JP4404745B2 - コンロ - Google Patents
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そのバーナの作動を制御する燃焼制御手段とが設けられたコンロに関する。
そして、このようなコンロにおいて、鍋振り調理が行われると、その鍋振り調理が行われていることを判別して自動的に鍋振り用加熱条件にてバーナの作動を制御するように構成することが行われている。
そして、被加熱物を載置部から上げると被加熱物温度検出手段が被加熱物から離間して、被加熱温度検出手段がバーナの火炎により直接加熱されることになって、被加熱物温度検出手段の検出温度が急激に高くなるので、そのような被加熱物温度検出手段の検出温度の変動を検出することにより、鍋振り調理が行われているか否かを判別するように構成していた(例えば、特許文献1参照。)。
従って、鍋振り調理が行われているか否かの判別を正確に行い難いことから、鍋振り調理が行われているにも拘らず、鍋振り調理が行われていないと判別されて、鍋振り用加熱条件にてバーナの作動が制御されない場合があり、鍋振り調理を適切に行い難いという問題があった。
そのバーナの作動を制御する燃焼制御手段とが設けられたものであって、
第1特徴構成は、前記載置部に被加熱物が載置されている被加熱物載置状態と前記載置部に被加熱物が載置されていない被加熱物非載置状態とを検出する載置状態検出手段が設けられ、
前記燃焼制御手段は、前記バーナの燃焼中において前記載置状態検出手段の検出情報に基づいて鍋振り調理が行われているか否かを判別し、且つ、その鍋振り調理が行われていると判別したときは鍋振り用加熱条件にて前記バーナの作動を制御するように構成され、
前記燃焼制御手段は、前記載置状態検出手段により前記被加熱物載置状態から前記被加熱物非載置状態に変化したことを検出する回数、又は、前記載置状態検出手段により前記被加熱物非載置状態から前記被加熱物載置状態に変化したことを検出する回数が鍋振り判別用設定回数に達するまでの時間が鍋振り判別用設定時間以内である場合には、前記鍋振り調理が行われていると判別するように構成されている点を特徴とする。
従って、鍋振り調理が行われているにも拘らず、鍋振り調理が行われていないと判別されて鍋振り用加熱条件にてバーナの作動が制御されないといった不都合の発生を抑制することが可能となるので、鍋振り調理を適切に行い得るコンロを提供することができるようになった。
例えば、煮物調理等においては、鍋等の被加熱物内の加熱対象物の加熱状態の確認等のために、比較的長い時間にわたって被加熱物が載置部から移動される場合があるが、このように単発的に比較的長い時間にわたって被加熱物が載置部から移動される状態となっても、鍋振り調理が行われていると判別されることがないようにすることが可能となる。
従って、鍋振り調理が行われていることを正確に判別するために好適な手段を提供することができる。
前記燃焼制御手段は、前記鍋振り調理が行われていないと判別している状態での前記バーナの燃焼中に、前記載置状態検出手段により前記被加熱物非載置状態が検出されると、直ちに燃焼を停止させる又は火力を低下させるように前記バーナの作動を制御するように構成され、
前記鍋振り用加熱条件として、前記載置状態検出手段により前記被加熱物非載置状態が検出されてから待機用設定時間が経過するまでは燃焼状態を維持し、且つ、前記待機用設定時間が経過しても前記被加熱物載置状態が検出されないときは、燃焼を停止させる又は火力を低下させるように前記バーナの作動を制御する条件が設定されている点を特徴とする。
又、燃焼制御手段により鍋振り調理が行われていると判別された状態で、載置状態検出手段により被加熱物非載置状態が検出されると、燃焼制御手段により、載置状態検出手段にて被加熱物非載置状態が検出されてから待機用設定時間が経過するまでは燃焼状態を維持し、且つ、待機用設定時間が経過しても被加熱物載置状態が検出されないときは燃焼を停止させる又は火力を低下させるようにバーナの作動が制御される。
従って、載置部に被加熱物が載っていない状態でのバーナの燃焼炎により使用者に不安感や驚きを感じさせることを極力回避しながら、比較的高温に被加熱物を加熱する状態で行うのが好ましい鍋振り調理を適切に行うことができるようになった。
前記載置部に載置された被加熱物の温度を検出する被加熱物温度検出手段が設けられ、
前記燃焼制御手段は、前記鍋振り調理が行われていないと判別している状態での前記バーナの燃焼中に、前記被加熱物温度検出手段の検出温度が通常時過熱防止用設定温度に達すると前記バーナを消火させるように前記バーナの作動を制御するように構成され、
前記鍋振り用加熱条件として、前記被加熱物温度検出手段の検出温度が前記通常時過熱防止用設定温度よりも高い鍋振り時過熱防止用設定温度に達すると前記バーナを消火させる条件が設定されている点を特徴とする。
又、燃焼制御手段により鍋振り調理が行われていると判別されている状態で、被加熱物温度検出手段の検出温度が前記通常時過熱防止用設定温度よりも高い鍋振り時過熱防止用設定温度に達すると、燃焼制御手段により、バーナを消火させるようにバーナの作動が制御される。
又、鍋振り調理は、鍋振り調理以外の調理に比べて、比較的高温に被加熱物を加熱する状態で行われるものであり、又、鍋振り調理において載置部から被加熱物が上げられると、被加熱物温度検出手段がバーナの火炎により加熱され易いものであるが、鍋振り時過熱防止用設定温度が前記通常過熱防止用設定温度よりも高い温度に設定されているので、鍋振り調理を、過熱を防止し且つ不必要にバーナが消火されるのを防止しながら、被加熱物をより高温に加熱する状態で適切に行うことが可能となる。
従って、鍋振り調理及び鍋振り調理以外の調理の夫々を、鍋振り調理の方がより高温の加熱を可能にしながら適切に行うことができるようになった。
前記載置状態検出手段が、
前記載置部に載置される被加熱物の底部が当接するのに伴って押し下げられて前記被加熱物載置状態を検出するための載置状態検出位置と、その載置状態検出位置よりも上方であって前記被加熱物非載置状態を検出するための非載置状態検出位置とにわたって上下動自在で、且つ、前記非載置状態検出位置に復帰付勢される上下可動部と、
その上下可動部が前記載置状態検出位置に位置する状態を検出することにより前記被加熱物載置状態を検出し、且つ、前記上下可動部が前記非載置状態検出位置に位置する状態を検出することにより前記被加熱物非載置状態を検出する検出部とを備えて構成されている点を特徴とする。
一方、被加熱物を載置部から上げると、上下可動部がその上方への復帰付勢力により載置状態検出位置から非載置状態検出位置に復帰し、それに伴って、検出部により、上下可動部が非載置状態検出位置に位置する状態が検出されることにより、前記被加熱物非載置状態が検出される。
即ち、前記載置状態検出手段を上下可動部と検出部とを備えて構成して、被加熱物が載置部に載せられたり載置部から上げられたりすることにより上下可動部を上下動させることに基づいて、被加熱物載置状態と被加熱物非載置状態とを検出するようにすることにより、光センサを用いて構成して、非接触状態にて被加熱物載置状態と被加熱物非載置状態とを検出するように構成する場合に比べて、誤検出を抑制することが可能となって、被加熱物載置状態と被加熱物非載置状態とを適切に検出することが可能となるのである。
従って、鍋振り調理が行われていることをより一層正確に判別するために好適な手段を提供することができる。
図1及び図2に示すように、ガスコンロは、3つのコンロバーナ1a,1b,1c、及び、グリルバーナ2を備えるグリル部3を備えたビルトインタイプのガスコンロにて構成されており、3つのコンロバーナ1a,1b,1cは標準バーナ1aと、小バーナ1bと、高火力バーナ1cとによって構成されている。
又、トッププレート5の裏面側に、標準バーナ1a、小バーナ1b及び高火力バーナ1c夫々の火力、並びに、グリルバーナ2の点消火状態を表示する天面表示部70が、トッププレート5を通して視認可能なように設けられている。
この載置状態検出部Dは、五徳6に載置される被加熱物の底部が当接するのに伴って押し下げられて前記被加熱物載置状態を検出するための載置状態検出位置とその載置状態検出位置よりも上方であって前記被加熱物非載置状態を検出するための非載置状態検出位置とにわたって上下動自在で、且つ、前記非載置状態検出位置に復帰付勢される上下可動部9bを備えた伸縮機構9と、その上下可動部9bが前記載置状態検出位置に位置する状態を検出することにより前記被加熱物載置状態を検出し、且つ、上下可動部9bが前記非載置状態検出位置に位置する状態を検出することにより前記被加熱物非載置状態を検出する検出部としての被加熱物検出スイッチ10を備えて構成されている。
つまり、被加熱物検出スイッチ10がON(オン)状態で、上下可動部9bが前記載置状態検出位置に位置する状態が検出されて前記被加熱物載置状態が検出され、被加熱物検出スイッチ10がOFF(オフ)状態で、上下可動部9bが前記非載置状態検出位置に位置する状態が検出されて前記被加熱物非載置状態が検出される構成となっている。
つまり、前記回転操作部31及び点消火スイッチ32により、点消火指令部28が構成されている。
前記天面火力表示部71は、前面火力表示部36と同構成であり、複数のLEDランプ72をレベルメータとして用いて回転操作部31にて設定された火力の大きさを火力の大きさに応じた数のLEDランプ72を点灯させて表示する構成となっている。又、前記グリル燃焼表示部73は、1個のLEDランプ74から構成され、グリルバーナ2を点火させるとその燃焼状態をLEDランプ74を点灯させて表示する構成となっている。
つまり、燃焼制御部Hは、前面火力表示部36及び天面火力表示部71を同様に制御するように構成され、例えば、標準バーナ1aに対応するロータリーエンコーダ33にて発生するパルス信号が火力3に対応する場合は、前面火力表示部36を構成するLEDランプ35を3個点灯させ、且つ、天面表示部71を構成するLEDランプ72を3個点灯させる。
尚、本発明に係る制御は、前記標準バーナ1a及び前記高火力バーナ1cを対象にして実行するので、前記小バーナ1b及び前記グリルバーナ2を対象にした燃焼制御部Hの制御動作の説明は省略する。
又、標準バーナ1a及び高火力バーナ1c夫々を対象にした燃焼制御部Hの制御動作は同様であるので、以下では、標準バーナ1aを対象にした制御動作について説明して、高火力バーナ1cを対象にした制御動作の説明は省略する。
又、前記元ガス電磁弁13は、標準バーナ1a、小バーナ1b、高火力バーナ1c及びグリルバーナ2のうちの少なくとも一つに対応する点消火スイッチ32がON状態のときは開弁し、標準バーナ1a、小バーナ1b、高火力バーナ1c及びグリルバーナ2夫々に対応する点消火スイッチ32の全てがOFF状態のときは、閉弁状態に維持するものであり、以下の説明では、この元ガス電磁弁13の制御については説明を省略する。
ちなみに、前記鍋振り判別用設定時間Ts3は、例えば10秒に設定され、前記鍋振り判別用設定回数nは、例えば3回に設定されている。
又、「被加熱物載置状態から被加熱物非載置状態に変化したこと」は、被加熱物が五徳6上に載っている状態から上げられたことに相当するので、以下では、「被加熱物載置状態から被加熱物非載置状態に変化したこと」を「鍋上げ」と記載する場合がある。
ちなみに、前記待機用設定時間Ts2は、例えば3秒に設定される。
ちなみに、前記通常ハイカット温度は、例えば275°C程度に設定され、前記高温ハイカット温度は、例えば315°C程度に設定される。
先ず、図10に基づいて説明する。
電源スイッチ40がオンされて、電源(図示省略)から電力が供給されると、燃焼制御部Hは、点消火スイッチ32がON状態か否かを判別し、点消火スイッチ32がON状態のときは、被加熱物検出スイッチ10がON状態か否かを判別する(ステップ#1〜3)。
ステップ#3で被加熱物検出スイッチ10がON状態のときは、流量制御弁18を開弁させ、点火プラグ7に駆動信号を与えて点火作動させることにより、標準バーナ1aを点火させる点火処理を行い、ロータリーエンコーダ33から出力される前記パルス信号に応じた段階の火力になるように流量制御弁18の開度を調節することにより、火力調節処理を行い、ハイカット温度を通常ハイカット温度に設定する(ステップ#4〜6)。
前記ハイカット温調処理を実行する条件は、温度センサ11の検出温度が、ハイカット温度に対して設定温度差(例えば15°C)低い温度に設定される維持用温度に達する条件である。
そして、前記ハイカット温調処理を実行する条件になると、ハイカット温調処理を実行し、そのハイカット温調処理では、温度センサ11の検出温度を前記維持用温度に維持すべく標準バーナ1aの火力を調節するように流量制御弁18の開度を調節し、温度センサ11の検出温度がハイカット温度に達すると、流量制御弁18を閉弁して標準バーナ1aを消火させる。
尚、前記ハイカット温調処理においては、前記ハイカット温度として通常ハイカット温度が設定されている場合は、その通常ハイカット温度が用いられ、前記ハイカット温度として前記高温ハイカット温度が設定されているときは、その高温ハイカット温度が用いられる。
又、燃焼制御部Hは、上述のようにステップ#7〜13の処理の実行により標準バーナ1aの燃焼を継続させている状態において、点消火スイッチ32がON状態からOFF状態に切り換えられると(ステップ#7)、流量制御弁18を閉弁することにより消火処理を行って(ステップ#18)、ステップ#1に戻る。
燃焼制御部Hは、ステップ#31で、被加熱物検出スイッチ10がON状態からOFF状態に変化した回数、即ち、鍋上げが検出された回数が鍋振り判別用設定回数nに達するまでの時間が鍋振り判別用設定時間Ts3以内であるか否か判別し、鍋振り判別用設定時間Ts3以内でないときは、鍋振り調理が行われていないと判別して、前記ハイカット温度を通常ハイカット温度に設定した後、直ちに、標準バーナ1aの火力を前記5段階の火力のうちの最下段の火力1よりも1段上の火力2の鍋上げ時火力に低下させるように流量制御弁18の開度を調節することにより、鍋上げ時火力低下処理を実行し、被加熱物検出スイッチ10がOFF状態になった後の経過時間T1が鍋上げ時消火判別用設定時間Ts1に達するまでは、被加熱物検出スイッチ10のOFF状態が継続し且つ点消火スイッチ32のON状態が継続している間は、火力調節操作部29により手動火力変更指令が指令されてもその火力変更指令を無効にして火力変更処理を実行しない状態で、且つ、ハイカット温調処理を実行する条件になるとハイカット温調処理を実行する状態で、標準バーナ1aの燃焼を継続する(ステップ#31〜38,7,8)。
又、燃焼制御部Hは、ステップ#31〜38,7,8の処理の実行により標準バーナ1aを燃焼させている状態で、被加熱物検出スイッチ10がOFF状態になった後の経過時間T1が鍋上げ時消火判別用設定時間Ts1に達しても、被加熱物検出スイッチ10のOFF状態が継続しているときは(ステップ#38)、消火処理を実行し、スピーカ37により、例えば、「安全装置が働きました」の如き警報を報知させることにより警報処理を実行し、点消火スイッチ32がON状態であることによる点火指令を無効にして(ステップ#39〜41)、メインのフローチャートのステップ#1に戻る。
ちなみに、前記鍋上げ時消火判別用設定時間Ts1は、例えば60秒に設定する。
次に別実施形態を説明する。
(イ) 前記燃焼制御部Hにより載置状態検出部Dの検出情報に基づいて鍋振り調理が行われているか否かを判別するための具体構成としては、上記の実施形態において例示した構成、即ち、載置状態検出部Dにより前記被加熱物載置状態から前記被加熱物非載置状態に変化したことを検出する回数が鍋振り判別用設定回数nに達するまでの時間が鍋振り判別用設定時間Ts3以内である場合には、前記鍋振り調理が行われていると判別する構成に限定されるものではない。
例えば、載置状態検出部Dにより前記被加熱物非載置状態から前記被加熱物載置状態に変化したことを検出する(即ち、被加熱物検出スイッチ10がOFF状態からON状態に変化した)回数が鍋振り判別用設定回数に達するまでの時間が鍋振り判別用設定時間以内である場合には、前記鍋振り調理が行われていると判別するように構成しても良い。
この場合は、前記鍋振り用加熱条件としては、前記載置状態検出部Dにより前記被加熱物非載置状態が検出されてから待機用設定時間Ts2が経過するまでは燃焼状態を維持し、且つ、前記待機用設定時間Ts2が経過しても前記被加熱物載置状態が検出されないときは、燃焼を停止させるバーナ1a,1cの作動を制御する条件に設定する。
例えば、前記上下可動部9bの両横側方に振り分けて配置した磁石とリードスイッチ、及び、前記上下可動部9bが押し下げられると前記磁石と前記リードスイッチとの間に位置し且つ前記上下可動部9bが上方に復帰すると前記磁石と前記リードスイッチとの間から退出するように前記上下可動部9bに取り付けた磁性体にて構成することが可能である。
6 載置部
9b 上下可動部
10 検出部
11 被加熱物温度検出手段
D 載置状態検出手段
H 燃焼制御部
Claims (4)
- 載置部に載置された被加熱物を加熱するバーナと、
そのバーナの作動を制御する燃焼制御手段とが設けられたコンロであって、
前記載置部に被加熱物が載置されている被加熱物載置状態と前記載置部に被加熱物が載置されていない被加熱物非載置状態とを検出する載置状態検出手段が設けられ、
前記燃焼制御手段は、前記バーナの燃焼中において前記載置状態検出手段の検出情報に基づいて鍋振り調理が行われているか否かを判別し、且つ、その鍋振り調理が行われていると判別したときは鍋振り用加熱条件にて前記バーナの作動を制御するように構成され、
前記燃焼制御手段は、前記載置状態検出手段により前記被加熱物載置状態から前記被加熱物非載置状態に変化したことを検出する回数、又は、前記載置状態検出手段により前記被加熱物非載置状態から前記被加熱物載置状態に変化したことを検出する回数が鍋振り判別用設定回数に達するまでの時間が鍋振り判別用設定時間以内である場合には、前記鍋振り調理が行われていると判別するように構成されているコンロ。 - 前記燃焼制御手段は、前記鍋振り調理が行われていないと判別している状態での前記バーナの燃焼中に、前記載置状態検出手段により前記被加熱物非載置状態が検出されると、直ちに燃焼を停止させる又は火力を低下させるように前記バーナの作動を制御するように構成され、
前記鍋振り用加熱条件として、前記載置状態検出手段により前記被加熱物非載置状態が検出されてから待機用設定時間が経過するまでは燃焼状態を維持し、且つ、前記待機用設定時間が経過しても前記被加熱物載置状態が検出されないときは、燃焼を停止させる又は火力を低下させるように前記バーナの作動を制御する条件が設定されている請求項1記載のコンロ。 - 前記載置部に載置された被加熱物の温度を検出する被加熱物温度検出手段が設けられ、
前記燃焼制御手段は、前記鍋振り調理が行われていないと判別している状態での前記バーナの燃焼中に、前記被加熱物温度検出手段の検出温度が通常時過熱防止用設定温度に達すると前記バーナを消火させるように前記バーナの作動を制御するように構成され、
前記鍋振り用加熱条件として、前記被加熱物温度検出手段の検出温度が前記通常時過熱防止用設定温度よりも高い鍋振り時過熱防止用設定温度に達すると前記バーナを消火させる条件が設定されている請求項1又は2記載のコンロ。 - 前記載置状態検出手段が、
前記載置部に載置される被加熱物の底部が当接するのに伴って押し下げられて前記被加熱物載置状態を検出するための載置状態検出位置と、その載置状態検出位置よりも上方であって前記被加熱物非載置状態を検出するための非載置状態検出位置とにわたって上下動自在で、且つ、前記非載置状態検出位置に復帰付勢される上下可動部と、
その上下可動部が前記載置状態検出位置に位置する状態を検出することにより前記被加熱物載置状態を検出し、且つ、前記上下可動部が前記非載置状態検出位置に位置する状態を検出することにより前記被加熱物非載置状態を検出する検出部とを備えて構成されている請求項1〜3のいずれか1項に記載のコンロ。
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