JP4168041B2 - 乾電池を電源とする器具の表示装置 - Google Patents

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本発明は、乾電池を電源として、器具に搭載された電子部品等の駆動素子を乾電池の出力電力により駆動する表示装置に関する。
乾電池を電源として負荷(駆動素子)を駆動する器具は、負荷の駆動に伴って電池電圧が低下してくる。このような器具においては、従来、電池電圧が低下して負荷が安全に作動できなくなる前に、何らかの手段を用いて電池交換時期を報知していた。例えば、電源が1.5Vの乾電池を2本直列に接続した器具の場合、当初3.0Vの電池電圧が2.2Vを下回ると、器具の運転を停止することなく、LED(ランプ)を点滅させてまず電池交換時期が近づいたことをユーザに知らせる。その後、更に電池電圧が低下し、負荷の下限作動電圧として予め設定された終止電圧の2.0Vに達すると、安全上の理由からLEDを点灯させて器具の運転を停止させていた。
特許文献1には、乾電池を少しでも長く使用でき、負荷が安全に作動する燃焼器具が提案されている。この燃焼器具は、乾電池の端子間電圧を監視するバッテリチェック手段を備え、点火器や電磁安全弁等の複数の負荷を駆動させる際の起動電圧降下値と、駆動初期後の安定期の定常電圧降下値とから、器具の運転が不確かで危険を伴うような端子間電圧の限界値を求め、最も高い端子間電圧を必要とする負荷の入力電圧限界値を所定値として、端子間電圧が所定値以下に低下したとき、器具の運転を停止するものである。
特開平5−87338号公報
しかしながら、特許文献1の燃焼器具は、乾電池電圧が著しく低下していなくて、未だ負荷を正常に駆動させるだけの電力を供給できるにもかかわらず、何らかの原因で器具の運転が停止した場合、乾電池電圧の低下によると判断して乾電池を交換するため、乾電池の交換回数が多く、また、電力のロスが生じる不具合があった。
そこで、本発明の目的は、上述の従来技術の問題点を解消することにあり、乾電池の交換時期を遅らせて、交換回数を減らすことのできる表示装置を提供することにある。
上述の課題を解決すべく、本発明は、乾電池と、乾電池の電圧を監視する電池電圧監視回路と、電池交換表示灯と、負荷の動作エラーを表示する表示部とを備え、乾電池を電源として負荷が駆動される器具の表示装置において、電池電圧が第一の設定値以上にあるとき、電池交換表示灯は消灯した状態にあり、電池電圧が低下して第一の設定値とこれより低い第二の設定値の間にあるときは、電池交換表示灯を点滅又は点灯させ、電池電圧が第二の設定値以上にあるときに、負荷に関連して設けられたセンサからの信号に基づいて、制御回路が負荷の動作を異常と判断して負荷の駆動を停止させた時は、表示部に負荷の動作エラーを表示すると共に、電池電圧が第二の設定値未満に更に低下したときに、負荷が正常に作動しなかった時は、乾電池が交換時期に至ったことを表示部に表示して、負荷の駆動を停止することを特徴とする。
本発明の表示装置は、乾電池を電源として、その出力電力により負荷(駆動素子)が駆動される器具に関する。そして、乾電池の電圧が第一の設定値以上にあるとき、電池交換表示灯は消灯した状態にある。電池電圧が第一の設定値とこれより低い第二の設定値の間にあるときは、電池交換表示灯を点滅又は点灯させる。また、電池電圧が第二の設定値以上にあるときに、負荷に関連して器具に設けられたセンサからの信号に基づいて、制御回路が負荷の動作を異常と判断して負荷の駆動を停止した時は、表示部に当該負荷の動作エラーを表示する。更に、電池電圧が第二の設定値未満に低下したときに、負荷が正常に作動しなかった時は、たとえ上記制御回路が負荷の動作を異常と判断したときであっても、乾電池が交換時期に至ったことを表示部に表示して負荷の駆動を停止するものである。
このように、乾電池が負荷を正常に駆動させるだけの電圧を保有しているときに、負荷の駆動の停止、即ち器具の運転が停止した場合、表示部に当該負荷の動作エラーを表示する。また、電池電圧が第二の設定値未満に低下したときに、負荷が正常に作動しなかった時は、乾電池が交換時期に至ったことを表示部に表示するものであるから、乾電池の交換時期を遅らせ、その交換回数を減らし、電力のロスを低減することができる。そして、乾電池を新たに交換すれば、電池電圧が第一の設定値以上の状態に復旧する。
本発明の表示装置を有する器具は、負荷を駆動するための乾電池と、乾電池の電圧を監視する電池電圧監視回路と、電池交換表示灯と、負荷の動作エラーを表示する表示部とを備えている。このような器具としてガスこんろを例に挙げて、以下に本発明を詳細に説明する。
図1は、カウンタトップの開口に臨む本発明の一実施例を示すガスこんろの斜視図である。ガスこんろ1は、台所のカウンタトップ2に開設した開口3に上面開放の薄型矩形状のこんろ本体4を降下させて、カウンタトップ2の開口縁部に吊持されるドロップインこんろである。図1に示すガスこんろ1では3つのこんろバーナを備えており、こんろ本体4の上面開口を覆う天板5に開設した前寄り左側の開口に標準バーナ6、右側の開口に大バーナ7、後寄り中央開口に小バーナ8を臨ませている。
標準バーナ6は、揚げ物等の複数の調理に使用されるバーナである。各こんろバーナ6〜8には、五徳に鍋(調理容器)を載置したとき、ばねで上向きに付勢された上下動自在の感熱ヘッドに鍋底が接触して、鍋底の温度を検知する鍋底温度センサ6a〜8aが設けられている。こんろ本体4の略中央内部は焼き物の調理を行うグリル部9が設けられ、グリル部9内にグリルバーナ10(図2参照)が配置されている。
こんろ本体4前面の右左にこんろ用操作摘み11a〜11c及びグリル用操作摘み11dが出没自在に設けられ、各摘み11a〜11dを押圧することによって、それぞれこんろバーナ6〜8及びグリルバーナ10が着火する。また、各摘み11a〜11dを回動することによって、こんろバーナ6〜8及びグリルバーナ10の火力が調整される。各摘み11a〜11cの上方及び摘み11dの左方には、それぞれのバーナ6〜8及び10が着火すると点灯する火力表示灯(LED)12a〜12dが着火の確認を兼ねて設けられている。グリルバーナ10の火力表示灯12dは上下2段に設けられ、上段に上火バーナの火力を表示し、下段に下火バーナの火力を表示する。
グリルバーナの摘み11d下方のこんろ本体4内には、乾電池を収容する電池室13が出入自在に設けられている。摘み11dと電池室13の間には、乾電池の電圧が低下して電池交換時期が近づいた時に点滅する電池交換表示灯14が設けられている。また、摘み11a〜11cの下方には、操作スイッチがシートキーで形成されたフラットタイプの操作表示パネルからなる表示部15が設けられ、前面の蓋15aを押圧すると、表示部15は手前に進出するように出入自在に収納される。なお、符号16は電源スイッチであり、9aはグリル部9のグリル庫内に連通する排気口である。
図2はガスこんろ1のガス回路の概略図である。図2において、ガス回路17に介装された元弁18の下流は、分岐路を介してこんろバーナ6〜8とグリルバーナ10の上火バーナ101及び下火バーナ102に連通している。図2中の符号19a〜19cは調理容器(鍋)であり、前記鍋底温度センサ6a〜8aにより鍋底の温度が検知される。バーナ6〜8,10に連通する各分岐路には、電磁安全弁6b,7b,8b,10b及びステッピングモータ駆動の流量調整電動弁6c,7c,8c,10cが介装されている。各こんろバーナ6〜8の近傍には、点火時に火花放電を発生する点火電極6d,7d,8d及びバーナの燃焼を監視する炎検知センサ6e,7e,8eが配設されている。同様に、上火バーナ101及び下火バーナ102の近傍に、点火電極101d,102d及び炎検知センサ101e,102eが配設されている。
ガスこんろ1の制御用電気回路20は、図3に示すように、制御回路(CPU)21がこんろ電源としての乾電池22にトランジスタ23a及び昇圧回路23を介して接続されている。本実施例では、電源は2本の定格電圧1.5Vの単一乾電池22が直列接続したものである。制御回路21には、乾電池22に接続する電池電圧監視回路24、イグナイタ25、圧電ブザー26、前記火力表示灯12(12a〜12d)及び電池交換表示灯14が接続されている。乾電池22と昇圧回路23の間には前記電源スイッチ16が接続されている。また、昇圧回路23を介して、表示部15の表示回路27及びリセット回路28が制御回路21に接続されている。
更に、制御回路21には、操作つまみ11a〜11dの点火スイッチ29a〜29d、及び回転角検出センサ30a〜30dへの入力信号により回転駆動されるステッピングモータ31a〜31dの駆動位置を検出する駆動位置センサ32a〜32dの各信号が入力される。これらの入力信号に基づいて、制御回路21によりガス回路17の元栓18及び電磁安全弁6b〜8b,10bの開弁動作と、流量調整電動弁6c〜8c,10cの開度とが制御される。また、制御回路21には、各こんろバーナ6〜8の鍋底温度センサ6a〜8a、炎検知センサ6e〜8e,101e,102eの各信号が入力され、制御回路21からの出力信号により各電磁安全弁6b〜8b,10bの閉弁動作が制御される。電磁弁から構成される元栓18には昇圧回路23に接続する保持巻線33a及び乾電池22に接続する吸着巻線33bが組み込まれていて、これらの巻線33a,33bは制御回路21に接続されている。
次に、バーナ6〜8,10のうちの標準バーナ6を例にとって、ガスこんろ1の動作を説明する。
まず、電源スイッチ16をONした後、バーナ6の操作摘み11aを押し込むと、ばね機構(図示せず)が作動して摘み11aが前方に突出して、点火操作があったことを点火スイッチ29aが検知して、この検知信号が制御回路21に入力される。制御回路21からは操作信号を出力して、トランジスタ34a,34bがONし、電磁弁(元弁)18の保持巻線33aが励磁されるが、吸引力が弱いため電磁弁18は開弁しない。その後(100 msec程度)、トランジスタ35がONして吸着巻線33bが励磁され、電磁弁18が開弁し、電磁安全弁6bに開弁保持電流が流れて開弁保持され、燃料ガスがバーナ6に供給される。次いで、イグナイタ25の上流のスイッチングトランジスタ25aがONして、イグナイタ25を所定時間作動させ、点火電極6dの火花放電によりバーナ6が点火する。
バーナ6が着火して燃焼を開始すると、火力表示灯12aが点灯し、吸着巻線33bが消磁すると共に、バーナ6の燃焼炎を炎検知センサ6eが検知し、炎検知センサ6eの検知信号が制御回路21に継続的に入力される。この検知信号に基づいて、バーナ6の点火完了や燃焼開始後の吹き消え等が監視され、炎検知センサ6eが燃焼炎を検知しなくなると、電磁安全弁6bへの保持電流が停止するので、電磁安全弁6bが閉弁して燃焼が停止する。また、摘み11aを回動することにより、回転角検出センサ(エンコーダ)30aが摘み11aの操作軸の回転角を検出して、流量調整電動弁6cに連結する回動軸をステッピングモータ31aで回転させることにより、ステッピングモータ31aの駆動位置センサ32aで駆動位置を検出しながら、電動弁6cの開度が調整されてバーナ6の火力が調整される。
その後、操作摘み11aを再び押し込むと、摘み11aがこんろ本体4前面と面一に没入して、消火操作があったことを点火スイッチ29aが検知して、この検知信号が制御回路21に入力される。制御回路21からは操作信号が出力され、この出力信号により、電磁安全弁6bへの保持電流が停止し、電磁安全弁6bが閉弁して燃焼が停止すると共に、火力表示灯12aが消灯する。
以上のようなバーナ6に関するガスこんろ1の動作及び電気回路20による制御は、他のバーナ7,8,10に関しても同様である。
ところで、ガスこんろ1の負荷を作動させると、乾電池22の容量(電池電圧)が次第に減少していく。ガスこんろ1の電気回路20には、前記電池電圧監視回路24が制御回路21に接続されている。そして、乾電池22の電池電圧が第一の設定値(例えば2.2V)に低下すると、電池交換表示灯14が点滅するようになっている。また、各バーナ6〜8,10の点火から消火までの間に、電池電圧が第二の設定値(例えば2.0V)以上にあるときに、例えば流量調整電動弁6c,7c,8c,10cに付設された各ステッピングモータ31a〜31dの駆動位置センサ32a〜32dのように、負荷に関連するセンサが負荷の動作を検出し、制御回路21が異常と判断して負荷の駆動を停止した時は、表示部15に当該負荷の動作エラーを点滅表示する。表示部15には、2連の7セグメントLEDを用いて負荷の動作エラー及び操作エラーや乾電池22が交換時期に至ったこと(電池交換エラー)を表示するエラー表示部36等が存在する。エラーコードとしては、例えば、点火開始からの経過時間を計測するタイマー回路の出力信号によるバーナの連続使用(2時間以上)「00」、過熱(290℃以上)「14」、鍋底温度センサの回路故障「70」、電磁安全弁の回路故障「71」などがある。
電池電圧が第二の設定値未満に電圧が低下すると、負荷が正常に作動しなくなる可能性が高い。そこで、電池電圧が第二の設定値未満に低下したときに、負荷が正常に作動しなかった場合には、乾電池22が交換時期に至ったものとみなして、表示部15に電池交換エラーを点滅表示して負荷の駆動を停止する。
ここで、ガスこんろ1における負荷としては、保持巻線33a及び吸着巻線33b(元弁18)、ステッピングモータ31a〜31d、火力表示灯12a〜12d、電池交換表示灯14、表示部15、電磁安全弁6b〜8b及び10b、イグナイタ25が挙げられる。これらの負荷の中でも、駆動時の電圧降下が最も大きいステッピングモータ31a〜31dが電池容量を最も消耗させるので、通常、流量調整電動弁6c〜8c及び10cの作動状態を駆動位置センサ32a〜32dで検出し、作動が不安定になったときが乾電池22の交換時期の目安となる。
更に、負荷に印加される電池電圧に関連した前記ガスこんろの制御について、図4に示すフローチャートを参照して説明する。
ガスこんろ1において、バーナ6〜8,10の操作摘み11a〜11dのいずれか、例えば摘み11aを押圧して、ガスこんろ1を始動させると、制御回路21は点火スイッチ29aからの操作信号が入力された否かを判断する(ステップS1)。点火操作が正しく行われたときは、電池電圧監視回路24からの入力信号に基づいて、制御回路21は乾電池22の電圧が第一の設定値の2.2V以上であるか否かを判断する(ステップS2)。電池電圧が2.2V以上であるとき、ガスこんろ1の運転中に負荷(ステッピングモータ31a)を駆動させる毎に、駆動位置センサ32aからステッピングモータ31aの駆動位置に応じた信号が制御回路21に入力され、この入力信号に基づいて、制御回路21はステッピングモータ31aを駆動させるパルス出力と駆動位置との関係が正常であるか否かを判断する(ステップS3)。正常であれば、電池交換表示灯14は消灯した状態にあり、ステップS2及びS3を繰り返す。一方、負荷の作動が正常でないと制御回路21が判断したときは、表示部15のエラー表示部36に当該負荷の動作エラーの表示を点滅すると共に、負荷にそれ以上の指令を出力することなく負荷の駆動を停止させる(ステップS4)。
ステップS2において、電池電圧が2.2V未満であるときは、ステップS5に移行する。この間、電池電圧が低下して、第二の設定値の2.0V未満になったかどうかを制御回路21は判断する。また、電池交換表示灯14を点滅させ(ステップS6)、上記ステップS3と同様にして、制御回路21は負荷(例えば、ステッピングモータ31a)を駆動させるパルス出力と駆動位置との関係が正常であるか否かを判断する(ステップS7)。正常であれば、ステップS5〜S7を繰り返す。正常でないときは、上記ステップS4に移行して、エラー表示部36に当該負荷の動作エラーの表示を点滅すると共に、負荷にそれ以上の指令を出力することなく負荷の駆動を停止させる。
負荷の駆動の繰り返しにより電池電圧が2.0V未満に低下しても、電池交換表示灯14は点滅した状態にあり(ステップS8)、制御回路21は負荷(ステッピングモータ31a)を駆動させる毎に、ステッピングモータ31aを駆動させるパルス出力と駆動位置センサ32aが検出する駆動位置との関係が正常であるか否かを判断する(ステップS9)。正常であれば、ステップS8及びS9を繰り返す。しかし、制御回路21が負荷の作動が正常でないと判断したときは、エラー表示部36に電池交換エラー表示を点滅させ、電池交換表示灯14を点滅から点灯に切り替えると共に、負荷の駆動を停止させる(ステップS10)。
本発明は、電源電池として2本の定格電圧1.5Vの乾電池を用いる表示装置に限られるものではなく、乾電池の定格電圧や使用する本数は任意であり、器具によっては、例えば1.5Vの乾電池を1本用いることもできる。
本発明において、最大の電圧降下を伴う負荷を反復可能に駆動できる下限動作電圧である終止電圧を第二の設定値とすることが好ましい。終止電圧は、器具やその負荷の種類によっても異なるので、使用する器具に応じて適宜設定されることになる。また、第二の設定値より高い第一の設定値も、負荷の駆動による電源電池の一般的な電力消費速度を勘案して、適宜設定されることになる。
電池電圧が第一の設定値と第二の設定値の間にあるとき、電池交換表示灯を点灯させてもよい。その場合、電池電圧が第二の設定値未満に低下したときに、負荷が正常に作動しなかった時、電池交換表示灯は点灯から点滅に切り替えられる。
実施例では、表示部がこんろ本体内に出入自在の操作表示パネルから構成される例を示した。しかし、表示部は器具によってはその前面に設けられる。また、負荷の動作エラーや電池交換エラーの表示は、記号の組合せ以外に、簡単な図柄や簡潔なメッセージの形式であってもよい。
本発明の表示装置は、乾電池を電源として、制御センサ付のマイコンにより負荷を制御することができる器具全般に適用可能であり、特に、こんろ、暖房装置、瞬間湯沸器、温水ボイラ等のガス又は石油を燃料とする燃焼器具に好適に適用することができる。
本発明の表示装置の一実施例を示すガスこんろの斜視図である。 図1に示すガスこんろのガス回路の概略図である。 図1に示すガスこんろの電気回路のブロック図である。 図1に示すガスこんろの制御動作を説明するフローチャートである。
符号の説明
1・・・ ガスこんろ、6〜8・・・ こんろバーナ、10・・・ グリルバーナ、6a〜8a・・・ 鍋底温度センサ、6b〜8b,10b・・・ 電磁安全弁、6c〜8c,10c・・・ 流量調整電動弁、6e〜8e,101e,102e・・・ 炎検知センサ、13・・・ 電池室、14・・・ 電池交換表示灯、15・・・ 表示部(操作表示パネル)、18・・・ 元弁、21・・・ 制御回路、22・・・ 乾電池(電源)、24・・・ 電池電圧監視回路、25・・・ イグナイタ、27・・・ 表示回路、29a〜29d・・・ 点火スイッチ、31a〜31d・・・ ステッピングモータ、32a〜32d・・・ 駆動位置センサ、33a・・・ 保持巻線、33b・・・ 吸着巻線、36・・・ エラー表示部。

Claims (2)

  1. 乾電池と、乾電池の電圧を監視する電池電圧監視回路と、電池交換表示灯と、負荷の動作エラーを表示する表示部とを備え、乾電池を電源として負荷が駆動される器具の表示装置において、電池電圧が第一の設定値以上にあるとき、電池交換表示灯は消灯した状態にあり、電池電圧が低下して第一の設定値とこれより低い第二の設定値の間にあるときは、電池交換表示灯を点滅又は点灯させ、電池電圧が第二の設定値以上にあるときに、負荷に関連して設けられたセンサからの信号に基づいて、制御回路が負荷の動作を異常と判断して負荷の駆動を停止させた時は、表示部に負荷の動作エラーを表示すると共に、電池電圧が第二の設定値未満に更に低下したときに、負荷が正常に作動しなかった時は、乾電池が交換時期に至ったことを表示部に表示して、負荷の駆動を停止することを特徴とする表示装置。
  2. 前記負荷が燃焼器具の燃料供給量を調整する流量調整電動弁に用いられるステッピングモータであり、負荷に関連して設けられたセンサがステッピングモータの駆動位置を検出する駆動位置センサであることを特徴とする請求項1記載の表示装置。
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