JP3070157B2 - 電気暖房装置 - Google Patents
電気暖房装置Info
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- JP3070157B2 JP3070157B2 JP3188625A JP18862591A JP3070157B2 JP 3070157 B2 JP3070157 B2 JP 3070157B2 JP 3188625 A JP3188625 A JP 3188625A JP 18862591 A JP18862591 A JP 18862591A JP 3070157 B2 JP3070157 B2 JP 3070157B2
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- 238000005485 electric heating Methods 0.000 title claims description 15
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 45
- 230000002265 prevention Effects 0.000 claims description 7
- 238000013021 overheating Methods 0.000 claims description 6
- 230000005855 radiation Effects 0.000 description 6
- 230000002159 abnormal effect Effects 0.000 description 3
- 230000005856 abnormality Effects 0.000 description 1
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 1
- 230000002093 peripheral effect Effects 0.000 description 1
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- 230000000630 rising effect Effects 0.000 description 1
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- Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)
Description
【０００１】
【産業上の利用分野】本発明は、温風暖房用ヒータと輻
射暖房用ヒータを有する電気暖房装置に関する。
射暖房用ヒータを有する電気暖房装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来この種の電気暖房装置は、特開昭６
０−６０４５４号公報に示すような構成が一般的であっ
た。以下、その構成について図５を参照しながら説明す
る。
０−６０４５４号公報に示すような構成が一般的であっ
た。以下、その構成について図５を参照しながら説明す
る。
【０００３】同図において、１は電気暖房装置の本体で
あり、その本体１内に送風機２と温風暖房用ヒータ３を
配設し、外気吸い込み口４と温風吹き出し口５を有して
いる。本体１の前面には輻射暖房用ヒータ６を備え、本
体１の上部に運転制御装置１ａを備えている。
あり、その本体１内に送風機２と温風暖房用ヒータ３を
配設し、外気吸い込み口４と温風吹き出し口５を有して
いる。本体１の前面には輻射暖房用ヒータ６を備え、本
体１の上部に運転制御装置１ａを備えている。
【０００４】上記の構成において電気暖房装置の温風暖
房機能は、外気吸い込み口４より本体１内に流入した空
気は送風機２に加圧され、温風暖房用ヒータ３で加熱さ
れて温風吹き出し口５から吹き出される。また、輻射暖
房機能は輻射暖房用ヒータ６が加熱され前面へ放熱を行
う。
房機能は、外気吸い込み口４より本体１内に流入した空
気は送風機２に加圧され、温風暖房用ヒータ３で加熱さ
れて温風吹き出し口５から吹き出される。また、輻射暖
房機能は輻射暖房用ヒータ６が加熱され前面へ放熱を行
う。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】このような従来の電気
暖房装置では、輻射暖房時に本体１の前面に毛布が掛か
って塞がれた場合には輻射暖房用ヒータ６の輻射熱によ
り本体１内の温度が上昇すると、温度過昇防止装置（図
示せず）により通電を停止する様になっている。しか
し、輻射暖房用ヒータ６が冷えるまでには時間が掛か
り、さらに自然対流による本体１内の上部への熱の集中
を防ぐことができなかった。すなわち、輻射暖房用ヒー
タ６による温度過熱時には通電停止後も本体１内上部は
長時間にわたり高温状態になり、本体上部の運転制御装
置（図示せず）等を熱から保護することができなかっ
た。
暖房装置では、輻射暖房時に本体１の前面に毛布が掛か
って塞がれた場合には輻射暖房用ヒータ６の輻射熱によ
り本体１内の温度が上昇すると、温度過昇防止装置（図
示せず）により通電を停止する様になっている。しか
し、輻射暖房用ヒータ６が冷えるまでには時間が掛か
り、さらに自然対流による本体１内の上部への熱の集中
を防ぐことができなかった。すなわち、輻射暖房用ヒー
タ６による温度過熱時には通電停止後も本体１内上部は
長時間にわたり高温状態になり、本体上部の運転制御装
置（図示せず）等を熱から保護することができなかっ
た。
【０００６】本発明は上記課題を解消するもので、輻射
暖房用ヒータの異常時に、過熱された輻射暖房用ヒータ
周囲部の温度を短時間に下げることのできる安全性の高
い電気暖房装置の提供を目的とする。
暖房用ヒータの異常時に、過熱された輻射暖房用ヒータ
周囲部の温度を短時間に下げることのできる安全性の高
い電気暖房装置の提供を目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため電気暖房装置のケース後面の外気吸い込み口
を設け、上記ケース前面には上部に開口部と、下部に温
風吹き出し口を設け、ケース内には上記外部吸い込み口
と上記温風吹き出し口を連通する吹き出し風路を設け、
その吹き出し風路の上部に送風機を設け、その送風機の
下流に温風暖房用ヒータを設け、上記送風機と上記開口
部の間に輻射暖房用ヒータを設け、その輻射暖房用ヒー
タと上記送風機の間に上記吹き出し風路の一部を形成す
る遮熱板を設けたものである。そして上記輻射暖房用ヒ
ータの温度過熱防止装置とその温度過昇防止装置の動作
に連動して一定時間上記送風機を運転する運転制御装置
を設けたものである。
成するため電気暖房装置のケース後面の外気吸い込み口
を設け、上記ケース前面には上部に開口部と、下部に温
風吹き出し口を設け、ケース内には上記外部吸い込み口
と上記温風吹き出し口を連通する吹き出し風路を設け、
その吹き出し風路の上部に送風機を設け、その送風機の
下流に温風暖房用ヒータを設け、上記送風機と上記開口
部の間に輻射暖房用ヒータを設け、その輻射暖房用ヒー
タと上記送風機の間に上記吹き出し風路の一部を形成す
る遮熱板を設けたものである。そして上記輻射暖房用ヒ
ータの温度過熱防止装置とその温度過昇防止装置の動作
に連動して一定時間上記送風機を運転する運転制御装置
を設けたものである。
【０００８】
【作用】本発明の電気暖房装置は、上記した構成によ
り、輻射暖房用ヒータの遮熱板が吹き出し風路の一部を
形成しているので、輻射暖房用ヒータ部の異常時に、温
度過熱防止器の作動後、運転制御装置により一定時間送
風機を運転させることで遮熱板を介して輻射暖房用ヒー
タ周囲部を冷却し、過熱した温度を短時間で冷却させる
ことができる。
り、輻射暖房用ヒータの遮熱板が吹き出し風路の一部を
形成しているので、輻射暖房用ヒータ部の異常時に、温
度過熱防止器の作動後、運転制御装置により一定時間送
風機を運転させることで遮熱板を介して輻射暖房用ヒー
タ周囲部を冷却し、過熱した温度を短時間で冷却させる
ことができる。
【０００９】
【実施例】以下、本発明の一実施例を図１、図２及び図
３にもとずいて説明する。
３にもとずいて説明する。
【００１０】図１は本発明の一実施例の電気温風機の内
部構造を示す縦断面図である。同図において、７はケー
スであり、そのケース後面に外気吸い込み口８、ケース
前面の上部に開口部９、ケース前面の下部に温風吹き出
し口１０が設けられている。ケース７内には外気吸い込
み口８と温風吹き出し口１０を連通するＬ型の吹き出し
風路１１が設けられ、その吹き出し風路１１の垂直部１
２には送風機１３を回転軸１４を水平にして取り付けて
ある。送風機１３の下流には温風暖房用ヒータ１５が設
けられている。開口部９と送風機１３の間に開口部９よ
りも小さな面積を持つ輻射暖房用ヒータ１６が設けら
れ、その輻射暖房用ヒータ１６と送風機１３の間に吹き
出し風路１１を蓋する様に遮熱板１７が設けられていて
風路１１を形成している。ケース７の上面部には運転制
御装置１８が設けられている。
部構造を示す縦断面図である。同図において、７はケー
スであり、そのケース後面に外気吸い込み口８、ケース
前面の上部に開口部９、ケース前面の下部に温風吹き出
し口１０が設けられている。ケース７内には外気吸い込
み口８と温風吹き出し口１０を連通するＬ型の吹き出し
風路１１が設けられ、その吹き出し風路１１の垂直部１
２には送風機１３を回転軸１４を水平にして取り付けて
ある。送風機１３の下流には温風暖房用ヒータ１５が設
けられている。開口部９と送風機１３の間に開口部９よ
りも小さな面積を持つ輻射暖房用ヒータ１６が設けら
れ、その輻射暖房用ヒータ１６と送風機１３の間に吹き
出し風路１１を蓋する様に遮熱板１７が設けられていて
風路１１を形成している。ケース７の上面部には運転制
御装置１８が設けられている。
【００１１】上記の構成において動作を説明すると、温
風暖房時には、外気吸い込み口８から吸引された空気が
ケース８内を通り送風機１３に入る。送風機１３により
加圧された空気は温風暖房用ヒータ１５で加熱され、吹
き出し風路１２を通り、温風吹き出し口１１より吹き出
される。
風暖房時には、外気吸い込み口８から吸引された空気が
ケース８内を通り送風機１３に入る。送風機１３により
加圧された空気は温風暖房用ヒータ１５で加熱され、吹
き出し風路１２を通り、温風吹き出し口１１より吹き出
される。
【００１２】一方輻射暖房時には、図１に示す様に、輻
射暖房用ヒータ１６が発熱し、開口部１０から前面部に
放熱する。このとき輻射暖房用ヒータ１６の後面の放熱
による熱気は、自然対流によって開口部９の下部の吸い
込み口１９から上部の対流口２０へと流れ、ケース７内
から外部へ排出される。
射暖房用ヒータ１６が発熱し、開口部１０から前面部に
放熱する。このとき輻射暖房用ヒータ１６の後面の放熱
による熱気は、自然対流によって開口部９の下部の吸い
込み口１９から上部の対流口２０へと流れ、ケース７内
から外部へ排出される。
【００１３】また図２に示す様に、輻射暖房時に開口部
９が塞がれた場合には、輻射暖房用ヒータ１６の輻射に
よる熱気がケース７の上部に溜まる。このとき温度過熱
防止装置２１が温度を検知して、運転制御装置１８によ
り輻射暖房用ヒータ１６への通電を停止し、同時に送風
機１３のみを一定時間運転させ、運転制御装置１８と遮
熱板１７を介して輻射暖房用ヒータ１６周囲部とを冷却
する。このように本発明の実施例の電気暖房装置によれ
ば、輻射暖房用ヒータ１６の遮熱板１７が吹き出し風路
１１部を形成しているので、輻射暖房用ヒータ１６部の
異常温度上昇時に送風機１３を運転させることで、効果
的に輻射暖房用ヒータ部の温度を短時間で冷却すること
ができる。なお前記の実施例の構成において、輻射暖房
時に運転制御装置１８により常時低速で送風機１３を運
転させることで、運転制御装置１８の温度の上昇を防ぐ
こともできる。
９が塞がれた場合には、輻射暖房用ヒータ１６の輻射に
よる熱気がケース７の上部に溜まる。このとき温度過熱
防止装置２１が温度を検知して、運転制御装置１８によ
り輻射暖房用ヒータ１６への通電を停止し、同時に送風
機１３のみを一定時間運転させ、運転制御装置１８と遮
熱板１７を介して輻射暖房用ヒータ１６周囲部とを冷却
する。このように本発明の実施例の電気暖房装置によれ
ば、輻射暖房用ヒータ１６の遮熱板１７が吹き出し風路
１１部を形成しているので、輻射暖房用ヒータ１６部の
異常温度上昇時に送風機１３を運転させることで、効果
的に輻射暖房用ヒータ部の温度を短時間で冷却すること
ができる。なお前記の実施例の構成において、輻射暖房
時に運転制御装置１８により常時低速で送風機１３を運
転させることで、運転制御装置１８の温度の上昇を防ぐ
こともできる。
【００１４】
【発明の効果】以上の実施例から明らかなように、本発
明によれば、輻射暖房用ヒータの遮熱板が吹き出し風路
の一部を形成し、輻射暖房用ヒータ部の異常温度上昇時
に、温度過熱防止器の作動後、運転制御装置により一定
時間送風機を運転させるので遮熱板を介して輻射暖房用
ヒータ周囲部を冷却し、過熱した周囲温度を短時間で冷
却させる。
明によれば、輻射暖房用ヒータの遮熱板が吹き出し風路
の一部を形成し、輻射暖房用ヒータ部の異常温度上昇時
に、温度過熱防止器の作動後、運転制御装置により一定
時間送風機を運転させるので遮熱板を介して輻射暖房用
ヒータ周囲部を冷却し、過熱した周囲温度を短時間で冷
却させる。
【図１】本発明の実施例の電気暖房装置の輻射暖房時の
断面図
断面図
【図２】本発明の実施例の電気暖房装置の開口部が塞が
れたときの断面図
れたときの断面図
【図３】本発明の実施例の電気暖房装置の外観斜視図
【図４】同装置の電気回路図
【図５】従来の電気暖房装置の内部構成を示す断面図
７ ケース ８ 外気吸い込み口 ９ 開口部 １０ 温風吹き出し口 １１ 吹き出し風路 １３ 送風機 １５ 温風暖房用ヒータ １６ 輻射暖房用ヒータ １７ 遮熱板 １８ 運転制御装置 ２１ 温度過熱防止装置
フロントページの続き (56)参考文献 実開 昭62−40458（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭48−114248（ＪＰ，Ｕ) 実開 昭50−29448（ＪＰ，Ｕ) (58)調査した分野(Int.Cl.7，ＤＢ名) F24H 3/04 305 F24C 7/04
Claims (1)
- 【請求項１】暖房装置のケース後面に外気吸い込み口を
設け、前記ケース前面には上部に開口部と下部に温風吹
き出し口を設け、ケース内には上記外気吸い込み口と上
記温風吹き出し口を連通する吹き出し風路を設け、その
吹き出し風路の上部に送風機とその送風機の下流に温風
暖房用ヒータを設け、かつ上記送風機とケース前面の上
記開口部の間に輻射暖房用ヒータを設け、その輻射暖房
用ヒータと上記送風機の間に上記吹き出し風路の一部を
形成する遮熱板を設けるとともに、上記輻射暖房用ヒー
タの温度過熱防止装置とその温度過熱防止装置の動作に
連動して一定時間上記送風機を運転する運転制御装置を
設けた電気暖房装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3188625A JP3070157B2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 電気暖房装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP3188625A JP3070157B2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 電気暖房装置 |
Publications (2)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JPH0534013A JPH0534013A (ja) | 1993-02-09 |
| JP3070157B2 true JP3070157B2 (ja) | 2000-07-24 |
Family
ID=16226966
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP3188625A Expired - Fee Related JP3070157B2 (ja) | 1991-07-29 | 1991-07-29 | 電気暖房装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP3070157B2 (ja) |
Families Citing this family (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| US7347479B2 (en) | 2004-04-21 | 2008-03-25 | Asmo Co., Ltd. | Sunvisor device for a vehicle |
| DE102007010870A1 (de) | 2006-03-07 | 2007-09-27 | Asmo Co., Ltd., Kosai | Automatische Sonnenblendenvorrichtung |
-
1991
- 1991-07-29 JP JP3188625A patent/JP3070157B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
| Publication number | Publication date |
|---|---|
| JPH0534013A (ja) | 1993-02-09 |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
| LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |