JP4359214B2 - コンロ - Google Patents
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Description
あるいは、前記載置状態検出手段が前記反射型の光センサやフォトインタラプタ型の光センサにて構成される場合にも、被加熱物載置状態連続検出異常が発生する場合がある。例えば、フォトインタラプタ型の光センサの場合は、発光部又は受光部が鍋等からあふれた煮汁により曇ると、前述のような被加熱物載置状態連続検出異常が発生する場合がある。
第1特徴構成は、前記載置状態検出手段により前記被加熱物載置状態が継続して検出されている載置状態継続時間が載置状態継続異常判別用設定時間に達すると異常対策処理を実行する制御手段が設けられている点を特徴とする。
従って、前記載置状態継続異常判別用設定時間が経過する間には、少なくとも1回は使用者によって載置部から被加熱物が取り除かれると考えられるので、載置状態継続異常判別用設定時間にわたって載置状態検出手段が被加熱物載置状態を検出する状態が継続すると、被加熱物載置状態連続検出異常が発生している推定することが可能である。
そして、前記異常対策処理として、例えば、バーナの燃焼を禁止したり、報知手段により異常であることを示す情報を報知させるように構成することにより、載置状態検出手段が異常な状態でのコンロの使用を回避することが可能となる。
前記制御手段は、前記異常対策処理として、
前記載置状態継続時間が前記載置状態継続異常判別用設定時間に達すると、報知手段にて前記載置部から被加熱物を上げることを促す案内情報を報知させて、その案内情報報知後の経過時間が再判別用設定時間に達するまでに前記載置状態検出手段が前記被加熱物非載置状態を検出すると正常であると判別し且つ前記経過時間が前記再判別用設定時間に達しても前記載置状態検出手段が前記被加熱物載置状態を検出する状態が継続している場合は異常であると判別する異常判別処理を実行するように構成されている点を特徴とする。
そして、使用者が、報知手段による案内情報の報知に基づいて載置部から被加熱物を上げると、載置状態検出手段が正常であれば、載置状態検出手段により被加熱物非載置状態が検出されることになり、被加熱物載置状態連続検出異常が発生している状態であると、載置状態検出手段は被加熱物載置状態を検出したままである。
前記再判別用設定時間としては、使用者が報知手段による案内情報の報知を知って、載置部から被加熱物を上げるのが十分に可能な時間、例えば、5分間程度に設定する。
従って、載置状態検出手段が異常な状態でのコンロの使用をより的確に回避することが可能となる。
前記制御手段は、前記異常対策処理としての前記異常判別処理を、前記載置状態継続時間が前記載置状態継続異常判別用設定時間に達し、且つ、点消火指令手段により前記バーナの点火指令が指令されたときに実行するように構成されている点を特徴とする。
つまり、前記異常対策処理としての前記異常判別処理を、前記載置状態継続時間が前記載置状態継続異常判別用設定時間に達するだけの条件で実行させるのではなく、点消火指令手段によりバーナの点火指令が指令される条件も満足した状態で実行させることにより、報知手段による前記案内情報の報知を使用者に確実に知らしめることが可能となるので、前記異常判別処理を、被加熱物が載置部から上げられない状態で実行されるのを回避して、被加熱物が載置部から上げられた状態で的確に実行させるようにすることが可能となるのである。
従って、被加熱物載置状態連続検出異常をより的確に判別することが可能となるので、載置状態検出手段が異常な状態でのコンロの使用をより的確に回避することが可能となる。
前記制御手段は、前記異常判別処理にて正常であると判別すると、前記報知手段に前記載置状態検出手段が正常であることを示す情報を報知させ、前記異常判別処理にて異常であると判別すると、再異常対策処理を実行するように構成されている点を特徴とする。
つまり、載置状態検出手段が正常である場合は、報知手段により、載置状態検出手段が正常であることを示す情報が報知されるので、使用者は載置状態検出手段が正常であることを知って安心してコンロを使用することができ、一方、載置状態検出手段が異常である場合は、再異常対策処理が実行されるので、載置状態検出手段が異常な状態でのコンロの使用を回避することが可能となる。
前記制御手段は、前記再異常対策処理として、前記点消火指令手段により前記バーナの点火指令が指令されても、前記バーナを消火状態に維持する消火状態維持処理を実行するように構成されている点を特徴とする。
つまり、被加熱物載置状態連続検出異常が発生しているときは、点消火指令手段により点火指令を指令しても、バーナは点火されない。
従って、載置部に被加熱物が載置されていないにも拘わらずバーナが点火されるのを回避することができるので、安全性を一層向上することができるようになった。
前記制御手段は、前記載置状態検出手段の検出情報に基づいて、前記被加熱物非載置状態ではバーナの燃焼を停止させる又は燃焼量を低下させる燃焼抑制処理を実行するように構成されている点を特徴とする。
つまり、点消火指令手段によりバーナの点火指令が指令されたときに載置状態検出手段にて被加熱物非載置状態が検出されている場合には、前記燃焼抑制処理として、バーナの点火を禁止する、即ち、バーナの燃焼を停止させる処理を実行させ、バーナの燃焼中に載置状態検出手段にて被加熱物非載置状態が検出された場合には、前記燃焼抑制処理として、バーナの燃焼を停止させる又は燃焼量を低下させる処理を実行させるようにした安全機能は、上述したように公知である。
そして、そのような公知の安全機能に、更に、被加熱物載置状態連続検出異常が発生している推定すると前記異常対策処理を実行するという安全機能を追加することにより、安全性を更に向上することができるようになる。
前記制御手段は、電源スイッチがオンからオフに切り換えられたときに、前記載置状態検出手段が前記被加熱物載置状態を検出している場合には、前記制御手段にその作動用の電力を供給する電源手段からの電力供給を継続させ、且つ、前記載置状態検出手段が前記被加熱物非載置状態を検出している場合には、前記電源手段からの電力供給を停止させるように構成されている点を特徴とする。
つまり、電源スイッチがオンからオフに切り換えられたときに、載置状態検出手段が被加熱物載置状態を検出している場合には、電源スイッチのオフ中も、載置状態継続時間の計測を継続するために、電源手段からの電力供給を継続させ、一方、電源スイッチがオンからオフに切り換えられたときに、載置状態検出手段が被加熱物非載置状態を検出している場合には、載置状態継続時間の計測を継続する必要がないので、電源手段からの電力供給を停止させる。
従って、消費電力を低減によりエネルギーコストを低減することが可能なようにしながら、載置状態検出手段が異常な状態でのコンロの使用を回避することが可能なようにすることができるようになった。
前記載置状態検出手段が、
前記載置部に載置される被加熱物の底部が当接するのに伴って押し下げられて前記被加熱物載置状態を検出するための載置状態検出位置と、その載置状態検出位置よりも上方であって前記被加熱物非載置状態を検出するための非載置状態検出位置とにわたって上下動自在で、且つ、前記非載置状態検出位置に復帰付勢される上下可動部と、
その上下可動部が前記載置状態検出位置に位置する状態を検出することにより前記被加熱物載置状態を検出し、且つ、前記上下可動部が前記非載置状態検出位置に位置する状態を検出することにより前記被加熱物非載置状態を検出する検出部とを備えて構成されている点を特徴とする。
一方、被加熱物を載置部から上げると、上下可動部がその上方への復帰付勢力により載置状態検出位置から非載置状態検出位置に復帰し、それに伴って、検出部により、上下可動部が非載置状態検出位置に位置する状態が検出されることにより、前記被加熱物非載置状態が検出される。
つまり、被加熱物が載置部に載置されたり載置部から上げられたりすることにより、上下可動部を載置状態検出位置と非載置状態検出位置とにわたって上下動させて、検出部により、上下可動部が載置状態検出位置に位置する状態と非載置状態検出位置に位置する状態とを検出させることにより、被加熱物載置状態と被加熱物非載置状態とを検出させるようにすることにより、例えば、光センサを用いて、非接触状態にて被加熱物載置状態と被加熱物非載置状態とを検出するように構成する場合に比べて、誤検出を抑制することが可能となって、被加熱物載置状態と被加熱物非載置状態とを適切に検出することが可能となる。
そして、そのように上下可動部が前記載置状態検出位置に位置したままで固着してしまうと、被加熱物が載置部から上げられても、検出部により被加熱物載置状態が検出される状態が継続することとなり、そして、その検出部により被加熱物載置状態が継続して検出されている載置状態継続時間が前記載置状態継続異常判別用設定時間に達すると、異常対策処理が実行されるので、載置状態検出手段が異常な状態でのコンロの使用を回避することが可能となる。
従って、被加熱物載置状態と被加熱物非載置状態とを適切に検出することができながら、載置状態検出手段が異常な状態でのコンロの使用を回避するが可能となる。
図1及び図2に示すように、ガスコンロは、3つのコンロバーナ1a,1b,1c、及び、グリルバーナ2を備えるグリル部3を備えたビルトインタイプのガスコンロにて構成されており、3つのコンロバーナ1a,1b,1cは標準バーナ1aと、小バーナ1bと、高火力バーナ1cとによって構成されている。
又、トッププレート5の裏面側に、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1c夫々の火力、並びに、グリルバーナ2の点消火状態を表示する天面表示部70が、トッププレート5を通して視認可能なように設けられている。
この載置状態検出部Dは、五徳6に載置される被加熱物の底部が当接するのに伴って押し下げられて前記被加熱物載置状態を検出するための載置状態検出位置とその載置状態検出位置よりも上方であって前記被加熱物非載置状態を検出するための非載置状態検出位置とにわたって上下動自在で、且つ、前記非載置状態検出位置に復帰付勢される上下可動部9bを備えた伸縮機構9と、その上下可動部9bが前記載置状態検出位置に位置する状態を検出することにより前記被加熱物載置状態を検出し、且つ、上下可動部9bが前記非載置状態検出位置に位置する状態を検出することにより前記被加熱物非載置状態を検出する検出部としての被加熱物検出スイッチ10を備えて構成されている。
つまり、被加熱物検出スイッチ10がオンの状態で、上下可動部9bが前記載置状態検出位置に位置する状態が検出されて前記被加熱物載置状態が検出され、被加熱物検出スイッチ10がオフの状態で、上下可動部9bが前記非載置状態検出位置に位置する状態が検出されて前記被加熱物非載置状態が検出される構成となっている。
つまり、前記回転操作部31及び点消火スイッチ32により、点消火指令部28が構成されている。
前記天面火力表示部71は、前面火力表示部36と同構成であり、複数のLEDランプ72をレベルメータとして用いて回転操作部31にて設定された燃焼量(火力)の大きさを燃焼量の大きさに応じた数のLEDランプ72を点灯させて表示する構成となっている。又、前記グリル燃焼表示部73は、1個のLEDランプ74から構成され、グリルバーナ2を点火させるとその燃焼状態をLEDランプ74を点灯させて表示する構成となっている。
つまり、燃焼制御部Hは、前面火力表示部36及び天面火力表示部71を同様に制御するように構成され、例えば、標準バーナ1aに対応するロータリーエンコーダ33にて発生するパルス信号が火力3に対応する場合は、前面火力表示部36を構成するLEDランプ35を3個点灯させ、且つ、天面表示部71を構成するLEDランプ72を3個点灯させる。
前記電源スイッチ40がオンされると電源41からの電力を前記燃焼制御部Hに供給する電源制御部42が設けられている。
そして、燃焼制御部Hは、電源41から電力が供給される状態で、前記手動操作部Sにて指令された各種制御指令に基づいて、前記元ガス弁12、流量制御弁18及び点火プラグ7等の夫々に駆動信号を与えて夫々の作動を制御するように構成されている。
尚、本発明に係る制御は、前記標準バーナ1a及び前記高火力バーナ1cを対象にして実行するので、前記小バーナ1b及び前記グリルバーナ2を対象にした燃焼制御部Hの制御動作の説明は省略する。
又、標準バーナ1a及び高火力バーナ1c夫々を対象にした燃焼制御部Hの制御動作は同様であるので、以下では、標準バーナ1aを対象にした制御動作について説明して、高火力バーナ1cを対象にした制御動作の説明は省略する。
又、前記元ガス電磁弁13は、標準バーナ1a、小バーナ1b、高火力バーナ1c及びグリルバーナ2のうちの少なくとも一つに対応する点消火スイッチ32がON状態のときは開弁し、標準バーナ1a、小バーナ1b、高火力バーナ1c及びグリルバーナ2夫々に対応する点消火スイッチ32の全てがOFF状態のときは、閉弁状態に維持するので、以下の説明では、この元ガス電磁弁13の制御については説明を省略する。
先ず、図11及び図12に基づいて、メインの制御動作について説明する。
電源スイッチ40がオンされて、電源41から電力が供給されると(ステップ#1)、燃焼制御部Hは、被加熱物検出スイッチ10がON状態か否かを判別して(ステップ#2)、ON状態のときは、載置状態継続時間T1の計測を開始してから(ステップ#4)、OFF状態のときは載置状態継続時間T1をリセットしてから(ステップ#3)、被加熱物検出スイッチ10がON状態か否かを判別する(ステップ#5)。
ステップ#8で被加熱物検出スイッチ10がOFF状態のときは、後述する消火中被加熱物無し制御を実行し(ステップ#40)、ステップ#8で被加熱物検出スイッチ10がON状態のときは、ステップ#9で、載置状態継続時間T1が載置状態継続異常判別用設定時間Ts1に達したか否かを判別し、達していないときは、後述する通常時燃焼制御を実行する(ステップ#50)。ちなみに、前記載置状態継続異常判別用設定時間Ts1は、例えば96時間に設定する。
又、燃焼制御部Hは、ステップ#20で、被加熱物検出スイッチ10がOFF状態と判別すると、載置状態継続時間T1及び後述する案内情報報知後経過時間T2をリセットし、電源制御部42に電源保持信号OFFの指令を与えて、自己への電力の供給を停止させて(ステップ#26,27)、終了する
続いて、ステップ#19で、前記電源ランプを消灯させて、被加熱物検出スイッチ10がON状態の間は、電源スイッチ40がOFF状態でも、電源制御部42に電源保持信号ONの指令を与えて自己への電力の供給を継続させて、載置状態継続時間T1の計測を継続し(ステップ#20〜22)、被加熱物検出スイッチ10がOFF状態になると(ステップ#20)、ステップ#26,27を実行して、載置状態継続時間T1及び案内情報報知後経過時間T2をリセットし、電源制御部42に電源保持信号OFFの指令を与えて、自己への電力の供給を停止させて、終了する。
又、ステップ#22で電源スイッチ40がON状態になると、ステップ#7に戻るが、前記案内情報報知後経過時間T2は前記再判別用設定時間Ts2を越えているので、以降の制御で標準バーナ1aが点火されることはない。
そして、燃焼制御部Hは、前記再異常対策処理として、点消火指令部28により標準バーナ1aの点火指令が指令されても、標準バーナ1aを消火状態に維持する消火状態維持処理を実行するように構成されている。
つまり、前記再異常対策処理が、ステップ#16〜18の一連の処理にて構成される。
又、燃焼制御部Hは、被加熱物検出スイッチ10がOFF状態になると、即ち、載置状態検出部Dにより前記被加熱物非載置状態が検出されると、次に電源スイッチ40がオンからオフに切り換えられると、電源制御部42に電源保持信号OFFの指令を与えて、自己への電力の供給を停止させるように構成されている。
つまり、燃焼制御部Hは、電源スイッチがオンからオフに切り換えられたときに、載置状態検出部Dが前記被加熱物載置状態を検出している場合には、燃焼制御部Hにその作動用の電力を供給する電源41からの電力供給を継続させ、且つ、載置状態検出部Dが前記被加熱物非載置状態を検出している場合には、電源41からの電力供給を停止させるように構成されている。
燃焼制御部Hは、点消火スイッチ32がOFF状態からON状態に切り換えられたときに、被加熱物検出スイッチ10がOFF状態の場合は(ステップ#7,8)、点消火スイッチ32がON状態であることによる点火指令を無効にして、標準バーナ1aの消火状態を維持し、スピーカ37により、五徳6に被加熱物を載置することを促す案内情報(例えば、「鍋を置いて下さい」の如き案内情報)を報知させ、標準バーナ1aに対応する前面火力表示部36及び天面火力表示部71を同様に点滅させて(ステップ#41〜43)、図11に示すメインのフローチャートのステップ#7に戻って、再び、点消火スイッチ32がON状態か否かを判別する。
燃焼制御部Hは、前記通常時燃焼制御では、先ず、流量制御弁18を開弁させ、点火プラグ7に駆動信号を与えて点火作動させることにより、標準バーナ1aを点火させる点火処理を行い(ステップ#51)、点消火スイッチ32がON状態で且つ被加熱物検出スイッチ10がON状態の間は、ロータリーエンコーダ33から出力される前記パルス信号に応じた段階の火力に対応する燃焼量になるように流量制御弁18の開度を調節することにより、燃焼量調節処理を行いながら標準バーナ1aの燃焼を継続させる(ステップ#52〜54)。
ちなみに、前記不存在判別用設定時間Ts3は、例えば60秒に設定する
次に別実施形態を説明する。
(イ) 前記異常対策処理の具体的な形態は、上記の実施形態において例示した形態に限定されるものではない。
例えば、点消火指令部28から点火指令が指令されても、バーナ1a,1cを点火させずに消火状態に維持する消火維持処理を実行する形態や、報知手段によりコンロの使用を停止することを促す情報を報知させるコンロ停止情報報知処理を実行する形態を採用することが可能である。
その場合、前記載置状態継続時間T1の記憶用等のために前記燃焼制御部Hに備えさせるメモリが揮発性のメモリのときは、電源スイッチ40がOFF状態のときも前記載置状態継続時間T1を記憶し続けるために、前記燃焼制御部Hを、電源制御部42に電源保持信号ONの指令を与えて自己への電力の供給を継続させるよう構成する。
この場合、燃焼制御部Hは、電源スイッチ40がOFF状態に切り換えられると電源制御部42に電源保持信号OFFの指令を与えて、自己への電力の供給を停止させると共に、載置状態継続時間T1の計測を中断し、次に、電源スイッチ40がON状態に切り換えられたときに、載置状態検出部Dにより前記被加熱物載置状態が検出されていると、メモリに記憶している時間に加算する状態で載置状態継続時間T1の計測を再開するように構成する。
例えば、前記上下可動部9bの両横側方に振り分けて配置した磁石とリードスイッチ、及び、前記上下可動部9bが押し下げられると前記磁石と前記リードスイッチとの間に位置し且つ前記上下可動部9bが上方に復帰すると前記磁石と前記リードスイッチとの間から退出するように前記上下可動部9bに取り付けた磁性体にて構成することが可能である。
例えば、前記案内情報を表示する表示装置や、ブザー、ランプ等にて構成することが可能である。又、スピーカ37、表示装置、ブザー及びランプのうちの複数を用いて構成しても良い。
6 載置部
9b 上下可動部
10 検出部
28 点消火指令手段
37 報知手段
40 電源スイッチ
41 電源手段
D 載置状態検出手段
H 制御手段
Claims (8)
- バーナにて加熱する被加熱物を載置する載置部に被加熱物が載置されている被加熱物載置状態と前記載置部に被加熱物が載置されていない被加熱物非載置状態とを検出する載置状態検出手段が設けられたコンロであって、
前記載置状態検出手段により前記被加熱物載置状態が継続して検出されている載置状態継続時間が載置状態継続異常判別用設定時間に達すると異常対策処理を実行する制御手段が設けられているコンロ。 - 前記制御手段は、前記異常対策処理として、
前記載置状態継続時間が前記載置状態継続異常判別用設定時間に達すると、報知手段にて前記載置部から被加熱物を上げることを促す案内情報を報知させて、その案内情報報知後の経過時間が再判別用設定時間に達するまでに前記載置状態検出手段が前記被加熱物非載置状態を検出すると正常であると判別し且つ前記経過時間が前記再判別用設定時間に達しても前記載置状態検出手段が前記被加熱物載置状態を検出する状態が継続している場合は異常であると判別する異常判別処理を実行するように構成されている請求項1記載のコンロ。 - 前記制御手段は、前記異常対策処理としての前記異常判別処理を、前記載置状態継続時間が前記載置状態継続異常判別用設定時間に達し、且つ、点消火指令手段により前記バーナの点火指令が指令されたときに実行するように構成されている請求項2記載のコンロ。
- 前記制御手段は、前記異常判別処理にて正常であると判別すると、前記報知手段に前記載置状態検出手段が正常であることを示す情報を報知させ、前記異常判別処理にて異常であると判別すると、再異常対策処理を実行するように構成されている請求項2又は3記載のコンロ。
- 前記制御手段は、前記再異常対策処理として、前記点消火指令手段により前記バーナの点火指令が指令されても、前記バーナを消火状態に維持する消火状態維持処理を実行するように構成されている請求項4記載のコンロ。
- 前記制御手段は、前記載置状態検出手段の検出情報に基づいて、前記被加熱物非載置状態ではバーナの燃焼を停止させる又は燃焼量を低下させる燃焼抑制処理を実行するように構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載のコンロ。
- 前記制御手段は、電源スイッチがオンからオフに切り換えられたときに、前記載置状態検出手段が前記被加熱物載置状態を検出している場合には、前記制御手段にその作動用の電力を供給する電源手段からの電力供給を継続させ、且つ、前記載置状態検出手段が前記被加熱物非載置状態を検出している場合には、前記電源手段からの電力供給を停止させるように構成されている請求項1〜6のいずれか1項に記載のコンロ。
- 前記載置状態検出手段が、
前記載置部に載置される被加熱物の底部が当接するのに伴って押し下げられて前記被加熱物載置状態を検出するための載置状態検出位置と、その載置状態検出位置よりも上方であって前記被加熱物非載置状態を検出するための非載置状態検出位置とにわたって上下動自在で、且つ、前記非載置状態検出位置に復帰付勢される上下可動部と、
その上下可動部が前記載置状態検出位置に位置する状態を検出することにより前記被加熱物載置状態を検出し、且つ、前記上下可動部が前記非載置状態検出位置に位置する状態を検出することにより前記被加熱物非載置状態を検出する検出部とを備えて構成されている請求項1〜7のいずれか1項に記載のコンロ。
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