JPH08152133A - 加熱調理器 - Google Patents

加熱調理器

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JPH08152133A
JPH08152133A JP29690494A JP29690494A JPH08152133A JP H08152133 A JPH08152133 A JP H08152133A JP 29690494 A JP29690494 A JP 29690494A JP 29690494 A JP29690494 A JP 29690494A JP H08152133 A JPH08152133 A JP H08152133A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
heating chamber
space
heating
axial fan
heater
Prior art date
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Pending
Application number
JP29690494A
Other languages
English (en)
Inventor
Kazuhiko Kawamura
一彦 川村
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Sanyo Electric Co Ltd filed Critical Sanyo Electric Co Ltd
Priority to JP29690494A priority Critical patent/JPH08152133A/ja
Publication of JPH08152133A publication Critical patent/JPH08152133A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【目的】加熱調理器において、食品の加熱ムラを解消で
きるようにする。 【構成】加熱室壁20に隣接する空間21内にヒータ8
a、8b及び軸流ファン6を設け、かつ、その空間21
を軸流ファン6の送風方向に沿ったダクト構成とし、さ
らに、その空間21の両端位置それぞれに臨む加熱室壁
20位置それぞれに通風孔10a、10bそれぞれを形
成してなることを特徴とする加熱調理器。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、電子レンジ等の加熱
調理器における加熱室内への加熱風の導入構成に関す
る。
【0002】
【従来の技術】電子レンジにおいては、マグネトロンに
よる加熱に加え、ヒータにより加熱した空気を加熱室内
に送り込んで加熱動作を行っている。この加熱空気によ
る食品の加熱がムラなく行われるためには、加熱空気を
食品にムラなくあてる必要がある。
【0003】例えば、特開昭56−77631号の発明
では、加熱室の後部空間に遠心ファンを設け、その遠心
ファンを正逆回転させることで、加熱室後壁の中央に形
成された通風孔から吸い込んでヒータにより加熱した空
気を、加熱室後壁の両側に形成した通風孔それぞれから
吹き出し方向を変えて加熱室内に送り込んでいる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記の構
成では、加熱室内への加熱空気の吹き出し方向は変化す
るものの、加熱室内の全体にわたって食品にムラなく加
熱空気をあてることはできず、加熱ムラの問題が完全に
は解消されなかった。
【0005】この発明は上記の事情に鑑みて行ったもの
で、加熱調理器において、食品の加熱ムラを解消できる
ようにすることを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】この発明の請求項1記載
の発明では、加熱調理器において、加熱室壁に隣接する
空間内にヒータ及び軸流ファンを設け、かつ、その空間
を軸流ファンの送風方向に沿ったダクト構成とし、さら
に、その空間の両端位置それぞれに臨む加熱室壁位置そ
れぞれに通風孔それぞれを形成してなる構成とした。
【0007】請求項2記載の発明では、請求項1記載の
発明において、前記それぞれの通風孔の一方のものが前
記加熱室の中央高さ位置に、他方のものが上下高さ位置
に設けられてなる構成とした。
【0008】請求項3記載の発明では、請求項1または
2記載の発明において、前記ヒータが、前記軸流ファン
の送風方向における両側位置それぞれに設けられてなる
構成とした。
【0009】
【作用】この発明の請求項1記載の発明によれば、軸流
ファンが正逆運転されることで空間内の通風方向が変換
され、これにより、通風孔それぞれからの吹き出し方
向、吸い込み方向が変換され、加熱室内全体の加熱空気
循環方向が変換され、これにより食品にムラなく加熱空
気があたる。
【0010】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、さらに、軸流ファンが正逆運転され
ることで、加熱室内で、例えば、中間高さ部から上下部
ヘ、上下部から中間高さ部への加熱空気の循環が切り替
わって行われるようになる。
【0011】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の発明において、さらに、軸流ファンの正逆
運転に際し、常に送風方向の後段側のヒータを選択的に
使用することで、加熱空気を高温として加熱効率が向上
される。
【0012】
【実施例】図1はこの発明の加熱調理器である電子レン
ジの内部構成を示す正面図、図2は内部構成を示す側面
図である。1は加熱室で前面に扉2が設けられ、加熱室
1内には2段に食品4が載置されたオーブン皿3a、3
bが配置されている。図3にも示すように、加熱室1の
後部壁20の後方の空間21内には軸流ファン6が設け
られ、さらに、筒状の仕切り壁9が設けられていること
で空間21は軸流ファン6の送風方向に沿ったダクト形
状となっている。そして、軸流ファン6の送風方向にお
ける両側にはヒータ8a、8bのそれぞれが設けられ、
さらに、ダクト構成の空間21の両端位置に対応する後
部壁20の上下部と中央部にはパンチング孔よりなる通
風孔10a、10bが形成されている。
【0013】図4は加熱調理器の上記軸流ファン6のモ
ータ11とヒータ8a、8bの回路図であり、スイッチ
13が切り替え接続されることでモータ11が正逆回転
され軸流ファン6が正逆回転されて送風方向が変換さ
れ、また、スイッチ14が切り替え接続されることでヒ
ータ8a、8bが選択的にONされるようになってい
る。上記スイッチ13、14の切り替え動作は、制御部
により制御される。12は電源、15、16のそれぞれ
はメインスイッチである。
【0014】以下、図5のフローチャートを参照して動
作説明を行う。制御部からの信号によりスイッチ13、
14が切り替えられヒータ8bがON、ヒータ8aがO
FFされ、軸流ファン6が時計回転されると、図1、図
2に示すように、後部壁20の中央部の通風孔10bを
通して加熱室1内から吸い込まれた空気は、ヒータ8b
で加熱されて上下部通風孔10aそれぞれから加熱室1
内に吹き込まれる。加熱室1内には、2段にオーブン皿
3a、3bが配置されているので、吹き込まれた加熱空
気は上部オーブン皿3aの上方空間と下部オーブン皿3
bの下方空間とにおいて前進し、加熱室1内の前部でタ
ーンしてオーブン皿3a、3b間の空間を後進し中央部
の通風孔10bから空間21内に吸い込まれる。
【0015】所定時間の経過後、制御部からの信号によ
りスイッチ13、14が切り替えられヒータ8aがO
N、ヒータ8bがOFFされ、軸流ファン6が反時計回
転されると、図6、図7に示すように、後部壁20の上
下部の通風孔10aそれぞれを通して加熱室1内から吸
い込まれた空気は、ヒータ8aで加熱されて中央部通風
孔10bから加熱室1内に吹き込まれる。吹き込まれた
加熱空気はオーブン皿3a、3b間の空間を前進し、加
熱室1内の前部でターンしてオーブン皿3aの上方空間
と下部オーブン皿3bの下方空間とにおいて後進し上下
部の通風孔10aそれぞれから空間21内に吸い込まれ
る。
【0016】このように、循環方向が変換されることで
加熱空気が食品にムラなくあたり、食品の加熱ムラが解
消される。とくに、軸流ファン6の送風方向における後
段側のヒータ8a,8bが作動されることで、高温の加
熱空気により加熱が効率良く行われる。
【0017】
【発明の効果】この発明の請求項1記載の発明によれ
ば、軸流ファンが正逆運転されることで空間内の通風方
向が変換され、これにより、通風孔それぞれからの吹き
出し方向、吸い込み方向が変換され、加熱室内全体の加
熱空気循環方向が変換され、これにより食品にムラなく
加熱空気があたるようになり、食品の加熱ムラが解消さ
れる。
【0018】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の発明において、さらに、軸流ファンが正逆運転され
ることで、加熱室内で、例えば、中間高さ部から上下部
ヘ、上下部から中間高さ部への加熱空気の循環が切り替
わって行われるようになり、これにより2段調理の際の
食品の加熱ムラが解消される。
【0019】請求項3記載の発明によれば、請求項1ま
たは2記載の発明において、さらに、軸流ファンの正逆
運転に際し、常に送風方向の後段側のヒータを選択的に
使用することで、加熱空気を高温として加熱効率が向上
され、より高い加熱性能が発揮される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の電子レンジの内部構成を示す正面図
【図2】この発明の電子レンジの内部構成を示す側面図
【図3】軸流ファンとヒータとの配置図
【図4】軸流ファンとヒータとの回路図
【図5】動作説明のためのフローチャート
【図6】軸流ファンが図1の場合と逆に回転した際の加
熱空気の循環構成を示す電子レンジの内部構成を示す正
面図
【図7】軸流ファンが図1の場合と逆に回転した際の加
熱空気の循環構成を示す電子レンジの内部構成を示す側
面図
【符号の説明】
1 加熱室 6 軸流ファン 8a ヒータ 8b ヒータ 10a 通風孔 10b 通風孔 20 後部壁(加熱室壁) 21 空間

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱室壁に隣接する空間内にヒータ及び軸
    流ファンを設け、かつ、その空間を軸流ファンの送風方
    向に沿ったダクト構成とし、さらに、その空間の両端位
    置それぞれに臨む加熱室壁位置それぞれに通風孔それぞ
    れを形成してなることを特徴とする加熱調理器。
  2. 【請求項2】前記それぞれの通風孔の一方のものが前記
    加熱室の中央高さ位置に、他方のものが上下高さ位置に
    設けられてなる請求項1記載の加熱調理器。
  3. 【請求項3】前記ヒータが、前記軸流ファンの送風方向
    における両側位置それぞれに設けられてなる請求項1記
    載の加熱調理器。
JP29690494A 1994-11-30 1994-11-30 加熱調理器 Pending JPH08152133A (ja)

Priority Applications (1)

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JP29690494A JPH08152133A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 加熱調理器

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JP29690494A JPH08152133A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 加熱調理器

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JPH08152133A true JPH08152133A (ja) 1996-06-11

Family

ID=17839668

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JP29690494A Pending JPH08152133A (ja) 1994-11-30 1994-11-30 加熱調理器

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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100377733B1 (ko) * 1999-12-20 2003-03-29 주식회사 엘지이아이 전자레인지의 대류장치
JP2006300486A (ja) * 2005-04-25 2006-11-02 Toshiba Corp 加熱調理器と調理方法
WO2013018125A1 (ja) * 2011-07-29 2013-02-07 三洋電機株式会社 燃料電池システム

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