JP2793006B2 - 調理器 - Google Patents

調理器

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JP2793006B2
JP2793006B2 JP9893890A JP9893890A JP2793006B2 JP 2793006 B2 JP2793006 B2 JP 2793006B2 JP 9893890 A JP9893890 A JP 9893890A JP 9893890 A JP9893890 A JP 9893890A JP 2793006 B2 JP2793006 B2 JP 2793006B2
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  • Control Of Resistance Heating (AREA)

Description

【発明の詳細な説明】 (イ)産業上の利用分野 本発明は加熱室内の予熱及び食品加熱を実行する調理
器に関する。
(ロ)従来の技術 特公昭61−5569号公報に示されるように、第1及び第
2ヒータ即ち上及び下ヒータを有する調理器において
は、これらヒータを駆動制御して加熱室内の予熱及び食
品加熱を実行することができる。例えば、まず一方のヒ
ータの高出力駆動して加熱室内の予熱を急速に行い、そ
の後加熱室内に食品を入れて両ヒータを併用駆動し食品
の加熱を行うことができる。
しかし乍ら、このように予熱後両ヒータを併用駆動し
て食品加熱を行う場合、両ヒータのうち一方のヒータは
予熱時から駆動されているため既にかなりの高温に立ち
上がっているが、他方のヒータはこの食品加熱に入って
始めて駆動されるため高温に立ち上がるのに或る程度の
時間を要し、従ってこの両ヒータの立ち上がりの差によ
り食品の加熱仕上がり状態にむらが生じてしまう。
(ハ)発明が解決しようとする課題 本発明は、第1及び第2ヒータを設け、予熱後両ヒー
タを併用して食品加熱を行う場合、食品の仕上がりにむ
らが生じるのを抑制しようとするものである。
(ニ)課題を解決するための手段 本発明の調理器は、加熱される食品が配置される加熱
室と、第1ヒータと、単独使用時に高出力駆動されると
ともに、上記第1ヒータとの併用使用時に低出力駆動さ
れる第2ヒータと、上記加熱室内の予熱及び上記食品の
加熱を実行せしめるべく上記第1及び第2ヒータを駆動
制御する制御部とを備え、この制御部は、予熱用とし
て、上記第2ヒータを単独使用にて高出力駆動し上記加
熱室内の温度を所望温度に急速に上昇せしめる第1手段
と、その後上記第1及び第2ヒータを併用駆動して加熱
室内温度維持を図る第2手段とを有することを特徴とす
る。
(ホ)作用 予熱時、第2ヒータを単独使用にて高出力駆動するた
め加熱室内の温度は所望温度に急速に上昇する。その後
第1及び第2ヒータを併用駆動することにより加熱室内
温度維持が図られる。
このような予熱の後加熱室内に食品を入れて加熱を実
行する。この場合、両ヒータは上記予熱における加熱室
内温度維持時に併用駆動されかなりの高温に立ち上がっ
ており、食品は両ヒータによりむらなく加熱される。
(ヘ)実施例 第1図は本発明実施例の調理器の回路を示す。第1ヒ
ータ1及び第2ヒータ2が互いに直列にして第1リレー
スイッチ3を介して商用電源4に接続されている。これ
ら第1ヒータ1及び第2ヒータ2は各々加熱室(図示し
ない)内の下部及び上部に配置されている。そして上記
第1ヒータ1には第2リレースイッチ5が並列接続され
ている。この場合、この第2リレースイッチ5がオンす
ると、上記第2ヒータ2だけが商用電源4から電力を受
けて単独使用され高出力駆動される。一方、上記第2リ
レースイッチ5がオフすると、上記第2ヒータ2は第1
ヒータ1との直列状態にて第1ヒータ1とともに商用電
源4から電力を受けて併用使用され低出力駆動される。
このように第2ヒータ2の第1ヒータ1との併用使用時
に第2ヒータ2を低出力駆動するのは、両ヒータ1、2
の併用使用時の電力容量が調理器の許容値を越えないよ
うにするためである。上記商用電源4には更に第3リレ
ースイッチ6を介して加熱室内の雰囲気を循環する循環
ファン7が接続されている。
調理器の制御を司るものとして、マイクロコンピュー
タからなる制御部8が設けられており、この制御部8の
周辺に、加熱情報を設定するキーボード9と、加熱室内
の温度を検知するサーミスタ10と、ブザー11と、上記第
1、第2、第3リレースイッチ3、5、6に対応する第
1、第2、第3リレーコイル12、13、14とが設けられて
いる。上記制御部8はキーボード9及びサーミスタ10か
らの検知温度情報を入力し、これら入力情報に基づいて
ブザー11及び第1、第2、第3リレーコイル12、13、14
を駆動制御する。
而して、加熱室内を予熱しその後食品を加熱室内に入
れて食品加熱を行うに際し、このためのキー操作を上記
キーボード9にて行うと、上記制御部8は直ちに予熱プ
ログラムを実行する。
第2図は上記制御部8に組み込まれた予熱プログラム
の流れを示し、以下同チャートに沿って予熱制御を説明
する。
制御部8はまずS1及びS2ステップを実行しS3及びS4ス
テップを循環実行する。S1ステップでは上記第1及び第
2リレーコイル12、13を駆動し第1及び第2リレースイ
ッチ3、5をオンする。これにより上記第2ヒータ2が
単独使用されて高出力駆動され、加熱室内の温度は急速
に上昇し始める。またS1ステップでは上記第3リレーコ
イル14を駆動して第3リレースイッチ6をオンし、循環
ファン7を駆動する。これにより加熱室内に温度むらが
生じるのが抑制される。S2ステップでは制御部8内のカ
ウンタCNTのリセット動作をなす。S3ステップではサー
ミスタ10が検知した加熱室内温度が所望予熱温度に到達
したか否かを判断する。S4ステップでは上記カウンタCN
Tのカウント値が0であるか否かを判断する。
上述のようなS3及びS4ステップの循環実行中、上記第
2ヒータ2の高出力駆動により加熱室内の温度は急速に
上昇し、従って加熱室内の温度は短時間で上記所望予熱
温度に上昇する。
そして、上記所望予熱温度への上昇がなされると、制
御部8はS3ステップの後S5〜S8ステップを順次実行す
る。S5ステップでは現在両ヒータ1、2のいずれかが駆
動しているか否かを判断する。今の場合肯定判断をな
す。S6ステップでは第1及び第2リレーコイル12、13を
駆動停止せしめる。すると、両ヒータ1、2の駆動停止
動作がなされる。S7ステップでは上記カウンタCNTに1
を加算し、S8ステップではこのカウンタCNTのカウント
値が2に到達したか否かを判断する。
その後、制御部8は、加熱室内温度が所望予熱温度以
上である限りS3及びS5ステップを循環実行し、やがて両
ヒータ1、2が駆動停止状態にあることにより加熱室内
温度が所望予熱温度より小さくなるとS3ステップの後S4
ステップを実行する。この場合、カウンタCNTのカウン
ト値は1となっており、従って制御部8は次いでS9ステ
ップを実行する。同ステップでは第1リレーコイル12を
駆動させて第1リレースイッチ3をオンさせる。この場
合、第2リレースイッチ5はオンさせずオフ状態にす
る。すると、上記第2ヒータ2は第1ヒータ1との直列
状態にて第1ヒータ1と併用使用され低出力駆動する。
そして制御部8は、S3、S4、S9ステップを循環実行
し、再び加熱室内温度が所望予熱温度へ上昇するとS3ス
テップからS5ステップを経てS6ステップを実行し両ヒー
タ1、2を駆動停止する。そしてS7ステップにてカウン
タCNTに更に1を加算する。この時カウンタCNTのカウン
ト値は2となる。次いでS8ステップを実行するが、この
時制御部8はカウンタCNTのカウント値が2であること
から肯定判断をなし続いてS10ステップを実行する。同
ステップでは上記第3リレーコイル14を駆動停止し循環
ファン7を駆動停止する。続くS11ステップでは上記ブ
ザー11を駆動し予熱の終了を報知せしめる。
ここに、予熱時、第2ヒータ2を単独使用にて高出力
駆動し加熱室内の温度を所望予熱温度に急速に上昇せし
める制御は本発明の第1手段の制御に相当し、その後第
1及び第2ヒータを併用駆動制御することにより加熱室
内温度が所望予熱温度に維持されているが、この維持の
ための制御は本発明の第2手段の制御に相当する。
而して、このような予熱の後加熱室内に食品を入れて
加熱を実行するのであるが、この場合、両ヒータ1、2
はともに上記予熱における加熱室内温度維持時に併用駆
動されかなりの高温に立ち上がっており、食品は両ヒー
タ1、2によりむらなく加熱される。
(ト)発明の効果 本発明によれば、第1及び第2のヒータを設け、予熱
を急速に行いその後両ヒータにより食品加熱を行う場
合、食品の仕上がりにむらが生じるのを顕著に抑制で
き、実用的な調理器を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
第1図は本発明実施例の調理器の回路図、第2図は同調
理器の予熱プログラムの流れ図である。 1……第1ヒータ、2……第2ヒータ、8制御部。
フロントページの続き (56)参考文献 特開 昭55−159584(JP,A) 特開 平3−20988(JP,A) 実開 昭57−11406(JP,U) 実開 昭61−160682(JP,U) 実開 昭62−22789(JP,U) 実開 昭54−63895(JP,U) 実開 昭62−201308(JP,U) 実開 平2−111088(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) H05B 3/00 F24C 1/00

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】加熱される食品が配置される加熱室と、第
    1ヒータと、単独使用時に高出力駆動されるとともに、
    上記第1ヒータとの併用使用時に低出力駆動される第2
    ヒータと、上記加熱室内の予熱及び上記食品の加熱を実
    行せしめるべく上記第1及び第2ヒータを駆動制御する
    制御部とを備え、この制御部は、予熱用として、上記第
    2ヒータを単独使用にて高出力駆動し上記加熱室内の温
    度を所望温度に急速に上昇せしめる第1手段と、その後
    上記第1及び第2ヒータを併用駆動して加熱室内温度維
    持を図る第2手段とを有することを特徴とする調理器。
JP9893890A 1990-04-13 1990-04-13 調理器 Expired - Fee Related JP2793006B2 (ja)

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