JPH0320565A - 温風暖房機の制御装置 - Google Patents

Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 （イ）産業上の利用分野 この発明は空気吸込口及び空気吹出口を有する外装ケー
スと、この外装ケース内に設けられた燃焼装置と、空気
吸込口から外装ケース内に流入し、燃焼ガスで温められ
た空気を空気吹出口から吐出させる温風ファンとを備え
た石油ファンヒー夕等の温風暖房機の制御装置に関する
。

（口）従来の技術 従来、この種の温風暖房機の制御装置は例えば実公昭５
８−４０３８号公報に開示されているように、室温セン
サと温度設定器とを有し、室温センサにて検出された室
温と温度設定器にて設定された設定温度との温度差に応
じて燃焼装置の燃焼を制御する燃焼制御手段を備えてい
る。また、燃焼時、室内へ吐出される温風の温度がある
温度以上になると、燃焼を停止させる安全制御手段を有
し、被加熱部の過度な温度上昇を抑制できるようにして
いる。

（ハ〉発明が解決しようとする課題 上述した従来装置では安全性に優れているものの、安全
制御手段によって燃焼が頻繁に停止され、快適性が損わ
れる欠点があった。

この発明は上述した事実に鑑みてなされたものであり、
安全性を損うことなく、快適な温風暖房が行えるように
することを目的とする。

〈＝〉課題を解決するための手段 この発明の温風暖房機の制御装置では、室温センサと温
度設定器とを有し、室温センサにて検出された室温と温
度設定器にて設定された設定温度との温度差に応じて燃
焼装置の燃焼を制御する燃焼制御手段と、燃焼装置によ
って加熱される被加熱部の温度を感知する温度センサを
有し、この温度センサが所定温度以上を感知したとき、
温風ファンの回転数を通常よりも高くする調整手段とを
備えた構成である。

（＊）作用 このように構成すると、例えば、外装ケースの空気吸込
口に装着したエアフィルターに目詰まりがあり、温風フ
ァンの送風量の減少によって被加熱部の温度が所定温度
以上になった場合、温風ファンの回転数が通常よりも高
められ、送風量の不足が補われるため、被加熱部の温度
上昇を抑制しつつ、温風暖房が停止しないようにできる
．（へ〉実施例 以下、この発明を図面に示す実施例について説明する。

第２図及び第３図はこの発明を適用した石油ファンヒー
夕を示すものであり、これらの図において、〈１）は背
面に空気吸込口（２）、また、前面下部に温風吹出口〈
３〉を有する外装ケース、（４）は前面上部に設けられ
た操作パネルであり、この操作バネル（４〉には運転ス
イッチ（５）と、温度設定用のアップキー（６Ａ）及び
ダウンキー（６Ｂ）と、フィルターランブ（７〉と、２
桁のデジタル表示器（８〉とが設けられている．また、
外装ケース（１）の内部には温風ファン（９）と、バー
ナファン（１ｏ）と、燃料ボンブ《１１〉と、バーナ（
１２〉と、燃焼筒（１３〉と、送風ガイド（１４）と、
点火装置（１５〉と、サーミスタ等の室温センサ〈１６
〉と、送風ガイド（１４〉の上部に取り付けられたバイ
メタルスイッチ等の温度センサ（１７）（１ｇ）と、制
御装置（１９）とが設けられている。

制御装置〈１９〉は第１図に示すように、運転スイッチ
（５）、アップキー〈６Ａ〉、ダウンキー〈６Ｂ〉、室
温センサ（１６〉及び温度センサ（１７）（１８）がマ
イクロコンピュータ（２０）の入力側に設けられ、マイ
クロフンビュータ《２０〉の出力側には温風ファン〈９
）、バーナファン（１０）、燃料ポンプ（１１）、点火
装置〈１５）、フィルターランプ〈７〉及び表示器〈８
〉が設けられている． マイクロフンビュータ（２０）には、運転スイッチ（５
〉の投入中に室温センサ〈１７〉の検出温度とアップキ
ー（６Ａ）及びダウンキー（６Ｂ）にて設定された温度
との差温から暖房負荷の大きさを演算で求め、その暖房
負荷に適した燃焼量（第４図参照）が得られるようにバ
ーナファン《１０）の回転数と燃料ボンブ（ｌ１〉の燃
料吐出量を制御するとともに、燃焼量に見合った温凧量
（第５図参照）が得られるように温風ファン（９〉の回
転数を制御する燃焼制御手段（２１）と、２つの温度セ
ンサ（１７）（１ｇ）の接点信号を第４図に示すフロー
チャートで処理する安全制御手段（２２）とが内蔵され
、この安全制御手段（２２〉が温風ファン（９〉の回転
数調整手段を兼ねている． 外装ケース（１〉の杢気吸込口（２）に装着したエアフ
ィルター（Ｆ）に目詰まりがあると、温風ファン（９）
の送凧量が目詰まりがない場合よりも減少し、送風ガイ
ド〈１４〉の壁温が上昇する。温度センサ（１７）の感
知温度Ｔ１が例えば９０’Ｃ以上になり、温度センサ（
１７〉の接点が才フになると、マイクロコンピュータ（
２０）の安全制御手段（２２）４１フィルターランブ（
７）を点灯させ、顧客にフィルター（Ｆ）の清掃を促す
．また、同時に、第５図で示すように、燃焼制御手段（
２１）の燃焼量一温風量特性を実線から破線で示すよう
にずらし、温風ファン（９〉の回転数を通常よりも高く
する．例えば、燃焼量がＱ．の場合、温風ファン（９〉
の回転数がＲ．からＲ，へ増加する．このため、エアフ
ィルター（Ｆ）の目詰まりによる温風量の不足が補われ
、送風ガイド（１４）等の被加熱部の温度上昇が抑制さ
れるばかりでなく、そのまま快適な温風暖房を継続させ
ることができる．万一、顧客がフィルターランプ（７）
の点灯（又は点滅）に気付かず、エアフィルター（Ｆ）
の清掃が行われないまま、運転が長時間行われた場合、
安全制御手段（２２〉は温度センサ（１８）の感知温度
が例えば１００’Ｃに到達した時点で燃焼を停止させる
。また、表示器（８）の表示を室温、設定温度等の温度
表示から“Ｅ２″等のエラー表示に変え、エアフィルタ
ー（Ｆ）の目詰まり等による温度の異常上昇で消火した
旨を表示させる。

上述した実施例において、２つの温度センサ（１７）（
１８）の代わりにｌつのザーミスタ等の温度センサを用
い、この温度センサの温度信号をマイクロコンピュータ
（２０）の内部で判別して安全制御を行うようにしても
良い。

（ト）発明の効果 この発明は以上のように構成されているので、例えば、
外装ケースの空気吸込口に装着したエアフィルターに目
詰まりがあり、温風ファンの送風量の減少によって被加
熱部の温度が所定温度以上になった場合、温風ファンの
回転数を通常よりも高くして送風量の不足を補い、被加
熱部の温度上昇を抑制して安全性を確保することができ
るばかりでなく、温風暖房が極力中断されないようにし
て快適性を向上できるものである。

【図面の簡単な説明】

第１図はこの発明の一実施例を示す燃焼制御装置のブロ
ック図、第２図はこの発明を適用した石油ファンヒー夕
の斜視図、第３図は同じく内部構成説明図、第４図は負
荷と燃焼量との関係を示す特性図、第５図は燃焼量と温
風量との関係を示す特性図、第６図はマイクロコンピュ
ータの動作説明用のフローチャートである． （１）・・・外装ケース、　（２〉・・・空気吸込口、
　（３）・・・温風吹出口、　〈９）・・・温風ファン
、　（１２〉・・・バーナ（燃焼装置）、（１６）・・
・室温センサ、　（１７）・・・温度センサ、（２０）
・・・マイクロコンピュータ、　（２１）・・・燃焼制
御手段、　（２２）・・・安全制御手段（調整手段）．

Claims (1)

【特許請求の範囲】
1. （１）空気吸込口及び空気吹出口を有する外装ケースと
   、この外装ケース内に設けられた燃焼装置と、空気吸込
   口から外装ケース内に流入し、燃焼ガスで温められた空
   気を空気吹出口から吐出させる温風ファンとを備えた温
   風暖房機において、室温センサと温度設定器とを有し、
   室温センサにて検出された室温と温度設定器にて設定さ
   れた設定温度との温度差に応じて燃焼装置の燃焼を制御
   する燃焼制御手段と、燃焼装置によって加熱される被加
   熱部の温度を感知する温度センサを有し、この温度セン
   サが所定温度以上を感知したとき、温風ファンの回転数
   を通常よりも高くする調整手段とを備えたことを特徴と
   する温風暖房機の制御装置。