JP4607649B2 - 加熱調理器と調理方法 - Google Patents
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Description
品を熱伝達の優れる凝縮熱伝達により加熱するものが提供されている。
壁に設け、蒸気発生装置を加熱室内側面に設ける構成の加熱調理器であって、蒸気発生装
置で水を加熱し蒸気を加熱室内で発生させ、その発生した蒸気を熱風循環機構によって、
過熱スチームになるまで加熱して、加熱室内を循環させている(例えば、特許文献1参照
)。
環機構内に設ける構成をしており、熱風循環機構に設けられたヒータにより蒸気生成容器
に貯水した水を加熱し、過熱蒸気を生成し、加熱室内に循環させている(例えば、特許文
献2参照)。
構は同時に作動しておらず、蒸気の加熱効率が悪いという問題があった。
ているため、その蒸気生成容器内に貯水された水は熱風循環機構駆動時には熱風循環機構
のヒータの発熱により常時蒸気が発生してしまうため蒸気の発生量を調節できないという
問題があった。
蒸気の発生量の調整が可能な加熱調理器を提供することを目的とする。
と、前記加熱室に設けられ、熱風ヒータ及び熱風ファンを有し、前記加熱室内の空気を前
記熱風ヒータにより加熱し、前記熱風ファンの回転駆動により前記加熱された空気を加熱
循環させる熱風循環機構と、前記加熱室の前記熱風循環機構が設けられた位置と異なる位
置に設けられ、蒸気発生室を有する蒸気発生容器、前記蒸気発生容器を加熱する蒸気用ヒ
ータ、前記蒸気発生室内に給水する給水ポンプを有し、前記蒸気発生室内で発生した蒸気
を、前記加熱室内に供給する蒸気発生装置とを備え、前記熱風循環機構と前記蒸気発生装
置は同時に動作可能に構成したことを主たる特徴とする。
熱効率がよく、さらには蒸気の発生量の調整が可能な加熱調理器を提供することができる
。
説明する。
塞した状態の正面図である。図2は扉を開放した状態で示す正面図である。図3は縦断正
面図である。図4は横断平面図である。図7は縦断側面図である。図8は加熱室内の拡大
正面図である。
、底部下面に脚部3が設けられている。
5としている。またこの加熱室5の前面開口部5dは本体1の前面のほぼ全幅にわたる大
きさの矩形状をなしている。
る。この扉6は図示しないヒンジ部を介して本体1の前下部に上下方向に可動可能に枢支
されている。
下部に複数の操作部9及び表示部10を有する操作パネル8が設けられている。この操作
部9は加熱調理の調理メニューや調理時間を選択設定するもので、表示部10は選択され
た調理メニューや調理時間などを表示するためのものである。
ており、この扉ロックスイッチ11は加熱室5内が高温時は扉6を開放できないように扉
6をロックするロック機能を有している。
の右方には右側空間12、左方には左側空間13、下方には下側空間14が設けられてい
る。
5には下部にマグネトロン16と、このマグネトロン16の駆動装置17が設けられてい
る。
側空間14に設けられ加熱室5の下面の中央に延びる導波管18を通して開口部(図示せ
ず)から加熱室5内に供給可能としている。
構60が設けられている。
いる。
おり、上方に上段部30a、下方に下段部30bが形成されている。
角皿31aと下段角皿31bが其々配置されている。
面開口部5d方向にスライド移動させることによりに加熱室5から取出し可能である。
って、上段部30aと下段部30bの間に位置して蒸気発生容器41が配設されている。
蒸気発生容器41の縦断側面図を示している。
器本体42と、その開口を覆う容器カバー43とで構成され、容器本体42と容器カバー
43の間に容量が12ml程度の蒸気発生室41aが形成される。
スト)から構成されている。
44が2本鋳込まれている。この2本の蒸気用ヒータ44である第1の蒸気用ヒータ45
と第2の蒸気用ヒータ46は両端の端子が容器本体42から突出されており、電気的に独
立して電源101(図10参照)と接続されている。
力は600Wで、第2の蒸気用ヒータ46の定格出力が300Wで構成されて電源101
に接続されていて、蒸気発生容器41には合計900Wの定格出力が供給される構成とな
っている。
て、これに後述するパイプ55が取り付けられている。
ミスタ48が取り付けられている。
隔に形成されている。
から突出している。
フィン50が容器本体42と一体に形成されている。
aと、各蒸気吹出口49の下部に位置する3個のコの字状の放熱フィン50bと、放熱フ
ィン50bよりも下方部に位置する2個のT字型の放熱フィン50cとから構成されてい
る。
けたときに容器カバー43の内面に略当接するようになっている。
の内部には迷路状に入り組んだ通路が形成される。
蒸気開口部51が形成されている。また、加熱室5の左側壁5aの内側には蒸気開口部5
1の周縁を覆うカバー部材52が取り付けられている。
る。
。水タンク54は約400mlの水を収容可能な大きさを有しており、外箱2に対して着
脱可能に構成されている。
と接続される。パイプ55の途中には給水ポンプ56が接続されており、給水ポンプ56
が駆動されると水タンク54内の水は蒸気発生室41a内に供給されるようになっている
。
生装置40が構成される。
シング65、及びファンモータ66で構成されており、そのうち、熱風ファン61は遠心
ファンが用いられている。
械室15にはファンモータ66が取付けている。
ン61の中心ボス部が取付けられ、この熱風ファン61を回転駆動するように構成されて
いる。
囲うように配設されている。
と第2の熱風ヒータ64で構成されており、これら第1の熱風ヒータ63と第2の熱風ヒ
ータ64は其々独立して電源101に接続され、第1の熱風ヒータ63は1300Wの定
格出力で、第2の熱風ヒータ64は1000Wの定格出力で構成されている。
と対応する位置に循環空気の吸入口67が多数の小孔により形成され、熱風ファン61の
外周部より外側の位置に循環空気の吹出口68を同じく多数の小孔により形成している。
出口68とを遮断するように、吸入口67を上下より挟むように配置されている。
ており、その右側壁5bの外側には蒸気排気機構71が設けられている。そして加熱室5
左側壁5aのカバー部材52より前面開口部5d側には吸気開口部90が設けられており
、その左側壁5aの外側には冷気吸気機構91が設けられている。
(b)は、排出開口部70が開放している状態の蒸気排気機構拡大図である。
8で構成されている。
出開口部70近傍に形成された支持部73にシャフト74を介して回動可能に枢支されて
おり、以って排出開口部70を開閉できる態様になっている。
、この引張りコイルばね75により排気ダンパ72は排出開口部70を閉塞する方向に付
勢されている。
気ダンパ72と垂直方向に折曲しているクランク部76を有している。そしてこのクラン
ク部76の先端にはピン77が設けられている。
たダンパモータ78が設けられており、このダンパモータ78のダンパモータ軸79に円
盤状の回転体80が設けられ、ダンパモータ78の回転駆動に応じてこの回転体80はダ
ンパモータ軸79を中心として回転する。そしてこの回転体80上には突起81が設けら
れている。
ー82が設けられている。このレバー82は中心軸83から回転体80側に溝84を形成
しており、この溝84には回転体80上の突起81が摺動可能に嵌め合いされている。
おり、この切欠き85はレバー82が回動されることにより、クランク部76のピン77
を係合することができる態様に形成されている。
により排出開口部70が閉塞されている。
も中心軸83中心にY方向に回動する。
掛けてY方向に押される。
定されている排気ダンパ72が図9(b)に破線矢印で示す如く時計方向に回転回動され
、排出開口部70が開放される。
のの構成上は、上記蒸気排気機構71とほぼ同じ構造であるため説明を省略する。
の温度を検出する温度センサ19、また蒸気発生容器41内の温度を検出するサーミスタ
48、及び電子レンジに電源を供給する電源101が接続されている。
19及びサーミスタ48は、それぞれ温度検出信号を入力する。
17が接続されていると共に、蒸気発生装置40の蒸気用ヒータ44である第1の蒸気用
ヒータ45、第2の蒸気用ヒータ46、及び給水ポンプ56が接続されている。
ヒータ63、第2の熱風ヒータ64に接続されている。
機構91のダンパモータ78が接続されている。
熱風ヒータ64、第1の蒸気用ヒータ45、第2の蒸気用ヒータ46の定格出力について
の関連性を述べる。
00Wと、第1の蒸気用ヒータ45及び第2の蒸気用ヒータ46を組合わせた(以降、第
2の加熱手段とも称す)合計の定格出力900Wと、第2の蒸気用ヒータ46及び第2の
熱風ヒータ64を組合わせた(同第1の加熱手段とも称す)合計の定格出力1300Wが
、電子レンジに電源101から印加可能な最大定格出力1300W以下となるように構成
されている。
作部9から「レンジ調理メニュー」や「過熱スチーム調理メニュー」等の調理方法や加熱
時間、加熱温度などを入力操作する。
置100は設定された調理メニューや加熱条件に基づき予め設定された制御プログラムに
従ってマグネトロン16や蒸気発生装置40、熱風循環機構60を駆動させて加熱調理を
実行する。
、「スチーム調理メニュー」と称する)が設定された場合の動作について説明する。
の加熱調理に利用される。
結果、蒸気発生容器41及び放熱フィン50が加熱される。そして、蒸気発生容器41に
設置されているサーミスタ48が蒸気発生室41aの温度を120度以上に達したと判断
したら、給水ポンプ56を駆動して、水タンク54から蒸気発生容器41への給水を開始
する。
室41a内に落下し、瞬時に蒸発する。
間の通路を通って上昇し、蒸気吹出口49に至る。
るため、上昇中に放熱フィン50と接触した蒸気は再加熱される。
1bの間の蒸気開口部51から加熱室5内に放出される。このとき、蒸気吹出口49及び
蒸気口53が筒状であるため、蒸気は図3の矢印Sのように加熱室5の左壁部に対して略
垂直な方向に放出される。
熱される。
「オーブン調理メニュー」と称する)が設定された場合の動作について説明する。
が通電される。
7の矢印Mに示すように加熱室5内の空気を加熱室後壁5cの吸入口67から吸入する。
。
内の空気が循環され、加熱室5内の温度が高まる。
5内は熱風ヒータ62の熱輻射による加熱も行われる。
下、「レンジ調理メニュー」と称する)が設定された場合の動作について説明する。
と、マグネトロン16が駆動し、マイクロ波が導波管18を通り、加熱室5下方から回転
アンテナ(図示せず)によりマイクロ波が加熱室5内にむらなく照射されて加熱調理が行
なわれる。
、この過熱スチームで調理物の加熱調理を実行する調理メニュー(以下、「過熱スチーム
メニュー」と称する)が設定された場合の動作について図11に示すフローチャート及び
、図12に示す図11のフローチャートに基づき時系列に制御内容を示した図で説明する
。
度と、電子レンジに印加される合計出力などの制御内容をステップS1〜ステップS14
までを時系列的にT1〜T6を付して示したものである。
用される。
皿31bをセットする。
そして、上段角皿31a及び下段角皿31bに調理物を載置収容する。
熱時間が入力されスタート指示を受けると、制御装置100は所定のプログラムに基づい
て指令を出す。
電力1300Wが供給されると共にファンモータ66が駆動される(ステップS1)。
後壁5cの上段角皿31a、下段角皿31bの間に位置する吸入口67より、図7の矢印
Mに示すようにケーシング65内に吸入される。
よりすばやく加熱される(図12中、T1〜T2参照)。
する熱風吹出口68から加熱室5内に吹出されることにより循環され、以って加熱室5内
の空気はすばやく(約20分程度で)100度Cに達するまで加熱される。
下側から吹出されるため、角皿31に載置された調理物に満遍なく熱風が伝わる。
ると(ステップS2のY)、第1の熱風ヒータ63への電源入力はオフされ、ファンモー
タ66だけ駆動される。さらに扉ロックスイッチ11がオンされ、扉6は開放できなくな
る(ステップS3)。
蒸気用ヒータ46に300Wの定格電力を同時に入力する第2の加熱手段を用い、合計し
て900Wの電力を蒸気用ヒータ44に入力し、蒸気用ヒータ44を発熱させる(ステッ
プS4)。
加熱され、蒸気発生室41aが予熱される(図12中、T2〜T3参照)。
とを検知すると(ステップS5のY)、制御装置100は給水ポンプ56を駆動させて、
蒸気発生室41aへの給水を開始させる(ステップS6)。
1aに供給されるように給水ポンプ56を駆動させ、1回当たりの給水量は「過熱スチー
ム調理メニュー」の種類に応じて制御する。例えばケーキやシュークリームのシューを焼
くための「過熱スチーム調理メニュー」が設定されたときの1回当たりの給水量は0.5
mlに、シューマイや肉まん等の「過熱スチーム調理メニュー」が設定されたときの1回
当たりの給水量は1.0mlにそれぞれ設定されている。
ことにより、その水は蒸気発生室41a内に落下し、瞬時に蒸発する。
、蒸気吹出口49に至る。
放出される。
1aと下段角皿31bの間に位置しているため、蒸気は加熱室5の左側壁5aの上段角皿
31aと下段角皿31bの間から、左側壁5aに対して略垂直な方向に放出され、加熱室
5内の上段角皿31aと下段角皿31bの間に充満される。
に入力される電力の第1の蒸気用ヒータ45への600Wの定格出力をオフし、第2の蒸
気用ヒータ46の定格出力300Wのみを維持する(ステップS7)。
120度Cまでに要する時間はおよそ20秒である。
と、次は熱風循環機構60の第2の熱風ヒータ64に定格出力である1000Wの電力を
入力する。
力と、熱風循環機構60の第2の熱風ヒータ64の1000Wの定格出力が同時に印加さ
れて、あわせて第1の加熱手段として約1300Wの電力が電子レンジに印加されている
(ステップS8)。
加熱室5の後壁5cに位置する吸入口67から熱風循環機構60に吸入され、熱風循環機
構60内で、蒸気は第2の熱風ヒータ64により過熱される。
へ吹出される。そして上段角皿31aの上側、および下段角皿31bの下側から吹出され
るため、調理物に満遍なく過熱スチームが行き渡る(図12中、T3〜T4参照)。
ている。
ンサ19が所定の温度(例えば250度)に達したと判断すると(ステップS9のY)、
熱風循環機構60の第2の熱風ヒータ64への通電発熱はオフされ、熱風循環機構60の
ファンモータ66と、蒸気発生装置40の第2の蒸気用ヒータ46と給水ポンプ56への
電源入力は維持される(ステップS10)(図12中、T4〜T5参照)。
蒸気用ヒータ46、給水ポンプ56および熱風モータ66がオフされ、制御装置100に
よりダンパモータ78が回転駆動する(ステップS12)。このダンパモータ78の回転
駆動に伴い、排気ダンパ72が回動し、排出開口部70が開放される。このとき、同様の
構成からなる冷気吸気機構91側も動作し、吸気ダンパが回動して吸気開口部90が開放
される。
気される。そして外箱2に設けられる排気口(図示せず)から外箱2外に排気される(図
12中、T5〜T6参照)。
)から外箱2外の冷気が加熱室5内に吸気されることで、加熱室5内の過熱スチームと入
れ替わるようにこれを除去し、加熱室5内の温度を下げていく。
と(ステップS13のY)、扉ロックスイッチ11が解除され、扉6が開放できるように
なる(ステップS14)。
温度との差による熱伝達によって過熱スチームの顕熱が与えられ、調理物の表面で過熱ス
チームが結露することで凝縮熱が調理物に加わる。
発生装置40による蒸気による加熱に比べ、調理物の昇温速度が速い。
熱スチームを作りだすことができ、前述したように調理物をすばやく昇温させ、調理時間
を短縮できて加熱調理を効率よく実行できる。
60の熱の影響を受けにくく蒸気の発生量の調整をすることができる。
の熱の影響を受けない。さらには加熱室5内の空間を広くすることができる利点もある。
供給流量を少なくすることにより、供給された水は瞬時に蒸気に変換されるため、加熱室
5内に蒸気を連続して投入することができる。
置され、同じく熱風循環機構60の吸入口67は上段角皿31aと下段角皿31bの間の
後壁5cに配置されているので、加熱室5内に放出された蒸気はすばやく熱風循環機構6
0内に吸入されるため、加熱室5内を移動する間の熱損失が少なく、蒸気は熱効率よく熱
風循環機構60で過熱される。
またさらには、電子レンジに設置されるシーズヒータについて、第1の熱風ヒータ63
の定格出力と、第2の加熱手段である第1の蒸気用ヒータ45と第2の蒸気用ヒータ46
を組合わせた合計の定格出力と、第1の加熱手段である第2の蒸気用ヒータ46と低い定
格出力である第2の熱風ヒータ64を組合わせた合計の定格出力を、電子レンジに電源1
01から印加可能な最大定格出力以下になるように構成する。
64を設け、蒸気発生装置40においても同様に定格電力が異なる第1の蒸気用ヒータ4
5と第2の蒸気用ヒータ46を設けたことで、「過熱スチーム調理メニュー」の動作にお
いて、予熱時には高い出力である第1の熱風ヒータ63を発熱させ、加熱室5内を急速加
熱できる。
2の蒸気用ヒータ46の組合わせ(第2の加熱手段)を同時に発熱させることで、蒸気発
生室41aの温度を所定温度まですばやく到達させることができる。
45をオフし、低い定格出力である第2の蒸気用ヒータ46と低い定格出力である第2の
熱風ヒータ64の組合わせ(第1の加熱手段の)を同時に発熱させるため、過熱スチーム
を加熱室5内に継続的に供給し、過熱蒸気の昇温速度は著しく速くすることができ、以っ
て加熱室5の温度をすばやく所定の温度まで到達させることができる。
下段角皿31bの下側から吹出されるため、熱風が調理物に包み込むように行き渡るため
、調理物に熱が均一に伝わり、焼きむらが少なくなる効果がある。
設けることにより、加熱室5内のスペースを広くすることができ、多くの調理物を一度に
加熱することができる。
に充満した過熱スチームをスムーズに排気することができる。さらに加熱調理時間経過時
に排気ダンパ72と吸気ダンパを開放させ、過熱スチームを外箱2外に排気することによ
り、加熱調理終了後に使用者が扉6を開けることで使用者に過熱スチームが噴出されると
いった危険が軽減される。
側に設けてもよい。
46(300W)の合計定格出力(900W)を電子レンジに印加できる最大定格出力(
1300W)以下とし、蒸気発生室41aの予熱工程時に第2の加熱手段としてこれら第
1及び第2の蒸気用ヒータ45、46を同時に使用したが、熱風循環機構60と蒸気発生
装置40を同時に動作させるためには、低い定格出力の第2の蒸気用ヒータ46(300
W)と第2の熱風ヒータ(1000W)の定格出力の合計が電子レンジに印加できる最大
定格出力(1300W)以下で構成されていればよい。
計定格出力が最大定格出力(1300W)以上になるように(例えば第1の蒸気用ヒータ
45の定格出力を1200Wにする)して、蒸気発生室41aの予熱工程時に、この第1
の蒸気用ヒータ(1200W)のみを使用して急速に加熱するようにしてもよい。
水の量を定量で常時供給する態様としたが、加熱室5内の温度を測定する温度センサ19
に応じて、水の供給量を順次変更するように制御させてもよい。
加熱室5内の蒸気の量をコントロールでき、調理物の性質に合わせた加熱が可能となる。
5cは後壁、5dは前面開口部、6は扉、7は手掛け部、8は操作パネル、9は操作部、
10は表示部、11は扉ロックスイッチ、12は右側隙間空間、13は左側隙間空間、1
4は下側隙間空間、15は機械室、16はマグネトロン、17は駆動装置、18は導波管
、19は温度センサ、30は段部、30aは上段部、30bは下段部、31は角皿、31
aは上段角皿、31bは下段角皿、40は蒸気発生装置、41は蒸気発生容器、41aは
蒸気発生室、42は容器本体、43は容器カバー、44は蒸気用ヒータ、45は第1の蒸
気用ヒータ、46は第2の蒸気用ヒータ、47は給水口、48はサーミスタ、49は蒸気
吹出口、50は放熱フィン、51は蒸気開口部、52はカバー部材、53は蒸気口、54
は水タンク、55はパイプ、56は給水ポンプ、60は熱風循環機構、61は熱風ファン
、62は熱風ヒータ、63は第1の熱風ヒータ、64は第2の熱風ヒータ、65はケーシ
ング、66はファンモータ、67は吸入口、68は吹出口、70は排出開口部、71は蒸
気排気機構、72は排気ダンパ、73は支持部、74はシャフト、75は引張りコイルば
ね、76はクランク部、77はピン、78はダンパモータ、79はダンパモータ軸、80
は回転体、81は突起、82はレバー、83は中心軸、84は溝、85は切欠き、90は
吸気開口部、91は冷気吸気機構、100は制御装置、及び101は電源、
Claims (5)
- 調理物が収容される加熱室と、
前記加熱室に設けられ、熱風ヒータ及び熱風ファンを有し、前記加熱室内の空気を前記
熱風ヒータにより加熱し、前記熱風ファンの回転駆動により前記加熱された空気を加熱循
環させる熱風循環機構と、
前記加熱室の前記熱風循環機構が設けられた位置と異なる位置に設けられ、蒸気発生室
を有する蒸気発生容器、前記蒸気発生容器を加熱する蒸気用ヒータ、前記蒸気発生室内に
給水する給水ポンプを有し、前記蒸気発生室内で発生した蒸気を、前記加熱室内に供給す
る蒸気発生装置とを備え、
前記熱風循環機構と前記蒸気発生装置は同時に動作可能に構成し、
前記熱風ヒータは定格出力が異なり独立して制御される高出力の第1の熱風ヒータと、
低出力の第2の熱風ヒータで構成され、
前記蒸気用ヒータは定格出力が異なり、独立して制御される高出力の第1の蒸気用ヒー
タと、低出力の第2の蒸気用ヒータで構成され、
前記第1の熱風ヒータ、前記第2の熱風ヒータ、前記第1の蒸気用ヒータ、前記第2の
蒸気用ヒータを、単独若しくは組合わせて加熱制御するとともに、
前記第2の熱風ヒータ及び前記第2の蒸気用ヒータを組合わせた第1の加熱手段の合計
の定格出力は、加熱調理器に印加可能な最大定格出力の範囲内で構成され、
前記第1の加熱手段を用いて加熱制御する加熱調理器であって、
この加熱調理器において、
前記第1の熱風ヒータにより前記加熱室内を予熱する工程と、
前記第1の蒸気用ヒータにより前記蒸気発生室を予熱する工程と、
前記第1の加熱手段により前記加熱室内に供給された蒸気を過熱する工程とを利用して
調理物の加熱調理を実行することを特徴とする加熱調理器の調理方法。 - 調理物が収容される加熱室と、
前記加熱室後方に設けられ、熱風ヒータ及び熱風ファンを有し、前記熱風ファンの回転
駆動により前記加熱室内の空気を前記加熱室の後壁に設けられた吸気口から吸気し、前記
熱風ヒータにより加熱した空気を再び前記加熱室内に吹出し、前記加熱室内の空気を加熱
循環させる熱風循環機構と、
前記加熱室の側壁外に設けられ、蒸気発生室を有する蒸気発生容器、前記蒸気発生容器
を加熱する蒸気用ヒータ、前記蒸気発生室内に給水する給水ポンプを有し、前記蒸気発生
容器に前記加熱室の側壁に向けて設けられた蒸気吹出口から前記蒸気発生室内で発生した
蒸気を、前記加熱室内に供給する蒸気発生装置とを備え、
前記熱風循環機構と前記蒸気発生装置は同時に動作可能に構成し、
前記熱風ヒータは定格出力が異なり独立して制御される高出力の第1の熱風ヒータと、
低出力の第2の熱風ヒータで構成され、
前記蒸気用ヒータは定格出力が異なり、独立して制御される高出力の第1の蒸気用ヒー
タと、低出力の第2の蒸気用ヒータで構成され、
前記第1の熱風ヒータ、前記第2の熱風ヒータ、前記第1の蒸気用ヒータ、前記第2の
蒸気用ヒータを、単独若しくは組合わせて加熱制御するとともに、
前記第2の熱風ヒータ及び前記第2の蒸気用ヒータを組合わせた第1の加熱手段の合計
の定格出力は、加熱調理器に印加可能な最大定格出力の範囲内で構成され、
前記第1の加熱手段を用いて加熱制御する加熱調理器であって、
この加熱調理器において、
前記第1の熱風ヒータにより前記加熱室内を予熱する工程と、
前記第1の蒸気用ヒータにより前記蒸気発生室を予熱する工程と、
前記第1の加熱手段により前記加熱室内に供給された蒸気を過熱する工程とを利用して
調理物の加熱調理を実行することを特徴とする加熱調理器の調理方法。 - 調理物が収容される加熱室と、
前記加熱室に設けられ、熱風ヒータ及び熱風ファンを有し、前記加熱室内の空気を前記
熱風ヒータにより加熱し、前記熱風ファンの回転駆動により前記加熱された空気を加熱循
環させる熱風循環機構と、
前記加熱室の前記熱風循環機構が設けられた位置と異なる位置に設けられ、蒸気発生室
を有する蒸気発生容器、前記蒸気発生容器を加熱する蒸気用ヒータ、前記蒸気発生室内に
給水する給水ポンプを有し、前記蒸気発生室内で発生した蒸気を、前記加熱室内に供給す
る蒸気発生装置とを備え、
前記熱風循環機構と前記蒸気発生装置は同時に動作可能に構成し、
前記熱風ヒータは定格出力が異なり独立して制御される高出力の第1の熱風ヒータと、
低出力の第2の熱風ヒータで構成され、
前記蒸気用ヒータは定格出力が異なり、独立して制御される高出力の第1の蒸気用ヒー
タと、低出力の第2の蒸気用ヒータで構成され、
前記第1の熱風ヒータ、前記第2の熱風ヒータ、前記第1の蒸気用ヒータ、前記第2の
蒸気用ヒータを、単独若しくは組合わせて加熱制御するとともに、
前記第2の熱風ヒータ及び前記第2の蒸気用ヒータを組合わせた第1の加熱手段の合計
の定格出力と、
前記第1の蒸気用ヒータ及び前記第2の蒸気ヒータを組合わせた第2の加熱手段の合計
の定格出力は、
加熱調理器に印加可能な最大定格出力の範囲内で構成され、
前記第1の加熱手段と、前記第2の加熱手段とを用いて加熱制御する加熱調理器であっ
て、
この加熱調理器において、
前記第1の熱風ヒータにより前記加熱室内を予熱する工程と、
前記第2の加熱手段により前記蒸気発生室を予熱する工程と、
前記第1の加熱手段により前記加熱室内に供給された蒸気を過熱する工程とを利用して
調理物の加熱調理を実行することを特徴とする加熱調理器の調理方法。 - 調理物が収容される加熱室と、
前記加熱室後方に設けられ、熱風ヒータ及び熱風ファンを有し、前記熱風ファンの回転
駆動により前記加熱室内の空気を前記加熱室の後壁に設けられた吸気口から吸気し、前記
熱風ヒータにより加熱した空気を再び前記加熱室内に吹出し、前記加熱室内の空気を加熱
循環させる熱風循環機構と、
前記加熱室の側壁外に設けられ、蒸気発生室を有する蒸気発生容器、前記蒸気発生容器
を加熱する蒸気用ヒータ、前記蒸気発生室内に給水する給水ポンプを有し、前記蒸気発生
容器に前記加熱室の側壁に向けて設けられた蒸気吹出口から前記蒸気発生室内で発生した
蒸気を、前記加熱室内に供給する蒸気発生装置とを備え、
前記熱風循環機構と前記蒸気発生装置は同時に動作可能に構成し、
前記熱風ヒータは定格出力が異なり独立して制御される高出力の第1の熱風ヒータと、
低出力の第2の熱風ヒータで構成され、
前記蒸気用ヒータは定格出力が異なり、独立して制御される高出力の第1の蒸気用ヒー
タと、低出力の第2の蒸気用ヒータで構成され、
前記第1の熱風ヒータ、前記第2の熱風ヒータ、前記第1の蒸気用ヒータ、前記第2の
蒸気用ヒータを、単独若しくは組合わせて加熱制御するとともに、
前記第2の熱風ヒータ及び前記第2の蒸気用ヒータを組合わせた第1の加熱手段の合計
の定格出力と、
前記第1の蒸気用ヒータ及び前記第2の蒸気ヒータを組合わせた第2の加熱手段の合計
の定格出力は、
加熱調理器に印加可能な最大定格出力の範囲内で構成され、
前記第1の加熱手段と、前記第2の加熱手段とを用いて加熱制御する加熱調理器であっ
て、
この加熱調理器において、
前記第1の熱風ヒータにより前記加熱室内を予熱する工程と、
前記第2の加熱手段により前記蒸気発生室を予熱する工程と、
前記第1の加熱手段により前記加熱室内に供給された蒸気を過熱する工程とを利用して
調理物の加熱調理を実行することを特徴とする加熱調理器の調理方法。 - 請求項1乃至請求項4のいずれかに記載の調理方法を使用する加熱調理器。
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