JP4922640B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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本発明は、ガスや電気によって加熱された庫内に収納した物品をオーブン調理温度とオーブン調理時間でもって加熱調理する加熱調理器に関する。
ガスや電気によって加熱された庫内に収納した調理物(被加熱物)をオーブン加熱調理する加熱調理器は、オーブン加熱調理のスタートスイッチONによって、庫内を予熱した状態で所期のオーブン加熱調理を行う場合があり、この場合は、所期のオーブン加熱調理の開始前に予め所定温度に予熱しておく必要がある。その場合、庫内の扉を閉じた状態で予熱設定温度まで庫内を予熱し、庫内温度が予熱設定温度まで上昇したときブザー等で予熱終了を報知し、その状態で使用者は一旦扉を開いてオーブン調理用皿に調理物(被加熱物)を載せて扉を閉め、調理開始キーを操作して調理をスタートさせるものがある。(例えば、特許文献1参照)
特開2006−029709号公報
このような場合、調理メニューに応じて設定された予熱温度で予熱して調理を開始しても、調理物の表面に焼き色をつけたい場合や、表面もカリッと仕上げたい場合には、調理のできが良好とならないため、上記特許文献1のものは、調理物(被加熱物)に応じて予熱時間を延長できるようにして、このような欠点を改良するものである。
本発明は、例えば、フランスパンやその他の菓子のように、表面層が比較的固くカリッとし、内部がふんわりした仕上がりとなるような加熱調理ができるようにするために、特許文献1のような方式とは異なり、比較的高い予熱温度で加熱し、その後この予熱温度よりも低い温度で加熱調理することによって、このような仕上がりを得る調理方法が採用できるようにした加熱調理器を提供するものである。
このため、本発明では、庫内の予熱後に、庫内に調理物(被加熱物)を収納して、オーブン調理温度が予熱設定温度よりも低い温度に設定された状態でオーブン調理工程のスタート操作を行なった場合には、庫内温度がオーブン調理温度に低下するまでオーブン調理工程に移行せずに待機して調理物の表面を焼き、庫内温度がオーブン調理温度に低下したことに基づき自動的にオーブン調理工程に移行して調理物の内部を焼くようにして、所期の目的を達成するものである。
第1発明の加熱調理器は、調理器本体の庫内を加熱する熱源部と、前記庫内に調理物を収納する前に前記熱源部の加熱により前記調理器本体の庫内温度を任意の予熱設定温度に予熱して該予熱設定温度を保つ予熱工程と、前記庫内に調理物を収納した後に前記熱源部の加熱により前記調理器本体の庫内温度を任意のオーブン調理設定温度で加熱すると共に任意のオーブン調理設定時間で加熱するオーブン調理工程と、を備えた加熱調理器において、前記予熱工程を行なった後に、前記オーブン調理工程のオーブン調理設定温度を設定し、そのオーブン調理設定温度が前記予熱設定温度よりも低い温度に設定された状態で前記オーブン調理工程のスタート操作をしたとき、前記庫内温度が前記オーブン調理設定温度に低下するまで前記オーブン調理工程に移行せずに待機して調理物の表面を焼き、前記庫内温度が前記オーブン調理設定温度に低下したことに基づき自動的に前記オーブン調理工程に移行して調理物の内部を焼く制御動作をすることを特徴とする。
第2発明の加熱調理器は、第1発明において、前記熱源部は、前記予熱工程を行なった後の前記庫内温度が前記オーブン調理設定温度に低下するまで前記庫内の加熱を停止すると共に、前記オーブン調理工程に移行したときに前記庫内の加熱を開始することを特徴とする。
第3発明の加熱調理器は、第1発明において、前記熱源部は前記庫内熱風を供給するファンを備え、前記ファンは、前記予熱工程を行なっている際には運転され、前記庫内温度が前記オーブン調理設定温度に低下するまでは停止され、前記オーブン調理工程に移行した際には運転され、前記オーブン調理工程に移行した際に、前記オーブン調理設定時間のタイマ動作が開始することを特徴とする。
第1発明の加熱調理器は、庫内温度がオーブン調理設定温度に低下するまでオーブン調理工程に移行せず待機し、庫内温度がオーブン調理設定温度に低下したことに基づきオーブン調理工程に移行するため、比較的高い予熱温度で加熱し、その後この予熱温度よりも低い温度で加熱調理する斬新な制御によって、フランスパンやその他の菓子のように、表面層が比較的固くカリッとし、内部がふんわりした仕上がりとなる加熱調理ができるようになる。そして、庫内温度がオーブン調理設定温度に低下したことによって、オーブン調理設定時間がスタートするため、オーブン調理に必要な設定時間のカウントが正確となり、所期の調理状態を得ることができるものとなる。
第2発明の加熱調理器は、第1発明において、庫内温度がオーブン調理設定温度に低下するまでは、熱源部による庫内の加熱を停止するため、自然に庫内温度が下がる間に調理物(被加熱物)の表面が適度に焼かれて、フランスパンやその他の菓子のように、表面層が比較的固くカリッとなる。そして、庫内温度が下がったオーブン調理工程では、熱源部による庫内の加熱を開始して、設定したオーブン調理設定温度によって調理物(被加熱物)が加熱されるため、調理物(被加熱物)の内部がふんわりした仕上がりとなる。
第3発明の加熱調理器は、第1発明又は第2発明において、庫内温度がオーブン調理設定温度に低下するまでは、庫内へ熱風を供給するファンを停止するため、自然に庫内温度が下がる間に調理物(被加熱物)の表面が適度に焼かれて、フランスパンやその他の菓子のように、表面層が比較的固くカリッとなる。そして、庫内温度が下がったオーブン調理工程では、ファンの運転によって庫内への熱風供給を開始し、設定したオーブン調理設定温度によって調理物(被加熱物)が加熱されるため、調理物(被加熱物)の内部がふんわりした仕上がりとなる。また、庫内温度がオーブン調理設定温度に低下したことによって、オーブン調理設定時間のオーブン調理タイマがスタートするため、オーブン調理に必要な設定時間のカウントが正確となり、所期の加熱調理状態を得ることができるものとなる。
本発明の加熱調理器は、調理器本体の庫内を加熱する熱源部と、前記庫内に調理物を収納する前に前記熱源部の加熱により前記調理器本体の庫内温度を任意の予熱設定温度に予熱して該予熱設定温度を保つ予熱工程と、前記庫内に調理物を収納した後に前記熱源部の加熱により前記調理器本体の庫内温度を任意のオーブン調理設定温度で加熱すると共に任意のオーブン調理設定時間で加熱するオーブン調理工程と、を備えた加熱調理器において、前記予熱工程を行なった後に、前記オーブン調理工程のオーブン調理設定温度を設定し、そのオーブン調理設定温度が前記予熱設定温度よりも低い温度に設定された状態で前記オーブン調理工程のスタート操作をしたとき、前記庫内温度が前記オーブン調理設定温度に低下するまで前記オーブン調理工程に移行せずに待機して調理物の表面を焼き、前記庫内温度が前記オーブン調理設定温度に低下したことに基づき自動的に前記オーブン調理工程に移行して調理物の内部を焼く制御動作をするものであり、本発明の実施例を以下に記載するものとする。
本発明に係る加熱調理器がガスオーブンの実施形態について説明する。図1は本発明に係る加熱調理器の正面斜視図、図2は本発明に係る加熱調理器の中央部の縦断側面図、図3は本発明に係る加熱調理器の操作パネル対応部分の縦断側面図、図4は本発明に係る加熱調理器の操作パネルの正面図、図5は本発明に係る加熱調理器の制御回路の構成図、図6は本発明に係る加熱調理器の制御動作を示すステップ図、図7は本発明に係る加熱調理器の予熱工程とオーブン調理工程における温度とタイマのタイムチャートである。
本発明に係る加熱調理器がガスオーブンの実施例を先ず図1に基づき説明すると、1は例えばシステムキッチン等に組み込んで使用する床置型の加熱調理器本体で、加熱調理器本体内には前面に開口する加熱用庫内4が形成されている。庫内4の前面開口は、扉2によって開閉自在に閉じられており、扉2は、左右下部に回動軸を備えており、上端部に設けた取っ手5を手前に引くことによって、手前側に開閉自在に枢支されている。そして、扉2の横に隣接して操作パネル3を配置している。扉2は、周囲の枠体部2Aの内側に耐熱ガラス2Bで構成した窓を形成し、庫内4を外から透視できる構成である。
庫内4の底部の略中央部には、ターンテーブル6が電動機装置7から上方へ延びた回転軸8によって回転するように配置されている。加熱調理器本体1内には、庫内4を加熱する熱源部10が収納されている。熱源部10は、本発明に係る加熱調理器がガスオーブンの場合は、ガスバーナ9と、このガスバーナ9で発生する熱風を庫内4に供給する熱風用ファン11で構成されている。庫内4の外側後方に空間18が形成され、空間18には、電動機11Aによって回転される熱風用ファン11が配置されている。熱風用ファン11と同軸に電動機11Aによって回転される冷却ファン11Bを設け、電動機11Aの前面側の熱を後述の排気孔24から排出されるようにしている。庫内4の外側下方には、燃焼室18Aとガス供給室18Bが相互間を壁で区画された状態で併設され、燃焼室18Aとガス供給室18Bの後部が空間18に連通している。燃焼室18Aには、ガスバーナ9が収納され、ガス供給源からガス管12を通して供給されるガスは、第1電磁弁13、ガス圧調整弁14、及び第2電磁弁15を備えたガス供給部26を通って、ガス管16から一対のガスバーナ9へ供給される。ガスバーナ9に近接して点火用電極17が配置されている。ガス供給部26は、ガス供給室18Bに収納され、ガス供給室18Bには電動機19によって回転する冷却用ファン20が配置されている。庫内4の天井壁の透過孔を通してマイクロ波を照射するように、加熱調理器本体1内上部にマグネトロン80が設けられ、電子レンジ加熱調理が可能になっている。
ガスバーナ9での燃焼によって発生する熱風(加熱空気)は、熱風用ファン11によって庫内4の背壁に形成した多数の熱風供給孔21から庫内4に供給されて矢印のように循環し、庫内4の背壁上部に形成した多数の吐出孔22から排気通路23を通って、加熱調理器本体1の天板に形成した排気孔24から排出される。このようにして、ターンテーブル6上に載せた調理物(被加熱物)が高温に加熱される。冷却用ファン20の運転によって、加熱調理器本体1の前面下部の吸気孔25から吸い込んだ空気が、ガス供給室18Bを通ってガス供給部26を冷却しつつ、後方空間18を通って排気孔24から排出される。27は庫内温度検出センサであり、28は庫内の異常温度検出センサである。29は、ガスバーナ9の点火を検出する炎検出センサである。
図4は操作パネル3の実施例を示すもので、上部に液晶パネルや蛍光表示管等で構成した表示器31を配置していると共に、この表示器31の下方に操作部32を配置している。表示器31には、調理メニュー表示部33と、温度や出力を表示する設定表示部34と、時間やタイマを表示するタイマ部35等を配置している。調理メニュー表示部33は、自動メニュー33Aと手動メニュー33Bに区分し、自動メニュー33Aとして複数のメニューを文字表示し、手動メニュー33Bとして複数のメニューを文字表示している。
操作部32には、キーロックを設定するロックキー36と、音声の音量を設定する音声キー37と、操作パネル3をギヤードモータ49によって下端が手前に出てくる傾斜状態に作動させまた垂直状態に戻すための操作パネルキー38とを横並びに配置し、これらのキーの下方に自動メニュー33Aを選択設定する自動調理キー39と、手動メニュー33Bを選択設定する手動調理キー40と、調理の仕上がり状態を強めや弱めに設定する仕上がりキー41とを横並びに配置し、かつこれらのキーの下方に調理温度を設定する温度キーとして、温度アップキー42と温度ダウンキー43を横並びに配置し、更にこれらのキーの下方に時間やタイマ時間を設定する時間キーとして、10分単位時間キー44、1分単位時間キー45、秒単位時間キー46を横並びに配置し、これら時間キーの下方にスタートキー47と取消しキー48を配置している。
図5は制御手段を構成する制御回路50の実施例を示すもので、商用の交流電源51に扉2の開閉に応じて接点を開閉するドアスイッチ52を介して電源回路53を接続していると共に、この電源回路53の出力側にマイクロコンピュータ54を接続している。
又、上記マイクロコンピュータ54の出力ポートには、上記表示器31を駆動する表示回路55と、ブザー56を作動するブザー回路57と、操作パネル3を電動により斜めに傾斜するギヤードモータ49を駆動するモータ駆動回路59と、熱風用ファン11の電動機11Aと冷却用ファン20の電動機19を駆動するモータ駆動回路71と、調理器本体1の熱源であるガスバーナ9への燃料供給を制御する電磁弁13、14を駆動する電磁弁駆動回路60と、ガスバーナ9のガスへ点火する点火用電極17で高圧放電させるための点火器駆動回路61と、調理室である庫内4を照明する庫内灯62を点滅する庫内灯駆動回路63と、ターンテーブル6用の電動機装置7の電動機7Aを駆動するモータ駆動回路82と、マイクロ波照射用のマグネトロン80の駆動回路81を接続し、同じく入力ポートには、扉2の開閉を検出するドア開閉検出回路64の出力と、操作部32に配置した各操作キーの入力を検出するキー入力回路65の出力と、庫内4の温度を検出する庫内温度検センサ27を入力とする庫内温度検出回路66の出力と、ガスバーナ9の点火を検出する炎検出センサ29を入力とする炎検出回路67の出力とを接続していると共に、入出力ポートにはデータ記憶用のメモリ70を接続している。扉2を開いたとき庫内灯駆動回路63によって庫内灯62が点灯し、扉2を閉じたとき庫内灯駆動回路63によって庫内灯62が消灯する。
尚、68はマイクロコンピュータ54の出力ポートに接続した自己保持回路で、その出力にてドアスイッチ52に並列接続した自己保持用のリレー接点69を駆動するもので、扉2が開かれてドアスイッチ52が閉じ、電源回路53によりマイクロコンピュータ54に通電されると、自己保持回路68の出力にてリレー接点69を閉じ、調理の開始等により扉2が閉じてドアスイッチ52が開いても、リレー接点69を介して電源回路53に通電し、調理を継続する様に構成している。
又、マイクロコンピュータ54は、調理が終了して所定時間経過した場合や、扉2が閉じられてから所定時間経過しても操作部32に配置した各操作キーの入力操作が無い場合には、上記リレー接点69を開いて電源回路53への通電を遮断し、所謂待機時には電力を消費しない様に構成している。
更に、マイクロコンピュータ54は、扉2が開いて通電されると、モータ駆動回路59の出力にてギヤードモータ49を作動して、操作パネル3を、その下端が手前側へ飛び出す状態に傾斜させ、操作部32に配置した各キーの操作を行ない易く構成している。
ガスや電気によって加熱された庫内4に収納した調理物(被加熱物)をオーブン加熱調理する場合、庫内4を予め所定温度に予熱する場合がある。その場合、本発明は、この予熱温度を有効に利用してフランスパンやシュークリームのシュー等のように、表面層を比較的固くカリッと焼き上げ、内部が柔らかに仕上がるような焼き加減とすることに適した加熱調理器を提供する。
このような焼き方のステップを図6及び図7に基づき説明する。先ず、加熱調理器本体1をシステムキッチン等の所定場所へ設置した状態で、電源プラグを商用電源51のコンセントへ接続し、扉2を一旦開くことによって、ドアスイッチ52が閉じて電源回路53によって電力が供給され、自己保持回路68が動作してリレー接点69が閉じ、自己保持状態となる。
この状態において、表示回路55が動作し、自動調理キー39と手動調理キー40対応のLEDが点灯して、このいずれかにキーの操作を促す。ここで手動調理キー40をON操作することによって、手動メニュー33Bが選択設定されるため、手動メニュー33B対応のLEDが点灯し、その下方のメニューの選択操作を促す。ここで手動メニュー33Bの「オーブン」の文字部分をON操作する(ステップS1)ことによって、オーブンモードになる。
この状態で、温度設定キーである温度アップキー42と温度ダウンキー43対応のLEDがそれぞれ点灯して、温度設定を促すと共に、設定表示部34の「予熱」の文字を表示する。このため温度アップキー42と温度ダウンキー43を操作することによって、キー入力回路65が動作して、任意の予熱温度(例えば、250℃)に設定する(ステップS2)。この設定した250℃の予熱温度(これを予熱設定温度と称する)は、3桁の8字状表示部34に表示されると共に、この設定値はメモリ70に記憶される。この状態で、スタートキー47と取消しキー48対応のLEDが点灯し、このキー操作を促す。ここで、取消しキー48をON操作すればステップS1の前の状態に戻るが、動作を継続する場合は、スタートキー47をONする(ステップS3)ことによって、電磁弁駆動回路60が動作して電磁弁13、14を開き、ガスバーナ9への燃料供給が行われると共に、点火器駆動回路61が動作して点火用電極17で高圧放電させ、ガスバーナ9のガスへ点火する。また、スタートキー47のONによって、モータ駆動回路71が動作して熱風用ファン11の電動機11Aと冷却用ファン20の電動機19が運転(ON)されて、予熱開始状態(ステップS4)となる。
ガスバーナ9によるガス燃焼と熱風用ファン11の運転(ON)によって、庫内4の温度が上昇し、庫内温度検出センサ27の検出による庫内温度検出回路66の出力値と、メモリ70に記憶した予熱設定温度(例えば、250℃)の設定値との比較が順次行われ(ステップS5)、庫内4の温度がこのような予熱設定温度に達すると、ブザーやランプ等により報知(ステップS6)した後、扉2が開くまでの間、その予熱設定温度に庫内4を保つように電磁弁駆動回路60による電磁弁15の開閉等により、ガスバーナ9の点滅を行う。なお、このとき熱風用ファン11の電動機11Aと冷却用ファン20の電動機19は、モータ駆動回路71により継続して運転(ON)を行う。扉2が開くとガスバーナ9の燃焼は停止する。
このように庫内4が予熱設定温度に保たれた状態において、使用者は一旦扉2を開いてターンテーブル6上(又はこのターンテーブル6上に載せたオーブン調理用皿上)に調理物(被加熱物)を載せて扉2を閉める(ステップS7)。これによって、時間キー44、45、46対応のLEDがそれぞれ点灯して時間設定を促すと共に、温度設定キー42、43対応のLEDがそれぞれ点灯して、温度設定を促し、且つ設定表示部34の「予熱」文字対応のLEDが消灯する。この状態で、時間キー44、45、46を操作してオーブン調理設定時間を定めるオーブン調理タイマを設定する(ステップS8)。この設定したオーブン調理設定時間は、3桁の8字状タイマ部35に表示されると共に、この設定値はメモリ70に記憶される。そして、温度アップキー42と温度ダウンキー43を操作することによって、キー入力回路65が動作して上記設定の予熱設定温度(250℃)よりも低い任意のオーブン調理設定温度(加熱調理温度ともいう)、例えば180℃に設定する(ステップS9)。この設定したオーブン調理設定温度(180℃)は、3桁の8字状表示部34に表示されると共に、この設定値はメモリ70に記憶される。予熱によって庫内4の温度が高い状態であり、モータ駆動回路71の動作によって、熱風用ファン11の電動機11Aと冷却用ファン20の電動機19が運転を停止(OFF)している。
この状態で、スタートキー47と取消しキー48対応のLEDが点灯し、このキー操作を促す。ここで、取消しキー48をON操作すればステップS6の状態に戻るが、動作を継続する場合は、スタートキー47をON(ステップS10)して、オーブン調理工程のスタート操作をする。一方、このオーブン調理工程のスタート操作をした状態では、予熱温度よりもオーブン調理設定温度が低いため、予熱温度よりもオーブン調理設定温度が低いことが判定される(ステップS11)と、電磁弁駆動回路60によって電磁弁13、15を継続して閉じて、ガスバーナ9を燃焼しないと共に、モータ駆動回路71の動作によって、熱風用ファン11の電動機11Aも停止(OFF)した状態である。この状態によって、庫内4の温度は自然に低下するが、庫内温度検出センサ27の検出による庫内温度検出回路66の出力値と、メモリ70に記憶したオーブン調理設定温度(上記180℃)の設定値との比較が順次行われる(ステップS12)。またこのようなスタートキー47のONによっても、設定したオーブン調理タイマは、未だスタートしていない。
この状態は、オーブン調理工程のスタート操作(スタートキー47をON)をしたが、オーブン調理工程に移行せずに待機して調理物の表面を焼いている状態であり、ターンテーブル6上(又はこのターンテーブル6上に載せたオーブン調理用皿上)の調理物(被加熱物)は、予熱設定温度(250℃)から自然に低下する庫内4の温度状況下において、表面が焼かれ、この状態は、庫内4の温度がオーブン調理設定温度(上記180℃)に低下するまで続き、その間に調理物(被加熱物)は、こんがり焼かれた表面を呈する状態となる。
このような比較動作によって、庫内4の温度がオーブン調理設定温度(上記180℃)に低下したとき(ステップS12)、自動的にオーブン調理工程が開始する(ステップS13)。即ち、庫内4をオーブン調理設定温度(上記180℃)に保つように、庫内温度検出センサ27の検出による庫内温度検出回路66の出力値と、メモリ70に記憶したオーブン調理設定温度(上記180℃)の設定値との比較に基づき、熱源部10が動作して、電磁弁駆動回路60による電磁弁13、14の開閉と、点火器駆動回路61の動作による点火用電極17の制御動作と、モータ駆動回路71による熱風用ファン11の電動機11Aと冷却用ファン20の電動機19の運転(ON)・停止(OFF)を行う。またこれと共に、設定したオーブン調理タイマがスタートし、カウントダウン動作が開始する(ステップS14)。
このようにして、オーブン調理設定温度(上記180℃)の状況の下に、オーブン調理工程が進行して、ターンテーブル6上(又はこのターンテーブル6上に載せたオーブン調理用皿上)の調理物(被加熱物)は、その内部が焼かれる。この状態は、オーブン調理タイマの設定時間中行われる。そして、オーブン調理タイマの設定時間の終了によって(ステップS15)、オーブン調理工程が終了し、熱源部10が停止する(ステップS16)。即ち、モータ駆動回路71の動作によって、熱風用ファン11の電動機11Aが停止(OFF)し、電磁弁駆動回路60によって電磁弁13、14が閉じてガスバーナ9でのガス燃焼は行われない。
このように、予熱設定温度に予熱された後に、オーブン調理工程のオーブン調理設定温度を設定し、そのオーブン調理設定温度が予熱設定温度よりも低い温度に設定された状態でオーブン調理工程のスタート操作をしたとき、庫内温度がオーブン調理設定温度に低下するまでオーブン調理工程に移行せずに待機して調理物の表面を焼き、庫内温度がオーブン調理設定温度に低下したことに基づき自動的にオーブン調理工程に移行して調理物の内部を焼く制御動作をすることとなる。また、庫内温度がオーブン調理設定温度に低下したことに基づき、オーブン調理工程に移行して調理物の内部を焼くと共にオーブン調理設定タイマがスタートする制御動作をする。これらの動作は、マイクロコンピュータ54による制御回路50の動作によって達成される。このような動作によって、フランスパンやシュークリームのシュー等のように、表面層を比較的固くカリッと焼き上げ、内部が柔らかに仕上がるような焼き加減とすることができる。なお、オーブン調理設定温度と予熱設定温度は、加熱調理する調理物(被加熱物)の種類や大きさ等によって、好みに設定すればよい。
上記において、予熱設定温度は、種々の温度に設定でき、例えば、120℃〜300℃まで設定可能であり、また、オーブン調理設定温度も種々の温度に設定でき、例えば、120℃〜300℃まで設定可能である。このため、加熱調理する調理物(被加熱物)の種類、大きさ、量等に応じて、適宜の温度に設定すればよい。
上記で説明したように、操作パネル3の操作部32、即ち、自動調理キー39、手動調理キー40、仕上がりキー41、時間キー44、45、46、温度設定キー42、43、スタートキー47、取消しキー48等は、それぞれ対応のLEDが発光して、次の操作を促すように構成しているため、使用者は正確な操作順序を把握し易いものとなっている。
上記のように、庫内温度がオーブン調理設定温度に低下するまでは、熱源部10による庫内4の加熱を停止し、オーブン調理工程では熱源部10による庫内4の加熱を開始する制御を行う。そして、熱源部10は庫内4への熱風を供給する熱風供給ファン11を備え、予熱工程ではファン11は運転され、庫内温度がオーブン調理設定温度に低下するまではファン11は停止し、オーブン調理工程への移行によってファン11が運転されると共にオーブン調理設定時間のタイマ動作が開始する構成である。
上記実施例は、ガスオーブンについて記載したが、これに替わって、本発明に係る加熱調理器が電気オーブンの場合は、熱源10は、自然対流式加熱方式のものでは電気ヒータであり、強制対流式加熱方式のものは、電気ヒータとこの電気ヒータで加熱した空気を庫内4へ循環する熱風用ファンで構成される。この場合も、庫内温度がオーブン調理設定温度に低下するまでは、熱源部10による庫内4の加熱を停止し、オーブン調理工程では熱源部10による庫内4の加熱を開始する制御を行うようにする。そして、熱源部10が庫内4への熱風を供給するファンを備えるものでは、予熱工程ではこのファンは運転され庫内温度がオーブン調理設定温度に低下するまではこのファンは停止し、オーブン調理工程への移行によってファンが運転されると共にオーブン調理設定時間のタイマ動作が開始するようにする。このため、発明の本質に変わりはない。前記実施例では、熱源部10による加熱を停止している場合にはファン11を停止しているが、これに限定されるものではなく、調理メニューやオーブン調理設定温度に応じて、ファン11の回転数を調整して継続回転させたり、ファン11を所定の低回転数で回転制御するようにしてもよい。
加熱調理器は上記実施例に示した構成に限定されず、種々の形態のものに適用できるものであり、本発明の技術範囲において種々の形態を包含するものである。
本発明に係る加熱調理器の正面斜視図である。(実施例1) 本発明に係る加熱調理器の中央部の縦断側面図である。(実施例1) 本発明に係る加熱調理器の操作パネル3対応部分の縦断側面図である。(実施例1) 本発明に係る加熱調理器の操作パネル3の正面図である。(実施例1) 本発明に係る加熱調理器の制御回路の構成図である。(実施例1) 本発明に係る加熱調理器の制御動作を示すステップ図である。(実施例1) 本発明に係る加熱調理器の予熱工程とオーブン調理工程における温度とタイマのタイムチャートである。(実施例1)
符号の説明
1・・・・加熱調理器本体
2・・・・扉
3・・・・操作パネル
4・・・・庫内
5・・・・取っ手
6・・・・ターンテーブル
7・・・・電動機装置
8・・・・回転軸
9・・・・ガスバーナ
10・・・熱源部
11・・・熱風用ファン
11A・・電動機
12・・・ガス管
13・・・第1電磁弁
14・・・手動開閉弁
15・・・第2電磁弁
16・・・ガス管
17・・・点火用電極
18・・・ガス供給室
20・・・冷却用ファン
21・・・熱風供給孔
22・・・吐出孔
23・・・排気通路
24・・・排気孔
25・・・吸気孔
26・・・ガス供給部
27・・・庫内温度検出センサ
29・・・炎検出センサ
31・・・表示器
32・・・操作部
33・・・調理メニュー表示部
33A・・自動メニュー
33B・・手動メニュー
39・・・自動調理キー
40・・・手動調理キー
42・・・温度アップキー
43・・・温度ダウンキー
44、45、46・・・時間キー
47・・・スタートキー
48・・・取り消しキー
50・・・制御回路(制御手段)
51・・・交流電源
52・・・ドアスイッチ
53・・・電源回路
54・・・マイクロコンピュータ
55・・・表示回路
56・・・ブザー
57・・・ブザー回路
60・・・電磁弁駆動回路
61・・・点火器駆動回路
62・・・庫内灯
63・・・庫内灯駆動回路
64・・・ドア開閉検出回路
65・・・キー入力回路
66・・・庫内温度検出回路
67・・・炎検出回路
68・・・自己保持回路
69・・・リレー接点
70・・・メモリ

Claims (3)

  1. 調理器本体の庫内を加熱する熱源部と、前記庫内に調理物を収納する前に前記熱源部の加熱により前記調理器本体の庫内温度を任意の予熱設定温度に予熱して該予熱設定温度を保つ予熱工程と、前記庫内に調理物を収納した後に前記熱源部の加熱により前記調理器本体の庫内温度を任意のオーブン調理設定温度で加熱すると共に任意のオーブン調理設定時間で加熱するオーブン調理工程と、を備えた加熱調理器において、
    前記予熱工程を行なった後に、前記オーブン調理工程のオーブン調理設定温度を設定し、そのオーブン調理設定温度が前記予熱設定温度よりも低い温度に設定された状態で前記オーブン調理工程のスタート操作をしたとき、前記庫内温度が前記オーブン調理設定温度に低下するまで前記オーブン調理工程に移行せずに待機して調理物の表面を焼き、前記庫内温度が前記オーブン調理設定温度に低下したことに基づき自動的に前記オーブン調理工程に移行して調理物の内部を焼く制御動作をすることを特徴とする加熱調理器。
  2. 前記熱源部は、前記予熱工程を行なった後の前記庫内温度が前記オーブン調理設定温度に低下するまで前記庫内の加熱を停止すると共に、前記オーブン調理工程に移行したときに前記庫内の加熱を開始することを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 前記熱源部は前記庫内に熱風を供給するファンを備え、
    前記ファンは、前記予熱工程を行なっている際には運転され、前記庫内温度が前記オーブン調理設定温度に低下するまでは停止され、前記オーブン調理工程に移行した際には運転され、
    前記オーブン調理工程に移行した際に、前記オーブン調理設定時間のタイマ動作が開始することを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
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