JPS6146821A

JPS6146821A - 電気スト−ブ

Info

Publication number: JPS6146821A
Application number: JP16835784A
Authority: JP
Inventors: Takashi Tanahashi; 隆棚橋; Kiyoshi Sekiya; 清関谷; Hiroaki Fujii; 宏明藤井
Original assignee: Matsushita Electric Industrial Co Ltd
Current assignee: Panasonic Holdings Corp
Priority date: 1984-08-10
Filing date: 1984-08-10
Publication date: 1986-03-07
Also published as: JPH0518022B2

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】産業上の利用分野本発明は主として家庭で使用される反射型の電気スト−
ブに関するものである。

従来例の構成とその問題点従来例を第１図に示す。第１図において、■は筐体、２
はヒータ、３は反射板、４はガードであリ、周知の通電
ヒータ２に通電するとヒータ２は赤熱し反射板３の反射
効果により採暖することができる。

一般に電気ストーブは軽くて容易に持運びができること
、電気コンセントさえあればどこでも使用できること、
スイッチＯＮですぐ使用できること、衛生的であること
などの理由で簡便に広く使燃物が電気ストーブのガード
面に異常に接近したシして火災の発生する危険があった
。

従来例の問題点は上述の可燃物の落下又は異常接近に対
して全く無防備であシ、使用者の不注意による火災の発
生を防止できないことである。

発明の目的本発明は上記従来例の問題点を解消するもので、可燃物
等の落下、異常接近による火災の発生を防止することを
目的とする。

発明の構成上記目的を達するため、本発明の電気ストーブは、発熱
体と、その発熱体により加熱される対象物の温度上昇を
直接又は間接的に検出する温度センサと、その温度セン
サの信号により前記発熱体をＯＦＦする電気回路とを備
え、前記対象物の温度が異常に上昇したとき、前記発熱
体をＯＦＦする構成であシ実施例の説明以下、本発明の一実施例について、図面に基づいて説明
する。

第２図は本発明の一実施例の正面図、第３図は第２図の
中央断面である。

第２図、第３図において、５は筐体、６は発熱体、７は
反射板、８はガード、９は電源スイッチ、１０は温度セ
ンサ（サーミスタ）で反射板７の中央部よシ突出し、ガ
ード８に接近して設けられている。１１はスタートスイ
ッチ、１２は表示ランプである。

第５図に電気回路を示す。１０は温度センサ、Ｒａは動
作温度を調節する可変抵抗器、Ｔｒｔはトランジスタ、
Ｔｒ２はリレーＲｅの回路を０Ｎ−ＯＦＦする双方向性
サイリスタ、ＣｒはリレーＲｅの接点、１１はスタート
スイッチ、９は電源スイッチ、　１２は表示ランプ、６
はヒータ、Ｒ１−Ｒ４は抵抗、Ｅｃは制御回路用直流電
源、ＥｐＦｉ１００ｖ交流電源を示す。

以下上記構成における作用を説明する。

第４図に電気ストーブ■とカーテン■の間隔■が５０ｃ
ＩｒＩの場合と１５ｚの場合のカーテン表面温度Ｔｔと
温度センサ１０の温度Ｔｓとの関係を示す。

図から明らかな通電、正常状態であるＬ　＝　５　Ｑ　
ｃｐｓの場合は、カーテン表面温度Ｔｔは７５℃で飽和
しておシ全く発煙、発火の心配はなく、この時の温度セ
ンサｌＯの温度Ｔｓは６０℃である。

次に間隔Ｌ′ｆ、１５ｍまで近づけると、カーテン表面
温度Ｔｔと温度センサ１０の温度Ｔｓは急に上昇し、も
し発熱体６０通電を続けると、カーテン表面温度Ｔｔ’
は１９０℃まで上昇し、温度センサｌＯの温度’ｒｓ’
ｔｏｏ’ｃｔで上昇する。この時のカーテンの状態は少
し変色する程度で発煙発火はまだないが、かなり危険な
状態である。

本発明一実施例の電気ストーブは、温度センサ１０の温
度が、動作温度Ｔ太ｏになると発熱体６をＯＦＦする。

この時のカーテン表面温度Ｔｔは１２０℃であり、発火
は勿論のこと発煙の心配もない。

次に電気回路の作用を説明する。第５図において電源ス
イッチ（残留接点）９をＯＮすると、表示ランプ１２が
点灯し、次にスタートスイッチ（自動復帰接点）１１を
ＯＮすると、温度センサ（サーミスタ）１０は動作温度
より低いから双方向性サイリスタＴｒｚはＯＮ状態であ
シ、リレーのコイルＲｅがＯＮし、そのリレーの接点Ｃ
ｒがＯＮＬ、自己保持回路を形成すると共に発熱体６が
ＯＮし、表示ランプ１２は消灯する。そして徐々に温度
センサｌＯの温度は上昇するが前述のごとく正常な状態
では６０℃程度で飽和する。次に可燃物等が異常に接近
すると温度センサ１０の温度は急速に上昇し、可変抵抗
器Ｒａで設定された動作温度Ｔｓｏ　（第４図）に到達
すると、双方向性サイリスタＴｒｚはＯＦＦされ、リレ
ーのコイルＲｅがＯＦＦとなり、接点Ｃｒが開き、発熱
体６がＯＦＦ　Ｌ、表示ランプ１２が点灯し、異常な温
度上昇による安全装置の動作を知らせる。発熱体６がＯ
ＦＦ　Ｌ、温度センサーＯの温度が下降すると再び双方
向性サイリスタＴｒ２はＯＮす１するが、スタートスイッチ針とリレーの接点ＣｒがＯＦＦ
であるから発熱体６は再び通電されることはない。再び
使用する場合は、温度センサーＯが十分冷却されてから
スタートスイッチ１１をＯＮすることにより可能である
。

このように本実施例によれば（１）　　電気ストーブによって加熱される対象物の温
度上昇を、電気ストーブのガード付近に設けた温度セン
サー０が敏感に検出し異常な温度上昇があると発熱体６
をＯＦＦするので、可燃物等の落下や異常な接近による
火災の発生を防止することができる。

■　温度センサー０による異常温度検出方式であるので
、例えば超音波による物体の異常接近検出方式のように
誤動作することがない。

■　異常時は自己保持回路を解除する方式であるから、
一度発熱体６がＯＦＦすれば再び自動的にＯＮすること
がなく安全である。

という効果を有する。

尚第５図において表示ランプ１２を警報ブザーに置きか
えることにより、電気ストーブから離れたところでも異
常を知ることができる効果を有する。

発明の効果以上のように本発明によれば次の効果を得ることができ
る。

（１）　　電気ストーブにより加熱されるあらゆる対象
物の異常な温度上昇による変色、コゲ、焼損を防止でき
る。

■　温度センサによる異常検出であるから、誤動作がな
い。

■　温度センサ（例えばサーミスタ）による異常検出で
あるから安価に実現できる。

（４異常時には自己保持回路を解除する構成にすること
により、より安全性が高められる。

■　動作点調節用可変抵抗器を設けることにより、異常
検出精度を高められる。　　　　　　　　　　　　　　
　　１６　表示ランプ又は警報ブザーを鰻けることによ
り、異常温度上昇が生じ、安全装置が動作したと′Ｉｃ
友１（１− とができる。

【図面の簡単な説明】

第１図は従来の電気ストーブの断面図、第２図は本発明
一実施例である電気ストーブの正面図、第３図は第２図
の中央断面図、第４図は電気ストーブとカーテンの距離
による温度上昇説明図、第５図は第２図の電気回路図で
ある。６・・・・・発熱体、７・・・・・・反射板、８・・・
・・・ガード、９・・・・・・電源スイッチ、ｌＯ・・
・・・・温度センサ、１１・・・・・・スタートスイッ
チ、１２・・・・・・表示ランプ（又は警報ブザ−）。代理人の氏名　弁理士　中　尾　敏　男　ほか１名第１
図第２図第３図第４図第５図

Claims

【特許請求の範囲】

（１）発熱体と、その発熱体により加熱される対象物の
温度上昇を直接又は間接的に検出する温度センサと、そ
の温度センサの信号により前記発熱体をＯＦＦする電気
回路とを備え、前記対象物の温度が異常に上昇したとき
、前記発熱体をＯＦＦする構成とした電気ストーブ。
（２）温度センサをサーミスタとする特許請求の範囲第
１項記載の電気ストーブ。
（３）発熱体の背部に反射板を備え、前記温度センサを
前記反射板より突出して設けた特許請求の範囲第１項記
載の電気ストーブ。
（４）発熱体の前面にガードを備え、前記温度センサを
ガードの近傍に位置させた特許請求の範囲第１項記載の
電気ストーブ。
（５）電気回路の中に自己保持回路を形成し、前記温度
センサの信号により前記自己保持回路を解除することに
より前記発熱体をＯＦＦする構成の特許請求の範囲第１
項記載の電気ストーブ。
（６）温度センサの信号により前記発熱体をＯＦＦした
とき、そのことを表示する表示ランプ又は警報ブザーを
備えた特許請求の範囲第１項記載の電気ストーブ。
（７）電気回路の中に、前記温度センサの動作温度を調
節する可変抵抗器を備えた特許請求の範囲第１項記載の
電気ストーブ。
（８）電源スイッチとスタートスイッチを備え、前記電
源スイッチは残留接点タイプとし、前記スタートスイッ
チは自動復帰接点タイプとした特許請求の範囲第１項記
載の電気ストーブ。