JP2019219158A

JP2019219158A - 調理装置

Info

Publication number: JP2019219158A
Application number: JP2018128614A
Authority: JP
Inventors: 彩乃栗原; Ayano Kurihara
Original assignee: Kurihara Ayano
Current assignee: Kurihara Ayano
Priority date: 2018-06-19
Filing date: 2018-06-19
Publication date: 2019-12-26

Abstract

【課題】使用したい加熱手段（ガスバーナー等）とは対応していない別の点火手段（操作ボタン）を誤って操作してしまう恐れがない調理装置（ガステーブル等）を提供する。【解決手段】調理装置１（ガステーブル等）の外表面に、各加熱手段２（ガスバーナー等）とそれに対応する各点火手段３（操作ボタン）との関係が分かるように、お互いを視認可能に結合する標示線４が形成されている。調理装置は以下の構造（１）〜（３）を有する。（１）複数の加熱手段。（２）複数の加熱手段を、それぞれ別々に操作するための複数の点火手段。（３）調理装置の外表面に形成され、各加熱手段とそれに対応する各点火手段とを、視認可能に結合する標示線。また加熱手段は、ガスバーナー、ニクロム線ヒーター及びＩＨクッキングヒーターよりなる群から選択される少なくとも一種である。【選択図】図１

Description

本発明は、直感的な操作が可能な家庭用または業務用の調理装置に関するものである。

現在、一般家庭等で使用されている調理装置（ガステーブル等）には、図２に示すようなものが普及している。

既存の調理装置（ガステーブル等）は、複数の加熱手段（ガスバーナー等）と複数の点火手段（操作ボタン）を持つ場合が多い。しかし、各加熱手段（ガスバーナー等）とそれに対応する各点火手段（操作ボタン）との関係が分かりづらく、使用したい加熱手段（ガスバーナー等）とは対応していない別の点火手段（操作ボタン）を誤って操作してしまうという問題があった。

本発明は、前記調理装置（ガステーブル等）の外表面に、各加熱手段（ガスバーナー等）とそれに対応する各点火手段（操作ボタン）との関係が分かるように、お互いを視認可能に結合する標示線が形成されていることを特徴とする。更に言うと、本発明における前記調理装置は以下の構造（１）〜（３）を有する。
（１）複数の加熱手段。
（２）前記複数の加熱手段を、それぞれ別々に操作するための複数の点火手段。
（３）前記調理装置の外表面に形成され、各加熱手段とそれに対応する各点火手段とを、視認可能に結合する標示線。
また前記加熱手段は、ガスバーナー、ニクロム線ヒーター及びＩＨクッキングヒーターよりなる群から選択される少なくとも一種である。

各加熱手段（ガスバーナー等）とそれに対応する各点火手段（操作ボタン）との対応関係が直感的に分かるため、誤操作を防止することができる。また標示線に蓄光材を含ませれば、周囲が暗い場合に標示線が発光し、停電時でも安全かつ確実に操作することができる。

図１は、本発明の調理装置（ガステーブル等）を示す斜視図である。図２は、一般家庭等で使用されている調理装置（ガステーブル等）を示す斜視図である。図３は、標示線４の形成手段の一例（塗装）を示す一部斜視図である。図４は、標示線４の形成手段の一例（テープ）を示す一部斜視図である。図５は、標示線４の形成手段の一例（凹凸）を示す一部斜視図である。

図２は、一般家庭等でよく使用されている調理装置１である。この調理装置１は、複数の加熱手段（ガスバーナー）２、複数の点火手段（操作ボタン）３を備えている。図２から明らかなように、どの加熱手段（ガスバーナー）２がどの点火手段（操作ボタン）３と対応関係にあるかは、一見したところではとても分かりづらく、誤操作に繋がる危険性がある。

図１は、本発明の調理装置１である。図２で示した調理装置１に対して、各加熱手段（ガスバーナー）２とそれに対応する各点火手段（操作ボタン）３を標示線４で結ぶことで、誤操作を防止する機能を持っている。

図１における標示線４は、以下（１）〜（７）のいずれの方法によっても形成することができる。
（１）調理装置１の外表面に対して、視認可能な色彩の塗料で塗装を施す。（図３）
（２）調理装置１の外表面に対して、畜光材を含む塗料で塗装を施す。
（３）調理装置１の外表面に対して、視認可能な色彩のテープ５を貼り付ける。（図４）
（４）調理装置１の外表面に対して、畜光材を含むテープを貼り付ける。
（５）調理装置１の外表面に対して、プレス加工等により凹凸６をつける。（図５）
（６）調理装置１の外表面に対して、照明装置を埋め込み、発光させる。
（７）上記（１）〜（６）のいずれかの方法を複数組み合わせる。

なお、図２においては、ガスバーナーを加熱手段とするガステーブルを代表例として示したが、他の加熱手段を用いた調理装置においても、本発明が優れた効果を発揮することはもちろんである。同様の目的のための調理装置には、加熱手段としてニクロム線ヒーターまたはＩＨクッキングヒーター等を用いたものがあるが、それらも本発明の技術範囲である。

本発明の調理装置（ガステーブル等）は、新たな需要を開拓できる。

１調理装置（ガステーブル）
２加熱手段（ガスバーナー）
３点火手段（操作ボタン）
４標示線
５視認可能な色彩のテープ（標示線の一例）
６プレス加工等による凹凸（標示線の一例）

Claims

以下の構造（１）〜（３）を有する、家庭用または業務用の調理装置である。
（１）複数の加熱手段。
（２）前記複数の加熱手段を、それぞれ別々に操作するための複数の点火手段。
（３）前記調理装置の外表面に形成され、各加熱手段とそれに対応する各点火手段とを、視認可能に結合する標示線。
前記加熱手段が、ガスバーナー、ニクロム線ヒーター及びＩＨクッキングヒーターよりなる群から選択される少なくとも一種である前記請求項１に記載の家庭用または業務用の調理装置。