JPH0424287Y2 - - Google Patents
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- JPH0424287Y2 JPH0424287Y2 JP1985204107U JP20410785U JPH0424287Y2 JP H0424287 Y2 JPH0424287 Y2 JP H0424287Y2 JP 1985204107 U JP1985204107 U JP 1985204107U JP 20410785 U JP20410785 U JP 20410785U JP H0424287 Y2 JPH0424287 Y2 JP H0424287Y2
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- temperature
- air
- circuit
- burner
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Landscapes
- Regulation And Control Of Combustion (AREA)
- Control Of Combustion (AREA)
- Feeding And Controlling Fuel (AREA)
- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
Description
【考案の詳細な説明】
(産業上の利用分野)
本考案はフイルタの目詰りを速やかに知らせ
て、暖房能力の低下や、過熱運転が続けられるこ
とのないよう適切な予防処置をとらせることが可
能な燃焼式温風暖房機に関する。
て、暖房能力の低下や、過熱運転が続けられるこ
とのないよう適切な予防処置をとらせることが可
能な燃焼式温風暖房機に関する。
(従来の技術)
石油焚きなど燃焼式温風暖房機で室内空気を強
制循環させる形式のものでは空気吸込口に通常、
フイルタを設けているが、このフイルタが塵埃等
によつて目詰りした場合、循環風量が低下するこ
とにより熱交換器部などが温度上昇して危険であ
るために、バイメタルや温度ヒユーズを使用した
過熱防止装置を設けて、バーナの燃焼運転を停止
させ、本体の過熱を防止させるようにしているの
が普通である。
制循環させる形式のものでは空気吸込口に通常、
フイルタを設けているが、このフイルタが塵埃等
によつて目詰りした場合、循環風量が低下するこ
とにより熱交換器部などが温度上昇して危険であ
るために、バイメタルや温度ヒユーズを使用した
過熱防止装置を設けて、バーナの燃焼運転を停止
させ、本体の過熱を防止させるようにしているの
が普通である。
(考案が解決しようとする問題点)
ところが前記過熱防止装置がいつたん作動する
と自動的には再運転できなく、一般にはリセツト
操作によつて再運転が可能なようになつている
が、フイルタの清掃を行わないで再運転させるこ
とは暖房機本体の寿命を縮めるだけでなく、使用
者からの苦情としてサービス従業者が赴かねばな
らない煩わしさがある。
と自動的には再運転できなく、一般にはリセツト
操作によつて再運転が可能なようになつている
が、フイルタの清掃を行わないで再運転させるこ
とは暖房機本体の寿命を縮めるだけでなく、使用
者からの苦情としてサービス従業者が赴かねばな
らない煩わしさがある。
かゝる点からフイルタ目詰りを検知する機構を
付設したものが一部提供されているが、これは運
転時間を積算して設定時間がくると報知するも
の、また、暖房機内外の風圧差を検知して差圧が
大きくなると警報するものなどがあるが、何れの
方式も使用者の要求に明確に応え得るものとは云
い難かつた。
付設したものが一部提供されているが、これは運
転時間を積算して設定時間がくると報知するも
の、また、暖房機内外の風圧差を検知して差圧が
大きくなると警報するものなどがあるが、何れの
方式も使用者の要求に明確に応え得るものとは云
い難かつた。
すなわち、前者の運転時間積算方式では、あく
まで運転時間によつて目詰りを換算する間接検知
方式であるから、実際の目詰りとは関係なく、設
置個所の環境等により空気の汚れ程度が異なる点
を全く考慮しなくて、単なる目安にしか過ぎない
ものであり正確さを欠く問題がある。
まで運転時間によつて目詰りを換算する間接検知
方式であるから、実際の目詰りとは関係なく、設
置個所の環境等により空気の汚れ程度が異なる点
を全く考慮しなくて、単なる目安にしか過ぎない
ものであり正確さを欠く問題がある。
一方風圧差検知方式は、大型装置の場合はとも
角、一般家庭や小店舗の暖房用としての小形機で
は差圧自体が小さいために正確な微差圧を検知す
ることは可成り困難なものであつて、製品バラツ
キとの関係もあつて正確度を期し難いし、装置コ
ストの上昇につながる問題があつた。
角、一般家庭や小店舗の暖房用としての小形機で
は差圧自体が小さいために正確な微差圧を検知す
ることは可成り困難なものであつて、製品バラツ
キとの関係もあつて正確度を期し難いし、装置コ
ストの上昇につながる問題があつた。
このような従来の欠点に対処して本考案は成さ
れたものであつて、暖房機本体内にフイルタ目詰
りによる温度変化の影響を大きく受け、かつ、バ
ーナからの熱影響を受け易いような個所を選ん
で、当該個所の空気温度を検知するようにし、こ
の検知温度が本体側の過熱をもたらさない高温に
達した場合にフイルタの目詰りが生じたと判断し
て報知及び燃焼用空気の送風量など入力の減少を
行わせることにより、フイルタ目詰りの正確な報
知及び過熱防止運転を可能となし、もつて安全性
が高く、かつメンテナンスに万全を期し得る温風
暖房機の提供をはからうとするものである。
れたものであつて、暖房機本体内にフイルタ目詰
りによる温度変化の影響を大きく受け、かつ、バ
ーナからの熱影響を受け易いような個所を選ん
で、当該個所の空気温度を検知するようにし、こ
の検知温度が本体側の過熱をもたらさない高温に
達した場合にフイルタの目詰りが生じたと判断し
て報知及び燃焼用空気の送風量など入力の減少を
行わせることにより、フイルタ目詰りの正確な報
知及び過熱防止運転を可能となし、もつて安全性
が高く、かつメンテナンスに万全を期し得る温風
暖房機の提供をはからうとするものである。
(問題点を解決するための手段)
本考案は第1図に示す如くフイルタ8が設けら
れた空気吸込口7を有するケーシング1内に、フ
アン9及びバーナ10等を備えてなる燃焼式温風
暖房機において、前記空気吸込口7から吸込空気
通路中に設けて吸込空気温度を検知する温度検知
素子2と、前記温度検知素子2の検知信号を受け
て前記吸込空気温度に対応する温度信号を出力す
る温度検出回路3と、燃焼空気が所定の過熱に達
し前記バーナ12への入力を停止するに至らない
範囲で上限域となる吸込空気温度に対応する温度
信号と前記温度検出回路3の温度信号とを比較し
て、後者の温度信号が高いときに出力を発する比
較回路4と、前記比較回路4の出力を受けて作動
し、表示灯を点滅させるフリツカー回路5と、前
記フリツカー回路5に連動し、前記バーナ10へ
の入力を減少せしめる容量制御回路6とを設けて
なる構成としたことを特徴とする。
れた空気吸込口7を有するケーシング1内に、フ
アン9及びバーナ10等を備えてなる燃焼式温風
暖房機において、前記空気吸込口7から吸込空気
通路中に設けて吸込空気温度を検知する温度検知
素子2と、前記温度検知素子2の検知信号を受け
て前記吸込空気温度に対応する温度信号を出力す
る温度検出回路3と、燃焼空気が所定の過熱に達
し前記バーナ12への入力を停止するに至らない
範囲で上限域となる吸込空気温度に対応する温度
信号と前記温度検出回路3の温度信号とを比較し
て、後者の温度信号が高いときに出力を発する比
較回路4と、前記比較回路4の出力を受けて作動
し、表示灯を点滅させるフリツカー回路5と、前
記フリツカー回路5に連動し、前記バーナ10へ
の入力を減少せしめる容量制御回路6とを設けて
なる構成としたことを特徴とする。
(作用)
本考案は吸込空気通路中の所定個所に設けた温
度検知素子2がフイルタ8の目詰りによる循環空
気量の減少に応じた温度上昇現象を的確に検知し
てフリツカー回路5を介し表示灯を点滅させるの
で、清掃の必要なことを確実に知らせ得る。
度検知素子2がフイルタ8の目詰りによる循環空
気量の減少に応じた温度上昇現象を的確に検知し
てフリツカー回路5を介し表示灯を点滅させるの
で、清掃の必要なことを確実に知らせ得る。
この報知と同時に容量制御回路6によつてバー
ナ10に送る空気量及び入力を減少させることに
より、バーナ10、燃焼室まわりの温度の過大な
上昇、すなわち、過熱現象を回避して暖房運転を
持続させることができる。
ナ10に送る空気量及び入力を減少させることに
より、バーナ10、燃焼室まわりの温度の過大な
上昇、すなわち、過熱現象を回避して暖房運転を
持続させることができる。
かくして、フイルタ8の目詰まりによる異常運
転の発生を防いで、異常事態と誤認させるような
ことがなく、フイルタ8の清掃の履行を促すこと
が可能となる。
転の発生を防いで、異常事態と誤認させるような
ことがなく、フイルタ8の清掃の履行を促すこと
が可能となる。
(実施例)
以下、本考案の1実施例を添付図面にもとづき
説明する。
説明する。
第2図において1は温風暖房機のケーシングで
縦長立方形をなしており、前面上部に吹出グリル
11、前面中間部に下部吹出グリル12が夫々設
けられ、前記両グリル11,12に挾まれる前面
部に臨んでコントロールパネル13が収設され
て、さらに後面下部に空気吸込口7が設けられて
いて、前記空気吸込口7にはフイルタ8が着脱可
能に配設されている。
縦長立方形をなしており、前面上部に吹出グリル
11、前面中間部に下部吹出グリル12が夫々設
けられ、前記両グリル11,12に挾まれる前面
部に臨んでコントロールパネル13が収設され
て、さらに後面下部に空気吸込口7が設けられて
いて、前記空気吸込口7にはフイルタ8が着脱可
能に配設されている。
上記ケーシング1内には、下方から順に空気循
環用の対流フアン9、シンクロバーナと称されて
燃焼空気用フアン及びモータが内蔵されたフアン
モータ部と前記モータに連結した燃料ポンプが内
蔵されたポンプ部を一体に有するバーナ10、こ
のバーナ10の炎口に臨ませ、かつ燃焼筒15に
より掩われた燃焼室14、燃焼室14に連通して
その直上部に立設した熱交換器16を収納してお
り、バーナ10には燃料管17を連結せしめ、一
方、熱交換器16には図示しないが排気筒を連結
せしめる。
環用の対流フアン9、シンクロバーナと称されて
燃焼空気用フアン及びモータが内蔵されたフアン
モータ部と前記モータに連結した燃料ポンプが内
蔵されたポンプ部を一体に有するバーナ10、こ
のバーナ10の炎口に臨ませ、かつ燃焼筒15に
より掩われた燃焼室14、燃焼室14に連通して
その直上部に立設した熱交換器16を収納してお
り、バーナ10には燃料管17を連結せしめ、一
方、熱交換器16には図示しないが排気筒を連結
せしめる。
上述の構造になる温風暖房機は、バーナ10の
フアンモータ及び燃料ポンプを駆動すると共に、
図示しない点火装置を作動せしめ、さらに前記フ
アン9を駆動せしめることにより、暖房運転を行
わせるが、バーナ10では霧化された液体燃料と
燃焼用空気とが適当な比率で混合することによつ
て燃焼ガスが生成されて、この燃焼ガスは点火装
置によつて点火後、燃焼室14内で完全燃焼し、
熱交換器16を経て排出されるが、この排出まで
の間に燃焼室14及び熱交換器16の周りを上昇
流する空気を加熱する。
フアンモータ及び燃料ポンプを駆動すると共に、
図示しない点火装置を作動せしめ、さらに前記フ
アン9を駆動せしめることにより、暖房運転を行
わせるが、バーナ10では霧化された液体燃料と
燃焼用空気とが適当な比率で混合することによつ
て燃焼ガスが生成されて、この燃焼ガスは点火装
置によつて点火後、燃焼室14内で完全燃焼し、
熱交換器16を経て排出されるが、この排出まで
の間に燃焼室14及び熱交換器16の周りを上昇
流する空気を加熱する。
この加熱された空気は前記両吹出グリル11,
12から室内に向け送出されるのであつて、かく
して室内は温風により暖房されることになる。
12から室内に向け送出されるのであつて、かく
して室内は温風により暖房されることになる。
上記温風暖房機において、空気吸込口7からバ
ーナ10に至る吸込空気通路中に温度検知素子2
としてのサーミスタ2を設けて、吸込空気の温度
を抵抗変化に換えて電気信号として取り出し得る
ようにしている。
ーナ10に至る吸込空気通路中に温度検知素子2
としてのサーミスタ2を設けて、吸込空気の温度
を抵抗変化に換えて電気信号として取り出し得る
ようにしている。
上記サーミスタ2は、バーナ10からの熱、殊
に直接の放射熱の影響を受け易くて流動する空気
の温度の影響を受け得るような個所を選定して設
けるものであつて、図示例はバーナ10に対して
上流側に設けた押し込み式のフアン9の吸込側に
設けている。
に直接の放射熱の影響を受け易くて流動する空気
の温度の影響を受け得るような個所を選定して設
けるものであつて、図示例はバーナ10に対して
上流側に設けた押し込み式のフアン9の吸込側に
設けている。
なお、サーミスタ2はフイルタ8に対して下流
側に設けることが要件であつて、フイルタ8通過
後の吸込空気の流速によつて変化する空気温度を
検知し得るように設けるものである。
側に設けることが要件であつて、フイルタ8通過
後の吸込空気の流速によつて変化する空気温度を
検知し得るように設けるものである。
上記サーミスタ2からの電気信号を受けると共
に、フアン9のモータ、バーナ10部のフアンモ
ータ及び燃料ポンプに出力を発する制御回路を内
蔵してなるコントロールパネル13には、温度検
出回路3、比較回路4、フリツカー回路5、容量
制御回路6及び表示灯18などが設けられている
(第1図参照)。
に、フアン9のモータ、バーナ10部のフアンモ
ータ及び燃料ポンプに出力を発する制御回路を内
蔵してなるコントロールパネル13には、温度検
出回路3、比較回路4、フリツカー回路5、容量
制御回路6及び表示灯18などが設けられている
(第1図参照)。
温度検出回路3はサーミスタ2に対して直列接
続した調整抵抗を備えた抵抗回路に形成して、サ
ミスタ2の抵抗変化に応じて変化する低電圧を取
り出し得るようになつている。
続した調整抵抗を備えた抵抗回路に形成して、サ
ミスタ2の抵抗変化に応じて変化する低電圧を取
り出し得るようになつている。
比較回路4は温度検出回路3の出力電圧と、基
準電圧とを比較して、出力電圧の方が高くなつた
場合に「H」レベル出力を発するコンパレータに
より形成される。
準電圧とを比較して、出力電圧の方が高くなつた
場合に「H」レベル出力を発するコンパレータに
より形成される。
なお、前記基準電圧は、例えばフイルタ8が目
詰り率60%の状態となつてフアン9の送風量が減
少した場合の暖房運転状態を実験的に再現させ、
このときの前記温度検出回路3が発する出力電圧
に相当する電圧値になるように予め設定しておく
ものである。
詰り率60%の状態となつてフアン9の送風量が減
少した場合の暖房運転状態を実験的に再現させ、
このときの前記温度検出回路3が発する出力電圧
に相当する電圧値になるように予め設定しておく
ものである。
フリツカー回路5は比較回路4の「H」レベル
出力を受けると作動し接点を短時間周期の繰り返
しで開閉し得るフリツカーリレーを要素としてい
て、これによつて表示灯18を点滅し得るよう形
成している。
出力を受けると作動し接点を短時間周期の繰り返
しで開閉し得るフリツカーリレーを要素としてい
て、これによつて表示灯18を点滅し得るよう形
成している。
なお、上記表示灯18は別途設ける必要はな
く、運転表示用の表示灯を利用するようにすれば
良い。
く、運転表示用の表示灯を利用するようにすれば
良い。
容量制御回路6はフリツカー回路5に連動して
比較回路4の「H」レベル出力を受けると作動
し、バーナ10のモータを高速から低速に切り換
える切換リレーを要素としていて、バーナ10の
入力すなわち燃料及び空気の供給量を低減し得る
ように形成している。
比較回路4の「H」レベル出力を受けると作動
し、バーナ10のモータを高速から低速に切り換
える切換リレーを要素としていて、バーナ10の
入力すなわち燃料及び空気の供給量を低減し得る
ように形成している。
なお、バーナ10のモータが無段階的に速度調
節可能な構造である場合には、比較回路4から
「H」レベル出力を発しているときに、前記温度
検出回路3の温度信号のレベルに対応させて温度
信号が高レベルである程、バーナモータの速度を
より低下させるようにリニア制御を行わせるよう
にしてもよい。
節可能な構造である場合には、比較回路4から
「H」レベル出力を発しているときに、前記温度
検出回路3の温度信号のレベルに対応させて温度
信号が高レベルである程、バーナモータの速度を
より低下させるようにリニア制御を行わせるよう
にしてもよい。
次に上記暖房機の作動を説明すると、燃料を燃
焼することにより、フアン9が起生する流動空気
を加熱して暖房を行つているときにフイルタ8に
目詰りが生じてくると、対流空気量が減少すると
同時に前記サーミスタ2を設置した個所の雰囲気
温度が上昇してくる。
焼することにより、フアン9が起生する流動空気
を加熱して暖房を行つているときにフイルタ8に
目詰りが生じてくると、対流空気量が減少すると
同時に前記サーミスタ2を設置した個所の雰囲気
温度が上昇してくる。
この場合のフイルタ8目詰り率に対する対流空
気量及びサーミスタ2検出温度の関係は第3図及
び第4図に示す通りである。
気量及びサーミスタ2検出温度の関係は第3図及
び第4図に示す通りである。
このように、サーミスタ2の検出温度がフイル
タ8の目詰りによつて上昇してくるのは、燃焼室
14及びバーナ10本体が温度上昇するために、
その放射熱及び対流量の減少によつて吸込側の雰
囲気温度が上昇してくるからである。
タ8の目詰りによつて上昇してくるのは、燃焼室
14及びバーナ10本体が温度上昇するために、
その放射熱及び対流量の減少によつて吸込側の雰
囲気温度が上昇してくるからである。
従つてサーミスタ2の抵抗−温度特性を第5図
に示すように設定したとすると通常の暖房室温設
定範囲である13.5℃乃至31.0℃のときの抵抗値に
対してフイルタ8が目詰り60%のときは40℃に相
当する抵抗にまで大きく変化するので、これを比
較回路4によつて目詰りが生じたとして確実に出
力を発せしめることが可能となる。
に示すように設定したとすると通常の暖房室温設
定範囲である13.5℃乃至31.0℃のときの抵抗値に
対してフイルタ8が目詰り60%のときは40℃に相
当する抵抗にまで大きく変化するので、これを比
較回路4によつて目詰りが生じたとして確実に出
力を発せしめることが可能となる。
かくして表示灯18を点滅させると同時に燃
料、空気の供給を減少させてバーナ10の出力を
下げさせる制御が成される。
料、空気の供給を減少させてバーナ10の出力を
下げさせる制御が成される。
その結果、フイルタ8の清掃が必要であること
は使用者によつて十分認識し得ると共に、たとえ
フイルタ8をそのまゝにしておいても暫くは過熱
などの異常を来たさない安定した運転を持続し得
る。
は使用者によつて十分認識し得ると共に、たとえ
フイルタ8をそのまゝにしておいても暫くは過熱
などの異常を来たさない安定した運転を持続し得
る。
なお、目詰りがさらに進行してくるなどによつ
て例えば目詰り率90%で検出温度が50℃に達する
と燃焼、送風の両運転を停止し暖房を中断させる
ようにするものであつて、これは従来から行われ
ている過熱防止の安全装置に相当する。
て例えば目詰り率90%で検出温度が50℃に達する
と燃焼、送風の両運転を停止し暖房を中断させる
ようにするものであつて、これは従来から行われ
ている過熱防止の安全装置に相当する。
かくして、フイルタ8の目詰りを的確に知らせ
ながら暫時、安定した暖房運転を持続させること
が可能である。
ながら暫時、安定した暖房運転を持続させること
が可能である。
(考案の効果)
本考案はフイルタ8の目詰りが進行して安定し
た運転に支障を来す状態になるとこれを表示灯の
点滅で表示されるようにしているので利用者に適
切な処置をとらせることが可能となる。
た運転に支障を来す状態になるとこれを表示灯の
点滅で表示されるようにしているので利用者に適
切な処置をとらせることが可能となる。
この場合の目詰りの検出は、フイルタ8の目詰
りによつて流動空気量が減少すると共に雰囲気温
度が上昇してくる個所に設けた温度検知素子2に
よつて行わせているので、検出精度が高く、実状
に即した確実な報知が可能である。
りによつて流動空気量が減少すると共に雰囲気温
度が上昇してくる個所に設けた温度検知素子2に
よつて行わせているので、検出精度が高く、実状
に即した確実な報知が可能である。
また、本考案は目詰りの報知と併行させてバー
ナ10の出力を低下させるようにしているので、
過熱に至る異常運転を回避して暫くは安定した暖
房運転を持続し得る利点があり、フイルタの目詰
まりに気付かず運転が停止した後、利用者が異常
と誤判断して、不必要なサービスを要求する事態
を解消することが可能である。
ナ10の出力を低下させるようにしているので、
過熱に至る異常運転を回避して暫くは安定した暖
房運転を持続し得る利点があり、フイルタの目詰
まりに気付かず運転が停止した後、利用者が異常
と誤判断して、不必要なサービスを要求する事態
を解消することが可能である。
第1図及び第2図は本考案の1実施例に係る電
気回路要部ブロツク図及び本体構造図、第3図乃
至第5図は本考案の例に係る特性線図である。 1……ケーシング、2……温度検知素子、3…
…温度検出回路、4……比較回路、5……フリツ
カー回路、6……容量制御回路、7……空気吸込
口、8……フイルタ、9……対流フアン、10…
…バーナ、14……燃焼室、16……熱交換器。
気回路要部ブロツク図及び本体構造図、第3図乃
至第5図は本考案の例に係る特性線図である。 1……ケーシング、2……温度検知素子、3…
…温度検出回路、4……比較回路、5……フリツ
カー回路、6……容量制御回路、7……空気吸込
口、8……フイルタ、9……対流フアン、10…
…バーナ、14……燃焼室、16……熱交換器。
Claims (1)
- 【実用新案登録請求の範囲】 フイルタ8が設けられた空気吸込口7を有する
ケーシング1内に、対流フアン9、バーナ10、
燃焼室14、熱交換器16を備えた燃焼式温風暖
房機において、 前記空気吸込口7から空気通路中に設けて、吸
込空気温度を検知する温度検知素子2と、 前記温度検知素子2の検知信号を受けて前記吸
込空気温度に対応する温度信号を出力する温度検
出回路3と、 燃焼空気が所定の過熱に達し前記バーナ10へ
の入力を停止するに至らない範囲で上限域となる
吸込空気温度に対応する温度信号と前記温度検出
回路3の温度信号とを比較して、後者の温度信号
が高いときに出力を発する比較回路4と、 前記比較回路4の出力を受けて作動し、表示灯
を点滅せしめるフリツカー回路5と、 前記フリツカー回路5に連動し、前記バーナ1
0への入力を減少せしめる容量制御回路6とを設
けてなることを特徴とする燃焼式温風暖房機。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985204107U JPH0424287Y2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP1985204107U JPH0424287Y2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPS62112456U JPS62112456U (ja) | 1987-07-17 |
JPH0424287Y2 true JPH0424287Y2 (ja) | 1992-06-08 |
Family
ID=31170055
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP1985204107U Expired JPH0424287Y2 (ja) | 1985-12-27 | 1985-12-27 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JPH0424287Y2 (ja) |
Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61197915A (ja) * | 1985-02-27 | 1986-09-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 燃焼器の制御回路 |
Family Cites Families (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS5997354U (ja) * | 1982-12-15 | 1984-07-02 | 株式会社日立ホームテック | 液体燃料温風暖房装置 |
-
1985
- 1985-12-27 JP JP1985204107U patent/JPH0424287Y2/ja not_active Expired
Patent Citations (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JPS61197915A (ja) * | 1985-02-27 | 1986-09-02 | Matsushita Electric Ind Co Ltd | 燃焼器の制御回路 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPS62112456U (ja) | 1987-07-17 |
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