JPH0124511Y2 - - Google Patents

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JPH0124511Y2
JPH0124511Y2 JP1982164791U JP16479182U JPH0124511Y2 JP H0124511 Y2 JPH0124511 Y2 JP H0124511Y2 JP 1982164791 U JP1982164791 U JP 1982164791U JP 16479182 U JP16479182 U JP 16479182U JP H0124511 Y2 JPH0124511 Y2 JP H0124511Y2
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  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば燃焼熱を熱交換器を介して室内
空気と熱交換し、温風として吹き出すような温風
暖房機に関する。
燃焼室と熱交換器と対流用送風機とを具備した
この種温風暖房機において、冷風吹き出し防止の
為に、従来は熱交換器の近傍にバイメタル型のサ
ーモスタツトスイツチがもつぱら使われてきた。
また、温風暖房機の対流用送風機の吸い込み口及
び温風吹き出し口のフイルター部は、ユーザーの
手や指が入らぬようにラス板や金網が張られてお
り、長期間使用するうちにホコリが付着し、目詰
まりを起こしやすい。ところが従来の温風暖房機
には、このホコリ詰まりを検知し警告する装置が
備わつておらず、目詰まりが進み、吸い込み風量
が減つて本体内部が過熱すると、それをバイメタ
ル型サーモスタツトスイツチで検知して燃焼を停
止し、異常を知らせるしくみになつている。
従来方式の一例の構造図を第1図に、制御回路
図を第2図に示す。第1図中の番号1は温風暖房
機本体、2は燃焼室、3は熱交換器、4は対流用
送風機、5は吸い込み口のフイルター、6は吹き
出し口のフイルター、7は吸い込み空気、8は吹
き出し温風、は冷風吹き出し防止用バイメタル
サーモスタツトスイツチ、は異常過熱検知用バ
イメタルサーモスタツトスイツチ。第2図中の、
11は商用電源、12は電源スイツチ、13はバ
ーナーシーケンス制御回路、TMは対流用送風
機、RYはリレー、Pは燃料供給用ポンプ、14
と15はリレーRYの接点、16は警告用LEDラ
ンプ、17は電流制限用抵抗である。正常燃焼時
は異常過熱検知用バイメタルサーモスタツトスイ
ツチが常閉接点側だから、リレーRYがONし
接点14と15の常開接点側が閉成し、ポンプP
はON、警告用ランプ16はOFFである。点火初
期は熱交換器が低温で冷風吹き出し防止用バイメ
タルサーモスタツトスイツチが常開接点側だか
ら、対流用送風機TMは停止している。そして熱
交換器の温度が高くなると、サーモスタツトスイ
ツチが閉成し、対流用送風機がONし温風を吹
き出す。フイルター5或は6にホコリが付着し、
吸い込み風量が減ると、熱交換器が異常過熱し、
サーモスタツトスイツチが開成する。するとリ
レーRYがOFFになりリレー接点14と15が常
閉接点側に切りかわり、ポンプPがOFFし、燃
料供給が停止するので燃焼も停止し、警告用
LEDランプ16が点灯し異常を知らせる。
本考案は前述のとの2個のバイメタルサー
モスタツトスイツチのかわりに、1個の温度セン
サー(サーミスタ)を熱交換器の近傍に設けるこ
とにより、例えば冷風吹き出し防止効果と、吸い
込み口及び吹き出し口のホコリ詰まりの検知及び
警告と、本体異常過熱検知効果とを合わせ持つよ
うな温風暖房機を提供するものである。
本考案の構造及び制御回路の具体例を第3図、
第4図に示す。第3図中の記号1〜8は第1図と
同じ。は温度センサーの負特性サーミスタで、
熱交換器3からの熱伝導及び輻射熱を検知でき、
かつ対流用送風機4の風が直接当たつて冷やされ
る事の無い位置に取り付ける。第4図の11は商
用交流電源、RY1−1はリレーRY1の接点、
RY2−1はリレーRY2の接点RY3−1はリレ
ーRY3の接点。TMは対流用送風機、Pは燃料
供給用ポンプ、12は電源スイツチ、18は低定
圧電源回路、IC1−3は電圧比較器(コンパレ
ータIC)、19は警告用LEDランプ、20はバー
ナーシーケンス制御回路、Q1〜Q4はトランジ
スタ、D1〜D3はリレーのフライホイール用ダ
イオード、R1〜R17は抵抗である。負特性サ
ーミスタは低温検知の場合高抵抗となり、高温
検知の場合低抵抗となる温度センサーである。サ
ーミスタの検知温度と回路の動作温度の関係を
第5図に示す。t1は対流用送風機の動作温度で、
電圧比較器IC1にて検知するが、その時のサー
ミスタの抵抗値をRt1とすると、第4図の比較電
圧設定用の各抵抗R4,R5,R6,R7,R8
との関係は下記の(ア)式にて表される。同様に、t2
は警告ランプ19の動作温度で電圧比較器IC2
にて検知するが、その時のサーミスタの抵抗値を
Rt2とすると、上記各抵抗R4,R5,R6,R
7,R8との関係は下記の(イ)式にて表される。
又、t3は過熱時の安全回路の動作温度で電圧比較
器IC3にて検知するが、その時のサーミスタの
抵抗値をRt3とすると、上記各抵抗R4,R5,
R6,R7,R8との関係は下記の(ウ)式にて表さ
れる。
R8/Rt1=R4/R5+R6+R7 −(ア) R8/Rt2=R4+R5/R6+R7 −(イ) R8/Rt3=R4+R5+R6/R7 −(ウ) 上記各式(ア)、(イ)、(ウ)を満たすように上記各抵抗
R4,R5,R6,R7,R8の抵抗値を定めて
おくと、温度tが温度t1よりも低い場合、温度t
におけるサーミスタの抵抗値をRtで表わすと、
Rt>Rt1>Rt2>Rt3であるから、上式より R8/Rt<R4/R5+R6+R7<R4+R5/R6+R7 <R4+R5+R6/R7 従つてIC1〜IC3の反転入力電圧(V-)は非反
転入力電圧(V+)より大きく、IC1〜IC3の出
力は「L」である。t1<t<t2の場合はRt1<Rt
<Rt2だから R4/R5+R6+R7<R8/Rt<R4+R5/R6+R7 <R4+R5+R6/R7 従つてIC1の出力は「H」、IC2とIC3の出力は
「L」である。t2<t<t3の場合はRt2<Rt<Rt3
だから R4/R5+R6+R7<R4+R5/R6+R7<R8/Rt <R4+R5+R6/R7 従つてIC1とIC2の出力は「H」、IC3の出力は
「L」である。t3<tの場合はRt3<Rtだから R4/R5+R6+R7<R4+R5/R6+R7 <R4+R5+R6/R7<R8/Rt 従つてIC1〜IC3の出力は「H」である。
すなわち、温風暖房機が停止中でサーミスタの
検知温度tが、t<t1の場合、IC1〜3の出力が
「L」だから、リレーRY1はOFF、リレーRY2
はOFF、警告用LEDランプは消灯である。電源
スイツチ12を閉じるとRY2−1の常閉側接点
を通じてバーナーシーケンス制御回路20が作動
し、点火スタートするが、RY1−1接点は常閉
側だから対流用送風機はOFFで冷風を吹き出さ
ない。燃焼が進みt1<t<t2になるとIC1の出力
は「H」に切りかわるからリレーRY1がONに
なり、接点RY1−1が常開接点側に切りかわ
り、対流用送風機がONし温風を吹き出す。そし
て、吸い込み口及び吹き出し口のフイルターにホ
コリが付着し、吸い込み風量が減つて内部温度が
上昇しt2<t<t3になると、IC1とIC2の出力が
「H」だから対流用送風機ONで警告用LEDラン
プが点灯してユーザーに、フイルターの目詰まり
を知らせてフイルターのそうじを促す。さらに目
詰まりが進み温度上昇し、t3<tになるとIC3の
出力も「H」に切りかわるからリレーRY2が
ONになり接点RY2−1は常開接点側に切りか
わる。リレーRY3がOFFになり接点RY3−1
が常閉接点側に切りかわるからポンプがOFFし、
燃料供給が停止し消火する。その時、もちろん対
流用送風機はONで、警告用LEDランプは点灯し
ている。
温風暖房機は通常室内に設置し、1シーズン使
つていると、こまかい綿ホコリ等が意外にたくさ
ん付着し目詰まりを起こすものであるが、反面ユ
ーザーはそれに気がつきにくい。本考案によれば
過熱異常になる前の段階で警告表示するから、ユ
ーザーはより安全に使用することができる。
叙上のように本考案によれば、冷風吹出し防止
用の電子式温度センサを利用してフイルターの目
詰まりを検知、これを報知することができる。従
つて、フイルターの目詰まり検知用センサを特別
に設ける必要がなく、しかも、本体が過熱する前
の段階でこれを報知するので、非常に安全性が高
くなる。又、本体が過熱状態に成つた時には、同
じ温度センサでこれを検知出来るので、本体の過
熱検知用センサを別個に設けることなく、自動的
に消火を行い事故を未然に防ぐ事が出来る。
【図面の簡単な説明】
第1図:従来の温風暖房機の概略構成図、第2
図:同じく制御回路図、第3図:本考案の温風暖
房機の概略構成図、第4図:同じく制御回路図、
第5図:その動作説明に供する説明図。 符号、3……熱交換器、4……送風機、5……
フイルター、……温度センサ、IC1〜IC3…
…コンパレータ、19……LED。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 燃焼部と、燃焼部の燃焼熱を室内空気と熱交換
    する熱交換器とを有し、送風機により室内空気を
    フイルター、上記熱交換器を介して吹き出す形式
    の温風暖房機において、 上記熱交換器の近傍に一個の電子式温度センサ
    を設け、この温度センサの出力を異なつた基準値
    とそれぞれ比較するコンパレータを設け、 第1の温度に対応する上記コンパレータの第1
    の出力により上記送風機の送風開始を指示し、第
    1のの温度より高い第2の温度に対応する上記コ
    ンパレータの第2の出力により上記フイルターの
    目詰まり報知を行い、第2の温度より高い第3の
    温度に対応する上記コンパレータの第3の出力に
    より消火を指示する制御手段を、 設けた事を特徴とする温風暖房機。
JP16479182U 1982-10-29 1982-10-29 温風暖房機 Granted JPS5967752U (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP16479182U JPS5967752U (ja) 1982-10-29 1982-10-29 温風暖房機

Applications Claiming Priority (1)

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JP16479182U JPS5967752U (ja) 1982-10-29 1982-10-29 温風暖房機

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Publication Number Publication Date
JPS5967752U JPS5967752U (ja) 1984-05-08
JPH0124511Y2 true JPH0124511Y2 (ja) 1989-07-25

Family

ID=30361195

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JP16479182U Granted JPS5967752U (ja) 1982-10-29 1982-10-29 温風暖房機

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Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS60138327A (ja) * 1983-12-24 1985-07-23 Rinnai Corp 燃焼器における異常検出装置
JPH0422213Y2 (ja) * 1986-10-21 1992-05-20

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JPS5833497Y2 (ja) * 1977-06-01 1983-07-26 ダイキン工業株式会社 温風暖房機

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JPS5967752U (ja) 1984-05-08

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