JP5134900B2 - ガス調理器 - Google Patents

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Description

本発明は、ガスコンロの下方にガスオーブンが設置され、前記ガスオーブンの排気筒が前記ガスコンロの奥側に上下配置されるガス調理器に関し、特に、前記排気筒の取り付け忘れによる損傷防止技術に関する。
ガスコンロの下方にガスオーブンが設置され、前記ガスオーブンの排気筒が前記ガスコンロの奥側に上下配置されるガス調理器があり、この排気筒はガスコンロの上面に取り付けられる構成である。(特許文献1参照)。
この排気筒はガスコンロの上面に取り付けられる構成であるが、ガスオーブンの設置作業において、この排気筒の取り付け忘れが生じる場合がある。排気筒を取り付け忘れた場合は、ガスオーブンの高温の排気が上方のガスコンロに設けた電気回路等を損傷する恐れがある。また、システムキッチンのように、ガスコンロがカウンタに取り付けられ、その下方にガスオーブンが組み込まれるビルトインタイプにおいては、ガスコンロに設けた電気回路等を損傷するのみならず、カウンタの損傷にも繋がり、問題である。
本発明は、排気筒の取り付けを検知する検知部を設け、このような排気筒の取り付け忘れによる問題を解決するものである。
第1発明のガス調理器は、カウンタに装着されてグリル部の熱気を逃がす排気口を後部に形成したガスコンロと、前記ガスコンロの下方に配置されて被調理物を収納する調理室内にバーナの燃焼熱気をファンによって供給するガスオーブンと、前記排気口と前記ガスオーブンの天板に形成した排気孔とを連通して前記ガスオーブンからの排熱を前記排気口へと逃がす排気筒と、前記排気筒が前記ガスオーブンに取り付けられていることを検知する検知部と、前記排気筒内の排気温度を検出する温度検出センサと、前記温度センサによって検出した排気温度に応じて前記バーナの出力を増減制御する制御部と、を備え、前記制御部は、前記ガスオーブンのスタート時に前記温度検出センサと前記制御部とを接続する端子が接続されていないことを検知したときは、前記ガスオーブンを停止状態とすることを特徴とする。
発明では、前記制御部は、前記ガスオーブンのスタート時前記温度検出センサと前記制御部とを接続する端子が接続されていないことを検知したときはガスオーブンを停止状態とするため、排気筒を取り付け忘れによって生じる、ガスオーブンの高温排気が上方のガスコンロ本体に設けた電気回路等を損傷する等の問題も解決する。
本発明のガス調理器は、ガスオーブンのスタート時に温度検出センサと制御部とを接続する端子が接続されていないことを検知したときは、ガスオーブンを停止状態とするように制御するものであり、以下に、本発明の実施例を記載する
本発明に係るガス調理器の実施形態について説明する。図1は本発明に係るガスオーブンの正面斜視図、図2は本発明に係るガスオーブンの中央部の縦断側面図、図3は本発明に係るガスオーブンの操作パネル対応部分の縦断側面図、図4は本発明に係るガスコンロとガスオーブンをカウンタに設置する形態を示す分解斜視図、図5は本発明に係るガスオーブンをカウンタに組み込んだ右側面図、図6は本発明に係るガスオーブンと排気筒の関係を示す分解斜視図、図7は本発明に係るガスオーブンに排気筒を取り付けた状態を示す斜視図、図8は本発明に係る加熱調理器の制御回路の構成図、図9は本発明に係るガスオーブンの排気筒取り付け状態を検知する検知部をリードスイッチ方式とした場合の実施例を示す回路構成図である。
本発明に係るガス調理器の実施例を図に基づき説明すると、1は例えばシステムキッチン等に組み込んで使用する床置型のガスオーブンであり、ガスオーブン1の本体内には調理室を構成するように、前面に開口する調理室4が形成されている。庫内4の前面開口は、扉2によって開閉自在に閉じられており、扉2は、左右下部に回動軸を備えており、上端部に設けた取っ手5を手前に引くことによって、手前側に開閉自在に枢支されている。そして、扉2の横に隣接して操作パネル3を配置している。扉2は、周囲の枠体部2Aの内側に耐熱ガラス2Bで構成した窓を形成し、庫内4を外から透視できる構成である。
これによって、排気筒36の取り付けを忘れた場合には、リードスイッチ接点部RSが作動(ONまたはOFF)しないため、リレー接点SW1が商用の交流電源51からガスオーブン1の制御部を構成する制御回路50への通電回路を開いたままであり、ガスオーブン1は稼動できず停止状態である。このため、ガスオーブン1のスタートスイッチをONしてもガスオーブン1は稼動しないため、排気筒36の取り付け忘れであることが判明する
ガスバーナ9での燃焼によって発生する熱風(加熱空気)は、熱風用ファン11によって庫内4の背壁に形成した多数の熱風供給孔21から庫内4に供給されて矢印のように循環し、庫内4の背壁上部に形成した多数の吐出孔22から排気通路23を通って、ガスオーブン1の天板に形成した排気孔24から排出される。このようにして、ターンテーブル6上に載せた調理物(被加熱物)が高温に加熱される。冷却用ファン20の運転によって、ガスオーブン1の前面下部の吸気孔25から吸い込んだ空気が、ガス供給室18Bを通ってガス供給部26を冷却しつつ、空間18を通って排気孔24の一部分24Aから排出される。27は庫内温度検出センサ、28は庫内の異常温度検出センサである。29は、ガスバーナ9の点火を検出する炎検出センサである。
図8はガスオーブン1の制御部を構成する制御回路50の実施例を示すもので、商用の交流電源51に扉2の開閉に応じて接点を開閉するドアスイッチ52を介して電源回路53を接続していると共に、この電源回路53の出力側に制御部を構成するマイクロコンピュータ54を接続している。
又、上記マイクロコンピュータ54の出力ポートには、操作パネル3に配置した表示器3Bを駆動する表示回路55と、ブザー56を作動するブザー回路57と、操作パネル3を電動により斜めに傾斜するギヤードモータ49を駆動するモータ駆動回路59と、熱風用ファン11の電動機11Aと冷却用ファン20の電動機19を駆動するモータ駆動回路71と、ガスオーブン1の熱源であるガスバーナ9への燃料供給を制御する電磁弁13、15を駆動する電磁弁駆動回路60と、ガスバーナ9のガスへ点火する点火用電極17で高圧放電させるための点火器駆動回路61と、調理室である庫内4を照明する庫内灯62を点滅する庫内灯駆動回路63と、ターンテーブル6用の電動機装置7の電動機7Aを駆動するモータ駆動回路82と、マイクロ波照射用のマグネトロン80の駆動回路81を接続し、同じく入力ポートには、扉2の開閉を検出するドア開閉検出回路64の出力と、操作パネル3に配置した操作部3Aに配置した各操作キーの入力を検出するキー入力回路65の出力と、庫内4の温度を検出する庫内温度検出センサ27を入力とする庫内温度検出回路66の出力と、ガスバーナ9の点火を検出する炎検出センサ29を入力とする炎検出回路67の出力とを接続していると共に、入出力ポートにはデータ記憶用のメモリ70を接続している。扉2を開いたとき庫内灯駆動回路63によって庫内灯62が点灯し、扉2を閉じたとき庫内灯駆動回路63によって庫内灯62が消灯する。
尚、68はマイクロコンピュータ54の出力ポートに接続した自己保持回路で、その出力にてドアスイッチ52に並列接続した自己保持用のリレー接点69を駆動するもので、扉2が開かれてドアスイッチ52が閉じ、電源回路53によりマイクロコンピュータ54に通電されると、自己保持回路68の出力にてリレー接点69を閉じ、調理の開始等により扉2が閉じてドアスイッチ52が開いても、リレー接点69を介して電源回路53に通電し、調理を継続する様に構成している。
又、マイクロコンピュータ54は、調理が終了して所定時間経過した場合や、扉2が閉じられてから所定時間経過しても操作部3に配置した各操作キーの入力操作が無い場合には、上記リレー接点69を開いて電源回路53への通電を遮断し、所謂待機時には電力を消費しない様に構成している。
ガスオーブン1をシステムキッチン等の所定場所へ設置した状態で、電源プラグを商用の交流電源51のコンセントへ接続し、扉2を一旦開いて閉じる動作によって、ドアスイッチ52が閉じて電源回路53によって電力が供給され、自己保持回路68が動作してリレー接点69が閉じ、自己保持状態となり、電源回路53によって電力が供給された状態となる。この状態において、表示回路55が動作し、自動調理キーと手動調理キーに対応のLEDが点灯して、このいずれかにキーの操作を促し、これらのキー操作と、温度設定キー、時間設定キー、スタートキー等の各種キーの操作によってオーブン調理加熱が行われる。
オーブン調理加熱が開始すると、ガスバーナ9によるガス燃焼と熱風用ファン11の運転(ON)によって、庫内4の温度が上昇し、庫内温度検出センサ27の検出による庫内温度検出回路66の出力値と、メモリ70に記憶した上限設定温度に達すると、電磁弁駆動回路60により電磁弁15を閉じてガスバーナ9を消火する。電磁弁13は開のままである。そして、ガスバーナ9の消火により庫内4温度が低下して下限設定温度に低下すると、再び電磁弁15を開くと共に点火器駆動回路61を動作してガスバーナ9を点火し、同時に熱風用ファン11を運転する。この結果庫内4温度が上昇して再び上限設定温度に達すると、電磁弁駆動回路60により電磁弁15を閉じてガスバーナ9を消火する。電磁弁13は開のままである。そして、ガスバーナ9の消火により庫内4温度が低下して下限設定温度に低下すると、再び電磁弁15を開くと共に点火器駆動回路61を動作してガスバーナ9を点火し、同時に熱風用ファン11を運転する。このような動作によって、庫内4の温度が所定のオーブン調理設定温度(例えば180℃)に保たれる。
このようにして、オーブン調理設定温度(上記180℃)の状況の下に、オーブン調理工程が進行して、ターンテーブル6上(又はこのターンテーブル6上に載せたオーブン調理用皿上)の調理物(被加熱物)は、その内部が焼かれる。この状態は、オーブン調理タイマの設定時間中行われる。そして、オーブン調理タイマの設定時間の終了によって、オーブン調理工程が終了し、熱源部10が停止する。即ち、モータ駆動回路71の動作によって、熱風用ファン11の電動機11Aが停止(OFF)し、電磁弁駆動回路60によって電磁弁13、15が閉じてガスバーナ9でのガス燃焼は行われない。またマイクロコンピュータ54の動作に基づき、モータ駆動回路82も動作して電動機7Aが運転を停止する。オーブン調理工程が終了したとき、扉2を開いて調理物(被加熱物)を取り出すことができる。
図4及び図5には、本発明に係るガスオーブン1とガスコンロ30をシステムキッチンに組み込むビルトインタイプのガス調理器を示している。これにおいて、ガスコンロ30は、カウンタCTに形成したガスコンロ取り付け孔32に上方から挿入し、ガスコンロ30の基板31の周縁部がガスコンロ取り付け孔32の周縁部に係止した状態に装着される。ガスオーブン1は、ガスコンロ30の下方空間に前方から挿入にて所定位置へ装着される。
ガスコンロ30は、基板31を貫通してそれぞれコンロ用ガスバーナを備えた3つのコンロ部34A、34B、34Cと、グリル用バーナを備えたグリル部35を備え、基板31の後部にはグリル部35の熱気を逃がすダクト35Aが連通する排気口33が形成されている。ガスオーブン1は、ガスオーブン1の天板に形成した排気孔24から排出される熱気を排気口33へ逃がすためのガスオーブンの排気筒36が、ガスコンロ30の奥側に上下配置される。排気筒36は、排気孔24の全体を覆う大きさに形成され、下部フランジ36Aをネジ37によってガスオーブン1の天板に取り付けている。図8に示すように、ガスオーブン1の制御部を構成する制御回路50は、温度検出センサ40で検出した排気筒36内の排気温度に応じてガスバーナ9(電磁弁駆動回路60)の出力を増減制御する。
ガスオーブン1は、排気筒36の取り付けを検知する検知部38を設けている。図6に示す検知部38は、マイクロスイッチ38Aで構成している。マイクロスイッチ38Aの作動板38A1は、マイクロスイッチ38Aの内部に収納したバネによって、常時上方へ付勢された状態である。ガスオーブン1には、マイクロスイッチ38Aを作動する作動棒39が設けられており、作動棒39は、この作動板38A1に作動棒39の下端が当接し、マイクロスイッチ38Aの前記バネによって、作動棒39の上端がガスオーブン1の天板を上下動自在に貫通して突出状態に保持されている。
図7に示すように、排気筒36が、その下部フランジ36Aをネジ37によってガスオーブン1の天板に取り付けられることによって、下部フランジ36Aが作動棒39の上端を押し、バネ付勢されたマイクロスイッチ38Aの作動板38A1を下方へ押して、マイクロスイッチ38A内のスイッチ38Sを切り替え作動する。これによって、図8に示すように、商用の交流電源51からガスオーブン1の制御部を構成する制御回路50への通電回路が閉じ、ガスオーブン1を稼動可能状態にする。
もし、排気筒36の取り付けを忘れた場合には、作動棒39によるマイクロスイッチ38A内のスイッチ38Sの切り替え作動がないため、スイッチ38Sは、商用の交流電源51からガスオーブン1の制御部を構成する制御回路50への通電回路を開いたままであり、ガスオーブン1は稼動できず停止状態である。このため、ガスオーブン1のスタートスイッチをONしてもガスオーブン1は稼動しないため、排気筒36の取り付け忘れであることが判明する。
マイクロスイッチ38Aは接点容量が大きいものを使用すれば、図8のように、交流電源51からの電力供給ラインを直接開閉してもよいが、図9に示すように、排気筒36の取り付け状態を検知する検知部38として、マイクロスイッチ38Aに替わってリードスイッチ47を設ける方式とすることができる。この場合は、ガスオーブン1の天板の部分にリードスイッチ接点部RSを取り付け、排気筒36の下部フランジ36Aに磁石Mgを取り付け、排気筒36がガスオーブン1に取り付けられたとき、磁石Mgによってリードスイッチ接点部RSが作動(ONまたはOFF)して作動回路SKによってリレー接点SW1が閉じるようにする。
これによって、排気筒36の取り付けを忘れた場合には、リードスイッチ接点部RSが作動(ONまたはOFF)しないため、リレー接点SW1が商用の交流電源51からガスオーブン1の制御部を構成する制御回路50への通電回路を開いたままであり、ガスオーブン1は稼動できず停止状態である。このため、ガスオーブン1のスタートスイッチをONしてもガスオーブン1は稼動しないため、排気筒36の取り付け忘れであることが判明する。
図10には検知部38の他の形態を示している。検知部38として、排気筒36内の排気温度を検出する温度検出センサ40を備え、温度検出センサ40は、リード線42の先端の端子43がガスオーブン1側の端子44に接続され、端子44が接続された温度検出回路41を介してマイクロコンピュータ54に接続されている。排気筒36が取り付けられたガスオーブン1においては、ガスオーブン1のスタートから所定時間内に、排気筒36内の排気温度が周囲温度よりもかなり高い温度に上昇するが、排気筒36を取り付け忘れてガスオーブン1の上面に載せたままの状態では、排気筒36内の排気温度が略周囲温度のままであるため、この検知によってガスオーブン1を停止状態とするようにする。
このため、温度検出センサ40の温度検知に基づき作動する保護スイッチ46を、マイクロコンピュータ54に接続した保護回路45によって、スイッチ38Sに替わって作動するように設ける。保護スイッチ46は、電源OFFの状態では閉じた状態である。排気筒36が、その下部フランジ36Aをネジ37によってガスオーブン1の天板に取り付けられ、端子43がガスオーブン1側の端子44に接続された状態では、ガスオーブン1のスタートから所定時間内に、排気筒36内の排気温度が周囲温度よりもかなり高い温度に上昇するため、この温度を温度検出センサ40が検出し、温度検出回路41を介してマイクロコンピュータ54に入力され、保護回路45によって保護スイッチ46は閉じた状態である。これによって、図8に示すように、商用の交流電源51からガスオーブン1の制御部を構成する制御回路50への通電回路が閉じ、ガスオーブン1を稼動可能状態にする。
端子43がガスオーブン1側の端子44に接続された状態であるが、排気筒36の取り付けを忘れてガスオーブン1の上面に載せたままの状態では、排気筒36内の排気温度が略周囲温度のままであるため、この温度を温度検出センサ40が検出し、ガスオーブン1のスタートから所定時間内に温度検出センサ40が周囲温度よりも十分高い所定の排気温度を検出しないときは、保護回路45によって保護スイッチ46は、商用の交流電源51からガスオーブン1の制御部を構成する制御回路50への通電回路を開き、ガスオーブン1は稼動できず停止状態となる。このため、排気筒36の取り付け忘れであることが判断できる。なお、この状態は、操作パネル3に配置した表示器3Bの所定のエラーコードが表示されるようにバックアップ電源によって作動させれば、排気筒36の取り付け忘れであることの判明がし易い。
この方式では、温度検出センサ40への通電回路は接続されているが、温度検出センサ40を排気筒36に取り付けることを忘れた場合にも、温度検出センサ40による検出温度が所定温度に上昇しないため、これによって異常を検知できるものとなる。この状態は、操作パネル3に配置した表示器3Bの所定のエラーコードが表示されるようにバックアップ電源によって作動させれば、排気筒36の取り付け忘れであることの判明がし易い
図10に示す検知部38は、排気筒36内の排気温度を検出する温度検出センサ40を備え、温度検出センサ40は、リード線42の先端の端子43がガスオーブン1側の端子44に接続され、端子44が接続された温度検出回路41を介してマイクロコンピュータ54に接続されている。実施例3は、庫内温度検出センサ27に替わってこの温度検出センサ40が庫内温度検出センサとして作用するものである。このため、この温度検出センサ40が排気筒36内の排気温度を検出して、上記のように、ガスバーナ9の制御によって調理室4内を予め設定された調理設定温度に加熱制御する。
温度検出センサ40は、リード線42の先端の端子43がガスオーブン1側の端子44に接続され、端子44が接続された温度検出回路41を介してマイクロコンピュータ54に接続されている。排気筒36が取り付けられたガスオーブン1においては、ガスオーブン1のスタートから所定時間内に、排気筒36内の排気温度が周囲温度よりもかなり高い温度に上昇するが、端子43と端子44が接続された状態で、排気筒36を取り付け忘れてガスオーブン1の上面に載せたままの状態では、排気筒36内の排気温度が略周囲温度のままであるため、この検知によってガスオーブン1を停止状態とするようにする。
この場合、温度検出センサ40の温度検知に基づき作動する保護スイッチ46を、マイクロコンピュータ54に接続した保護回路45によって、スイッチ38Sに替わって作動するように設ける。保護スイッチ46は、電源OFFの状態では閉じた状態である。排気筒36が、その下部フランジ36Aをネジ37によってガスオーブン1の天板に取り付けられ、端子43がガスオーブン1側の端子44に接続された状態では、ガスオーブン1のスタートから所定時間内に、排気筒36内の排気温度が周囲温度よりもかなり高い温度に上昇するため、この温度を温度検出センサ40が検出し、温度検出回路41を介してマイクロコンピュータ54に入力され、保護回路45によって保護スイッチ46は閉じた状態である。これによって、図8に示すように、商用の交流電源51からガスオーブン1の制御部を構成する制御回路50への通電回路が閉じ、ガスオーブン1を稼動可能状態にする。
端子43がガスオーブン1側の端子44に接続された状態であるが、排気筒36の取り付けを忘れてガスオーブン1の上面に載せたままの状態では、排気筒36内の排気温度が略周囲温度のままであるため、この温度を温度検出センサ40が検出し、ガスオーブン1のスタートから所定時間内に温度検出センサ40が周囲温度よりも十分高い所定の排気温度を検出しないときは、保護回路45によって保護スイッチ46は、商用の交流電源51からガスオーブン1の制御部を構成する制御回路50への通電回路を開き、ガスオーブン1は稼動できず停止状態となる。この状態は、操作パネル3に配置した表示器3Bの所定のエラーコードが表示されるため、排気筒36の取り付け忘れであることが判明する
ところで、庫内温度検出センサ27に替わって温度検出センサ40が庫内温度検出センサとして作用するものでもよい。その場合は、この温度検出センサ40が排気筒36内の排気温度を検出して、上記のように、ガスバーナ9の制御によって庫内4を予め設定された調理設定温度に加熱制御する。
温度検出センサ40は、リード線42の先端の端子43がガスオーブン1側の端子44に接続され、端子44が接続された温度検出回路41を介してマイクロコンピュータ54に接続されている。排気筒36が取り付けられたガスオーブン1においては、ガスオーブン1のスタートから所定時間内に、排気筒36内の排気温度が周囲温度よりもかなり高い温度に上昇するが、排気筒36を取り付けたが、端子43をガスオーブン1側の端子44に接続しなかった場合は、排気筒36内の排気温度検出ができないため、この状態を検知して、ガスオーブン1を停止状態とするようにする。
この場合、温度検出センサ40の温度検知に基づき作動する保護スイッチ46を、マイクロコンピュータ54に接続した保護回路45によって、スイッチ38Sに替わって作動するように設ける。保護スイッチ46は、電源OFFの状態では閉じた状態である。排気筒36が、その下部フランジ36Aをネジ37によってガスオーブン1の天板に取り付けられ、端子43がガスオーブン1側の端子44に接続された状態では、ガスオーブン1のスタートから所定時間内に、排気筒36内の排気温度が周囲温度よりもかなり高い温度に上昇するため、この温度を温度検出センサ40が検出し、温度検出回路41を介してマイクロコンピュータ54に入力され、保護回路45によって保護スイッチ46は閉じた状態である。これによって、図8に示すように、商用の交流電源51からガスオーブン1の制御部を構成する制御回路50への通電回路が閉じ、ガスオーブン1を稼動可能状態にする。
排気筒36は正規の状態に取り付けたが、端子43がガスオーブン1側の端子44に接続されていない状態では、排気筒36内の排気温度検出ができない。このため、ガスオーブン1のスタートからマイクロコンピュータ54によって、温度検出センサ40の温度検知出力があるか否かを温度検出回路41の出力によって判断し、温度検出センサ40の温度検知出力がないと判断したとき、保護回路45によって保護スイッチ46は、商用の交流電源51からガスオーブン1の制御部を構成する制御回路50への通電回路を開き、ガスオーブン1は稼動できず停止状態となる。この状態は、操作パネル3に配置した表示器3Bの所定のエラーコードが表示されるため、端子43がガスオーブン1側の端子44に接続されていないことが判明する。
加熱調理器は上記実施例に示した構成に限定されず、種々の形態のものに適用できるものであり、本発明の技術範囲において種々の形態を包含するものである。
本発明に係るガスオーブンの正面斜視図である 本発明に係るガスオーブンの中央部の縦断側面図である 本発明に係るガスオーブンの操作パネル対応部分の縦断側面図である 本発明に係るガスコンロ本体とガスオーブンをカウンタに設置する形態を示す分解斜視図である 本発明に係るガスオーブンをカウンタに組み込んだ右側面図である 本発明に係るガスオーブンと排気筒の関係を示す分解斜視図である 本発明に係るガスオーブンに排気筒を取り付けた状態を示す斜視図である 本発明に係る加熱調理器の制御回路の構成図である 本発明に係るガスオーブンの排気筒取り付け状態を検知する検知部をリードスイッチ方式とした場合の実施例を示す回路構成図である 本発明に係るガスオーブンの排気筒取り付け状態を検知する検知部の他の実施例を示す斜視図である
符号の説明
1・・・・ガスオーブン
2・・・・扉
3・・・・操作パネル
3B・・・表示器
4・・・・庫内
5・・・・取っ手
6・・・・ターンテーブル
7・・・・電動機装置
10・・・熱源部
11・・・熱風用ファン
11A・・電動機
12・・・ガス管
13・・・第1電磁弁
14・・・手動開閉弁
15・・・第2電磁弁
16・・・ガス管
17・・・点火用電極
18・・・空間
20・・・冷却用ファン
21・・・熱風供給孔
22・・・吐出孔
23・・・排気通路
24・・・排気孔
25・・・吸気孔
26・・・ガス供給部
27・・・庫内温度検出センサ
30・・・ガスコンロ
33・・・排気口
35・・・グリル部
36・・・ガスオーブンの排気筒
36A・・下部フランジ
37・・・ネジ
38・・・検知部
38A・・マイクロスイッチ
38A1・・マイクロスイッチの作動板
39・・・作動棒
40・・・温度検出センサ
42・・・リード線
43、44・・・端子
47・・・リードスイッチ
50・・・制御回路
54・・・マイクロコンピュータ

Claims (1)

  1. カウンタに装着されてグリル部の熱気を逃がす排気口を後部に形成したガスコンロと、
    前記ガスコンロの下方に配置されて被調理物を収納する調理室内にバーナの燃焼熱気をファンによって供給するガスオーブンと、
    前記排気口と前記ガスオーブンの天板に形成した排気孔とを連通して前記ガスオーブンからの排熱を前記排気口へと逃がす排気筒と、
    前記排気筒が前記ガスオーブンに取り付けられていることを検知する検知部と、
    前記排気筒内の排気温度を検出する温度検出センサと、
    前記温度センサによって検出した排気温度に応じて前記バーナの出力を増減制御する制御部と、
    を備え、
    前記制御部は、
    前記ガスオーブンのスタート時に前記温度検出センサと前記制御部とを接続する端子が接続されていないことを検知したときは、前記ガスオーブンを停止状態とする
    ことを特徴とするガス調理器。
JP2007252282A 2007-09-27 2007-09-27 ガス調理器 Expired - Fee Related JP5134900B2 (ja)

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