JPS5833497Y2 - 温風暖房機 - Google Patents

温風暖房機

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Publication number
JPS5833497Y2
JPS5833497Y2 JP7196777U JP7196777U JPS5833497Y2 JP S5833497 Y2 JPS5833497 Y2 JP S5833497Y2 JP 7196777 U JP7196777 U JP 7196777U JP 7196777 U JP7196777 U JP 7196777U JP S5833497 Y2 JPS5833497 Y2 JP S5833497Y2
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JP
Japan
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combustor
mounting bracket
guide
substrate surface
temperature
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Expired
Application number
JP7196777U
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English (en)
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JPS53165758U (ja
Inventor
明博 横田
良樹 林
Original Assignee
ダイキン工業株式会社
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Publication date
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Description

【考案の詳細な説明】 本考案は例えば一般家庭において用いられ、燃焼器用過
熱防止器を安定よく作動させる如き機能をもたせた温風
暖房機に関するものである。
従来、一般に温風暖房機には、暖房機ケーシング内で燃
焼器で異常過熱すると、例えば温風吹出口の合成樹脂製
の吹出グリルが溶解するなどの弊害が生ずるため、前記
燃焼器の表面温度を測定し且つ該燃焼器の表面温度が一
定値以上にならないような制御機器、つ1り過熱防止器
例えば150°C±10′Cで作動する過熱防止器を設
けている。
すなわち、昭和51年秋、ダイキン工業株式会社の製造
販売に係る強制給排気式温風暖房機・型番H83に実施
されているような従来構造の温風暖房機はその要部のみ
を第4図に示す如く、燃焼器220表面に、基板面20
a、脚20b、20b釦よび座板20c、20cからな
る取付金具20を固定し、前記基板面20aと前記燃焼
器220表面との間に形成される通風間隙24に過熱防
止器21を配置する如く、該過熱防止器21を前記基板
面20aにビス止めしたものが知られている。
斯る従来の温風暖房機では前記通風間隙24を通る風に
よって前記過熱防止器21に若干の冷却効果を与えるこ
とはできるが、この冷却効果が不充分であるため次の如
き欠点があった。
以下この点について詳述する。
正常運転時にむいて燃焼器22内は1000°C前後に
なり、この燃焼器22表面からの熱伝導および輻射熱に
より前記取付金具20は加熱されるが、通風間隙24を
通る風によって若干冷却されるので、該取付金具20に
釦ける基板面20aの温度は温風暖房機の正常運転時に
は約140″Cとなる。
一方、例えば温風暖房機の空気吸入口におけるフィルタ
等が目詰りを釦こして室内循環空気が減少すると、前記
燃焼器22は異常過熱して、取付金具20にむける基板
面20aの温度は約180°Cとなり、退塾防止器21
が反応して、燃焼器22内の燃焼熱を低下させる。
ところが、前記過熱防止器21は±10”Cすなわち1
0%程度の過負荷入力に対する作動誤差があるので、何
等異常過熱でない正常運転時にむいても、前記正常運転
時にかける基板面20aの温度140°Cと過熱防止器
21の作動温度値150°C±10°Cとが極めて接近
しているために、該過熱防止器21が誤動作して、前記
燃焼器温度の正確な制御ができない欠点があった。
本考案の目的は、従来のこのような欠点を解消するため
になされたものであって、前記取付金具の熱を、該金具
と連設せしめるガイドの方向にヒートシンクさせ、かつ
、このガイドによって前記通風間隙への集風効果を高め
ると共に、ガイドから放熱させることにより、前記取付
金具を充分に冷却し、正常運転時における取付金具温度
と過熱防止器の作動温度値との差を犬となし、以って該
過熱防止器による燃焼器温度の正確な制御を行なうこと
にある。
本考案の構成は、室内空気循環用ファン、空気吸入口、
循環空気を加熱する燃焼器、過熱防止器、温風吹出口を
備え、基板面、脚むよび座板から形成された取付金具の
前記基板面に前記過熱防止器を取付けると共に、前記座
板を前記燃焼器に固定することにより、前記過熱防止器
を前記基板面と前記燃焼器の表面との間に形成される通
風間隙内に配置した温風暖房機にかいて、前記取付金具
の基板面の風上側に、先端が前記燃焼器から離反する傾
斜を備えたガイドを連設したものであって、たとえば空
気吸入口に設けたフィルタの目詰り或いは室内空気循環
用ファンの停止などの異常通過時には、取付金具を介し
ての燃焼器からの熱伝導によって、過熱防止器を従来の
制御と何等変りなく作動させることができ、それでいて
正常な運転時は前記ガイドによって通風間隙に風を集め
てこの集風効果により前記過熱防止器の冷却効果を高め
ると共に、同ガイドからの放熱によって前記取付金具を
充分に冷却し、しかも取付金具の熱を同取付金具とガイ
ドとの連設部分から前記ガイドにヒートシンクさせて、
取付金具の温度を充分に下げて、正常運転時における取
付金具温度と過熱防止器の作動温度値との差を犬となし
て該過熱防止器の誤動作を防止し、以って該過熱防止器
による燃焼器温度の正確な制御を行なうようにしたもの
である。
以下、本考案の一実施例を図面に基づいて詳述する。
第1図に示す温風暖房機は冷房機能をも備えており、ケ
ーシング1の内部上域に循環空気を加熱する燃焼器2と
熱交換器3とを、同下域に室内空気循環用ファン4をそ
れぞれ設け、また前記ケーシング1の背面下部に空気吸
入口5を、同正面上域に温風吹出口6をそれぞれ形成す
ると共に、前記空気吸入口5の内部にフィルタ7を介し
てクーラ8を設置する一方、前記燃焼器2の正面には第
2図にも示す如く基板面10a、脚10b、10bむよ
び座板10c、10cから戒る取付金具10を固定して
いる。
この取付金具10に於ける前記基板面10aにはビス1
2,12を用いて過熱防止器11を取り付けている。
さらに、前記取付金具10における前記座板10c、1
0cを前記燃焼器2の正面に溶接によって固定すること
により、前記基板面10aと前記燃焼器2の正面側の表
面との間に第3図に示す如き通風間隙14を形威し、こ
の通風間隙14内に前記過熱防止器11を配置している
ここで、前記取付金具10について更に詳述すると、該
取付金具10は第2図からも明らかな如く基板面10a
の両端に脚10b、10bを設け、これら脚10b、1
0bに座板10c、10cを連結すると共に、前記基板
面10aの風上側となる下縁にガイド13を連設して構
成している。
該取付金具10は両端の脚10b 、 10bが横方向
に同じ高さになるように過熱防止器11を燃焼器2に対
向させると共に、座板10c、10cと燃焼器2とを溶
接によって固定するもので、この場合ガイド13を基板
面10aの風上側つ1り下方に配置せしめる。
同ガイド13は断面が溝形でその先端である所の下縁1
14が燃焼器2から離反するように傾針せしめたもので
ある。
つぎに、上記の如く構成する温風暖房機の作用を説明す
る。
い1、前記室内空気循環用ファン4を回転させると、空
気吸入口5から吸入した空気を温風吹出口6から機外へ
吹き出すことができる。
このため、i期はクーラ8を働かせて冷房運転を、捷た
冬期は燃・暁器2を働かせて暖房運転をそれぞれ行なう
ことができるのである。
一方、第3図に示すように燃焼器2と取付金具10との
間には、上下に開口する通風間隙14が形成されてお・
す、この通風間隙14内に配置した前記過熱防止器11
が暖房運転時に燃焼器2から輻射熱の作用を、或いは取
付金具10を介した伝導熱の作用を受けて、温度暖房機
の正常運転時には前記過熱防止器11が約100″Cに
なる。
つ1リ、前記取付金具10にはガイド13を連設してい
るので、取付金具10の熱を該連設部からガイド13ヘ
ヒートシンクさせると共に、同ガイド13による前記通
風間隙14への集風効果を高め、かつ該ガイド13から
の放熱によって前記取付金具10、特にその基板面10
aを充分に冷却して100°Cとなるのである。
ところで、前記燃焼器2がフィルタ70目詰り等によっ
て異常過熱すると、前記取付金具10は燃焼器2の熱に
よって加熱される一方となり、該取付金具10は約17
0′Cとなり、その基板面10aに取り付けた過熱防止
器11が作動温度値150”C±10°Cで反応して燃
焼器2内の燃焼熱を低下させるのである。
つ1す、過熱防止器11の作動温度値150°C±10
″Cであり、正常運転時における取付金具10の温度は
約100°C1異常運転時における取付金具10の温度
は約170°Cで、異常運転時にむいては正常運転時に
比較して取付金具10の温度は約70’C上昇し、この
70°Cの略中間点が前記過熱防止器11の作動温度値
となるので、該過熱防止器11の作動が確実になるもの
である。
より厳密に述べると、前記ガイド13を取付金具10に
連設することによって、正常運転時にむける取付金具1
0の温度(約100°C)と過熱防止器11の作動温度
値(150°C±10°C)との差を犬となしているの
で、該過熱防止器1の誤作動をなくして、該過熱防止器
11による燃焼器温度の正確な制御を行なうことができ
るのである。
特に燃焼器2の正面側を下から上へ流れる風のうち、前
記ガイド13の内面に接触する風は、同ガイド13の傾
斜にそって通風間隙14に誘導され過熱防止器11を冷
却し、また前記ガイド13ばその全面から放熱作用を行
なって過熱防止器11への伝導熱を低下させる。
この結果、過熱防止器の制御を安定させることができる
のである。
なむ、上記実施例においては取付金具10の下側が風上
側となっているため、前記ガイド13を該取付金具10
の下側に連設しているけれども、温風吹出口6がケーシ
ング1の下側にあって取付金具10の上側が風上側とな
る構造の場合においては、前記ガイド13は上側に連設
するものであるO 本考案は以上詳述したように、室内空気循環用ファン4
、空気吸入口5、循環空気を加熱する燃焼器2、過熱防
止器11.温風吹出口6を備え、基板面10a、脚10
b、10b釦よび座板10c。
10cから形成された取付金具10の前記基板面10a
に前記過熱防止器11を取付けると共に、前記座板10
c 、10cを前記燃焼器2に固定することにより、前
記過熱防止器11を前記基板面10aと前記燃焼器20
表面との間に形成される通風間隙14内に配置した温風
暖房機において、前記取付金具100基板面10aの風
上側に先端が前記燃焼器2から離反する傾斜を備えたガ
イド13を連設したものであるから、例えば空気吸入口
5に設けたフィルタ70目詰り或いは室内空気循環用フ
ァン4の停止などの異常過熱時には、取付金具10を介
しての燃焼器2からの熱伝導によって、過熱防止器11
を従来の制御と伺等変りなく作動させることができそれ
でいて正常な運転時は前記ガイド13によって通風間隙
14に風を集めて前記過熱防止器11の冷却効果を高め
ると共に、同ガイド13からの放熱によって取付金具2
0の熱を連設部分から前記ガイド13にヒートシンクさ
せて、取付金具10の温度を充分に下げることができる
ので、正常運転時における過熱防止器11の上述した誤
動作を防止することができ、以って該過熱防止器11に
よる燃焼器2温度の正確な制御を行なうことができる効
果がある。
【図面の簡単な説明】
第1図は本考案の実施例を示す断面図、第2図は前回の
部分拡大斜視図、第3図は同断面図、第4図は従来品の
要部のみを示す拡大斜視図である。 2・・・燃焼器、4・・・室内空気循環用ファン、5・
・・空気吸入口、6・・・温風吹出口、10・・・取付
金具、10a・・・基板面、10b・・・脚、10c・
・・座板、11・・・過熱防止器、13・・・ガイド、
14・・・通風間隙。

Claims (1)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 室内空気循環用ファン4、空気吸入口5、循環空気を加
    熱する燃焼器2、過熱防止器11.温風吹出口6を備え
    、基板面10a、脚10b、10bおよび座板10c、
    10cから形成された取付金具10の前記基板面10a
    に前記過熱防止器11を取付けると共に、前記座板10
    c、10cを前記燃焼器2に固定することにより、前記
    過熱防止器11を前記基板面10aと前記燃焼器20表
    面との間に形成される通風間隙14内に配置した温風暖
    房機において、前記取付金具100基板面10aの風上
    側に、先端が前記燃焼器2から離反する傾斜を備えたガ
    イド13を連設したことを特徴とする温風暖房機。
JP7196777U 1977-06-01 1977-06-01 温風暖房機 Expired JPS5833497Y2 (ja)

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JP7196777U JPS5833497Y2 (ja) 1977-06-01 1977-06-01 温風暖房機

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JPS53165758U JPS53165758U (ja) 1978-12-26
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JP7196777U Expired JPS5833497Y2 (ja) 1977-06-01 1977-06-01 温風暖房機

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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2015105814A (ja) * 2013-12-02 2015-06-08 株式会社パロマ 燃焼装置

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JPS5967752U (ja) * 1982-10-29 1984-05-08 シャープ株式会社 温風暖房機
JPH0422213Y2 (ja) * 1986-10-21 1992-05-20

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JP2015105814A (ja) * 2013-12-02 2015-06-08 株式会社パロマ 燃焼装置

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