JP2008190824A - 加熱調理器 - Google Patents

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Abstract

【課題】省電力化を図ることのできる加熱調理器を提供する。
【解決手段】食品Wが加熱される加熱室2と、加熱室2の一側部に配されて第1吹出口10aと第1吸込口10bとを有する第1ダクト10と、第1ダクト10内に配されるとともに第1吸込口10bを介して加熱室2から吸気して第1吹出口10aを介して加熱室2に排気する第1送風機14と、加熱室2の他側部に配されて第1吸込口10bに対向配置される第2吹出口20bと第1吹出口10aに対向配置される第2吸込口20aとを有する第2ダクト20と、第2ダクト20内に配されるとともに第2吸込口20aを介して加熱室2から吸気して第2吹出口20bを介して加熱室2に排気する第2送風機24とを備え、食品Wと同じ高さで循環する循環気流Aを形成した。
【選択図】図2

Description

本発明は、食品を加熱調理する加熱調理器に関する。
従来の加熱調理器は特許文献1に開示されている。この加熱調理器は食品を加熱する加熱室内の空気を循環するダクトが設けられる。ダクトは加熱室の天面に開口する吸込口と両側面に開口する吹出口とを有する。ダクト内には送風機及びヒータが配される。送風機の駆動によって吸込口から空気が吸い込まれ、ヒータにより昇温された空気が吹出口から吹出される。加熱室の一側面に設けられる吹出口は手前側に配され、他側面に設けられる吹出口は奥側に配される。このため、加熱室内に旋回気流が形成され、加熱室内の温度分布を均一にしてむらなく調理することができる。
特開2005−265227号公報(第3頁−第5頁、第6図)
しかしながら、上記従来の加熱調理器によると、加熱室内の全体を均一な温度にして昇温するためヒータの電力消費が大きくなる問題があった。
本発明は、省電力化を図ることのできる加熱調理器を提供することを目的とする。
上記目的を達成するために本発明は、食品が加熱される加熱室と、前記加熱室の一側部に配されて第1吹出口と第1吸込口とを有する第1ダクトと、第1ダクト内に配されるとともに第1吸込口を介して前記加熱室から吸気して第1吹出口を介して前記加熱室に排気する第1送風機と、前記加熱室の他側部に配されて第1吸込口に対向配置される第2吹出口と第1吹出口に対向配置される第2吸込口とを有する第2ダクトと、第2ダクト内に配されるとともに第2吸込口を介して前記加熱室から吸気して第2吹出口を介して前記加熱室に排気する第2送風機とを備えたことを特徴としている。
この構成によると、第1、第2送風機の駆動によって加熱室の例えば右側壁に配される第1吹出口の排気が左側壁の第2吸込口から吸気され、左側壁の第2吹出口の排気が右側壁の第1吸込口から吸気される。これにより、加熱室内は第1、第2ダクトが配された高さで気流が循環する。この時、第1、第2ダクト内に設けられる加熱手段や外部から供給される加熱媒体等によって高温の気流が循環する。その結果、第1、第2ダクトと同じ高さに配置された食品が加熱調理される。第1、第2ダクトは加熱室の外側に配置してもよく、加熱室の内部に配置してもよい。
また本発明は、上記構成の加熱調理器において、食品の加熱中に第1、第2送風機を所定期間毎に反転することを特徴としている。この構成によると、所定時間毎に循環気流の方向が反転される。
また本発明は、上記構成の加熱調理器において、第1吹出口と第1吸込口とを前記加熱室の前後に配置したことを特徴としている。この構成によると、例えば、加熱室の手前側では右側壁から左側壁に向けて気流が流通し、奥側では左側壁から右側壁に向けて気流が流通する。
また本発明は、上記構成の加熱調理器において、第1送風機が内部に配される第1ダクトを前記加熱室の上下方向に複数段設けるとともに、第2送風機が内部に配される第2ダクトを第1ダクトに対向して前記加熱室の上下方向に複数段設けたことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の加熱調理器において、第1吹出口と第1吸込口とを前記加熱室の上下に配置したことを特徴としている。この構成によると、例えば、食品の上部では加熱室の右側壁から左側壁に向けて気流が流通し、食品の下部では左側壁から右側壁に向けて気流が流通する。
また本発明は、上記構成の加熱調理器において、第1、第2ダクトの一方または両方にヒータを設けたことを特徴としている。この構成によると、第1、第2ダクトを流通して加熱室内を循環する気流がヒータにより昇温される。
また本発明は、上記構成の加熱調理器において、前記加熱室内に蒸気を供給する蒸気発生装置を設けたことを特徴としている。この構成によると、蒸気発生装置から加熱室内に供給される蒸気が第1、第2ダクトが配された高さで循環し、蒸気による加熱調理が行われる。蒸気は過熱蒸気でもよく、飽和蒸気でもよい。
また本発明は、上記構成の加熱調理器において、前記加熱室の背面から蒸気を供給したことを特徴としている。
また本発明は、上記構成の加熱調理器において、蒸気を第1ダクトまたは第2ダクトに供給したことを特徴としている。
本発明によると、加熱室の一側部に第1吹出口と第1吸込口とを有する第1ダクトが設けられ、他側部に第1吸込口に対向する第2吹出口と第1吹出口に対向する第2吸込口とを有する第2ダクトが設けられるため、加熱室内は第1、第2ダクトが配された高さで気流が循環する。このため、第1、第2ダクトが配される高さに食品を配置することにより、上下方向における食品の近傍のみを加熱して加熱室の天上部及び底部を加熱することなく調理することができる。従って、加熱調理器の省電力化を図ることができる。
また本発明によると、食品の加熱中に第1、第2送風機を所定期間毎に反転するので、食品の加熱ムラを低減することができる。
また本発明によると、第1吹出口と第1吸込口とを前記加熱室の前後に配置したので、食品の高さで容易に気流を循環させることができる。
また本発明によると、第1、第2ダクトをそれぞれ上下に複数段設けたので、背の高い食品を効率よく加熱調理することができる。
また本発明によると、第1吹出口と第1吸込口とを前記加熱室の上下に配置したので、食品の高さで容易に気流を循環させることができる。
また本発明によると、第1、第2ダクトの一方または両方にヒータを設けたので、第1ダクトまたは第2ダクトを流通する気流を昇温して容易に加熱調理を行うことができる。また、外部から加熱室内に加熱媒体が供給される場合は、循環する加熱媒体の温度低下を防止することができる。
また本発明によると、加熱室内に蒸気を供給するので、加熱調理を簡単に行うことができる。
また本発明によると、加熱室の背面から蒸気を供給したので、容易に蒸気を第1、第2ダクトと同じ高さに吹出して食品のない部分への供給を低減することができる。従って、加熱効率を向上することができる。
また本発明によると、蒸気を第1ダクトまたは第2ダクトに供給したので、食品のない部分への供給を低減することができる。従って、加熱効率を向上することができる。
以下に本発明の実施形態を図面を参照して説明する。図1は第1実施形態の加熱調理器を示す斜視図である。加熱調理器1はオーブンレンジから成り、食品Wを加熱する加熱室2を有して加熱室2の前面に扉3が配される。扉3の上部には把手3aが設けられ、把手3aを把持して扉3が開閉される。扉3の正面には加熱室2内部を視認する窓3bが設けられる。窓3の側方には各操作を行う操作部3cが設けられる。
食品Wは調理網5上に載置され、調理網5を載置する調理トレイ4が加熱室2内に配される。食品Wを調理網5に載置することにより、食品Wの下方に加熱された空気が流通して食品Wの下面を十分加熱することができる。
加熱室2の右側壁の外側には前後に延びるダクト10が設けられ、ダクト10の上方にダクト11が設けられる。ダクト10には加熱室2の右側壁に開口する開口部10a、10bが形成される。ダクト11には加熱室2の右側壁に開口する開口部11a、11bが形成される。加熱室2の左側壁の外側には前後に延びるダクト20が設けられ、ダクト20の上方にダクト21が設けられる。ダクト20には加熱室2の左側壁に開口する開口部20a、20bが形成される。ダクト21には加熱室2の左側壁に開口する開口部21a、21bが形成される。
開口部10aと開口部20aとは上下方向及び前後方向に同じ位置に対向配置され、開口部10bと開口部20bとは上下方向及び前後方向に同じ位置に対向配置される。開口部11aと開口部21aとは上下方向及び前後方向に同じ位置に対向配置され、開口部11bと開口部21bとは上下方向及び前後方向に同じ位置に対向配置される。また、調理網5は上面が下段のダクト10、20の開口部10a、10b、20a、20bと略同じ高さになるように配置されている。
図2は加熱調理器1の上面断面図を示している。ダクト10内にはヒータ12が設けられるとともに開口部10a、10b間に送風機14が配される。ダクト20内にはヒータ22が設けられるとともに開口部20a、20b間に送風機24が配される。ヒータ12、22は蛇行するシーズヒータから成り、送風機14、24は軸流ファンから成っている。
また、上方のダクト11内にも同様のヒータ13(不図示)が設けられるとともに開口部11a、11b間に同様の送風機15(不図示)が配される。また、上方のダクト21内にも同様のヒータ23(不図示)が設けられるとともに開口部21a、21b間に同様の送風機25(不図示)が配される。送風機14、15、24、25のモータ部をダクト10、11、20、21の外側に配置してもよい。尚、ダクト11、21内のヒータ及び送風機は図示しないが、それぞれヒータ13、23、送風機15、25として以下の説明を行う。
上記構成の加熱調理器1において、調理網5上に食品Wを載置して操作部3cにより調理の開始操作を行うと、送風機14、15、24、25及びヒータ12、13、22、23が駆動される。送風機14、15の駆動によって加熱室2内の空気はダクト10、11の開口部10b、11bから吸い込まれ、ヒータ12、13により昇温して開口部10a、11aから吹き出される。即ち、開口部10b、11bが吸込口となり、開口部10a、11aが吹出口となる。
送風機24、25の駆動によって加熱室2内の空気はダクト20、21の開口部20a、21aから吸い込まれ、ヒータ22、23により昇温して開口部20b、21bから吹き出される。即ち、開口部20a、21aが吸込口となり、開口部20b、21bが吹出口となる。
これにより、矢印Aに示すように加熱室2の手前側では右側壁から左側壁に向けて気流が流通し、奥側では左側壁から右側壁に向けて気流が流通する循環気流が形成される。食品Wはヒータ12、13、22、23により昇温された高温の循環気流によって加熱して調理される。その結果、上下方向における食品Wの近傍のみを加熱し、加熱室2の天上部及び底部を加熱することなく調理することができる。従って、加熱調理器1の省電力化を図ることができる。
また、所定時間が経過すると送風機14、15、24、25が反転される。これにより、図3の矢印Bに示すように加熱室2の手前側では左側壁から右側壁に向けて気流が流通し、奥側では右側壁から左側壁に向けて気流が流通する。この時、開口部10a、11a、20b、21bが吸込口となり、開口部10b、11b、20a、21aが吹出口となる。送風機14、15、24、25を所定時間毎に回転方向を反転することにより、加熱ムラを低減して食品Wを均一に調理することができる。
また、上下方向に複数段のダクト10、11及びダクト20、21を設けているため、食品Wの背が高くなっても効率よく加熱調理することができる。食品Wの背が低い場合は上段のダクト11、21内に配される送風機15、25及びヒータ13、23を停止してもよい。これによって、より省電力化を図ることができる。
食品Wの背が高い場合にダクト11、20の送風機15、24及びヒータ13、22を駆動し、ダクト10、21の送風機14、25及びヒータ12、23を停止してもよい。これにより、図4に示すように開口部11a、20bが吹出口となり、対向配置される開口部20a、11bが吸込口となって矢印Cで示す循環気流が形成される。
そして、所定時間が経過すると、ダクト10、21の送風機14、25及びヒータ12、23を駆動し、ダクト11、20の送風機15、24及びヒータ13、22を停止する。これにより、図5に示すように開口部10b、21aが吹出口となり、対向配置される開口部21b、10aが吸込口となって矢印Dで示す循環気流が形成される。従って、送風機の停止によってより省電力化を図ることができるとともに、所定時間毎に気流方向を反転し、加熱ムラを低減して食品Wを均一に調理することができる。
また、図6に示す上下方向の循環気流E1、E2を形成してもよい。即ち、ダクト10、11の送風機14、15の送風方向を逆にするとともに、ダクト20、21の送風機24、25の送風方向を逆にする。更に、送風機14、15、24、25の送風量を対向する開口部に吸引されない程度に小さくする。
これにより、循環気流E1は対向する側壁まで到達せず、開口部11a、10bが吹出口となって開口部10a、11bが吸込口となる。また、循環気流E2は開口部20a、21bが吹出口となって開口部21a、20bが吸込口となる。これにより、送風機14、15、24、25の送風量を減少させてより省電力化を図ることができる。
本実施形態によると、加熱室2の一側部に第1吹出口となる開口部10aと第1吸込口となる開口部10bを有するダクト10が設けられ、他側部に開口部10aに対向して第2吹出口となる開口部20aと開口部10bに対向して第2吸込口となる開口部20bを有するダクト20が設けられるため、加熱室2内はダクト10、20が配された高さで気流が循環する。このため、ダクト10、20が配される高さに食品Wを配置することにより、上下方向における食品Wの近傍のみを加熱して加熱室2の天上部及び底部を加熱することなく調理することができる。従って、加熱調理器1の省電力化を図ることができる。尚、ヒータ12、22の一方を省いてもよく、ヒータ13、23の一方を省いてもよい。
次に、図7は第2実施形態の加熱調理器を示す斜視図である。説明の便宜上、前述の図1に示す第1実施形態と同様の部分は同一の符号を付している。加熱調理器1はオーブンレンジから成り、第1実施形態のダクト10、11(図1参照)に替えてダクト30が設けられる。また、ダクト20、21(図1参照)に替えてダクト40が設けられる。その他の部分は第1実施形態と同様である。
ダクト30は加熱室2の右側壁の外側に設けられ、加熱室2の右側壁に開口する開口部30a、30bが形成される。ダクト40は加熱室2の左側壁の外側に設けられ、加熱室2の左側壁に開口する開口部40a、40bが形成される。開口部30bは開口部30aの上方に設けられ、開口部40bは開口部40aの上方に設けられる。
開口部30aと開口部40aとは上下方向及び前後方向に同じ位置に対向配置され、開口部30bと開口部40bとは上下方向及び前後方向に同じ位置に対向配置される。また、調理網5は上面が下段の開口部30a、40aと略同じ高さになるように配置されている。
図8は加熱調理器1の正面断面図を示している。ダクト30内にはヒータ32が設けられるとともに開口部30a、30b間に送風機34が配される。ダクト40内にはヒータ42が設けられるとともに開口部40a、40b間に送風機44が配される。ヒータ32、42は蛇行するシーズヒータから成り、送風機34、44は軸流ファンから成っている。送風機34、44のモータ部をダクト30、40の外側に配置してもよい。
上記構成の加熱調理器1において、調理網5上に食品Wを載置して操作部3cにより調理の開始操作を行うと、送風機34、44及びヒータ32、32が駆動される。送風機34の駆動によって加熱室2内の空気はダクト30の開口部30bから吸い込まれ、ヒータ32により昇温して開口部30aから吹出される。即ち、開口部30bが吸込口となり、開口部30aが吹出口となる。
送風機44の駆動によって加熱室2内の空気はダクト40の開口部40aから吸い込まれ、ヒータ42により昇温して開口部40bから吹出される。即ち、開口部40aが吸込口となり、開口部40bが吹出口となる。
これにより、矢印Fに示すように食品Wの下部では右側壁から左側壁に向けて気流が流通し、上部では左側壁から右側壁に向けて気流が流通する循環気流が形成される。食品Wはヒータ32、42により昇温された高温の循環気流によって加熱して調理される。その結果、上下方向の食品Wの近傍のみを加熱し、加熱室2の天上部及び底部を加熱することなく調理することができる。従って、加熱調理器1の省電力化を図ることができる。第1実施形態と同様に、所定時間毎に送風機34、44を反転してもよい。また、ヒータ32、42の一方を省いてもよい。
次に、図9は第3実施形態の加熱調理器を示す斜視図である。説明の便宜上、前述の図1に示す第1実施形態と同様の部分は同一の符号を付している。加熱調理器1はオーブンレンジから成り、第1実施形態に加えて蒸気を発生する蒸気発生装置8が設けられている。その他の部分は第1実施形態と同様である。
蒸気発生装置8は加熱室2の背面側に配され、加熱室2の背壁に開口して蒸気を吐出する吐出口8aが設けられる。吐出口8は開口部10a、10b、20a、20bと同じ高さに配され、加熱された飽和蒸気または過熱された過熱蒸気が吐出される。
上記構成の加熱調理器1において、調理網5上に食品Wを載置して操作部3cにより調理を開始操作を行うと、送風機14、15、24、25が駆動される。これにより、加熱室2内には食品W近傍の高さに循環気流が形成される。また、蒸気発生装置8が駆動され、吐出口8aから蒸気が加熱室2内に供給される。高温の蒸気は循環気流に沿って流通する。これにより、食品Wが蒸気によって加熱調理される。
ダクト10、11、20、21に流入する蒸気はヒータ12、13、22、23の駆動によって昇温される。これにより、循環する蒸気の温度低下を防止することができる。蒸気発生装置8によって高温の蒸気を継続して供給できる場合にはヒータ12、13、22、23を省いてもよい。
本実施形態によると、蒸気によって上下方向における食品Wの近傍のみを加熱し、加熱室2の天上部及び底部を加熱することなく調理することができる。従って、加熱調理器1の省電力化を図ることができる。第1実施形態と同様に送風機14、15、24、25を所定時間毎に反転してもよい。
また、吐出口8aによって加熱室2の背面から蒸気を供給したので、容易に蒸気をダクト10、20と同じ高さに吹出して食品Wのない部分への供給を低減することができる。従って、加熱効率を向上することができる。
尚、吐出口8aを塞いで蒸気発生装置8をダクト10、20の一方または両方に連結するとともに、ダクト11、21の一方または両方に連結してもよい。これにより、ダクト10、20の少なくとも一方と、ダクト11、21の少なくとも一方に蒸気が供給される。その結果、食品Wのない部分への蒸気の供給を低減することができ、加熱効率を向上することができる。
本実施形態において、加熱室2内に蒸気を供給しているが、加熱空気等の他の加熱媒体を加熱室2内に供給してもよい。また、ダクト10、11、20、21に替えて第2実施形態と同様のダクト30、40(図7参照)を設けてもよい。
次に、図10は第4実施形態の加熱調理器を示す斜視図である。説明の便宜上、前述の図1に示す第1実施形態と同様の部分は同一の符号を付している。加熱調理器50はオーブントースターから成り、第1実施形態のオーブンレンジと同様に加熱室2の両側壁の外側にダクト10、20が設けられる。
ダクト10には加熱室2の右側壁に開口する開口部10a、10b(図1参照)が形成される。ダクト20には加熱室2の左側壁に開口する開口部20a、20bが形成される。加熱室2内には食品Wを載置する調理網5が配されている。載置網5上の食品Wは開口部10a、10b、20a、20bと同じ高さに配される。また、ダクト10、20内には前述の図2と同様のヒータ12、22及び送風機14、24が配される。
調理網5上に食品Wを載置して操作部3cにより調理の開始操作を行うと、送風機14、24及びヒータ12、22が駆動される。これにより、加熱室2内には食品W近傍の高さに循環気流が形成される。従って、本実施形態においても第1実施形態と同様の効果を得ることができる。
尚、第1〜第4実施形態において、循環気流を形成するダクト(10等)を加熱室2の外側に設けているが、吹出口及び吸込口となる開口部を有したダクトを加熱室2の内部のに設けてもよい。即ち、各ダクトは加熱室2の両側部に配置されていればよい。
本発明によると、食品を加熱調理する加熱調理器に利用することができる。
本発明の第1実施形態の加熱調理器を示す斜視図 本発明の第1実施形態の加熱調理器を示す上面断面図 本発明の第1実施形態の加熱調理器を示す上面断面図 本発明の第1実施形態の加熱調理器の他の気流の状態を示す斜視図 本発明の第1実施形態の加熱調理器の他の気流の状態を示す斜視図 本発明の第1実施形態の加熱調理器の他の気流の状態を示す斜視図 本発明の第2実施形態の加熱調理器を示す斜視図 本発明の第2実施形態の加熱調理器を示す正面断面図 本発明の第3実施形態の加熱調理器を示す斜視図 本発明の第4実施形態の加熱調理器を示す斜視図
符号の説明
1、50 加熱調理器
2 加熱室
3 扉
4 調理トレイ
5 調理網
8 蒸気発生装置
8a 吐出口
10、11、20、21、30、40 ダクト
10a、10b、11a、11b、20a、20b、21a、21b、30a、30b、40a、40b 開口部
12、22、32、42 ヒータ
14、24、34、44 送風機
W 食品

Claims (9)

  1. 食品が加熱される加熱室と、前記加熱室の一側部に配されて第1吹出口と第1吸込口とを有する第1ダクトと、第1ダクト内に配されるとともに第1吸込口を介して前記加熱室から吸気して第1吹出口を介して前記加熱室に排気する第1送風機と、前記加熱室の他側部に配されて第1吸込口に対向配置される第2吹出口と第1吹出口に対向配置される第2吸込口とを有する第2ダクトと、第2ダクト内に配されるとともに第2吸込口を介して前記加熱室から吸気して第2吹出口を介して前記加熱室に排気する第2送風機とを備えたことを特徴とする加熱調理器。
  2. 食品の加熱中に第1、第2送風機を所定期間毎に反転することを特徴とする請求項1に記載の加熱調理器。
  3. 第1吹出口と第1吸込口とを前記加熱室の前後に配置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の加熱調理器。
  4. 第1送風機が内部に配される第1ダクトを前記加熱室の上下方向に複数段設けるとともに、第2送風機が内部に配される第2ダクトを第1ダクトに対向して前記加熱室の上下方向に複数段設けたことを特徴とする請求項3に記載の加熱調理器。
  5. 第1吹出口と第1吸込口とを前記加熱室の上下に配置したことを特徴とする請求項1または請求項2に記載の加熱調理器。
  6. 第1、第2ダクトの一方または両方にヒータを設けたことを特徴とする請求項1〜請求項5のいずれかに記載の加熱調理器。
  7. 前記加熱室内に蒸気を供給する蒸気発生装置を設けたことを特徴とする請求項1〜請求項6のいずれかに記載の加熱調理器。
  8. 前記加熱室の背面から蒸気を供給したことを特徴とする請求項7に記載の加熱調理器。
  9. 蒸気を第1ダクトまたは第2ダクトに供給したことを特徴とする請求項7に記載の加熱調理器。
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