JPH07305168A - 基板の機械的脱離機構およびその機構を用いた脱離方法 - Google Patents

基板の機械的脱離機構およびその機構を用いた脱離方法

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JPH07305168A
JPH07305168A JP5931995A JP5931995A JPH07305168A JP H07305168 A JPH07305168 A JP H07305168A JP 5931995 A JP5931995 A JP 5931995A JP 5931995 A JP5931995 A JP 5931995A JP H07305168 A JPH07305168 A JP H07305168A
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Yasuyuki Shirai
泰幸 白井
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智明 長田
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Abstract

(57)【要約】 【目的】 基板を台から完全に脱離でき、かつ基板を水
平に修正する機械的脱離機構を提供することを目的とし
ている。 【構成】 昇降可能の円形台3に対して、基板1の下面
中央部と対向するピン2を設けると共に、下面外縁と対
向するリング9を設ける。支柱6を降下させると、ピン
2が円形台3の上面から突出し、次いでリング9が基板
1の下面外縁に作用して円形台3から離すように構成し
てある。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】この発明は、ベースに保持された
基板を機械的に脱離する機構に関する。より詳細には、
この発明は、残留電荷によって電極にクランプされたま
まの基板を機械的に脱離する機構に関する。さらに、こ
の発明は、基板機械的脱離機構を用いた脱離方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】従来、プラズマ処理装置、例えばドライ
エッチング装置において処理される基板、例えば半導体
ウエハを電極に保持するために、図9に示したような静
電チャック(または静電クランプ)が知られている。
【0003】図9において、101が円盤状の基板、1
02が基板101の中央部に対向させた基板上下用ピ
ン、103が台、104が電極、105が処理室、10
6が電極104を上下方向に昇降させるための支柱、1
07がフレームである。また、125は電極104の上
面周縁部のカバーである。
【0004】台103は、誘電体製あるいは誘電体の薄
膜をコーディングした金属製台である。従って誘電体に
蓄積した静電気による静電吸着力を利用して基板101
を電極104にクランプさせる。もし、基板101の裏
側に誘電体膜、例えばSiO2 膜が形成されているなら
ば、台103は金属製であっても静電吸着力によって基
板101を電極104にクランプできる。
【0005】支柱106を介して電極104を降下させ
ていくと、ピン102に連結した軸106aの下端にあ
るストッパ108がフレーム107に当る。さらに電極
104を降下させると、ピン102が台103の保持面
(図中上面)より突出するので、ピン102の突き上げ
によって基板101を台103から脱離させることがで
きる。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】前記の従来の基板脱離
機構においては、台103に残留した静電気のために、
ピン102で基板101を少し持ち上げると、基板10
1でピン102があたる部分は台103から少し離れ
る。しかし、ピン102の当たっていない部分、とくに
基板101のへりはいまだに台103にくっついてい
る。さらに、基板101を持ち上げると、図10に示し
たように基板101のへりの一部が台103にくっつい
たままで、基板101が上がる。いわゆる基板101が
片上りする。基板101を処理室105から取り出すた
めに、ピン102の突き上げを止めると基板101は斜
めに傾いたままとなる。基板101が斜めに傾いた状態
で、搬送ロボットのハンド30が基板101と台103
の間に入って、基板101をハンド30に乗せようとす
ると、4つのつめ31、31に沿って基板101が収ま
らない(点線で記した位置)。このようなアクシデント
によって基板101の受け渡しに支障が生じるという問
題点があった。もし、基板101の受け渡しの際に、基
板101が水平の体勢ならば、このようなアクシデント
は生じないであろう。
【0007】この発明は、前記の如くの問題点に鑑みて
なされたもので、基板101を台103から完全に離脱
しかつ水平の体勢に修正できるようにした基板の機械的
脱離機構及びその機構を用いた脱離方法を提供すること
を目的としている。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記の目的を達成したこ
の発明は、ベースと、基板を保持するためにそのベース
上に配置された基板より小さい台と、その台から突き出
てくるピンと、その台の周囲に配置された基板のへりの
裏面と対向し昇降するリングとからなる基板の脱離機構
において、基板のへりと対向するリングの部分の厚み
は、台の厚みより薄くしてあり、さらに、ピンが基板を
持ち上げた後にリングが基板のへりを持ち上げるための
駆動手段を有している基板の機械的脱離機構である。
【0009】駆動手段は、ベースを昇降させるかまた
は、ピンとリングを一緒に昇降させる。ベースを昇降さ
せる駆動手段は、ベースを支える支柱につながったナッ
トと、そのナットと螺合しているネジと、そのネジを回
転させるモータと、フレームに当たってピンを持ち上げ
るためのストッパと、さらにリングを持ち上げるために
ベースの周囲に固定されたストッパを有する。ピンとリ
ングを一緒に昇降させる駆動手段は、ピンを持ち上げる
ためのストッパと、リングを持ち上げるためのストッパ
と、それらのストッパを持ち上げるプレートと、そのプ
レートのつながっているナットと、そのナットに螺合し
ているネジと、さらに、そのネジを回転させるモータを
有する。
【0010】また、別に前記の目的を達成したこの発明
は、ベースと、基板を保持するためにそのベース上に配
置された基板より小さい台と、その台から突き出てくる
ピンと、その台の周囲に配置された基板のへりの裏面と
対向し昇降するリングと、ここにおいて、基板のへりと
対向するリングの部分の厚みは、台の厚みより薄くして
あり、ピンを持ち上げるための駆動手段と、さらに、リ
ングを持ち上げるための駆動手段を有する基板の機械的
脱離機構である。
【0011】ピンの駆動手段は、ピンを持ち上げるため
のストッパと、そのストッパを持ち上げる円形プレート
と、そのプレートのつながっているナットと、そのナッ
トに結合しているネジと、さらに、そのネジを回転させ
るモータを有する。リングの駆動手段は、リングを持ち
上げるためのストッパと、そのストッパを持ち上げる馬
蹄形プレートと、そのプレートのつながっているナット
と、そのナットに結合しているネジと、さらに、そのネ
ジを回転させるモータを有する。
【0012】プラズマ処理用の基板の機械的脱離機構の
ベースは、電極である。さらに、静電吸着で基板を保持
する機構を備えた機械的脱離機構の台は、誘電体製また
は誘電体の薄膜をコーディングした金属製台である。
【0013】この機械的脱離機構のピンは、基板の中央
部を突き上げられるような位置にベース内に配置されて
いる。
【0014】さらに、前記の目的を達成したこの発明
は、ベースの台に保持された基板をピンで突き上げて、
基板を斜めに傾かせ、そして、ピンで基板を持ち上げな
がらリングで基板のへりを持ち上げていく脱離方法であ
る。
【0015】また、さらに、前記の目的を達成したこの
発明は、ベースの台に保持された基板をピンで突き上げ
て、基板を斜めに傾かせ、そして、ピンを固定しながら
リングで基板のへりを持ち上げていく脱離方法である。
【0016】この脱離方法では基板をピンで約1mm突き
上げるようにしてある。
【0017】
【作用】この発明の機械的脱離機構によれば、基板が置
かれた台のかどにくっついている基板のへりを離するた
めの力を、基板のへりに与えることができる。図11
は、ピン2で静電吸着された基板1を持ち上げて、基板
1が斜めに傾いた後に、上に持ち上げられているリング
9が基板1のへりに接触した状態を示す。この状態のも
とで、基板1に作用している力は、リング9の環状段部
9aと接触しているa点では、リング9が基板1のへり
を上に持ち上げる力F1、台3のかどと接触しているb
点では、台3に残留する静電気による静電吸着力F2、
ピン2と接触しているc点では、ピン2が基板1を上に
持ち上げる力F3、さらに、基板1の重心dで基板1の
重さWがある。これらの力が、基板1の脱離を通じて、
どのように基板1に作用するかということを、図12を
用いて説明する。
【0018】図12中(1)の段階では、c点でF3に
よって基板1を持ち上げているが、b点でF2の作用に
よって基板1は斜めに傾いている。ただし、この段階で
は、環状段部9aが基板1のへりと接触していないため
(図11)、a点でF1は、まだ、作用していない。こ
の段階で注目すべきことは、基板全体に作用していた静
電吸着力が、b点のみにしか作用していないことであ
る。b点のみに作用している静電吸着力F2を基板1か
ら取り除くことによって、基板1の脱離が達成される。
【0019】(2)の段階では、環状段部9aが基板1
のへりと接触して、a点でF1が作用する。ここで、こ
の発明にとって、基板1にF3が作用した後にa点でF
1が作用することが重要である。いいかえれば、基板1
の脱離には、ピン2で基板1を持ち上げた後にリング9
で基板1のへりを持ち上げることが重要である。なぜな
ら、図12に示すように、基板全体に均一に静電吸着が
作用している状態で、短時間に、ピン2とリング9が同
時に基板1を持ち上げると、基板1は飛び跳ねてしまう
からである。飛び跳ねた基板1が落下して、台3に衝突
して、基板1が割れてしまうことがある。また、(1)
の段階で、基板1が斜めに傾かせるために、台3の厚み
を環状段部9aの厚みよりも薄くすることが必要であ
る。台3の厚みと環状段部9aの厚みが同じだと、リン
グ9で基板1のへりを持ち上げなくとも、ピン2で基板
1を持ち上げると同じように基板1は飛び跳ねてしま
う。図14に示すように、ピン2で基板1を持ち上げる
と同時に、基板1のへりが環状段部9aに当たるため、
見かけ上、基板1のへりを環状段部9aで持ち上げるよ
うになるからである。したがって、基板1の飛びはねを
防止するために、環状段差の厚みは、台3の厚みよりも
薄くしなければならない。
【0020】(3)の段階で、b点で基板1にかかる静
電吸着力F2に抗して、F1とF3を基板1に作用させ
ながら、基板1を持ち上げていく(矢示35の方向)。
基板1を持ち上げていく間は、リング9(F1)とピン
2(F2)が同時に持ち上げ、さらにリング9(F1)
の持ち上げる速度とピン2(F2)の持ち上げる速度が
同じであるため、基板1は斜めに傾いたまま持ち上がっ
てくる。基板1のへりが台3のかど、すなわちb点を離
れた瞬間、基板1に作用していた静電吸着力F2は消滅
する。
【0021】(4)の段階で、基板1の重心d点に作用
していた基板1の重さWによって、斜めに傾いていた基
板1は、自然に、矢示36の方向に動く。この動きによ
って、基板1はすべてのピン2上に乗るため、基板1は
水平となる。基板1が水平になるとき、リング9から基
板1のへりが離れるため、基板1にF1は作用しない。
【0022】(3)の段階で別な方法にしたがって、基
板を台3から離脱させ、さらに、水平にすることができ
る。すなわち、ピン2の持ち上げを停止して、リング9
のみで基板1のへりを持ち上げていく方法である。この
方法によれば、c点が支点、a点が力点、そして、b点
が作用点としてはたらく、てこの原理によって、斜めに
傾いた基板1は、矢示36の方向に動き、そして、基板
1はすべてのピンに乗って水平となる。
【0023】
【実施例】以下、この発明を静電チャックで電極に保持
された基板を離脱させる実施例を図を参照して説明す
る。図1が好適な第一実施例の機械的脱離機構を示した
断面図である。この機械的脱離機構は、日電アネルバ社
製マルチチャンバドライエッチングシステム「ANEL
VA−4100」の平行平板形エッチング処理用チャン
バ5に組み込まれている。チャンバ5には、図示してい
ないエッチングガスをチャンバ5に導入するための管と
チャンバ5内を真空にするための真空ポンプの他に、半
導体ウエハ1を設置する電極4とそれに対向する電極4
0が供えつけられている。半導体ウエハ1を乗せる誘電
体製の円形台3が円形の電極4の上に配置されている。
円形台3は半導体ウエハ1よりも小さいので、半導体ウ
エハ1のへりが円形台3から飛び出している。円形台3
の周囲にはリング9が配置してある。リング9は、内側
に環状段部9aが形成されている。その環状段部9aの
一部は、円形台3から飛び出した半導体ウエハ1のへり
の裏面と対向している。リング9の外側に環状鍔9bが
形成されている。図2に示すように、その環状鍔9bの
裏面と電極4の外側に設けたストッパ10のヘッドの一
部が対向する。4本のストッパ10は、電極4の外側に
等間隔で配置されている。電極4には、プラズマを発生
するためのrf電源41と、可変直流電源42とrf電
源をカットするためのフィルタ44で成り立つ静電吸着
用電源45がつながっている。
【0024】円形台3の中央部に等間隔で4つの孔3a
が形成されている。この孔3aを通してピン2が電極4
から突出または没入する。ピン2で半導体ウエハを持ち
上げるためには、少なくとも3本のピンが必要である。
しかし、本実施例では、4本のピン2で基板1を持ち上
げる。4本のピン2は、孔3aに合わせて円形の支持プ
レート12上に立っている。支持プレート12の下側に
接続された軸6aは軸受11a、11bによって、上下
方向に摺動できるよう保持されている。軸6aの下端に
は、シリンダ14内のピストン33と接続している。加
圧流体(油または空気)をシリンダ14内に流出入させ
ることで、軸6aを、後述する支柱6の上下の動きとは
別に、独自に上下に動かすことができる。シリンダ14
の下端にはストッパ8が配置されている。ストッパ8
が、フレーム7に突き当たることで、軸6aが下がるの
を止める。
【0025】電極4の下側に支柱6が設けられている。
支柱6はチャンバ5の外側に突きで出いる。チャンバ5
の壁面と支柱6が接触する部分では、グリース46を介
して2つのOリング43、43が備え付けられているた
め、チャンバ5内を気密に保てると共に、支柱6は摺動
することができる。電極4の下側に設けた支柱6の側壁
には腕15が設けられている。腕15の先端にはナット
16が設けられている。ナット16は、フレーム7内に
設置したネジ17と螺合している。ネジ17をモータ1
8で回転することによって、支柱6が矢示19のように
昇降し、同時に電極4も支柱6と同方向に昇降する。
【0026】半導体ウエハ1を円形台3にクランプする
場合、ピン2の先端が円形台3の上面(クランプ面)を
出ないよう電極4の中央凹所4a内に没入させるてお
く。半導体ウエハ1をクランプしている状態では、スト
ッパ8はフレーム7に当たっていない。それとともに、
シリンダー14内のピストン33は、もっとも下側に移
動している。さらに、リング9の環状鍔9bの下面もス
トッパ10に当たっていない(図1)。
【0027】次に半導体ウエハ1の脱離の際の支柱6、
ピン2とリング9の動作を説明する。
【0028】(1)最初にモータ18を駆動させること
によって支柱6を降下させる。支柱6を降下させると、
ストッパ8がフレーム7に当たり、支柱6と同時に降下
していた軸6aの降下が停止する。さらに支柱6を降下
させると、相対的に軸6aが上昇する。軸6aの相対的
な上昇によって、ピン2は孔3aを通して円形台3の上
面に突出する。ピン2の先端の面と円形台3の上面が面
一の時、環状鍔9bとストッパ10との距離は約1mmで
ある。とくに、環状鍔9bとストッパ10との距離は1
mmに限定されない。しかし、この距離が0.5〜10mm
の範囲であっても、半導体半導体ウエハ1を水平の体勢
で完全に台3から離脱することができる。
【0029】(2)つぎに、さらに、支柱6を降下させ
ると環状鍔9bとストッパ10が接触する。このとき、
ピン2は円形台3の上面より約1mm突出している。この
時、円形台3に残留する静電気により半導体ウエハ1の
へりの一部が円形台3のかどにくっついたままとなって
いる。半導体ウエハ1は、図3に示すように斜めに傾い
た体勢となっている。
【0030】(3)また、さらに支柱6を降下させる
と、ピン2が1mmを越えて突出する。それとともに、図
3に示すように、ストッパ10に当たったリング9が浮
き上がってくる。浮き上がってくるリング9の環状段部
9aが、円形台3のがとにくっついていた半導体ウエハ
1のへりにぶつかる。さらに、リング9が浮き上がって
くると、円形台3のかどから半導体ウエハ1を引き離
し、持ち上げ、そして、半導体ウエハ1をすべてのピン
2に乗せる。半導体ウエハ1は図4に示したように円形
台3から完全に脱離し、水平の状態で保持される。
【0031】(4)続いて、図5に示すように、シリン
ダー14に加圧流体を矢印34の方向から供給して、軸
6aを矢示20の方向に持ち上げる。軸6aが持ち上げ
られると、ピン2が浮き上がっているリング9を越えて
突き出して、半導体ウエハ1はリング9の上に持ち上げ
られる。半導体ウエハ1とリング9の間に搬送ロボット
のハンド30が入り、半導体ウエハ1を4つのつめ31
の沿って収める。
【0032】残留電荷以外の原因でも、例えば振動でピ
ン2で持ち上げられた半導体ウエハ1がピン2から滑り
落ちたり、または、振動で台3からずれた半導体ウエハ
1が持ち上げられると半導体ウエハ1が斜めに傾くこと
がある。このようなトラブルでも、上記の方法で斜めに
傾いたウエハ1を水平の体勢に戻すことができる。
【0033】リング9は、金属製または絶縁材製でもよ
い。半導体ウエハ1に接する部分とストッパ10に接触
する部分の材質を異なるようにするために、図6(a)
に示したように、内周リング21aと外周リング21b
の別々の部材としてもよい。また、ピン2は、図6
(b)および(c)に示したように、先端に円形プレー
ト22を設けることもできる。
【0034】また、環状段部9aは、必ずしも環状であ
る必要はない。リング9の内側に少なくとも3個の突片
を等間隔で設けるようにしてもよい。環状段部9aで半
導体ウエハ1と接触する表面に凹凸を形成して、半導体
ウエハ1との接触面積を可及的に小さくしてもよい。
【0035】環状鍔9bは、必ずしも環状である必要は
ない。例えば、図7に示すようにリング9に4個(少な
くとも3個)の突片を外側に形成してもよい。この場
合、これらの各突片と対向させてストッパ10を設け
る。ストッパ10は、上記実施例ではチャンバー5の底
壁に立てたが、チャンバー5の側壁に設けてもよい。ま
た、ストッパ10は図6に示したように、円筒23であ
ってもよい。
【0036】第一実施例では、電極4を降下させて、相
対的にピン2およびリング9を上昇させていた。しか
し、電極4を固定して、ピン2およびリング9を上昇さ
せることもできる。
【0037】図7は、円形台3側をチャンバ5内に固定
し、ピン2およびリング9が昇降できるようにした好適
な第二実施例である。
【0038】ナット16につながったプレート26が、
ストッパ8と、ストッパ10に接続した昇降軸24の下
端に設けてある。ストッパ8、ストッパ10、プレート
26、ナット16、ネジ17およびモータ18で構成さ
れる駆動機構でピン2とリング9が昇降する。
【0039】モータ18を駆動してプレート26を上昇
させると、最初にストッパ8に当たり、ストッパ8を持
ち上げる。ストッパ8が持ち上がることで、ピン2が円
形台3より突出する。その途中で、プレート26は、昇
降軸24に当たり、昇降軸24を持ち上げている。ピン
2が円形台3より約1mm突出した時点で、持ち上げられ
ている昇降軸24につながっているストッパ10がリン
グ9の環状鍔9bに当たる。さらに、プレート26が上
昇すると、ピン2が突き当るとともに、リング9が浮き
上がる。引き続きプレート26の上昇を続行すると、リ
ング9の環状段部9aが傾いた半導体ウエハ1のへりに
当たり、そのへりを持ち上げ、そして半導体ウエハ1を
すべてのピン2に乗せる。このようにして、斜めに傾い
た半導体ウエハ1を水平の状態とすることができる。半
導体ウエハ1が水平になった後、第一実施例の(4)と
同様に、シリンダー14に加圧流体を供給して、半導体
ウエハ1をリング9の上に持ち上げる。昇降軸24のう
ちでチャンバ5の内側に円形ストッパ27が取り付けら
れている。このストッパ27は、プレート26が上昇す
るばあい、プレート26がストッパ8に当たった後に、
昇降軸24がプレート6に当たるようにするための役割
をはたす。
【0040】図15は、ピン2およびリング9が別々に
昇降できるようにした好適な第三実施例である。リング
9を持ち上げる独自の駆動機構が、第三実施例には追加
されている。その駆動機構は、ストッパ10、梅蹄形プ
レート52、ナット50、ネジ53およびモータ51で
構成されるている。ナット50につながった馬蹄形プレ
ート52が、ストッパ10に接続した昇降軸24の下端
に設けてある。図16に示されるように、円形プレート
26はストッパ8につながったピン2を、馬蹄形プレー
ト52はストッパ10を通してリング9をそれぞれ別個
に持ち上げることができる。
【0041】この第三実施例によれば、上記の方法で基
板を離脱することができるが、さらに別な離脱方法で
も、基板を離脱することができる。この別な離脱方法
は、リング9で半導体ウエハ1を持ち上げる際に、ピン
2は固定されていることが特徴である。 この別な脱離
方法によるピン2とリング9の動作を説明する。
【0042】(1)モータ18を駆動させて、ピン2を
円形台3の上面から約1mmほど突出させる。ピン2の突
出で、半導体ウエハ1のへりの一部が円形台3のかどに
くっついたまま、半導体ウエハ1は斜めに傾く。その
後、モータ18の駆動を停止して、ピン2の上昇を停止
する。
【0043】(2)つぎに、モータ51を駆動させて、
リング9を持ち上げる。持ち上げられている9の環状段
部9aが半導体ウエハ1のへりにあたり、半導体ウエハ
1のへりを円形台のかどから引き離す。さらに、環状段
部9aが半導体ウエハ1を持ち上げることで、半導体ウ
エハ1と接触しているピン2を支点として、斜めに傾い
ていた半導体ウエハ1が水平となる。半導体ウエハ1が
水平となった時点で、モータ51の駆動を停止して、リ
ング9の上昇を停止する。
【0044】(3)半導体ウエハ1をチャンバ5から取
り出すために、モータ18を駆動させて、半導体ウエハ
1をさらに持ち上げる。
【0045】この発明において、以上説明したきた作
用、すなわちピンが基板を持ち上げた後にリングが基板
のへりを持ち上げる作用が基板脱離に適用できる限りに
おいては、その他の条件はどのようなものであってもよ
い。静電吸着方式以外の基板保持方式、例えば真空吸着
方式であっても、または、米国特許4,990,229
および5,122,251に記載されているヘリコン波
プラズマ処理用チャンバであっても、この発明は応用で
きる。
【0046】
【発明の効果】以上に説明したように、この発明によれ
ば、基板を台から完全に離脱でき、かつ基板の受け渡し
前に基板を水平に修正できる効果がある。この結果、基
板の受け渡し時の支障をなくすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第一実施例の一部を省略した断面図
である。
【図2】同じく第一実施例の一部を省略した平面図であ
る。
【図3】同じく第一実施例で、ピンを上昇開始した状態
の一部を省略した断面図である。
【図4】同じく第一実施例で、リングが作用した状態の
一部を省略した断面図である。
【図5】同じく第一実施例で、基板の受け渡し時の状態
の一部を省略した断面図である。
【図6】この発明の他の実施例の図で、(a)リングの
一部断面図、(b)ピン部分の断面図、(c)同じく平
面図である。
【図7】この発明の他の実施例の、リングとストッパの
一部を省略した平面図である。
【図8】この発明の第二実施例の一部を省略した断面図
である。
【図9】従来の基板脱離機構の構成図である。
【図10】同じく従来の基板脱離機構の図で、ピンが作
用した状態の図である。
【図11】この発明の機械的脱離機構で、基板にピンと
リングが作用したときの基板に及ぼされる力の状態を示
す説明図である。
【図12】同じく基板が脱離するまでの基板に作用する
力を示す説明図である。
【図13】ピンとリングが同時に基板を持ち上げたとき
の基板に作用する力を示す説明図である。
【図14】台とリングの環状段部との厚さが同じもと
で、ピンで基板を持ち上げたときに基板に作用する力を
示す説明図である。
【図15】この発明の第三実施例の一部を省略した断面
図である。
【図16】この発明の第三実施例で図15中A−Aで切
られた断面図である。
【符号の説明】 1 基板 2 ピン 3 円形台 3a 孔 4 電極 4a 凹所 5 チャンバ 6 支柱 6a 軸 7 フレーム 8 ストッパ 9 リング 9a 環状段部 9b 環状鍔 10 ストッパ 11a、11b 軸受 12 プレート 14 シリンダー 15 腕 16 ナット 17 ネジ 18 モータ

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ベースと、基板を保持するためにそのベ
    ース上に配置された基板より小さい台と、その台の下か
    ら突き出てくるピンと、その台の周囲に配置された基板
    のへりの裏面と対向し昇降するリングとからなる基板の
    脱離機構において、基板のへりと対向するリング部分の
    厚みは、台の厚みより薄くしてあり、さらに、ピンが基
    板を持ち上げた後にリングが基板のへりを持ち上げるた
    めの駆動手段を備えたことを特徴とする基板の機械的脱
    離機構。
  2. 【請求項2】 駆動手段は、ベースを昇降させることを
    特徴とした請求項1記載の基板の機械的脱離機構。
  3. 【請求項3】 駆動手段は、ピンとリングを一緒に昇降
    させることを特徴とした請求項1記載の基板の機械的脱
    離機構。
  4. 【請求項4】 駆動手段は、ベースを支える支柱につな
    がったナットと、そのナットと螺合しているネジと、そ
    のネジを回転させるモータと、フレームに当たってピン
    を持ち上げるためのストッパと、リングを持ち上げるた
    めにベースの周囲に固定されたストッパを有することを
    特徴とした請求項1記載の基板の機械的脱離機構。
  5. 【請求項5】 駆動手段は、ピンを持ち上げるためのス
    トッパと、リングを持ち上げるためのストッパと、それ
    らのストッパを持ち上げるプレートと、そのプレートの
    つながっているナットと、そのナットに螺合しているネ
    ジと、さらに、そのネジを回転させるモータを有するこ
    とを特徴とした請求項1記載の基板の機械的脱離機構。
  6. 【請求項6】 ベースと、基板を保持するためにそのベ
    ース上に配置された基板より小さい台と、その台から突
    き出てくるピンと、その台の周囲に配置された基板のへ
    りの裏面と対向し昇降するリングと、前記、基板のへり
    と対向するリングの部分の厚みは、台の厚みより薄くし
    てあり、ピンを持ち上げるための駆動手段と、リングを
    持ち上げるための駆動手段を備えたことを特徴とする基
    板の機械的脱離機構。
  7. 【請求項7】 ピンの駆動手段は、ピンを持ち上げるた
    めのストッパと、そのストッパを持ち上げる円形プレー
    トと、そのプレートのつながっているナットと、そのナ
    ットに螺合しているネジと、そのネジを回転させるモー
    タとよりなることを特徴とした請求項6記載の基板の機
    械的脱離機構。
  8. 【請求項8】 リングの駆動手段は、リングを持ち上げ
    るためのストッパと、そのストッパを持ち上げる馬蹄形
    プレートと、そのプレートのつながっているナットと、
    そのナットに螺合しているネジと、そのネジを回転させ
    るモータとよりなることを特徴とした請求項6記載の基
    板の機械的脱離機構。
  9. 【請求項9】 ベースは、電極であることを特徴とした
    請求項1または6記載の基板の機械的脱離機構。
  10. 【請求項10】 台は、誘電体製または誘電体の薄膜を
    コーディングした金属製台であることを特徴とした請求
    項1または6記載の機械的脱離機構。
  11. 【請求項11】 ピンは、基板の中央部を突き上げられ
    るような位置にベース内に配置されていることを特徴と
    した請求項1または6記載の基板の機械的脱離機構。
  12. 【請求項12】 ベース上の台に保持された基板をピン
    で突き上げて、基板を斜めに傾かせ、ついでピンで基板
    を持ち上げながらリングで基板のへりを持ち上げること
    を特徴とする基板の機械的脱離機構を用いた脱離方法。
  13. 【請求項13】 ベース上の台に保持された基板をピン
    で突き上げて、基板を斜めに傾かせ、ついでピンを固定
    しながらリングで基板のへりを持ち上げることを特徴と
    する基板の機械的脱離機構を用いた脱離方法。
  14. 【請求項14】 基板をピンで約1mm突き上げることを
    特徴とした請求項12または13記載の基板の機械的脱
    離機構を用いた脱離方法。
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