JPH0464320A - 炊飯器 - Google Patents
炊飯器Info
- Publication number
- JPH0464320A JPH0464320A JP17605590A JP17605590A JPH0464320A JP H0464320 A JPH0464320 A JP H0464320A JP 17605590 A JP17605590 A JP 17605590A JP 17605590 A JP17605590 A JP 17605590A JP H0464320 A JPH0464320 A JP H0464320A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- temperature
- water temperature
- heater
- rice
- control
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Granted
Links
- 235000007164 Oryza sativa Nutrition 0.000 title claims abstract description 72
- 235000009566 rice Nutrition 0.000 title claims abstract description 72
- 240000007594 Oryza sativa Species 0.000 title 1
- XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N water Substances O XLYOFNOQVPJJNP-UHFFFAOYSA-N 0.000 claims abstract description 73
- 241000209094 Oryza Species 0.000 claims abstract description 71
- 238000010411 cooking Methods 0.000 claims abstract description 56
- 238000000034 method Methods 0.000 claims abstract description 21
- 238000001514 detection method Methods 0.000 claims description 17
- 238000010438 heat treatment Methods 0.000 claims description 2
- 238000010586 diagram Methods 0.000 description 6
- 238000010521 absorption reaction Methods 0.000 description 4
- 238000002791 soaking Methods 0.000 description 2
- 240000008620 Fagopyrum esculentum Species 0.000 description 1
- 235000009419 Fagopyrum esculentum Nutrition 0.000 description 1
- 238000009835 boiling Methods 0.000 description 1
- 239000013256 coordination polymer Substances 0.000 description 1
- 238000005516 engineering process Methods 0.000 description 1
- 230000005284 excitation Effects 0.000 description 1
- 230000020169 heat generation Effects 0.000 description 1
- 238000012986 modification Methods 0.000 description 1
- 230000004048 modification Effects 0.000 description 1
Landscapes
- Cookers (AREA)
- Control Of Temperature (AREA)
Abstract
(57)【要約】本公報は電子出願前の出願データであるた
め要約のデータは記録されません。
め要約のデータは記録されません。
Description
【発明の詳細な説明】
[発明の目的]
(産業上の利用分野)
本発明は炊飯用の容器を加熱するヒータを備え、このヒ
ータの入力を制御して炊飯をする炊飯器に関する。
ータの入力を制御して炊飯をする炊飯器に関する。
(従来の技術)
炊飯器の一般的な構造を第8図に示し、1は内ケース2
および外ケース3などを有する器本体、4は蓋、5は内
ケース2内に挿脱自在に収容された炊飯用の容器、6は
内ゲース2の底部に設けられた炊飯用のヒータ、7は内
ゲース2の側面および蕎4の内面に設けられた保温用の
ヒータ、8は容器5の外底部中央に弾性的に圧接するよ
うに設けられたカップ状感熱部で、内部に容器5の温度
を検出する温度センサ9が設けられている。10は前記
温度センサ9による温度検出情報などに基づいて前記ヒ
ータ6.7の入力などを制御する電子回路ユニットであ
る。
および外ケース3などを有する器本体、4は蓋、5は内
ケース2内に挿脱自在に収容された炊飯用の容器、6は
内ゲース2の底部に設けられた炊飯用のヒータ、7は内
ゲース2の側面および蕎4の内面に設けられた保温用の
ヒータ、8は容器5の外底部中央に弾性的に圧接するよ
うに設けられたカップ状感熱部で、内部に容器5の温度
を検出する温度センサ9が設けられている。10は前記
温度センサ9による温度検出情報などに基づいて前記ヒ
ータ6.7の入力などを制御する電子回路ユニットであ
る。
そして炊飯するには、内ケース2から容器5を取り出し
、この容器5内に水洗いした必要星の米と、この米量に
応じた所定量の水を収容し、こののち容器5を内ケース
2内に挿入し、M4でその開口部を閉じ、この状態で手
動またはタイマによりスタートスイッチ(図示せず)を
投入する。これに応じて炊飯用のヒータ6に対する入力
が電子回路ユニット10により制御され、予め定められ
た行程を経て飯が炊き上げられる。
、この容器5内に水洗いした必要星の米と、この米量に
応じた所定量の水を収容し、こののち容器5を内ケース
2内に挿入し、M4でその開口部を閉じ、この状態で手
動またはタイマによりスタートスイッチ(図示せず)を
投入する。これに応じて炊飯用のヒータ6に対する入力
が電子回路ユニット10により制御され、予め定められ
た行程を経て飯が炊き上げられる。
第9図および第10図は時間の経過に伴う容器5の温度
変化と炊飯用のヒータ6の入力状態との関係を表わすグ
ラフであり、スタートスイッチの投入に応じて、まずひ
たし炊き行程が実行される。この行程は特開昭52−6
6074号公報に示すように、容器5の検出温度が初期
水温に関係なく米の粘化温度よりわずかに低い所定温度
例えばほぼ40℃になるまで、あるいは所定時間経過す
るまで炊飯用のヒータ6を100%入力で通電し、その
後ヒータ6を断電するとともに、はぼ40’Cを一定に
保持するようにヒータ6の入力を制御するものである(
第9図、第10図の検出温度特性線A 2. A 2参
照)。この制御によって容器5内の水の温度を常温より
高温にして米の吸水速度を高めるものである。
変化と炊飯用のヒータ6の入力状態との関係を表わすグ
ラフであり、スタートスイッチの投入に応じて、まずひ
たし炊き行程が実行される。この行程は特開昭52−6
6074号公報に示すように、容器5の検出温度が初期
水温に関係なく米の粘化温度よりわずかに低い所定温度
例えばほぼ40℃になるまで、あるいは所定時間経過す
るまで炊飯用のヒータ6を100%入力で通電し、その
後ヒータ6を断電するとともに、はぼ40’Cを一定に
保持するようにヒータ6の入力を制御するものである(
第9図、第10図の検出温度特性線A 2. A 2参
照)。この制御によって容器5内の水の温度を常温より
高温にして米の吸水速度を高めるものである。
このようなひたし炊き行程が行われたのちに、実質的な
炊飯行程に移行する。
炊飯行程に移行する。
(発明が解決しようとする課題)
上記従来技術においては、第8図に示すように容器5の
底部下方に炊飯用のヒータ6を設け、容器5の外底部中
央に温度センサ9を設けているので、ヒータ6の通電時
にこのヒータ6の発熱に伴う輻射熱および伝導熱が温度
センサ9に伝えられるため、温度センサ9による容器5
の検出温度が不正確になり易く正しい温度より高めの温
度を検出する。また、容器5内の水温が低温でかつ炊飯
量が多い場合には、容器5内を30〜65℃の吸水適性
温度にするために水温の常温時よりも多くの熱量を必要
とし、容器5内が高温の場合は逆に常温時よりも少ない
熱量でよい、さらにまたヒータ6の発熱による容器5内
の水温への影響はヒータ6の近くでは多いが、容器の中
程や上部では遅れを生じ底部のみが早く上昇する。これ
らの理由により、初期水温に関係なく容器5の底部に設
けられた温度センサ9により検出された温度が所定温度
になってからヒータ6を断電する従来の制御方法では適
正な水温上昇が得られず、特に水温が低い場合にこの不
具合が顕著である。つまり第9図の水温特性線B1のよ
うに、初期水温が常温の場合はあまり問題を生じないが
、第10図の水温特性線B2のように初期水温が常温よ
り低い場合には、容器5の検出温度が40℃に達してヒ
ータ6を断電する状態であるにもかかわらず、容器5内
の水温が高くならず米の吸水速度を高めるという炊飯の
効果を得ることができないという問題があった。
底部下方に炊飯用のヒータ6を設け、容器5の外底部中
央に温度センサ9を設けているので、ヒータ6の通電時
にこのヒータ6の発熱に伴う輻射熱および伝導熱が温度
センサ9に伝えられるため、温度センサ9による容器5
の検出温度が不正確になり易く正しい温度より高めの温
度を検出する。また、容器5内の水温が低温でかつ炊飯
量が多い場合には、容器5内を30〜65℃の吸水適性
温度にするために水温の常温時よりも多くの熱量を必要
とし、容器5内が高温の場合は逆に常温時よりも少ない
熱量でよい、さらにまたヒータ6の発熱による容器5内
の水温への影響はヒータ6の近くでは多いが、容器の中
程や上部では遅れを生じ底部のみが早く上昇する。これ
らの理由により、初期水温に関係なく容器5の底部に設
けられた温度センサ9により検出された温度が所定温度
になってからヒータ6を断電する従来の制御方法では適
正な水温上昇が得られず、特に水温が低い場合にこの不
具合が顕著である。つまり第9図の水温特性線B1のよ
うに、初期水温が常温の場合はあまり問題を生じないが
、第10図の水温特性線B2のように初期水温が常温よ
り低い場合には、容器5の検出温度が40℃に達してヒ
ータ6を断電する状態であるにもかかわらず、容器5内
の水温が高くならず米の吸水速度を高めるという炊飯の
効果を得ることができないという問題があった。
そこで本発明は精度の高い炊飯制御が可能な炊飯器を提
供することを目的とする。
供することを目的とする。
[発明の構成]
(課題を解決するための手段)
本発明の炊飯器は炊飯用の容器5と、この容器5を加熱
するヒータ6と、前記容器5の温度を検出する温度検出
手段12と、炊飯行程開始時に前記温度検出手段12に
より検出された温度を初期水温として検出する初期水温
検出手段24と、この初期水温検出手段24により検出
された初期水温に基づき炊飯行程の制御温度を設定する
炊飯制御温度設定手段25と、この炊飯制御温度設定手
段25により設定された制御温度に基づき炊飯行程にお
けるし−タ6の入力を制御する炊飯制御手段26とを具
備するものである。
するヒータ6と、前記容器5の温度を検出する温度検出
手段12と、炊飯行程開始時に前記温度検出手段12に
より検出された温度を初期水温として検出する初期水温
検出手段24と、この初期水温検出手段24により検出
された初期水温に基づき炊飯行程の制御温度を設定する
炊飯制御温度設定手段25と、この炊飯制御温度設定手
段25により設定された制御温度に基づき炊飯行程にお
けるし−タ6の入力を制御する炊飯制御手段26とを具
備するものである。
(作 用)
上記構成によって、初期水温に応じた適正な制御温度に
基づきヒータ6に対する入力が制御された炊飯行程が実
行され、適正な水温上昇が得られる。
基づきヒータ6に対する入力が制御された炊飯行程が実
行され、適正な水温上昇が得られる。
(実施例)
以下、本発明の一実施例と添付図面を参照して説明する
。尚、炊飯器の構成は第8図と同一であるためこの説明
を省略し、以下第8図と同一部分は同一符号を付して説
明する。
。尚、炊飯器の構成は第8図と同一であるためこの説明
を省略し、以下第8図と同一部分は同一符号を付して説
明する。
第6図は電子回路ユニット10の電気的構成を示すブロ
ック図であり、11は前記温度センサ9とで温度検出手
段12を構成するA/D変換器であり、検出温度に応じ
た信号を出力する。13はマイクロコンピュータからな
る制御手段で、これはCP IJ 14.計時手段15
.メモ1J16.入力回路17.出力回路18などから
なり、操作部19からのスイッチ信号と容器5の検出温
度の信号とが入力回路17を介してCPU14に入力し
、CP U 14から出力回路18を介して出力された
制御信号に基づいて駆動回路20によってヒータ6.7
が駆動制御されるとともに、表示駆動回路21によって
表示部22が駆動制御される。また、制御手段13は複
数種の炊飯プログラムを保有し、この炊飯プログラムに
従い炊飯用のし−タ6の駆動制御を行うものであり、ス
タートスイッチたる炊飯開始手段23からのスイッチ信
号と温度検出手段12からの信号に基づき初期水温を検
出する初期水温検出手段24と、検出された初期水温に
基づきひたし炊き並びに炊飯時の炊飯制御温度を設定す
る炊飯制御温度設定手段25と、設定された制御温度に
基づきヒータ6の入力を制御する炊飯制御手段26とを
備えている。
ック図であり、11は前記温度センサ9とで温度検出手
段12を構成するA/D変換器であり、検出温度に応じ
た信号を出力する。13はマイクロコンピュータからな
る制御手段で、これはCP IJ 14.計時手段15
.メモ1J16.入力回路17.出力回路18などから
なり、操作部19からのスイッチ信号と容器5の検出温
度の信号とが入力回路17を介してCPU14に入力し
、CP U 14から出力回路18を介して出力された
制御信号に基づいて駆動回路20によってヒータ6.7
が駆動制御されるとともに、表示駆動回路21によって
表示部22が駆動制御される。また、制御手段13は複
数種の炊飯プログラムを保有し、この炊飯プログラムに
従い炊飯用のし−タ6の駆動制御を行うものであり、ス
タートスイッチたる炊飯開始手段23からのスイッチ信
号と温度検出手段12からの信号に基づき初期水温を検
出する初期水温検出手段24と、検出された初期水温に
基づきひたし炊き並びに炊飯時の炊飯制御温度を設定す
る炊飯制御温度設定手段25と、設定された制御温度に
基づきヒータ6の入力を制御する炊飯制御手段26とを
備えている。
第7図は電源部およびヒータ駆動部の回路図を示し、2
7は商用電源でその両端子間には炊飯用のヒータ6、保
温用のヒータ7およびトライアック28が直列に接続さ
れている。ヒータ7とトライアック28との直列回路に
はリレー29を構成する常開のリレースイッチ29Aが
並列接続されている。30は電源トランスで、この電源
トランス30および定電圧回路31を介して所定の電源
電圧がマイクロコンピュータからなる制御手段13に供
給される。この制御手段13は温度センサ9たるサーミ
スタから信号を入力する。また制御手段13はリレー駆
動回路32を介してリレー29の励磁コイル29Bを励
磁させるととも、トライアック駆動回路33を介してト
ライアック28を駆動させ、ヒータ6.7の入力を制御
する。
7は商用電源でその両端子間には炊飯用のヒータ6、保
温用のヒータ7およびトライアック28が直列に接続さ
れている。ヒータ7とトライアック28との直列回路に
はリレー29を構成する常開のリレースイッチ29Aが
並列接続されている。30は電源トランスで、この電源
トランス30および定電圧回路31を介して所定の電源
電圧がマイクロコンピュータからなる制御手段13に供
給される。この制御手段13は温度センサ9たるサーミ
スタから信号を入力する。また制御手段13はリレー駆
動回路32を介してリレー29の励磁コイル29Bを励
磁させるととも、トライアック駆動回路33を介してト
ライアック28を駆動させ、ヒータ6.7の入力を制御
する。
次に上記構成につきその作用を第2図のフローチャート
および第3図乃至第5図のグラフを参照して説明する。
および第3図乃至第5図のグラフを参照して説明する。
炊飯開始手段23の操作により炊飯を開始すると、制御
手段13はまずひたし炊き行程を実行し、初期水温検出
手段24により炊飯開始時点Pの容器5の温度を初期水
温TOとして検出する(ステップ1)0次に制御手段1
3は炊飯制御温度設定手段25により初期水温TO≦1
0℃か否かの判定を行う(ステップ2)。
手段13はまずひたし炊き行程を実行し、初期水温検出
手段24により炊飯開始時点Pの容器5の温度を初期水
温TOとして検出する(ステップ1)0次に制御手段1
3は炊飯制御温度設定手段25により初期水温TO≦1
0℃か否かの判定を行う(ステップ2)。
この結果rYEsJと判定されたならば容器5内の水温
が低く多くの熱量を必要とするものであり、しかも検出
温度は実際の温度より高めに検出されることを考慮して
、ステップ3に移行して制御温度を50℃に設定する。
が低く多くの熱量を必要とするものであり、しかも検出
温度は実際の温度より高めに検出されることを考慮して
、ステップ3に移行して制御温度を50℃に設定する。
次にステップ4に移行し、炊飯制御手段26によりステ
ップ3にて設定された制御温度50°Cに基づきヒータ
6の入力を制御する。つまり、第3図の検出温度特性線
A、に示すように初期水温TOが10℃以下の場合には
検出温度が制御温度50℃になるまでヒータ6に対し1
00%入力で通電し、この後ヒータ6を断電するととも
に検出温度がほぼ40℃に保持されるようにヒータ6の
入力を制御する。
ップ3にて設定された制御温度50°Cに基づきヒータ
6の入力を制御する。つまり、第3図の検出温度特性線
A、に示すように初期水温TOが10℃以下の場合には
検出温度が制御温度50℃になるまでヒータ6に対し1
00%入力で通電し、この後ヒータ6を断電するととも
に検出温度がほぼ40℃に保持されるようにヒータ6の
入力を制御する。
一方、ステップ2においてrNOJと判定されたときは
、ステップ5に移行して初期水温To≦30℃か否かの
判定を行う、この結果rYES、と判定されたならば容
器5内の水温がほぼ常温であることを考慮して、ステッ
プ6に移行して制御温度を45℃に設定し、この後設定
された制御温度45℃に基づきヒータ6の入力を制御す
る(ステップ7)、つまり、第4図の検出温度特性A4
に示すように、初期水温Toが10℃より高く30℃以
下である場合には、検出温度が制御温度45℃になるま
でし−76に対し50%入力で通電し、この後ヒータ6
を断電するとともに検出温度がほぼ40℃に保持される
ようにヒータ6の入力を制御する。一方、ステップ5に
おいてrNOJと判定されたときは、容器5内の水温が
常温より高めであり、少ない熱量でよいことを考慮して
、ステップ8に移行して制御温度を40°Cに設定し、
この設定された制御温度40℃に基づきヒータ6の入力
を制御する(ステップ9)、つまり、第5図の検出温度
特性線A、に示すように初期水温TOが30℃より高い
場合には検出温度が制御温度40°Cになるまでヒータ
6に対し30%入力で通電し、この後ヒータ6を断電す
るとともに検出温度がほぼ40℃に保持されるようにヒ
ータ6の入力を制御する。
、ステップ5に移行して初期水温To≦30℃か否かの
判定を行う、この結果rYES、と判定されたならば容
器5内の水温がほぼ常温であることを考慮して、ステッ
プ6に移行して制御温度を45℃に設定し、この後設定
された制御温度45℃に基づきヒータ6の入力を制御す
る(ステップ7)、つまり、第4図の検出温度特性A4
に示すように、初期水温Toが10℃より高く30℃以
下である場合には、検出温度が制御温度45℃になるま
でし−76に対し50%入力で通電し、この後ヒータ6
を断電するとともに検出温度がほぼ40℃に保持される
ようにヒータ6の入力を制御する。一方、ステップ5に
おいてrNOJと判定されたときは、容器5内の水温が
常温より高めであり、少ない熱量でよいことを考慮して
、ステップ8に移行して制御温度を40°Cに設定し、
この設定された制御温度40℃に基づきヒータ6の入力
を制御する(ステップ9)、つまり、第5図の検出温度
特性線A、に示すように初期水温TOが30℃より高い
場合には検出温度が制御温度40°Cになるまでヒータ
6に対し30%入力で通電し、この後ヒータ6を断電す
るとともに検出温度がほぼ40℃に保持されるようにヒ
ータ6の入力を制御する。
このように上記実施例においては、ヒータ6の通電前の
初期水温TOを検出し、この初期水温Toに基づきTo
が低い程熱量を多く必要とすること、および検出温度は
正しい温度より高めに検出されることと考慮して制御温
度を高く設定し、この制御温度に基づきヒータ6の入力
を制御することにより、初期温度Toが30℃より高い
場合には第5図の水温特性線B、のように、容器5内の
水温をほぼ40℃に高めることができるとともに、初期
水温Toが10°Cより高く30°C以下の場合にも第
4図の水温特性線B4に示すように従来例を示した第9
図の水温特性線B1より高い精度で容器内5の水温をほ
ぼ40’Cに高めることができる。また、初期水温To
か10℃以下の場合にも第3図の水温特性線B。
初期水温TOを検出し、この初期水温Toに基づきTo
が低い程熱量を多く必要とすること、および検出温度は
正しい温度より高めに検出されることと考慮して制御温
度を高く設定し、この制御温度に基づきヒータ6の入力
を制御することにより、初期温度Toが30℃より高い
場合には第5図の水温特性線B、のように、容器5内の
水温をほぼ40℃に高めることができるとともに、初期
水温Toが10°Cより高く30°C以下の場合にも第
4図の水温特性線B4に示すように従来例を示した第9
図の水温特性線B1より高い精度で容器内5の水温をほ
ぼ40’Cに高めることができる。また、初期水温To
か10℃以下の場合にも第3図の水温特性線B。
に示すように、従来例を示した第10図の水温特性線B
2より高い精度で容器内5の水温を40℃に近い温度ま
で高めることができる。
2より高い精度で容器内5の水温を40℃に近い温度ま
で高めることができる。
これによって初期水温TOの変動に関係なく、常に容器
5内の水温を吸水適性温度にまで高めることができる。
5内の水温を吸水適性温度にまで高めることができる。
なお、本発明は上記実施例に限定されるものではなく本
発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能であ
る。たとえば上記実施例では初期温度Toに基づいて制
御温度を設定する場合を示したが、制御温度に代えて制
御時間またはヒータ通電率を設定するようにしてもよく
、あるいはこれらを組み合わせて設定してもよい、この
場合には第2図に示すようにステップ3において制御時
間を1゜に設定し、またヒータ6の通電率を100%入
力に設定し、ステップ4にて制御時間t。
発明の要旨の範囲内において種々の変形実施が可能であ
る。たとえば上記実施例では初期温度Toに基づいて制
御温度を設定する場合を示したが、制御温度に代えて制
御時間またはヒータ通電率を設定するようにしてもよく
、あるいはこれらを組み合わせて設定してもよい、この
場合には第2図に示すようにステップ3において制御時
間を1゜に設定し、またヒータ6の通電率を100%入
力に設定し、ステップ4にて制御時間t。
または通電率100%により炊飯を制御すればよく、同
様にステップ6においては制御時間をt、より短い時間
t、に設定し、または通電率を50%入力に設定し、ス
テップ7にて制御時間t2または通電率50%により制
御し、またステップ8においては制御時間をt2より短
いt、に設定し、または通電率を30%に設定し、この
制御時間t、または通電率30%により炊飯を制御する
ようにすればよく、これによって上記実施例と同様な効
果を得ることができる。
様にステップ6においては制御時間をt、より短い時間
t、に設定し、または通電率を50%入力に設定し、ス
テップ7にて制御時間t2または通電率50%により制
御し、またステップ8においては制御時間をt2より短
いt、に設定し、または通電率を30%に設定し、この
制御時間t、または通電率30%により炊飯を制御する
ようにすればよく、これによって上記実施例と同様な効
果を得ることができる。
また第3図乃至第5図は同一炊飯量の場合を示しており
、その初期水温に応じて設定される制御温度、制御時間
または通電率は炊飯量に応じて変更することもできる。
、その初期水温に応じて設定される制御温度、制御時間
または通電率は炊飯量に応じて変更することもできる。
また、E記実施例では炊飯を検出温度がほぼ40’Cに
なるように制御したが米の吸水適性温度である30〜6
5°Cになるように制御すればよい。
なるように制御したが米の吸水適性温度である30〜6
5°Cになるように制御すればよい。
[発明の効果]
本発明は、炊飯行程開始時に温度検出手段により検出さ
れた温度を初期水温として検出する初期水温検出手段と
、検出された初期水温に基づき炊飯行程の制御温度を設
定する炊飯制御温度設定手段と、設定された制御温度に
基づき炊飯行程におけるヒータの入力を制御する炊飯制
御手段とを具備することにより、精度の高い炊飯制御が
可能な炊飯器を提供できる。
れた温度を初期水温として検出する初期水温検出手段と
、検出された初期水温に基づき炊飯行程の制御温度を設
定する炊飯制御温度設定手段と、設定された制御温度に
基づき炊飯行程におけるヒータの入力を制御する炊飯制
御手段とを具備することにより、精度の高い炊飯制御が
可能な炊飯器を提供できる。
第1図乃至第7図は本発明の一実施例を示し、第1図は
炊飯制御を行うための構成を示すブロック図、第2図は
フローチャート、第3図乃至第5図は検出温度特性線と
水温特性線との関係を示すグラフ、第6図は炊飯器の電
気的構成を示すブロック図、第7図は電源部およびヒー
タ駆動部の回路図、第8図は炊飯器の一般的な構成を示
す断面図、第9図および第10図は従来例の検出温度特
性線と水温特性線との関係を示すグラフである。 5・・容器 6・・・ヒータ 12・・温度検出手段 24・・・初期水温検出手段 25・・炊飯制御温度設定手段 26・・・炊飯制御手段
炊飯制御を行うための構成を示すブロック図、第2図は
フローチャート、第3図乃至第5図は検出温度特性線と
水温特性線との関係を示すグラフ、第6図は炊飯器の電
気的構成を示すブロック図、第7図は電源部およびヒー
タ駆動部の回路図、第8図は炊飯器の一般的な構成を示
す断面図、第9図および第10図は従来例の検出温度特
性線と水温特性線との関係を示すグラフである。 5・・容器 6・・・ヒータ 12・・温度検出手段 24・・・初期水温検出手段 25・・炊飯制御温度設定手段 26・・・炊飯制御手段
Claims (1)
- 炊飯用の容器と、この容器を加熱するヒータと、前記容
器の温度を検出する温度検出手段と、炊飯行程開始時に
前記温度検出手段により検出された温度を初期水温とし
て検出する初期水温検出手段と、この初期水温検出手段
により検出された初期水温に基づき炊飯行程の制御温度
を設定する炊飯制御温度設定手段と、この炊飯制御温度
設定手段により設定された制御温度に基づき炊飯行程に
おけるヒータの入力を制御する炊飯制御手段とを具備す
ることを特徴とする炊飯器。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17605590A JP2926913B2 (ja) | 1990-07-02 | 1990-07-02 | 炊飯器 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP17605590A JP2926913B2 (ja) | 1990-07-02 | 1990-07-02 | 炊飯器 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JPH0464320A true JPH0464320A (ja) | 1992-02-28 |
JP2926913B2 JP2926913B2 (ja) | 1999-07-28 |
Family
ID=16006931
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP17605590A Expired - Fee Related JP2926913B2 (ja) | 1990-07-02 | 1990-07-02 | 炊飯器 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2926913B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008000442A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Mitsubishi Electric Corp | 炊飯器 |
JP2008035938A (ja) * | 2006-08-02 | 2008-02-21 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 電気炊飯器 |
-
1990
- 1990-07-02 JP JP17605590A patent/JP2926913B2/ja not_active Expired - Fee Related
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008000442A (ja) * | 2006-06-23 | 2008-01-10 | Mitsubishi Electric Corp | 炊飯器 |
JP2008035938A (ja) * | 2006-08-02 | 2008-02-21 | Tiger Vacuum Bottle Co Ltd | 電気炊飯器 |
Also Published As
Publication number | Publication date |
---|---|
JP2926913B2 (ja) | 1999-07-28 |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JPH0464320A (ja) | 炊飯器 | |
JP3034165B2 (ja) | 炊飯器における炊飯容量判別方法 | |
JPH061087Y2 (ja) | 加熱調理器 | |
JPH0421994B2 (ja) | ||
JPH028727B2 (ja) | ||
JPH0789989B2 (ja) | 電気炊飯器 | |
JPS587792A (ja) | 電子レンジ | |
JPH0632018Y2 (ja) | 炊飯器 | |
JPS608629A (ja) | 自動加熱調理器 | |
JPS6364966B2 (ja) | ||
JPH0739456A (ja) | 炊飯器の加熱方法 | |
JPH0443151Y2 (ja) | ||
JPS6330004B2 (ja) | ||
JPS6058114A (ja) | 炊飯器 | |
JPH0317A (ja) | 炊飯器 | |
KR100195289B1 (ko) | 전기 보온밥솥의 누룽지 취사 공정 제어방법 | |
JPH08168436A (ja) | 粥調理器 | |
JPH026969B2 (ja) | ||
JPH07280280A (ja) | 加熱調理器 | |
JPH0359681B2 (ja) | ||
JPH0141374Y2 (ja) | ||
JPS6048716A (ja) | 炊飯器 | |
JPH0817738B2 (ja) | 炊飯器 | |
JPS62189020A (ja) | 電気煮炊器の制御装置 | |
JPH0579642A (ja) | 調理機器 |
Legal Events
Date | Code | Title | Description |
---|---|---|---|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
R250 | Receipt of annual fees |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090514 Year of fee payment: 10 |
|
FPAY | Renewal fee payment (event date is renewal date of database) |
Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100514 Year of fee payment: 11 |
|
LAPS | Cancellation because of no payment of annual fees |