JP4359214B2 - コンロ - Google Patents

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Description

本発明は、バーナにて加熱する被加熱物を載置する載置部に被加熱物が載置されている被加熱物載置状態と前記載置部に被加熱物が載置されていない被加熱物非載置状態とを検出する載置状態検出手段が設けられたコンロに関する。
かかるコンロは、載置部に被加熱物が載置されている被加熱物載置状態か載置部に被加熱物が載置されていない被加熱物非載置状態かを検出可能なようにしたものであり、被加熱物載置状態か被加熱物非載置状態かの検出情報は、例えば、バーナの作動の制御に用いられていた。
即ち、点消火指令手段によりバーナの点火指令が指令されたときに載置状態検出手段にて被加熱物非載置状態が検出されているとバーナの点火を禁止し、バーナの燃焼中に載置状態検出手段にて被加熱物非載置状態が検出されるとバーナの燃焼を停止させる又は燃焼量を低下させる形態で、載置状態検出手段の検出情報に基づいてバーナの作動を制御するように構成して、コンロを安全に使用可能なようにしていた(特許文献1参照。)。
ちなみに、前記特許文献1では、前記載置状態検出手段は、前記載置部に載置される被加熱物の底部が当接するのに伴って押し下げられて前記被加熱物載置状態を検出するための載置状態検出位置と、その載置状態検出位置よりも上方であって前記被加熱物非載置状態を検出するための非載置状態検出位置とにわたって上下動自在で、且つ、前記非載置状態検出位置に復帰付勢される上下可動部と、その上下可動部が前記載置状態検出位置に位置する状態を検出することにより前記被加熱物載置状態を検出し、且つ、前記上下可動部が前記非載置状態検出位置に位置する状態を検出することにより前記被加熱物非載置状態を検出する検出部とを備えて構成されていた。
又、前記特許文献1には記載されていないが、前記載置状態検出手段としては、載置部上の被加熱物の有無によって投射光が反射されるか否かにより被加熱物載置状態か被加熱物非載置状態かを検出するように構成された反射型の光センサ、あるいは、載置部上の被加熱物の有無により投射光が遮蔽されるか否かにより被加熱物載置状態か被加熱物非載置状態かを検出するように構成されたフォトインタラプタ型の光センサにて構成される場合もある。
特開平8−303785号公報
ところで、前記載置状態検出手段が異常となる虞がある。例えば、載置状態検出手段が上述のように上下可動部と検出部とにより構成される場合、被加熱物としての鍋等からあふれた煮汁により上下可動部が前記載置状態検出位置に位置したままで固着してしまったり、検出部が故障して、載置部に被加熱物が載置されていないにも拘わらず載置状態検出手段により被加熱物載置状態と検出される異常(以下、被加熱物載置状態連続検出異常と略記する場合がある)が発生する場合がある。
あるいは、前記載置状態検出手段が前記反射型の光センサやフォトインタラプタ型の光センサにて構成される場合にも、被加熱物載置状態連続検出異常が発生する場合がある。例えば、フォトインタラプタ型の光センサの場合は、発光部又は受光部が鍋等からあふれた煮汁により曇ると、前述のような被加熱物載置状態連続検出異常が発生する場合がある。
しかしながら、従来のコンロでは、前記載置状態検出手段が異常となると、その載置状態検出手段が異常となったままでコンロが使用される虞があり、改善が望まれていた。
本発明は、かかる実情に鑑みてなされたものであり、その目的は、載置状態検出手段が異常な状態での使用を回避し得るコンロを提供することにある。
本発明のコンロは、バーナにて加熱する被加熱物を載置する載置部に被加熱物が載置されている被加熱物載置状態と前記載置部に被加熱物が載置されていない被加熱物非載置状態とを検出する載置状態検出手段が設けられたものであって、
第1特徴構成は、前記載置状態検出手段により前記被加熱物載置状態が継続して検出されている載置状態継続時間が載置状態継続異常判別用設定時間に達すると異常対策処理を実行する制御手段が設けられている点を特徴とする。
即ち、載置状態検出手段により被加熱物載置状態が継続して検出されている載置状態継続時間が載置状態継続異常判別用設定時間に達すると、制御手段は、異常対策処理を実行する。
つまり、前記載置状態継続異常判別用設定時間として、通常では載置部に被加熱物が連続して載置されることがないと考えられる時間に設定する。一般に24時間で生活の周期が切り換わり、載置部に被加熱部が載置されなくなる状態が起こり得ると考えられるので、載置状態継続異常判別用設定時間を例えば96時間程度に設定すると、載置状態継続異常判別用設定時間として、通常では載置部に被加熱物が連続して載置される状態がほとんど起こり得ないと考えられる時間に設定することが可能となる。
従って、前記載置状態継続異常判別用設定時間が経過する間には、少なくとも1回は使用者によって載置部から被加熱物が取り除かれると考えられるので、載置状態継続異常判別用設定時間にわたって載置状態検出手段が被加熱物載置状態を検出する状態が継続すると、被加熱物載置状態連続検出異常が発生している推定することが可能である。
そこで、前記載置状態継続時間が前記載置状態継続異常判別用設定時間に達すると、被加熱物載置状態連続検出異常が発生していると推定して、前記異常対策処理を自動的に実行させるようにするのである。
そして、前記異常対策処理として、例えば、バーナの燃焼を禁止したり、報知手段により異常であることを示す情報を報知させるように構成することにより、載置状態検出手段が異常な状態でのコンロの使用を回避することが可能となる。
第2特徴構成は、上記第1特徴構成に加えて、
前記制御手段は、前記異常対策処理として、
前記載置状態継続時間が前記載置状態継続異常判別用設定時間に達すると、報知手段にて前記載置部から被加熱物を上げることを促す案内情報を報知させて、その案内情報報知後の経過時間が再判別用設定時間に達するまでに前記載置状態検出手段が前記被加熱物非載置状態を検出すると正常であると判別し且つ前記経過時間が前記再判別用設定時間に達しても前記載置状態検出手段が前記被加熱物載置状態を検出する状態が継続している場合は異常であると判別する異常判別処理を実行するように構成されている点を特徴とする。
即ち、制御手段は、前記異常対策処理として、載置状態継続時間が載置状態継続異常判別用設定時間に達すると、報知手段にて載置部から被加熱物を上げることを促す案内情報を報知させて、その案内情報報知後の経過時間が再判別用設定時間に達するまでに載置状態検出手段が被加熱物非載置状態を検出すると正常であると判別し且つ前記経過時間が再判別用設定時間に達しても載置状態検出手段が被加熱物載置状態を検出する状態が継続している場合は異常であると判別する異常判別処理を実行する。
つまり、載置状態継続時間が載置状態継続異常判別用設定時間に達すると、報知手段により、載置部から被加熱物を上げることを促す案内情報を報知させるようにすることにより、使用者に載置部から被加熱物を上げさせるようにすることが可能となる。
そして、使用者が、報知手段による案内情報の報知に基づいて載置部から被加熱物を上げると、載置状態検出手段が正常であれば、載置状態検出手段により被加熱物非載置状態が検出されることになり、被加熱物載置状態連続検出異常が発生している状態であると、載置状態検出手段は被加熱物載置状態を検出したままである。
前記再判別用設定時間としては、使用者が報知手段による案内情報の報知を知って、載置部から被加熱物を上げるのが十分に可能な時間、例えば、5分間程度に設定する。
そして、前記案内情報報知後の経過時間が再判別用設定時間に達するまでに載置状態検出手段が被加熱物非載置状態を検出すると正常であると判別し、且つ、前記経過時間が再判別用設定時間に達しても載置状態検出手段が被加熱物載置状態を検出する状態が継続している場合は異常であると判別するようにすることにより、載置状態検出手段が正常であるにも拘わらず被加熱物が前記載置状態継続異常判別用設定時間にわたって載置部に載置されていたことが原因で、被加熱物載置状態連続検出異常が発生していると誤って判別することを回避して、前述のような被加熱物載置状態連続検出異常を的確に判別することが可能になるのである。
従って、載置状態検出手段が異常な状態でのコンロの使用をより的確に回避することが可能となる。
第3特徴構成は、上記第2特徴構成に加えて、
前記制御手段は、前記異常対策処理としての前記異常判別処理を、前記載置状態継続時間が前記載置状態継続異常判別用設定時間に達し、且つ、点消火指令手段により前記バーナの点火指令が指令されたときに実行するように構成されている点を特徴とする。
即ち、制御手段は、前記異常対策処理としての前記異常判別処理を、前記載置状態継続時間が前記載置状態継続異常判別用設定時間に達し、且つ、点消火指令手段により前記バーナの点火指令が指令されたときに実行する。
つまり、前記異常対策処理としての前記異常判別処理を、前記載置状態継続時間が前記載置状態継続異常判別用設定時間に達するだけの条件で実行させるのではなく、点消火指令手段によりバーナの点火指令が指令される条件も満足した状態で実行させることにより、報知手段による前記案内情報の報知を使用者に確実に知らしめることが可能となるので、前記異常判別処理を、被加熱物が載置部から上げられない状態で実行されるのを回避して、被加熱物が載置部から上げられた状態で的確に実行させるようにすることが可能となるのである。
従って、被加熱物載置状態連続検出異常をより的確に判別することが可能となるので、載置状態検出手段が異常な状態でのコンロの使用をより的確に回避することが可能となる。
第4特徴構成は、上記第2又は第3特徴構成に加えて、
前記制御手段は、前記異常判別処理にて正常であると判別すると、前記報知手段に前記載置状態検出手段が正常であることを示す情報を報知させ、前記異常判別処理にて異常であると判別すると、再異常対策処理を実行するように構成されている点を特徴とする。
即ち、制御手段は、前記異常判別処理にて正常であると判別すると、報知手段に載置状態検出手段が正常であることを示す情報を報知させ、前記異常判別処理にて異常であると判別すると、再異常対策処理を実行する。
つまり、載置状態検出手段が正常である場合は、報知手段により、載置状態検出手段が正常であることを示す情報が報知されるので、使用者は載置状態検出手段が正常であることを知って安心してコンロを使用することができ、一方、載置状態検出手段が異常である場合は、再異常対策処理が実行されるので、載置状態検出手段が異常な状態でのコンロの使用を回避することが可能となる。
第5特徴構成は、上記第4特徴構成に加えて、
前記制御手段は、前記再異常対策処理として、前記点消火指令手段により前記バーナの点火指令が指令されても、前記バーナを消火状態に維持する消火状態維持処理を実行するように構成されている点を特徴とする。
即ち、被加熱物載置状態連続検出異常が発生しているときは、点消火指令手段によりバーナの点火指令が指令されても、バーナを消火状態に維持する消火状態維持処理が実行される。
つまり、被加熱物載置状態連続検出異常が発生しているときは、点消火指令手段により点火指令を指令しても、バーナは点火されない。
従って、載置部に被加熱物が載置されていないにも拘わらずバーナが点火されるのを回避することができるので、安全性を一層向上することができるようになった。
第6特徴構成は、上記第1〜第5特徴構成のいずれかに加えて、
前記制御手段は、前記載置状態検出手段の検出情報に基づいて、前記被加熱物非載置状態ではバーナの燃焼を停止させる又は燃焼量を低下させる燃焼抑制処理を実行するように構成されている点を特徴とする。
即ち、制御手段は、載置状態検出手段の検出情報に基づいて、被加熱物非載置状態ではバーナの燃焼を停止させる又は燃焼量を低下させる燃焼抑制処理を実行する。
つまり、点消火指令手段によりバーナの点火指令が指令されたときに載置状態検出手段にて被加熱物非載置状態が検出されている場合には、前記燃焼抑制処理として、バーナの点火を禁止する、即ち、バーナの燃焼を停止させる処理を実行させ、バーナの燃焼中に載置状態検出手段にて被加熱物非載置状態が検出された場合には、前記燃焼抑制処理として、バーナの燃焼を停止させる又は燃焼量を低下させる処理を実行させるようにした安全機能は、上述したように公知である。
そして、そのような公知の安全機能に、更に、被加熱物載置状態連続検出異常が発生している推定すると前記異常対策処理を実行するという安全機能を追加することにより、安全性を更に向上することができるようになる。
第7特徴構成は、上記第1〜第6特徴構成のいずれかに加えて、
前記制御手段は、電源スイッチがオンからオフに切り換えられたときに、前記載置状態検出手段が前記被加熱物載置状態を検出している場合には、前記制御手段にその作動用の電力を供給する電源手段からの電力供給を継続させ、且つ、前記載置状態検出手段が前記被加熱物非載置状態を検出している場合には、前記電源手段からの電力供給を停止させるように構成されている点を特徴とする。
即ち、制御手段は、電源スイッチがオンからオフに切り換えられたときに、載置状態検出手段が被加熱物載置状態を検出している場合には、制御手段に電源手段からの電力供給を継続させ、且つ、載置状態検出手段が被加熱物非載置状態を検出している場合には、電源手段からの電力供給を停止させる。
つまり、電源スイッチがオンからオフに切り換えられたときに、載置状態検出手段が被加熱物載置状態を検出している場合には、電源スイッチのオフ中も、載置状態継続時間の計測を継続するために、電源手段からの電力供給を継続させ、一方、電源スイッチがオンからオフに切り換えられたときに、載置状態検出手段が被加熱物非載置状態を検出している場合には、載置状態継続時間の計測を継続する必要がないので、電源手段からの電力供給を停止させる。
従って、消費電力を低減によりエネルギーコストを低減することが可能なようにしながら、載置状態検出手段が異常な状態でのコンロの使用を回避することが可能なようにすることができるようになった。
第8特徴構成は、上記第1〜第7特徴構成のいずれかに加えて、
前記載置状態検出手段が、
前記載置部に載置される被加熱物の底部が当接するのに伴って押し下げられて前記被加熱物載置状態を検出するための載置状態検出位置と、その載置状態検出位置よりも上方であって前記被加熱物非載置状態を検出するための非載置状態検出位置とにわたって上下動自在で、且つ、前記非載置状態検出位置に復帰付勢される上下可動部と、
その上下可動部が前記載置状態検出位置に位置する状態を検出することにより前記被加熱物載置状態を検出し、且つ、前記上下可動部が前記非載置状態検出位置に位置する状態を検出することにより前記被加熱物非載置状態を検出する検出部とを備えて構成されている点を特徴とする。
即ち、載置部に被加熱物を載置すると、その被加熱物の底部が上下可動部に当接して、上下可動部が非載置状態検出位置から載置状態検出位置に押し下げられ、それに伴って、検出部により、上下可動部が載置状態検出位置に位置する状態が検出されることにより、前記被加熱物載置状態が検出される。
一方、被加熱物を載置部から上げると、上下可動部がその上方への復帰付勢力により載置状態検出位置から非載置状態検出位置に復帰し、それに伴って、検出部により、上下可動部が非載置状態検出位置に位置する状態が検出されることにより、前記被加熱物非載置状態が検出される。
つまり、被加熱物が載置部に載置されたり載置部から上げられたりすることにより、上下可動部を載置状態検出位置と非載置状態検出位置とにわたって上下動させて、検出部により、上下可動部が載置状態検出位置に位置する状態と非載置状態検出位置に位置する状態とを検出させることにより、被加熱物載置状態と被加熱物非載置状態とを検出させるようにすることにより、例えば、光センサを用いて、非接触状態にて被加熱物載置状態と被加熱物非載置状態とを検出するように構成する場合に比べて、誤検出を抑制することが可能となって、被加熱物載置状態と被加熱物非載置状態とを適切に検出することが可能となる。
ところで、このように、載置状態検出手段を前記上下可動部と前記検出部とを備えて構成すると、例えば、被加熱物としての鍋等からあふれた煮汁により上下可動部が前記載置状態検出位置に位置したままで固着してしまって、被加熱物載置状態連続検出異常が生じる場合がある。
そして、そのように上下可動部が前記載置状態検出位置に位置したままで固着してしまうと、被加熱物が載置部から上げられても、検出部により被加熱物載置状態が検出される状態が継続することとなり、そして、その検出部により被加熱物載置状態が継続して検出されている載置状態継続時間が前記載置状態継続異常判別用設定時間に達すると、異常対策処理が実行されるので、載置状態検出手段が異常な状態でのコンロの使用を回避することが可能となる。
従って、被加熱物載置状態と被加熱物非載置状態とを適切に検出することができながら、載置状態検出手段が異常な状態でのコンロの使用を回避するが可能となる。
以下、図面に基づいて、本発明の実施の形態を説明する。
図1及び図2に示すように、ガスコンロは、3つのコンロバーナ1a,1b,1c、及び、グリルバーナ2を備えるグリル部3を備えたビルトインタイプのガスコンロにて構成されており、3つのコンロバーナ1a,1b,1cは標準バーナ1aと、小バーナ1bと、高火力バーナ1cとによって構成されている。
又、図1に示すように、グリル部3の燃焼排ガスを排気するためのグリル排気口4が形成され、ガラス製のトッププレート5にてガスコンロ上面が覆われており、このトッププレート5の上部に、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1cの夫々に対応して、夫々にて加熱する被加熱物(鍋など)を載置する載置部としての五徳6が載置支持されている。
又、トッププレート5の裏面側に、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1c夫々の火力、並びに、グリルバーナ2の点消火状態を表示する天面表示部70が、トッププレート5を通して視認可能なように設けられている。
又、図1及び図2に示すように、ガスコンロ前側面には、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1cとグリルバーナ2との点火及び消火や火力調節と各種の設定とを指令する手動操作部Sが設けられ、マイクロコンピュータを備えて各種の制御を実行するように構成された燃焼制御部H(制御手段の一例)が、その手動操作部Sにて指令された運転状態に基づいて、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1cとグリルバーナ2を制御するように構成されている。又、ガスコンロ前側面には自動復帰型の押し操作式の電源スイッチ40も設けられている。
図2に示すように、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1cの夫々には、点火プラグ7及び着火状態を検出する熱電対8が設けられており、グリルバーナ2は上面バーナ2aと左右一対の下面バーナ2b,2cとを備えた両面バーナにて構成されて、上面バーナ2a及び左右一対の下面バーナ2b,2cの夫々にも点火プラグ7及び着火状態を検出するための熱電対8等が備えられている。
又、標準バーナ1a及び高火力バーナ1cの夫々には、図2及び図3に示すように(但し、図3では標準バーナ1aについて示す)、五徳6に被加熱物が載置されている被加熱物載置状態と五徳6に被加熱物が載置されていない被加熱物非載置状態とを検出する載置状態検出手段としての載置状態検出部Dが設けられている。
この載置状態検出部Dは、五徳6に載置される被加熱物の底部が当接するのに伴って押し下げられて前記被加熱物載置状態を検出するための載置状態検出位置とその載置状態検出位置よりも上方であって前記被加熱物非載置状態を検出するための非載置状態検出位置とにわたって上下動自在で、且つ、前記非載置状態検出位置に復帰付勢される上下可動部9bを備えた伸縮機構9と、その上下可動部9bが前記載置状態検出位置に位置する状態を検出することにより前記被加熱物載置状態を検出し、且つ、上下可動部9bが前記非載置状態検出位置に位置する状態を検出することにより前記被加熱物非載置状態を検出する検出部としての被加熱物検出スイッチ10を備えて構成されている。
前記伸縮機構9について、説明を加えると、この伸縮機構9は、図3に示すように、ケーシングに対して固定された案内支持部9aに上下可動部9bをバネ(図示省略)にて上方に復帰付勢した状態で上下方向に移動自在に支持して構成されている。
そして、五徳6上に被加熱物が載置されていないときは、上下可動部9bが、復帰付勢力により、上端が五徳6における被加熱物を受け止める上端部よりも突出する状態の前記非載置状態検出位置に復帰する伸状態となり、五徳6上に被加熱物が載置されるに伴って、上下可動部9bが被加熱物の底部により押し下げられて前記載置状態検出位置に位置する縮状態となる。
前記被加熱物検出スイッチ10は、伸縮機構9の上下可動部9bが五徳6上に載置された被加熱物により押し下げられて前記載置状態検出位置に位置するとオンし、五徳6上に載置された被加熱物が上げられて上下可動部9bが上方に復帰して前記非載置状態検出位置に位置するとオフになるように設けられている。
つまり、被加熱物検出スイッチ10がオンの状態で、上下可動部9bが前記載置状態検出位置に位置する状態が検出されて前記被加熱物載置状態が検出され、被加熱物検出スイッチ10がオフの状態で、上下可動部9bが前記非載置状態検出位置に位置する状態が検出されて前記被加熱物非載置状態が検出される構成となっている。
更に、図2に示すように、前記小バーナ1bにも、標準バーナ1a高火力バーナ1c夫々と同様に、前記伸縮機構9が設けられている。
そして、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1cの夫々に対応する伸縮機構9の上下可動部9bの上端部内には、温度センサ11が設けられ、五徳6上に載置された被加熱物の底部が上下可動部9bの上端に当接した状態で、この温度センサ11により被加熱物の温度を検出するように構成されている。又、図示を省略するが、グリル部3には、グリル庫内の温度を検出する温度センサが設けられている。
前記標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1cとグリルバーナ2とへのガス供給構成について説明すると、図2に示すように、元ガス供給路12には元ガス電磁弁13が設けられ、この元ガス供給路12から、標準バーナ用分岐路14a、小バーナ用分岐路14b、高火力バーナ用分岐路14c、グリルバーナ用分岐路14dの4系統に分岐しており、グリルバーナ2へのグリルバーナ用分岐路14dは、さらに、上面バーナ用の分岐路と下面バーナ用分岐路とに分岐してそれらの分岐路には夫々、オリフィスof付きの流路15と開閉式電磁弁16を備えたバイパス路17が設けられている。そして、標準バーナ用分岐路14a、小バーナ用分岐路14b、高火力バーナ用分岐路14c、及び、グリルバーナ用分岐路14dの夫々には、ステッピングモータ19(図4参照)の駆動によってガス量を調整して前記各バーナの燃焼量(火力)を調整する流量制御弁18が備えられている。
この流量制御弁18は、図4に示すように、駆動源としてのステッピングモータ19と、このステッピングモータ19の回転操作をスライド移動操作に変更させるネジ送り式の移動操作機構20と、ガス通過用の挿通孔21が形成されたスライド閉子22と、複数のガス通過用の調整孔23を形成した流量調整板24等を備えて構成されている。そして、前記スライド閉子22と流量調整板24とによってガス量を変更可能な流量調整部25が構成されている。つまり、図4に示すようにガス流路を遮蔽する状態でスライド閉子22と流量調整板24とがバネ26によって圧接される状態で相対的にスライド自在に設けられ、ステッピングモータ19を駆動することでスライド閉子22をスライド移動させながら、図5に示すように、スライド閉子22に形成された挿通孔21が流量調整板24の調整孔23と重なり合う面積合計を変更させることで、バーナへのガス供給量を変更調整自在な構成となっている。尚、前記スライド閉子22のスライド移動量はスライド移動検出センサ27によって検出される構成となっている。
次に、前記手動操作部Sの構成について説明する。図1、図6及び図7に示すように、ガスコンロ前側面には、手動操作部Sとして、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1cの夫々に対応して、バーナ1a,1b,1cの点火指令を指令する点火指令状態とバーナ1a,1b,1cの消火指令を指令する消火指令状態とに切り換え自在な点消火指令手段としての人為操作式の点消火指令部28、バーナ1a,1b,1cの燃焼量(火力)の調節を指令する人為操作式の燃焼量調節操作部29、及び、調理の設定を指令する設定入力パネル50が設けられ、並びに、グリルバーナ2に対して、点火及び消火や火力調整を指令するための設定入力パネル60が設けられている。これら3つの点消火指令部28及び3つの燃焼量調節操作部29は同じ構成であるから、そのうちの標準バーナ1aに対する加熱状態調節部28を代表として構成を以下に説明し、他のものについては説明を省略する。又、設定入力パネル50及び設定入力パネル60は開閉式になっている。
図6及び図7に示すように、点火指令及び消火指令を指令する押し操作式の点消火スイッチ32がガスコンロの前面パネル38の内部に設けられ、前面パネル38に形成した挿通孔39を通して裏面側から挿通する状態で円筒状の回転操作部31が設けられている。そして、この回転操作部31は、その回転軸心方向の移動により、前記点消火スイッチ32を消火指令を指令する消火指令状態に操作する消火指令用に押し込み位置と、その押し込み位置よりも突出して点消火スイッチ32を点火指令を指令する点火指令状態に操作する点火指令用の突出位置とに切り換え自在に構成され、且つ、前記突出位置にて前記燃焼量を調整すべく回転操作自在に構成されている。
説明を加えると、回転操作部31は、押し操作される毎に回転軸心方向に移動して、図示しない位置保持機構によって、前面パネル38とほぼ面一になる押し込み位置と前方に突出する突出位置とに切り換え自在に構成され、回転操作部31が前記突出位置に切り換えられているときに、正転方向及び逆転方向の夫々にその軸心周りで回動操作可能となる ように構成されている。そして、この回転操作部31が押し込み位置に切り換えられるとそれに伴って点消火スイッチ32がOFF(オフ)状態となり、回転操作部31が突出位置に切り替えられるとそれに伴って点消火スイッチ32がON(オン)状態となるように連動して切り換わる構成となっている。図2に示すように、この点消火スイッチ32の切り換え信号は燃焼制御部Hに入力されており、燃焼制御部Hはこの点消火スイッチ32がON状態に切り換わると標準バーナ1aに対する点火作動を開始し、OFF状態に切り換わると標準バーナ1aの燃焼作動を停止するように構成されている。
つまり、前記回転操作部31及び点消火スイッチ32により、点消火指令部28が構成されている。
又、前記前面パネル38の内部には、回転操作部31の回転操作に伴ってパルス信号を出力するパルス発生手段としてのロータリーエンコーダ33が設けられている。つまり、このロータリーエンコーダ33の操作軸34に前記回転操作部31が一体回動自在に且つ軸心方向での相対移動を許容する状態で接続されている。このロータリーエンコーダ33は、回転操作部31の一方向への回転操作に伴って2つのパルス信号のうちの一方のパルス信号が他方のパルス信号より位相が進み、回転操作部31の他方向への回転操作に伴って前記他方のパルス信号が前記一方のパルス信号より位相が進む状態で、回転操作部31の回転操作に伴って互いに異なる位相の2つのパルス信号を出力するように構成されている。つまり、このロータリーエンコーダ33は、2つの出力端子を備えており、その2つの出力端子から上述したような位相の異なるパルス信号が出力される構成である。このようなロータリーエンコーダ33は周知のものであるから詳細な構成についての説明は省略する。
図8に示すように、前記前面パネル38の外面側において前記各回転操作部31の周囲には火力を表示する複数のLEDランプ35を並べる状態で火力を表示する前面火力表示部36が設けられている。この前面火力表示部36は複数のLEDランプ35をレベルメータとして用いて、回転操作部31にて設定された燃焼量(火力)の大きさを燃焼量の大きさに応じた数のLEDランプ35を点灯させて表示する構成となっている。この実施形態では、火力の大きさが最小火力から最大火力まで、標準バーナ1a及び高火力バーナ1cでは5段階に変更調整でき、小バーナ1cでは3段階に変更調整できる構成となっているので、標準バーナ1a及び高火力バーナ1cの夫々に対応する前面火力表示部36は、5個のLEDランプ35にて構成され、小バーナ1cに対応する前面火力表示部36は、3個のLEDランプ35にて構成されている。
つまり、標準バーナ1a及び高火力バーナ1cの夫々は、その燃焼量を5段階の設定燃焼量に調節できるように構成され、又、小バーナ1cは、その燃焼量を3段階の設定燃焼量に調節できるように構成されている。
図1及び図9に示すように、前記天面表示部70は、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1c夫々に対応する3個の天面火力表示部71と、グリルバーナ2に対応するグリル燃焼表示部73とから構成されている。
前記天面火力表示部71は、前面火力表示部36と同構成であり、複数のLEDランプ72をレベルメータとして用いて回転操作部31にて設定された燃焼量(火力)の大きさを燃焼量の大きさに応じた数のLEDランプ72を点灯させて表示する構成となっている。又、前記グリル燃焼表示部73は、1個のLEDランプ74から構成され、グリルバーナ2を点火させるとその燃焼状態をLEDランプ74を点灯させて表示する構成となっている。
そして、燃焼制御部Hは、図2に示すように、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1c夫々に対応するロータリーエンコーダ33にて発生するパルス信号に基づいて、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1c夫々に対する燃料供給量を調整するように標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1c夫々に対する流量制御弁18の作動を制御するよう構成されている。つまり、燃焼制御部Hは、ロータリーエンコーダ33から出力される前記パルス信号に基づいて、回転操作部31の回転操作方向並びに回転操作量を判別するとともに、その判別した回転操作方向並びに回転操作量に対応させて標準バーナ1a等の燃焼量を調整することになるが、そのとき、ロータリーエンコーダ33から出力される2つのパルス信号のデータを予め定めた設定単位時間毎に繰り返し読み込み、その読み込まれた前記2つのパルス信号のデータにおけるデータパターンに基づいて、回転操作部31の回転操作方向並びに回転操作量を判別するように構成されている。
つまり、前記回転操作部31及びロータリーエンコーダ33により、前記燃焼量調節操作部29が構成されている。
又、図2に示すように、燃焼制御部Hは、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1c夫々に対応するロータリーエンコーダ33にて発生するパルス信号に基づいて、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1c夫々の火力を標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1c夫々に対応する前面火力表示部36及び天面火力表示部71にて表示するように構成されている。
つまり、燃焼制御部Hは、前面火力表示部36及び天面火力表示部71を同様に制御するように構成され、例えば、標準バーナ1aに対応するロータリーエンコーダ33にて発生するパルス信号が火力3に対応する場合は、前面火力表示部36を構成するLEDランプ35を3個点灯させ、且つ、天面表示部71を構成するLEDランプ72を3個点灯させる。
又、図2に示すように、このガスコンロには各種情報を音声にて報知する報知手段としてのスピーカ37が備えられており、燃焼制御部Hは、各種情報をこのスピーカ37により報知させるように構成されている。
次に、図10に基づいて、電源手段としての電源41からの電力を前記燃焼制御部Hに供給するための構成について説明する。
前記電源スイッチ40がオンされると電源41からの電力を前記燃焼制御部Hに供給する電源制御部42が設けられている。
そして、燃焼制御部Hは、電源41から電力が供給される状態で、前記手動操作部Sにて指令された各種制御指令に基づいて、前記元ガス弁12、流量制御弁18及び点火プラグ7等の夫々に駆動信号を与えて夫々の作動を制御するように構成されている。
更に、燃焼制御部Hは、電源スイッチ40がオフされたときに、電源制御部42に電源保持信号OFFの指令を与えて、自己への電力の供給を停止させるように電源制御部42を作動させる状態と、電源制御部42に電源保持信号ONの指令を与えて、自己への電力の供給を継続させるように電源制御部42を作動させる状態とに切り換え可能なように構成されている。
次に、前記燃焼制御部Hの制御構成について説明を加える。
尚、本発明に係る制御は、前記標準バーナ1a及び前記高火力バーナ1cを対象にして実行するので、前記小バーナ1b及び前記グリルバーナ2を対象にした燃焼制御部Hの制御動作の説明は省略する。
又、標準バーナ1a及び高火力バーナ1c夫々を対象にした燃焼制御部Hの制御動作は同様であるので、以下では、標準バーナ1aを対象にした制御動作について説明して、高火力バーナ1cを対象にした制御動作の説明は省略する。
又、前記元ガス電磁弁13は、標準バーナ1a、小バーナ1b、高火力バーナ1c及びグリルバーナ2のうちの少なくとも一つに対応する点消火スイッチ32がON状態のときは開弁し、標準バーナ1a、小バーナ1b、高火力バーナ1c及びグリルバーナ2夫々に対応する点消火スイッチ32の全てがOFF状態のときは、閉弁状態に維持するので、以下の説明では、この元ガス電磁弁13の制御については説明を省略する。
詳細は後述するが、前記燃焼制御部Hは、載置状態検出部Dにより前記被加熱物載置状態が継続して検出されている載置状態継続時間T1(以下、単に載置状態継続時間T1と記載する場合がある)を計測し、その載置状態継続時間T1が載置状態継続異常判別用設定時間Ts1が達するまでの間は、点消火指令部28から点火指令が指令されたときに、載置状態検出部Dにより前記被加熱物載置状態が検出されていると、標準バーナ1aを点火させて燃焼させる通常燃焼制御を実行し、載置状態継続時間T1が載置状態継続異常判別用設定時間Ts1に達すると異常対策処理を実行するように構成されている。
又、前記燃焼制御部Hは、前記載置状態検出部Dの検出情報に基づいて、前記被加熱物非載置状態では標準バーナ1aの燃焼を停止させる又は燃焼量を低下させる燃焼抑制処理を実行するように構成されている。
以下、図11ないし図14に示すフローチャートに基づいて、前記燃焼制御部Hの制御動作を説明する。
先ず、図11及び図12に基づいて、メインの制御動作について説明する。
電源スイッチ40がオンされて、電源41から電力が供給されると(ステップ#1)、燃焼制御部Hは、被加熱物検出スイッチ10がON状態か否かを判別して(ステップ#2)、ON状態のときは、載置状態継続時間T1の計測を開始してから(ステップ#4)、OFF状態のときは載置状態継続時間T1をリセットしてから(ステップ#3)、被加熱物検出スイッチ10がON状態か否かを判別する(ステップ#5)。
燃焼制御部Hは、ステップ#5で被加熱物検出スイッチ10がON状態と判別し、ステップ#6で電源スイッチ40がON状態と判別し、ステップ#7で、点消火スイッチ32がOFF状態と判別している間は、載置状態継続時間T1の計測を継続し、ステップ#6で電源スイッチ40がOFF状態のときは、ステップ#19に移り、前面パネル38の電源ランプ(図示省略)を消灯させて、ステップ#20で被加熱物検出スイッチ10がON状態のときは、電源制御部42に電源保持信号ONの指令を与えて、自己への電力の供給を継続させて、電源スイッチ40がOFF状態の間も、被加熱物検出スイッチ10がON状態であると(ステップ#21,22)、載置状態継続時間T1の計測を継続する。
燃焼制御部Hは、ステップ#22で電源スイッチ40がON状態になると、ステップ#7に戻り、ステップ#7で、点消火スイッチ32がON状態か否かを判別し、点消火スイッチ32がOFF状態のときはステップ#5に戻り、ステップ#7で点消火スイッチ32がON状態のときは、ステップ#8で被加熱物検出スイッチ10がON状態か否かを判別する。
ステップ#8で被加熱物検出スイッチ10がOFF状態のときは、後述する消火中被加熱物無し制御を実行し(ステップ#40)、ステップ#8で被加熱物検出スイッチ10がON状態のときは、ステップ#9で、載置状態継続時間T1が載置状態継続異常判別用設定時間Ts1に達したか否かを判別し、達していないときは、後述する通常時燃焼制御を実行する(ステップ#50)。ちなみに、前記載置状態継続異常判別用設定時間Ts1は、例えば96時間に設定する。
つまり、前記燃焼制御部Hは、電源スイッチ40がOFF状態のときも、被加熱物検出スイッチ10がON状態のときは、電源制御部42に電源保持信号ONの指令を与えて、自己への電力の供給を継続させて、前記載置状態継続時間T1の計測を継続するように構成されている。
燃焼制御部Hは、ステップ#5で、被加熱物検出スイッチ10がOFF状態と判別すると、載置状態継続時間T1をリセットし(ステップ#23)、ステップ#24で、電源スイッチ40がON状態のときはステップ#7に移り、電源スイッチ40がOFF状態のときは、電源制御部42に電源保持信号OFFの指令を与えて、自己への電力の供給を停止させて(ステップ#25)、終了する。
又、燃焼制御部Hは、ステップ#20で、被加熱物検出スイッチ10がOFF状態と判別すると、載置状態継続時間T1及び後述する案内情報報知後経過時間T2をリセットし、電源制御部42に電源保持信号OFFの指令を与えて、自己への電力の供給を停止させて(ステップ#26,27)、終了する
燃焼制御部Hは、ステップ#9で、載置状態継続時間T1が載置状態継続異常判別用設定時間Ts1に達したと判別すると、点消火スイッチ32がON状態に切り換えられても標準バーナ1aを点火させずに消火状態に維持する消火状態維持処理を実行し、且つ、報知手段としてのスピーカ37に「鍋を上げてください」等の五徳6から被加熱物を上げることを促す案内情報を報知させて、その案内情報報知後の経過時間である前記案内情報報知後経過時間T2の計測を開始し、標準バーナ1aに対応する前面火力表示部36及び天面火力表示部71を同様に点滅させる(ステップ#10〜13)。
続いて、燃焼制御部Hは、前記案内情報報知後経過時間T2が前記再判別用設定時間Ts2に達するまでに、被加熱物検出スイッチ10がON状態からOFF状態になると(ステップ#14,15)、前記載置状態継続時間T1及び前記案内情報報知後経過時間T2をリセットし、前面火力表示部36及び天面火力表示部71を消灯させ、スピーカ37に、「センサーは正常です」等の載置状態検出部Dが正常であることを示す情報を報知させて(ステップ#28〜30)、ステップ#5に移る。ちなみに、前記再判別用設定時間Ts2は、例えば5分間に設定する。
そして、ステップ#5に移って、ステップ#5〜8にて、被加熱物検出スイッチ10がON状態、電源スイッチ40がON状態、点消火スイッチ32がON状態、被加熱物検出スイッチ10がON状態であり、ステップ#9で、載置状態継続時間T1が載置状態継続異常判別用設定時間Ts1に達していないと判別されると、後述する通常時燃焼制御が実行されて、標準バーナ1aが点火されることになる。
又、燃焼制御部Hは、前記案内情報報知後経過時間T2が前記再判別用設定時間Ts2に達しても、被加熱物検出スイッチ10のON状態が継続している場合は(ステップ#14,15)、点消火スイッチ32がON状態に切り換えられても標準バーナ1aを点火させずに消火状態に維持する消火状態維持処理を実行し、スピーカ37に、「故障が発生しました」等の異常情報を報知させ、並びに、標準バーナ1aに対応する前面火力表示部36及び天面火力表示部71を同様に点滅させて、異常が発生したことを報知する(ステップ#16〜18)。
続いて、ステップ#19で、前記電源ランプを消灯させて、被加熱物検出スイッチ10がON状態の間は、電源スイッチ40がOFF状態でも、電源制御部42に電源保持信号ONの指令を与えて自己への電力の供給を継続させて、載置状態継続時間T1の計測を継続し(ステップ#20〜22)、被加熱物検出スイッチ10がOFF状態になると(ステップ#20)、ステップ#26,27を実行して、載置状態継続時間T1及び案内情報報知後経過時間T2をリセットし、電源制御部42に電源保持信号OFFの指令を与えて、自己への電力の供給を停止させて、終了する。
又、ステップ#22で電源スイッチ40がON状態になると、ステップ#7に戻るが、前記案内情報報知後経過時間T2は前記再判別用設定時間Ts2を越えているので、以降の制御で標準バーナ1aが点火されることはない。
つまり、図11及び図12に示すフローチャートにおいて、ステップ#7で点消火スイッチ32がON状態であり且つステップ#8で被加熱物検出スイッチ10がON状態であり且つステップ#9で前記載置状態継続時間T1が前記載置状態継続異常判別用設定時間Ts1に達すると、前記異常対策処理として、ステップ#10〜15の一連の処理にて構成される異常判別処理が実行される構成となっている。
つまり、燃焼制御部Hは、前記異常対策処理としての前記異常判別処理を、前記載置状態継続時間T1が前記載置状態継続異常判別用設定時間Ts1に達し、且つ、点消火指令部28により標準バーナ1aの点火指令が指令されたときに実行するように構成されている。
又、燃焼制御部Hは、前記異常対策処理として、前記載置状態継続時間T1が前記載置状態継続異常判別用設定時間Ts1に達すると、前記スピーカ37に五徳6から被加熱物を上げることを促す案内情報を報知させて、その案内情報報知後の経過時間T2が再判別用設定時間Ts2に達するまでに載置状態検出部Dが前記被加熱物非載置状態を検出すると正常であると判別し且つ前記経過時間T2が前記再判別用設定時間Ts2に達しても載置状態検出部Dが前記被加熱物載置状態を検出する状態が継続している場合は異常であると判別する異常判別処理を実行するように構成されている。
そして、燃焼制御部Hは、前記異常判別処理にて正常であると判別すると、スピーカ37に載置状態検出部が正常であることを示す情報を報知させ(前記ステップ#30)、前記異常判別処理にて異常であると判別すると、再異常対策処理を実行するように構成されている。
そして、燃焼制御部Hは、前記再異常対策処理として、点消火指令部28により標準バーナ1aの点火指令が指令されても、標準バーナ1aを消火状態に維持する消火状態維持処理を実行するように構成されている。
つまり、前記再異常対策処理が、ステップ#16〜18の一連の処理にて構成される。
又、燃焼制御部Hは、被加熱物検出スイッチ10がON状態の間、即ち、載置状態検出部Dにより前記被加熱物載置状態が継続して検出されている間は、電源スイッチ40がOFF状態に切り換えられても、電源制御部42に電源保持信号ONの指令を与えることにより自己への電力の供給を継続させて、載置状態継続時間T1の計測を継続するように構成されている。
又、燃焼制御部Hは、被加熱物検出スイッチ10がOFF状態になると、即ち、載置状態検出部Dにより前記被加熱物非載置状態が検出されると、次に電源スイッチ40がオンからオフに切り換えられると、電源制御部42に電源保持信号OFFの指令を与えて、自己への電力の供給を停止させるように構成されている。
つまり、燃焼制御部Hは、電源スイッチがオンからオフに切り換えられたときに、載置状態検出部Dが前記被加熱物載置状態を検出している場合には、燃焼制御部Hにその作動用の電力を供給する電源41からの電力供給を継続させ、且つ、載置状態検出部Dが前記被加熱物非載置状態を検出している場合には、電源41からの電力供給を停止させるように構成されている。
次に、図13に基づいて、前記消火中被加熱物無し時制御について、説明を加える。
燃焼制御部Hは、点消火スイッチ32がOFF状態からON状態に切り換えられたときに、被加熱物検出スイッチ10がOFF状態の場合は(ステップ#7,8)、点消火スイッチ32がON状態であることによる点火指令を無効にして、標準バーナ1aの消火状態を維持し、スピーカ37により、五徳6に被加熱物を載置することを促す案内情報(例えば、「鍋を置いて下さい」の如き案内情報)を報知させ、標準バーナ1aに対応する前面火力表示部36及び天面火力表示部71を同様に点滅させて(ステップ#41〜43)、図11に示すメインのフローチャートのステップ#7に戻って、再び、点消火スイッチ32がON状態か否かを判別する。
つまり、上述のように、標準バーナ1aの消火中に点消火スイッチ32がOFF状態からON状態に切り換えられたときに、被加熱物検出スイッチ10がOFF状態の場合は、点火処理を実行せずに標準バーナ1aを消火状態に維持する処理は、前記燃焼抑制処理に相当する。
次に、図14に基づいて、前記通常時燃焼制御について、説明を加える。
燃焼制御部Hは、前記通常時燃焼制御では、先ず、流量制御弁18を開弁させ、点火プラグ7に駆動信号を与えて点火作動させることにより、標準バーナ1aを点火させる点火処理を行い(ステップ#51)、点消火スイッチ32がON状態で且つ被加熱物検出スイッチ10がON状態の間は、ロータリーエンコーダ33から出力される前記パルス信号に応じた段階の火力に対応する燃焼量になるように流量制御弁18の開度を調節することにより、燃焼量調節処理を行いながら標準バーナ1aの燃焼を継続させる(ステップ#52〜54)。
又、燃焼制御部Hは、上述のように、標準バーナ1aを燃焼させている間に、点消火スイッチ32がON状態からOFF状態に切り換えられると(ステップ#52)、消火処理を実行して(ステップ#59)、図11に示すメインのフローチャートのステップ#7に戻って、再び、点消火スイッチ32がON状態か否かを判別する。
更に、燃焼制御部Hは、上述のように、標準バーナ1aを燃焼させている間に、被加熱物検出スイッチ10がOFF状態になると(ステップ#53)、直ちに、標準バーナ1aの燃焼量を前記5段階の火力のうちの最下段の火力1よりも1段上の火力2に対応する不存在時燃焼量に低下させるように流量制御弁18の開度を調節し、標準バーナ1aに対応する前面火力表示部36及び天面火力表示部71を同様に点滅させることにより、五徳6に被加熱物が載置されていない状態で標準バーナ1aが燃焼しているという異常状態であることを報知する(ステップ#55,56)。
つまり、標準バーナ1aの燃焼中に被加熱物検出スイッチ10がOFF状態になると、直ちに標準バーナ1aの燃焼量を不存在時燃焼量に低下させる処理は、前記燃焼抑制処理に相当する。
続いて、燃焼制御部Hは、標準バーナ1aの燃焼中に被加熱物検出スイッチ10がOFF状態になった後の経過時間T3が不存在判別用設定時間Ts3に達するまでは、被加熱物検出スイッチ10のOFF状態が継続し且つ点消火スイッチ32のON状態が継続している間は、標準バーナ1aの燃焼量を前記不存在時燃焼量に低下させている状態を継続し(ステップ#52,53,55〜57)、その間において、被加熱物検出スイッチ10がON状態になると(ステップ#53)、ロータリーエンコーダ33から出力される前記パルス信号に応じた段階の火力に対応する燃焼量になるように流量制御弁18の開度を調節することにより、燃焼量調節処理を行った後(ステップ#54)、ステップ#52に戻って、そのステップ#52以降の処理を実行する。
又、燃焼制御部Hは、前記経過時間T3が不存在判別用設定時間Ts3に達しても、被加熱物検出スイッチ10のOFF状態が継続している場合は(ステップ#57)、点消火スイッチ32がON状態であることによる点火指令を無効にして、消火処理を実行して(ステップ#58,59)、図11に示すメインのフローチャートのステップ#7に戻って、再び、点消火スイッチ32がON状態か否かを判別する。
ちなみに、前記不存在判別用設定時間Ts3は、例えば60秒に設定する
〔別実施形態〕
次に別実施形態を説明する。
(イ) 前記異常対策処理の具体的な形態は、上記の実施形態において例示した形態に限定されるものではない。
例えば、点消火指令部28から点火指令が指令されても、バーナ1a,1cを点火させずに消火状態に維持する消火維持処理を実行する形態や、報知手段によりコンロの使用を停止することを促す情報を報知させるコンロ停止情報報知処理を実行する形態を採用することが可能である。
(ロ) 上記の実施形態においては、燃焼制御部Hを、電源スイッチ40がOFF状態のときも、載置状態検出部Dの計測情報を監視して、被加熱物載置状態を検出しているときは、前記載置状態継続時間T1の計測を継続するように構成する場合について例示したが、電源スイッチ40がOFF状態のときは前記載置状態継続時間T1の計測を中断して、電源スイッチ40がON状態のときに前記載置状態継続時間T1の計測を行うように構成しても良い。
その場合、前記載置状態継続時間T1の記憶用等のために前記燃焼制御部Hに備えさせるメモリが揮発性のメモリのときは、電源スイッチ40がOFF状態のときも前記載置状態継続時間T1を記憶し続けるために、前記燃焼制御部Hを、電源制御部42に電源保持信号ONの指令を与えて自己への電力の供給を継続させるよう構成する。
(ハ) 前記燃焼制御部Hに不揮発性のメモリを備えさせても良い。
この場合、燃焼制御部Hは、電源スイッチ40がOFF状態に切り換えられると電源制御部42に電源保持信号OFFの指令を与えて、自己への電力の供給を停止させると共に、載置状態継続時間T1の計測を中断し、次に、電源スイッチ40がON状態に切り換えられたときに、載置状態検出部Dにより前記被加熱物載置状態が検出されていると、メモリに記憶している時間に加算する状態で載置状態継続時間T1の計測を再開するように構成する。
(ニ) 前記載置状態検出部Dを、上記の実施形態の如き上下可動部9bと検出部とを備えて構成する場合、検出部は、被加熱物検出スイッチ10に限定されるものではない。
例えば、前記上下可動部9bの両横側方に振り分けて配置した磁石とリードスイッチ、及び、前記上下可動部9bが押し下げられると前記磁石と前記リードスイッチとの間に位置し且つ前記上下可動部9bが上方に復帰すると前記磁石と前記リードスイッチとの間から退出するように前記上下可動部9bに取り付けた磁性体にて構成することが可能である。
又、前記載置状態検出部Dの具体構成は、上記の実施形態の如き上下可動部9bと検出部とを備えて構成する場合に限定されるものではない。例えば、載置部上の被加熱物の有無により投射光が反射されるか否かにより被加熱物載置状態か被加熱物非載置状態かを検出するように構成された反射型の光センサ、あるいは、載置部上の被加熱物の有無により投射光が遮蔽されるか否かにより被加熱物載置状態か被加熱物非載置状態かを検出するように構成されたフォトインタラプタ型の光センサにて構成することが可能である。
(ホ) 前記報知手段の具体構成としては、上記の実施形態において例示したスピーカ37に限定されるものではない。
例えば、前記案内情報を表示する表示装置や、ブザー、ランプ等にて構成することが可能である。又、スピーカ37、表示装置、ブザー及びランプのうちの複数を用いて構成しても良い。
コンロの斜視図 コンロの制御構成を示すブロック図 コンロのバーナ付近の縦断面図 流量制御弁の構成を示す図 流量制御弁の要部を示す図 点消火指令部及び燃焼量調節操作部の構成を示す図 点消火指令部及び燃焼量調節操作部の操作状態を説明する図 前面火力表示部を示す図 天面表示部を示す図 燃焼制御部への作動用電力の供給構成を示す図 制御動作のフローチャートを示す図 制御動作のフローチャートを示す図 制御動作のフローチャートを示す図 制御動作のフローチャートを示す図
符号の説明
1a,1c バーナ
6 載置部
9b 上下可動部
10 検出部
28 点消火指令手段
37 報知手段
40 電源スイッチ
41 電源手段
D 載置状態検出手段
H 制御手段

Claims (8)

  1. バーナにて加熱する被加熱物を載置する載置部に被加熱物が載置されている被加熱物載置状態と前記載置部に被加熱物が載置されていない被加熱物非載置状態とを検出する載置状態検出手段が設けられたコンロであって、
    前記載置状態検出手段により前記被加熱物載置状態が継続して検出されている載置状態継続時間が載置状態継続異常判別用設定時間に達すると異常対策処理を実行する制御手段が設けられているコンロ。
  2. 前記制御手段は、前記異常対策処理として、
    前記載置状態継続時間が前記載置状態継続異常判別用設定時間に達すると、報知手段にて前記載置部から被加熱物を上げることを促す案内情報を報知させて、その案内情報報知後の経過時間が再判別用設定時間に達するまでに前記載置状態検出手段が前記被加熱物非載置状態を検出すると正常であると判別し且つ前記経過時間が前記再判別用設定時間に達しても前記載置状態検出手段が前記被加熱物載置状態を検出する状態が継続している場合は異常であると判別する異常判別処理を実行するように構成されている請求項1記載のコンロ。
  3. 前記制御手段は、前記異常対策処理としての前記異常判別処理を、前記載置状態継続時間が前記載置状態継続異常判別用設定時間に達し、且つ、点消火指令手段により前記バーナの点火指令が指令されたときに実行するように構成されている請求項2記載のコンロ。
  4. 前記制御手段は、前記異常判別処理にて正常であると判別すると、前記報知手段に前記載置状態検出手段が正常であることを示す情報を報知させ、前記異常判別処理にて異常であると判別すると、再異常対策処理を実行するように構成されている請求項2又は3記載のコンロ。
  5. 前記制御手段は、前記再異常対策処理として、前記点消火指令手段により前記バーナの点火指令が指令されても、前記バーナを消火状態に維持する消火状態維持処理を実行するように構成されている請求項4記載のコンロ。
  6. 前記制御手段は、前記載置状態検出手段の検出情報に基づいて、前記被加熱物非載置状態ではバーナの燃焼を停止させる又は燃焼量を低下させる燃焼抑制処理を実行するように構成されている請求項1〜5のいずれか1項に記載のコンロ。
  7. 前記制御手段は、電源スイッチがオンからオフに切り換えられたときに、前記載置状態検出手段が前記被加熱物載置状態を検出している場合には、前記制御手段にその作動用の電力を供給する電源手段からの電力供給を継続させ、且つ、前記載置状態検出手段が前記被加熱物非載置状態を検出している場合には、前記電源手段からの電力供給を停止させるように構成されている請求項1〜6のいずれか1項に記載のコンロ。
  8. 前記載置状態検出手段が、
    前記載置部に載置される被加熱物の底部が当接するのに伴って押し下げられて前記被加熱物載置状態を検出するための載置状態検出位置と、その載置状態検出位置よりも上方であって前記被加熱物非載置状態を検出するための非載置状態検出位置とにわたって上下動自在で、且つ、前記非載置状態検出位置に復帰付勢される上下可動部と、
    その上下可動部が前記載置状態検出位置に位置する状態を検出することにより前記被加熱物載置状態を検出し、且つ、前記上下可動部が前記非載置状態検出位置に位置する状態を検出することにより前記被加熱物非載置状態を検出する検出部とを備えて構成されている請求項1〜7のいずれか1項に記載のコンロ。
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