JP2645964B2 - 調理器 - Google Patents

調理器

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JP2645964B2
JP2645964B2 JP25838092A JP25838092A JP2645964B2 JP 2645964 B2 JP2645964 B2 JP 2645964B2 JP 25838092 A JP25838092 A JP 25838092A JP 25838092 A JP25838092 A JP 25838092A JP 2645964 B2 JP2645964 B2 JP 2645964B2
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cooking
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cooking time
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成二 小薮
亙 宮武
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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明はオーブントースタ等の調
理器に関する。
【0002】
【従来の技術】最近のオーブントースタの中には、調理
スタート時の加熱室内の初期温度と、調理スタートから
一定時間後の経過温度を検知し、これら2つの温度に基
づいて最適な調理時間を算出し、自動トースト調理を実
行する構成となっているものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このように算出される
調理時間は概ね1分〜3分30秒であり、上記経過時間
を検知するタイミングの一定時間は最小の調理時間に合
わせて1分に設定されている。
【0004】しかし、調理時間が長い場合は、上記一定
時間経過後の経過温度は調理時間全体から見れば調理ス
タート後の当初のものでしかなく、従って、初期温度と
調理スタート後の当初の経過温度から全体の調理時間を
算出することになり、誤差が生じ、最適な調理時間を算
出することができない。
【0005】本発明は、調理時間が長くなる場合でも、
精度良く最適な調理時間を算出することができる、オー
ブントースタ等の調理器を提供しようとするものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明の調理器は、加熱
室内の温度を検知する温度センサと、調理スタート時に
上記温度センサにより初期温度を検知させる手段と、調
理スタートから第1一定時間後に上記温度センサにより
第1経過温度を検知させる手段と、上記初期温度及び第
1経過温度に基づいて第1調理時間を決定する手段と、
この第1調理時間が所定時間未満である場合、第1調理
時間の間調理を行う手段と、上記第1調理時間が所定時
間以上である場合、調理スタートから第2一定時間(上
記第1一定時間より長い)後に上記温度センサにより第
2経過温度を検知させる手段と、上記初期温度及び第2
経過温度に基づいて第2調理時間を決定する手段と、こ
の第2調理時間の間調理を行う手段とを備える。
【0007】
【作用】初期温度と第1一定時間(例えば1分)後の第
1経過温度に基づいて決定した第1調理時間が所定時間
(例えば1分30秒)未満であると、この第1調理時間
に基づいてトースト調理を行う。
【0008】上記第1調理時間が所定時間以上である
と、更に第2一定時間(例えば1分30秒)後の第2経
過温度を検知し、初期温度と第2経過温度に基づいて第
2調理時間を決定し、トースト調理を行う。
【0009】従って、調理時間が長くなっても、調理時
間を決定するための経過温度の検知時期が調理終了時点
に近くなるように後側へずれるため、最適な調理時間の
精度良い決定が可能となる。
【0010】尚、調理時間の長短は、トースト枚数、焼
加減調整、調理スタート時の加熱室内温度、家庭用電源
電圧等に基づく。
【0011】
【実施例】図1は本発明実施例のオーブントースタの回
路を示す。1はAC100V電源プラグ、2及び3は加
熱室(図示しない)内の上部、下部に配置された上ヒー
タ及び下ヒータ、4はこれらヒータに直列接続されたリ
レー接点、5はこのリレー接点4を駆動するリレーコイ
ル、6は電源トランス、7は整流ダイオード、8は平滑
コンデンサ、9は低電圧電源用レギュレ−タIC、10
は上記リレーコイル5を駆動制御するトランジスタ、1
1はトーストスタートキースイッチ、12は取り消しキ
ースイッチ、13は加熱室内の温度を検知する温度セン
サ、14は焼加減調整ボリューム、15は発振回路、1
6はリセット回路、17はマイクロコンピュータからな
る制御部である。
【0012】次に、回路動作を説明する。上記プラグ1
をコンセントに投入すると、電源トランス6で降圧が行
われ、整流ダイオード7と平滑コンデンサ8でDC電源
が構成され、レギュレ−タIC9で5V電源が構成され
る。その後、上記制御部17はリセット回路16で初期
化されるとともに発振回路15からの信号により駆動す
る。
【0013】そして、上記スタートキースイッチ11を
押すと、この信号が制御部17に入力し、制御部17は
上記トランジスタ10にオン信号を出力してトランジス
タ10をオンさせる。すると、リレーコイル5が駆動し
てリレー接点4がオンし、上ヒータ2及び下ヒータ3に
通電し、トースト調理がスタートする。
【0014】調理スタートと同時に、上記制御部17は
上記温度センサ13の信号を入力して初期温度T0を検
知する。また、上記焼加減調整ボリューム14の信号を
入力して焼加減設定値Sを知る。
【0015】調理スタートから第1一定時間t1(1
分)が経過すると、制御部17は上記温度センサ13の
信号を再び入力して第1経過温度T1を検知する。そし
て、制御部17は上記初期温度T0、第1経過温度T
1、焼加減設定値Sに基づいて第1調理時間を算出す
る。
【0016】この算出した第1調理時間が所定時間(1
分30秒)未満であると、制御部17は上記トランジス
タ10をこの第1調理時間が経過するまでオンし、第1
調理時間が経過すると、トランジスタ10をオフしてト
ースト調理を終了させる。
【0017】上記第1調理時間が所定時間以上である
と、制御部17は調理スタートから第2一定時間t2
(1分30秒)後にもう一度温度センサ13の信号を入
力して第2経過温度T2を検知する。そして、制御部1
7は上記初期温度T0、第2経過温度T2、焼加減設定
値Sに基づいて第2調理時間を算出し、上記トランジス
タ10をこの第2調理時間が経過するまでオンし、第2
調理時間が経過すると、トランジスタ10をオフしてト
ースト調理を終了させる。
【0018】尚、調理中に調理を中断させたい場合は、
取り消しキースイッチ12を押せばよい。
【0019】図2は、種々の初期温度T0毎に、トース
ト枚数が1枚と2枚の場合の調理時間経過までの加熱室
内温度の変化状況を示す。焼加減は「中」を設定したも
のとする。
【0020】この図2を参照して、上記第2調理時間の
算出方法を説明する。加熱室内温度0℃〜250℃を
1.25℃ずつに分割し、0℃〜1.25℃をSデータ
1、1.25℃〜2.5℃をSデータ2、・・・、24
5.5℃〜248.75℃をSデータ199、248.
75℃〜250℃をSデータ200というように、Sデ
ータを与えている。そして、各Sデータ1〜200に基
準時間tsを予め割り振っている。
【0021】今、調理スタート時の初期温度T0が25
℃でSデータが20とすると、このSデータ20に対し
ては基準時間tsとして281秒を割り振っている。
【0022】そして、1分30秒後の第2経過温度T2
として、トースト1枚のときは約121℃を、トースト
2枚のときは約102℃を検知し、各々Sデータ97、
82を知る。
【0023】その後、調理スタートから1分30秒経過
までのSデータの上昇ステップ数を算出する。トースト
1枚のときは77(=97−20)、トースト2枚のと
きは62(=82−20)を算出する。
【0024】この算出後、基準時間tsとしての281
秒から上昇ステップ数にステップ減算時間tg(2.1
秒)を乗じた時間を減じ、第2調理時間を求める。尚、
上記減算時間tgは初期温度T0により異なるものであ
る。
【0025】結果、第2調理時間はトースト1枚のとき
は1分59秒(281−77×2.1=約119秒)、
トースト2枚のときは2分31秒(281−62×2.
1=約151秒)となる。
【0026】上記第1調理時間も同様にして算出する。
【0027】
【発明の効果】本発明のオーブントースタ等の調理器に
よれば、初期温度と第1一定時間後の第1経過温度に基
づいて決定した第1調理時間が所定時間未満であると、
この第1調理時間に基づいてトースト調理を行い、上記
第1調理時間が所定時間以上であると、更に第2一定時
間後の第2経過温度を検知し、初期温度と第2経過温度
に基づいて第2調理時間を決定し、トースト調理を行う
ものであり、従って、調理時間が長くなっても、調理時
間を決定するための経過温度の検知時期が調理終了時点
に近くなるように後側へずれるため、最適な調理時間を
精度良く決定することができる。
【0028】更に、最適な調理時間を算出できるから、
調理時間の長短によって焼加減に差が生じるのを抑制す
ることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施例のオーブントースタの回路図であ
る。
【図2】調理時間の経過に対する加熱室内温度の特性図
である。
【符号の説明】
13 温度センサ 17 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平4−327720(JP,A) 特開 平3−137426(JP,A) 実開 昭63−116999(JP,U)

Claims (1)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 加熱室内の温度を検知する温度センサ
    と、調理スタート時に上記温度センサにより初期温度を
    検知させる手段と、調理スタートから第1一定時間後に
    上記温度センサにより第1経過温度を検知させる手段
    と、上記初期温度及び第1経過温度に基づいて第1調理
    時間を決定する手段と、この第1調理時間が所定時間未
    満である場合、第1調理時間の間調理を行う手段と、上
    記第1調理時間が所定時間以上である場合、調理スター
    トから第2一定時間(上記第1一定時間より長い)後に
    上記温度センサにより第2経過温度を検知させる手段
    と、上記初期温度及び第2経過温度に基づいて第2調理
    時間を決定する手段と、この第2調理時間の間調理を行
    う手段とを備えたことを特徴とする調理器。
JP25838092A 1992-09-28 1992-09-28 調理器 Expired - Fee Related JP2645964B2 (ja)

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