JPH09126462A - コンベクションオーブン - Google Patents

コンベクションオーブン

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JPH09126462A
JPH09126462A JP30637895A JP30637895A JPH09126462A JP H09126462 A JPH09126462 A JP H09126462A JP 30637895 A JP30637895 A JP 30637895A JP 30637895 A JP30637895 A JP 30637895A JP H09126462 A JPH09126462 A JP H09126462A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chamber
air
convection oven
hot air
duct
Prior art date
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Pending
Application number
JP30637895A
Other languages
English (en)
Inventor
Kenjiro Fukuyama
健次郎 福山
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Tokyo Gas Co Ltd
Original Assignee
Tokyo Gas Co Ltd
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Filing date
Publication date
Application filed by Tokyo Gas Co Ltd filed Critical Tokyo Gas Co Ltd
Priority to JP30637895A priority Critical patent/JPH09126462A/ja
Publication of JPH09126462A publication Critical patent/JPH09126462A/ja
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 コンベクションオーブンの熱風循環系統を抜
本的に見直して、熱風の強弱や庫内各部の温度差の低減
されたコンベクションオーブンを提供する。 【解決手段】 本発明のコンベクションオーブン1は、
加熱庫3の外に設置された熱交換器17と、正逆両方向
に送風可能な送風手段(ファン15L、15R)を有す
る。加熱庫3、熱交換器17、ファン15は、ダクト1
3で結ばれている。このダクト13の両端は、送風口1
1L及び11Rとして加熱庫3内に互いに対向して開口
している。このようにすることによって、庫内にファン
がある場合に比べ、庫内の風の流れが良くなり、調理物
の焼きムラが少なくなる。さらに、ある時間(一例10
〜30秒)毎に熱風の吹き出し・吸い込み方向を逆にし
て運転すれば(リバース運転)さらに効果が高い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、加熱庫内の雰囲気
を循環加熱しながら調理物の加熱調理を行うコンベクシ
ョンオーブンに関する。特には、加熱庫内に均一に熱風
を流通させることができるように改善されたコンベクシ
ョンオーブンに関する。
【0002】
【従来の技術】図3は、従来の一般的なコンベクション
オーブンの内部構造を示す平面断面図である。図3のコ
ンベクションオーブン101内は調理物を加熱調理する
加熱庫103となっている。加熱庫103内は、フィル
ター板111を境に、右側のホテルパン収納部103a
と左側の加熱送風部103bに分けられる。フィルター
板111の中央部は金網フィルターとなっている。ホテ
ルパン収納部103aには調理物109を載せたホテル
パン107が上下に何段も置かれる。加熱送風部103
bには、ファン113と熱交換チューブ117が設置さ
れている。
【0003】ファン113はいわゆるシロッコファンの
ような遠心ファンであり、モーター115によって回転
駆動され、その中央部右側面から風を吸って、その外周
面から風を出す。したがって、ホテルパン収納部103
a内の雰囲気は、フィルター板111の中央部からファ
ン113に吸い込まれ、ファン113の外周(図の上
下)に吹き出され、内部にガスバーナの排気が通ってい
る熱交換チューブ117群によって加熱された後、フィ
ルター板111の外側(図の上下)の熱風通路121か
らホテルパン収納部103aに吹き込まれる。この熱風
によって庫内を熱し、その対流熱、放射熱で調理物の加
熱調理を行う。庫内に吹き込まれた熱風は、再びフィル
ター板111中央部からファン113に吸い込まれて加
熱庫103内を循環する。熱風の温度は、熱風通路12
1の横の温度センサ119により検知される。そして、
庫内温度を設定温度にするためガスバーナ(図示され
ず)の燃焼が制御される。なお、ファン113の風の強
さ(回転数)は、強弱(早・遅)の2段階に選択可能で
ある。さらに、近年、庫内に蒸気を吹き込むボイラーを
備えたスチームコンベクションオーブンも、調理能率が
良いことと料理のバリエーションを広げられることか
ら、飲食産業において普及しつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】図3の従来のコンベク
ションオーブンは、庫内に設置したファン113で庫内
雰囲気を強力に撹拌することにより庫内の熱風循環及び
温度を均一化しようというものである。しかし、機構が
単純なため、庫内には風の強い所と弱い所ができ、また
温度の高い所と低いところができる。例えば風の強さは
2〜10m/secであり、風の強い所では調理物であるケ
ーキのトッピングが飛んでしまうようなことがある。温
度については、例えば設定温度200℃に対して、高い
所で205℃、低い所で185℃という差がある。温度
が高いのは熱風通路(図3の121)付近であり、低い
のは扉に面する部分やフィルター板の中央部である。
【0005】このように加熱庫内の温度や風速が不均一
なのは、遠心ファンでとにかく庫内の雰囲気を撹拌する
という単純な機構に根本的な問題があるものと考えられ
る。また調理物の焼きムラを解消するために、コンベク
ションオーブンの加熱庫内にターンテーブルを置いて調
理物を回しながら加熱調理することも考えられるが、タ
ーンテーブル機構の分だけ設備費が高くなる。また、角
形のホテルパンを用いる場合よりもその内接円に相当す
る丸形ホテルパンを用いるほうが加熱庫内に投入できる
調理物の量が少なくなる。したがってこの方法にも難点
がある。
【0006】本発明は、コンベクションオーブンの熱風
循環系統を抜本的に見直して、熱風の強弱や庫内各部の
温度差の低減されたコンベクションオーブンを提供する
ことを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、本発明のコンベクションオーブンは、調理物を加熱
調理する加熱庫と、この加熱庫外に設置された熱交換器
と、同じく加熱庫外に設置された正逆両方向に送風可能
な送風手段と、加熱庫、熱交換器、送風手段間を結ぶダ
クトであって、その両端が送風口として加熱庫内に互い
に対向して開口しているダクトと、を具備することを特
徴とする。このようにすることによって、庫内にファン
がある場合に比べ、庫内の風の流れが良くなり、調理物
の焼きムラが少なくなる。さらに、ある時間(一例10
〜30秒)毎に熱風の吹き出し・吸い込み方向を逆にし
て運転すれば(リバース運転)さらに効果が高い。
【0008】
【発明の実施の形態及び実施例】以下、図面を参照しつ
つより具体的に説明する。図1は、本発明の一実施例に
係るコンベクションオーブンの熱風循環系統を示す模式
的平面断面図である。図1のコンベクションオーブン1
においては、加熱庫3の両側壁4L、4Rに送風口11
L、11Rが1カ所ずつ配置されている。すなわち、左
側の側壁4Lの中央部に送風口11Lが、右側の側壁4
Rの中央部に送風口11Rが、それぞれ配置されてい
る。
【0009】両送風口11L、11Rは、ダクト13で
結ばれている。ダクト13は、加熱庫3の側壁4L、4
Rの裏側から奥壁4Iの裏側へと回り込んでおり、その
中央部に2台のファン15L、15R及び熱交換器17
が配置されている。ファン11は、ダクト13内の空気
を流動させる。左側のファン15Lはダクト13内に時
計回りに空気を流動させるものであり、右側のファン1
5Rは反時計回りに流動させるものである。熱交換器1
7は、多管式あるいはフィン付管式等の熱交換器であ
り、管内を通るガスバーナの燃焼ガスとファンの送風
(庫内雰囲気)との間で熱交換して庫内雰囲気を加熱す
る。いずれかの送風口11L又は11Rからダクト13
内に吸い込まれた庫内雰囲気は、熱交換器17を通過し
て加熱されダクト13を通って、他方の送風口11L又
は11Rから庫内に吹き出す。
【0010】図2は、図1のコンベクションオーブンに
おけるリバース運転の状態を示す模式的平面図である。
まず図2(A)においては、右側のファン15Rが駆動
されており、ダクト13内には反時計方向に風に流れて
いる。すなわち、右側の側壁4Rの送風口11Rから庫
内雰囲気がダクト13内に吸い込まれ、熱交換器17で
加熱された後、左側の側壁4Lの送風口11Lから庫内
3に吹き込まれる。この状態である時間(10〜30
秒)経過すると、風の方向が逆に切り替えられて図2
(B)の状態となる。すなわち、図2(B)において
は、左側のファン15Lが駆動されており、ダクト13
内には時計方向に風に流れている。すなわち、右側の側
壁4Lの送風口11Lから庫内雰囲気がダクト13内に
吸い込まれ、熱交換器17で加熱された後、左側の側壁
4Rの送風口11Rから庫内3に吹き込まれる。
【0011】このようなリバース運転を行うと、一定時
間毎に熱風の吸い込み・吹き出し方向が逆になるので、
調理物に当る熱風の方向も逆になり調理物の各面により
均一に熱風を吹き付けることができる。したがって調理
物の焼きムラをより一層低減できる。なお、熱風の方
向、リバース運転の逆転周期などは、使用者が操作パネ
ル上で選択できるようになっている。
【0012】
【発明の効果】以上の説明から明らかなように、本発明
のコンベクションオーブンは、庫内にファンがある場合
に比べ、庫内の風の流れが良くなり、調理物の焼きムラ
が少なくなる。さらに、ある時間(一例10〜30秒)
毎に熱風の吹き出し・吸い込み方向を逆にして運転すれ
ば(リバース運転)さらに効果が高い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るコンベクションオーブ
ンの熱風循環系統を示す模式的平面断面図である。
【図2】図1のコンベクションオーブンにおけるリバー
ス運転の状態を示す模式的平面図である。
【図3】従来の一般的なコンベクションオーブンの内部
構造を示す平面断面図である。
【符号の説明】
1 コンベクションオーブン 3 加熱庫 5 扉 7 ホテルパン 9 調理物 11 送風口 13 ダクト 15 ファン 17 熱交換器 101 コンベクションオーブン 103 加熱庫 103a ホテルパン収納部 103b 加熱送
風部 105 扉 107 ホテルパ
ン 109 調理物 111 フィルタ
ー板 113 遠心ファン 115 モーター 117 熱交換チューブ(排気管) 119 温度セン
サ 121 熱風通路

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 調理物を加熱調理する加熱庫と、 この加熱庫外に設置された熱交換器と、 同じく加熱庫外に設置された正逆両方向に送風可能な送
    風手段と、 加熱庫、熱交換器、送風手段間を結ぶダクトであって、
    その両端が送風口として加熱庫内に互いに対向して開口
    しているダクトと、 を具備することを特徴とするコンベクションオーブン。
JP30637895A 1995-11-01 1995-11-01 コンベクションオーブン Pending JPH09126462A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30637895A JPH09126462A (ja) 1995-11-01 1995-11-01 コンベクションオーブン

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP30637895A JPH09126462A (ja) 1995-11-01 1995-11-01 コンベクションオーブン

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JPH09126462A true JPH09126462A (ja) 1997-05-16

Family

ID=17956321

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Application Number Title Priority Date Filing Date
JP30637895A Pending JPH09126462A (ja) 1995-11-01 1995-11-01 コンベクションオーブン

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JP (1) JPH09126462A (ja)

Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US6346691B2 (en) * 1999-12-11 2002-02-12 Lg Electronics, Inc. Convection fan control method of microwave oven
WO2010013650A1 (ja) * 2008-07-30 2010-02-04 シャープ株式会社 加熱調理器

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Legal Events

Date Code Title Description
A977 Report on retrieval

Effective date: 20041116

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20050127

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20050609