JP2911294B2 - ガスオーブン装置 - Google Patents

ガスオーブン装置

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JP2911294B2
JP2911294B2 JP11891092A JP11891092A JP2911294B2 JP 2911294 B2 JP2911294 B2 JP 2911294B2 JP 11891092 A JP11891092 A JP 11891092A JP 11891092 A JP11891092 A JP 11891092A JP 2911294 B2 JP2911294 B2 JP 2911294B2
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gas
gas oven
exhaust port
cabinet
sensor
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奈緒子 福留
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Tokyo Gas Co Ltd
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  • Control Of Combustion (AREA)
  • Combinations Of Kitchen Furniture (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、ガスオーブン装置に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来のガスオーブンは、厨房において設
置された腰高のガステーブルやワークトップ(調理台)
の下に組み込まれ、排気はガステーブルやワークトップ
を経由してレンジフードから排出する所謂ビルトインタ
イプと、ワークトップ上に置く卓上タイプに大別でき
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記2つのタ
イプにおいては、次のような問題がある。
【0004】a.ビルトインの場合、ガスオーブンの場
所が固定されているため、キッチンの構成上ガスオーブ
ンの前に十分な空間がなく、調理操作がしにくい場合で
もガスオーブンの位置、向きを変えることができない。
【0005】b.卓上タイプの場合、機器の重量が重
く、ビルトインタイプと同様機器の移動は困難である。
又、ガスオーブンからの排気は換気扇が回っているか否
か等に関係なく、調理スイッチがONになれば常に機器
の上面から高温排気室内に排出てしまう。
【0006】本発明の目的は、上記a、bに記した問題
を有しないガスオーブン装置を提供することである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明に係るガスオーブ
ン装置の構成は次のとおりである。
【0008】1.下面にキャスターを取り付けて成るキ
ャビネット内にガスオーブンを組み込むと共に前記キャ
ビネットの一部にガスオーブンの排気口に連通し、且つ
無負荷時に上昇する排気口アダプターを取り付けたこ
と、厨房に設置された腰高位置のガスコンロの下方又は
ワークトップの下方に前記キャビネットを正面側から出
し入れ自在にセットできるセットスペースを形成すると
共に前記キャビネットがセットスペース内に正常にセッ
トされた状態において前記排気口アダプターが接続され
る排気口を前記セットスペース内に設けたこと、前記排
気口アダプターと排気口とが正常に接続された状態を検
出するセンサーを設けると共にこのセンサーから正常に
セットされていることを示す信号の入力があったとき、
及びキャビネットがセットスペース内から引き出されて
いて、前記排気口アダプターが正常に開放されているこ
とを検出するセンサーを設けると共にこのセンサーから
正常に開放されていることを示す信号の入力があったと
きにのみ、前記ガスオーブン内のガスバーナに点火する
ことを許容する安全回路を設けたこと、を特徴とするガ
スオーブン装置。
【0009】2.排気口アダプターに風量検出センサー
を取り付け、この風量検出センサーが一定量以上の風量
を検出しないときにはガスオーブンのガスバーナに点火
しない、又は点火中の時は消火する安全回路を付加して
成る前記1記載のガスオーブン装置。 3.キャビネット内にガスホースリールを組み込み、こ
のガスホスリールに捲き取られているガスホースを経由
してガスオーブンにガスを供給するように構成して成る
前記1又は2記載のガスオーブン装置。 4.セットスペース内からキャビネットを引き出してこ
のセットスペース内に車椅子の一部を入れて車椅子のま
まガスコンロ及びワークトップを使用できるように構成
して成る前記1又は2又は3記載のガスオーブン装置。
【0010】
【作用】ガスオーブンを組み込んだキャビネット、セ
ットスペース内に正しくセットされた状態において、そ
排気口アダプターと排気口が接続される。この接続
態は例えばリミットスイッチ等を用いたセンサーにより
検出される。そして、センサーから排気口アダプターが
正常に接続されているとの信号が入力されると安全回路
はガスオーブンの使用を許容する。この結果、ガスオー
ブン内のガスバーナに点火を行い、調理が可能となる。
【0011】キャビネットはキャスターにより引き出し
て移動が可能である。このようにして、キャビネットを
引き出してガスオーブンを使用する際、排気口アダプタ
ーから正常に排気ができることが必要であり、万一これ
が不可能又は不十分なときは、安全のためにガスオーブ
ンの使用を停止する、又は出来ないようにすることが必
要である。このため、排気口アダプターにはサーミスタ
又は風量検出センサーが取り付けられ、排気が万一停滞
したり、不十分なときに発生する排気口アダプター又は
この付近の温度上昇現象を検出して、安全回路を作動さ
(サーミスタの場合)。又、排気口アダプターが何
かによってその排気が十分に行い得ない状況にあって、
十分な排気風量が無い場合に、この風量を検出すること
により安全回路を作動させる(風量検出センサーの場
合)。このように作用する安全回路により、ガスオーブ
ン装置はその排気上の安全が保障されている。
【0012】キャビネットをセットスペースから引き出
す際、ガスホースも自動的に延長されなければならな
い。このため、キャビネットには、巻き込み式のホース
リールが取り付けられている。又、移動によりガスホー
スが外れたりした際の安全を確保するため、ガスの元栓
又はガスオーブン側にはヒューズ(渦流出防止機構)が
取り付けられている。
【0013】
【実施例】図1において、1はキャスター3付のキャビ
ネット2内に収納されたガスオーブン、4はキャビネッ
ト2の上面後方に構成した排気口アダプターにして、こ
の排気口アダプター4は、図2(A)(B)に示すよう
に、キャビネット2から上昇自在で、正しい位置まで上
昇したことを検出するためのセンサー5が取り付けられ
ている。
【0014】6はガスコンロ7の下に形成した前記キャ
ビネット2が出入り自在のセットスペースにして、この
セットスペース6の後方には前記排気口アダプター4が
上昇して接続される排気口8が設けてある。11はワー
クトップである。
【0015】9は安全回路にして、次の制御を行う。
【0016】a.図3に示すようにセットスペース6内
にキャビネット2が正しくセットされ、且つ排気口アダ
プター4が図2(A)に示すように排気口8に正しく接
続されセンサー5から正常を示す信号が入力された
きにのみガスオーブン1のガスバーナに点火を行うこと
を許容する。
【0017】b.排気口アダプター4に取り付けたサー
ミスタ10から一定温度以上の温度を検出したことを示
す信号が入力された場合にバーナを止める、又はバーナ
に点火させないでガスオーブンの使用を不可能にする。
【0018】c.キャビネット2がセットスペース6内
から完全に引き出されない状態(これは排気口アダプタ
ー4のセンサー5で検出できる)及びキャビネット2が
完全に引き出されたが、何かが原因して排気口アダプタ
ー4から正常に排気ができない状態においてはサーミス
タ10又は風量検出センサーからの信号によりガスオー
ブン1のガスバーナに点火させない。
【0019】図4はガスオーブン1の正面側に排気口1
2を設け、前記セットスペース6内にセット自在ではあ
るが、排気口アダプター4の構成を有しないガスオーブ
ン装置実施例にして、この場合、排気口アダプター4
の接続に関係するセンサー5の構成は無いが、排気口1
2の過熱をサーミスタで検出するか、排気風量不十分を
風量検出センサーで検出してガスバーナに点火させな
い、又は点火中は消火するための安全回路が組み込まれ
ている。
【0020】図5は、ガスオーブン1の排気口12をキ
ャビネット2の上面後方に開口したガスオーブン装置の
実施例にして、安全回路には図4の場合と同様のものが
組み込まれている。
【0021】なお、上記実施例において、ガスホース
は、キャビネット2内に取り付けたホースリールに捲き
取られており、必要に応じて延長及び自動巻き込みが可
能である。又、万一ガスホースが外れた場合のことを考
慮して、ヒューズが元栓又はガスオーブン1側に組み込
まれている。
【0022】
【発明の効果】本発明に係るガスオーブン装置は以上の
とおり、ガスオーブンの使用場所や向きを自由に変える
ことができるので、次の如き効果を奏する。
【0023】a.使い勝手が良い。
【0024】b.ワークトップを広く使用できる。
【0025】c.排気が十分に確保されていない状態或
いは排気口付近が過熱したような場合にガスオーブンの
ガスバーナに点火が行われない、又は点火中は自動消火
するため、安全である。
【0026】d.ガスコンロ或いはワークトップ側にガ
スオーブン側の排気口アダプターを接続する構造が無い
場合には、図4、5に示したガスオーブン装置を利用す
ることができる。
【0027】e.ガスコンロの下にガスオーブン装置を
出し入れ自在にセットできるようにしておくと、ガスオ
ーブンを引き出した際、ここにスペースがあくため、
セットスペース内にヒザまで入って車椅子のまま調理
することができる。よって、車椅子で生活している人に
便利である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るガスオーブン装置の斜視図。
【図2】(A)排気口アダプターが正しく接続されてい
る状態の説明図。
【図2】(B)排気口アダプターが正しく接続されてい
ない状態の説明図。
【図3】ガスコンロの下に形成したオープンスペース内
にガスオーブン装置をセットした状態の説明図。
【図4】正面側に排気口を設けたガスオーブン装置の実
施例図。
【図5】キャビネットの上面後方に排気口を設けたガス
オーブン装置の実施例図。
【符号の説明】
1 ガスオーブン 2 キャビネット 3 キャスター 4 排気口アダプター 5 センサー 6 セットスペース 7 ガスコンロ 8 排気口 9 安全回路 10 サーミスタ 11 ワークトップ 12 排気口
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24C 15/20 F24C 15/08

Claims (4)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下面にキャスターを取り付けて成るキャ
    ビネット内にガスオーブンを組み込むと共に前記キャビ
    ネットの一部にガスオーブンの排気口に連通し、且つ無
    負荷時に上昇する排気口アダプターを取り付けたこと、厨房に設置された腰高位置の ガスコンロの下方又はワー
    クトップの下方に前記キャビネットを正面側から出し入
    れ自在にセットできるセットスペースを形成すると共に
    前記キャビネットがセットスペース内に正常にセットさ
    れた状態において前記排気口アダプターが接続される排
    気口を前記セットスペース内に設けたこと、 前記排気口アダプターと排気口とが正常に接続された状
    態を検出するセンサーを設けると共にこのセンサーから
    正常にセットされていることを示す信号の入力があった
    とき、及びキャビネットがセットスペース内から引き出
    されていて、前記排気口アダプターが正常に開放されて
    いることを検出するセンサーを設けると共にこのセンサ
    ーから正常に開放されていることを示す信号の入力があ
    ったときにのみ、前記ガスオーブン内のガスバーナに点
    火することを許容する安全回路を設けたこと、 を特徴とするガスオーブン装置。
  2. 【請求項2】 排気口アダプターに風量検出センサーを
    取り付け、この風量検出センサーが一定量以上の風量を
    検出しないときにはガスオーブンのガスバーナに点火し
    ない、又は点火中の時は消火する安全回路を付加して成
    る請求項1記載のガスオーブン装置。
  3. 【請求項3】 キャビネット内にガスホースリールを組
    み込み、このガスホスリールに捲き取られているガスホ
    ースを経由してガスオーブンにガスを供給するように構
    成して成る請求項1又は2記載のガスオーブン装置。
  4. 【請求項4】 セットスペース内からキャビネットを引
    き出してこのセットスペース内に車椅子の一部を入れて
    車椅子のままガスコンロ及びワークトップを使用できる
    ように構成して成る請求項1又は2又は3記載のガスオ
    ーブン装置。
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JPH05312339A JPH05312339A (ja) 1993-11-22
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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JP4956150B2 (ja) * 2006-11-16 2012-06-20 株式会社ハーマン 換気連動装置
JP5134900B2 (ja) * 2007-09-27 2013-01-30 大阪瓦斯株式会社 ガス調理器

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