JPH03144219A - 電子レンジ - Google Patents

電子レンジ

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JPH03144219A
JPH03144219A JP28348689A JP28348689A JPH03144219A JP H03144219 A JPH03144219 A JP H03144219A JP 28348689 A JP28348689 A JP 28348689A JP 28348689 A JP28348689 A JP 28348689A JP H03144219 A JPH03144219 A JP H03144219A
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JP
Japan
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cavity
wall
turntable
hot air
microwave oven
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Pending
Application number
JP28348689A
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Inventor
Hatsuo Suzuki
鈴木 初男
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Brother Industries Ltd
Original Assignee
Brother Industries Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。

Description

【発明の詳細な説明】 [産業上の利用分野] この発明はキャビティ内にマイクロ波発生装置によりマ
イクロ波を供給して、そのキャビティ内の被調理物を調
理するようにした電子レンジに関するものである。
[従来の技術] 一般の電子レンジにおいては、被調理物を収容するキャ
ビティが平面四角形状をなし、そのキャビティの後方、
側方あるいは上方の収容室間内にマイクロ波発生装置や
オーブン加熱のための熱風循環装置等が配置されている
[発明が解決しようとする課題] そのために、比較的大きな形状のマイクロ波発生装置や
熱風循環用の送風ファンモータ等がキャビティの外方へ
大きく突出することになって、電子レンジの外形寸法は
キャビティの外形寸法よりもかなり大きくなり、全体の
大型化をさけることができない。特に、近年はキャビテ
ィ及びそのキャビティの底部に配置されるターンテーブ
ルを大型化して、ブロック肉等の大きな被調理物を調理
できるようにすることが望まれてきており、電子レンジ
の大型化に一層拍車がかかるものであった。
この発明の目的は、キャビティの実質的な大きさを確保
して、大型のターンテーブルを使用できるようにしたの
にもかかわらず、外形寸法を小さくすることができ、し
かも効率的な熱風循環式のオーブン調理を行い得る電子
レンジを提供することにある。
[課題を解決するための手段] 以上の目的を達成するためにこの発明においては、閉鎖
したドアに対してほぼ平行で、しかもターンテーブルを
挟んでドアと対向して配設された後壁と、閉鎖したドア
に対してほぼ直交し、しかもターンテーブルを挟んで対
向して配置された左右一対の側壁と、その後壁と左右各
側壁の後端とを連結し、後壁と側壁とを延長して形成さ
れるコーナ一部を切除した状態となるよう両側壁に対し
所定角度をもって交差する傾斜壁とによりキャビティを
形成し、前記両傾斜壁のうちのいずれか一方の研斜壁の
背面に熱風循環用送風ファンを、他方の傾斜壁の背面に
マイクロ波発生装置をそれぞれ配設した。
[作用] 従って、この発明においては、実質的に使用されないキ
ャビティ奥部の両隅部が切除され、その切除部を利用し
てそこにマイクロ波発生装置や熱風循環用の送風ファン
モータ等を配置できる。このため、キャビティの実質的
な広さを確保でき、しかもマイクロ波発生装置や送風フ
ァンモータ等がキャビティの外方へ大きく突出すること
がない。
[第一実施例] 以下、この発明を具体化した第一実施例を第1図〜第6
図に基いて説明する。
第3図に示すように、4個の脚1を有するケース底壁板
2の前端には前板3が立設固定されており、その前板3
には被調理物を出入れするための開口4が形成されてい
る。前記ケース底壁板2の上方には前記前板3及び支持
板5を介してキャビティ箱体6が支持固定されている。
このキャビティ箱体6は前板3及び支持板5に固定され
た底壁7と、その底壁7の上面周縁に固定された周壁8
と、その周壁8の上端に固定された上壁9とを備えてい
る。そして、これらの各型7,8.9により囲まれた空
間がキャビティ10になっている。
前板3の前面には前記開口4を開閉可能なドア11がそ
の下端にて回動可能に支持されている。
12はドア11の把手を示す。
前記前板3とケース底壁板2の外周間には電子レンジの
外側を形成する外周壁13が固定されている。
ドア11の上方に若干の間隙をおいて前板3の前面には
操作パネル14が突出配設され、そこには各種の操作ス
イッチ(図示せず)が設けられている。
第1図に示すように、前記周壁8は、閉鎖したドア11
に対して平行でそのドアと対向して配置された後壁21
と、閉鎖したドア11に対してほぼ直交し、互いに対向
する左右一対の側壁22と、前記後壁21の左右各端と
左右各画側壁22の後端とを連結し、後壁21と側壁2
2とを延長して形成されるコーナ一部を切除した状態と
なるように両壁21,22に対し所定角度(実施例では
40度)をもって交差する傾斜壁23とにより組成され
ている。従って、キャビティ10は変形六角形となって
いる。
第3図に示すように、前記底壁7の前部側を除く外周縁
7aは上方へ折曲されて外方へ折曲されるとともに、周
Xi8の下縁8aは外方へ折曲され。
それらの外周縁7aと下縁8aとが密着状態でスポット
溶接されて、支持板5上に支持固定されている、従って
、底壁7上に落ちた油等は外周縁7aと下縁8aとの間
に侵入することはなく、キャビティlO外に漏れ出るこ
とを防止できる。
第3.4図に示すように、前記底壁7のほぼ中央下面に
はモータ31がブラケット32を介して固定されている
。M、u7のほぼ中央に形成した支持孔33にはカップ
リング34が回転可能に挿通され、前記モータ31のモ
ータ軸35と接続されている。カップリング34の上面
に形成した複数の連結突起36には4本のアーム42を
有する回転体37が連結され、それらのアーム42の先
端にはローラ38が回転可能に取付けられており、モー
タ31の回転に伴うカップリング34の回転により回転
体37が回転されて、ローラ38が底壁7上を転勤する
。前記ローラ38上には金属製のターンテーブル39が
載置され、ローラ38の転勤に伴い回転されるようにな
っている。ローラ38の転動域の外周において底壁7に
は環状突起40が形成されるとともに、その内方には環
状凹部43が形成され、カップリング34やモータ31
等の部分に油等が達しないようになっている。
第1.3図に示すように、ターンテーブル39がローラ
38上にit!!された状態において、ターンテーブル
39の外周と、前記ドア11の内面、後壁21及び傾斜
壁23との間のそれぞれの距離Aは等しくなるように、
かつ側壁22とターンテーブル39の外周との間の距離
が前記距離Aより大きくなるようにターンテーブル39
の径及びキャビティ10の寸法が設定されている。この
実施例では距MAはキャビティ10の内周面とターンテ
ーブル39との間にスパークが発生しない最少限の「巨
離であるほぼ5mmである。ターンテーブル3つの外周
部には外方へ下降する傾斜部41が形成されている。傾
斜部41の水平面に対する角度θは30度〜40度に設
定されている。そして、ターンテーブル39がカップリ
ング34に対してセンタリングされている状態において
傾斜部41の頂部とローラ38の外端面との間の距離B
と、前記距flitAとの関係は以下のようになってい
る。
As2.8B このため、ターンテーブル39を回転体37上にセット
するときにおいて、ターンテーブル39が正しくセンタ
リングされていない場合、最もセンタリングから外れた
状態でもターンテーブル39の傾斜部41が回転体37
のローラ38から外れることはない、従って、ターンテ
ーブル39をそれが正しくセンタリングされていない状
態で回転体37上にセットしても、その後のドア11の
閉鎖にともなうドア11とターンテーブル39との係合
又は回転体37の回転により、傾斜部41の斜面の作用
により、ターンテーブル39がセンタリングされる位置
まで拶動される。又、ターンテーブル39の外周と側壁
22との間の距離が大きくとられているため、ターンテ
ーブル39の出入れ幅が大きくなり、ターンテーブル3
9の出入れが容易である。
キャビティ10の最上部にはグリルヒータ15が設けら
れている。
第1.4.5図に示すように、ドア11からキャビティ
内を見て右側の傾$1壁23の上部には透孔51が形成
され、マイクロ波透過材料よりなる覆板52により閉鎖
されている。透孔51と対向するように、傾斜壁23の
外側面にはアンテナ55を有するマグネトロン54が導
波管53において固定され、透孔51を介してキャビテ
ィlo内に加熱のためのマイクロ波を供給するようにな
っている。このマグネトロン54によりマイクロ波発生
装置が構成されている。
マグネトロン54の前方において、傾斜壁23及びその
傾斜壁23と連続する(I!I壁22の傾斜壁側には多
数の透設小孔よりなる換気導入用小孔群56が形成され
ている。その換気導入用小孔群56と対向するように、
傾斜壁23から側壁22にまたがる部分には開口57を
有するダクト58が取付けられ、このダクト58にはソ
レノイド59の作動により開口57を開閉する開閉板6
oが支持されている。マグネトロン54の後方で、かつ
傾斜壁23と対応する部分において前記底壁7上に立設
固定した取付板61にはモータ62と送風ファン63と
よりなる送風機64が固定されている、前記換気導入用
小孔群56を有する側壁22と反対Illの側壁22の
傾斜壁側上部には多数の透設小孔よりなる換気排出用小
孔群65が形成され、その小孔群65には側壁22の外
側面に固定したダクト66の一端が接続固定されている
。そのダクト66の他端はM斜壁23の部分まで延びて
上方へ向かって開口するとともに、その開口端には案内
板67が取付けられている。
そして、マグネトロン54の単独動作時、すなわち高周
波加熱時にはファン63が回転されるとともに、開閉板
60がダクト58とマグネトロン54との間に送風路を
形成するように外周壁13に沿う位置まで開放される。
これにより、外気が外周壁13上の通気孔群68から電
子レンジ内に導入されてマグネトロン54を冷却し、次
いでダクト58及び換気導入用小孔群56からキャビテ
ィ10内に導入されて、同キャビティ10内の換気を行
う、そして、水蒸気を多量に含んだキャビティ10内の
空気は換気排出用小孔群65からダクト66内に導がれ
、その後端開口から外周壁13上の排気口群69を経て
電子レンジ外へ排出される。この場合、換気導入用小孔
群56は傾斜壁23にも形成されているため、鎖斜壁2
3部の小孔群56がらは空気があまり方向転換されるこ
となくドア11に向がって導入される。そしてそのドア
11に沿って流れて換気排出用小孔群65に至る。従っ
て、水蒸気によってくもり易いドア11の内面に常に外
気が導入されて、ドア11のくもりを防止することがで
きる。
なお、ダクト66の後端の案内板67は排気を排気口群
69に導き、電子レンジ内方へ流れるのを阻止する。又
、ダクト58に導入されなかった空気はダクト58の近
傍を通り抜けて外周壁13とキャビティ箱体6との間に
導かれ2、箱体6の上部を冷却して、前記排気口群6つ
から排出される。
第5図に示すように、マグネトロン54の下方において
底壁7上にはトランス71が配置固定されている。その
トランス71の後方で、がっ前記送風機64の下方にお
いて前記取付板61にはモータ72と送風ファン73と
よりなる送風機74が固定されている。
そして、マグネトロン54の動作時、すなわちトランス
71の作動時、送風ファン73の回転にともない前記通
気孔群68からの空気によりトランス71が冷却され、
その空気は前記キャビティ箱体6の上面及び同箱体6と
ケース底壁板2との間の空間を通って前記排気口群69
及びその下方の別の排気口群7oから排出される。なお
、外周壁13の後面には前記排気口群70からの排気を
上方へ導くための通路形成部材78が固定されている。
なお、前記送風機64.74はマグネトロン54の単独
動作時も含め電子レンジの作動時は常時回転され、キャ
ビティ箱体6の外周を冷却する作用をなすとともに、ダ
クト58の開閉板60はマグネトロン54の単独作動時
以外のときは閉鎖され、外気の導入によりキャビティ1
0内の温度が低下するのを防止する。
第1,5図に示すように、マグネトロン54側の側壁2
2の前上部には多数の透設小孔よりなる照明用小孔群7
5が形成され、そこを覆うようにガラス板76が取付け
られるとともに、この部分には庫内照明用ランプ77が
配置されている。
第1.3.4図に示すように、マグネトロン54と反対
側の傾斜壁23の下部には多数の透設小孔よりなり、全
体として円形をなす吸込み用小孔群81が形成され、後
壁21のマグネトロン54側端部には多数の透設小孔よ
りなり、上下方向に延在する送風用小孔群82が形成さ
れている。この両小孔群81.82間においてキャビテ
ィ10の後壁51と傾斜ri23の背面にはほぼそれに
沿う循環路80が形成されるように、傾斜壁23及び後
壁21間に循環路形成板83が固定されている。前記吸
込み用小孔群81と対向するように、循環路形成板83
には循環路80内に位置する送風ファン84とその外方
に位置するモータ85とよりなる送風機86が固定され
ている。前記送風用小孔群82と対応するように循環路
80内にはリング状のオーブンヒータ88が配置されて
いる。
なお、送風ファン87はモータ85を冷却するためのも
のである。又、送風t1186と対応するように外周壁
13には通気孔群97が形成されている。
そして、前記送風機86及びオーブンヒータ88の作動
時には、キャビティ10内の空気が吸込み用小孔群81
から循環路80内に吸引され、ヒータ88により加熱さ
れて、送風用小孔群82からキャビティ10内に放出さ
れ、ターンテーブル3つ上の被調理物に対して熱風循環
によるオーブン加熱が行われる。この場合、吸込み用小
孔群81が側壁22に対して35〜55度(実施例では
40度)をなす傾斜壁23に形成されているため、吸込
み用小孔群81はターンテーブル39の中心部をほぼ指
向し、その中心部方向から空気を吸引する。又、循環路
形成板83のし−タ側福部には熱風をマグネトロン54
1PIの側壁22方向へ向かって案内する案内部89が
形成されているため、熱風はターンテーブル39の外周
方向に向かって送風される。従って、キャビティ10内
に放出された熱風は第1図に矢印で示すように、キャビ
ティ10内のほぼ全域を周回して吸込み用小孔群81か
ら吸引される。このため、ターンテーブル39上の被1
Ji1理物はその全体がむらなく効率よく加熱される。
なお、前記後壁21、側壁22及び傾斜壁23に形成さ
れた各小孔群56,65,75,81゜82の小孔はマ
イクロ波が通過できない程度の大きさになっている。又
、前記キャビティ箱純6の底壁7、周壁8、上N9及び
循環路形成板83の部品取付部や小孔形成部を除いた部
分は遮熱板による二重構造になっていて、その内部には
断熱材90が介装されている。
第3.4図に示すように、キャビティ箱体6の下方にお
いて底壁7上には後述するリレー等を配置した回路基板
91が設けられ、この回路基板91は主として前記送風
機74からの空気によって冷却される。又、回路基板9
1の下方においてケース底壁板2には冷却空気導入用の
小孔群(図示しない)が形成されている。
第2.3.5図に示すように、前記操作パネル14と対
応するように、前板3と外周壁13との間には、遮熱板
92が固定されるとともに、同板92の一端には前記送
風tl164.74からの空気を同板92と操作パネル
14との間の通路95に導く案内板96が設けられてい
る。操作パネル14と対応する部分において前板3には
通気孔93が形成されるとともに、操作パネル14の下
部には排気孔94が形成されている。
そして、キャビティ10の土壁9部分の熱気が操作パネ
ル14に到達しないようにその熱気が遮熱板92によっ
て遮断される。又、前記送Jl164及び74からの空
気が通路95内に導入されて通気孔93及び排気孔94
から操作パネル14とドア11との間の間隙を通って外
部へ排出され、遮熱板92及び通路95部分の熱が放出
される。
従って、操作パネル14が加熱されるのを防止して、電
子レンジの誤動作、故障等を防止することができる。な
お、通i?895に導びかれた空気は第2図に矢印で示
すように前記排気孔群69からも排出される。
次に、この実施例の電子レンジの電気的構成について第
6図により説明する。
交流電源回路には前記庫内照明用ランプ77、ターンテ
ーブル用モータ31、マグネトロン及びトランス用送風
ファンモータ62,72、熱風循環用送風ファンモータ
85、グリルヒータ15及びオーブンヒータ88がヒユ
ーズ101及び扉スィッチ102を介して並列に接続さ
れると共に、前記マグネトロン54がトランス71等を
介して接続されている。マイクロコンピュータを含む制
御回路103は電源回路に接続され、この制御回路10
3は作動を制御するためのCPU(中央処理装置)10
4、プログラムや電源電圧に応じた調理時間のテーブル
等を内蔵したROM 105及び検出データ等を一時的
に記憶するためのRAM106を有している。そして、
この制御回路103によって前記モータや加熱手段等を
通電するためのリレーRLI〜RL8及び開閉板60の
ためのソレノイド59がオン、オフ制御される。センサ
107は電源電圧、キャビティ1o或いは循環路80の
温度等を検出する複数のセンサからなり、それらの検出
信号が制御回路103に入力される。
そして、前記操作パネル14上の選択スイッチ、により
各種の調理メニューのうちいずれかが選択された時には
、リレーRLI〜RL8及びソレノイド59が適宜にオ
ン、オフ制御されてレンジ調理、オーブン調理、グリル
調理及び同時加熱調理が行われる。すなわち、リレーR
L6.RL7の同時オンによりマグネトロン54が高出
力で発振されてレンジ調理が行われ、リレーRL4.R
L5のオンによりオーブンヒータ88及び熱風Wi環用
送風ファンモータ85が通電されてオーブン調理が行わ
れ、リレーRL3のオンによりグリル辷−タ15が通電
されてグリルFIFI!が行われる。又、リレーRL7
のオフ、RL6のオンによりマグネトロン54が低出力
で発振されると共にリレーRL4  RL5のオンによ
りオーブンヒータ88及び熱風fJ6環用送用送風ファ
ンモータが通電されてレンジとオーブンの同時加熱が行
われる。更に、リレーRL7がオンした状態でリレーR
L3が連続オンし、かつリレーRL4とリレーRL6の
交互オンにより、グリルヒータ15が通電された状態で
マグネトロン54の高出力発振とオーブンヒータ88の
通電とが交互(ただし熱風循環用送風ファンモータ85
のリレーRL5は3fオン)に行われて、レンジとグリ
ルの同時加熱及びオーブンとグリルの同時加熱が交互に
行われる。なお、各調理時にはリレーRLIがオンされ
て庫内照明用ランプ77が点灯し、かつターンデープル
39が回転されると共に、リレーRL2.RL8がオン
されてマグネトロン及びトランス用送風ファンモータ6
2.72が回転される。また、レンジ調理時には、ソレ
ノイド59の通電により開閉板60が開放されてキャビ
ティ10内の換気が行なわれるとともに、その他の調理
時には開閉板60が閉鎖されて外気の導入が阻止され、
キャビティ10内の温度低下が防止される。
さて、以上のように構成されたこの実施例の電子レンジ
においては、前述したように側壁22と後壁21との間
に傾斜壁23を設け、その傾斜壁23の背面を利用して
マグネトロン54、トランス71、冷却用送風機64,
74、更には熱風循環用送風機86を配2したためキャ
ビティ10の実質的なスペースを小さくすることなく電
子レンジの全体の形状を小さくすることができる。つま
り、キャビティ10の平面形状が四角形である場合、側
壁と後壁との間の両隅部はデッドスペースとなるため、
この実施例のように傾斜壁23により切除した形状にし
ても実質的な広さには何らの影響がない、しかもキャビ
ティ10のf&壁側両隅部を切除したため、その背面側
に熱風循環用送風機86やマグネトロン54を設置する
スペースが確保され、このスペースにそれらを配置すれ
ば全体形状はほとんど大きくなることはない、又、方の
傾斜壁23に吸込み用小孔群81を、後l121に送風
用小孔群82をそれ−ぞれ穿設しているので、吸込み用
小孔群81がターンテーブル39の中央部をほぼ指向す
るとともに、それらの小孔群81.82の開口方向がそ
れぞれ異なることになり、加えて、循環路80に送風用
小孔群82からの熱風が小孔群のない傾斜壁23に連続
する側壁22の側に向かって吐出するように案内する案
内部89を形成したことにより、熱風が傾斜壁23及び
側壁22にそってキャビティ10内のほぼ全域を循環す
ることになり、加熱むらのない均一な調理が可能となる
[第二実施例] 次に、この発明の第二実施例を第7図〜第11図に基い
て前記第一実施例と異なる部分のみ説明する。
この第二実施例においては、第10図及び第11図に示
すように、マグネトロン54と反対側の傾斜壁23で、
かつその傾斜壁23の最も後壁21富り、すなわち傾斜
壁23の最後部と対応する位置において上壁9に換気排
出用小孔群65が形成されている。外周!13の排気口
群6つは換気排出用小孔群65と近接対向しており、換
気排出用小孔群65に接続されたダクト66は排気[1
群6つの下方まで延びる短いものでりる。
又、こめ第二実施例においては、全体として円形をなす
吸込み用小孔!¥81が循環路80のほぼ中央において
マグネトロン54側の頌tl!23とは反対側の傾斜壁
23のほぼ中央で、やや後壁21側に片寄った位置に形
成されるとともに、第1、第2の送風用小孔群82b、
82aが傾斜壁23に近接する部分の後壁21の端部及
び側壁22に近接する部分の傾斜壁23の端部にそれぞ
れ形成され、それらの第1、第2の送風用小孔群82b
82aは傾斜壁23側のものが上部に、後壁21側のも
のが下部にそれぞれ形成されて吸込み用小孔群81を中
心とした点対称状の配置に設けられている。
そして、循環路形成壁83は両送風用小孔群82a、8
2b間をまたぐ程度の大きさの小さなものとな1ている
。熱風循環用送風機86は前記第一実施例と同様に傾斜
壁23部分と対応するように循環路形成Ji83に支持
されている。又、リング状をなすオーブンヒータ88は
送風用小孔群82と対応する部分を通るように、かつ送
M@86の送風ファン84を包囲するように配置されて
いる。
そして、オーブンヒータ88及び熱風循環用送風[86
の作動時には吸込み用小孔群81から空気が吸引されて
ヒータ88を通って吸込み用小孔群81の両側方の送風
用小孔群82a、82bからキャビティ10内に吐出さ
れる。このとき吸込み用小孔1¥81が傾斜壁23に形
成されてターンテーブル3つの中心部をほぼ指向して、
同中心部方向から空気を吸引する。又、循環路形成壁8
3には、オーブンヒータ88の外周に近接して一対のフ
ァンガイド83aが設けられ、その各ファンガイドによ
って形成される両側一対の各吐出口部分には熱風を後壁
21方向及びマグネトロン54と反対側の側壁22方向
へそれぞれ放出されるように案内する案内部89が形成
されているため、キャビティ10内に吐出される熱風は
吸込み用小孔群81を間にしてその両側方へ拡散されて
、吸込み用小孔群81に向かう空気流が形成される。
従って第7図から明らかなようにキャビティ10の全J
iをほとんどくまなく加熱することができ、むらのない
調理を行うことができる。
特に、この第二実施例においては排気側のダクト66及
びWi環路80を形成する循環路形成壁83をそれぞれ
小型にすることができるので、コストダウンに寄与する
ことができる。
その他の構成及び作用は前記第一実施例と同様である。
[発明の効果] 以上実施例において例示したように、この発明において
は、キャビティの実質スペースを小さくすることなく電
子レンジ全体を小型化して熱風循環装置を組込むことが
可能となり、しかもコストダウンを図ることができる優
れた効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
第1図〜第6図はこの発明の第一実施例の電子レンジを
示すものであって、第1図はキャビティ内を示す平断面
図、第2図はキャビティ箱体の内部を示す平断面図、第
3図は電子レンジを左右方向のほぼ中央部において切断
して示す側断面図、第4図は電子レンジを前後方向のほ
ぼ中央部において切断して示す断面図、第5図はマグネ
トロン及びトランスの部分を示す側断面図、第6図は電
気的構成を示す回路図、第7図〜第11図はこの発明の
第二実施例を示すものであって、第7図はキャビティ内
を示す平断面図、第8図は前後方向のほぼ中央において
切断して示す断面図、第9図は吸込み用及び送風用小孔
群の部分を拡大して示す一部正面図、第10図は換気排
出用小孔群及びダクトの部分を示す一部断面図、第11
図は同じく一部平面図である。 図中、10はキャビティ、11はドア、21は後壁、2
2は側壁、23は傾斜壁、54はマイクロ波発生装置と
してのマグネトロン、80は循環路、81は吸込み用小
孔群、82は送風用小孔群、84は熱風循環用送風ファ
ン、88はオーブンヒータ、89は案内部である。

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 1、被調理物を収容するキャビティ(10)と、そのキ
    ャビティ(10)内にマイクロ波を供給するためのマイ
    クロ波発生装置(54)と、キャビティ(10)内に熱
    風を循環させるための送風ファン(84)とを備えた電
    子レンジにおいて、閉鎖したドア(11)に対してほぼ
    平行で、しかもターンテーブル(39)を挟んでドア(
    11)と対向して配設された後壁(21)と、閉鎖した
    ドア(11)に対してほぼ直交し、しかもターンテーブ
    ル(39)を挟んで対向して配置された左右一対の側壁
    (22)と、その後壁(21)と左右各側壁(22)の
    後端とを連結し、後壁(21)と側壁(22)とを延長
    して形成されるコーナー部を切除した状態となるように
    両側壁(22)に対し所定角度をもって交差する傾斜壁
    (23)とによりキャビティ(10)を形成し、前記両
    傾斜壁のうちのいずれか一方の傾斜壁(23)の背面に
    熱風循環用送風ファン(84)を、他方の傾斜壁(23
    )の背面にマイクロ波発生装置(54)をそれぞれ配設
    したことを特徴とする電子レンジ。
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