挿通孔を介して空洞31aの内外に挿通されるもので、形状は特に限定されないが、本実施形態では概ね棒状をしたものである。そして、棒状をしたスピンドル37の長手方向の一端は空洞31aの内側に位置してスライド閉子34が接続され、他端は空洞31aの外側に位置して雌ねじ部37aが形成される。またスピンドル37は、スピンドル挿通孔を通して長手方向にスライド自在となり、スピンドル挿通孔とスピンドル37外面との間には隙間を閉塞するグリースが充填されてシールがなされる。
また、スピンドル37が空洞31a(流量制御弁3の本体31)に対して相対的に長手方向廻りに回転しないように回り止め手段が設けられる。例えば、図示しないが、スピンドル挿通孔を円形以外の例えば矩形等の形状に形成し、スピンドル37のスピンドル挿通孔に挿通される部分の断面形状をスピンドル挿通孔と同様の形状に形成して、回り止め手段を構成してもよい。
空洞31aの外側には、スピンドル37及びスライド閉子34をスライドさせるステッピングモータ30が、流量制御弁3に対して位置が固定された状態で設けられる。ステッピングモータ30の出力軸は、その先端部の外面に雄ねじ部30aが形成され、この雄ねじ部30aがスピンドル37の雌ねじ部37aに螺入されている。なお、スピンドル37の他端部の外面に雄ねじ部30aが形成されると共に、出力軸の先端部に雌ねじ部37aが形成されてもよい。
ステッピングモータ30の出力軸が回転するとその雄ねじ部30aが回転するが、回り止め手段によりスピンドル37の回り止めがなされているため雌ねじ部37aは出力軸と共に回転せず、螺合位置が変化することでスピンドル37の長手方向へのスライド及びスライド閉子34のスライドがなされる。また、スライド閉子34がスライドした際に流量チップ35がスライド方向に動かないようにするためのスライド阻止手段(図示せず)が設けられる。スライド阻止手段は、例えばスライド閉子34と流量チップ35との摺動面に潤滑材を塗布したり、流量チップ35を流量制御弁3の本体31に連結したりすることで構成される。
スライド閉子34のスライドにより連通用孔34aとガス出口33とが連通した状態においては、連通用孔34aと流量チップ35の流量制御孔との連通面積に応じて、空洞31aからガス出口33外へと流出するガスの流量が制御される。図3に示すスライド閉子34の位置が、前記ガスの流量が最大となる位置(ガス流量最大位置)であり、スライド閉子34がスピンドル37側へスライドすることで、連通用孔34aと流量制御孔との連通面積が小さくなってガスの流量が減少し、連通用孔34aとガス出口33とが連通しない位置(閉塞位置)になると燃料通路が遮断されガスの流量が零になる。
また、スピンドル37の位置検出手段4が設けられ、位置検出手段4によりスピンドル37の位置及びスライド閉子34の位置が検出されることで、連通用孔34aとガス出口33との連通の有無・連通用孔34aと流量制御孔との連通面積が分かり、ガスの流量が間接的に検出可能となる。本実施形態では、スピンドル37に設けられる位置検出用ブラシ41と、流量制御弁3の本体31に固定される位置検出部42と、で位置検出手段4が構成される。また本実施形態では、スライド閉子34のガス流量最大位置から閉塞位置までの移動距離は13.2mmとなり、ステッピングモータ30の出力軸の回転によりスライド閉子34が移動する速度が13.33mm/秒となるものであるため、スライド閉子34が閉塞位置まで移動する時間は1秒以内である。
図4、図5に示すように、前面パネル13の左側の部位において、設定入力パネル16の上に前面開口部5aが形成され、その内方に電池ケース6が収納される空所からなる電池収納部5が形成される。電池ケース6に収納される電池は、駆動手段(ステッピングモータ30)、制御部、元電磁弁27の電源となるもので、電池ケース6には、収納される電池の正負の各電極と接触する接触端子(図示せず)が設けられる。
電池収納部5の前面開口部5aには、前面から覆う電池ケース扉8が設けられる。電池ケース扉8は正面視略矩形状をしており、その一辺(本実施形態では前面パネル13の左の側端部に近い辺)がガスこんろ1の筐体10に枢支されて、この辺を中心に反対側の辺が回動自在となるように構成されている。電池ケース6が電池収納部5に収納されて、電池ケース扉8が前面開口部5aを閉塞した時(この状態を「閉じ状態」とする)に、電池ケース扉8の前面と前面パネル13における他の部分の前面が略同一面となるように構成されている。
開かれた電池ケース扉8が閉じると共に、電池ケース扉8が閉じ状態を維持するようにするため、電池ケース扉8に常に閉じる力を作用させる閉扉手段81が設けられる。閉扉手段81は、例えば本実施形態のように回転力を付与する付勢バネが好適に用いられるが、特に限定されないものである。
電池ケース扉8が閉じる方向に回転力が作用していることにより、後述する電池ケース6の脱着時においては、電池ケース扉8が電池ケース6の脱着の邪魔にならないように電池ケース扉8を支えながら電池ケース6の脱着を行う必要がある。
電池収納部5の前面には、電池ケース扉8が閉じ状態から少し開いたことを検出する扉開放検知手段が設けられる。本実施形態では、扉開放検知手段は、電池ケース扉8が閉じ状態のときに接点が開いてOFFとなり、電池ケース扉8が閉じ状態から少し開いたときに接点が閉じてONとなるスイッチで構成されている。これにより、前記電池収納部5からの前記電池ケース6の取り出しが行われる前の状態(以下「ケース取り出し前状態」という)を検出する前状態検出手段が構成される。
図5、図6を参照して電池ケース6の脱着機構を説明する。電池ケース6は、後述するが、上方に開口し内部に電池が収納される略矩形箱状をしたもので、収納される電池の種類や個数は限定されない。電池ケース6の下端面6aには、前後方向に離間してケース前爪61とケース後爪62とが設けられている。電池ケース6の下端面6aと対向する電池収納部5の底面5cの中央には、上記ケース前爪61とケース後爪62とがそれぞれ係脱可能に挿入される前後方向溝51が前後方向に長く形成されている。
図6に示すように、電池ケース6の底板6cの中央部分を支点63にして前後方向にそれぞれアーム片64、65が形成されている。後側のアーム片65にはケース後爪62が形成され、前側のアーム片64にはケース前爪61が形成されている。各アーム片64、65は、いずれも、周囲のスリット67、68によって電池ケース6の底板6c中央部分を支点63にして上方向に弾性変位可能となっている。さらにケース前爪61の先端は電池ケース6の前板6d側に設けたL字状の屈曲部69の一端に連設され、屈曲部69の他端は後述する下側片72に連設されている。
図5(a)のようにケース前爪61が前後方向溝51の前端縁51aに当接した状態では、そのままでは電池ケース6を前方Fに引出せないものであり、ケース前爪61および前端縁51aにより電池交換牽制手段が構成される。
電池ケース6の前板6dには、図5(b)に示すように、上側片71と下側片72とからなる操作部7が設けられており、上側片71及び下側片72を指で上下から摘むことにより、下側片72と連設されているケース前爪61のみが電池ケース6の底板6cの中央部分を支点63にして上方向Uに撓むようにして持ち上がってケース前爪61が前後方向溝51から離脱するようになるが、上側片71及び下側片72を指で上下から摘まない限り、ケース前爪61は持ち上がらず前後方向溝51から離脱できず電池ケース6を前方Fに引出せないものであり、上側片71及び下側片72により電池交換牽制手段が構成される。これにより、操作部7によりケース前爪61が前後方向溝51から離脱することで、ケース後爪62が前後方向溝51の前端縁51aに当たるまで、電池ケース6は前方Fに引出し可能となる。
なお、ケース後爪62が前後方向溝51の前端縁51aに当たった状態では、電池を電池ケース6から抜き取ろうとしても、取り出すために持ち上げた電池に電池収納部5の天井面5bが干渉するため電池は電池ケース6から抜き取ることができないものであり、ケース後爪62および前端縁51aにより電池交換牽制手段が構成される。
また、電池ケース6の上端面6bと電池収納部5の天井面5bとの間には、図5(a)に示すように、前後方向溝51に対するケース後爪62の掛かり代K(図5(a)のケース後爪62の高さ寸法)よりも幅広の上下方向隙間Gが設けられている。この上下方向隙間Gにより、ユーザーが電池ケース6を意識的に持ち上げることにより、ケース後爪62と前後方向溝51との係合が解除され、電池ケース6を手前に引き出せるようになっている。電池ケース6を手前に引き出した状態では、取り出すために持ち上げた電池に電池収納部5の天井面5bが干渉しないから電池は電池ケース6から抜き取ることができる。すなわち、操作部7を指で上下から摘むことで電池ケース6を所定寸法だけ前方Fに引き出した状態で、ケース後爪62が前後方向溝51の前端縁51aに当たる構造(ケースストッパー)により引き出し牽制状態となり、それ以上の電池ケース6の電池収納部5からの引き出しが牽制され、その所定寸法を超えて前方Fに引き出すためには、ユーザーが電池ケース6を意識的に持ち上げることにより引き出し牽制状態を解除する必要がある。このように電池交換牽制手段は、電池ケース6が電池収納部5から取り出される際の障害となって、電池ケース扉8が開かれてから電池が電池ケース6から取り出されるまでの動作が牽制され、電池が取り出されるまでの時間を稼ぐことができる。
なお、ケースストッパーの構成や電池交換牽制手段の構成としては種々の構造により構成可能であり、上記の構成に限定されない。
電池ケース6には、制御部の電源として用いられる電池(本実施例では2本)の正負の各電極とそれぞれ接触する二つの接触端子が設けられ、接触端子はそれぞれリード線Lからなる接続手段により図7に示すS1の上側端子部及びR4の下側端子部と接続される。前記リード線Lの長さは、電池ケース6が電池収納部5から完全に取り出された状態においても前記電池から前記制御部への電源の供給を可能とし、リード線Lが張力により断線するなどの不都合が生じない程度に余裕のある長さにしてある。
まず、電源スイッチ17の操作と制御部への電源の供給との関係について図7に基づいて説明する。図7の電源回路において、本実施形態では電源部Bに電池を用いている。またスイッチS1はタクトスイッチにて構成され、使用者が電源スイッチ17を押し操作(以下「電源入操作」という)している間だけスイッチS1がONとなり、押し操作をやめるとスイッチS1がOFFとなる。
ダイオードD1のカソードは制御部の電源供給端子Vdに接続され、制御部のGND端子が電源部Bの負極に接続され、電源部Bの正極から、トランジスタTR1のエミッタ−コレクタ、ダイオードD1、制御部の電源供給端子Vd、GND端子、電源部Bの負極に至る電源供給回路が形成される。また制御部は、V1及びV2の二つの入力端子と、Vcontの出力端子と、を備えている。
電源入操作によりTR3にベース電流が流れTR3がONしTR3のコレクタ電流が流れると、TR1にベース電流が流れTR1がONして制御部に電源が供給される。一旦制御部に電源が供給されると、制御部はVcontからHigh信号を出力しTR5にベース電流が供給される。電源入操作完了に伴い電源スイッチ17の押し操作をやめるとスイッチS1はOFFしTR3にはベース電流が流れなくなりTR3はOFFするが、TR5にベース電流が供給されることによりTR5がONしTR5のコレクタ電流が流れTR1のベース電流が供給されるから、TR1のコレクタ電流が流れ続けることにより、制御部への電源の供給は継続する。
TR4は制御部への電源供給状態における電源スイッチ17の押し操作を検出するためのトランジスタである。制御部への電源供給状態において電源スイッチ17が押し操作されると、スイッチS1がONしTR4にベース電流が供給されてTR4がONし、TR4がONすることにより制御部の入力V1は、HighからLowに変化する。また、電源スイッチ17が押し操作を終了すると、スイッチS1がOFFしTR4のベース電流が遮断されてTR4がOFFしTR4がOFFすることにより制御部の入力V1は、LowからHighに変化する。
ガスこんろ1の使用中に、前面に設けた電源スイッチ17が操作されたときには、制御部が制御部への通電状態において入力V1の立下り(HighからLowへの変化)を検出し、電源がONの状態でスイッチS1がONしたので電源をOFFする操作がなされたと判断し、電源OFF処理を実行する。
電源OFF処理の一つ目は、前状態検出部がケース取り出し前状態を検出した場合にモータを駆動して燃料通路を閉止する流量制御弁閉止処理で、これについては後述する。
電源OFF処理の二つ目は、制御部における内部情報を制御部に備える不揮発性メモリ(例えばEEPROM)に格納する処理である。制御部における内部情報には、ガスこんろ1の累積使用回数、および、こんろバーナ25やグリルバーナの累積使用時間が含まれる。ガスこんろ1の累積使用回数、および、こんろバーナ25やグリルバーナの累積使用時間を不揮発性メモリに格納することで、電池の交換時に制御部への電源が遮断されても、ガスこんろ1の累積使用回数、および、こんろバーナ25やグリルバーナの累積使用時間についての情報を制御部に保持することができ、保持した情報はガスこんろ1の累積使用回数やこんろバーナ25やグリルバーナの累積使用時間が所定値以上になったときに使用者にメンテナンスを促がす表示などの報知を行うことに使用できる。
電源OFF処理の三つ目は、制御部への通電を停止する処理であり、制御部は、電源スイッチ17が操作されたときに制御部への通電を停止するための処理をつぎのように実行する。
一旦制御部への電源の供給が開始された後は、前述のように、VcontからHigh信号を出力しTR5にベース電流が供給されることによりTR5がONしTR5のコレクタ電流が流れTR1のベース電流が供給され、TR1のコレクタ電流が流れ続けることにより、制御部への電源の供給は継続されているが、制御部が制御部への通電状態において入力V1の立下り(HighからLowへの変化)を検出した後に、入力V1の立上り(LowからHighへの変化)を検出した時には、スイッチS1がONの後にOFFした、すなわち、使用者は電源スイッチ17による電源OFF操作を終了したと判断し、VcontをHighからLowに変化させる。
ただし、前述の制御部における内部情報を制御部に備える不揮発性メモリ(例えばEEPROM)に格納する処理、または、後述の流量制御弁閉止処理が完了していない場合は、前述の制御部における内部情報を制御部に備える不揮発性メモリ(例えばEEPROM)に格納する処理、および、後述の流量制御弁閉止処理の両方共に完了してからVcontをHighからLowに変化させる。
後述の流量制御弁閉止処理の完了により全ての流量制御弁3が全閉となる上、電源OFF時には通電により開弁が保持されていた元電磁弁27が閉弁することで、全てのバーナへのガス供給流路が元電磁弁27およびそれぞれのバーナ用の流量制御弁3により2重に燃料通路が遮断され、安全である。
VcontをHighからLowに変化させることにより、前述のTR5によりTR1のベース電流の供給が停止するからTR1はOFFし制御部への通電が停止する。
以下、流量制御弁閉止処理について説明する。
グリル、または、ガスこんろ1用の流量制御弁3のいずれか一つでも全閉ではない状態が流量制御弁3に備える位置検出手段4により検出されている場合は、全閉ではない状態が検出されている流量制御弁3のスライド閉子34が全閉となる方向に移動するようにステッピングモータ30を駆動する。
この時、全閉ではない状態が検出されている流量制御弁3が複数ある場合には、位置検出手段4により検出されるスライド閉子34の位置により判断される、ガス入口32から流入しガス出口33から流出するガスの流量が大きい流量制御弁3ほど優先順位を高くして、優先順位が高い流量制御弁3からそのステッピングモータ30を駆動する。
グリル、および、ガスこんろ1用の流量制御弁3の全てのスライド閉子34が全閉の位置にあることが位置検出手段4により検出されることで流量制御弁閉止処理が完了する。
なお、グリル、および、ガスこんろ1用の流量制御弁3の全てが全閉である状態が流量制御弁3に備える位置検出手段4により検出されている場合は、この流量制御弁閉止処理は実行されない。
また、グリル、または、ガスこんろ1用の流量制御弁3のいずれか一つでも全閉ではない状態が流量制御弁3に備える位置検出手段4により検出されている場合に電池ケース6から電池が抜き取られると、通電により開弁が保持される元電磁弁27は閉止しガスが遮断されるが、流量制御弁3が全閉ではない状態で停止してしまうことになる。
そこで使用者が電池を交換しようとした場合に、電池ケース6から電池が抜き取られる前に流量制御弁3が全閉となるように、以下の電池交換時処理を実行する。
使用者が電池を交換しようとしたときには、前述の電池ケース扉8を少し開いたときに扉スイッチの接点が閉じてONする。図7においてS2が扉スイッチを表しており、扉スイッチS2がONすると、制御部のV2がLowになる。
V2がLowであることを検出すると制御部は、前述の電源OFF処理の一つ目の流量制御弁閉止処理と同様の処理を実行する。
前述のように、スライド閉子34はガス流量最大位置からスライド閉子34閉塞位置(全閉位置)へ1秒以内に移動するから、扉スイッチS2がONした後に電池が電池ケース6から取り出されるまでに1秒より長い時間を要するようにしておくことで、電池ケース6から電池が抜き取られたときにも、通電により開弁が保持される元電磁弁27はOFFしガスが遮断され、流量制御弁3が全閉の状態で機器が停止することになり、通電により開弁が保持される元電磁弁27およびそれぞれのバーナ用の流量制御弁3により2重に燃料通路が遮断され安全である。このように、扉スイッチS2がONした後に電池が電池ケース6から取り出されるまでに1秒より長い時間を要することを確実にするために、上記電池交換牽制手段を備えるものである。
電池を電池ケース6から抜き取った後、電池が電池ケース6に装填されたときに、以下の電池交換初期処理を実行する。
電池を電池ケース6から抜き取った後、電池が電池ケース6に装填するときには、図7においてスイッチS2がONした状態で電池が装填することになる。
電池を電池ケース6から抜き取った状態では図7のコンデンサCに蓄積されている電荷はゼロであるから、スイッチS2がONした状態で電池が装填されるとコンデンサC、抵抗R9、スイッチS2により、TR2にベース電流が流れることによりTR2がONし電池ケース6に装填と共に制御部に電源が供給される。
制御部に電源が供給されたとき、制御部の電池交換時初期化処理として、前述の電源OFF処理の一つ目の流量制御弁閉止処理と同様の処理を実行する。
これにより、万が一、グリル、または、ガスこんろ1用の流量制御弁3のいずれか一つでも全閉ではない状態のときにも、電池が装填されるだけで、全てのバーナへのガス供給流路は、通電により開弁が保持される元電磁弁27およびそれぞれのバーナ用の流量制御弁3により2重に燃料通路が遮断されるからなお一層安全である。
なお、Cに一旦充電された電荷は、電池ケース扉8が閉じ状態への移行によるS2のOFF(開)、または、電池の電池ケース6からの抜き取りにより、D3、R8を通して放電する。
また電池交換牽制手段としては、上記の他に、例えば音声メッセージを発する音声報知手段を備え(制御部が備える音声報知機能であってもよい)、扉スイッチがONすることを検知し流量制御弁閉止処理が実行されている時には、「電池を交換しないで下さい」等の電池ケース6の抜き取りを牽制する音声メッセージを発するものであってもよい。閉扉手段81を備え、電池交換牽制手段が上述したような、ケース前爪61および前端縁51aからなるもの、上側片71及び下側片72からなるもの、ケース後爪62および前端縁51aからなるもの、等の場合には、使用者が極めて要領良く電池ケース6を取り出したりあるいは取り出す動作に習熟すると、前状態検出部がケース取り出し前状態を検出してから短時間で(特に1秒以内で)電池が取り出され流量制御弁閉止処理が完了しない可能性が若干あるが、音声報知手段による報知を行うことで、電池の取り出しが行われず流量制御弁閉止処理が確実に完了する。
なお通常は、調理器の取扱説明書には、電池交換は電源スイッチ17をOFFにした後に行う旨が記載してあるが、一方、電池交換の頻度はできるだけ少なくて済むようにしてあり、新品の電池を装填した後は標準的なこんろ、グリルの使用を想定した場合に、略1年以上は電池交換不要であるようにしてあるから、電池交換の際には使用者が調理器の取扱説明書の記載内容を記憶していることは期待し難く、また、電池交換の際に使用者が取扱説明書を参照することも期待できないから、前記音声メッセージによる報知は流量制御弁閉止処理の確実な完了に大きく寄与する。
ちなみに、電源スイッチ17の操作に応じた電源OFF処理における流量制御弁閉止処理の実行中には扉開放検知手段のスイッチがOFFしているから、前記音声メッセージは発せられることがない。また、電池交換時に扉開放検知手段のスイッチがONしているときであっても、グリル、および、ガスこんろ1用の流量制御弁3の全てが全閉である状態が流量制御弁3に備える位置検出手段4により検出されている場合は、流量制御弁閉止処理は実行されないからこの場合も前記音声メッセージは発せられることがないから、使用者に不要な混乱を与えることがないものとなっている。
また電池交換牽制手段の更に他例として、例えばランプの点灯や文字・図形・記号の表示により報知を行う表示報知手段を備えてもよい。この場合、例えば設定入力パネル15、16又はトッププレート11に設けてある表示部で視覚的に報知を行い、電池交換を牽制することができる。
なお、流量制御弁閉止処理の間における電池ケース6からの電池の抜き取りを牽制するという用途以外に使用される音声報知手段を備えない場合に、流量制御弁閉止処理の間における電池ケース6からの電池抜き取りを牽制するためだけに音声報知手段を設けるのは不経済であり、その場合は、表示部で牽制のための表示を行うほうが一般的に経済的である。
また、電池ケース扉8や扉スイッチを備えず、ケース前爪61が前後方向溝51から離脱したことをリミットスイッチなどにより検出するように構成し、電池ケース6の脱着機構における離脱をリミットスイッチが検出することにより流量制御弁閉止処理を実行しても良い。なお、前状態検出手段は、スイッチに限定されるものではなく、電池ケース扉8の開閉に連動する遮光板とフォトインタラプタ(フォトカプラ)の組み合わせ等、様々な形態が適宜使用可能である。
また、調理器の燃料としてはガスに限定されず、石油系燃料をはじめとする他の燃料であってもよく特に限定されない。
1 ガスこんろ
10 筐体
11 トッププレート
12 グリル扉
13 前面パネル
14 操作部
15 設定入力パネル
16 設定入力パネル
17 電源スイッチ
2 加熱部
3 流量制御弁
31 本体
31a 空洞
32 ガス入口
33 ガス出口
34 スライド閉子
34a 連通用孔
35 流量チップ
36 付勢部材
37 スピンドル
37a 雌ねじ部
30 ステッピングモータ
30a 雄ねじ部
4 位置検出手段
41 位置検出用ブラシ
42 位置検出部
5 電池収納部
6 電池ケース
6a 下端面
6b 上端面
6c 底板
6d 前板
61 ケース前爪
62 ケース後爪
63 支点
64 アーム片
65 アーム片
67 スリット
68 スリット
69 屈曲部
7 操作部
71 上側片
72 下側片
8 電池ケース扉
81 閉扉手段
L リード線

Claims (5)

  1. バーナに燃料を供給するための燃料通路と、
    前記燃料通路を通過する燃料の量を制御し前記燃料通路における燃料の通過を阻止する閉止機能を有する流量制御弁と、
    前記流量制御弁を駆動する駆動手段及び前記駆動手段を駆動するための制御部と、
    前記駆動手段及び制御部の電源となる電池が装填されると共に該電池の正負の各電極と接触する接触端子が設けられる電池ケースと、
    前記電池ケースが収納される電池収納部と、
    前記電池が装填された電池ケースが電池収納部から取り出された状態においても前記電池から前記制御部への電源の供給を可能とする前記電池ケースの前記接触端子と前記制御部とを電気的に接続する接続手段と、
    前記電池収納部からの前記電池ケースの取り出しが行われる前の状態であるケース取り出し前状態を検出する前状態検出手段と、を備え、
    前記制御部は、
    前記前状態検出手段がケース取り出し前状態を検出した場合に前記駆動手段を駆動して前記燃料通路を閉止する流量制御弁閉止処理を実行することを特徴とする調理器。
  2. 前記電池収納部は、前記電池収納部に前記電池ケースが収納された際に閉じられ前記電池収納部から前記電池ケースが取り出される際に開かれる電池ケース扉を備え、
    前記電池ケース扉が閉じた状態から前記電池ケース扉が開いた状態への移行を検出する扉開放検知手段を前状態検出手段として備えることを特徴とする請求項1記載の調理器。
  3. 電池ケース扉に閉じる力を作用させる閉扉手段を備えることを特徴とする請求項2記載の調理器。
  4. 前記前状態検出手段がケース取り出し前状態を検出してから電池ケースが電池収納部から取り出されるのを牽制する電池交換牽制手段を備えることを特徴とする請求項1乃至3のいずれかに記載の調理器。
  5. 電池交換牽制手段として、音声メッセージを発する音声報知手段又はランプの点灯や文字・図形・記号の表示により報知を行う表示報知手段を備えることを特徴とする請求項4記載の調理器。
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