JP3676458B2 - コンベクションオーブン - Google Patents
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Description
【発明の属する技術分野】
本発明は、加熱庫内の雰囲気を循環加熱しながら調理物の加熱調理を行うコンベクションオーブンに関する。特には、加熱庫内に均一に熱風を流通させることができるように改善されたコンベクションオーブンに関する。
【0002】
【従来の技術】
図4は、従来の一般的なコンベクションオーブンの内部構造を示す平面断面図である。図4のコンベクションオーブン101内は調理物を加熱調理する加熱庫103となっている。加熱庫103内は、フィルター板111を境に、右側のホテルパン収納部103aと左側の加熱送風部103bに分けられる。フィルター板111の中央部は金網フィルターとなっている。ホテルパン収納部103aには調理物109を載せたホテルパン107が上下に何段も置かれる。加熱送風部103bには、ファン113と熱交換チューブ117が設置されている。
【0003】
ファン113はいわゆるシロッコファンのような遠心ファンであり、モーター115によって回転駆動され、その中央部右側面から風を吸って、その外周面から風を出す。したがって、ホテルパン収納部103a内の雰囲気は、フィルター板111の中央部からファン113に吸い込まれ、ファン113の外周(図の上下)に吹き出され、内部にガスバーナの排気が通っている熱交換チューブ117群によって加熱された後、フィルター板111の外側(図の上下)の熱風通路121からホテルパン収納部103aに吹き込まれる。この熱風によって庫内を熱し、その対流熱、放射熱で調理物の加熱調理を行う。庫内に吹き込まれた熱風は、再びフィルター板111中央部からファン113に吸い込まれて加熱庫103内を循環する。熱風の温度は、熱風通路横の温度センサ119により検知される。そして、庫内温度を設定温度にするためガスバーナ(図示されず)の燃焼が制御される。なお、ファン113の風の強さ(回転数)は、強弱(早・遅)の2段階に選択可能である。さらに、近年、庫内に蒸気を吹き込むボイラーを備えたスチームコンベクションオーブンも、調理能率が良いことと料理のバリエーションを広げられることから、飲食産業において普及しつつある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】
図4の従来のコンベクションオーブンは、庫内に設置したファン113で庫内雰囲気を強力に撹拌することにより庫内の熱風循環及び温度を均一化しようというものである。しかし、機構が単純なため、庫内には風の強い所と弱い所ができ、また温度の高い所と低いところができる。例えば風の強さは2〜10m/secである。温度については、例えば設定温度200℃に対して、高い所で205℃、低い所で185℃という差がある。温度が高いのは熱風通路(図4の121)付近であり、低いのは扉に面する部分やフィルター板の中央部である。
【0005】
このように加熱庫内の温度や風速が不均一なのは、一台の遠心ファンでとにかく庫内の雰囲気を撹拌するという単純な機構に根本的な問題があるものと考えられる。
本発明は、コンベクションオーブンの熱風循環系統を抜本的に見直して、熱風の強弱や庫内各部の温度差の低減されたコンベクションオーブンを提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】
上記課題を解決するため、本発明のコンベクションオーブンは、 調理物を加熱調理する加熱庫と、 加熱庫内の雰囲気の加熱手段と、 加熱庫の側壁部に設置されている、加熱庫内の雰囲気を撹拌流動させる第一のファンと、 加熱庫の奥壁部に設置されている、加熱庫内の雰囲気を撹拌流動させる第二のファンと、を具備し、さらに、上記第一のファン及び第二のファンを交互に運転する制御手段を具備することを特徴とする。
【0007】
【発明の実施の形態及び実施例】
以下、図面を参照しつつより具体的に説明する。
図1は、本発明の一実施例に係るコンベクションオーブンの内部構造を示す平面断面図である。図1のコンベクションオーブン1は、図の上部の第二のファン33周辺及び図の左上部のインバータ16、制御部41等を除いて図4の従来のコンベクションオーブンとほぼ同様である。すなわち、コンベクションオーブン1内は調理物を加熱調理する加熱庫3となっている。加熱庫3内は、フィルター板11を境に、右側のホテルパン収納部3aと左側の加熱送風部3bに分けられる。フィルター板11の中央部は金網フィルターとなっている。ホテルパン収納部3aには調理物9を載せたホテルパン7が上下に何段も置かれる。加熱送風部3bには、第一のファン13と熱交換チューブ17が設置されている。
【0008】
第一のファン13はいわゆるシロッコファンのような遠心ファンであり、モーター15によって回転駆動され、その中央部右側面から風を吸って、その外周面から風を出す。したがって、ホテルパン収納部3a内の雰囲気は、フィルター板11の中央部から第一のファン13に吸い込まれ、ファン13の外周(図の上下)に吹き出され、内部にガスバーナの排気が通っている熱交換チューブ17群によって加熱された後、フィルター板11の外側(図の上下)の熱風通路121からホテルパン収納部3aに吹き込まれる。この熱風によって庫内を熱し、その対流熱、放射熱で調理物の加熱調理を行う。庫内に吹き込まれた熱風は、再びフィルター板11中央部から第一のファン13に吸い込まれて加熱庫3内を循環する。
【0009】
次に、図1のコンベクションオーブン1の特徴的事項について説明する。まず第一に、加熱庫3内の上部に、第二のファン33が設置されている。この実施例では、第二のファン33は、第一のファン13同様に遠心ファンである。第二のファン33の下側側面には、フィルター31が貼られている。第二のファン33及び第一のファン13は、インバータ35及び16の周波数制御電源で回転数制御されるモーター35及び15によって回転駆動される。そして、第二のファン用のインバータ36及び第一のファン用のインバータ16の双方は、制御部41によってコントロールされる。
【0010】
以下、図1のコンベクションオーブンにおける各種の熱風循環パターンについて説明する。
図2は、第一のファン及び第二のファンの同時運転時における加熱庫内の熱風流を模式的に示す平面図である。この図は、コンベクションオーブンの上下方向の中段部の様子を示す。
各ファン13、33は、その側面中央部(フィルター11、31の中央部)から風を吸い込んで、ファン外周部の熱風通路21、23、25から熱風を庫内(ホテルパン収納部)に送り込んでいる。この時、熱風通路23や庫内の右下隅部では、両ファン13、33からの風がぶつかりあって、庫内雰囲気がより活発に撹拌されている。
【0011】
図2において、各ファン13、33の回転数制御を行うと、例えば第一のファン13の回転数を下げると、第一のファン13の外周より出て中央部に吸い込まれる熱風流がフィルター11方向に押さえ込まれ、その分第二のファン33の起す同様の熱風流がフィルター11方向に張り出して優越することとなる。逆の場合は、第二のファン33の起す熱風流が押さえ込まれ第一のファン13の起す熱風流が優越することとなる。このような第一のファン13と第二のファン33の回転数の組合せを運転モードとして予め多種用意しておき、加熱庫内の状況(投入されているホテルパンの枚数や調理物の種類と分布)に応じて、運転モードを手動又は自動で最適に選択することにより、庫内温度分布や風の強さを最適にコントロールできる。その結果、調理物の焼きムラを少なくすることができる。
【0012】
図3は、第一のファン及び第二のファンを交互に運転する場合における加熱庫内の熱風流を模式的に示す平面図である。
図3(a)においては第一のファン13のみが運転されており、熱風流は第一のファン13の外周部から熱風通路21及び23から庫内に出てUターンし、フィルター11の中央部を通って第一のファン13に吸い込まれる。
図3(b)においては第二のファン33のみが運転されており、熱風流は第二のファン33の外周部から熱風通路23及び25から庫内に出てUターンし、フィルター31の中央部を通って第二のファン33に吸い込まれる。
つまり、第一のファン13の運転時と第二のファン33の運転時とでは、熱風流が90°方向転換する。したがって、より均一に庫内雰囲気を撹拌することができる。
【0013】
【発明の効果】
以上の説明から明らかなように、本発明のコンベクションオーブンは、以下の効果を発揮する。
▲1▼ 2台のファンからの熱風が庫内でぶつかり合うことにより、庫内雰囲気がより活発に撹拌されている。その結果、熱風の強弱や庫内各部の温度差の低減されたコンベクションオーブンを提供することができる。
▲2▼ 各ファンの回転数制御を行う場合、加熱庫内の状況に応じて、運転モードを手動又は自動で最適に選択することにより、庫内温度分布や風の強さを最適にコントロールできる。その結果、調理物の焼きムラを少なくすることができる。
▲3▼ 第一のファン及び第二のファンを交互に運転する場合は、熱風流が90°方向転換しながら調理を行うので、より均一に庫内雰囲気を撹拌することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係るコンベクションオーブンの内部構造を示す平面断面図である。
【図2】第一のファン及び第二のファンの同時運転時における加熱庫内の熱風流を模式的に示す平面図である。
【図3】第一のファン及び第二のファンを交互に運転する場合における加熱庫内の熱風流を模式的に示す平面図である。
【図4】従来の一般的なコンベクションオーブンの内部構造を示す平面断面図である。
【符号の説明】
1 コンベクションオーブン 3 加熱庫
7 ホテルパン 9 調理物
13 第一のファン 15 モーター
16 インバータ 17 吹き出し口
19 ダンパー 21 熱風通路a
23 熱風通路b 25 熱風通路c
33 第二のファン 35 モーター
36 インバータ 41 制御部
101 コンベクションオーブン 103 加熱庫
103a ホテルパン収納部 103b 加熱送風部
105 扉 107 ホテルパン
109 調理物 111 フィルター板
113 遠心ファン 115 モーター
117 熱交換チューブ(排気管) 119 温度センサ
121 熱風通路
Claims (2)
- 調理物を加熱調理する加熱庫と、
加熱庫内の雰囲気の加熱手段と、
加熱庫の側壁部に設置されている、加熱庫内の雰囲気を撹拌流動させる第一のファンと、
加熱庫の奥壁部に設置されている、加熱庫内の雰囲気を撹拌流動させる第二のファンと、
を具備し、
さらに、上記第一のファン及び第二のファンを交互に運転する制御手段を具備することを特徴とするコンベクションオーブン。 - さらに、上記第一のファン及び第二のファンの各々の回転数を制御する制御手段を具備する請求項1記載のコンベクションオーブン。
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|---|---|---|---|
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