JP2514225B2 - てんぷら火災警報付きレンジフ―ド - Google Patents

てんぷら火災警報付きレンジフ―ド

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JP2514225B2
JP2514225B2 JP63080282A JP8028288A JP2514225B2 JP 2514225 B2 JP2514225 B2 JP 2514225B2 JP 63080282 A JP63080282 A JP 63080282A JP 8028288 A JP8028288 A JP 8028288A JP 2514225 B2 JP2514225 B2 JP 2514225B2
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Japan
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temperature
tempura
range hood
hood
temperature sensor
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敬二 柏村
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Fuji Industrial Co Ltd
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Fuji Industrial Co Ltd
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Description

【発明の詳細な説明】 (産業上の利用分野) 本発明はガスレンジ(ガスコンロを含む)或いは電気
レンジ(電気コンロを含む)等の調理器具の上方に取付
けられるレンジフードに関し、詳しくはてんぷら調理に
伴なう火災発生を未然に防止するレンジフードに関す
る。
(従来の技術) 最近は食生活が洋式化するにつれててんぷら油(食用
油)を用いた献立が増え、それに伴なって残念なことに
コンロ火災が増加しており、そのほとんどが揚げ物の折
に発生している。
又、食用油の火災は水をかけたりすることが出来ず、
火災の中で最も危険なものの1つとされている。
そのため、台所(厨房)には食用油の火災に備えて消
化器を用意するなどしているが、万が一その火災が発生
した時は落ち着いて消化器を操作して消化するといった
ことが出来ず、二次的災害を含めて被害を一層拡大させ
る等の危険性がある。
そこで、最近は食用油が発火し、火災が発生した時の
温度上昇を感知して消化薬剤が自動的に放射される消化
装置が開発されている。
それらは、消化薬剤を収容したタンクをフード本体内
又はレンジフードに隣接する吊り戸棚内に収納配置し、
放射口を兼ねた感知部をフィルタの下面でレンジ上方に
取付けると共に、タンクと感知部とを導管で連絡させた
構造をなしている。
(発明が解決しようとする課題) 上述した従来の技術は、食用油が自然発火温度(約37
0℃位)に達し、火が立ち昇って感知部が作動して消化
薬剤の散布を行ない、消化するため、レンジ上は消化薬
剤で汚されることになる。従って、消化後の後仕末がた
いへんであるといった問題点を有する。
そこで、本発明は上記した従来の事情に鑑みてなされ
たものであり、その目的とする処は、食用油が自然発火
する異常温度を検知して、火災の発生を未然に防止し得
ると共に、食用油の温度上昇時はガスレンジ又は電気レ
ンジの火力を絞り、食用油の温度上昇を抑えることが出
来るレンジフードを提供することにある。
(課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために、本発明のレンジフード
は、フード本体に、てんぷら油の温度を直接計測する電
気的計測手段の温度センサーを電気コードを介して取付
け、その温度センサーが検出した温度を表示する表示手
段をフード本体の適所に設け、更に、てんぷら調理の適
温を検出した時適温を知らせる信号音を発し、異常温度
に達した時は前記信号音と異なる信号音を発する報知手
段を設けると共に、それらは温度センサーの検出作動に
連係して電気的に作動するように構成する。上記報知手
段が発する信号音は、てんぷら調理の適温については快
適なメロディーやメッセージ等とし、異常温度時の信号
音は危険を知らせるブザーなどとする。
又、温度センサーを取付けた電気コードは予めコイル
スプリング状に成形して伸縮自在としたり、或いはフー
ド本体内にコードリールを取付けてコード処理を行なっ
てもよい。更に、温度センサーをてんぷら油の中に浸漬
保持するためにコードはクリップ等の止め具で係止す
る。
又、上記レンジフードには、異常温度の検出に連係し
て調理器具の作動を停止又は加熱源を絞る手段を設ける
ことにより、温度上昇を抑えることが出来る。更に、上
記温度センサーとしては熱電対,サーミスタ,白金測温
抵抗体等が挙げられる。
(作用) 上記手段によれば、電気コードを引き伸ばして温度セ
ンサーをてんぷら油の中に入れることにより、調理器具
で加熱されたてんぷら油の温度が検出されると共に、表
示部に表示される。
そして、てんぷら油の温度がてんぷら調理に適した温
度(約180℃位)になった時は温度表示に加えて報知手
段が作動して調理人に知らせる。
又、てんぷら油の温度が適温を過ぎ自然発火する異常
温度に近づいた時は表示部に表示されると同時に、異常
(危険)を知らせる警報音が発せられ、調理人は調理器
具の火力を切るなり、或いは絞るなどして昇温を止め
る。
更に、温度計測及び表示に加えて、異常温度時は調理
器具の加熱源を停止又は絞る手段が連動することにより
自動的にてんぷら油の昇温が抑えられる。
(実施例) 以下、本発明の実施例を図面に基づいて説明すると、
第1図は使用状態を示す斜視図で、Aはレンジフード、
Bはガスレンジなどの調理器具で、レンジフードAにお
けるフード本体1内に、てんぷら油の温度を直接計測す
る温度センサー2が電気コード3を介して取付けられ、
その電気コード3はコードリール4に巻回収容され、引
き出し格納自在とされている。
上記温度センサー2としてはてんぷら油という液体中
に直接浸漬して測定することが出来る素子、例えば熱電
対,サーミスタを用い、それら温度センサー2をてんぷ
ら油a中に浸漬された状態に保持すべく電気コード3を
てんぷら鍋5の縁にクリップ6で係止する。
尚、上記クリップ6は電気コード3に一体的に装備し
てもよいものである。
又、上記フード本体1の前板1a前面には温度センサー
2が検出した温度を表示する表示手段7が取付けられ、
調理作業を行ないながら確認することが出来るようにし
てある。
表示手段7としてはデジタル表示が挙げられる。
更に、フード本体1には温度センサー2が検出した温
度に応じ信号音を発する報知手段8が設けられている。
その報知手段8は、検出した油温がてんぷら調理にし
た温度である時に発せられる適温信号音と、適温以上に
温度が上昇し自然発火温度に近くなった時に発せられる
異常温度信号音の二種類を有し、それら信号音は夫々異
なった信号音とされている。尚、てんぷら調理に適した
温度を報知する適温信号音は調理を快適に行なわしめる
ためにメロディーを流してもよいものである。又、異常
温度信号音は危険を報知するためブザー等が効果的であ
る。
更に、上記した温度検出は表示のみならず、設定した
異常温度に達した時は信号音を発すると同時にてんぷら
油を加熱するガスレンジ又は電気レンジの調理器具Bの
火力を止め又は火力を絞る制御手段を連係作動させるよ
うにする。
その制御手段は調理器具Bがガスレンジの場合はガス
供給経路に遮断弁又は開度調整弁を設け、異常温度に達
した時の信号を受けて作動するようにする。
又、調理器具Bが電気レンジの場合は回路中にリレー
等を介して開閉スイッチを設け、異常温度に達した時リ
レーが働いて回路を開回路とし、通電を遮断したり、或
いは電流制御によって熱量を絞るなどする。
更に、上述した温度センサー2を取付けた電気コード
3の処理は図示のコードリールに限られるものではな
く、電気コード3をコイルスプリング状に成形し、伸縮
自在としてもよいものである。
又、本発明はフード本体1内に、モータ9,ファン10,
ケーシング11及びフィルタ12等で構成された排気装置13
を装備したものに限られるものではなく、換気扇を取付
ける換気扇フードにも適用できるものであることは本発
明の精神から十分理解できるものである。
(発明の効果) 本発明のレンジフードは以上の如き構成としたもので
あるから、てんぷら油の温度を表示部によって知ること
が出来ると共に、その温度がてんぷら調理に適した温度
の場合は信号音が発せられるため安心して快適に調理を
行なうことが出来る。
又、てんぷら油が異常に昇温して自然発火温度に近く
なった時はてんぷら調理適温の信号音と異なった信号音
が発せられるため、調理人はそれを知ることによって調
理器具を止めたり、火力を絞って、てんぷら油がそれ以
上昇温しないようにすることが出来る。
依って、てんぷら油が異常に昇温し、自然発火して火
災を招くといった危険を未然に防止することができる。
又、上記レンジフードに温度センサーの検出温度に連
動して調理器具の火力を絞ったり、止めたりする制御手
段を設けた時は上述した手動による調整を自動的に行な
うことが出来、更に安全性が高められる。
【図面の簡単な説明】
図面は本発明の実施例を示し、第1図は斜視図、第2図
は縦断側面図、第3図は回路図である。 図中、A:レンジフード、B:調理器具 1:フード本体、2:温度センサー 3:電気コード、4:コードリール 7:表示手段、8:報知手段

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】フード本体に、てんぷら油の温度を直接計
    測する温度センサーを電気コードを介して取付け、その
    温度センサーが検出した温度を表示する表示手段をフー
    ド本体の適所に設け、更にてんぷら調理の適温を検出し
    た時適温を知らせる信号音を発し、異常温度に達した時
    は前記信号音と異なる信号音を発する報知手段を設ける
    と共に、それらが温度センサーの検出作動に連係して電
    気的に作動するようにしたてんぷら火災警報付きレンジ
    フード。
  2. 【請求項2】上記レンジフードが異常温度の検出に連係
    して調理器具の作動を停止又は加熱源を絞る手段を設け
    た請求項(1)記載のてんぷら火災警報付きレンジフー
    ド。
  3. 【請求項3】上記温度センサーを取付けた電気コードが
    フード本体に取付けたコードリールに巻回収容した請求
    項(1)又は(2)記載のてんぷら火災警報付きレンジ
    フード。
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