JP5080955B2 - 加熱調理器 - Google Patents

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本発明は、加熱手段にて加熱される被加熱物を載置する載置部に被加熱物が載置されている載置状態であるか載置されていない非載置状態であるかを検出する載置状態検出手段と、加熱指令手段による加熱開始指令により前記加熱手段の加熱作動を開始し且つ前記加熱指令手段による加熱停止指令により前記加熱手段の加熱作動を停止する燃焼制御、及び、前記載置状態検出手段の検出情報に基づいて前記加熱手段の加熱作動を制御する調理用加熱処理を実行する加熱制御手段と、前記加熱指令手段の加熱開始指令により電源入り条件が満たされると電源から前記加熱制御手段に電力を供給し且つ前記加熱指令手段の加熱停止指令により電源切り条件が満たされると前記加熱制御手段への電力の供給を遮断する電源制御手段とが備えられ、前記加熱制御手段が、前記載置状態検出手段にて前記載置状態が検出されている状態においては時間経過に伴って規則的に又は不規則的に現れる載置状態経過判別用の指標を積算してその積算値を求め且つ前記載置状態検出手段にて前記非載置状態が検出されると前記積算値をリセットする積算値算出処理、及び、その積算値算出処理にて積算した積算値が異常判別用基準値に達すると異常対策処理を実行するように構成されている加熱調理器に関する。
かかる加熱調理器は、前記調理用加熱処理として、例えば、前記載置状態検出手段にて前記非載置状態が検出されているときに加熱指令手段による加熱開始指令が指令されても加熱手段の加熱作動を牽制する処理や、加熱手段が加熱作動を行っているときに前記載置状態検出手段にて前記非載置状態が検出されると加熱量を低下させる処理等を行うようにして、被加熱物に対する適切な加熱調理を行うことができるようにしたものである。又、前記積算値算出処理並びに前記異常対策処理を実行することにより、例えば、載置状態検出手段の故障等により載置部に被加熱物が載置されていないにも拘わらず載置状態が検出される異常が発生したような場合等においては異常対策処理を行うことにより、異常が発生している状態で使用を継続する不利を回避することができるようにしたものである。
このような加熱調理器において、従来では、次のように構成されたものがあった。
すなわち、前記加熱制御手段が、前記載置状態検出手段により前記載置状態が検出されている状態における前記載置状態経過判別用の指標としての時間を積算し、電力供給が行われているときに載置状態検出手段が非載置状態を検出すると前記積算値をリセットするように構成され、前記電源制御手段が、電源切り条件が満たされた場合であっても載置状態検出手段が載置状態を検出している場合には加熱制御手段への電力供給を継続して行い、その後、載置状態検出手段が非載置状態を検出すると、加熱制御手段への電力供給を停止する構成のもの(以下の説明では前者の構成という)、及び、電源切り条件が満たされたときに加熱制御手段への電力供給を停止させて前記載置状態経過判別用の指標の積算を中断するとともに積算値を不揮発性メモリに記憶し、次に、電源入り条件が満たされたときに、載置状態検出手段により載置状態が検出されていると、不揮発性メモリに記憶している積算値に加算する状態で前記載置状態経過判別用の指標の積算を再開するように構成したもの(以下の説明では後者の構成という)があった(例えば、特許文献1参照。)。
特開2006−97976号公報
上記従来構成のうちの前者の構成では、加熱指令手段の加熱停止指令により電源切り条件が満たされたときに載置状態検出手段が載置状態を検出している場合には、加熱制御手段への電力供給を継続することにより、加熱手段の加熱作動を停止して調理が終了したのちに、すぐに使用者が被加熱物を載置部から持ち上げたり別の場所に移したりする被加熱物の載置状態変更作業を行うと、前記載置状態経過判別用の指標の積算値がリセットされて加熱制御手段への電力供給も停止するので無駄な電力消費は少ないものになるが、加熱調理が終了して加熱手段の加熱作動を停止してから被加熱物の載置状態変更作業を行うまでの間に長い時間が経過するような場合には、加熱制御手段に対して電力が供給される時間が長くなって電力消費が多くなる不利がある。特に、電源として電池を備えるものでは、電池が短期に消耗して交換時期が早くなる等、使い勝手が悪いものとなる。
一方、上記従来構成のうち後者の構成では、電源切り条件が満たされたときに加熱制御手段への電力供給を停止させるので電力消費は抑制されるものの、この構成においては、加熱調理の実行中に使用者が上述したような被加熱物の載置状態変更作業を行わずに、加熱手段の加熱作動を停止したのちに載置状態変更作業を行うような使用形態であれば、加熱制御手段に電力供給が行われている間に載置状態検出手段が非載置状態を検出することがないから前記載置状態経過判別用の指標の積算値がリセットされることがない。その結果、加熱調理器の使用者による使用形態によっては、前記載置状態検出手段が異常でないにもかかわらず、前記載置状態経過判別用の指標の積算値が異常判別用の基準値に達して不要な異常対策処理を実行するという不利がある。
本発明の目的は、電力消費を抑制することが可能でありながらも、異常が発生していないにもかかわらず不必要に異常対策処理が行われることがないようにすることが可能となる加熱調理器を提供する点にある。
本発明に係る加熱調理器は、加熱手段にて加熱される被加熱物を載置する載置部に被加熱物が載置されている載置状態であるか載置されていない非載置状態であるかを検出する載置状態検出手段と、
加熱指令手段による加熱開始指令により前記加熱手段の加熱作動を開始し且つ前記加熱指令手段による加熱停止指令により前記加熱手段の加熱作動を停止する燃焼制御、及び、前記載置状態検出手段の検出情報に基づいて前記加熱手段の加熱作動を制御する調理用加熱処理を実行する加熱制御手段と、
前記加熱指令手段の加熱開始指令により電源入り条件が満たされると電源から前記加熱制御手段に電力を供給し且つ前記加熱指令手段の加熱停止指令により電源切り条件が満たされると前記加熱制御手段への電力の供給を遮断する電源制御手段とが備えられ、
前記加熱制御手段が、
前記載置状態検出手段にて前記載置状態が検出されている状態においては時間経過に伴って規則的に又は不規則的に現れる載置状態経過判別用の指標を積算してその積算値を求め且つ前記載置状態検出手段にて前記非載置状態が検出されると前記積算値をリセットする積算値算出処理、及び、その積算値算出処理にて積算した積算値が異常判別用基準値に達すると異常対策処理を実行するように構成されているものであって、その第1特徴構成は、
前記電源切り条件が満たされて前記電源制御手段が前記加熱制御手段への電力の供給を遮断しているときに、前記載置状態検出手段が前記載置状態を検出する状態から前記非載置状態を検出する状態に切り換わると、前記載置状態経過判別用の指標を積算した積算値をリセットする積算値リセット手段が設けられている点にある。
第1特徴構成によれば、前記加熱制御手段は、前記加熱指令手段の加熱開始指令により電源入り条件が満たされて電力が供給されると、前記燃焼制御や前記調理用加熱処理に加えて前記積算値算出処理を実行する。つまり、前記載置状態検出手段にて前記載置状態が検出されている状態においては時間経過に伴って規則的に又は不規則的に現れる載置状態経過判別用の指標を積算してその積算値を求め且つ前記載置状態検出手段にて前記非載置状態が検出されると前記積算値をリセットすることになる。
前記時間経過に伴って規則的に又は不規則的に現れる載置状態経過判別用の指標というのは、例えば、前記載置状態検出手段により前記載置状態が検出されている状態における時間、前記加熱指令手段による加熱開始指令が指令されたときに前記載置状態検出手段により前記載置状態が検出される加熱開始時載置検出状態が現出した回数、あるいは、前記載置状態検出手段により前記載置状態が検出されている状態における加熱手段による加熱量等がある。要するに、前記載置状態検出手段により前記載置状態が検出されている状態で時間経過に伴って規則的に又は不規則的に現れる指標であり、その指標を積算することで、例えば、装置の異常状態を検出することが可能となる指標である。
そして、前記加熱指令手段の加熱停止指令により電源切り条件が満たされると、前記加熱制御手段への電力の供給が遮断されるが、このように前記電源切り条件が満たされて前記電源制御手段が前記加熱制御手段への電力の供給を遮断しているときに、前記載置状態検出手段が前記載置状態を検出する状態から前記非載置状態を検出する状態に切り換わると、前記積算値リセット手段が、前記載置状態経過判別用の指標を積算した積算値をリセットすることになる。
すなわち、加熱調理が終了して加熱手段の加熱作動を停止した後においては、加熱制御手段への電力供給が遮断されているので無駄に電力が消費されることがなく、電力消費を抑制することができ、しかも、積算値リセット手段によって前記積算値がリセットされることから、例えばその後の使用においても引き続き積算値に加算する状態で積算され続けて異常が発生していないにもかかわらず不必要に異常対策処理を実行する等のおそれを少なくすることができる。
従って、第1特徴構成によれば、電力消費を抑制することが可能でありながらも、異常が発生していないにもかかわらず不必要に異常対策処理が行われることがないようにすることが可能となる加熱調理器を提供できるに至った。
本発明の第2特徴構成は、第1特徴構成に加えて、前記載置状態経過判別用の指標を積算した積算値を記憶する記憶手段が備えられ、
前記積算値リセット手段が、
前記記憶手段にて記憶している記憶内容をリセットする記憶情報処理手段と、
この記憶情報処理手段に電源から電力を供給する電力供給状態と電力の供給を遮断する遮断状態とに切り換え自在な電源供給部と、
電源から電力が供給される状態で備えられ且つ前記載置状態検出手段が前記載置状態を検出する状態から前記非載置状態を検出する状態に切り換わると前記電源供給部を電力供給状態に切り換えるためのパルス信号を出力するパルス発生部とを備えて構成され、
前記記憶情報処理手段が、前記パルス信号により前記電源供給部が前記遮断状態から前記電力供給状態に切り換わると前記記憶手段に記憶されている前記積算値をリセットするように構成されている点にある。
第2特徴構成によれば、前記載置状態検出手段が前記載置状態を検出する状態から前記非載置状態を検出する状態に切り換わるとパルス発生部がパルス信号を出力し、そのパルス信号により電源供給部が遮断状態から電力供給状態に切り換わるので、記憶情報処理手段に電力が供給される。この記憶情報処理手段は、電力供給状態に切り換わると記憶手段に記憶されている前記載置状態経過判別用の指標を積算した積算値をリセットする。
又、前記パルス発生部は、電源から電力が供給される状態で備えられているから、加熱制御手段に電力が供給されていない状態であっても、前記載置状態検出手段が前記載置状態を検出する状態から前記非載置状態を検出する状態に切り換わるとパルス信号を出力することができる。
つまり、前記載置状態検出手段が前記載置状態を検出する状態から前記非載置状態を検出する状態に切り換わるまでの間は、前記記憶情報処理手段に電力が供給されることがないので記憶情報処理手段による無駄な電力消費がない。前記パルス発生部に対しては電源から電力が供給されるが、このパルス発生部は、電源供給部を遮断状態から電力供給状態に切り換えるためのパルス信号を出力するものであればよく簡易な構成のもので構成することが可能であり、又、低消費電力型の回路構成を採用することも可能であって、加熱制御手段や記憶情報処理手段に比べて電力消費量を少なくすることが可能である。つまり、積算値リセット手段が、簡易な構成でありながら電力消費の増加を極力少ないものに抑制することが可能なものとなる。
従って、第2特徴構成によれば、電力消費の増加を極力抑制しながら大幅な構成の複雑化を招くことのない状態で、載置状態検出手段が載置状態を検出する状態から非載置状態を検出する状態に切り換わると前記積算値をリセットすることが可能となる。
本発明の第3特徴構成は、第2特徴構成に加えて、前記記憶情報処理手段が、前記パルス信号により前記電源供給部が前記遮断状態から前記電力供給状態に切り換わったときに、前記載置状態検出手段にて前記非載置状態が検出されているか否かを確認して、前記非載置状態が検出されていると、前記記憶手段に記憶されている前記積算値をリセットするように構成されている点にある。
第3特徴構成によれば、前記パルス発生部が出力する前記パルス信号により前記電源供給部が遮断状態から電力供給状態に切り換わり前記記憶情報処理手段に電力が供給されたときに、その記憶情報処理手段が前記載置状態検出手段にて前記非載置状態が検出されているか否かを確認し、前記非載置状態が検出されていると前記記憶手段に記憶されている前記積算値をリセットする。
すなわち、前記パルス発生部は、前記載置状態検出手段が前記載置状態を検出する状態から前記非載置状態を検出する状態に切り換わることによりパルス信号を出力するのであるが、例えば外乱に起因したノイズが原因となって、前記載置状態検出手段が前記非載置状態を検出する状態に切り換わっていないにもかかわらず、前記パルス発生部が前記パルス信号を出力するおそれがある。しかし、前記記憶情報処理手段は、自己に電力が供給されたときに、前記載置状態検出手段にて前記非載置状態が検出されているか否かを確認するようにしたから、ノイズ等が原因でパルス発生部がパルス信号を出力して電力が供給される状態に切り換わっても、前記載置状態検出手段が前記非載置状態を検出する状態に切り換わっていないときに誤って積算値をリセットすることがない。
従って、第3特徴構成によれば、ノイズ等が原因でパルス発生部がパルス信号を出力して電力が供給される状態に切り換わることがあっても、積算値をリセットすることを防止できる。
本発明の第4特徴構成は、第2特徴構成又は第3特徴構成に加えて、前記電源供給部が、前記パルス信号により前記遮断状態から前記電力供給状態に切り換わったのちに前記記憶情報処理手段にて前記積算値がリセットされると、前記電力供給状態から前記遮断状態に切り換わるように構成されている点にある。
第4特徴構成によれば、電源供給部は、パルス発生部にて発生するパルス信号により遮断状態から電力供給状態に切り換わり、記憶情報処理手段に電力を供給することにより、その記憶情報処理手段により前記積算値がリセットされることになるが、記憶情報処理手段が前記積算値をリセットすると、電源供給部は電力供給状態から遮断状態に切り換わるので、記憶情報処理手段に対して電力が供給される状態が不必要に長くなることがなく、電力消費量をより少なくすることができる。
従って、第4特徴構成によれば、載置状態検出手段が載置状態を検出する状態から非載置状態を検出する状態に切り換わると前記積算値をリセットすることが可能なものでありながら、電力消費量のより一層の低減を図ることが可能となる。
本発明の第5特徴構成は、第1特徴構成〜第4特徴構成のいずれかに加えて、前記加熱制御手段が、前記加熱指令手段による加熱開始指令が指令されたときに前記載置状態検出手段により前記載置状態が検出される加熱開始時載置検出状態であるか否かを判別するように構成され、且つ、前記加熱開始時載置検出状態であることを判別した回数を前記載置状態経過判別用の指標として積算しかつ前記加熱開始時載置検出状態であることを判別した回数の積算値が前記異常判別用基準値としての設定回数に達すると前記異常対策処理を実行するように構成されている点にある。
第5特徴構成によれば、加熱制御手段は、加熱指令手段による加熱開始指令が指令されたときに載置状態検出手段により載置状態が検出される加熱開始時載置検出状態であるか否かを判別する。加熱開始指令が指令されたときに前記加熱開始時載置検出状態であることが検出されるときは、載置状態検出手段が正常に動作しており載置部に被加熱物が適正に載置されている状態、あるいは、載置状態検出手段が載置状態のままで固着している異常状態等が想定される。
載置状態検出手段が正常に動作しており載置部に被加熱物が適正に載置されている状態であれば、その後、使用者が被加熱物を持ち上げて載置部から被加熱物を外すと、載置状態検出手段により非載置状態が検出されるので、前記加熱開始時載置検出状態であることを判別した回数の積算値がリセットされる。
しかし、載置状態検出手段が載置状態を検出する状態のままで固着している等の異常状態である場合には、載置状態検出手段により非載置状態が検出されることがないので前記積算値がリセットされずにその後も積算され続けることになる。そして、前記加熱開始時載置検出状態であることを判別した回数の積算値が前記異常判別用基準値としての設定回数に達すると、載置状態検出手段が載置状態を検出する状態が長い時間経過している異常状態であると判別して前記異常対策処理を実行する。
従って、第5特徴構成によれば、載置状態検出手段が正常に動作しているときは、異常対策処理を実行することがなく、載置状態検出手段が載置状態を検出する状態のままで固着している等の異常状態であるときは的確に異常対策処理を実行することが可能となる。
本発明の第6特徴構成は、第1特徴構成〜第4特徴構成のいずれかに加えて、前記加熱制御手段が、前記載置状態検出手段により前記載置状態が検出されている時間を前記載置状態経過判別用の指標として積算し且つその時間の積算値が前記異常判別用の基準値としての異常判別用設定時間に達すると前記異常対策処理を実行するように構成されている点にある。
第6特徴構成によれば、前記加熱制御手段は、前記載置状態検出手段により前記載置状態が検出されている時間を前記載置状態経過判別用の指標として積算するのであるが、載置状態検出手段が正常に動作しているときは、使用者が被加熱物を持ち上げて載置部から被加熱物を外すと、載置状態検出手段により非載置状態が検出されるので、載置状態が検出されている時間の積算値がリセットされる。
しかし、載置状態検出手段が載置状態を検出する状態のままで固着している等の異常状態である場合には、載置状態検出手段により非載置状態が検出されることがないため、前記積算値がリセットされることはないので、載置状態検出手段により載置状態が検出されている時間がリセットされずに積算され続けることになる。そして、その時間の積算値が前記異常判別用の基準値としての異常判別用設定時間に達すると前記異常対策処理を実行するのである。
従って、第6特徴構成によれば、載置状態検出手段が正常に動作しているときは、異常対策処理を実行することがなく、載置状態検出手段が載置状態を検出する状態のままで固着している等の異常状態であるときは的確に異常対策処理を実行することが可能となる。
〔第1実施形態〕
以下、図面に基づいて、本発明に係る加熱調理器の第1実施形態を説明する。
図1に示すように、前記加熱調理器としてのガスコンロは、3つのコンロバーナ1a、1b、1c、及び、グリルバーナ2(図2参照)を備えるグリル部3を備えたビルトインタイプのガスコンロにて構成されており、3つのコンロバーナ1a、1b、1cは標準バーナ1aと、小バーナ1bと、高火力バーナ1cとによって構成されている。
又、グリル部3の燃焼排ガスを排気するためのグリル排気口4が形成され、ガラス製のトッププレート5にてガスコンロ上面が覆われており、このトッププレート5の上部に、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1cの夫々に対応して、夫々にて加熱する被加熱物(鍋など)を載置する載置部としての五徳6が載置支持されている。トッププレート5の裏面側に、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1c夫々の火力、並びに、グリルバーナ2の点消火状態を表示する天面表示部70が、トッププレート5を通して視認可能なように設けられている。
前記天面表示部70は、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1c夫々に対応する3個の天面火力表示部71と、グリルバーナ2に対応するグリル燃焼表示部73とから構成され、前記天面火力表示部71は、複数のLEDランプをレベルメータとして用い燃焼量(火力)の大きさに応じた数のLEDランプを点灯させて表示する構成となっている。又、前記グリル燃焼表示部73は1個のLEDランプにて構成され、グリルバーナ2を点火させるとLEDランプを点灯表示する構成となっている。
図1に示すように、ガスコンロ前側面には、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1cとグリルバーナ2との点火及び消火や火力調節と各種の設定とを指令する手動操作部Sが設けられ、図2に示すように、マイクロコンピュータを備えて各種の制御を実行するように構成された運転制御部Hが手動操作部Sにて指令された運転状態に基づいて、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1cとグリルバーナ2を制御するように構成されている。
図2に示すように、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1cの夫々には、点火プラグ7及び着火状態を検出する熱電対8が設けられており、グリルバーナ2は上面バーナ2aと左右一対の下面バーナ2b、2cとを備えた両面バーナにて構成されて、上面バーナ2a及び左右一対の下面バーナ2b、2cの夫々にも点火プラグ7及び着火状態を検出するための熱電対8等が備えられている。
又、標準バーナ1a及び高火力バーナ1cの夫々には、図2及び図3に示すように(但し、図3では標準バーナ1aについて示す)、五徳6に被加熱物が載置されている載置状態であるか載置されていない非載置状態であるかを検出する載置状態検出手段としての載置状態検出部Dが設けられている。
この載置状態検出部Dは、五徳6に載置される被加熱物の底部が当接するのに伴って押し下げられて前記載置状態を検出するための載置状態検出位置とその載置状態検出位置よりも上方であって前記非載置状態を検出するための非載置状態検出位置とにわたって上下動自在で、且つ、前記非載置状態検出位置に復帰付勢される上下可動部9bを備えた伸縮機構9と、その上下可動部9bが前記載置状態検出位置に位置することにより前記載置状態(オン状態)を検出し、且つ、上下可動部9bが前記非載置状態検出位置に位置することにより前記非載置状態(オフ状態)を検出する検出部としての被加熱物検出スイッチ10を備えて構成されている。
前記伸縮機構9は、図3に示すように、ケーシングに対して固定された案内支持部9aに上下可動部9bをバネ(図示省略)にて上方に復帰付勢した状態で上下方向に移動自在に支持して構成されている。そして、五徳6上に被加熱物が載置されていないときは、上下可動部9bが、復帰付勢力により上端が五徳6における被加熱物を受け止める上端部よりも突出する状態の前記非載置状態検出位置に復帰する伸状態となり、被加熱物検出スイッチ10がオフとなる。又、五徳6上に被加熱物が載置されるに伴って、上下可動部9bが被加熱物の底部により押し下げられて前記載置状態検出位置に位置する縮状態となり、被加熱物検出スイッチ10がオンとなる。
つまり、被加熱物検出スイッチ10がオンの状態で、上下可動部9bが前記載置状態検出位置に位置する状態が検出されて前記載置状態が検出され、被加熱物検出スイッチ10がオフの状態で、上下可動部9bが前記非載置状態検出位置に位置する状態が検出されて前記非載置状態が検出される構成となっている。尚、前記小バーナ1bには、標準バーナ1a高火力バーナ1c夫々と同様に前記伸縮機構9が設けられるが、被加熱物検出スイッチ10は設けられていない。
図2に示すように、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1cの夫々に対応する伸縮機構9の上下可動部9bの上端部内には、温度センサ11が設けられ、五徳6上に載置された被加熱物の底部が上下可動部9bの上端に当接した状態で、この温度センサ11により被加熱物の温度を検出するように構成されている。又、図示を省略するが、グリル部3には、グリル庫内の温度を検出する温度センサが設けられている。
前記標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1cとグリルバーナ2とへのガス供給構成について説明すると、図2に示すように、元ガス供給路12には元ガス電磁弁13が設けられ、この元ガス供給路12から、標準バーナ用分岐路14a、小バーナ用分岐路14b、高火力バーナ用分岐路14c、グリルバーナ用分岐路14dの4系統に分岐しており、グリルバーナ2へのグリルバーナ用分岐路14dは、さらに、上面バーナ用の分岐路と下面バーナ用分岐路とに分岐してそれらの分岐路には夫々、オリフィスof付きの流路15と開閉式電磁弁16を備えたバイパス路17が設けられている。そして、標準バーナ用分岐路14a、小バーナ用分岐路14b、高火力バーナ用分岐路14c、及び、グリルバーナ用分岐路14dの夫々には、ガス量を調整して前記各バーナの燃焼量(火力)を調整する流量制御弁18が備えられている。
ガスコンロ前側面には、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1cの夫々に対応して、バーナ1a、1b、1cの点火指令を指令する点火指令状態とバーナ1a、1b、1cの消火指令を指令する消火指令状態とに切り換え自在な点消火指令部28、バーナ1a、1b、1cの燃焼量(火力)の調節を指令する人為操作式の燃焼量調節操作部29、及び、調理の設定を指令する設定入力パネル50が設けられ、並びに、グリルバーナ2に対して、点火及び消火や火力調整を指令するための設定入力パネル60が設けられている。設定入力パネル50及び設定入力パネル60は開閉式になっており、設定入力パネル60には、グリルバーナ2に対し点火及び消火を指令するための点消火スイッチ(図示せず)が備えられている。そして、前記設定入力パネル50には図示はしないが、例えば、天ぷら油の温度等、被加熱物の温度が予め設定した設定温度になるようにバーナの燃焼量(火力)を自動調整するための自動調理モードを設定する自動調理用の設定スイッチが設けられている。
前記点消火指令部28は、詳述はしないが、円筒状の回転操作部31が押し込み位置と突出位置とにわたり各位置で保持自在に出退自在に設けられ、突出位置に切り換えると内部に備えられた点消火スイッチ32(図2参照)がオンして点火を指令し、押し込み位置に切り換えると点消火スイッチ32がオフして消火を指令する構成となっている。又、燃焼量調節操作部29は、突出位置にある回転操作部31を回転操作することでバーナの燃焼量の変更調整を行うように構成されている。ちなみに、標準バーナ1a及び高火力バーナ1cの夫々は、その燃焼量を5段階の設定燃焼量に調節できるように構成され、又、小バーナ1cは、その燃焼量を3段階の設定燃焼量に調節できるように構成されている。
そして、運転制御部Hは、点消火スイッチ32の点火指令に基づいて各バーナのうちの対応するものを点火させ、点消火スイッチ32の消火指令に基づいて対応するバーナを消火させるように各バーナの作動を制御し、燃焼量調節操作部29の指令に基づいて燃料供給量を調整するように流量制御弁18の作動を制御するよう構成されている。
又、図2に示すように、各種情報を音声にて報知する報知手段としてのスピーカ37が備えられており、運転制御部Hは、各種情報をこのスピーカ37により報知させるように構成されている。
従って、この実施形態では、標準バーナ1a及び高火力バーナ1cの夫々が加熱手段Aに対応し、点消火スイッチ32が加熱指令手段に対応しており、運転制御部Hを利用して、点消火スイッチ32による加熱開始指令により加熱手段Aの加熱作動を開始し且つ点消火スイッチ32による加熱停止指令により加熱手段Aの加熱作動を停止する燃焼制御、及び、載置状態検出部Dの検出情報に基づいて加熱手段Aの加熱作動を制御する調理用加熱処理を実行する加熱制御手段100が構成されている。
そして、前記加熱制御手段100が、点消火スイッチ32による加熱開始指令が指令されたときに載置状態検出部Dにより載置状態が検出される加熱開始時載置検出状態であるか否かを判別するように構成され、且つ、載置状態検出部Dにて載置状態が検出されている状態においては、時間経過に伴って不規則的に現れる載置状態経過判別用の指標として、前記加熱開始時載置検出状態であることを判別した回数を積算し、かつ、前記加熱開始時載置検出状態であることを判別した回数の積算値Nxが前記異常判別用基準値としての設定回数Nsに達すると前記異常対策処理を実行するように構成されている。そして、前記加熱開始時載置検出状態であることを判別した回数の積算値Nxは記憶手段としての不揮発性メモリMeに書き込み記憶して電力供給が停止されてもその情報を保持できるようになっている。不揮発性メモリMeは、例えばEEPROM等を用いて構成される。
又、このコンロでは、点消火スイッチ32の指令により電源入り条件が満たされると加熱制御手段100に電力を供給し、且つ、点消火スイッチ32の指令により電源切り条件が満たされると加熱制御手段100への電力の供給を遮断する電源制御手段PKが備えられている。
次に、図4を参照しながら電源制御手段PKについて説明する。
図4に、標準バーナ1aに対応する点消火スイッチ32の操作並びに標準バーナ1aに対応する載置状態検出部Dの検出情報に基づいて、電源40から運転制御部Hへの電力供給状態を制御するための具体的な回路構成を示している。
電源40から運転制御部Hに電力を供給する電力供給状態と電力供給を遮断する遮断状態とに切換自在な断続切換回路41(電源供給部)が設けられ、この断続切換回路41は、電源40から運転制御部Hへの電源供給線を断続する電源断続用トランジスタ42、点消火スイッチ32がオン操作されると電源断続用トランジスタ42をオン状態に切り換えるための入り操作用のトランジスタ43、運転制御部Hから指令される電源保持信号が出力される電源断続用トランジスタ42をオン状態に切り換えるための自己保持用のトランジスタ44等を備えて構成されている。
前記断続切換回路41は、電源断続用トランジスタ42がオフ状態となり運転制御部Hに電力が供給されずに動作していない状態、すなわち運転待機状態において、点消火スイッチ32がオン操作されると電源断続用トランジスタ42がオン状態に切り換わり、運転制御部Hに電力を供給する状態に切り換わる。そして、運転制御部Hは電源40から電力が供給されて制御動作を開始すると保持信号出力端子aから電源保持信号を出力するように構成され、断続切換回路41は、電源保持信号により電源断続用トランジスタ42をオン状態に保持することができるようになっている。
図4では、標準バーナ1aに対する電源制御用の回路だけを代表して記載しており、他の回路は省略しているが、運転制御部Hは、前記各バーナ1a,1b,1c,2に対応する4つの点消火スイッチ32のうちの少なくともいずれかがオン操作されると前記電源断続用トランジスタ42がオン状態に切り換わり電源が供給される構成となっている。又、図示はしないが、各点消火スイッチ32の操作情報は運転制御部Hにも入力されており、運転制御部Hは、前記4個の点消火スイッチ32のうちのいずれかの1つがオンして加熱開始指令を指令する状態になると、電源入り条件が満たされたものとして電源保持信号を出力するように構成され、4個の点消火スイッチ32の全てのものがオフ、すなわち加熱停止指令を指令する状態になると、電源切り条件が満たされたとして電源保持信号の出力を停止するように構成されている。
従って、運転制御部Hを利用して断続切換回路41による電源供給状態を管理する電源管理手段101が構成されており、この電源管理手段101及び断続切換回路41により電源制御手段PKが構成されている。
そして、前記電源切り条件が満たされて電源制御手段PKが加熱制御手段100への電力の供給を遮断しているときに、載置状態検出部Dが載置状態を検出する状態から非載置状態を検出する状態に切り換わると、前記加熱開始時載置検出状態であることを判別した回数の積算値Nxをリセットする積算値リセット手段SRが設けられている。
この積算値リセット手段SRは、不揮発性メモリMeにて記憶している記憶内容をリセットする記憶情報処理手段102、記憶情報処理手段102に電源から電力を供給する電力供給状態と電力の供給を遮断する遮断状態とに切り換え自在な電源供給部としての断続切換回路41、電源40から電力が供給される状態で備えられ且つ載置状態検出部Dが載置状態を検出する状態から非載置状態を検出する状態に切り換わると電源供給部すなわち断続切換回路41を電力供給状態に切り換えるためのパルス信号を出力するパルス発生部としてのパルス発生回路45とを備えて構成され、記憶情報処理手段102が、前記パルス信号により電源供給部を兼用する断続切換回路41が前記遮断状態から前記電力供給状態に切り換わると不揮発性メモリMeに記憶されている前記積算値Nxをリセットするように構成されている。
更に説明を加えると、記憶情報処理手段102は、前記パルス信号により断続切換回路41が遮断状態から電力供給状態に切り換わったときに、載置状態検出部Dにて非載置状態が検出されているか否かを確認して、非載置状態が検出されていることを確認すると、不揮発性メモリMeに記憶されている前記積算値Nxをリセットするように構成されている。
従って、この実施形態では、前記断続切換回路41が電源制御手段PK及び積算値リセット手段SRに兼用する構成となっている。
そして、運転制御部Hを利用して記憶情報処理手段102が構成され、断続切換回路41は、パルス発生回路45によるパルス信号により遮断状態から電力供給状態に切り換わったのちに記憶情報処理手段102にて積算値がリセットされると、電力供給状態から遮断状態に切り換わるように構成されている。
次に、図4を参照しながら具体的な回路構成について説明する。
標準バーナ1aに備えられる載置状態検出部Dにおける被加熱物検出スイッチ10がオン状態(載置状態)からオフ状態(非載置状態)に切り換わると、1回だけパルス信号を発生するパルス発生回路45が設けられ、このパルス発生回路45にてパルス信号が出力されると、そのパルス信号が出力されている間だけ電源断続用トランジスタ42がオン状態に切り換わる構成となっている。
前記パルス発生回路45は、抵抗46、47、48を介してベース端子とコレクタ端子が夫々被加熱物検出スイッチ10の両側端子に接続されて、被加熱物検出スイッチ10がオン状態であれば導通状態となり、被加熱物検出スイッチ10がオフ状態であれば遮断状態となる第1トランジスタ49、第1トランジスタ49が導通状態から遮断状態に切り換わると充電されて1回だけパルス電流が流れるコンデンサ51、通常は遮断状態を維持するがパルス電流が流れることにより一時的に導通状態に切り換わる第2トランジスタ52等を備えて構成されている。
前記パルス発生回路45の動作について説明を加えると、被加熱物検出スイッチ10がオン状態であれば、第1トランジスタ49がオン状態となり、抵抗47、48を通して電流が流れるのでコンデンサ51には充電されないから第2トランジスタ52はオフ状態を維持する。そして、被加熱物検出スイッチ10がオン状態からオフ状態に切り換わると、第1トランジスタ49がオフ状態になり、抵抗47及びコンデンサ51からなるCR結合回路に急激に電圧が印加されてコンデンサ51が充電されるので過渡的な一時電流(パルス電流)が流れ、一時的に第2トランジスタ52がオン状態に切り換わる。第2トランジスタ52がオン状態に切り換わると、電源断続用トランジスタ42がオンして運転制御部Hに電力が供給される。電力が供給されて運転制御部Hが起動すると、運転制御部Hは上記したような電源保持信号を出力し、パルス電流が無くなっても電源断続用トランジスタ42がオン状態に保持される状態になる。
このパルス発生回路45では、被加熱物検出スイッチ10がオン状態を検出している間は、抵抗46、47、48を介して電流が流れるので、運転制御部Hへの電力供給が遮断されている状態であっても電力消費することになるが、抵抗46、47、48を抵抗値の大きいものを使用することで電力消費を極力少ないものに抑制して低消費電力型の回路に構成することが可能である。
そして、運転制御部Hは、電力供給が開始されて起動したときに、いずれの点消火スイッチ32もオン操作されていなければ、前記パルス発生回路45によるパルス電流により起動したものと判別するように構成され、そのように判断したときは、不揮発性メモリMeに記憶している前記加熱開始時載置検出状態であることを判別した回数の積算値Nxをリセットするように構成されている。又、運転制御部Hは、前記加熱開始時載置検出状態であることを判別した回数の積算値Nxをリセットした後は、前記電源保持信号の出力を停止して電源断続用トランジスタ42をオフ状態に切り換えるように構成されている。
又、被加熱物検出スイッチ10における接地側の端子の電位により載置状態検出部Dの状態を検出するための検出回路53が備えられている。この検出回路53は、運転制御部Hの検出信号出力端子bをハイレベルにするとオン状態になる指令用トランジスタ54,と、その指令用トランジスタのオン操作にて被加熱物検出スイッチ10における接地側の端子と運転制御部Hの検出用端子cとを接続する検出用配線55を断続する断続用トランジスタ56とを備えて構成され、運転制御部Hは、検出信号出力端子bをハイレベルにすることで断続用トランジスタ56をオン状態にすると、被加熱物検出スイッチ10における接地側の端子の電位を検出して、載置状態検出部Dが載置状態であるか非載置状態であるかを検出することができるようになっている。
次に、運転制御部Hの制御について説明を加える。
尚、本発明に係る制御は、前記標準バーナ1a及び前記高火力バーナ1cを対象にして実行することになるが、標準バーナ1a及び高火力バーナ1c夫々を対象にした運転制御部Hの制御動作は同様であるので、以下の説明では、標準バーナ1aを対象にした制御動作について説明し、高火力バーナ1cを対象にした制御動作の説明は省略する。
又、前記元ガス電磁弁13は、標準バーナ1a、小バーナ1b、高火力バーナ1c及びグリルバーナ2のうちの少なくとも一つに対応する点消火スイッチ32がON状態のときは開弁し、標準バーナ1a、小バーナ1b、高火力バーナ1c及びグリルバーナ2夫々に対応する点消火スイッチ32の全てがOFF状態のときは、閉弁状態に維持するので、以下の説明では、この元ガス電磁弁13の制御については説明を省略する。
以下、図5及び図6に示すフローチャートに基づいて運転制御部Hの制御動作を説明する。
運転制御部Hは、電源40から電力が供給されると断続切換回路41に電源入状態を保持するための電源保持信号を出力する(ステップ1)。そのとき、4個全ての点消火スイッチ32がオフでない、言い換えると、標準バーナに対応する点消火スイッチ32の操作により電力の供給が開始されたときは、カウンタにて積算カウントされたカウント値Nxが設定回数Ns(例えば10回)に達していなければ、そのときに載置状態検出部にて載置状態が検出されている(この状態が加熱開始時載置検出状態に対応する)と、カウンタのカウント値をカウントアップし(ステップ2、3、4、5)、載置状態検出部にて非載置状態が検出されていると、カウンタのカウント値Nxを零にリセットする(ステップ6)。このカウンタのカウント値Nxが前記加熱開始時載置検出状態であることを判別した回数の積算値に対応する。
ステップ3にて、カウンタにて積算されたカウント値Nxが設定回数Nsに達していると、スピーカ37にて「故障が発生しました」等の音声による故障情報を報知し、且つ、標準バーナ1aに対応する前面火力表示部36及び天面火力表示部71を同様に点滅させて異常が発生したことを報知する報知処理を実行し、さらに、この状態では点消火スイッチ32の指令による操作は受け付けない状態となる(ステップ10、11)。すなわち、このステップ10,11の処理が異常対策処理に対応する。
次に、燃焼制御を実行する(ステップ7)。この燃焼制御は、図6に示すように、標準バーナ1aの点火指令があれば、流量制御弁18を開弁させて点火プラグ7に駆動信号を与えて点火作動させることにより、標準バーナ1aを点火させる点火処理を行う(ステップ71、72)。そして、自動調理モードが設定されていなければ、標準バーナ1aの燃焼量が燃焼量調節操作部29の指令に応じた燃焼量になるように流量制御弁18の開度を調節し(ステップ73−1、73−2)、自動調理モードが設定されているときは、温度センサ11にて検出される被加熱物の温度が予め設定されている設定温度になるように流量制御弁18の開度を調節することにより標準バーナ1aの燃焼量(火力)を自動調整する(ステップ73−3)。そして、消火指令があれば消火処理を実行する(ステップ74、79)。
燃焼作動を実行中に載置状態検出部Dが被加熱物無しの状態(非載置状態)を検出すると、カウンタのカウント値Nxを零にリセットして、標準バーナ1aの燃焼量を前記5段階の火力のうちの最下段の火力よりも1段上の火力に対応する不存在時燃焼量に低下させるように流量制御弁18の開度を調節し、標準バーナ1aに対応する前面火力表示部36及び天面火力表示部71を同様に点滅させることにより、五徳6に被加熱物が載置されていない状態で標準バーナ1aが燃焼しているという異常状態であることを報知する(ステップ75、75−1、76、77)。
又、前記載置状態検出部Dが被加熱物無しの状態を検出してからの経過時間が不存在判別時間に達するまでは、標準バーナ1aの燃焼量を前記不存在時燃焼量に低下させている状態を継続し(ステップ78)、その間において、載置状態検出部Dが被加熱物有りの状態(載置状態)を検出すると元の火力に戻して燃焼状態を継続し(ステップ73−1〜74)、前記不存在判別時間が経過しても載置状態検出部Dが被加熱物無しの状態を検出している場合は消火処理を実行する(ステップ79)。このような載置状態検出部Dの検出結果により火力を調整する処理が調理用加熱処理に対応する。
そして、全ての点消火スイッチ32がオフすると、断続切換回路41に出力している電源入状態を保持するための電源保持信号の出力を停止して電源入り状態に保持する動作を解除し、断続切換回路41を遮断状態に切り換えて電源オフ状態にする(ステップ8、9)。
全ての点消火スイッチ32がオフして運転制御部Hが電源オフ状態になっているときに、載置状態検出部Dにおける被加熱物検出スイッチ10がオン状態からオフ状態に切り換わると、前記パルス発生回路45にてパルスが発生して、断続切換回路41が電力供給状態に切り換わったような場合においても、運転制御部Hに対する電力供給が開始されて運転制御部Hは電源保持信号を出力することになるが(ステップ1)、この場合には、いずれの点消火スイッチ32もオンしていないから、運転制御部Hは、そのとき載置状態検出部Dが非載置状態に切り換わっているか否か、すなわち、被加熱物検出スイッチ10がオフ状態であるか否かを確認して、載置状態検出部Dが非載置状態に切り換わっている、すなわち、被加熱物検出スイッチ10がオフ状態であると、カウンタのカウント値Nxを零にリセット(ステップ12,13)して、電源保持信号の出力を停止して電源入り状態に保持する動作を解除し、断続切換回路41を遮断状態に切り換えて電源オフ状態にする(ステップ14)。
〔第2実施形態〕
次に、本発明に係る加熱調理器の第2実施形態を説明する。
この第2実施形態では、前記パルス発生部の構成が異なる他は、第1実施形態の構成と同じであるから、異なる構成についてのみ説明し、同じ構成については説明は省略する。
この実施形態では、前記パルス発生部としてのパルス発生回路45が、図7に示すように構成されている。このパルス発生回路45はNAND回路61を備えており、そのNAND回路61の出力側に抵抗62及びコンデンサ63を介して第1実施形態における第2トランジスタと同様な機能を発揮するトランジスタ64が接続されている。そして、前記載置状態検出部Dにおける被加熱物検出スイッチ10の一方の端子が電源40の正極に接続され、他方の端子が抵抗65を通して接地部に接続されており、その抵抗65の正極側の電位がNAND回路61の2つの入力端子に夫々入力され、NAND回路61は論理反転回路として機能するようになっている。
図示はしていないが、前記NAND回路61の電源端子には、運転制御部Hへの電力供給線とは別に設けられた電力線を通して電源40から常に電力が供給される構成となっており、運転制御部Hに電力が供給されていない状態であっても動作するようになっている。又、このNAND回路61としてはCMOS型のICを使用しており、消費電力は極力少なくするように構成されている。尚、このNAND回路61の代わりにNOR回路やインバータ回路等を用いて論理反転回路を構成してもよい。
従って、この実施形態では、被加熱物検出スイッチ10がオン状態であれば、NAND回路61の入力がハイレベルになるから出力はローレベルになる。出力がローレベルであればコンデンサ63は充電されない。又、コンデンサ63に電荷がある場合にはNAND回路61を通して放電することになる。そして、被加熱物検出スイッチ10がオン状態からオフ状態に切り換わると、NAND回路61の入力がローレベルに変化するから出力はハイレベルになり、そのことによりコンデンサ63に充電電流が流れて1回だけパルスが発生してトランジスタ64がオンする。その結果、電源断続用トランジスタ42がオンして運転制御部Hに電力が供給される。その後の処理は第1実施形態と同じである。
〔第3実施形態〕
次に、本発明に係る加熱調理器の第3実施形態を説明する。
この第3実施形態では、加熱制御手段の構成が異なる他は、第1実施形態の構成と同じであるから、異なる構成についてのみ説明し、同じ構成については説明は省略する。
すなわち、この実施形態では、前記加熱制御手段が、時間経過に伴って規則的に現れる載置状態経過判別用の指標として、前記載置状態検出部により前記載置状態が検出されている時間を積算し且つその時間の積算値が前記異常判別用の基準値としての異常判別用設定時間に達すると前記異常対策処理を実行するように構成されている。
以下、前記運転制御部Hの制御動作を説明すると、図8に示すように、電源40から電力が供給されると断続切換回路41に電源入状態を保持するための電源保持信号を出力し(ステップ21)、4個全ての点消火スイッチ32がオフでない、言い換えると、標準バーナ1aに対応する点消火スイッチ32の操作により電力の供給が開始されたときは(ステップ22)、そのとき載置状態検出部Dにて載置状態が検出されていれば、載置状態検出部Dにて載置状態が検出される時間をタイマーにより積算し(ステップ23、24)、載置状態検出部Dにて非載置状態が検出されていれば、時間の積算値Txを零にリセットする(ステップ25)。そして、タイマーにて積算される載置状態検出部Dにて載置状態が検出される時間の積算値Txが異常判別用設定時間Tsに達すると、第1実施形態と同様な異常対策処理を実行する(ステップ26、30、31)。 又、積算値Txが異常判別用設定時間Tsに達していない場合には、第1実施形態のときと同様な燃焼制御を実行する(ステップ27)。
又、運転制御部Hに対する電力供給が開始されたときに、いずれの点消火スイッチ32もオンしていない場合には、載置状態検出部Dにおける被加熱物検出スイッチ10がオン状態からオフ状態であることを確認すると、タイマーの積算値Txを零にリセット(ステップ32、33)して電源をオフする(ステップ34)点は第1実施形態と同じである。
〔別実施形態〕
以下、別実施形態を列記する。
(1)上記実施形態では、時間経過に伴って規則的に又は不規則的に現れる載置状態経過判別用の指標として、前記加熱開始時載置検出状態であることを判別した回数や、前記載置状態が検出されている時間を積算するようにしたが、このような構成に代えて、前記載置状態が検出されている状態における前記バーナの燃焼量等を積算するようにしてもよい。
(2)上記実施形態では、前記運転制御部Hを利用して構成される前記記憶情報処理手段が、前記パルス信号により電源供給部(断続切換回路41)が遮断状態から電力供給状態に切り換わったときに、載置状態検出部Dにて前記非載置状態が検出されているか否かを確認して、前記非載置状態が検出されていると、不揮発性メモリに記憶されている前記積算値をリセットする構成としたが、このような構成に代えて、前記記憶情報処理手段が、前記パルス信号により電源供給部(断続切換回路41)が遮断状態から電力供給状態に切り換わると、載置状態検出部Dの検出状態にかかわらず不揮発性メモリに記憶されている前記積算値をリセットする構成としてもよい。
(3)上記実施形態では、前記積算値リセット手段における記憶情報処理手段が運転制御部を利用して構成され、且つ、前記電源供給部が電源制御手段を構成する前記断続切換回路を利用して兼用構成するものを例示したが、このような構成に代えて、運転制御部や電源制御手段とは別構成のものとして備えられるものでもよく、上記実施形態の構成に限定されるものではない。
(4)上記実施形態では、前記電源供給部が、前記パルス信号により前記遮断状態から前記電力供給状態に切り換わったのちに前記記憶情報処理手段にて前記積算値がリセットされると、前記電力供給状態から前記遮断状態に切り換わる構成を例示したが、このような構成に限らず、前記パルス信号により前記遮断状態から前記電力供給状態に切り換わったのちにおいても電力供給状態を継続するような構成としてもよい。
(5)上記実施形態では、前記異常対策処理として、異常であることを報知する報知処理と点消火スイッチの指令による操作を受け付けない状態にする処理を行うようにしたが、例えば、被加熱物を持ち上げる操作を促す報知処理を行い、その後設定時間経過しても非載置状態が検出されなければ点消火スイッチの指令による操作を受け付けない状態にする等の処理でもよい。
(6)上記実施形態では、前記載置状態検出部として、上下可動部と被加熱物検出スイッチとを備える構成としたが、例えば、前記上下可動部の両横側方に振り分けて配置した磁石とリードスイッチとで構成するものでもよく、反射型あるいは透過型の光センサ等にて構成することも可能である。
コンロの斜視図 コンロの制御構成を示すブロック図 コンロのバーナ付近の縦断面図 運転制御部への電力供給構成を示す図 制御動作のフローチャートを示す図 制御動作のフローチャートを示す図 運転制御部への電力供給構成を示す図 制御動作のフローチャートを示す図
符号の説明
6 載置部
32 加熱指令手段
40 電源
41 電源供給部
45 パルス発生部
100 加熱制御手段
102 記憶情報処理手段
A 加熱手段
D 載置状態検出手段
Me 記憶手段
PK 電源制御手段
SR 積算値リセット手段

Claims (6)

  1. 加熱手段にて加熱される被加熱物を載置する載置部に被加熱物が載置されている載置状態であるか載置されていない非載置状態であるかを検出する載置状態検出手段と、
    加熱指令手段による加熱開始指令により前記加熱手段の加熱作動を開始し且つ前記加熱指令手段による加熱停止指令により前記加熱手段の加熱作動を停止する燃焼制御、及び、前記載置状態検出手段の検出情報に基づいて前記加熱手段の加熱作動を制御する調理用加熱処理を実行する加熱制御手段と、
    前記加熱指令手段の加熱開始指令により電源入り条件が満たされると電源から前記加熱制御手段に電力を供給し且つ前記加熱指令手段の加熱停止指令により電源切り条件が満たされると前記加熱制御手段への電力の供給を遮断する電源制御手段とが備えられ、
    前記加熱制御手段が、
    前記載置状態検出手段にて前記載置状態が検出されている状態においては時間経過に伴って規則的に又は不規則的に現れる載置状態経過判別用の指標を積算してその積算値を求め且つ前記載置状態検出手段にて前記非載置状態が検出されると前記積算値をリセットする積算値算出処理、及び、その積算値算出処理にて積算した積算値が異常判別用基準値に達すると異常対策処理を実行するように構成されている加熱調理器であって、
    前記電源切り条件が満たされて前記電源制御手段が前記加熱制御手段への電力の供給を遮断しているときに、前記載置状態検出手段が前記載置状態を検出する状態から前記非載置状態を検出する状態に切り換わると、前記載置状態経過判別用の指標を積算した積算値をリセットする積算値リセット手段が設けられている加熱調理器。
  2. 前記載置状態経過判別用の指標を積算した積算値を記憶する記憶手段が備えられ、
    前記積算値リセット手段が、
    前記記憶手段にて記憶している記憶内容をリセットする記憶情報処理手段と、
    この記憶情報処理手段に電源から電力を供給する電力供給状態と電力の供給を遮断する遮断状態とに切り換え自在な電源供給部と、
    電源から電力が供給される状態で備えられ且つ前記載置状態検出手段が前記載置状態を検出する状態から前記非載置状態を検出する状態に切り換わると前記電源供給部を電力供給状態に切り換えるためのパルス信号を出力するパルス発生部とを備えて構成され、
    前記記憶情報処理手段が、前記パルス信号により前記電源供給部が前記遮断状態から前記電力供給状態に切り換わると前記記憶手段に記憶されている前記積算値をリセットするように構成されている請求項1記載の加熱調理器。
  3. 前記記憶情報処理手段が、
    前記パルス信号により前記電源供給部が前記遮断状態から前記電力供給状態に切り換わったときに、前記載置状態検出手段にて前記非載置状態が検出されているか否かを確認して、前記非載置状態が検出されていると、前記記憶手段に記憶されている前記積算値をリセットするように構成されている請求項2記載の加熱調理器。
  4. 前記電源供給部が、
    前記パルス信号により前記遮断状態から前記電力供給状態に切り換わったのちに前記記憶情報処理手段にて前記積算値がリセットされると、前記電力供給状態から前記遮断状態に切り換わるように構成されている請求項2又は3記載の加熱調理器。
  5. 前記加熱制御手段が、
    前記加熱指令手段による加熱開始指令が指令されたときに前記載置状態検出手段により前記載置状態が検出される加熱開始時載置検出状態であるか否かを判別するように構成され、且つ、前記加熱開始時載置検出状態であることを判別した回数を前記載置状態経過判別用の指標として積算しかつ前記加熱開始時載置検出状態であることを判別した回数の積算値が前記異常判別用基準値としての設定回数に達すると前記異常対策処理を実行するように構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱調理器。
  6. 前記加熱制御手段が、
    前記載置状態検出手段により前記載置状態が検出されている時間を前記載置状態経過判別用の指標として積算し且つその時間の積算値が前記異常判別用の基準値としての異常判別用設定時間に達すると前記異常対策処理を実行するように構成されている請求項1〜4のいずれか1項に記載の加熱調理器。
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