JPH0144917Y2 - - Google Patents

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JPH0144917Y2
JPH0144917Y2 JP3252384U JP3252384U JPH0144917Y2 JP H0144917 Y2 JPH0144917 Y2 JP H0144917Y2 JP 3252384 U JP3252384 U JP 3252384U JP 3252384 U JP3252384 U JP 3252384U JP H0144917 Y2 JPH0144917 Y2 JP H0144917Y2
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appliance
combustion
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abnormal temperature
abnormal
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JP3252384U
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  • Regulation And Control Of Combustion (AREA)
  • Control Of Combustion (AREA)
  • Direct Air Heating By Heater Or Combustion Gas (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】 この考案は燃焼装置の改良に関するものであ
り、即ち従来器具本体の温風を放出する温風吹出
口前方に衣類などの乾操物或いは家具等の遮蔽物
がある場合、これが邪魔となつて温風の放出が出
来なくなり、器具本体内外が異常な高温状態とな
つて器具が損傷してしまうので、これを防止する
為、この異常高温を検知して器具が損傷する前に
燃焼を停止させる異常温度センサーを設けたもの
は、例えば実開昭54−141527号公報に開示されて
いてすでに公知である。
しかし乍ら、この公知のものでは、異常温度セ
ンサーが器具本体内のみにしか備えられていない
ので、上記のように温風吹出口前方が遮蔽物で遮
蔽された時には、器具本体内よりも器具外表面が
より早く且つより高温となるので、異常温度セン
サーが異常高温を検知して燃焼を停止する前に、
器具外表面に形成された操作部の蓋体や操作ツマ
ミ、ランプ等のプラスチツク部品が高温の熱気で
溶けたり変形などして損傷してしまうという不具
合を有し、安全性に欠けるものであつた。
この考案はこの点に着目し上記欠点を解消し、
安全で使用勝手の良い燃焼装置を提供することを
目的とし、この目的を達成する為、特にその構成
を、温風吹出口を設けた器具本体の前面に、器具
本体近傍及び器具本体外表面の温度を検知し、こ
の温度が高温の異常温度に達した時、燃焼を停止
させる器具外異常温度センサーを備えた燃焼装置
であつて、かかる燃焼装置によれば、温風吹出口
前方が遮蔽物等で遮蔽された場合には、器具外表
面の温度上昇を器具外異常温度センサーが素早く
確実にキヤツチし、燃焼を停止させることが出来
るので、器具外表面に備えられた操作蓋や操作ツ
マミ、ランプ等のプラスチツク部品が溶けるなど
して損傷するようなことは確実に防止され、常に
安心して使用出来るものである。
又器具外異常温度センサーとは別に器具本体内
に器具内異常温度センサーを備えれば、器具本体
内外で異常高温の検知が出来、的確で良好な安全
作動が常に行え、安全性を更に高めることが出来
るものである。
更に器具外異常温度センサーに燃焼を制御し室
内温度を設定された温度に保持するルームサーモ
回路の室温センサーも兼ねさせれば、部品点数が
少なく安価で済み、しかも1つの温度センサーの
温度検知を利用して2つの作動が可能で極めて便
利で無駄のないセンサー使用が出来るなどの効果
を奏するものである。
次にこの考案に係る燃焼装置を図面に示された
好適な一実施例について説明する。
第1図に於いて、1は前面2の下部に温風吹出
口3を有した温風下吹出式の温風暖房器から成る
器具本体で、内方には石油気化式の燃焼部4を備
えている。
5は器具本体1内で燃焼部4を覆つた遮蔽枠6
上部に下向きに備えられた温風フアンで、器具本
体1背面に形成された吸込口7より室内空気を吸
引し、これを燃焼部4と遮蔽枠6との間の送風路
8を流通させることで温風とし、そしてこの温風
を温風吹出口3より室内に放出するものである。
9は器具本体1の前面2上部に備えられた表示
ランプで、運転、給油などの器具本体1の作動や
異常状態を表示するものである。
10は表示ランプ9と同じく器具本体1の前面
2に備えられた操作部で、プラスチツク部品から
成る操作ツマミ11や開閉自在の操作蓋12等を
有している。
13は常閉型のサーモスタツト或いは負特性サ
ーミスター等から成る器具外異常温度センサー
で、器具本体1の前面2表面で操作部10下方に
備えられ、温風吹出口3前方が衣類などの乾燥物
や家具等の遮蔽物14で遮蔽されるなどして、器
具本体1外表面が異常高温状態となつた時にこれ
を検知して燃焼を停止させて、器具本体1外表面
部分の損傷を防止するものである。
15は器具本体1内の遮蔽枠6内壁に固着され
た常閉型のサーモスタツトによつて形成された器
具内異常温度センサーで、異常燃焼や温風フアン
5の作動停止などによつて、器具本体1内が異常
高温状態となつた時にこれを検知して燃焼を停止
させ、器具本体1内部品の損傷を防止するもので
ある。
次に第2図に示すこの一実施例の電気回路図を
説明すれば、16は器具本体1の燃焼を行う為の
駆動回路で、温風フアン5及び燃焼フアン(図示
せず)及び電磁弁(図示せず)及び点火器(図示
せず)等を備えているものである。
17は上記駆動回路16と電源18とを結ぶ電
源スイツチで、駆動回路16との間には常閉型の
サーモスタツトから成る器具外異常温度センサー
13及び器具内異常温度センサー15が直列に備
えられている。
次にこの一実施例の作動について説明する。
今電源スイツチ17を閉成すれば、駆動回路1
6は閉成状態の器具内、外異常温度センサー1
5,13を介して通電され燃焼を開始し、温風フ
アン5の作動で燃焼によつて発生した熱気を温風
として温風吹出口3より室内に放出して暖房を行
う。
そしてこの状態で上記温風吹出口3が衣類など
の乾燥物や家具等の遮蔽物14によつて遮蔽され
た場合には、遮蔽物14によつて温風吹出口3か
ら放出された温風は大部分が器具本体1外表面に
供給されこの部分を異常に加熱してしまい、従来
ではこれによつてプラスチツク部品である操作ツ
マミ11や操作蓋12や表示ランプ9等が溶けて
器具の損傷を招くものであつたが、この考案では
この外表面、特に操作部10等があつてプラスチ
ツク部品が多い前面2に器具外異常温度センサー
13が備えられているので、この異常高温を器具
外異常温度センサー13が素早く検知し、変形や
損傷が生じる前に開成して、駆動回路16への通
電を切り燃焼を停止させ、操作部10などの器具
本体1外表面の損傷を未然に防止することが出
来、的確な異状温度検知で確実な安全作動が行わ
れ長期に渡つて安心した使用が出来るものであ
る。
又燃焼部4の異常燃焼や燃焼中の温風フアン5
の駆動停止などで器具本体1内が異常高温状態と
なつた時には、これを器具外異常温度センサー1
3により器具内異常温度センサー15の方が早く
検知して開成し、上記同様駆動回路16への通電
を切つて早く燃焼を停止させ、器具本体1内の部
品の損傷を確実に且つ瞬時に防止することが出
来、器具内異常温度センサー15と共に器具本体
1の安全性を更に高めることが出来、極めて使用
勝手の良いものである。
以上器具外異常温度センサー13をサーモスタ
ツトで構成した場合の例を示したが、次に他の実
施例として器具外異常温度センサー13を負特性
サーミスターで構成し、ルームサーモ回路の室温
センサーも兼ねさせた例を示す第3図の電気回路
図を、第2図と異なる点のみについて説明する。
19は駆動回路16と器具内異常温度センサー
15との間に降圧トランス20と整流スタツク2
1を介して接続された燃焼制御回路で、駆動回路
16を制御する複数個の制御回路(図示せず)を
備えている。
22は燃焼制御回路19内に備えられたルーム
サーモ回路で、抵抗23,24と室温設定用の可
変抵抗25との直列回路間と、抵抗26,27と
負特性サーミスターから成る器具外異常温度セン
サー13との直列回路間とを接続し、両者間の電
位差が設定値となつた時出力する第1出力素子2
8と、該第1出力素子28の出力で導通する第1
トランジスター29と、該第1トランジスター2
9の導通で通電され駆動回路16内に備えた接点
(図示せず)を開閉する第1リレー30等によつ
て構成されるものである。
31は前記抵抗26,27とルームサーモ回路
22の室温センサーを兼ねる器具外異常温度セン
サー13との直列回路間と、抵抗32,33との
直列回路間とを接続し、両者間の電位差が設定値
以上となつた時出力する第2の出力素子で、この
出力によつて電源スイツチ17の閉成と同時に抵
抗34,35を介してベースに入力される電流で
導通する第2トランジスター36を導通停止させ
るものである。
37は第2トランジスター36によつて制御さ
れる第2リレー、第2トランジスター36の導通
によつて通電され、駆動回路16と器具内異常温
度センサー15との間に備えられた第2リレー接
点37aを閉成すると共に、第2トランジスター
36の導通停止で開成され駆動回路16の通電を
切つて燃焼を停止させるものである。
次にこの実施例の作動について説明する。
電源スイツチ17を閉成することで、先ず降圧
トランス20及び整流スタツク21を介して燃焼
制御回路19は通電され、これによつて第2トラ
ンジスター36は導通して第2リレー37を通電
させて第2リレー接点37aの閉成で駆動回路1
6を作動させ、燃焼を開始させる。
そしてルームサーモ回路22では可変抵抗25
によつて設定された希望室温の電位と、室温セン
サーを兼ねる器具外異常温度センサー13によつ
て検知された現在の室温による抵抗の電位とを第
1出力素子28で比較し、現在の室温が設定室温
に達していない時には出力せず、第1リレー30
を通電停止状態として、駆動回路16に強火力燃
焼或いは燃焼継続を行わせ、又現在の室温が設定
室温に達した時には、第1出力素子28を出力さ
せ第1リレー30を通電状態として、駆動回路1
6に弱火燃焼或いは燃焼停止を行わせて、常に室
温を設定した温度に保持するようにしたものであ
る。更に前記の実施例と同様にして器具本体1外
表面が異常高温状態となつた時には、器具外異常
温度センサー13がこれを検知してその抵抗値を
変化させ、これによつて第2出力素子31が出力
して導通状態の第2トランジスター36が導通停
止されて第2リレー37の通電を停止するので、
第2リレー接点37aは開成して駆動回路16へ
の通電が切られ燃焼は停止し、器具本体1外表面
の損傷は確実に防止されるものであり、しかも器
具外異常温度センサー13はルームサーモ回路2
2の室温センサーも兼ねるので、別々のセンサー
が必要なく部品点数が少なく安価で済むと共に、
1つのセンサーを2つの作動に使用するので無駄
のない効率の良いセンサー利用が出来極めて便利
である。
尚、器具内異常温度センサー15については前
記の実施例と同様の作動で器具内の異常高温を防
止するものである。
要するにこの考案は、温風吹出口3を設けた器
具本体1の前面2に、器具本体1近傍及び器具本
体1外表面の温度を検知し、この温度が高温の異
常温度に達した時、燃焼を停止させる器具外異常
温度センサー13を備えたものであるから、温風
吹出口前方が衣類や家具などの遮蔽物で遮蔽さ
れ、器具外表面の温度が上昇してし、この異常温
度を器具本体外に備えた器具外異常温度センサー
が素早く確実にキヤツチし、燃焼を停止させるの
で、従来の如くこの異常温度の検知が遅く器具外
表面の操作蓋や操作ツマミ、ランプ等のプラスチ
ツク部品が容易に変形や破損して器具本体が損傷
するなどということは確実に防止されるものであ
り、長期に渡つて安心して使用出来るものであ
る。
又器具外異常温度センサーとは別に器具本体内
に器具内異常温度センサーを備えれば、器具本体
内外の異常高温をそれぞれ素早く且つ的確に検知
して器具本体が損傷する前に必ず燃焼を停止出
来、大きな事故を招くような心配はなくなり、更
に安全性を高めた良好なものとなり、極めて使用
勝手の良い安全な器具とすることが出来るもので
ある。更に器具外異常温度センサーに燃焼を制御
して室内温度を設定温度に保持するルームサーモ
回路の室温センサーも兼ねさせれば、別々のセン
サーがいらず1つで済み部品点数が少なく安価で
あると共に、1つの温度センサーで2つの作動が
出来極めて便利で無駄がなく効率の良いセンサー
の使用が出来るなどの効果を有するものである。
【図面の簡単な説明】
第1図はこの考案一実施例を付した燃焼装置の
断面図、第2図は同電気回路図、第3図は他の実
施例を示す電気回路図。 1……器具本体、2……前面、3……温風吹出
口、13……器具外異常温度センサー、15……
器具内異常温度センサー、22……ルームサーモ
回路。

Claims (1)

  1. 【実用新案登録請求の範囲】 (1) 温風吹出口3を設けた器具本体1の前面2
    に、器具本体1近傍及び器具本体1外表面の温
    風を検知し、この温度が高温の異常温度に達し
    た時、燃焼を停止させる器具外異常温度センサ
    ー13を備えた事を特徴とする燃焼装置。 (2) 前記器具外異常温度センサー13の他に器具
    本体1内方には、該器具本体1内の異常高温を
    検知して燃焼を停止させる器具内異常温度セン
    サー15を備えた事を特徴とする実用新案登録
    請求の範囲第(1)項記載の燃焼装置。 (3) 前記器具外異常温度センサー13に、室温を
    検知して室内を設定された温度に保持するよう
    に燃焼を制御するルームサーモ回路22の室温
    センサーを兼ねさせた事を特徴とする実用新案
    登録請求の範囲第(1)項及び第(2)項記載の燃焼装
    置。
JP3252384U 1984-03-06 1984-03-06 燃焼装置 Granted JPS60148860U (ja)

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JPH01179862A (ja) * 1988-01-08 1989-07-17 Rinnai Corp 温風暖房機
JP2676871B2 (ja) * 1989-01-24 1997-11-17 松下電器産業株式会社 暖房用燃焼器
JP6410691B2 (ja) * 2015-08-25 2018-10-24 ダイニチ工業株式会社 暖房装置

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