JP2932807B2 - オーブントースタの制御装置 - Google Patents
オーブントースタの制御装置Info
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Description
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、トースト等の焙焼時間
を制御するオーブントースタの制御装置に関する。
を制御するオーブントースタの制御装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来からオーブントースタにおけるトー
スト等の焙焼時間を設定する制御装置には、CRタイマ
が一般的に用いられている。以下、このような制御装置
に用いられているCRタイマについて図2〜図4を用い
て説明する。
スト等の焙焼時間を設定する制御装置には、CRタイマ
が一般的に用いられている。以下、このような制御装置
に用いられているCRタイマについて図2〜図4を用い
て説明する。
【0003】図2はCRタイマを内蔵したオーブントー
スタの回路図である。図において、1は時定数を定める
ための抵抗で、これに時間を変化させるために設けられ
た時定数を変更するための可変抵抗器2が接続され、さ
らに時定数を定めるためのコンデンサ3が接続されて抵
抗1と可変抵抗器2を介し充電されるようになってい
る。そしてコンデンサ3の端子電圧は電圧比較器4に入
力し、抵抗5,6で定められる基準電圧と比較して一定
時間経過しコンデンサ3の端子電圧が基準電圧をこえる
とリレー7を駆動し、接点8を開いてトースト等の短い
焙焼時間を定めるようにしていわゆるCRタイマを構成
している。なお9はDC電源電圧を設定するためのツェ
ナーダイオードである。また、10はタイムスイッチで
前記CRタイマの設定時間を越えた長い調理時間を要す
る調理に使用されるものである。
スタの回路図である。図において、1は時定数を定める
ための抵抗で、これに時間を変化させるために設けられ
た時定数を変更するための可変抵抗器2が接続され、さ
らに時定数を定めるためのコンデンサ3が接続されて抵
抗1と可変抵抗器2を介し充電されるようになってい
る。そしてコンデンサ3の端子電圧は電圧比較器4に入
力し、抵抗5,6で定められる基準電圧と比較して一定
時間経過しコンデンサ3の端子電圧が基準電圧をこえる
とリレー7を駆動し、接点8を開いてトースト等の短い
焙焼時間を定めるようにしていわゆるCRタイマを構成
している。なお9はDC電源電圧を設定するためのツェ
ナーダイオードである。また、10はタイムスイッチで
前記CRタイマの設定時間を越えた長い調理時間を要す
る調理に使用されるものである。
【0004】図3はオーブントースタの焙焼時間制御部
の他の例を示すCRタイマの部分回路図である。すなわ
ち図に示すように、抵抗11を介してコンデンサ12を
充電しNゲートサイリスタ13でコンデンサ12の端子
電圧を検出してリレー(図示せず)等の駆動を停止し、
ヒータ(図示せず)等を開にする構成である。ここでこ
れらのCRタイマは使用1回目と2回目のオーブントー
スタの庫内の温度差を補正するためにタイマ時間を1回
目と2回目で2回目が短く動作するようにしている。
の他の例を示すCRタイマの部分回路図である。すなわ
ち図に示すように、抵抗11を介してコンデンサ12を
充電しNゲートサイリスタ13でコンデンサ12の端子
電圧を検出してリレー(図示せず)等の駆動を停止し、
ヒータ(図示せず)等を開にする構成である。ここでこ
れらのCRタイマは使用1回目と2回目のオーブントー
スタの庫内の温度差を補正するためにタイマ時間を1回
目と2回目で2回目が短く動作するようにしている。
【0005】次に図3と図4を用いてCRタイマの動作
回数と時間の関係を説明する。図において、t1は1回
目の動作時間を示しており、2回目はコンデンサ12に
残った初期電圧V2の分だけ動作時間t3が短くなるよ
うにしている。ここで、V2はNゲートサイリスタ13
がオンしたときの放電路に設けられたツェナーダイオー
ド14によって定めるようにしている。またコンデンサ
12に接続された抵抗15はコンデンサ12に残ったV
2を庫内温度の低下に合わせて低下させるように接続し
ており、1回目と2回目の間がトーストの再セットの時
間として時間t2だけ要すれば、V2の電圧をその間に
庫内温度が下がるのに相当する分だけ低下させt3はそ
の分だけ長くするように構成している。
回数と時間の関係を説明する。図において、t1は1回
目の動作時間を示しており、2回目はコンデンサ12に
残った初期電圧V2の分だけ動作時間t3が短くなるよ
うにしている。ここで、V2はNゲートサイリスタ13
がオンしたときの放電路に設けられたツェナーダイオー
ド14によって定めるようにしている。またコンデンサ
12に接続された抵抗15はコンデンサ12に残ったV
2を庫内温度の低下に合わせて低下させるように接続し
ており、1回目と2回目の間がトーストの再セットの時
間として時間t2だけ要すれば、V2の電圧をその間に
庫内温度が下がるのに相当する分だけ低下させt3はそ
の分だけ長くするように構成している。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の構成では、タイムスイッチ10を使用したあとで、
CRタイマを用いてトースト等を行なおうとした際に
は、庫内の温度が上昇しているにも拘らず、1回目の設
定時間(図4のt1)から開始されて庫内の温度が上昇
した分に見合う短縮時間がないのでタイムスイッチ10
の使用後ではトーストが焼きすぎとなる欠点があった。
来の構成では、タイムスイッチ10を使用したあとで、
CRタイマを用いてトースト等を行なおうとした際に
は、庫内の温度が上昇しているにも拘らず、1回目の設
定時間(図4のt1)から開始されて庫内の温度が上昇
した分に見合う短縮時間がないのでタイムスイッチ10
の使用後ではトーストが焼きすぎとなる欠点があった。
【0007】また、冬等で室温が低下すると基準電圧を
設定する電源回路に用いられたツェナーダイオード9の
温度特性により、基準電圧も低下してCRタイマの設定
時間が短縮してしまい、なおかつオーブントースタ自体
が室温低下のため温度低下した分だけ調理物の温度上昇
が遅れることになり、トースト時に室温低下によって焼
き色不足となる欠点があった。
設定する電源回路に用いられたツェナーダイオード9の
温度特性により、基準電圧も低下してCRタイマの設定
時間が短縮してしまい、なおかつオーブントースタ自体
が室温低下のため温度低下した分だけ調理物の温度上昇
が遅れることになり、トースト時に室温低下によって焼
き色不足となる欠点があった。
【0008】本発明は、上記欠点を解消するもので、そ
の第1の目的は、タイムスイッチを使用した後でもCR
タイマの設定時間が一定時間短縮するようにさせること
にあり、その第2の目的は、冬等で室温が低下した場合
でもトーストの焼き性能が低下しないようにした焙焼性
能のよいオーブントースタの制御装置を提供することを
目的としている。
の第1の目的は、タイムスイッチを使用した後でもCR
タイマの設定時間が一定時間短縮するようにさせること
にあり、その第2の目的は、冬等で室温が低下した場合
でもトーストの焼き性能が低下しないようにした焙焼性
能のよいオーブントースタの制御装置を提供することを
目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明のオーブントースタの制御装置は、調理物を加
熱するヒータと、このヒータをオンオフする第1のリレ
ー接点と、タイムスイッチおよび入力スイッチのオン信
号でそれぞれ一定電圧を充電および放電するタイマコン
デンサを備えたCRタイマと、前記入力スイッチに並列
に接続されこの入力スイッチのオン信号により自己保持
動作して前記CRタイマに電源を供給する第2のリレー
接点と、前記第1のリレー接点および第2のリレー接点
を駆動する第1のリレー駆動回路および第2のリレー駆
動回路と、これら第1,第2のリレー駆動回路の間に設
けられ前記第2のリレー接点がオンしたときは電源を前
記第1,第2のリレー駆動回路に供給し、タイマスイッ
チが動作したときは前記第1のリレー駆動回路のみに電
源を供給するダイオードとを備えたものである。
に本発明のオーブントースタの制御装置は、調理物を加
熱するヒータと、このヒータをオンオフする第1のリレ
ー接点と、タイムスイッチおよび入力スイッチのオン信
号でそれぞれ一定電圧を充電および放電するタイマコン
デンサを備えたCRタイマと、前記入力スイッチに並列
に接続されこの入力スイッチのオン信号により自己保持
動作して前記CRタイマに電源を供給する第2のリレー
接点と、前記第1のリレー接点および第2のリレー接点
を駆動する第1のリレー駆動回路および第2のリレー駆
動回路と、これら第1,第2のリレー駆動回路の間に設
けられ前記第2のリレー接点がオンしたときは電源を前
記第1,第2のリレー駆動回路に供給し、タイマスイッ
チが動作したときは前記第1のリレー駆動回路のみに電
源を供給するダイオードとを備えたものである。
【0010】また上記CRタイマには、その基準電圧回
路に負特性サーミスタを直列に接続したものである。
路に負特性サーミスタを直列に接続したものである。
【0011】
【作用】本発明は上記した構成により、タイムスイッチ
を用いて調理したときはタイムスイッチの動作中の所定
電圧がCRタイマのタイマコンデンサに充電されるとと
もに、タイムスイッチの時計完了でタイムスイッチを介
して第1のリレー駆動回路のみに通電していた電源がオ
フとなって第1のリレー接点の開でヒータの通電もオフ
となる。続いてトースト等の焙焼調理のために入力スイ
ッチをオンするとCRタイマへの通電とともに、第2の
リレー駆動回路によって第2のリレー接点がオン状態に
自己保持され、同時に第1のリレー駆動回路にも通電さ
れて第1のリレー接点のオンでヒータが通電される。こ
のときCRタイマのタイマコンデンサにはタイムスイッ
チの動作による所定の充電電圧の上に充電され、一定電
圧になったときに放電してこの信号で第1,第2のタイ
マ駆動回路を介してヒータをオフするのでタイムスイッ
チ使用後でオーブントースタの庫内が温まっていてもそ
の分の加熱時間を補正して通電できる。
を用いて調理したときはタイムスイッチの動作中の所定
電圧がCRタイマのタイマコンデンサに充電されるとと
もに、タイムスイッチの時計完了でタイムスイッチを介
して第1のリレー駆動回路のみに通電していた電源がオ
フとなって第1のリレー接点の開でヒータの通電もオフ
となる。続いてトースト等の焙焼調理のために入力スイ
ッチをオンするとCRタイマへの通電とともに、第2の
リレー駆動回路によって第2のリレー接点がオン状態に
自己保持され、同時に第1のリレー駆動回路にも通電さ
れて第1のリレー接点のオンでヒータが通電される。こ
のときCRタイマのタイマコンデンサにはタイムスイッ
チの動作による所定の充電電圧の上に充電され、一定電
圧になったときに放電してこの信号で第1,第2のタイ
マ駆動回路を介してヒータをオフするのでタイムスイッ
チ使用後でオーブントースタの庫内が温まっていてもそ
の分の加熱時間を補正して通電できる。
【0012】またCRタイマの基準電圧回路に負特性サ
ーミスタを設けているため、室温に応じてその基準電圧
を上下し、トーストの焼き色を設定された一定の焼き色
に常に保つことができる。
ーミスタを設けているため、室温に応じてその基準電圧
を上下し、トーストの焼き色を設定された一定の焼き色
に常に保つことができる。
【0013】
【実施例】以下、本発明の一実施例について図面を参照
しながら説明する。
しながら説明する。
【0014】図1はオーブントースタの回路図である。
図において、20は交流電源であり、調理物加熱用のヒ
ータ21と、ヒータ21をオンオフする第1のリレー接
点22とが直列に接続されている。23は第1のリレー
接点22の動作を解除するCRタイマである。24はモ
ータタイマからなるタイムスイッチで、CRタイマ23
では設定できない長い調理時間を設定するのに用いられ
る。CRタイマ23と交流電源20とは、並列に接続し
た入力スイッチ25と第2のリレー接点26とを介して
接続されており、入力スイッチ25を操作して交流電源
20を接続すると第2のリレー接点26により自己保持
されるようにしている。
図において、20は交流電源であり、調理物加熱用のヒ
ータ21と、ヒータ21をオンオフする第1のリレー接
点22とが直列に接続されている。23は第1のリレー
接点22の動作を解除するCRタイマである。24はモ
ータタイマからなるタイムスイッチで、CRタイマ23
では設定できない長い調理時間を設定するのに用いられ
る。CRタイマ23と交流電源20とは、並列に接続し
た入力スイッチ25と第2のリレー接点26とを介して
接続されており、入力スイッチ25を操作して交流電源
20を接続すると第2のリレー接点26により自己保持
されるようにしている。
【0015】また27は第1のリレー28を介して第1
のリレー接点22を駆動する第1のリレー駆動回路であ
り、29は第2のリレー30を介して第2のリレー接点
26を駆動する第2のリレー駆動回路である。
のリレー接点22を駆動する第1のリレー駆動回路であ
り、29は第2のリレー30を介して第2のリレー接点
26を駆動する第2のリレー駆動回路である。
【0016】第1,第2のリレー駆動回路27,29の
電源は、ダイオードブリッジA31から供給されるが、
第2のリレー接点26を介して動作している場合には、
第1,第2のリレー駆動回路27,29をつなぐダイオ
ードA32、ダイオードB33は順方向となり、第1,
第2のリレー駆動回路27,29ともに動作する。
電源は、ダイオードブリッジA31から供給されるが、
第2のリレー接点26を介して動作している場合には、
第1,第2のリレー駆動回路27,29をつなぐダイオ
ードA32、ダイオードB33は順方向となり、第1,
第2のリレー駆動回路27,29ともに動作する。
【0017】まず、タイムスイッチ24にて動作する場
合は、タイムスイッチ24をオンすることによりダイオ
ードブリッジB34を介して第1のリレー駆動回路27
に電源が供給されるが、ダイオードA32、同B33が
逆方向となるため第2のリレー駆動回路29には、電源
は供給されない。このためリレー接点26は閉じない。
したがって、CRタイマ23は動作しないが、第1のリ
レー接点22によりヒータ21には通電される。また、
タイムスイッチ24からはダイオードC35、充電用抵
抗36を介してCRタイマ23の時定数用のタイマコン
デンサ37に出力電圧が充電される。同時に、抵抗38
を介してタイマコンデンサ37の放電用のトランジスタ
39も駆動されるので、充電電圧はタイムスイッチ24
の設定時間に拘らずツェナーダイオード40で制限され
る一定の値までとなる。
合は、タイムスイッチ24をオンすることによりダイオ
ードブリッジB34を介して第1のリレー駆動回路27
に電源が供給されるが、ダイオードA32、同B33が
逆方向となるため第2のリレー駆動回路29には、電源
は供給されない。このためリレー接点26は閉じない。
したがって、CRタイマ23は動作しないが、第1のリ
レー接点22によりヒータ21には通電される。また、
タイムスイッチ24からはダイオードC35、充電用抵
抗36を介してCRタイマ23の時定数用のタイマコン
デンサ37に出力電圧が充電される。同時に、抵抗38
を介してタイマコンデンサ37の放電用のトランジスタ
39も駆動されるので、充電電圧はタイムスイッチ24
の設定時間に拘らずツェナーダイオード40で制限され
る一定の値までとなる。
【0018】なお、第1,第2のリレー駆動回路27,
29は、それぞれダイオードブリッジA31の出力と抵
抗41,42を介して接続したコンデンサ43,44
と、PNPトランジスタ45,46と、NPNトランジ
スタ47,48と、電圧検出手段となるツェナーダイオ
ード49,50とを有して構成されている。
29は、それぞれダイオードブリッジA31の出力と抵
抗41,42を介して接続したコンデンサ43,44
と、PNPトランジスタ45,46と、NPNトランジ
スタ47,48と、電圧検出手段となるツェナーダイオ
ード49,50とを有して構成されている。
【0019】ここでトースト焼き調理のためスイッチ2
5を操作すると、ツェナーダイオード49,50を通し
てNPNトランジスタ47,48にベース電流が流れ、
NPNトランジスタ47,48がオンすることで第1,
第2のリレー28,30が駆動される。その結果、第1
のリレー接点22と第2のリレー接点26がオンする。
一方、CRタイマ23のタイマコンデンサ37はダイオ
ードD51、充電用抵抗36を介して充電される。CR
タイマ23の基準電圧回路23aには、負特性サーミス
タ52が直列に接続されており、室温に応じて基準電圧
を上下させるようにしている。したがって、冬などの室
温が低い場合には、焙焼時間の設定時間は長く延び、室
温が高い場合には、その設定時間は自動的に短くなる。
なお、53は基準電圧回路23aに設けられたトースト
の焼き色を調節するための可変抵抗器である。
5を操作すると、ツェナーダイオード49,50を通し
てNPNトランジスタ47,48にベース電流が流れ、
NPNトランジスタ47,48がオンすることで第1,
第2のリレー28,30が駆動される。その結果、第1
のリレー接点22と第2のリレー接点26がオンする。
一方、CRタイマ23のタイマコンデンサ37はダイオ
ードD51、充電用抵抗36を介して充電される。CR
タイマ23の基準電圧回路23aには、負特性サーミス
タ52が直列に接続されており、室温に応じて基準電圧
を上下させるようにしている。したがって、冬などの室
温が低い場合には、焙焼時間の設定時間は長く延び、室
温が高い場合には、その設定時間は自動的に短くなる。
なお、53は基準電圧回路23aに設けられたトースト
の焼き色を調節するための可変抵抗器である。
【0020】また、基準電圧とタイマコンデンサ37の
電圧は電圧比較手段として設けられた電圧比較器54に
より検出され、タイマコンデンサ37の電圧が設定電圧
に達するとトランジスタ55により第2のリレー駆動回
路29のNPNトランジスタ47をターンオフし第2の
リレー接点26の自己保持を解除しCRタイマ23の動
作を終了する。これにより、第1のリレー駆動回路27
への電源供給が断たれ、第1のリレー接点22が開いて
ヒータ21への通電がオフし第1回目の焙焼が完了す
る。なお第2回目以後の焙焼は従来例と同様である。
電圧は電圧比較手段として設けられた電圧比較器54に
より検出され、タイマコンデンサ37の電圧が設定電圧
に達するとトランジスタ55により第2のリレー駆動回
路29のNPNトランジスタ47をターンオフし第2の
リレー接点26の自己保持を解除しCRタイマ23の動
作を終了する。これにより、第1のリレー駆動回路27
への電源供給が断たれ、第1のリレー接点22が開いて
ヒータ21への通電がオフし第1回目の焙焼が完了す
る。なお第2回目以後の焙焼は従来例と同様である。
【0021】以上のようにトースト焼きのときタイムス
イッチ24使用後でオーブントースタの庫内が温まって
いたり、使用時の室温が変化していてもトーストの焼き
過ぎや焼き色不足となるようなことをなくすることがで
きる。
イッチ24使用後でオーブントースタの庫内が温まって
いたり、使用時の室温が変化していてもトーストの焼き
過ぎや焼き色不足となるようなことをなくすることがで
きる。
【0022】なお、上記室温補正のための負特性サーミ
スタ52を接続する箇所は、充電用抵抗36に直列に接
続する方法もあるが、その場合は、長時間設定の補正時
間が大となりトースト時焼き過ぎになる傾向があった。
しかし本実施例の接続とすることにより、短時間設定の
補正時間が大となり、適正な補正を得ることができる。
スタ52を接続する箇所は、充電用抵抗36に直列に接
続する方法もあるが、その場合は、長時間設定の補正時
間が大となりトースト時焼き過ぎになる傾向があった。
しかし本実施例の接続とすることにより、短時間設定の
補正時間が大となり、適正な補正を得ることができる。
【0023】
【発明の効果】以上述べたように本発明のオーブントー
スタの制御装置によれば、タイムスイッチを使用した後
でCRタイマを使用するときも、オーブントースタの庫
内の温度上昇に対応して焙焼時間が短縮されるので、焙
焼回数に関係なくいつも最適なトーストが行なわれ使い
勝手がよくなる。
スタの制御装置によれば、タイムスイッチを使用した後
でCRタイマを使用するときも、オーブントースタの庫
内の温度上昇に対応して焙焼時間が短縮されるので、焙
焼回数に関係なくいつも最適なトーストが行なわれ使い
勝手がよくなる。
【0024】さらに、室温に対応してCRタイマの動作
時間が変化し、室温が低いときは、CRタイマの設定時
間が延長されるので室温に関係なく良好なトースト性能
が得られるなどその実用的価値は高いものがある。
時間が変化し、室温が低いときは、CRタイマの設定時
間が延長されるので室温に関係なく良好なトースト性能
が得られるなどその実用的価値は高いものがある。
【図1】本発明の一実施例のオーブントースタの制御装
置の回路図
置の回路図
【図2】従来のオーブントースタの制御装置の回路図
【図3】同制御装置の他のCRタイマの部分回路図
【図4】同CRタイマの動作を説明するための特性図
21 ヒータ 22 第1のリレー接点 23 CRタイマ 23a 基準電圧回路 24 タイムスイッチ 25 入力スイッチ 26 第2のリレー接点 27 第1のリレー駆動回路 29 第2のリレー駆動回路 32 ダイオードA(ダイオード) 33 ダイオードB(ダイオード) 37 タイマコンデンサ 52 負特性サーミスタ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) A47J 37/08 F24C 7/04 301 H05B 3/00 330
Claims (2)
- 【請求項1】調理物を加熱するヒータと、このヒータを
オンオフする第1のリレー接点と、タイムスイッチおよ
び入力スイッチのオン信号でそれぞれ一定電圧を充電お
よび放電するタイマコンデンサを備えたCRタイマと、
前記入力スイッチに並列に接続されこの入力スイッチの
オン信号により自己保持動作して前記CRタイマに電源
を供給する第2のリレー接点と、前記第1のリレー接点
および第2のリレー接点を駆動する第1のリレー駆動回
路および第2のリレー駆動回路と、これら第1,第2の
リレー駆動回路の間に設けられ前記第2のリレー接点が
オンしたときは電源を前記第1,第2のリレー駆動回路
に供給し、タイマスイッチが動作したときは前記第1の
リレー駆動回路のみに電源を供給するダイオードとを備
えたオーブントースタの制御装置。 - 【請求項2】CRタイマ中の基準電圧回路に負特性サー
ミスタを直列に接続した請求項1記載のオーブントース
タの制御装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33173691A JP2932807B2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | オーブントースタの制御装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33173691A JP2932807B2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | オーブントースタの制御装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH05161554A JPH05161554A (ja) | 1993-06-29 |
JP2932807B2 true JP2932807B2 (ja) | 1999-08-09 |
Family
ID=18247035
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33173691A Expired - Fee Related JP2932807B2 (ja) | 1991-12-16 | 1991-12-16 | オーブントースタの制御装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2932807B2 (ja) |
Families Citing this family (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP5217779B2 (ja) * | 2008-08-26 | 2013-06-19 | パナソニック株式会社 | 加熱調理器 |
-
1991
- 1991-12-16 JP JP33173691A patent/JP2932807B2/ja not_active Expired - Fee Related
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JPH05161554A (ja) | 1993-06-29 |
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