JP2760632B2 - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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孝道 朱雀
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【発明の詳細な説明】 [発明の目的] (産業上の利用分野) 本発明は加熱調理時に調理室を構成する内箱の熱的影
響が外箱に及びことのないように改良した加熱調理器に
関する。
(従来の技術) 加熱調理器、例えばオーブン機能付き電子レンジで
は、最近、高出力のヒータを使用してオーブン調理の短
縮化を図るようにしている。
(発明が解決しようとする課題) しかしながら、高出力のヒータによりオーブン調理を
行うと、調理室を構成する内箱からの放熱量も多くなる
ため、その熱的影響で外箱が熱せられて100℃近くの高
温度になることが予想され、火傷の危険性を生ずる。ま
た、外箱内に形成された機械室内に配置されているマグ
ネトロンや制御装置を構成する電子部品も高温度にな
り、性能の低下や耐久性の低下を来すおそれもあった。
このような問題は、オーブン機能付き電子レンジに限ら
ず、加熱調理器一般に共通した問題である。
そこで、本発明の目的は、高出力のヒータを使用して
も、外箱や電子部品が高温度になるおそれのない加熱調
理器を提供するにある。
[発明の構成] (課題を解決するための手段) 上記目的を達成するために本発明の加熱調理器は、外
箱と内箱との間に送風する送風装置を設けると共に、こ
の送風装置の運転を制御する制御手段を設け、制御手段
を、ヒータによる加熱調理時に、前記送風装置を、加熱
調理開始から所定時間停止状態とし、その後さらに所定
時間経過するまで小風量運転して大風量運転に切り替え
る構成としたものである。
(作用) 加熱調理を開始した直後は送風装置は停止状態にある
ので、調理室内の温度の立上り性に優れ、調理室内の温
度は急激に上昇する。
調理室を構成する内箱からの放熱量が次第に増加し
て、外箱や制御装置を構成する電子部品がその放熱の影
響を受け始める時期、すなわち加熱調理開始から所定時
間経過すると、送風装置が小風量運転されるので、調理
室内の温度上昇度合いを良好に維持しながら外箱や制御
装置を構成する電子部品を冷却することができる。
そして、小風量運転が所定時間行われると、送風装置
は大風量運転に切り替わる。このため、調理室を構成す
る内箱からの放熱量がかなり多くなっていても、外箱や
電子部品が異常高温度になるおそれがない。
(実施例) 以下、本発明をオーブン機能付き電子レンジに適用し
た一実施例を第1図ないし第4図を参照しながら説明す
る。
まず、全体構成を示す第1図および第2図において、
外箱1内には、内部を調理室2とした内箱3が配設され
ている。この内箱3の右側方において外箱1との間に形
成された機械室4内にはマグネトロン5が配設されてい
る。また、機械室4内には、プロペラ形のファン6をモ
ータ7により駆動する構成のファン装置8と、ファンケ
ーシング9内の遠心形ファン10をモータ11により駆動す
る構成の送風装置12とが配設されている。上記ファン装
置8は、外箱1の背面に形成された吸気孔13から外気を
吸引してマグネトロン5に送風するものであり、マグネ
トロン5を通過した風はダクト14を通じて調理室2内に
供給される。そして、調理室2内に供給された空気は、
内箱3の左側方に設けられた排気ダクト15を通じて外部
に排出されるようになっている。また、送風装置12は、
前記吸気孔13から外気を吸引して内箱3の上面部と外箱
1の上面部との間の空間に対し右後方から左前方に向け
て送風するようになっており、その送風された空気は外
箱1の底面部に形成された排気孔16から外部に排出され
るようになっている。
また、内箱3の後側にはオーブン用ヒータ17および循
環用ファン18が配設されており、オーブン調理時に循環
用ファン18がモータ19により駆動されると、ヒータ17に
より加熱された空気が調理室2内に供給されるようにな
っている。さらに、内箱3の上面部にはグリル用ヒータ
20が配設されており、このグリル用ヒータ20の熱が通室
2内に輻射されるようになっている。
一方、外箱1の前面部には調理室2を開閉する扉21が
枢設されていると共に、機械室4の前面部に相当する部
分に操作パネル22が配設されている。この操作パネル22
には図示はしないがメニュースイッチ、調理時間設定ス
イッチ、取消スイッチ、スタートスイッチ、表示器など
が配設されている。また、操作パネル22の裏側にはマイ
クロコンピュータを主体とする制御手段としての制御装
置23が機械室4内に位置するように配設されている。
このように構成されたオーブン機能付き電子レンジの
電気的構成は第3図に示されている。この第3図におい
て、交流電源24に接続された一方の端子は母線25に接続
され、他方の端子はヒューズ26、2個のドアスイッチ27
および28を介して母線29に接続されている。また、両母
線25および29間にはショートスイッチ30が接続されてい
る。ドアスイッチ27および28は扉21が開するとオフ、閉
するとオンされ、ショートスイッチ30は扉21が開すると
オン、閉するとオフするようになっている。そして、前
記オーブン用ヒータ17、グリル用ヒータ20、プロペラ形
のファン6のモータ7、遠心形ファン10のモータ11、循
環用ファン18のモータ19およびマグネトロン5が第1な
いし第5のリレースイッチ31ないし35、昇圧トランス36
およびマグネトロン駆動回路37と共に第3図のように結
線されている。上記リレースイッチ31ないし35のうち、
第1のリレースイッチ31および第2のリレースイッチ32
は切り替えスイッチとして構成され、第1のリレースイ
ッチ31はマグネトロン5による高周波加熱調理とヒータ
加熱調理のいずれかを選択するためのスイッチとされ、
第2のリレースイッチ32はヒータ加熱調理のうちオーブ
ン加熱調理とグリル加熱調理のいずれかを選択するため
のスイッチとされている。なお、昇圧トランス36やマグ
ネトロン駆動回路37は機械室4内に配置されている。
一方、前記制御装置23は交流電源24から直流電源回路
38を介して電力の供給を受るようになっている。そし
て、この制御装置23は、前記操作パネル22に設けられた
各種のスイッチ39および前記調理室2内の温度を検出す
る温度センサ40からの信号および予め記憶されたプログ
ラムに基づいて第1ないし第5のリレースイッチ31ない
し35を制御し、以てマグネトロン5、各ヒータ17,20、
各モータ7,11,19などを通断電制御するようになってい
る。
次に上記構成において、オーブン加熱調理を行う場合
の作用を第4図のタイムチャートをも参照して説明す
る。なお、第4図(a)においては、斜線部分が通電期
間を示す。
オーブン加熱調理を選択してスタート操作を行うと、
制御装置23が、第4および第5のリレースイッチ34およ
び35をオフさせた状態で、第1および第2のリレースイ
ッチ31および32の切片(c−a)間をオン、第3のリレ
ースイッチ33をオンさせる。これにより、オーブン調理
用ヒータ17およびモータ19が通電され、熱風が、調理室
2内に供給される。これにより加熱室2内の温度が第4
図に示すように上昇するが、この場合、第4のリレース
イッチ34がオフ状態にあって送風装置12は停止している
ので、調理室2内の温度は急速に上昇してゆく。そし
て、オーブン調理開始から所定時間T1(調理室2内の温
度が例えば250℃まで上昇するに要する時間、この実施
例では10分に設定)が経過すると、制御装置23が第4の
リレースイッチ34を所定のデューティー比で間欠的にオ
ンさせ、以て送風装置12の小風量運転(モータ11の間欠
通電)を開始させる。
さて、送風装置12が小風量運転を開始すると、外気が
吸気孔13から吸引され、内箱3の上面部と外箱1の上面
部2との間の空気に斜め前方に向けて送風される。そし
て、この送風空気は内箱3の左側面部と外箱1の左側面
部との間の空気を通って排気孔16から外部に排出される
と共に、一部は機械室4を通って排気孔16から外部に排
出される。このような外気の流れにより、外箱1内にこ
もった熱気が外部に排出されると共に、マグネトロン
5、制御装置23などが冷却される。しかも、この場合に
は、送風装置23は小風量運転状態にあるので、内箱3に
対する冷却程度はそれ程強くなく、調理室2内の温度上
昇は良好に行われる。そして、小風量運転が所定時間T2
(調理室2内の温度が250℃から設定温度300℃まで上昇
するに要する時間、この実施例では15分に設定)行われ
ると、制御装置23が第4のリレースイッチ34を常時オン
状態に切り替え、以て送風装置12を小風量運転(モータ
11の間欠通電)から大風量運転(モータ11の連続通電)
に切り替える。これにより、調理室2内の温度が300℃
という高温度に達して内箱3からの放熱量がより一層大
となるという事情下にあっても、外箱1、マグネトロン
5、制御装置23などが良好に冷却され、異常高温度にな
るおそれはない。なお、調理室2内が設定温度(300
℃)に達した後は、制御装置23が温度センサ40の検出温
度に応じてオーブン用ヒータ17および循環用ファン18の
モータ19を通断電制御(第3のリレースイッチ33のオン
オフ)することにより、調理室2内を設定温度に維持す
る。
このように本実施例によれば、オーブン加熱調理の開
始時点から所定時間T1が経過するまでは、送風装置12は
停止状態にされるので、調理室2内の温度を急激に上昇
させることができる。そして、調理開始時点から所定時
間T1が経過し、調理室2内の温度がマグネトロン5や制
御装置23に悪影響を及ぼすような所定温度(250℃)に
達する頃になると、送風装置12が小風量運転されるの
で、調理室2の良好なる温度上昇を阻害することなくマ
グネトロン5や制御装置23を冷却することができる。さ
らに、小風量運転が所定時間T2行われ、調理室2内の温
度が上昇して内箱3からの放熱量が増大する頃になる
と、送風装置12が小風量運転から大風量運転に切り替え
られるので、外箱1、マグネトロン5、制御装置23など
が異常高温度になるおそれはない。
第5図ないし第7図は本発明の他の実施例を示すもの
で、上述した一実施例と異なるところは、送風装置12の
送風方向を上向きにしたところにある。
すなわち、送風装置12はファンケーシング9の吐出口
9aが上向きとなるように配設されている。従って、遠心
形ファン10がモータ11により駆動されると、吸引された
外気は外箱1の上面部に向けて吐出され、そして内箱3
の上面部および左側面部と外箱1の上面部および左側面
部との間の空間、機械室4を通って排気孔16から外部に
排出される。
このように構成しても上述の一実施例と同様の効果を
得ることができる。
なお、上記各実施例ではオーブン機能付き電子レンジ
に適用して説明したが、本発明はこれに限られず、一般
の加熱調理器に広く適用できるものである。
[発明の効果] 以上説明したように本発明によれば、加熱調理器を開
始した直後は送風装置は停止状態にあるので、調理室内
の温度の立上り性に優れ、調理室内の温度は急激に上昇
し、そして調理室を構成する内箱からの放熱量が次第に
増加して、外箱や制御装置を構成する電子部品がその放
熱の影響を受け始める時期、すなわち加熱調理開始から
所定時間経過すると、送風装置が小風量運転されるの
で、調理室内の温度上昇度合いを良好に維持しながら外
箱や制御装置を構成する電子部品を冷却することがで
き、さらにその小風量運転が所定時間行われと、その
後、送風装置は大風量運転に切り替わるため、調理室を
構成する内箱からの放熱量がかなり多くなっていても、
外箱や電子部品が異常高温度になるおそれがない。
【図面の簡単な説明】
第1図ないし第4図は本発明の一実施例を示すもので、
第1図は横断平面図、第2図は縦断側面図、第3図は電
気的回路構成図、第4図は調理の温度変化と共に示すタ
イムチャートである。また、第5図および第6図は本発
明の他の実施例を示す第1図および第2図相当図であ
る。 図中、1は外箱、2は調理室、3は内箱、4は機械室、
12は送風装置、17はオーブン用ヒータ、18は循環用ファ
ン、20はグリル用ヒータ、22は操作パネル、23は制御装
置(制御手段)である。
フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) F24C 7/02

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】外箱内に内箱を設け、この内箱内をヒータ
    により加熱される調理室としたものにおいて、前記外箱
    と内箱との間に送風する送風装置と、この送風装置の運
    転を制御する制御手段とを設け、前記制御手段は、前記
    ヒータによる加熱調理時に、前記送風装置を、加熱調理
    開始から所定時間停止状態とし、その後さらに所定時間
    経過するまで小風量運転して大風量運転に切り替えるこ
    とを特徴とする加熱調理器。
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JP2504361B2 (ja) * 1992-08-24 1996-06-05 タイガー魔法瓶株式会社 電気オ―ブン
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